研究者業績

川端 康之

カワバタ ヤスユキ  (Yasuyuki Kawabata)

基本情報

所属
大阪樟蔭女子大学 健康栄養学部 健康栄養学科 教授
学位
農学博士(1995年10月 筑波大学大学院)

研究者番号
60330148
J-GLOBAL ID
200901046018881304
researchmap会員ID
1000302766

研究キーワード

 1

論文

 52
  • 川端 康之, 宮 菜美華, 稲垣 秀一郎
    大阪樟蔭女子大学 研究紀要 14 237-243 2024年1月  筆頭著者
  • 川端 康之, 宮 菜美華, 菊田 千景
    大阪樟蔭女子大学 研究紀要 31 271-276 2023年1月  筆頭著者
  • 菊田 千景, 浦 千尋, 川端 康之
    大阪樟蔭女子大学研究紀要 11 157-164 2021年1月  
  • 川端康之、, 野原 綾、, 稲垣 秀一郎
    大阪樟蔭女子大学研究紀要 10 233-238 2020年1月  筆頭著者責任著者
  • 土屋翼, 川端康之, 打田良樹, 安藤真美, 木村雅浩, 浦千尋, 小菅久美子, 森田千尋, 籾谷真奈, 松元ちあき, 石蔵文信
    日本臨床栄養学会雑誌 39(1) 18-28 2017年4月  
    食用昆虫の安全性を検討するため微生物検査を行った。将来の安定供給を目指してコオロギの養殖法を検討するとともに、飼料の違いが与える栄養価への影響を検討した。さらに、昆虫食に関するアンケート調査を実施した。
  • 土屋翼, 川端康之, 安藤真美, 木村雅浩, 浦千尋, 森田千尋, 籾谷真奈, 石蔵文信
    日本臨床栄養学会雑誌 38(1) 23-30 2016年4月  査読有り
    昆虫の栄養学的意義を解明する一環として、クマゼミの栄養価を検討することを目的とした。さらに昆虫食に関する食経験や意識などについてのアンケート調査を併せて行った。
  • 奥田亮, 川上正浩, 坂田浩之, 佐久田祐子, 川野佐江子, 川端康之
    大阪樟蔭女子大学研究紀要 6 3-12 2016年1月  
    大学における全学科制を対象とした帰属感高揚プログラムの開発を検討。受講生の所属する学科教員が登壇し「教員トーク」を加えることでプログラムの効果が高まることが示唆された。
  • 食品科学工学研究 20(6) 1261-1265 2014年11月  査読有り
  • 舟根和美, 川端康之, 鈴木龍一郎, 藤本瑞, 北岡本光, 木村淳夫, 小林幹彦
    応用糖質科学 1(2) 179-185-131 2011年4月  査読有り
    <I>B. circulans </I>T-3040株由来の環状イソマルトオリゴ糖グルカノトランスフェラーゼ(CITase)について、部位特異的変異導入により、触媒活性に重要な役割を果たすアミノ酸残基を特定した。C末端領域を幾つかの領域に分け、欠失変異導入を行い解析した結果、糖質結合に重要な役割を果たす部分と酵素の安定化に重要な役割を果たす部分を同定した。また、デンプンを炭素源とした場合でもCITaseが誘導生産されることを発見し、デンプンからCIを生産する系の存在を示唆した。
  • Kazumi Funane, Yasuyuki Kawabata, Ryuichiro Suzuki, Young-Min Kim, Hee-Kwon Kang, Nobuhiro Suzuki, Zui Fujimoto, Atsuo Kimura, Mikihiko Kobayashi
    BIOCHIMICA ET BIOPHYSICA ACTA-PROTEINS AND PROTEOMICS 1814(3) 428-434 2011年3月  
    Cycloisomaltooligosaccharide glucanotransferase (CITase) belongs to glycoside hydrolase family 66. According to the sequence alignment of enzymes in the same family, we divided the structure of CITase into five regions from the N terminus to the C terminus: an N-terminal conserved region (Ser1-Gly403), an insertion region (R1; Tyr404-Tyr492), two conserved regions (R2; Glu493-Ser596 and R3; Gly597-Met700), and a C-terminal variable region (R4; Lys701-Ser934). CITase catalyzes the synthesis of cycloisomaltooligosaccharides (CIs) with 7-17 glucose units (CI-7 to CI-17) from dextran. In order to clarify the functions of these C-terminal regions (R1-R4), we constructed 15 deletion mutant enzymes. M123 Delta, (R4-deleted), M Delta 234 (R1-deleted), and M Delta 23 Delta (R1/R4-deleted) catalyzed CI synthesis, but other mutants were inactive. M123 Delta, M Delta 234, and M Delta 23 Delta increased their K(m) values against dextran 40. The wild-type enzyme and M123 Delta produced CI-8 predominantly, but M Delta 234 and M Delta 23 Delta lost CI-8 production specificity. The k(cat) values of M Delta 234 and M Delta 23 Delta decreased, and these mutants showed narrowed temperature and pH stability ranges. Our deletion analysis suggests that (i) R2 and R3 are crucial for CITase to generate an active form; (ii) both R1 and R4 contribute to substrate binding; and (iii) R1 also contributes to preference of CI-8 production and enzyme stability. (c) 2010 Elsevier B.V. All rights reserved.
  • 舟根 和美, 田中 幸徳, 川端 康之, 越智 幸三
    Journal of Applied Glycoscience Supplement 2009 45-45 2009年  
  • 林田 多恵, 川端 康之, 北尾 悟, 椎原 美沙
    Journal of Applied Glycoscience Supplement 2009 61-61 2009年  
  • Kazumi Funane, Kazue Terasawa, Yasuko Mizuno, Hiroshi Ono, Shigehachi Gibu, Tadaaki Tokashiki, Yasuyuki Kawabata, Young-Min Kim, Atsuo Kimura, Mikihiko Kobayashi
    BIOSCIENCE BIOTECHNOLOGY AND BIOCHEMISTRY 72(12) 3277-3280 2008年12月  査読有り
    Cyclic isomaltooligosaccharides (CIs) usually consist of 7 to 12 glucose units, although only CI-10 has strong inclusion complex-forming ability. Four Bacillus strains and two Paenibacillus strains were isolated as novel CI-producing bacteria. Among these, five strains produced small amounts of CI-7 to CI-9, but mainly produced CI-10 to CI-12. Larger CIs, tip to CI-17, were also identified.
  • 分担執筆, K. Funane, K. Terasawa, Y. Mizuno, H. Ono, T. Miyagi, S. Gibu, T. Tokashiki, Y.Kawabata, Y.M. Kim, A. Kimura, M. Kobayashi
    Journal of Biotechnology 130(2) 188-192 2007年6月  査読有り
    &lt;I&gt;Bacillus circulans&lt;/I&gt; T-3040由来環状イソマルトオリゴ糖合成酵素(CITase)が重合度10、11、12の新規な環状イソマルトオリゴ糖(CI-10, -11, -12)を作ることを発見した。それぞれを精製し、構造をNMRと質量分析で同定した。これらのCIの中でCI-10は高い溶解性とともに包接化合物を形成することを見出した。<br /> 担当部分:CITaseの調製、およびCIの分析
  • 分担執筆, 川端康之, 舟根和美, 北尾悟
    食品・臨床栄養 2 35-40 2007年5月  査読有り
    環状イソマルトオリゴ糖合成酵素(CITase)高生産菌Bacillus circulans G22-10より同酵素遺伝子をクローニングし、大腸菌で大量発現させた。組換え型CITaseはN末端に6×Hisタグを含む21アミノ酸の付加配列を持つが、機能的には天然型CITaseと同じであった。組換え型CITaseは10 mM Ca2+の添加により活性化されるとともに、温度安定性も向上した。反応産物からCI-10および、これより高重合度の環状オリゴ糖を検出した。<br /> 担当部分:実験計画立案、実験結果解析、論文執筆を担当。
  • 分担執筆, K. Funane, T. Tokashiki, S. Gibu, Y.Kawabata, T. Oguma, H. Ito, M. Nakachi, S. Miyagi, M. Kobayashi
    J. Appl. Glycosci 54(2) 103-107-107 2007年4月  査読有り
    サイクロデキストランはα1,6結合したグルコースからなる環状オリゴ糖である。ストレプトコッカス属のグルカンシュークラーゼ活性を強く阻害するため、抗う触材としての利用が期待されている。我々は、従来見つかっていたものより重合度の大きなCIを分離し構造を決定した。また、CITase高生産菌を育種することに成功し、CIの工業化に着手した。さらに、黒糖からCIの分離に成功した。<br /> 担当部分:CITase高生産菌を育種,培養条件の検討を担当。
  • 川端康之
    大阪樟蔭女子大学論集 44 61-67 2007年3月  筆頭著者最終著者責任著者
    CITase高生産株として育種した、&lt;I&gt;Bacillus circulans&lt;/I&gt; G22-10より、同酵素遺伝子をクローニングし、大腸菌を宿主とした発現系を作成した。クローニングした同酵素遺伝子は野生株であるT-3040株のものと同一であった。発現用大腸菌に形質転換し、同酵素を生産させ、Ni-NTAアガロースカラムで精製酵素標品を得た。大腸菌組換え型にはN末端にHis-tagを含む21アミノ酸の付加配列が存在するが、諸性質を野生型酵素と比較したところ、同じであった。
  • 分担執筆, 川端康之, 北尾悟, 舟根和美, 渡嘉敷唯章, 儀部茂八, 宮城貞夫
    食品・臨床栄養 1 43-48 2006年5月  査読有り
    環状イソマルトオリゴ糖合成酵素(CITase)生産菌である&lt;I&gt;Bacillus circulans&lt;/I&gt; T-3040の育種について、ニトロソグアニジンによる変異処理とストレプトマイシン耐性付与による変異処理を繰り返すことで,親株の110倍のCITaseを生産するG22-10株を取得した。<br /> 担当部分:実験計画立案、実験結果解析、論文執筆を担当。
  • 分担執筆, 中村徹也, 新田一朋, 川端康之, 野田文雄, 北尾悟
    健康・栄養食品研究 8(3/4) 1-9-25 2005年12月  査読有り
    健常女子学生を対象に、難消化性デキストリン含有ちくわの摂取がヒト便通に及ぼす影響についてシングルブラインド・クロスオーバー試験により検討した。その結果、同ちくわ摂取期間における排便回数および排便量の有意(p&lt;0.05)な増加が認められた。<br /> 担当部分:官能検査実施およびデータの解析に関する考察を担当。
  • 川端康之
    大阪樟蔭女子大学(学芸学部)論集 (第42号) 77-82 2005年3月  
    川端が担当する食物栄養学科1回生春期必修科目「化学」と「食品学総論」について、基礎から専門への連続性を確保するため、1セメスターを前半・後半に分割し、前半を「化学」後半を「食品学総論」にあて、週2回の授業を試行的に行ない、この授業方法の学生側と教員側の利点・欠点について整理した。
  • 分担執筆, 西口真衣, 川端康之
    大阪薫英女子短期大学研究紀要 (第39号) 51-53-53 2004年12月  
    &lt;I&gt;Neurospora crassa&lt;/I&gt;由来グリコーゲン枝作り酵素(BE)の疎水クロマトグラフィーによる簡易精製法について検討した。菌体内抽出液を硫安分画後、疎水クロマトグラフィーによって部分精製されたBEの比活性は7.55 U/mgであり、粗酵素の比活性0.034 U/mgに比べて222倍に精製された。部分精製酵素は澱粉分解活性をほとんど持たず、そのまま枝作り反応に利用できた。また、部分精製BEをデキストリン(DE 70)に作用させたところ、生成物の単位鎖長分布の解析から、G6単位の転移が確認できた。以上の結果から,BEは澱粉だけでなく、直鎖の低分子デキストリンにも作用すると考えられた。<br /> 担当部分:実験計画立案、実験結果解析、論文執筆(一部)を担当。
  • 分担執筆, S. Ito, A. Kuno, R. Suzuki, S. Kaneko, Y.Kawabata, I.Kusakabe, T.Hasegawa
    J. Biotechnol. 110(2) 137-142 2004年5月  査読有り
    ストレプトマイセス属E-86菌の生産するファミリー10に属するキシラナーゼが持つ糖鎖結合領域が認識するラクトースを結合させたラクトシル-セファロースを利用したアフィニティークロマトグラフィーにより,効率的に精製することが可能になった。 キシラナーゼは、食品産業や製紙工業では重要な酵素であるが、この結果を用いることで従来法に比べて格段に費用をかけずに効率的にキシラナーゼの精製が可能となることから、キシラナーゼの工業的利用が広まるものと予想される。<br /> 担当部分:非組換えキシラナーゼの調製と考察の一部を担当
  • Yasuyuki Kawabata, Kazuki Toeda, Toru Takahashi, Norio shibamoto, Satoshi Kitao, Mikihiko Kobayashi
    Proceedings of the International Symposium:New Approaches in Starch Science and Carbohydrate-Active Enzymes Poster Session 2003年9月  
    Neurospora crassa N2-44のグリコーゲン枝付け酵素を用いた高度分子澱粉の調製法およびその諸性質・応用方法を開発した。
  • 分担執筆, Y.Kawabata, K. Toeda, T. Takahashi, N. Shibamoto, S. Kitao, M. Kobayashi
    J. Appl. Glycosci. 50(2) 285-286 2003年4月  査読有り
    赤パンカビ由来の枝作り酵素を利用して枝分かれ構造の密な新規な加工澱粉を調製し,澱粉ゲルに添加したときの澱粉ゲル老化抑制効果について検討した。老化抑制のモデル実験として,上新粉だんごに添加し,冷蔵保存してその硬さを測定したところ,硬化を抑制したり,表面の保水力を向上させることが示唆された。 以上の結果から、高度分岐澱粉は老化しやすい澱粉に少量添加することで、澱粉ゲルの保水力を向上させ、老化を抑制するユニークな特徴をもつことがわかった。食品には様々な形で澱粉が添加されており、その老化が品質の低下をまねく原因の一つとされていることから、高度分岐澱粉の応用が期待できる。<br /> 担当部分:本研究にあたっては、実験の企画、実施、論文の作成のほぼ全てを担当。
  • 分担執筆, 川端康之, 戸枝一喜, 高橋徹, 柴本憲夫
    食品と技術 (2003-02) 13-15 2003年2月  
    赤パンカビ由来の枝作り酵素を利用して枝分かれ構造の密な新規な加工澱粉を開発しその食品への応用について検討した。澱粉湖液に添加することで,粘度が低下したり,湖液の透明度が向上したりすることがわかった。また,老化抑制のモデル実験として,上新粉だんごに添加し,冷蔵保存してその硬さを測定したところ,わずかではあるが硬化を抑制できることがわかった。 以上の結果から、今回開発した新規加工澱粉は従来のデキストリンにはない特徴をもつ新しい食品素材として利用できる可能性が示唆された。<br /> 担当部分:本研究にあたっては、実験の企画、実施、論文の作成のほぼ全てを担当。
  • 分担執筆, 戸枝一喜, 川端康之
    日本食品科学工学会誌 49(8) 551-554 2002年8月  査読有り
    食品産業廃棄物であるコーンハルおよびビートパルプを高圧蒸煮処理することで機能性糖質として期待されているL-アラビノ-スを効率よく抽出する方法を検討した。その結果、コーンハルを処理圧力2-15 kg/cm2で蒸煮すると、コーンハルから最大7.9%のアラビノースが遊離した。また、ビートパルプでは高圧蒸煮中に0.1Mリン酸を添加することで、ビートパルプから最大16%のアラビノースが生成した。 アラビノースは砂糖の消化吸収およびエネルギー代謝を抑制する新しい食品素材として注目されており、本方法により廃棄物から簡単な方法でアラビノースを選択的に取り出すことができることがわかった。<br /> 担当部分:本研究では、生成アラビノースの高速液体クロマトグラフィーでの定量を担当。
  • 分担執筆, 中村徹也, 川端康之, 野田文雄, 北尾悟
    健康・栄養食品研究 5(2) 11-20-20 2002年8月  査読有り
    難消化性デキストリン含有カニ風味蒲鉾の摂取によるヒト便通に及ぼす影響について健常女性を被験者として検討した。その結果、1日あたり5.3 gの難消化性デキストリンを含有するカニ風味蒲鉾の摂取により排便回数、排便量が有意に増加した。また、便の形状及び排便後の感覚についても改善効果が認められた。この結果より難消化性デキストリン含有カニ風味蒲鉾の摂取は、不足しがちな食物繊維を補い、排便状態の改善に有効であることが確認された。 <br /> 担当部分:官能検査実施およびデータの解析に関する考察を担当。
  • 分担執筆, Y.Kawabata, K. Toeda, T. Takahashi, N. Shibamoto, M. Kobayashi
    J. Appl. Glycosci. 49(3) 273-279 2002年8月  査読有り
    モチトウモロコシ澱粉を赤パンカビのグリコーゲン枝作り酵素で処理し、生成した澱粉の性質を明らかにした。生成した澱粉はグリコーゲンと同様な分岐鎖長分布を示し、平均単位鎖長は21.2から15.2へ変化した。また、その分子量はゲルろ過分析により2000 kDaと計算された。本澱粉の見かけ粘度は3%溶液で同濃度のモチトウモロコシ澱粉の1/10であり、水溶性に富み、その水溶液は4℃に1週間放置しても沈殿を生じず透明であった。以上の結果から、グリコーゲン枝作り酵素で処理された澱粉は、従来澱粉の老化が問題とされていた食品への応用が期待される新しい食品素材と期待された。<br /> 担当部分:本研究にあたっては、実験の企画、実施、論文の作成のほぼ全てを担当。
  • 分担執筆, 松村博子, 川端康之
    大阪樟蔭女子大学論集 39 93-98-98 2002年3月  
    キシリトールは様々な機能をもつ糖アルコールでチューインガムに添加され,虫歯予防効果があることが知られている。今後の需要の増大が見込まれることから,酵母を利用し微生物によりキシロースからキシリトールへの変換について検討した。 入手した&lt;I&gt;Candida&lt;/I&gt;属12株のうち、9株でキシリトールの生産が確認できた。さらに生産条件を検討したところ、培養液への酸素の供給がキシリトール生産に大きな影響を与え、キシロースの資化を終えたところでキシリトールの生産が最大になった。収率は、対キシロースで25%であった。比較的容易にキシリトールの生産が行えるが、工業化にあたっては耐糖性のある酵母の開発が必要であるなど問題点もわかった。<br /> 担当部分:本研究にあたっては、実験の企画、実施、論文の作成のほぼ全てを担当。
  • K Toeda, Y Kawabata
    JOURNAL OF THE JAPANESE SOCIETY FOR FOOD SCIENCE AND TECHNOLOGY-NIPPON SHOKUHIN KAGAKU KOGAKU KAISHI 49(8) 551-554 2002年  査読有り
    Efficient production technique of arabinose by high pressure steaming, from corn hull and beet pulp, which were food-processing by-products was examined. Arabinose was released from corn hull by high pressure steaming at 2similar to15 kg/cm(2), and the yield was reached 7.9%. It was correspondent to 63% of arabinose in corn hull. The yield of arabinose increased up to 82% of that in corn hull, when phosphoric acid (final conc. 0.1 M) was added in the high pressure steaming. On the other hand, 6.6% (corresponding to 30%, of arabinose in beet pulp) of arabinose was released from beet pulp by high pressure steaming at 10kg/cm(2). The yield of arabinose increased, when phosphoric acid (final conc. 0.1 M) was added in the high pressure steaming, and reached 72% of arabinose in beet pulp.
  • 分担執筆, H. J. Sun, S. Yoshida, Y.Kawabata, N. H. Park, I. Kusakabe
    Biotechnol. Lett. 24(8) 595-601 2002年  査読有り
    パパインを用いた限定分解によりファミリーF/10βキシラナーゼがもつ触媒ドメインとキシラン結合ドメインを分離し,それらを精製した。精製された2つの機能ドメインの働きについて検討した。分離された触媒ドメインは,天然のキシラナーゼとほぼ同じ特性を持つが,キシランへの結合能は大幅に減少していた。<br /> 担当部分:キシラン結合能試験と生成物の解析を担当。
  • 分担執筆, N. H. Park, S. Yoshida, Y.Kawabata, H. J. Sun, I. Kusakabe
    J. Appl. Glycosci. 48(3) 253-262 2001年8月  査読有り
    23種の市販酵素製剤中に含まれるキシラン分解酵素活性(エンド-β-キシラナーゼ,β-キシロシダーゼ,α-アラビノフラノシダーゼ,およびα-グルクロニダーゼ)について検討した。市販の酵素製剤には種々のキシラン分解酵素系が含まれていたが,アラビノグルクロノキシランへの作用については差があり,もっとも適していたのは,ペニシリウム由来のセルラーゼC-0901であった。 以上の結果から、未利用バイオマス資源であるキシランの分解が、市販の酵素製剤でも可能であることがわかった。キシラン分解物として得られるキシロオリゴ糖やキシロース、アラビノースは、ビフィズス菌増殖活性などの機能が報告されており、未利用バイオマス資源からの機能性食品素材の開発が可能となる。<br /> 担当部分:高速液体クロマトグラフィーによる生成物の解析
  • 分担執筆, 川端康之, 戸枝一喜, 柴本憲夫高橋
    食品の試験と研究 35 57-59 2001年5月  
    &lt;I&gt;Neurospora crassa&lt;/I&gt;(赤パンカビ)由来のグリコーゲン枝付け酵素を澱粉糊液に作用させることにより澱粉の枝分かれ構造がより密である新しい加工澱粉の開発を行い,新規な食品としての栄養特性・物性などについて検討した。得られた高度分岐澱粉は,グリコーゲン様の分岐鎖長分布を示し,低温で保存しても老化しなくなっていた。また澱粉糊化液に添加すると,粘度を低下させる性質があることがわかった。 以上の結果から、グリコーゲン枝作り酵素で処理された澱粉は、従来澱粉の老化が問題とされていた食品への応用が期待される新しい食品素材と期待された。<br /> 担当部分:本研究にあたっては、実験の企画、実施、論文の作成のほぼ全てを担当(分担割合95%)
  • 分担執筆, N. H. Park, S. Yoshida, Takahashi, Y.Kawabata, H. J. Sun, I. Kusakabe
    Biotechnol. Lett 23(5) 411-416 2001年  査読有り
    食物繊維材料として利用されているコーンファイバーを原料にアラビノフラノシダーゼによる酵素分解と酵母による選択的発酵により新規な機能性食品素材として注目されているL-アラビノースを結晶として単離する新規な方法を開発した。最終的に,原料のアラビノキシランに対し,16%の収率で結晶アラビノースを得た。この中にはキシロースは検出できなかった。<br /> アラビノースは、小腸でショ糖の吸収を阻害する働きが報告されているが、結晶純度のアラビノースを容易に得る方法はなく、アラビノースの製品価格が他の糖質に比べ高い原因である。本方法が実用化されれば、安価に製造できるものと思われる。<br /> 担当部分:高速液体クロマトグラフィーによるアラビノースの定量
  • 分担執筆, 戸枝一喜, 川端康之, 柴本憲夫
    食品と技術 (5月号 No.347) 16-18 2000年5月  
    稲作に伴い,モミ殻や稲わらは農産廃棄物として多量に発生し,バイオマス資源として利用方法の開発が求められている。そこでモミ殻を原料とし,爆砕処理と酵素処理を組み合わせて,ビフィズス菌増殖活性の高いオリゴ糖として注目されているキシロオリゴ糖を調製する方法を開発した。パイロットスケールで, 1 kgのモミ殻から固形分として80 gのキシロオリゴ糖が調製できた。<br /> 担当部分:本研究にあたっては、実験の実施、論文の作成のほぼ全てを担当
  • 分担執筆, 川端康之, 戸枝一喜, 畠 恵司
    日本食品微生物学会誌 16(3) 157-161-161 1999年3月  査読有り
    秋田県内の食品加工業者から持ち込まれた変敗したネマガリタケ水煮缶詰から原因菌の分離を行ない、&lt;I&gt;Bacillus subtilis&lt;/I&gt;と同定した。分離株を加熱殺菌したネマガリタケに接種し30℃で培養したところ、ネマガリタケが分解するとともにヘミセルロースに由来する単糖とオリゴ糖が遊離した。さらにこの培養液には、β-キシラナーゼやα-L-アラビノフラノシダーゼなどのヘミセルロース分解酵素活性が検出された。以上の結果より、殺菌不良によりわずかに生き残った分離菌が、殺菌後の缶詰内で増殖し、ヘミセルロース分解酵素を生産することで、ネマガリタケの軟化と変敗が起こると考えた。<br /> 担当部分:本研究にあたっては、実験の企画、実施、論文の作成のほぼ全てを担当。
  • 分担執筆, 川端康之, 戸枝一喜, 柴本憲夫
    TOBIN(Tohoku Bio IndustryNetworks) 17 44-47 1998年12月  
    農産廃棄物の有効利用の観点から,モミ殻や稲わらからを原料とするキシロオリゴ糖の生産法の開発を検討した。育種によりキシラナーゼを大量に生産する放線菌を分離し,酵素を精製したところ,従来とは異なる酵素が生産されていることがわかった。さらにこの酵素を用いて,モミ殻を爆砕処理して得た可溶性キシランに作用させることでキシランを分解し,キシロオリゴ糖の調製について検討した。<br /> 担当部分:本研究にあたっては、実験の実施、論文の作成のほぼ全てを担当
  • 分担執筆, 戸枝一喜, 川端康之, 柴本憲夫
    化学装置 (7月号) 96-97 1997年7月  
    稲作に伴い,モミ殻や稲わらは農産廃棄物として多量に発生し,バイオマス資源として利用方法の開発が求められている。そこでモミ殻を原料とし,爆砕処理と酵素処理を組み合わせて,ビフィズス菌増殖活性の高いオリゴ糖として注目されているキシロオリゴ糖を調製する方法を開発した。実験室規模で, 1 kgのモミ殻から固形分として10 gのキシロオリゴ糖が調製できた。<br /> 担当部分:本研究にあたっては、実験の実施を担当。
  • 分担執筆, Y.Kawabata, A.Kuno, Y.GamaI.Kusakabe
    Biosci. Biotech.Biochem 60(3) 524-525 1996年3月  査読有り
    様々なα-グルクロニドにカタツムリ中腸腺由来のα-グルクロニダーゼを作用させ,既報のα-グルクロニダーゼとともにその基質特異性を比較した。カタツムリ中腸腺由来のα-グルクロニダーゼは,天然に存在するα-グルクロニドの他に,今まで分解酵素が見つからなかったpNP-GAなどの基質も分解する,広い基質特異性を持つことがわかった。また、pNP-GAを非常によく分解し、これに対し、天然に存在するα-グルクロニドの分解は遅いことがわかった。以上の結果とこれまでの研究結果を総合すると,α-グルクロニダーゼには基質特異性の異なる3種類の酵素があることがわかった。<br /> 担当部分:本研究にあたっては、実験の企画、実施、論文の作成のほぼ全てを担当。
  • 分担執筆, S. Kaneno, Y.Kawabata, T. Ishii, Y. Gama, I. Kusakabe
    Carbohydr.Res 268 307-311 1995年12月  査読有り
    食品増粘剤などに用いられるアラビナンを分解するα-L-アラビノフラノシダーゼの基質特異性研究に欠かせない,アラビナンの分岐点の構造である3糖ユニットを位置選択的の化学合成し,NMRの帰属を行った。<br /> 担当部分:本研究にあたっては、実験の企画、実施、論文の作成のほぼ全てを担当。
  • 川端康之
    筑波大学博士課程農学研究科 応用生物化学主専攻 1995年8月  査読有り筆頭著者最終著者責任著者
    植物ヘミセルロースの主成分であるキシランの酵素的加水分解系の完成を目指し,報告のきわめて少なかったα-グルクロニダーゼについて,広く微生物界を検索し,糸状菌(カビ),担子菌,カタツムリ中腸腺,各由来のα-グルクロニダーゼを見つけた。また,各種グルクロニドを化学合成し,これらを用いてα-グルクロニダーゼの基質特異性について比較検討した。その結果、少なくとも3種類の基質特異性の異なるα-グルクロニダーゼが存在することが明らかとなった。このようなα-グルクロニダーゼの基質特異性に関する報告は全くなく、初めての報告である。 英文77ページ
  • 分担執筆, Y.Kawabata, S. Kaneno, I, Kusakabe,Y. Gama
    Carbohydr.Res 267 39-47-47 1995年8月  査読有り
    α-L-アラビノフラノシダーゼの基質特異性研究に欠かせない,メチルα-L-アラビノフラノビオシドの3種の位置異性体を立体選択的に合成した。位置選択的に保護基を導入した3種類のメチルアラビノフラノシド受容体を合成し,適当な保護を導入したアラビノフラノシルクロリドとルイス酸を活性化剤とするα-選択的グリコシル化反応により高収率でα体を得た。得られた3種類の位置異性体について&lt;SUP&gt;1&lt;/SUP&gt;Hおよび&lt;SUP&gt;13&lt;/SUP&gt;C-NMRのシグナルを完全帰属した。<br /> (共同研究)担当部分:本研究にあたっては、実験の企画、実施、論文の作成のほぼ全てを担当。
  • 分担執筆, Y. Ochi, T. Takeuchi, K. Murata, Y.Kawabata, I. Kusakabe
    Biosci. Biotech.Biochem. 59(8) 1560-1561 1995年8月  査読有り
    アルギン酸オリゴ糖が人の健康や疾病予防に与える影響を検討することを目的として,アルギン酸を原料にポリグルロン酸リアーゼを用いたポリマンヌロン酸を特異的に調製する方法を検討した。ポリグルロン酸リアーゼはマンヌロン酸に富む領域を分解できないことから,選択的にマンヌロン酸に富む画分を調製することができた。<br /> 担当部分:本研究にあたっては、論文の作成のほぼ半分を担当
  • 分担執筆, Y.Kawabata, K. Ono, Y. Gama, S. Yoshida, H. Kobayashi
    Biosci. Biotech.Biochem. 59(6) 1086-1090 1995年6月  査読有り
    カタツムリの中腸腺抽出物よりα-グルクロニダーゼを精製し,その酵素化学的諸性質について検討した。精製酵素の分子量は180,000であり,反応至適温度と至適pHは50℃とpH 3.0であった。また,基質特異性について検索したところ,天然に存在するα-グルクロニドの他に,今まで分解酵素が見つからなかったpNP-GAなどの基質も分解する,広い基質特異性を持つことがわかった。<br /> (共同研究)担当部分:本研究にあたっては、実験の企画、実施、論文の作成のほぼ全てを担当。
  • 分担執筆, Y.Kawabata, Y. Gama, I. Kusakabe
    Biosci. Biotech. Biochem 58(8) 1463-1466 1994年8月  査読有り
    α-グルクロニダーゼの基質特異性を調べるためにα-D-グルクロノシル-D-キシロース(アルドビオウロン酸)の位置異性体を立体選択的に合成した。位置選択的に保護基を導入した3種類のキシロース受容体を合成し,ベンジル基で保護したグルクロノシルクロリドとルイス酸を活性化剤とするα-選択的グリコシル化反応により高収率でα体を得ることができた.<br /> 担当部分:本研究にあたっては、実験の企画、実施、論文の作成のほぼ全てを担当。
  • 分担執筆, Y. Gama, Y.Kawabata, I. Kusakabe
    J. Jpn. Oil Chem. Soc. (YUKAGAKU) 43(6) 520-523 1994年6月  査読有り
    2,3,4-テトラベンジル-1-チオ-β-グルコシドと様々なアルコール間での選択的グリコシル化に対する新しい活性化剤としてO-メシチレンスルフォニルヒドロキシルアミンについて検討した。従来用いられている重金属塩を用いなくとも,高収率で目的の生成物を得ることができた。<br /> 担当部分:本研究にあたっては、原料物質の調製を担当
  • 分担執筆, S. Yoshida, Y. Kawabata, S. Kaneko, Y. Nagamoto, I. Kusakabe
    Biosci.Biotech.Biochem. 58(3) 580-581 1994年3月  査読有り
    6-ブロモ-2-ナフチル-α-L-アラビノフラノシドを合成し,これを用いて等電点ゲル電気泳動後のα-L-アラビノフラノシダーゼ活性の高感度な検出方法を開発した。今回開発した方法は,一般的な染色方法であるCBB染色法よりも高感度であった。<br /> 担当部分:本研究にあたっては、アラビノース誘導体の合成と合成部分の執筆を担当。
  • 分担執筆, Y.Kawabata, I. Kusakabe
    Mokuzai Gakkaishi 40(11) 1251-1253 1994年  査読有り
    化学的に合成したアルドビオウロン酸の位置異性体を基質として,&lt;I&gt;A. niger &lt;/I&gt;5-16と担子菌より調製したα-グルクロニダーゼの基質特異性を比較検討した。その結果&lt;I&gt;,A. niger&lt;/I&gt;の酵素はGA-2Xしか分解しないのに対し,3種類の担子菌の酵素は,GA-2X, GA-3X, GA-4Xの三種類の位置異性体全てを分解した。しかし,pNP-GAは分解できなかった。<br /> 担当部分:本研究にあたっては、実験の企画、実施、論文の作成のほぼ全てを担当。
  • 分担執筆, Y.Kawabata, T. Nanri, H. Uchida, H. Kobayashi, I. Kusakabe
    Mokuzai Gakkaishi 40(3) 336-339 1994年  査読有り
    2-&lt;I&gt;O&lt;/I&gt;-(α-D-グルコピラノシルウロン酸)-D-キシロース(GA-2X)と &lt;I&gt;p&lt;/I&gt;-ニトロフェニル-α-D-グルコピラノシルウロン酸(pNP-GA)を基質として,70種類の担子菌のα-グルクロニダーゼ生産能について調べた。その結果,天然基質であるGA-2Xを分解する酵素を生産するものはいくつか存在したが,合成基質であるpNP-GAを分解する酵素を生産する担子菌は見つからなかった。<br /> 担当部分:本研究にあたっては、実験の企画、実施、論文の作成のほぼ全てを担当。

MISC

 3
  • 舟根和美, 川端康之, 木村啓太郎, 鈴木龍一郎, 荒木紀美, 小林幹彦
    応用糖質科学 1(3) (39) 2011年7月20日  
  • 舟根和美, 木村啓太郎, 鈴木龍一郎, 北岡本光, 儀部茂八, 渡嘉敷唯章, 川端康之, 小林幹彦, 藤本瑞, 木村敦夫
    食品試験研究成果情報 (23) 30-31 2011年3月31日  
  • 川端 康之
    大阪樟蔭女子大学学芸学部論集 42 77-82 2005年3月8日  
    基礎科目から専門科目への連続性を確保するため、食物栄養学科1回生春学期必修科目の「化学」と「食品学総論」の授業について、1セメスターを前半・後半に分割し、前半を「化学」後半を「食品学総論」にあて、週2回の授業を試行的に行った。小テスト、期末試験、試験後アンケートの結果から、基礎から専門への連携がとりやすくなる、ゴールデンウィーク前に授業回数を確保できる、学生・教員ともに集中して授業が行えるなどの利点がある一方で、他学科からの履修生を受け入れにくい、再履修生を出したときの対応が難しい、授業の進み方が早く感じられる、などの欠点があることがわかった。新教育課程で学習した学生の入学時には、現在よりも学力格差の拡大が予想されるため、従来からの授業内容である「専門基礎科目としての化学」のほかに、化学を選択してこなかった学生を救済する目的の「高校化学の補習」を新たな科目として設定する必要があると感じた。

書籍等出版物

 4
  • 長澤治子, 川端康之, 中野隆之, 白土英樹, 和田律子, 市川和昭, 竜口和恵, 吉田博, 阿部一博, 山本愛二郎, 高松伸枝, 中河原俊治, 木村万里子 (担当:共著, 範囲:Ⅰ章、Ⅶ章2,4)
    医歯薬出版株式会社 2017年2月
  • 編著者, 長沢治子, 執筆者, 川端康之, 中野隆之, 市川和昭, 和田律子, 白土英樹, 竜口和惠, 吉田博, 阿部一博, 山本愛二郎, 高松伸枝, 中河原俊治, 木村万里子 (担当:共著)
    医歯薬出版株式会社 2012年3月 (ISBN: 9784263707142)
    管理栄養士・栄養士養成課程用教科書、全273ページ。 執筆箇所-Ⅰ章 ヒトと食べ物 6ページ、Ⅷ章-2 畜産食品 13ページ、Ⅷ章-4 油脂類 5ページ、練習問題。
  • 編者, 青柳康夫, 有田政信, 共著, 海老塚広子, 小嶋文博, 川端康之, 竹山恵美子, 中川禎人, 中河原俊治, 福島正子, 間瀬民生, 三宅義明, 茂木秀喜 (担当:共著)
    2009年4月
    管理栄養士・栄養士養成課程用実験教科書 全165頁。 担当部分:第2章の4.炭水化物に関する実験
  • 編者, 長澤治子, 著者, 川端康之, 中野隆之, 市川和昭, 和田律子, 白土英樹, 吉田博, 竜口和惠, 阿部一博, 真部孝明, 山本愛二郎, 中河原俊治, 木村万里子, 高松伸枝 (担当:共著)
    2005年1月
    管理栄養士・栄養士養成課程用教科書 全281頁 執筆箇所-Ⅰ章 ヒトと食べ物6ページ、Ⅶ章-2 畜産食品13ページ、Ⅶ章-4 油脂類5ページ、練習問題)

講演・口頭発表等

 29

担当経験のある科目(授業)

 5

所属学協会

 7

Works(作品等)

 5

共同研究・競争的資金等の研究課題

 6

産業財産権

 6

教育方法の実践例

 14
  • 件名
    学外授業の実施
    年月日(From)
    2000/08
    年月日(To)
    2004/03/31
    概要
    大阪樟蔭女子大学講義科目「食品化学演習」(専攻科目,食物栄養学科4回生対象)において,食品の製造現場の見学と製造現場の職員に講師になってもらい講演してもらった。このような実習では,身近な食品の製造現場を実際に現場で見学することで,食品の製造過程や安全性に興味を持ってもらうことを主な目的としている。実際に見学し体験することで理解が深まると学生には好評である。 平成12年度 チョーヤ梅酒(本社・研究所)、三輪そうめん山本?(製麺技術研究所) 平成13年度 昭和産業?(神戸工場)、不二製油? 平成14年度
  • 件名
    「化学」補習授業の開講
    年月日(From)
    2001/04
    年月日(To)
    2010/07/31
    概要
    大阪樟蔭女子大学講義科目「化学」(共通科目,主に食物栄養学科1回生対象、平成19年度から専門基礎科目)において実践した。 本講義では,栄養士教育を受ける上で最も基礎となる化学の知識について,高校化学の分野から大学の化学・生化学・栄養学・食品学が理解できるように,基礎的な内容をまとめることを主眼としている。しかし,高校での「化学」の履修状況が必ずしも一定でないことから,補習を実施し主に底辺の学生のレベルアップを図っている。 平成19〜22年度は、管理栄養士専攻2クラス・食物栄養専攻1クラスの時間割編成の
  • 件名
    学外講師の招聘
    年月日(From)
    2001/04
    年月日(To)
    2003/03
    概要
    大阪樟蔭女子大学講義科目「環境問題」(共通科目,全学科1〜4回生対象、平成14年度まで)において,「企業が取り組む環境問題の現状」と題して,イオン株式会社環境社会貢献部より,講師を招いて,実際の取り組みについて生の声が聞けるように配慮している。日常買い物をしているスーパーが環境問題に取り組んでいる様子がよく分かると好評であった。
  • 件名
    食生活アドバイザー検定取得支援
    年月日(From)
    2001/07
    概要
    資格取得支援の一環として学校法人電子学園FLAネットワーク主催の「食生活アドバイザー検定試験」を本学で受験できるようにし,学生の自己学習の一助としている。年間80名程度の受験者があり,合格率は3級でほぼ100%,2級で20%程度である。検定試験直前の週1回、5回にわたり、昼休みの30分間の直前対策講座を実施し、合格率の向上に努めている。平成22年度からは、放課後(18:00-18:45)6回の開催としている。
  • 件名
    特別推薦入試合格者に対するフォロー教育
    年月日(From)
    2001/10
    概要
    入試において合格が早くに決定する特別推薦入試(AO入試・内部・外部指定校)を経て入学する学生の自主学習をサポートする目的で,1ヶ月1回のレポート課題を与え,採点・添削・講評を実施した。平成14年10月からは対象をAO入試・社会人入試に拡大し現在に至る。現在、12月〜3月に4回にわたり生物・化学について実施している(木村准教授と分担)。フォロー教育を受けた学生の感想を聞いてみると「何もないより,やることがあって良い」など「めんどうだ」と思いながらも好意的な感触も得られている。  平成23年2〜3月に、週1
  • 件名
    高校教育との連携
    年月日(From)
    2002/04
    概要
    内部高校及び外部高校からの依頼に基づき,高校生の職業への意識を高める目的,あるいは大学進学の意欲を高める目的で「管理栄養士になるためには」「健康食品についての基礎知識」「簡単な食品化学実験−食品の色・味・香り」などのタイトルで,体験講義や体験実習を企画・実施した。外部高校からは「管理栄養士」に関する説明を求められることが多く,本学のカリキュラムを説明しながら大学ではどんな勉強をするのかについて説明したり,本学科卒業生のデータを示しながらどんな職業につくことができるのか具体的な話をしている。
  • 件名
    学外授業の実施
    年月日(From)
    2006
    概要
    平成18年度 サントリー京都ビール工場、大阪製菓コンペイトウ製造体験 平成19年度 サントリー京都ビール工場、明治製菓大阪工場 平成20年度 雪印乳業(関西チーズ工場) 平成22年度 京都銘菓?(おたべ工場)、UCC?(六甲アイランド工場、コーヒー博物館) 平成23年度 キューピー?(伊丹工場)、大阪製菓コンペイトウ製造体験 平成25年度 UCC?(六甲アイランド工場、コーヒー博物館) 平成26年度 カネテツデリカフーズ?(かまぼこ手作り体験)、甘春堂(京都和菓子手作り体験)
  • 件名
    高校化学復習授業の連携開催
    年月日(From)
    2007/04
    年月日(To)
    2009/03
    概要
    受験形態の多様化とともに、高校化学の履修状況は学生間でかなりの差がある。しかし、専攻科目の個々の科目で高校化学の復習を実施することは困難であるし、非効率的である。そこで、化学に関連する「化学」「基礎化学実験(基礎食品実験)」「基礎栄養学実験」で連携をとり、4月入学後、直ちに集中的に復習できる機会を提供した。
  • 件名
    高校化学復習授業の連携開催
    年月日(From)
    2009/04
    年月日(To)
    2013/08
    概要
    受験形態の多様化とともに、高校化学の履修状況は学生間でかなりの差がある。しかし、専攻科目の個々の科目で高校化学の復習を実施することは困難であるし、非効率的である。そこで、化学に関連する「化学」「基礎化学実験(基礎食品実験)」「基礎栄養学実験」で連携をとり、4月入学後、直ちに集中的に復習できる機会を提供した。 平成21年度からは「基礎栄養学実験」の担当が非常勤講師になったため、川端が担当する「化学」「基礎化学実験(基礎食品実験)」の2科目間での取り組みとなっている。
  • 件名
    樟蔭高校「進学講座」への参加
    年月日(From)
    2011/04
    年月日(To)
    2013/09
    概要
    樟蔭高校3年生対象の「進学講座」の1科目「健康栄養学科進学準備講座」に参加し、高校の教員と共同で授業を行った。
  • 件名
    入学予定者を対象としたスクーリングの実施
    年月日(From)
    2012/02
    概要
    特別入試、推薦入試、一般入試合格者を対象に、高校「化学」「生物」の復習を行うスクーリングを実施した。市販の問題集をもとに、大学の授業に必要な部分を編集したテキストを作成し、週1回、全6回で基礎的な理解の向上を目指した。 平成27年2・3月実施分では、90名近くの参加者があり、アンケートの結果も良好であった。 平成28年2・3月実施分では、manabaを授業に導入。遠隔地に居住のため通学できない生徒、欠席した生徒に対するフォローを実施した。 平成29年2・3月実施分では、manabaをさらに積極的に利
  • 件名
    大阪樟蔭女子大学・日本経済新聞社 連携講座の実施、運営
    年月日(From)
    2013/04
    年月日(To)
    2017/11
    概要
    大阪樟蔭女子大学・日本経済新聞社連携講座「はばたけ知性 未来が求める食の探求」(プロジェクト型インターンシップ)の実施に協力した。4月から春期14回、夏季休業期間中に工場見学会、秋期8回(計22回)で、食品製造企業と連携して新製品開発に取り組むインターンシップ授業に関わった。 2013年度 ジーエスフード株式会社 「お酢」「紅茶」の新商品開発 (ライチ風味のお酢飲料「プティパ」商品化) 2014年度 カバヤ食品株式会社 「お菓子の新商品開発」(キャンディ「これ、おいしいで!」、プレッツェル(うどん風味
  • 件名
    健康栄養学科プロジェクト型インターンシップ(大関株式会社)
    年月日(From)
    2018/04
    年月日(To)
    2018/11
    概要
    大関株式会社との連携講座(学内担当講師)。
  • 件名
    健康栄養学部プロジェクト型インターンシップ(赤穂化成株式会社)
    年月日(From)
    2021/04/01
    年月日(To)
    2021/11/18

作成した教科書

 2
  • 件名
    実験マニュアルの作成
    年月日(From)
    2000/04
    概要
    「食品学実験A・B(平成16年度まで)」「基礎化学実験(平成18年度から)」「食品学実験(平成18年度から)」において実践した。実験の背景,実際の操作手順,結果のまとめ方などを示した,実験書を作成し用いている。
  • 件名
    講義用補助教材の作成
    年月日(From)
    2000/04
    概要
    「食品学総論」(専攻科目,食物栄養学科1回生対象、平成16年度まで),「食品学各論A」(専攻科目,食物栄養学科1回生対象、平成16年度まで),「食品学各論B」(専攻科目,食物栄養学科2回生対象、平成16年度まで),「化学」(共通科目,主に食物栄養学科1回生対象、平成18年度まで),「環境問題」(専攻科目,全学科1〜4回生対象、平成15年度まで)「食品学」(平成18年度から)、「食品機能学(平成19年度から)において実践した。指定テキスト(教科書)で不足する部分を補う目的で,各講義科目において補助教材(プリ

教育上の能力に関する大学等の評価

 2
  • 件名
    学長による評価
    年月日(From)
    2004/05
    概要
    当該教員は,本学学芸学部食物栄養学科に就任以来,5年にわたり,「食品化学」を主な研究分野として授業を担当している。学外実習の実施,外部講師の登用,補習授業の実施等,学生の興味をかき立て,より深い理解が得られるよう創意工夫を凝らし,効果的な授業運営がなされるよう配慮している。また,所属学科の専門教育における講義や演習,さらに学生指導においても,学生に対して木目細やかな指導を心掛けている。 研究活動では,「食品化学」を中心に研究を精力的に継続している。 これらのことから,大学院における教育・研究指導においても
  • 件名
    授業改善のためのアンケート 結果
    年月日(From)
    2011/02
    年月日(To)
    2012/07
    概要
    2011年度秋期  食品化学実験 授業内容を理解できた=92%、満足できた=96%  食品学(食物栄養専攻) 授業内容を理解できた=94%、満足できた=100% 2012年度春期  化学 授業内容を理解できた=70%、満足できた=74%  食品学(管理栄養士) 授業内容を理解できた=76%、満足できた=87%  食品学(食物栄養) 授業内容を理解できた=81%、満足できた=84%  基礎化学実験(管理栄養士) 授業内容を理解できた=93%、満足できた=94%  基礎食品実験(食物栄養)  

その他(教育上の能力)

 15
  • 件名
    (教育歴)秋田県立大学短期大学部 生物生産学科「食品加工実習」非常勤講師
    年月日(From)
    1999/08
    概要
    生物生産学科の学生を対象に夏期集中授業(1週間)の講師を分担(1日相当)した。「食品加工実習」は2年生対象の専門科目の選択科目で農産加工の現場技術の修得を目的として,漬物製造技術を中心に実習を指導した。
  • 件名
    (教育歴)大阪樟蔭女子大学 学芸学部 食物学科 専任講師
    年月日(From)
    2000/04
    年月日(To)
    2002/03
    概要
    学芸学部食物学科の学生を対象に専任講師として「食品学総論」「食品学各論A」「食品学各論B」「食品学実験A」「食品学実験B」「食品学演習」「基礎ゼミ」「化学」「環境問題(分担)」を担当した。
  • 件名
    (講座・講演等) 第15回日本応用糖質科学会近畿支部講演会
    年月日(From)
    2002/01
    概要
    「グリコーゲン枝作り酵素を利用した高度分岐澱粉の調製とその利用」という表題で講演した。日本応用糖質科学会近畿支部会員を対象者とし、約50名の出席者があり、?月桂冠研究所にて開催された。グリコーゲン枝作り酵素のこれまでの研究について概説し、自身の研究内容である高度分岐澱粉の調製方法とその食品化学的性質、食品加工への応用例について講演した。
  • 件名
    (教育歴)大阪樟蔭女子大学 学芸学部 食物栄養学科 専任講師
    年月日(From)
    2002/04
    年月日(To)
    2003/03
    概要
    学芸学部食物栄養学科の学生を対象に専任准教授として「食品学」「食品機能学(共担)」「基礎化学実験」「基礎食品実験」「食品化学実験」「演習」「基礎ゼミ」「化学」を担当した。
  • 件名
    (講座・講演等) 平成14年度全国保健管理協会近畿地方部会 第10回阪奈和地区保健師・看護師班研修会
    年月日(From)
    2002/12
    概要
    「体の健康―健康食品について」という表題で講演した。対象は阪奈和地区の大学・短期大学の保健管理センター・保健室で働く保健師・看護師で、参加者は約70名、本学円形ホールで開催した。内容は、現在の健康食品制度の概略と問題点について整理し、このとき問題になっていた痩身食品による健康被害について解説した。
  • 件名
    (講座・講演等)大阪樟蔭女子大学公開講座東大阪市市民セミナー
    年月日(From)
    2002/12
    概要
    「健康食品と上手につきあうには」という表題で講義をした。本学主催の第14回公開講座「家族・健康・栄養管理」の1回として講演した。対象は一般市民で、参加者は約100名、本学円形ホールで開催した。内容は、現在の健康食品制度の概略と問題点について整理し、市販の健康食品を取り上げ上手に付き合うための表示の見方や摂取方法について解説した。
  • 件名
    (教育歴)大阪樟蔭女子大学 学芸学部 食物栄養学科 助教授 (平成19年度から准教授)
    年月日(From)
    2003/04
    概要
    「食品学」は食品の各種成分について理解を深めることを目的とし,糖質・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラルの化学構造と生体内での働きについて解説する食物栄養学科1回生を対象にした専門科目で2単位の半期科目である。 「食品機能学」は調理加工中の食品成分や栄養素の化学的変化について解説する。また,新しい食品・食品成分が健康に与える影響,それらの疾病予防に対する役割について具体的な例をあげ最新の専門的知識の修得を目的とする食物栄養学科3回生を対象にした専門科目で2単位の半期科目である。(北尾教授との共担、8/15
  • 件名
    (講座・講演等) 東大阪市地域ごみ減量推進協議会講演会
    年月日(From)
    2003/06
    概要
    「東大阪市のレジ袋削減運動について」という表題で講演した。対象者は東大阪市地域ごみ減量推進委員(地域の自治会の会長など)で、参加者は数百名、東大阪市文化会館で開かれた。東大阪市のごみ行政の今後の課題について触れ、当時「同市ごみ減量推進委員」として取り組み中であった、レジ袋削減運動の概要を説明し、市民への協力を呼びかけた。
  • 件名
    (講座・講演等)第20回日本応用糖質科学会近畿支部講演会(支部設立10周年記念講演会)
    年月日(From)
    2004/10
    概要
    「α―グルクロニダーゼの基質特異性について」という表題で講演した。日本応用糖質科学会近畿支部会員を対象者とし、約60名の出席者があり、大阪市立大学文化交流センターにて開催された。内容は、α―グルクロニダーゼに関する自分の研究内容を概説し、最近の研究例について紹介した。
  • 件名
    (教育歴)大阪樟蔭女子大学大学院 人間科学研究科 人間栄養学専攻 助教授 (平成19年度から准教授)
    年月日(From)
    2005/04
    概要
    大学院人間科学研究科 人間栄養学専攻の学生を対象に専任准教授として「人間栄養学研究(オムニバス形式15回のうち2回)」、「食品化学研究」、「人間栄養学実践研究(学外実習)」、「人間栄養学特殊研究(研究指導)」を担当。
  • 件名
    (講座・講演等)平成18年度大阪樟蔭女子大学公開講座(食物栄養学科−食物栄養専攻19年4月新設予定記念講演会)
    年月日(From)
    2006/09
    概要
    『砂糖から作る虫歯を予防する新しいオリゴ糖「サイクロデキストラン」の開発に関わって』というテーマで講演した。対象は本学学生および一般市民で、参加者は約80名。オリゴ糖と酵素に関する基礎的なことから、「サイクロデキストラン」開発に関わる研究成果について解説した。
  • 件名
    (学位論文指導実績) 大阪樟蔭女子大学大学院人間科学研究科人間栄養学専攻
    年月日(From)
    2007/04
    概要
    副査として1名、修士論文の作成を指導。論文題目「職域における健康診断改善講座について(小島京子)」平成19年4月〜平成21年2月 副査として1名、修士論文の作成を指導。論文題目「リゾホスファチジン酸によるデンプン老化抑制機構の解析(林田多恵)」平成20年4月〜平成22年2月 副査として1名、修士論文の作成を指導。論文題目「調理操作による魚肉からの水銀除去に関する研究(安芸久子)」平成23年4月〜平成24年2月
  • 件名
    (講座・講演等)第5回東大阪市市内5大学合同公開講座
    年月日(From)
    2009/02
    概要
    「甘味料の最新動向−カロリーゼロのからくり」というテーマで講演した。主宰者は東大阪市。対象は、一般市民で約180名の参加者を得た。当時多数発売されたカロリーゼロ食品を取り上げ、その背景、甘味料の種類や特性について解説し、カロリーゼロ食品の仕組みについて解説した。
  • 件名
    (講座・講演等)2016年度健康栄養学科公開講座(4時間目)担当
    年月日(From)
    2016/11/13
    概要
    保存料を使わないのに長持ちする「ロングライフ食品」とは のタイトルで、1コマ授業。
  • 件名
    (講座・講演等)第6回manaba説明会(学内)
    年月日(From)
    2017/11/10
    概要
    「レポート」「プロジェクト」「成績」の機能について(事例を交えて)

資格・免許

 3
  • 件名
    甲種危険物取扱責任者 交付番号00009秋田
    年月日
    1995/09
    概要
    平成7年9月〜平成12年3月.秋田県総合食品研究所在職時に取得。研究所内の溶媒庫の管理や廃棄溶媒の管理,所内で使用するボイラー用灯油の受け入れなどの職務に従事した。
  • 件名
    HACCP運用責任者養成講座修了
    年月日
    1999/04
    概要
    平成11年4月〜平成12年3月.秋田県総合食品研究所在職時に取得。県内食品製造業の衛生管理レベルアップのため,研究所内外でHACCPに関する講演会,講習会を実施,講師を務めた。
  • 件名
    第一種放射線取扱主任者
    年月日
    1999/07
    概要
    平成11年7月〜平成12年3月.秋田県総合食品研究所在職時に取得。研究の都合上,ラジオアイソトープを使用していたため,管理者となるべく取得した。

特許等

 6
  • 件名
    高度分岐澱粉と該高度分岐澱粉の製造方法公開番号:特許公開2001-294601
    年月日
    1998/04/01
    概要
    澱粉を低分子化させずに,その溶解性の向上,
    老化抑制,粘度低下等を図ることのできる,原
    料の澱粉と比較して分岐構造の密な高度分岐澱
    粉と,該高度分岐澱粉を製造する方法。
    共同研究:川端康之,戸枝一喜,高橋 徹,柴
    本憲夫
  • 件名
    単糖,オリゴ糖または可溶化多糖の製造法 公開番号:特許公開平10-117800
    年月日
    1998/05/01
    概要
    木質系多糖もしくは構造多糖またはそれらを含
    有する農水産物を爆砕または蒸煮処理する工程
    を含むことを特徴とする機能性食品成分として
    有望な単糖,オリゴ糖およびまたは可溶化多糖
    の製造法。
    共同研究:戸枝一喜,川端康之,柴本憲夫,井
    上俊三
  • 件名
    β―マンナナーゼ,その生産菌並びにその製造 法 公開番号:特許公開2002-065257
    年月日
    2000/08/01
    概要
    新規なβ-マンナナーゼを,安価な原料から効
    率よく製造できる微生物検索し,該菌を用いる
    酵素の製造法を確立した。
    共同研究:戸枝一喜,戸松 誠,川端康之
  • 件名
    Method for removing unsaturated uronic acid in chemical pulp for papermaking(製 紙過程におけるケミカルパルプ中の不飽和ウロ ン酸の除去方法) 特許番号:国際特許 特許番号:06002054.2-
    年月日
    2006/02/01
    概要
    本発明は、グルクロニダーゼを添加することで
    、製紙過程におけるケミカルパルプ中の不飽和
    ウロン酸の除去方法を提供するものである。本
    発明に示す好ましい条件に従うことで、塩素を
    使用しない漂白工程において、漂白コストを上
    げることなく不飽和ウロン酸を除去することが
    でき、ケミカルパルプの白色保持性を改善する
    ことが可能となる。
  • 件名
    製紙用化学パルプ中の不飽和ウロン酸の除去方 法 公開番号:特許公開2006-219767
    年月日
    2006/02/01
    概要
    製紙用化学パルプ中の不飽和ウロン酸を除去す
    る方法において、グルクロニダーゼを添加する
    ことを特徴とするパルプ中の不飽和ウロン酸の
    除去方法。
    共同発明:大井洋、吉田滋樹、青木優子、川端
    康之、横山朝哉、池田努
  • 件名
    サイクロデキストランの製造方法およびサイク ロデキストラン合成酵素の製造方法 特許番号:特許第5481716 公開番号:特許公開2008-167744 出願番号:特許出願2007-276158
    年月日
    2014/02/28
    概要
    本発明はデンプンなど原料に、サイクロデキス
    トランおよびサイクロデキストラン合成酵素の
    製造方法を提供する特許である。従来法、砂糖
    からデキストラン、デキストランからサイクロ
    デキストランと2段階反応であるのに対し、本
    発明はデンプンなどから1段階反応でサイクロ
    デキストラン発酵が可能であることを特徴とす
    る。原料としてデンプンが利用可能であり、収
    率も向上することから、サイクロデキストラン
    の工業化に重要な発明である。
    共同発明:舟根和美、北岡本光、川端康之、宮
    城貞夫、儀部茂八、共同出願:(独法)農業・
    食品産業技術総合研究機構、㈱シー・アイ・バ
    イオ、学校法人樟蔭学園

実務経験を有する者についての特記事項(職務上の実績)

 7
  • 件名
    (受託研究実績)「サイクロデキストランCI-10高生産菌株の育種改良」
    年月日(From)
    2007/05
    年月日(To)
    2007/11
    概要
    株式会社シー・アイ・バイオ、\ 1,8
  • 件名
    (受託研究実績)「サイクロデキストランCI-10高生産菌株の育種改良」
    年月日(From)
    2008/05
    年月日(To)
    2008/11
    概要
    株式会社シー・アイ・バイオ、\ 1,19
  • 件名
    秋田県総合食品研究所応用発酵部門素材開発担当研究員
    年月日(From)
    1995/04
    年月日(To)
    2000/03
    概要
    県内食品企業から寄せられる技術相談に答えることで県内食品産業の技術力向上に寄与するとともに,研修活動を通じて高度な食品加工技術の普及を行った。また,微生物・酵素を利用した新規な食品素材の開発研究に携わるとともに,それらの栄養特性や疾病予防効果についての研究についても実施した。 国県共同研究事業として「酵素利用技術及び高圧・高熱処理技術を応用した新しい食品の開発に関する研究」(H6.4-H7.3)「微生物・酵素等の高度利用による高付加価値化食品の開発」(H10.4-H12.3)に研究事業推進委員として参加し
  • 件名
    (受託研究実績)「実用的な澱粉分岐酵素の探索研究」
    年月日(From)
    2002/04
    年月日(To)
    2003/03
    概要
    昭和産業株式会社,\ 500
  • 件名
    (受託研究実績)「水産加工食品の応用と官能評価に関する研究」
    年月日(From)
    2002/09
    年月日(To)
    2003/08
    概要
    株式会社スギヨ,\ 300
  • 件名
    (受託研究実績)「甘蔗及び廃糖蜜を利用したサイクロデキストランの製造技術開発」
    年月日(From)
    2002/11
    年月日(To)
    2003/03
    概要
    株式会社トロピカルテクノセンター(TTC),\ 3,853
  • 件名
    (受託研究実績)「甘蔗汁及び廃糖蜜を利用したサイクロデキストランの製造技術開発」
    年月日(From)
    2003/07
    年月日(To)
    2005/03
    概要
    株式会社トロピカルテクノセンター(TTC),\ 4,969

共同研究・受託研究

 5
  • 研究科題名
    「実用的な澱粉分岐酵素の探 索研究」
    共同/受託
    受託研究(Sponsored)
    共同連携先・受託先
    昭和産業株式会社
    期間(開始)
    2014/04/01
    期間(終了)
    2015/03/31
    直接経費
    500000
    経費(合計)
    500000
    代表者
    川端康之
  • 研究科題名
    「甘蔗及び廃糖蜜を利用した サイクロデキストランの製造技術開発」
    共同/受託
    受託研究(Sponsored)
    共同連携先・受託先
    沖縄産官学共同研究推進事業,沖縄県,翔南 製糖株式会社,TTC,独立行政法人食品総合研 究所,本学
    期間(開始)
    2002/11/01
    期間(終了)
    2003/03/31
    直接経費
    3853500
    経費(合計)
    3853500
    代表者
    株式会社トロピカルテクノセンター(TTC)
  • 研究科題名
    「甘蔗汁及び廃糖蜜を利用し たサイクロデキストランの製造技術開発」
    共同/受託
    受託研究(Sponsored)
    共同連携先・受託先
    沖縄産官学共同研究推進事業,沖縄県,翔南 製糖株式会社,TTC,独立行政法人食品総合研 究所,本学
    期間(開始)
    2003/07/01
    期間(終了)
    2005/03/31
    直接経費
    4969650
    経費(合計)
    4969650
    代表者
    株式会社トロピカルテクノセンター(TTC)
  • 研究科題名
    「サイクロデキストラン CI-10高生産菌株の育種改良」
    共同/受託
    受託研究(Sponsored)
    共同連携先・受託先
    株式会社シー・アイ・バイオ
    期間(開始)
    2007/05/01
    期間(終了)
    2007/11/30
    直接経費
    1008315
    経費(合計)
    1008315
    代表者
    川端康之
  • 研究科題名
    「サイクロデキストラン CI-10高生産菌株の育種改良」
    共同/受託
    受託研究(Sponsored)
    共同連携先・受託先
    株式会社シー・アイ・バイオ
    期間(開始)
    2008/05/01
    期間(終了)
    2008/11/30
    直接経費
    1019655
    経費(合計)
    1019655
    代表者
    川端康之

学内委員会等

 4
  • 委員会名
    研究計画審査会委員
    役職名
    委員
    期間(開始)
    2007/04/01
  • 委員会名
    人権委員会
    役職名
     委員長
    期間(開始)
    2016/04/01
    期間(終了)
    2018/03/31
  • 委員会名
    生命倫理分科会委員 研究倫理委員会委員
    役職名
    生命倫理 分科会主査
    期間(開始)
    2007/04/01
  • 委員会名
    入試委員
    役職名
    委員
    期間(開始)
    2008/04/01
    期間(終了)
    2015/03/31