コミュニケーション専攻

Koichi Oda

  (小田 浩一)

Profile Information

Affiliation
Professor (Dean), College of Culture and Communication, Department of Communication, Tokyo Woman's Christian University
Degree
文学修士(東京大学)

J-GLOBAL ID
200901029158062255
researchmap Member ID
5000100294

Papers

 33

Misc.

 16

Books and Other Publications

 1
  • 新井, 千賀子, 田中, 恵津子, 阿曽沼, 早苗, 石井, 祐子 (視能訓練士) (Role: Contributor, 視覚科学とロージョンケア, 読書の法則・理論とロービジョン, 網膜像拡大の理論)
    医学書院, Mar, 2024 (ISBN: 9784260047807)

Presentations

 67

Research Projects

 15

Industrial Property Rights

 1

Academic Activities

 1

教育内容やその他の工夫

 2
  • Date(From)
    2024/04/02
    Subjcet
    コミュニケーション研究法実習の授業における工夫
    Summary
    これまでの実験法では、学生が個々のニーズに合わせて自由に実験を計画できるようにという趣旨で、エッセンスだけを教えて、あとは試行錯誤をどんどん繰り返すことで学修できるという組み立てをしていた。しかし、自由度が高いとつまずくことも多く、全員が卒論が求めるような緻密な実験計画の水準に到達できなかった。心理尺度やSD法を反応の指標として使い、因子分析と分散分析を組み合わせた分析という卒論レベルの実験計画に到達できるように授業の組み立てとシラバスを構成しなおした。実験の概要、調査法との違い、数値尺度の意味、実験群と統制群から始め、単純な2群の計画とt検定を実習した後、最近重要視されてきた検定力とサンプル数を考慮に入れる実験計画、実験群を増やした計画と分散分析、心理尺度かSD法を使う計画と因子分析、因子分析後の分散分析という順で段階を追って導入した。それぞれについてグループでオリジナルの実験を実施させ、データ収集・分析とプレゼンテーションを繰り返して体感的に学修できるようにした。多くの授業回は学生が作った計画や実施した実験結果を統計検定結果とともに発表して、フィードバックを受ける反転授業になった。授業に参加した学生は5つのグループに分かれて課題をこなし、最終的には、すべてのグループが心理尺度を利用した実験を複数実験群に対して行い、因子得点を分散分析結して考察することができた。
  • Date(From)
    2024/04/01
    Subjcet
    学生の座席指定を毎回ランダムに変更する工夫
    Summary
    知のかけはし科目「人文社会横断型A:心の哲学と科学」においては、毎回の授業の中で、講義を聞いた学生たちはその場でグループを作って討論を行ない、発表をする。参加学生の慣行としてだいたい毎回同じ場所に着席する結果、グループのメンバーに変更が生じにくく、討論が惰性化する傾向があった。そこで、教室をいくつかの区画にわけ、学生の着席区画を指定しつつ、その指定区画を毎回の授業でランダムに変えるようにした。このことで、毎回の授業でグループになる学生メンバーが異なるので、新鮮な出会いと議論を行わせることができた。

その他教育活動上特記すべき事項

 1
  • Date(From)
    2024/05/10
    Date(To)
    2024/05/12
    Subjcet
    New Student Retreat 2024
    Summary
    新入生同士が交流を深めると共に、自分らしい夢と志をもって4年間を過ごせるような意識づけを行い、今後の大学生活に意欲的に取り組める心構えを作ることを目的として、2泊3日、八王子大学セミナーハウスにて合宿研修を行なった。入学前の資料や新入生オリエンテーションにて告知募集し、応募した30名の新入生と学長、宗教委員長と各学科からの教員、上級生が参加した。プログラムの中では、参加者が個々に自らの夢を表現するドリームマップを作り、それをもとに活発な交流を行なった。事後アンケートの結果は満足度が高く、継続して開催を望む意見も多く、すぐれた課外教育の機会となった。