研究者業績

木村 雅浩

キムラ マサヒロ  (Masahiro Kimura)

基本情報

所属
大阪樟蔭女子大学 健康栄養学部 健康栄養学科 教授
学位
医学博士(大阪大学)

J-GLOBAL ID
200901059037003991
researchmap会員ID
5000013302

学歴

 3

論文

 33
  • 68(8) 810-813 2020年8月1日  査読有り筆頭著者責任著者
  • 土屋翼, 川端康之, 打田良樹, 安藤真美, 木村雅浩, 浦千尋, 小菅久美子, 森田千尋, 籾谷真奈, 松元ちあき, 石蔵文信
    日本臨床栄養学会雑誌 39(1) 18-28 2017年4月  
    食用昆虫の安全性を検討するため微生物検査を行った。将来の安定供給を目指してコオロギの養殖法を検討するとともに、飼料の違いが与える栄養価への影響を検討した。さらに、昆虫食に関するアンケート調査を実施した。
  • 土屋翼, 川端康之, 安藤真美, 木村雅浩, 浦千尋, 森田千尋, 籾谷真奈, 石蔵文信
    日本臨床栄養学会雑誌 38(1) 23-30 2016年4月  査読有り
    昆虫の栄養学的意義を解明する一環として、クマゼミの栄養価を検討することを目的とした。さらに昆虫食に関する食経験や意識などについてのアンケート調査を併せて行った。
  • Kimura Masahiro, Shindo Mitsuno, Moriizumi Toshiyuki, Tagawa Noriko, Fujinami Aya, Kato Ikuo, Uchida Yoshiki
    Chemical and Pharmaceutical Bulletin 62(6) 586-590 2014年  査読有り筆頭著者
    Salusin-β has been detected in numerous mammalian tissues and has been shown to have various effects on the cardiovascular system. In this study, we showed that salusin-β exhibited potent antibacterial activity against Gram-positive microorganisms such as Bacillus subtilis NBRC 3513, Bacillus megaterium ATCC 19213, Staphylococcus aureus NBRC 12732, and Staphylococcus epidermidis NBRC 12933. A cytoplasmic membrane-depolarizing assay using the DiSC3(5) dye revealed that the addition of 4 nmol/mL of salusin-β caused the leakage of fluorescence dye from Staphylococcus aureus NBRC 12732. The antimicrobial potency and circular dichroism (CD) spectroscopy of five analogs related to salusin-β were examined to determine structure-function relationships in its N- and C-terminal regions. The results obtained suggest that the N-terminal sequences of the salusin-β molecule are important for the expression of the potent antimicrobial activity of this peptide. A profile corresponding to that of the α-helix conformation was observed in the salusin-β solution.
  • Tamaki M, Harada T, Fujinuma K, Takanashi K, Shindo M, Kimura M, Uchida Y
    Chemical and Pharmaceutical Bulletin 60(9) 1134-1138 2012年9月  査読有り
    グラム陽性菌に高い抗菌活性をもつ環状ペプチドのグラミシジンS(GS) cyclo(-Val&lt;SUP&gt;1,1′&lt;/SUP&gt;-Orn&lt;SUP&gt;2,2′&lt;/SUP&gt;-Leu&lt;SUP&gt;3,3′&lt;/SUP&gt;-D-Phe&lt;SUP&gt;4,4′&lt;/SUP&gt;-Pro&lt;SUP&gt;5,5′&lt;/SUP&gt;-)&lt;SUB&gt;2&lt;/SUB&gt;の各アミノ酸残基をLys残基と置換した誘導体を合成した。その結果、D-Phe&lt;SUP&gt;4,4′&lt;/SUP&gt;、Pro&lt;SUP&gt;5,5′&lt;/SUP&gt;をLysに置換したGS誘導体は、グラム陰性菌に対して高い抗菌活性を示し、溶血活性は大きく低下した。また、Pro&lt;SUP&gt;5,5′&lt;/SUP&gt;を塩基性アミノ酸(Arg、Orn)に置換したGS誘導体は、グラム陰性菌に対して高い抗菌活性を示し、溶血活性は大きく低下した。これらのことから、新たにD-Phe&lt;SUP&gt;4,4′&lt;/SUP&gt;、Pro&lt;SUP&gt;5,5′&lt;/SUP&gt;が抗菌活性、溶血活性に影響を与えることが分かった。<br /> <br /> 担当部分:共同研究につき,本人担当部分抽出不可能
  • 分担執筆, Tamaki M, Harada T, Fujinuma K, Takanashi K, Shindo M, Kimura M, Uchida Y
    Chemical and Pharmaceutical Bulletin 60(6) 743-746 2012年6月  査読有り
    グラチシン(GR)は,グラム陽性菌に対し強い抗菌活性を有する環状ペプチド抗生物質である。 本研究では、Octanoyl‐(Lys)n n=0~3 配列をもつGR誘導体を合成し、抗菌活性、ヒツジ赤血球溶血活性を測定した。その結果、Lys残基を1~3個結合させたGR誘導体は、グラム陰性菌に対しても高い抗菌活性を示し、溶血活性が低下した。この現象は,真核生物および原核生物の膜構造への親和性の違いに起因するものと推察された。<br /> <br /> 担当部分:共同研究につき,本人担当部分抽出不可能
  • 分担執筆, Tamaki M, Fujinuma K, Harada T, Takanashi K, Shindo M, Kimura M, Uchida Y
    Bioorganic & Medicinal Chemistry Letters 22(1) 106-109 2012年1月  査読有り
    本研究では、グラミシジンS(GS)にOctanoyl-(Lys)nを5位のPro残基に結合させた8種類の新規グラミシジンS誘導体 cyclo{-Val-Orn-Leu-D-Phe-Pro(4β-NH-X)-Val-Orn-Leu-D-Phe-Pro-} {X=-H (1), and -(Lys)n-CO(CH&lt;SUB&gt;2&lt;/SUB&gt;)&lt;SUB&gt;6&lt;/SUB&gt;CH&lt;SUB&gt;3&lt;/SUB&gt; n=0 (2), 1 (3), 2 (4), and 3 (5)} and cyclo{-Val-Orn-Leu-D-Phe-Pro(4α-NH-X)-Val-Orn-Leu-D-Phe-Pro-} {X=-H (6), and -(Lys)n-CO(CH&lt;SUB&gt;2&lt;/SUB&gt;)&lt;SUB&gt;6&lt;/SUB&gt;CH&lt;SUB&gt;3&lt;/SUB&gt; n=1 (7), and 2 (8)}を合成した。このうち、4、5、8は、グラム陽性菌およびグラム陰性菌に対して高い抗菌活性を示した。また、4、5はGSに比べてヒツジ赤血球の溶血活性が低かった。この結果から、5位のPro残基にアミノ基およびアシル基を導入することで溶血活性が低く、高い抗菌活性を得ることが分かった。<br /> <br /> 担当部分:共同研究につき,本人担当部分抽出不可能
  • 分担執筆, Tamaki M, Takanashi K, Harada T, Fujinuma K, Shindo M, Kimura M, Uchida Y
    Chemical and Pharmaceutical Bulletin 59(12) 1481-1484 2011年12月  査読有り
    グラミシジンS(GS)に関する本研究では,13種類のGS関連ウンデカペプチドを作成した。1~4位にAlaまたはLys残基を導入したシクロウンデカペプチドは、グラム陽性菌に対しては高い抗菌活性を示し、ヒツジ赤血球の溶血をほとんど示さなかった。しかしながら、グラム陰性菌に対しては、ほとんど抗菌活性を示さなかった。また、5位にアミノ酸を導入した4種類のシクロウンデカペプチド cyclo(-Val-Orn-Leu-D-Phe-X-Pro-Val-Orn-Leu-D-Phe-Pro-) (X = Ala, Lys, Orn, Lys(Lys))は、グラム陽性菌およびグラム陰性菌に対して高い抗菌活性を示した。これらの4種類のCDスペクトル解析の結果、いずれもGSとは190-210 nm 領域のスペクトルが異なったことから、5位にアミノ酸を導入することで生じたわずかな構造変化が抗菌活性に影響したものと考えられた。<br /> <br /> 担当部分:共同研究につき,本人担当部分抽出不可能
  • 分担執筆, Tamaki M, Fujinuma K, Harada T, Takanashi K, Shindo M, Kimura M, Uchida Y
    The Journal of Antibiotics 64(8) 583-585 2011年8月  査読有り
    グラミシジンS(GS)類似体 cyclo(-X-Leu-X- D-Phe-Pro-)&lt;SUB&gt;2&lt;/SUB&gt; (X=His (1), Lys (2), Orn (3), Dab (4) and Dap (5))の合成と抗菌活性、赤血球の溶血活性を測定した。その結果、GS類似体(4)は、グラム陽性菌、グラム陰性菌に対して高い抗菌活性を示した。特に緑膿菌や大腸菌に対してGSよりも2倍の活性を示し,赤血球の溶血活性は、ほとんど示さなかった。<br /> <br /> 担当部分:共同研究につき,本人担当部分抽出不可能
  • 分担執筆, Tamaki M, Imazeki Y, Shirane A, Fujinuma K, Shindo M, Kimura M, Uchida Y
    Bioorganic & Medicinal Chemistry Letters 21(1) 440-443 2011年1月  査読有り
    グラチシン(GR)に関する本研究では、Alaスキャンを行うとともに5,5&#039;位をSer、LysおよびArg残基に置換したアナログを新たに化学合成し、それらの生理活性を測定した。このうち、Ala置換アナログはいずれもヒト溶血活性および抗菌活性ともに低下した。一方5,5&#039;位にLys残基およびArg残基を導入したアナログは、緑膿菌や大腸菌に対してGRよりも2~8倍の活性を示し、ヒト赤血球の溶血活性はGRの1/6程度まで低下した。5,5&#039;位アミノ酸側鎖の重要性が示唆された。<br /> <br /> 担当部分:共同研究につき,本人担当部分抽出不可能
  • 分担執筆, Tamaki M, Sasaki I, Kokuno M, Shindo M, Kimura M, Uchida Y
    Organic & Biomolecular Chemistry 8(8) 1791-1797 2010年  査読有り
    グラミシジンS(GS)に関する本研究では、cyclo(-Val-Orn-Leu-X-D-Phe-Pro-Val-Orn-Leu-D-Phe-Pro-) (X = Leu, Ala, Orn, Lys, Arg )を新たに化学合成し、それらの化学構造および生理活性を測定した。これらのペプチドは、-X-D-Phe-Pro-でcis D-Phe-Proの新規ターン構造を有していることが明らかとなった。これらのペプチドは、グラム陽性菌に対してGSとほぼ同程度の抗菌活性を示し、さらにヒツジ赤血球の溶血活性はほとんど示さなかった。<br /> <br /> 担当部分:共同研究につき,本人担当部分抽出不可能
  • 分担執筆, Makoto Tamaki, Ichiro Sasaki, Yuki Nakao, Mitsuno Shindo, Masahiro Kimura, Yoshiki Uchida
    The Journal of Antibiotics 62(10) 597-599 2009年10月  査読有り
    グラミシジンS(GS) cyclo(-Val-Orn-Leu-D-Phe-Pro-)&lt;SUB&gt;2&lt;/SUB&gt;は、逆平行型βシート構造を有する両親媒性ペプチドである。本研究では、[D-Orn&lt;SUP&gt;1,1&#039;&lt;/SUP&gt;,&lt;SUP&gt;3,3&#039;&lt;/SUP&gt;]-GSおよび[D-Lys&lt;SUP&gt;1,1&#039;&lt;/SUP&gt;,&lt;SUP&gt;3,3&#039;&lt;/SUP&gt;]-GSを化学合成しその立体構造および生理活性を測定した。両アナログともGSと同様の立体構造を示したが、抗菌活性および溶血活性は低下した。ValおよびLeu残基は、βシート構造形成への関与は低いものの生理活性発現のための両親媒性構造の維持に重要であることが認められた。<br /> <br /> 担当部分:共同研究につき,本人担当部分抽出不可能
  • 分担執筆, Tamaki M, Kokuno M, Sasaki I, Suzuki Y, Iwama M, Saegusa K, Kikuchi Y, Shindo M, Kimura M, Uchida Y
    Bioorganic & Medicinal Chemistry Letters 19(10) 2856-2859 2009年5月  査読有り
    グラチシン(GR)は、グラム陽性菌に対し強い抗菌活性を示す環状ペプチド抗生物質である。本研究ではGRの6位D-Tyr残基を種々のアミノ酸に置換したアナログを化学合成し、抗菌活性およびヒト赤血球に対する溶血活性を測定した。その結果、[D-Orn&lt;SUP&gt;6,6&#039;&lt;/SUP&gt;]-GR、[D-Arg&lt;SUP&gt;6,6&#039;&lt;/SUP&gt;]-GRおよび[D-Lys&lt;SUP&gt;6,6&#039;&lt;/SUP&gt;]-GRがGR自体よりも低い溶血活性を示すことが認められた。さらに、このうち[D-Arg&lt;SUP&gt;6,6&#039;&lt;/SUP&gt;]-GR と[D-Lys&lt;SUP&gt;6,6&#039;&lt;/SUP&gt;]-GR は巨大菌、大腸菌、緑膿菌に対してGRより強い活性を示すことが明らかとなった。<br /> <br /> 担当部分:共同研究につき,本人担当部分抽出不可能
  • 分担執筆, Ichiro Sasaki, Aya Shirane, Yuki Nakao, Sakie Hirochi, Shingo Fujita, Mitsuno Shindo, Masahiro Kimura, Yoshiki Uchida, Makoto Tamaki
    Peptide Science 2008; 211-212 2009年3月  査読有り
    cyclo(-Val-Orn-Leu-D-Phe-Pro-)&lt;SUB&gt;2&lt;/SUB&gt;構造を有するグラミシジン S(GS)は、グラム陽性菌に対して強い抗菌活性を示す。本実験では、各アミノ酸残基間にL-AlaまたはD-Ala残基を挿入した11アミノ酸残基からなるGSアナログを化学合成し、抗菌活性および溶血活性の測定を行った。その結果、cyclo(-Val-Orn-Leu-D-Phe-Ala-Pro-Val-Orn-Leu-D-Phe-Pro-)はグラム陽性菌に対する活性が低下すること、他のアナログでは溶血活性が低下するのに対してこのアナログは高活性のままであることが明らかとなった。この現象は、真核生物および原核生物の膜構造への親和性の違いに起因するものと推察された。 <br /> <br /> 担当部分:共同研究につき,本人担当部分抽出不可能
  • 分担執筆, Ichiro Sasaki, Manabu Kokuno, Mitsuno Shindo, Masahiro Kimura, Yoshiki Uchida, Makoto Tamaki
    Peptide Science 2008; 213-214 2009年3月  査読有り
    11アミノ酸残基からなるグラミシジン S アナログを化学合成したcyclo(-Val-Orn-Leu-X-D-Phe-Pro-Val-Orn-Leu-D-Phe-Pro-)(X=Ala, Leu, Orn, Lys, Arg)。このうち塩基性アミノ酸を導入したアナログがグラム陰性菌に対して強い抗菌活性を示し、かつ溶血活性は低下した。さらに今回合成したアナログは、cis-D-Phe-Proを含む新規ターン構造を有していることが明らかとなった。 <br /> <br /> 担当部分:共同研究につき,本人担当部分抽出不可能
  • 分担執筆, Yoshiki Uchida, Masahiro Kimura, Mitsuno Shindo, Ichiro Sasaki, Shingo Fujita, Aya Shirane, Sakie Hirochi, Makoto Tamaki
    Peptide Science 2008; 215-216 2009年3月  査読有り
    グラチシン(GR)は、グラム陽性菌に対し強い抗菌活性を有する環状ペプチド抗生物質である。本研究ではAla置換アナログを合成し、食中毒菌である黄色ブドウ球菌や枯草菌、巨大菌、表皮ブドウ球菌、腸球菌、大腸菌および緑膿菌に対する抗菌活性およびヒト赤血球に対する溶血活性をGRおよびグラミシジン S(GS)と比較検討した。その結果、[Ala&lt;SUP&gt;1,1&#039;&lt;/SUP&gt;]-GR、[Ala&lt;SUP&gt;5,5&#039;&lt;/SUP&gt;]-GRおよび[D-Ala&lt;SUP&gt;6,6&#039;&lt;/SUP&gt;]-GRがグラム陽性菌に対する弱い抗菌活性と低溶血活性を示し、1、5、6位アミノ酸残基の生理活性発現への有用性が明らかとなった。 <br /> <br /> 担当部分:共同研究につき,本人担当部分抽出不可能
  • 分担執筆, Yoshiki Uchida, Masahiro Kimura, Mitsuno Shindo, Manabu Kokuno, Yumiko Suzuki, Michiko Iwama, Kenichi Saegusa, Yusuke Kikuchi, Ichiro Sasaki, Makoto Tamaki
    Peptide Science 2007; 261-262 2008年3月  査読有り
    グラチシン(GR)は、グラム陽性菌に対し強い抗菌活性を有する環状ペプチド抗生物質である。本研究では15種類のGRアナログを化学合成し、枯草菌、巨大菌、黄色ブドウ球菌、表皮ブドウ球菌、腸球菌、大腸菌および緑膿菌に対する抗菌活性およびヒト赤血球に対する溶血活性をGRおよびグラミシジンS(GS)と比較した。その結果、[D-Ala&lt;SUP&gt;6,6&#039;&lt;/SUP&gt;]GR、[D-Leu&lt;SUP&gt;6,6&#039;&lt;/SUP&gt;]GRおよび[D-Lys&lt;SUP&gt;6,6&#039;&lt;/SUP&gt;]GRが強い抗菌活性と低溶血活性を示した。さらに、このうち[D-Lys&lt;SUP&gt;6,6&#039;&lt;/SUP&gt;]GR は緑膿菌に対してGSよりも強い活性を示すことが明らかとなった。<br /> <br /> 担当部分:共同研究につき,本人担当部分抽出不可能
  • 分担執筆, 籾谷真奈, 木村雅浩
    大阪樟蔭女子大学論集 (第45号) 129-136 2008年1月  最終著者責任著者
    口腔粘膜細胞からtotal RNAを抽出するための条件検討を行った。一般的な、グアニジンチオシアネートを用いた方法よりも、SDSを用いた方法のほうがtotal RNA の抽出に適しており、この際、proteinase Kの添加が必要であることを明らかにした。また競合的RT-PCRの結果、ブラシで口腔粘膜細胞を剥離して採取した方が、口腔洗浄液から採取した口腔粘膜細胞よりもβ-actinを増幅するのに適していることがわかった。これらの結果から、口腔粘膜細胞からtotal RNAを抽出するには、ブラシによる口腔粘膜細胞の採取とSDSによる抽出が適していることがわかった。<br /> 担当部分:共同研究につき,本人担当部分抽出不可能
  • 分担執筆, 上田秀樹, 木村雅浩, 村上ゆき
    大阪樟蔭女子大学論集 (第43号) 115-131 2006年3月  
    本学では、平成14年度から管理栄養士養成施設として、厚生労働省から認可を受けて、食物栄養学科では、その教育・養成のカリキュラムに沿った教育を行っている。更なる教育の充実を図るために、各学生の学力や理解力に応じた学習システムの構築が必要であると考えられる。本研究では、学内ネットワーク機器を活用した管理栄養士国家試験対策の学習システムを構築することを足がかりにして、双方向性の学習システムを構築することを目的とする。学生の学習を支援するツールとして学内ネットワークを利用したWebシステム構築に関して、データベースの設計とユーザーインターフェースを検討した。国家試験の過去の問題や模擬試験問題をデータベース化することにおいてはほぼその基本形が定まったと考える。また、ユーザーインターフェースや結果出力についても一定の水準に達していると考える。<br /> 担当部分:共同研究につき,本人担当部分抽出不可能
  • 大阪樟蔭女子大学論集 (第41号) 91-98 2004年3月  責任著者
    自己免疫性肝炎は、病状の進行が早く、早期に適切な治療が行われないと予後が悪い。したがって、早期診断、早期治療が重要である。AIHの確定診断の有力な候補として、「抗CYP2D6抗体」の測定が試みられている。「抗CYP2D6抗体」は、AIH患者血清中に検出される特異性の高い自己抗体であるが、現在の測定方法では測定感度が低く、確定診断には到っていない。そこで、より汎用性があり、多くの自己抗体の測定法としての実用例のあるELISA法での抗体測定を試みた。<br /> 大腸菌で発現させたP450 CYP2D6⊿25を固相抗原として抗CYP2D6抗体測定用ELISAプレートを作成した。P450 CYP2D6⊿25の発現の最適条件は、培養液の0D600nmでの吸光度が0.6~0.8の間に誘導を開始し、誘導3時間後に、菌体を回収するのが良いことが分かった。また、粗精製したP450 CYP2D6⊿25を固相抗原としてELISAを行ったところ、抗体濃度の希釈にしたがい直線的な吸光度の減少が認められ、定量的に抗CYP2D6抗体を測定できることが分かった
  • 分担執筆, 網野信行, 木村雅浩, 田中 進, 泉由紀子, 池本正生, 巽 圭太, 高野 徹, 日高洋
    臨床病理 第52巻(1号) 44-50 2004年1月  
    出産後、女性の8.1%に一過性の肝機能異常が認められる。これは潜在性の自己免疫性肝炎が、妊娠出産が引き金となって、顕著化したものと考えられる。<br /> そこで、この点を明らかにするために、2種類の自己抗体測定法を開発した。開発した自己抗体測定法は、臨床診断に十分耐えうるものであることを確認した。この測定法で自己抗体を測定したところ、自己免疫性肝炎の55.3%に2種類の自己抗体のどちらか、あるいは両方が陽性になった。この結果は、これまでの報告例に比べても高い陽性率であった。<br /> 担当部分:共同研究につき,本人担当部分抽出不可能
  • S Tanaka, H Matsunaga, M Kimura, K Tatsumi, Y Hidaka, T Takano, T Uema, M Takeda, N Amino
    JOURNAL OF NEUROIMMUNOLOGY 141(1-2) 155-164 2003年8月  査読有り
    There is a hypothesis that autoimmune abnormalities in neurotransmitter receptors might cause some psychiatric disorders. Using a sensitive radioligand assay, we detected serum autoantibodies to recombinant human muscarinic cholinergic receptor 1 (CHRM1, 34.4%), mu-opioid receptor (OPRM1, 13.1%), 5-hydroxytryptamine receptor 1A (HTR1A, 7.4%), and dopamine receptor D2 (DRD2, 4.9%) in 122 psychiatric patients. Positive antibodies to CHRM1 were found in 34.1%, 34.9%, 33.3%, and 9.1 % of patients with schizophrenic disorders (n = 44), mood disorders (n = 63), other psychiatric disorders (n = 15) and autoimmune diseases (n = 33), respectively. All three patients with neuroleptic maliganant syndrome had high activities of autoantibodies to CHRM1, OPRM1, and/or HTRIA. Our data suggest that autoimmunity to neurotransmitter receptors might be associated with the induction of psychiatric symptoms and have some relation to neuroleptic malignant syndrome. (C) 2003 Elsevier B.V. All rights reserved.
  • 分担執筆, 田中 進, 巽 圭太, 富田哲也, 木村雅浩, 高野 徹, 吉川秀樹, 網野信行
    Rheumatology 42(2) 353-356 2003年2月  査読有り
    我々が新しく発見した下垂体特異的タンパク質であるPGSF1aに対する自己抗体が慢性関節リュウマチ患者血清中に高頻度に出現することがわかった。そこで、この自己抗体がどの程度の頻度で、また、慢性関節の重症度と関連性があるかについてラジオリガントアッセイで自己抗体を測定することで検討した。その結果、慢性関節リュウマチ患者の43.5%、変形性関節炎患者の10%にPGSF1aに対する自己抗体が陽性となった。この自己抗体の抗体価とリュウマチ因子、C反応性タンパク質の間には有意な相関が見られなかった。しかしながら。重症度の高い慢性関節リュウマチ患者でPGSF1aに対する自己抗体価が高いことがわかった。また、リュウマチ因子陰性の慢性関節リュウマチ患者の半数にPGSF1aに対する自己抗体が陽性であった。このことから、PGSF1aに対する自己抗体は慢性関節リュウマチ診断の新しいマーカーになると考えた。<br /> 担当部分:共同研究につき,本人担当部分抽出不可能
  • 分担執筆, 日高 洋, 木村雅浩, 泉 由紀子, 高野 徹, 巽 圭太, 網野信行
    Thyroid 13(2) 129-132 2003年2月  査読有り
    Eosinophil-derived neurotoxin(EDN)はTh-2細胞優勢な状態によっておこるアレルギー性疾患において、好酸球が刺激、活性化され、分泌される。バセドウ病は花粉症の悪化に伴って発症することが知られている。このことから、Th-2細胞優勢な状態になることによってバセドウ病が発症することが示唆される。そこで本研究では、自己免疫性甲状腺疾患であるバセドウ病、橋本病、および、健常者血清中のEDN濃度を測定することで、バセドウ病発症におけるTh-2細胞の免疫反応の影響との関連性を検討した。健常人と橋本病患者には有意な差は認められなかったが、バセドウ病患者血清中のEDN濃度は健常人に比べて有意に上昇しており、また、TSH受容体抗体価とも有意な正の相関が認められた。以上の結果からバセドウ病発症にアレルギー疾患、Th-2細胞の免疫反応が密接に関係していると考えた。<br /> 担当部分:共同研究につき,本人担当部分抽出不可能
  • Susumu Tanaka, Hidenori Matsunaga, Masahiro Kimura, Ke-Ita Tatsumi, Yoh Hidaka, Toru Takano, Takeshi Uema, Masatoshi Takeda, Nobuyuki Amino
    Journal of Neuroimmunology 144(1-2) 148-148 2003年  査読有り
  • 分担執筆, 田中 進, 巽 圭太, 木村雅浩, 高野 徹, 村上 宜男, 高尾 俊弘, 橋本 浩三, 加藤 譲, 網野信行
    European Journal of Endocrinology 147(6) 767-775 2002年12月  査読有り
    リンパ球性下垂体炎患者には下垂体に対する自己抗体が出現することが数多く報告されている。しかしながら、下垂体ホルモン以外の下垂体特異的タンパク質に対する自己抗体が出現するのかどうかについての報告はない。そこで我々は、リンパ球性下垂体炎の発症機序とその診断のために3種類の下垂体特異的なタンパク質に対する自己抗体が存在するかについて検討した。この3種類のタンパク質は、成長ホルモンおよび、我々が新しく発見した下垂体特異的タンパク質であるPGSF1a、PGSF2である。これら3種類たんぱく質に対する自己抗体をラジオリガントアッセイで検出した所、下垂体腺腫の患者ではいずれも陰性であったが、下垂体肥大をともなったリンパ球性下垂体炎の18%、下垂体肥大のない下垂体機能低下症の36%に3種類の自己抗体のうち、1つ以上に陽性を示した。このことから、これら3種類のたんぱく質に対する自己抗体はリンパ球性下垂体炎の診断に有用であるのではないか
  • 分担執筆, 泉 由紀子, 金子 晃, 木村雅浩, 田中 進, 多田尚人, 巽 圭太, 高野 徹, 日高 洋, 網野信行
    Journal of Internal Medicine 252(4) 361-367 2002年10月  査読有り
    自己免疫性疾患は妊娠出産後に発症することが多く、自己免疫性甲状腺疾患はその代表例でもある。しかしながら多くの場合は、臓器の機能障害は一過性である。本症例報告における3症例はいずれも、出産後に肝機能異常を呈し、国際的判断基準からも自己免疫性肝炎が疑われた。第一症例は32歳女性で、倦怠感と食欲不振を訴え、来診した。AST、ALTの上昇、抗核抗体、抗CYP2D6抗体陽性で、肝生検によって、形質細胞浸潤及び肝細胞破壊が観察されたことから、自己免疫性肝炎と診断された。第二症例は36歳女性で、第二子主産後に肝機能異常を起こしたことがあった。第三子出産後、肝機能異常を呈し、AST、ALTの上昇、抗核抗体、抗CYP2D6抗体陽性。AST、ALTの低下と共に抗CYP2D6抗体価も低下したことから、自己免疫性肝炎と診断された。第三症例についても同様に自己免疫性肝炎と診断された。このことから、自己免疫性肝炎も出産後に発症することが考えられる。<br /> 担当部分:共同研究につ
  • 分担執筆, 木村雅浩, 巽 圭太, 多田尚人, 泉 由紀子, 金子 晃, 加藤道夫, 益沢 学, 池本正生, 藪崎義康, 日高 洋, 網野信行
    Clinica Chimica Acta 316(1-2) 155-164 2002年2月  査読有り筆頭著者
    自己免疫性肝炎(AIH)はその成因、病態、診断、治療法が確立されていない。そこで、高感度抗CYP2D6抗体測定法を開発し、この抗CYP2D6抗体測定方法が早期診断に有用であるか検討を行った。また、前回、開発した抗アルギナーゼ抗体と組み合わせて、自己免疫性肝炎に診断に利用できるかどうかについても検討を行った。その結果、今回、開発した高感度抗CYP2D6抗体測定法は従来法に較べて、抗CYP2D6抗体の検出率が高く、抗アルギナーゼ抗体とと組み合わせると、約6割の患者で抗体陽性になることがわかった。このことから、抗アルギナーゼ抗体と抗CYP2D6抗体測定を組み合わせることは、自己免疫性肝炎の診断に有用であると考えられた。<br /> 担当部分:共同研究につき,本人担当部分抽出不可能
  • 分担執筆, 藤田 綾, 黒田将子, 多田尚人, 日高 洋, 木村雅浩, 竹岡啓子, 永田正毅, 佐藤秀行, 網野信行
    Clinica Chimica Acta 299(1-2) 179-192 2000年9月  査読有り
    自己免疫性心筋炎は心筋に対する自己抗体が出現する疾患であり,また各種心疾患においても,抗心筋抗体が認められることが知られているが,その成因、病態、診断、治療法が確立されていない。「病気の成り立ち」と「臨床検査値・栄養状態」のかかわりを理解することを目的に、筋肉を形作るタンパクのひとつであるトロポミオシンを抗原とした抗トロポミオシン抗体ELISAの開発と各種心疾患での出現頻度を調査した。その結果,今回開発した臨床検査法は心疾患における免疫異常の検出に有用であり,心疾患の成因に免疫異常が関わっていると考えられた。<br /> 担当部分:共同研究につき,本人担当部分抽出不可能
  • 分担執筆, 藤原裕和, 巽 圭太, 田中 進, 木村雅浩, 野瀬 宰, 網野信行
    Thyroid 10(6) 471-474 2000年6月  査読有り
    微量栄養素であるヨードは主に甲状腺に濃縮され,甲状腺ホルモンとなる。ヨード濃縮障害はヨード輸送タンパク遺伝子の変異により,ヨードの甲状腺への濃縮が障害され,先天性の甲状腺機能低下症を呈する。ヨード輸送タンパクおよび甲状腺ホルモンなどの生体物質の構造、生合成・分解、生理的機能、甲状腺機能低下症の発症や進行を理解するために、その原因となる遺伝子変異の同定と機能解析を行った。その結果、同定した新しい遺伝子変異により、ヨードの取り込みが低下することを証明した。<br /> 担当部分:共同研究につき,本人担当部分抽出不可能
  • 分担執筆, 木村雅浩, 巽 圭太, 多田尚人, 池本正生, 福田善弘, 金子 晃, 加藤道夫, 日高 洋, 網野信行
    Clinical Chemistry 46(1) 112-117 2000年1月  査読有り筆頭著者
    自己免疫性肝炎(AIH)はその成因、病態、診断、治療法が確立されていない。そこで、「病気の成り立ち」と「臨床検査値・栄養状態」のかかわりを理解することを目的に、アルギニンを分解し,肝臓に特異的に存在する酵素であるアルギナーゼ(AR)を抗原としたELISAでAIHを確定診断するための臨床検査方法を開発した。その結果,AIHで有意に高頻度陽性となることを明らかにした。このことからAIHの診断にこの臨床検査値が有用であり,アルギニンおよびアルギナーゼがNO代謝と関連して、AIHの成因となる可能性が考えられた。<br /> 担当部分:共同研究につき,本人担当部分抽出不可能
  • 分担執筆, 木村雅浩, 坂田成子, 的場康浩, 松田広一, 紺谷靖英, 金子正恵, 玉木七八
    J Nutr Sci Vitaminol (Tokyo) 44(4) 537-546 1998年  査読有り筆頭著者
    ウラシル代謝酵素であり,VB2を補酵素に持つDihydropyrimidine dehydrogenase(DPD) の化学的性質および生理的機能を明らかにすることで,核酸の生合成・分解の理解を深めるために,遺伝子のクローニングとmRNAの発現に対する年齢とグルココルチコイド(ステロイドホルモン)の影響について検討した。その結果,年齢とともに,また,グルココルチコイドの投与によってmRNAの発現量が増加したことから,DPDの発現にグルココルチコイドが関与していることが示唆された。<br /> 担当部分:共同研究につき,本人担当部分抽出不可能
  • 分担執筆, 饗庭一博, 木村雅浩, 坂田成子, 松田広一, 金子正恵, 小野坂敏見, 山岡由美子, 玉木七八
    J Nutr Sci Vitaminol (Tokyo) 43(3) 327-343 1997年  査読有り
    亜鉛欠乏は高齢者における味覚障害の原因として注目されており,適正な食習慣に影響を及ぼす微量栄養素である。ラットでは亜鉛欠乏食を与えると周期的体重変動が生じる。このような生命現象を化学的アプローチから理解することで亜鉛の栄養状態の評価と判定の方法を知ることを目的に,亜鉛添加の周期的変化に及ぼす影響について,パーソナルコンピューターを使用して統計解析を試みた。その結果,体重変化,食餌摂取変化と亜鉛摂取量とに相関が認められ,亜鉛摂取量が56μg/日で変化の幅が1/2に減少することがわかった。 <br /> 担当部分:共同研究につき,本人担当部分抽出不可能

MISC

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書籍等出版物

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  • 水品善之, 菊崎泰枝, 小西洋太郎, 石坂朱里, 加藤陽二, 栢野新市, 岸田邦博, 木村雅浩, 栗山磯子, 新田陽子, 松村羊子 (担当:共著, 範囲:第2章 5(ビタミン)、6(ミネラル))
    羊土社 2015年11月 (ISBN: 9784758108799)
  • 編者, 木元幸一, 鈴木和春, 分担執筆, 阿佐美章治, 阿部尚樹, 池田尚子, 海野知紀, 小野瀬淳一, 梶原苗美, 木村雅浩, 小玉智章, 竹原良記, 中島久男, 林あつみ, 堀田久子, 前田宣昭, 山本孝史 (担当:共著)
    株式会社 建帛社 2009年4月
    基礎栄養学は栄養士や管理栄養士としての専門性を高めるために必要とされる科目である。その中で特に求められている「栄養とは何か」と「栄養学の意義の理解」を深めることができるように構成された実験書である。 全135ページ 担当部分:「第5章 5大栄養素の関する実験,1.糖の定性,2.糖質の定性反応の原理,でん粉のヨウ素反応」(単著) 糖質は、「2個以上のヒドロキシ基(水酸基)を持つポリヒドロキシアルカンで、カルボニル基もしくはアルデヒド基を持つもの、およびその誘導体」として定義される。さらに、糖質は単糖類、少糖類、多糖類に分類され、個々の糖質は構造上、化学的性質、生体内での代謝に違いがある。これら、糖質についての理解を深めるための学生実験の方法と指導について執筆した。

講演・口頭発表等

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担当経験のある科目(授業)

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教育方法の実践例

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  • 件名
    補習授業の実施
    年月日(From)
    2004/04/01
    年月日(To)
    2006/03/31
    概要
    大阪樟蔭女子大学、講義科目「基礎栄養学」(食物栄養学科、1回生対象、2単位)、「生化学A」(食物栄養学科、1回生対象、2単位)において実践した。
    希望者を対象に補習講義を行った。一度行った講義を別角度から、学生が質問しやすい環境下で補習講義を行うことで、理解が不十分であった項目や講義を受けて感じた疑問点の解消を目的に実施した。
    学生からは、今後も補習講義を続けてほしいとの声が多く聞かれ、より理解を深める効果、学習意欲を高める効果が示唆された。
  • 件名
    予習・復習テストの活用
    年月日(From)
    2003/04/01
    概要
    大阪樟蔭女子大学、講義科目「基礎栄養学」(健康栄養学科、1回生対象、2単位)、「生化学」(健康栄養学科(食物栄養専攻)、1回生対象、2単位)、「生化学A」(健康栄養学科(管理栄養士専攻)、1回生対象、2単位)、「生化学B」(健康栄養学科(管理栄養士専攻)、2回生対象、2単位)において実践した。
    毎時限、次回の講義のレジュメを配布し、予習のポイントを解説した。また、予習復習テストを毎時限実施し、さらに、予習復習テストの間違いなおしを課題レポートとして提出させた。
    その結果、学生の授業評価項目の「授業時間外に予習・復習を行っている」のポイントが、「基礎栄養学」では実施前の2.3ポイントから3.9ポイントまで上昇した。学生の多くの声として、「予習復習の良い機会になる」との評価を得た。また、講義の理解度に関しても0.8ポイント上昇した。
  • 件名
    入学前フォロー教育
    年月日(From)
    2004/04/01
    年月日(To)
    2011/03/31
    概要
    大阪樟蔭女子大学、食物栄養学科、入学予定者において実践した。
    指定校入試、AO入試、内部進学者など比較的早い段階に入学が決定した生徒に実施している。
    実施目的は、大学入学後に必要となる「化学・生物」の基礎固めである。「化学・生物」の課題、食物に関して最近の話題についてまとめる課題を入学前に行うことで、入学後の高校レベルから大学レベルへの移行をスムーズなものとし、レポート作成になれるのに有効であると考えられる。入学後のレポート作成の際にフォロー教育が役立ったとの声も聞かれたことから、目的を達成できたものと推測される。

作成した教科書

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  • 件名
    管理栄養士国家試験対策テキスト
    年月日(From)
    2009/04/01
    概要
    生化学、基礎栄養学についてまとめの冊子および国家試験問題の解説を冊子体にして配布している。卒業生からは教科書を捨ててもこれらの冊子は手元に残しているとのこと。
  • 件名
    栄養科学イラストレイテッド 食品学Ⅰ
    年月日(From)
    2015/11/02
    概要
    管理栄養士向けの教科書であり、イラストを豊富に取り上げることで学生の理解度を高める空がなされた教科書である。
    全205ページ
    担当部分:「第2章 食品の一次機能(食品成分の科学),5 ビタミン,6 ミネラル」(単著)
    食品学の教科書であるが基礎栄養学および食事摂取基準の観点から執筆した。
  • 件名
    Nブックス 実験シリーズ 基礎栄養学実験
    年月日(From)
    2009/04/01
    概要
    基礎栄養学は栄養士や管理栄養士としての専門性を高めるために必要とされる科目である。その中で特に求められている「栄養とは何か」と「栄養学の意義の理解」を深めることができるように構成された実験書である。
    全135ページ
    担当部分:「第5章 5大栄養素の関する実験,1.糖の定性,2.糖質の定性反応の原理,でん粉のヨウ素反応」(単著)
    糖質は、「2個以上のヒドロキシ基(水酸基)を持つポリヒドロキシアルカンで、カルボニル基もしくはアルデヒド基を持つもの、およびその誘導体」として定義される。さらに、糖質は単糖類、少糖類、多糖類に分類され、個々の糖質は構造上、化学的性質、生体内での代謝に違いがある。これら、糖質についての理解を深めるための学生実験の方法と指導について執筆した。

資格・免許

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  • 件名
    臨床検査技師免許
    年月日
    1998/07/01
    概要
    臨床検査技師免許 取得(登録番号:第134840号)
  • 件名
    管理栄養士免許
    年月日
    2001/02/01
    概要
    管理栄養士免許 取得(登録番号:第91949号)