Faculty of Art and Design

楠 房子

クスノキ フサコ  (Fusako Kusunoki)

基本情報

所属
多摩美術大学 美術学部 情報デザイン学科 情報デザインコース 教授
学位
博士(工学)(東京大学)

研究者番号
40192025
J-GLOBAL ID
200901049794328118
researchmap会員ID
5000001682

外部リンク

学習のデザインを中心としたコンピュータと人間のインタラクションを研究している。IC タグ、携帯電話等のモバイル機器を用いたユビキタスのデザインを研究、一方でエンターテイメントのあるコンテンツのデザイン研究も行なっている。近年は「科学系博物館における展示支援」「聴覚障碍者のためのデジタルシアターの開発と実践」など国内での産官学のプロジェクト型の共同研究も多く手がけている。博士(工学)。

論文

 264

MISC

 191
  • 徳野稀太, 楠 房子, 稲垣 成哲
    計測自動制御学会第34回社会システム部会研究会予稿集 - 132-137 2024年  
  • Chenyi Dai, 稲垣 成哲, 楠 房子
    計測自動制御学会第34回社会システム部会研究会予稿集 - 127-131 2024年  
  • 小林 和奏, 山口 悦司, 青木 良太, 武田 義明, 溝口 博, 楠 房子, 舟生 日出男, 杉本 雅則, 田中 達也, 稲垣 成哲
    日本科学教育学会研究会研究報告 37(5) 107-110 2023年2月23日  
    里山における生物多様性や環境保全の学習支援を目指して,武田ほか(印刷中)は「里山管理ゲーム」を開発してきた.本ゲームではプレイヤーが里山の管理人となり,約150年間の里山管理を体験できる.この体験を通して,里山の生物多様性や環境保全に関する知識獲得が期待されている.しかし,これまで小学校の授業実践における本ゲームの活用とその学習支援上の有効性の検討はされていない.本研究では里山管理ゲームを用いた小学校理科の授業を行い,ゲームプレイ中の相互行為分析を通したシカ駆除の知識獲得過程の事例的検討を行った.その結果,シカ駆除の必要性に関する知識を獲得できていたペアでは,長期的に見てシカを駆除すべきであるということへの気付きが達成されていたことがわかった.一方,シカ駆除の必要性に関する知識を獲得できていなかった児童を含むペアでは,長期的に見てシカを駆除すべきであるということへの気付きが達成されていなかったことが明らかとなった.
  • 田中 達也, 山口 悦司, 小林 和奏, 青木 良太, 武田 義明, 溝口 博, 楠 房子, 舟生 日出男, 杉本 雅則, 稲垣 成哲
    日本科学教育学会研究会研究報告 37(5) 103-106 2023年2月23日  
    本研究の目的は,「里山管理に関する知識獲得を支援するためのツール」として開発された「里山管理ゲーム」を小学校理科授業に導入し,生物多様性を豊かにするための人と環境との関わりを捉えることを目指した小学校理科授業の単元をデザインすることであった.本研究で導入された「里山管理ゲーム」は,学習者が里山の管理人となり,1ゲームで10ターン(約150年間)の里山管理を体験することができるものであった.本研究でデザインされた授業の単元は,小学校第6学年理科の内容B生命「(3)生物と環境」であった.本単元の内容は,「生命」についての基本的な内容のうちの「生物と環境の関わり」に関わるものであり,中学校第2分野「生物と環境」,「自然環境の保全と科学技術の利用」の学習につながるものであった.開発された単元では,「里山管理ゲーム」を活用した授業を単元導入として実施した.これにより,単元全体を通して,人の生活と持続可能な環境との関わり方としての「保全」の視点を児童が意識できるようにした.
  • 武田義明, 溝口博, 楠房子, 舟生日出男, 杉本雅則, 山口悦司, 稲垣成哲
    日本科学教育学会研究会研究報告 37(5) 97-102 2023年2月  

共同研究・競争的資金等の研究課題

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