研究者業績

木村 雅浩

キムラ マサヒロ  (Masahiro Kimura)

基本情報

所属
大阪樟蔭女子大学 健康栄養学部 健康栄養学科 教授
学位
医学博士(大阪大学)

J-GLOBAL ID
200901059037003991
researchmap会員ID
5000013302

学歴

 3

論文

 33
  • 68(8) 810-813 2020年8月1日  査読有り筆頭著者責任著者
  • 土屋翼, 川端康之, 打田良樹, 安藤真美, 木村雅浩, 浦千尋, 小菅久美子, 森田千尋, 籾谷真奈, 松元ちあき, 石蔵文信
    日本臨床栄養学会雑誌 39(1) 18-28 2017年4月  
    食用昆虫の安全性を検討するため微生物検査を行った。将来の安定供給を目指してコオロギの養殖法を検討するとともに、飼料の違いが与える栄養価への影響を検討した。さらに、昆虫食に関するアンケート調査を実施した。
  • 土屋翼, 川端康之, 安藤真美, 木村雅浩, 浦千尋, 森田千尋, 籾谷真奈, 石蔵文信
    日本臨床栄養学会雑誌 38(1) 23-30 2016年4月  査読有り
    昆虫の栄養学的意義を解明する一環として、クマゼミの栄養価を検討することを目的とした。さらに昆虫食に関する食経験や意識などについてのアンケート調査を併せて行った。
  • Kimura Masahiro, Shindo Mitsuno, Moriizumi Toshiyuki, Tagawa Noriko, Fujinami Aya, Kato Ikuo, Uchida Yoshiki
    Chemical and Pharmaceutical Bulletin 62(6) 586-590 2014年  査読有り筆頭著者
    Salusin-β has been detected in numerous mammalian tissues and has been shown to have various effects on the cardiovascular system. In this study, we showed that salusin-β exhibited potent antibacterial activity against Gram-positive microorganisms such as Bacillus subtilis NBRC 3513, Bacillus megaterium ATCC 19213, Staphylococcus aureus NBRC 12732, and Staphylococcus epidermidis NBRC 12933. A cytoplasmic membrane-depolarizing assay using the DiSC3(5) dye revealed that the addition of 4 nmol/mL of salusin-β caused the leakage of fluorescence dye from Staphylococcus aureus NBRC 12732. The antimicrobial potency and circular dichroism (CD) spectroscopy of five analogs related to salusin-β were examined to determine structure-function relationships in its N- and C-terminal regions. The results obtained suggest that the N-terminal sequences of the salusin-β molecule are important for the expression of the potent antimicrobial activity of this peptide. A profile corresponding to that of the α-helix conformation was observed in the salusin-β solution.
  • Tamaki M, Harada T, Fujinuma K, Takanashi K, Shindo M, Kimura M, Uchida Y
    Chemical and Pharmaceutical Bulletin 60(9) 1134-1138 2012年9月  査読有り
    グラム陽性菌に高い抗菌活性をもつ環状ペプチドのグラミシジンS(GS) cyclo(-Val&lt;SUP&gt;1,1′&lt;/SUP&gt;-Orn&lt;SUP&gt;2,2′&lt;/SUP&gt;-Leu&lt;SUP&gt;3,3′&lt;/SUP&gt;-D-Phe&lt;SUP&gt;4,4′&lt;/SUP&gt;-Pro&lt;SUP&gt;5,5′&lt;/SUP&gt;-)&lt;SUB&gt;2&lt;/SUB&gt;の各アミノ酸残基をLys残基と置換した誘導体を合成した。その結果、D-Phe&lt;SUP&gt;4,4′&lt;/SUP&gt;、Pro&lt;SUP&gt;5,5′&lt;/SUP&gt;をLysに置換したGS誘導体は、グラム陰性菌に対して高い抗菌活性を示し、溶血活性は大きく低下した。また、Pro&lt;SUP&gt;5,5′&lt;/SUP&gt;を塩基性アミノ酸(Arg、Orn)に置換したGS誘導体は、グラム陰性菌に対して高い抗菌活性を示し、溶血活性は大きく低下した。これらのことから、新たにD-Phe&lt;SUP&gt;4,4′&lt;/SUP&gt;、Pro&lt;SUP&gt;5,5′&lt;/SUP&gt;が抗菌活性、溶血活性に影響を与えることが分かった。<br /> <br /> 担当部分:共同研究につき,本人担当部分抽出不可能

MISC

 1

書籍等出版物

 2
  • 水品善之, 菊崎泰枝, 小西洋太郎, 石坂朱里, 加藤陽二, 栢野新市, 岸田邦博, 木村雅浩, 栗山磯子, 新田陽子, 松村羊子 (担当:共著, 範囲:第2章 5(ビタミン)、6(ミネラル))
    羊土社 2015年11月 (ISBN: 9784758108799)
  • 編者, 木元幸一, 鈴木和春, 分担執筆, 阿佐美章治, 阿部尚樹, 池田尚子, 海野知紀, 小野瀬淳一, 梶原苗美, 木村雅浩, 小玉智章, 竹原良記, 中島久男, 林あつみ, 堀田久子, 前田宣昭, 山本孝史 (担当:共著)
    株式会社 建帛社 2009年4月
    基礎栄養学は栄養士や管理栄養士としての専門性を高めるために必要とされる科目である。その中で特に求められている「栄養とは何か」と「栄養学の意義の理解」を深めることができるように構成された実験書である。 全135ページ 担当部分:「第5章 5大栄養素の関する実験,1.糖の定性,2.糖質の定性反応の原理,でん粉のヨウ素反応」(単著) 糖質は、「2個以上のヒドロキシ基(水酸基)を持つポリヒドロキシアルカンで、カルボニル基もしくはアルデヒド基を持つもの、およびその誘導体」として定義される。さらに、糖質は単糖類、少糖類、多糖類に分類され、個々の糖質は構造上、化学的性質、生体内での代謝に違いがある。これら、糖質についての理解を深めるための学生実験の方法と指導について執筆した。

講演・口頭発表等

 24

担当経験のある科目(授業)

 5

教育方法の実践例

 3
  • 件名
    補習授業の実施
    年月日(From)
    2004/04/01
    年月日(To)
    2006/03/31
    概要
    大阪樟蔭女子大学、講義科目「基礎栄養学」(食物栄養学科、1回生対象、2単位)、「生化学A」(食物栄養学科、1回生対象、2単位)において実践した。
    希望者を対象に補習講義を行った。一度行った講義を別角度から、学生が質問しやすい環境下で補習講義を行うことで、理解が不十分であった項目や講義を受けて感じた疑問点の解消を目的に実施した。
    学生からは、今後も補習講義を続けてほしいとの声が多く聞かれ、より理解を深める効果、学習意欲を高める効果が示唆された。
  • 件名
    予習・復習テストの活用
    年月日(From)
    2003/04/01
    概要
    大阪樟蔭女子大学、講義科目「基礎栄養学」(健康栄養学科、1回生対象、2単位)、「生化学」(健康栄養学科(食物栄養専攻)、1回生対象、2単位)、「生化学A」(健康栄養学科(管理栄養士専攻)、1回生対象、2単位)、「生化学B」(健康栄養学科(管理栄養士専攻)、2回生対象、2単位)において実践した。
    毎時限、次回の講義のレジュメを配布し、予習のポイントを解説した。また、予習復習テストを毎時限実施し、さらに、予習復習テストの間違いなおしを課題レポートとして提出させた。
    その結果、学生の授業評価項目の「授業時間外に予習・復習を行っている」のポイントが、「基礎栄養学」では実施前の2.3ポイントから3.9ポイントまで上昇した。学生の多くの声として、「予習復習の良い機会になる」との評価を得た。また、講義の理解度に関しても0.8ポイント上昇した。
  • 件名
    入学前フォロー教育
    年月日(From)
    2004/04/01
    年月日(To)
    2011/03/31
    概要
    大阪樟蔭女子大学、食物栄養学科、入学予定者において実践した。
    指定校入試、AO入試、内部進学者など比較的早い段階に入学が決定した生徒に実施している。
    実施目的は、大学入学後に必要となる「化学・生物」の基礎固めである。「化学・生物」の課題、食物に関して最近の話題についてまとめる課題を入学前に行うことで、入学後の高校レベルから大学レベルへの移行をスムーズなものとし、レポート作成になれるのに有効であると考えられる。入学後のレポート作成の際にフォロー教育が役立ったとの声も聞かれたことから、目的を達成できたものと推測される。

作成した教科書

 3
  • 件名
    管理栄養士国家試験対策テキスト
    年月日(From)
    2009/04/01
    概要
    生化学、基礎栄養学についてまとめの冊子および国家試験問題の解説を冊子体にして配布している。卒業生からは教科書を捨ててもこれらの冊子は手元に残しているとのこと。
  • 件名
    栄養科学イラストレイテッド 食品学Ⅰ
    年月日(From)
    2015/11/02
    概要
    管理栄養士向けの教科書であり、イラストを豊富に取り上げることで学生の理解度を高める空がなされた教科書である。
    全205ページ
    担当部分:「第2章 食品の一次機能(食品成分の科学),5 ビタミン,6 ミネラル」(単著)
    食品学の教科書であるが基礎栄養学および食事摂取基準の観点から執筆した。
  • 件名
    Nブックス 実験シリーズ 基礎栄養学実験
    年月日(From)
    2009/04/01
    概要
    基礎栄養学は栄養士や管理栄養士としての専門性を高めるために必要とされる科目である。その中で特に求められている「栄養とは何か」と「栄養学の意義の理解」を深めることができるように構成された実験書である。
    全135ページ
    担当部分:「第5章 5大栄養素の関する実験,1.糖の定性,2.糖質の定性反応の原理,でん粉のヨウ素反応」(単著)
    糖質は、「2個以上のヒドロキシ基(水酸基)を持つポリヒドロキシアルカンで、カルボニル基もしくはアルデヒド基を持つもの、およびその誘導体」として定義される。さらに、糖質は単糖類、少糖類、多糖類に分類され、個々の糖質は構造上、化学的性質、生体内での代謝に違いがある。これら、糖質についての理解を深めるための学生実験の方法と指導について執筆した。

資格・免許

 2
  • 件名
    臨床検査技師免許
    年月日
    1998/07/01
    概要
    臨床検査技師免許 取得(登録番号:第134840号)
  • 件名
    管理栄養士免許
    年月日
    2001/02/01
    概要
    管理栄養士免許 取得(登録番号:第91949号)