研究者業績

門 正博

モン マサヒロ  (Masahiro Mon)

基本情報

所属
大阪樟蔭女子大学 児童教育学部児童教育学科 教授
学位
修士(京都大学)
Docteur de Troisieme Cycle es sciences(Universite Paris 7)

J-GLOBAL ID
200901076598250531
researchmap会員ID
1000180800

研究キーワード

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論文

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  • 三善 陽子, 板谷 智香, 楠田 智美, 門 正博
    大阪樟蔭女子大学 研究紀要 14 184-190 2024年1月  
  • 三善 陽子, 板谷 智香, 楠田 智美, 門 正博
    大阪樟蔭女子大学 研究紀要第 14 177-183 2024年1月  
  • 三善 陽子, 林 遼, 楠田 智美, 門 正博
    大阪樟蔭女子大学 研究紀要 13 191-202 2023年1月  最終著者
  • 門正博, 鈴木雅一, 森谷友由希, 小暮智一
    日本天文学会 欧文研究報告 65(4) 77 2013年8月  査読有り
  • 門正博
    大阪樟蔭女子大学人間科学研究紀要 (8号) 263 2009年1月  
    本短期大学部の2005年度入学生と2006年度以降入学生の間に情報処理能力に差があることが認められた。学生の情報処理科目の履修状況や活用能力の変化を分析し、情報処理教育のあり方について考察した。
  • 片平順一, 田中謙一, 井上和俊, 川端善仁, 川端哲也, 中山浩, 鳴沢真也, 内藤博之, 門正博, 定金晃三, 平田龍幸
    第13回天体スペクトル研究会集録 2000年12月  
    約34年周期で変動する、Be-Shell星プレオネは新しい活動周期にはいった。34年前と比較しながら最新の知見を発表した。
  • 原登久子, 門正博
    大阪樟蔭女子大学論集 (37号) 107 2000年3月  
    論集36号で報告した調査結果に大阪府下2市のデータを加えて3市における学校給食で給与される脂肪量、脂肪酸組成,コレステロール量を調査し、その適否について検討した。前回の結果とほぼ同じ結果が得られた。主食をご飯中心にするなどして給与脂肪量をまず減らすこと、次に、脂肪組成について検討することが重要と考えられる。
  • 原登久子, 門正博
    大阪樟蔭女子大学論集 (36号) 107 1999年3月  
    大阪府下のある市での小学校中学年の給食献立から,脂肪,コレステロールなどの給与量を算出し,その量とバランスについて考察した。脂肪,飽和脂肪酸の給与量が多すぎること,脂肪酸の飽和脂肪酸,(一価,多価)不飽和脂肪酸のバランスが悪いことなどが分かった。コレステロール値もやや高いが,脂肪量とのかねあいで調節できる。また,主食がご飯である場合では,パンの場合と比べ脂肪エネルギー量が少ないなど,改善に向けての手がかりも得られた。
  • 鈴木雅一, 門正博, 小暮智一
    美星天文台成果報告集(1997~1998) 111 1999年3月  
    美星天文台でのB型輝線星のCCD分光観測の現状と問題点について論じた。現在得られている観測データの紹介と,以下の4つの問題点についてその解決法をまとめた。①波長分解能の低さ②受光量の,特に短波長領域での決定の難しさ。③受光光線波長の決定精度。④一度に観測できる波長領域の制限。どれも改善に要する手間と,得られる利益との調整を必要とする。
  • M Suzuki, T Kogure, M Mon
    THIRD PACIFIC RIM CONFERENCE ON RECENT DEVELOPMENT ON BINARY STAR RESEARCH 130 209-212 1997年  
    Phi Persei is a well-known spectroscopic Be binary where the Be phenomena are well synchronized with its orbital phase, Its binary model has so far been based on velocity curves at the double peaks of emission lines or the center of shell absorption lines. High signal-noise-ratio spectroscopic observations suggest the existence of quadruple peak structure in emission lines. If it is true, the emission envelope should have double ring structure, one is inside the Roche Lobe, and the other is outside. Numerical solutions of the restricted three-body problem for envelope particles have been carried out and it is shown that two stable rings exist in and outside the Roche lobe. Comparison between the results of calculation and the observed velocity curves lead to the binary mass model which is less than those of current models.
  • 小暮智一, 鈴木雅一, 門正博
    美星天文台アマプロ交流ワークショップ「変光星/連星の観測」収録 37 1996年12月  
    φPerは,Be現象が連星周期と良い一致を示す珍しい例となっている。これまでの観測データの解析で,ややもすると見逃されてきた,バルマー線輝線輪郭などに見られる微細構想に焦点を当てて,外層大気の複雑な構造を見つける試みを行った。輝線輪郭に見られる4重ピークを解析した結果,輝線形成領域がロッシュ半径の内外に分かれて存在する可能性があることを示す。連星周期との再現性が良いので,時間をかけて観測できることから,これからの美星天文台での観測目標として適している。
  • T KOGURE, S SUZUKI, M MON
    PULSATION, ROTATION AND MASS LOSS IN EARLY-TYPE STARS (162) 378-379 1994年  査読有り
    We consider the formation of the Balmer emission lines and the decrement H alpha/H beta/H gamma, by solving the non-LTE problems in elementary regions of the envelope divided by equal line-of-sight velocities. These envelope-elements are characterized by different optical depths in the Balmer lines and by different dilution factors for the incident stellar radiation. It is shown that the decrements sensitively depend on these parameters of the envelope-elements. We show that the observed spectral-type dependence and large scatter of the decrements among Be stars can be explained in terms of the variation of these physical parameters.
  • 小暮智一, 鈴木雅一, 門正博
    「恒星研究会」収録 25 1994年1月  
    Be星外層大気での輝線形成について計算を行った。円柱状円盤を仮定して回転速度場,密度などをパラメータ化する。放射場は,水素原子に7準位近似による非平衡解を採用する。光学的厚みや速度場による外層大気の相互作用や中心星による照射を考慮して,解析解を与え,各パラメータごとに数値計算を行う。最終的には,大気中のすべての場所でのパラメータに対する計算結果を求め積分しなければならないが,ここでは代表的なパラメータ値に対する計算結果を示し、輝線強度や強度比の観測地と比べた。
  • M SINGH, M MON, T KOGURE, M SUZUKI
    PUBLICATIONS OF THE ASTRONOMICAL SOCIETY OF JAPAN 46(1) 27-43 1994年  査読有り
    Based on a series of Coude spectra taken with the 188-cm reflector of the Okayama Astrophysical Observatory over an interval of 18 yr, the spectroscopic behavior in the Balmer and He I lambda3888 lines of the binary Be star phi Per (orbital period of 126.696 d) is presented. We have confirmed the following phenomena: (1) the V/R ratio (intensity ratio of violet to red peaks of the double-peaked emission lines) varies synchronously with the binary phase, and its amplitude is about 2; (2) the shell absorption lines become very strong at a phase of around 0.1; (3) there is a remarkable hump in the radial velocity curve of the shell lines near to phases of 0.4 to 0.6; and (4) the peak separations of the emission lines do not vary with the phase, but remain constant. It seems difficult to represent the phi Per phenomena sited above with the simple envelope models which have so far been adopted for many Be stars. The difficulties are pointed out for the axisymmetric rotating-pulsating envelope model and the elliptic disk model with apsidal motion. The formation of a high-density region around the primary is required for the appearance of a strong shell at a particular phase. The hump in the radial-velocity curves requires that the envelope around the primary should be elongated perpendicular to the binary axis. Using the peak separations of the Balmer emission lines, a large extension of the envelope which overflows the Roche lobe of the primary was estimated. This infers that an envelope really extends beyond the Roche lobe and thus may be a very complicated one, or that the binary parameters so far adopted (20 M. and 4 M.) are not reliable. The possibility of less massive binary parameters is suggested.
  • T KOGURE, M MON, M SUZUKI
    ASTROPHYSICS AND SPACE SCIENCE 210(1-2) 223-225 1993年12月  
  • M SINGH, M MON, T KOGURE, M SUZUKI
    INSIDE THE STARS 40 804-806 1993年  査読有り
  • T.Kogure, M.Mon, M.Suzuki, M.Singh
    Astronomical Society of the Pacific Conference Series 38 404 1993年  
    連星系を作るBe星では,星の周りのガス領域が,中心星からの質量放出によるのか,伴星からの質量流入によるのかが問題になっている。ここでは,この問題を考える上で重要と思われるガス領域の大きさと,連星系でのロッシュ半径とを比べてみた。φPer,ζTau,HR2142,4 Her について調べてみると,φPerを除いて,ロッシュ半径内に収まることが分かった。φPerについては,星の質量等に問題が残っているようであるが,ロッシュ半径を超えてガス領域が拡がっているようである。
  • M.Mon, T.Kogure, M.Suzuki, M.Singh
    Publication of Astronomical Society of Japan 44(1) 73-75 1992年  査読有り
    ζTau 星は,1955年頃から,輝線強度比や視線速度に準周期的な変化を示し始めた。それまでは,視線速度の変化は見られなかった。輝線強度比や視線速度のデータは連動した変動を示す。今回,我々の観測データで,1970年後半で,かなり大きな変動を示したことが分かった。その後,1980年代に入ると,すべての変動の幅が小さくなって,1984年頃には,変動が終わり,1950年以前の状態に戻ったのではないかと思われる兆候を見いだした。
  • M.Mon, T.Kogure, M.Suzuki, M.Singh
    「恒星・連星研究会」収録 40 1991年11月  
    岡山天体物理観測所での約15年に渡る観測データを解析した。視線速度等すでに出版されているデータとの一致を確認した。さらに,輝線等価幅,輝線ピークの速度差,半値幅等を測定し,外層大気のいくつかの物理量を求めた。これらの物理量の変化を説明するには,現在提案されている2つのモデル,非対称楕円ディスクモデルと,軸対称脈動ディスクモデルとでは,前者の方が有利であると結論づけられる。
  • M.Singh, M.Suzuki, M.Mon, T.Kogure
    収録「恒星物理学研究会」 18 1990年1月  
    岡山天体物理観測所での約20年に渡る観測データをもとに,φPer 星の外層大気のモデルを考察した。視線速度,吸収線・輝線強度などの観測データは,連星周期に同期した変動を示すことが確認された。また,これらのデータより外層大気の半径,質量などを求めた。外層大気の半径について,連星系内では,安定に存在できない大きさであることが示された。さらに,吸収線・輝線輪郭が細かい構造を持つらしいことが認められた。
  • 門 正博, 平田 龍幸
    収録「恒星物理学研究会」 37 1990年1月  
    Be 星の Hα 輝線は,中心星の周りにある高速回転するガス円盤で形成される。ここでは,円筒状のガス領域を仮定し,各位置での速度場と輝度分布を仮定し,輝線輪郭を計算した。ガス円盤の形状を決めるパラメータと速度場,輝度分布を決めるパラメータとを選ぶことで,観測されている輝線輪郭を再現できる。これらのパラメータの組み合わせのうち物理的に有効であると判定されるものを考察することで,ガス円盤の性質を調べる方法を試みた。
  • 門 正博
    第3回岡山ユーザーズ・ミーティング 3 1986年10月  
    1968年に始まる,岡山天体物理観測所でのBe星の観測データの状況をまとめた。高分散観測と低分散観測のそれぞれについて, Be星について得られているデータと解析の状況などを整理して報告した。 さらに中心星や,外層大気などについて詳しい情報を得るために必要な,高分散,高S/N 比観測が求められ,進められている状況を考え,これからの課題や,観測者としての希望などを述べた。
  • M.Mon, R.Hirata
    Stellar Activities and Observational Techniques (Proceedings of theSecond Japan-China Workshop) 27 1986年3月  
    O型星と,WR星の連星からなるV444 Cygについて,HeⅡ(4686Å)線の輝線輪郭を連星周期(4.2 日)に渡って観測し,解析を行った。連星による食の効果も考慮した,星とその周りの拡がった大気から発すると予想される成分を計算して観測データからひくと,弱い成分が残る。この成分の視線速度の変化から,これが,WR星からO型星へのガスの流れに起因すると予想される。
  • 門 正博
    博士号論文 1984年4月  
    48 Lib(高速で自転する星の赤道面上に存在するとされるガス円盤に起因する吸収線と輝線が特徴)の約20年に渡る観測データを解析した。まず,中心星の物理量(温度,重量,半径など)を求めた。輝線および吸収線の視線速度や強度の変化を調べ,ガス円盤の物理量(大きさ,密度など)を求めた。その結果,ガス円盤は,少なくとも2層の物理量の異なる領域からなり,これらの領域の形状が変化することで,観測量の変動が説明できる可能性を示した。
  • AM HUBERTDELPLACE, M MON, UNGERER, V, R HIRATA, F PATERSONBEECKMANS, H HUBERT, D BAADE
    ASTRONOMY & ASTROPHYSICS 121(2) 174-182 1983年  査読有り
  • M MON, R HIRATA, K SADAKANE
    PUBLICATIONS OF THE ASTRONOMICAL SOCIETY OF JAPAN 33(3) 413-426 1981年  査読有り
    修士論文の内容をまとめたもの弱ヘリウム星と分類される 20 Tauri 星について,その大気の物理量と化学組成を求めた。最新の大気モデル計算との比較により,これまで考えられていたよりも低温の星であり,弱ヘリウム星の中でも最も低温の星であることが結論付けられた。金属量についても,これまで知られている弱ヘリウム星の特徴とは異なり,むしろ別の金属量異常を示す「Mn-Hg 」星に似た特徴を示すことが分かった。

書籍等出版物

 1
  • 芝原 寛泰, 石井 俊行, 沖花 彰, 梶原 裕二, 佐藤 美子, 田中 里志, 種村 雅子, 森本 弘一 (担当:共著, 範囲:2-4、2-18、2-39(18ページ))
    電気書院 2017年6月 (ISBN: 9784485302491)
    学習指導要領の理科の目標に記載されているように、理科の授業においては、実験・観察は中心的な位置を占める。子どもたちが主体的に関わることで理科の目標を達成することができるが、実際には準備や時間の関係から「確認実験」に終わることも多い。ここには数多くの事例と関係情報を載せて、実験授業の計画の助けとなるように、図や写真も多用して解説している。 (pp:36~41、120~125、248~253) 著者:芝原 寛泰(編著)、石井 俊行、沖花 彰、梶原 裕二、佐藤 美子、田中 里志、種村 雅子、森本 弘一、門 正博

講演・口頭発表等

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  • 小暮智一, 鈴木雅一, 門正博, 森谷友由希
    2011年日本天文学会春季年会 2011年3月
    Be 星のV/R 変動には古典的に離心的楕円状円盤モデルと膨張収縮による回転脈動モデルとがある。一本腕理論は前者の力学的発展といえる。ここでは観測に基づいて分光モデルへのアプローチを考える。内部に複雑な構造をもつが全体的にはV/R は一本腕振動に似た多層的密度変動として理解できる。内層部の膨張収縮運動とV/R との関係は残された課題である。
  • 門正博, 鈴木雅一, 小暮智一
    2011年日本天文学会春季年会 2011年3月
    EW Lac は、高速自転する早期B 型輝線星(B3IIIe,shell)である。20 世紀初めに輝線が知られるようになり、20 世紀中頃からガス殻吸収線が認められている。1976 年から1986 年頃にかけてV/R 変動を示した。今回はこの間のBalmer 系列線の輝線およびガス殻吸収線の強度、視線速度について再測定をおこない、変化の全体的な特徴を明らかにした。
  • 小暮智一, 鈴木雅一, 門正博, 森谷友由希
    第16回天体スペクトル研究会 2011年2月
    EW Lac (B3 IIIe,shell)のV/R変動時における円盤の振る舞いを調べるために、OAOのクーデ写真スペクトルを解析した。円盤は外部の輝線形成域と内部のガス殻吸収線の形成域に分かれ、それぞれ異なった形でV/R変動と関係する結果が得られた。V/Rは高密度域の回転による密度波と考えられるが、内部は収縮膨張運動を伴い、円盤は全体として複雑な構造を示している。
  • 門正博, 小暮智一, 平田竜幸
    日本天文学会春季年会 1985年5月22日 日本天文学会
  • 門正博
    日本天文学会秋季年会 1984年10月17日 日本天文学会

担当経験のある科目(授業)

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社会貢献活動

 1

教育方法の実践例

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  • 件名
    メーリングリストを活用した授業のサポート
    年月日(From)
    2005/04
    年月日(To)
    2006/09
    概要
    大阪樟蔭女子短期大学部「情報処理」において、メーリングリストを開設し、授業に対する情報交換や質問等を書いてもらった。同時に、課題の提出にも利用し、全員がお互いに評価できるようにした。また、「各自の長所を、具体的なエピソードも含めて書いて」もらうという課題を与え、それに対して教員からは必ずコメントをつける、学生も自由に意見やコメントつけて良いとした。学生どうしのコメントはほとんどなかったが、コメントやそれを受けての書き直しなどで、履歴書・エントリーシートなどに利用できるデータを学生は得たようである。 (共同
  • 件名
    ライフゲームシミュレーション
    年月日(From)
    2002
    概要
    人工知能、人工生命を研究するモデルとして(その作成されたいきさつから「ゲーム」という名を持つが)、広く利用されてきた。ここでは、「30×30」の大きさであるが、エクセルでのシミュレーションとして作成した。 変化の様子をたどるとき、そこに現れる様々なパターンは、ゲーム性を持つともに、ビデオ芸術の側面も持つ。ときに美しいパターンを見せる。これらのパターン変化が、「進化」や「組織」、「自己再製」などの研究に用いられる。 非常に簡単な規則から、複雑な変化をみせるこのシミュレーションは、学生の興味を引く。
  • 件名
    実物を提示・演示しての授業の具体化
    年月日(From)
    2003/04
    概要
    大阪樟蔭女子大学学芸学部「物理学」、人間科学部、短期大学部「自然の原理」において透過型グレーティングフィルム、水飲み鳥、光ファイバー、太陽電池などの、直接、目で見て触れることのできるものを提示している。また、ビデオやなどの視聴覚教材も利用しているが、それらよりも、学生の興味も引き、理解も進むようである。
  • 件名
    数当てゲーム
    年月日(From)
    2002
    概要
    乱数により適当な数値を発生させる。この数を推定するわけだが、入力された推定値に対して、設定値より大きいか小さいかだけを応えるようになっている。この情報から、設定値を限定していく。 最初は、試行錯誤で適当に推定値を入力しているだけである学生が、系統的に追い詰める方法を考えるようになる。それを補助しながら、二分法がかかわっていることを知ってもらう。どの程度有効な方法であるかを体験してもらい、理論的な解説を加える。基礎演習で使用。また、計算機における記数法(二進数)へと話を発展させるときもある。
  • 件名
    円周率計算プログラム
    年月日(From)
    2003
    概要
    正方形とそれに内接する円の面積比を利用して、モンテカルロ法による円周率の計算プログラムを作成した。実際に、発生させた乱数に対応する四分の一円でのプロットを図示しながらプログラムは進んでいくので、見た目での説得力もある。試行回数と近似程度の関係が、たくさんの例を実験してみてわかってくる。この方法の限界(正確さと試行回数)についても触れることができる。 また、この実験で得られた数値は、統計学でのサンプルデータとしても利用できる。
  • 件名
    運動シミュレーション
    年月日(From)
    2003
    概要
    「物理学」、「自然の原理」の中で、運動を扱う際に、実際の運動をエクセルの機能を利用して、数値シミュレーションし、それをグラフで可視化して、様々な条件でどのように変化するかを見てもらうために作成した。 時間の経過と共に、どのように運動が継続されるかを、時間軸に関してはリアルとなるように一定の時間間隔で運動を表示していくように作ってある。現在のところ、放物線運動、空気抵抗を考慮した放物線運動のみであるが、順次、追加していく予定である。

その他(職務上の実績)

 1
  • 件名
    短期大学部での情報処理教育の整備
    年月日(From)
    2002
    概要
    平成15年度実施 短期大学部人間関係科の現行カリキュラム、特に専攻科目「情報系」の科目構成を作成するに関して、重要な寄与をした。「情報系」を専攻科目内で独立させるなど、大きな枠組みの変更があった。 その際、せっかくノートパソコンを利用できる環境にあるので、2年間、フルにコンピュータを使ってもらい、その有用性を知ってもらえるように配慮した。各期において、2種類以上の関連科目を設置している。また、情報処理の基礎に関しては、春期に週2回の授業で集中的に学べるように配置した。 現在執筆中の紀要論文でも触れているが