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甲斐 宗徳

カイ ムネノリ  (Munenori Kai)

基本情報

所属
成蹊大学 理工学部 理工学科 教授
(兼任)教授
学位
工学博士(早稲田大学)

J-GLOBAL ID
201501088187475171
researchmap会員ID
B000243948

論文

 64
  • 長谷川幹, 甲斐宗徳
    成蹊大学理工学部研究報告 55(2) 7-13 2018年12月  査読有り
  • ディダ ベサリ, 甲斐宗徳
    成蹊大学理工学研究報告 55(2) 1-6 2018年12月  査読有り
  • 大浦陽, 緑川博子, 甲斐宗徳
    情報処理学会 第80回全国大会論文誌 1-53-1-54 2018年3月  
  • Hikari Oura, Hiroko Midorikawa, Kenji Kitagawa, Munenori Kai
    2017 IEEE Pacific Rim Conference on Communications, Computers and Signal Processing, PACRIM 2017 - Proceedings 2017- 1-8 2017年11月27日  査読有り
    A remote memory paging system called a distributed large memory (DLM) has been developed, which uses remote-node memories in a cluster, as the main memory extension of a local node. The DLM is available for out-of-core processing, i.e., processing of large-size data that exceeds the main memory capacity in the local node. By using the DLM and memory servers, it is possible to run multi-Thread programs written in Open MP and pthread for large-scale problems on a computation node whose main memory capacity is smaller than the problem data size. A page swap protocol and its implementation are significant factors in the performance of remote memory paging systems. A current version of the DLM has a bottleneck in efficient page swapping because all communication managements between memory servers and the local computation node are allocated to one system thread. This paper proposes two new page swap protocols and implementations by introducing another new system thread to alleviate this situation. They are evaluated by a micro-benchmark, Stream benchmark, and a 7-point stencil computation program. As a result, the proposed protocol improves the performance degradation ratio, i.e., the performance using the DLM divided by the performance using only the local memory, from 57% in the former protocol to 78% in stencil computation, which processes data whose capacity is four times larger than the local memory capacity.
  • Motoki Hasegawa, Munenori Kai
    2017 IEEE Pacific Rim Conference on Communications, Computers and Signal Processing, PACRIM 2017 - Proceedings 2017- 1-6 2017年11月27日  査読有り
    One of the key methods for the optimization of parallel processing in a program is task scheduling. This intends to minimize implementation time for the entire program by determining schedule for optimally allocating tasks, which are processing units comprising the program, to available processor elements into pieces. Due to complexity of calculation and being a large-scale problem, the optimization problem is extremely challenging to solve with the current algorithms in a practical amount of time. Authors studied the method of partially optimizing task graph as a technique of task scheduling for large-scale problems. This paper reports on scheduling method that supports hierarchical macro for task groups.

MISC

 70

書籍等出版物

 3

講演・口頭発表等

 61

担当経験のある科目(授業)

 27

共同研究・競争的資金等の研究課題

 1

学術貢献活動

 1

教育内容やその他の工夫

 5
  • 年月日(From)
    2011/04
    年月日(To)
    2017/03
    件名
    ソフトウェア関連科目の実施上のポイント
    概要
    プログラミング関連科目については、他の担当者とともに指導方法について入念な打ち合わせを行い、卒業研究さらには就職後に至るまでの必須知識を与えるため、企業で必要とされる計算機の利用技術にも目を向けて実験に反映させるようにしている。専門科目の講義については、その分野(コンパイラ技術,オブジェクト指向)の最新情報を常に関連情報誌から取り入れ、進度に合わせて講義内容に反映させるよう努力している。
  • 年月日(From)
    2011/04
    年月日(To)
    2017/03
    件名
    卒業研究指導にあたって
    概要
    学会の委員会活動や学会論文誌などを通じて、今注目されている、あるいは今後必要とされるソフトウェア技術・コンピュータおよびネットワークアーキテクチャ技術の情報を取り入れ、並列処理・分散処理に関わる卒業研究テーマに反映できるように努力している。
  • 年月日(From)
    2012/04
    年月日(To)
    2017/03
    件名
    学部授業改善への取り組み内容
    概要
    プログラミング関係科目をはじめ、学生の理解度を向上させるため、講義資料をほぼ完全にデジタル化(PowerPoint)した。講義時にPowerPoint資料を集約印刷した資料を配付するが、書き取りを簡単にしただけではなく、講義内容に従って自ら書き込みをして完成する資料にしている。資料の内容については毎回の講義後に学生の理解の様子を参考に見直して必要な修正をほどこしている。修正した資料は、講義を欠席した学生も入手できるようにすべて科目ホームページに掲載している。
  • 年月日(From)
    2013/04
    年月日(To)
    2017/03
    件名
    授業におけるペーパーレス化
    概要
    前年度までの担当科目で講義資料のディジタル化は完了していたが、学生にとって講義内容の書き取りが学習理解度の向上につながる可能性があるため講義資料の紙による配布は行っていた。本年度は履修している学生がスマートフォンやタブレットなど何らかのデバイスを持っていたため、それらのデバイスを通じて講義資料を見てもらうことにした。必要なメモは別途ノートにとったり、学生によってはPDFにメモを残すアプリを利用するなどしており、紙での資料配付がなくなったことによる悪影響はないように見受けられた。
    これによる授業資料の配付に年間でかなりの量にのぼっていた印刷量は大幅に削減されたことになる。
  • 年月日(From)
    2005/04
    年月日(To)
    2016/07
    件名
    アニメーションを利用した初学者向けプログラミング教育
    概要
    情報科学科に入学した学生のプログラミング能力の身に付け方には大きな個人差がある。その理由のひとつとして、プログラムで記述したことが、どのように処理され計算が進んでいくのか実感を持ちにくいことが挙げられる。そこで、プログラムの実行の様子がアニメーションにより視覚化されるシステムを用いてプログラミング教育を試みている。例えばボールが放物線を描くことは物理現象とその数式化として理解するだけではなく、プログラミングすることにより、その数式が数値計算していく様子をボールの動きとして画面上で直接確認できるような教材を用いている。これを通じてプログラミングすることの自由度を感じることができ、細かな文法にこだわって記述するテンポが遅くなることなく、素早く自由に記述を試行錯誤できるようになることを目指している。