研究者業績

青田 良介

アオタ リョウスケ  (RYOSUKE AOTA)

基本情報

所属
兵庫県立大学 大学院減災復興政策研究科 教授
学位
博士(学術)(2004年3月 神戸大学)

研究者番号
30598107
J-GLOBAL ID
202001009956182879
researchmap会員ID
R000000930

論文

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  • 青田良介
    地域安全学会梗概集 54 75-78 2024年5月  
    能登半島地震から3か月余りが経過した。この間、全国の自治体が職員を派遣し応援してきたものの、被災者にとって住宅や生活再建のためのロードマップを描くのは依然難しい。本研究では、再建を巡る被災者と行政とのギャップを明らかにし、その解決策として、自助・共助・公助による連携方策を追求する。人口減少、高齢社会を迎える中、こうした連携策はでの減災を進める上での節目になると考えられる。
  • 張勱, 青田良介
    日本災害復興学会静岡大会 44-47 2023年12月  
    令和元年東日本台風で被害を受けた長野市を事例に、他自治体からの応援について分析した。長野県が主導した同県内市町村による支援、長野市が所属する中核市災害応援協定による支援、総務省が開発したスキームによる名古屋市からの支援に大別できるが、名古屋市の総括支援員が支援を調整することで、それぞれの役割分担を明確にできた。首長を補佐する役割の重要性を明確にすることができた。
  • 本莊 雄一, 青田 良介, 紅谷 昇平, 今石 佳太, 張 勱
    地域安全学会論文集 39 225-235 2023年11月  査読有り
    市町村の災害対応力を考察する上で、首長の防災意識に着目し、全国市町村への質問紙調査結果をもとに定量分析した。防災担当部局の重要な課題も首長・幹部職員の防災意識の向上であり、意識が高いと実効性ある地域防災計画やマニュアルが作れる、事前予告しない訓練も可能なこと等がわかった。他方、意識が低いと、国や都道府県への依存が高いことも伺えた。
  • 勝井裕美, 青田良介
    地域安全学会梗概集 53 85-88 2023年11月  
    ネパールでは、地方分権に伴い、減災に関する地方自治体の責任が増重要になっている。本研究では、日本のNGOがチトワン郡マディ市で取り組む流域治水対策を事例に、市、区、コミュニティレベルでの災害への取り組みを検証した。地方自治体のキャパシティは依然限られていること、海外のNGOがソフト支援を中心に住民本位による減災活動を補完する役割が依然重要なことが明らかになった。
  • 青田良介
    日本自然災害学会第42回学術講演会予稿集 181-182 2023年9月  
    気候変動に伴い水害が多発する中、生態系を活用した防災・減災(ECO DRR)の取り組みが提唱されている。台湾では、コミュニティレベルでの水害対策について、優秀な取り組みを表彰し、報奨金を支給する仕組みを設けるなど、インセンティブを重視した地域防災力の向上を図っている。農地を遊水地として活用する場合も、協力金や損失補償の仕組みも明確にしており、コミュニティを一律に扱い自発的な姿勢を期待する日本の方策との違いを明らかにした。

MISC

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  • 認定NPO法人レスキューストックヤード
    第3章愛知方式を実現するために必要な要素、第5章まとめ(これからにむけての課題) 2024年3月  最終著者責任著者
    愛知県では、東日本大震災3か月後の2013年6月に被災地からの広域避難者支援を行うため、愛知県被災者支援センターを開設した。レスキューストックヤードは主な委託先として13年間運営にあたってきた。その手法は、避難者に寄り添うことで把握できた課題を、専門家チームに引き継いで解決を図るものである。その手法は今日の災害ケースマネジメント先例と言える。また、民間の支援団体が避難者支援の前面に立ち、愛知県は活動に必要な予算や場所を確保する上で、官民協働のモデルケースでもある。 著者は、この愛知方式を実施するために必要な要素と今後に向けての課題をまとめるとともに、全章を監修した。
  • 青田良介
    東日本大震災の発災10年の迎え方とその先 ~阪神・淡路大震災、新潟県中越地震の10年と共に~ NPO等の絆力を活かした震災復興支援事業、宮城県 30-37 2020年3月  招待有り
  • 青田良介
    東日本大震災の被災地における地域課題及び被災者等支援体制に関する調査報告書、三菱総合研究所 104-117 2019年3月  
    「阪神・淡路大震災における発災10年以降の地域課題と対応」及び「新潟県中越地震における発災10年以降の復興関連の事業」について考察
  • 青田良介
    被災者支援に関する都道府県・政令市意向調査結果に関する報告ー被災者生活支援法2011年見直しに向けてー 関西学院大学災害復興制度研究所 2011年3月  
  • 青田良介, 荏原明則, 津久井進, 山中茂樹, 山本晋吾
    関西学院大学災害復興制度研究所Vol.2 117-132 2010年3月  

書籍等出版物

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  • 日本災害復興学編
    朝倉書店 2023年9月
    「復興ガバナンス」:復興の課題と自助・共助・公助、共助の台頭と中間支援組織、自助・共助・公助の資源の組み合わせについて 「義援金その他の給付」:義援金の特異性、義援金間の調整の必要性、義援金以外の寄付について 「復興財源(基金)」:復興にかかる新たな財源、財源の多様化と問われるミッションについて
  • 日本家政学会
    丸善出版 2021年4月 (ISBN: 9784621305812)
    住宅再建支援のための義援金と復興基金の活用、被災者生活再建支援法の成立・改正と地方自治体の動きを述べたうえで、住宅再建支援の今後の展望について概説した。
  • 室崎, 益輝, 富永, 良喜, 兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科 (担当:共著, 範囲:第4章 減災復興とガバナンス -多様な担い手が協働し災害に強い社会を創る-)
    ミネルヴァ書房 2018年5月 (ISBN: 9784623082414)
  • 伊藤, 守, 小泉, 秀樹, 三本松, 政之, 似田貝, 香門, 橋本, 和孝, 長谷部, 弘, 日高, 昭夫, 吉原, 直樹 (担当:分担執筆, 範囲:11各論 災害・復興とコミュニティ Ⅲ-3 復興基金とコミュニティ再生)
    春風社 2017年6月 (ISBN: 9784861105388)
  • 佐竹, 隆幸 (担当:分担執筆, 範囲:第11章 東日本大震災中小企業の復興と社会イノベーション(宮城県南三陸町の事例から))
    同友館 2017年4月 (ISBN: 9784496052699)

講演・口頭発表等

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  • 青田良介
    全国青年市長会 令和5年度 第2回近畿ブロック会議 2042年3月19日 全国青年市長会  招待有り
    20⁻40代の市長に対し、「災害大国日本の実情」「能登半島地震災害の対応状況」を説明した上で、公助には限界があり共助を活用する必要があること、南海トラフ地震や上町断層地震等将来の大規模災害に備える上で、災害対策はもとより、インフラの老朽化、住まい・職の確保等が重要な旨指摘した。
  • 人口減少, 高齢社会時代の, 減災復興を考える
    令和6年能登半島地震 被災地支援活動・調査報告会 2024年3月25日 兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科
    能登半島地震を事例に、人口減少時代を迎え災害対策の転換期にあること、その上で、「老朽化したインフラをどう整備するかが課題」「陸路が寸断された場合に備え、海路や空路の整備が必要」「人口減少問題に対処するためにも、住まいの確保、 職の確保、関係人口・交流人口対策が重要なこと」を説明した。
  • 青田良介
    一社)神戸経済同友会 環境インフラ整備委員会 講演会 2024年3月12日 一社)神戸経済同友会  招待有り
    「災害大国日本」「SDGs・D&Iと仙台防災枠組み(2015年国連世界防災会議)」「減災5つの原則」「阪神・淡路大震災の意義」「能登半島地震を考える」「今後の大規模災害に備える」を中心に説明した。少子化時代を迎え転換期にある中で、復興にあたって「住まいの確保」「職の確保」「関係人口・交流人口」が重要となる旨指摘した。
  • 青田良介
    台湾政府消防署セミナー 2024年3月8日 台湾政府内政部消防署  招待有り
    台湾政府の要請により、過疎高齢化の進む能登半島地震の特色や、応急対策として全国の自治体が応援(応急対策職員制度)するシステム、今後の展開について説明した。避難所の運営(1次→1.5次→2次)が進むものの、コミュニティの分断をもたらしていること、取り残される被災者に対する災害ケースマネジメントが必要な旨指摘した。 「人間復興による“誰一人取り残さない”姿勢」、「被災者という需要者側に立ったアプローチ」、「行政セクターと市民セクターの協力による対策」、「過去の災害からの教訓や創造的な取り組み」を強調した。
  • 青田良介
    2024 災害支援フォーラム「今、広域避難を考える 東日本大震災+能登半島地震」 2024年3月1日 (一社)ほっと岡山  招待有り
    能登半島地震の状況を説明し、住まいの再建プロセスが複雑になる中で広域避難者が発生する可能性を指摘した。南海トラフ地震の被害想定から広域避難者が懸念されること、その備えとして災害ケースマネジメントが重要な旨説明した。
  • 青田良介
    姫路市南保健センター 2024年2月3日 姫路市飾磨地区自治会長連合会  招待有り
    自治会レベルでの防災を推進するにあたり、「災害大国日本」「能登半島地震の状況」「コミュニティ防災の先進事例」「地域の資源を活用する試み」を中心に講演した。
  • 青田良介
    全国防災関係人口ミートアップ vol.153 2024年1月29日 全国防災関係人口ミートアップ  招待有り
    1月1日に発生した能登半島地震の被害状況と、対策を進める上での課題「インフラ(道路・上下水道)による地域の寸断、アクセスの悪さ」「災害対応の遅れ」「雪の影響」「災害関連死」「今後の見通し」「住まい・生業」「ボランティア活動」「地域の再生」等について説明した。
  • 青田良介
    武雄市×九州大学 令和5年度 武雄市未来共創ラボ 公開講座 2024年1月24日 九州大学・武雄市  招待有り
    地域コミュニティに対し、以下の内容で講演。災害大国日本では、いつ、どこで自然災害に見舞われるかわからない。他人事にしていると、災害時により混乱する。 そもそも自然災害は、私たちの努力によって軽減することができる。いずれ災害が来るのならば、先手を打って、被災後のまちづくりを考えてはどうか。その際、地域づくりの一環として防災を考える。人材を活用できれば、地域づくりにもつながる。 過疎地域で災害に遭った時どうするか、能登半島の今後を注視、応援することが重要。
  • 青田良介
    ひょうご震災記念21世紀研究機構令和4年度研究調査助成金成果報告会 2023年12月5日 ひょうご震災記念21世紀研究機構  招待有り
    基礎自治体の場合、予算や職員数から、一般的には、人口規模の大きな自治体ほど、災害対応にかかるキャパシティが大きい(災害対策本部・外部との連携・人材育成)。組織が大きいが故に、それに伴う課題もある。 しかし、全ての「中小規模の自治体」=「災害対応力がない」とは限らない。首長のリーダーシップにより、方針や組織等が整備され、人材が生かされる事例がある。 災害経験や来るべき巨大災害が想定される自治体ほど熱心な傾向にありそうである。
  • 青田良介
    令和5年度 大阪府消防関係者合同研修会 2023年12月4日 大阪府  招待有り
    災害大国日本 大阪府内の消防署長、防災団長を対象に、「減災を考える上での5つの視点」「なぜ、自助・共助・公助による役割分担が必要か」「共助の役割:被災者支援を考える(過去の災害事例から)」「地域の防災力を考える(消防団と防災コミュニティ)」について講演した。
  • 青田良介
    中小企業家同友会 第31回全大阪経営研究集会 第7分科会 2023年11月28日 大阪府中小企業家同友会
    災害大国日本で事業者のBCPをどう進めるか。BCPの動向と減災の考え方、東日本大震災からの教訓を紹介する一方、地に足のついたBCPを進める上では、防災を普段の経営と切り離すのではなく、むしろ、経営指針・理念に基づき、人材育成やチームワークの醸成につなげるというコンセプトで進めた事例(㈱あぷり社の事例から)を紹介した。普段の経営への取り組みを深化させる切り口として、防災を推進させることを提案した。
  • 青田良介
    令和5年度国際防災・人道支援協議会(DRA)活動報告会の開催「国際協力から国際貢献へ~世界の期待に応えるDRAの活動~」
  • 青田良介
    令和5年度淡路市防災研修講座 2023年9月9日 淡路市役所  招待有り
    災害種別ごとの事例、ハザードマップの見方、避難方法、避難所生活、要配慮者、災害後の対応、減災の考え方等を紹介
  • 青田良介
    神戸女子大学神戸学ゲストスピーカー 2023年5月9日 神戸女子大学  招待有り
    「災害大国日本」「減災の考え方」「 阪神・淡路大震災の教訓(被災者目線に立ち、ボトムアップで取り組む)」「市民力の台頭」「災害に強い社会を創る」を中心に講義
  • 青田良介
    八尾市 実効性のある避難の確保に関する講演会 2023年1月31日 八尾市役所  招待有り
    BCP作成が求められる中、介護事業者に対し以下を説明。 1. 介護の基本として、どんな場所/時でも、食事、排泄、投薬サービスを欠かさない(福祉>防災)。 2. 普段のマネジメントがしっかりしているほど、防災にも対応しやすい。覚える<考える 3. 災害時と平常時のマネジメントに連続性(=命を守る)を持たせる。資質向上、人材育成の観点から、防災に取り組む方が入りやすいのでは。 4. 福祉事業者にとって、防災のハードルは依然高い。防災の専門家等による支援が必要。 5. 継続性が重要。急がばまわれ。「~すべき」ができず断念するよりは、「~できること」を増やし、「~できないこと」を減らしていく。
  • 青田良介
    防災士教本スキルアップ研修会 2023年1月29日 日本防災士会  招待有り
    テキストに沿って、行政の災害対策と危機管理について講演。以下の点を説明した。 1.行政は基本的には法令や制度に基づいて対策を講じないといけない。 2.災害時には法令や制度に縛られない、それらを補完する行動も必要である(自らを守る、信頼関係を基にした支援) 3.国や地方公共団体による対策にも限界がある。①被災自治体自身の防災力向上が重要 ②行政でないとできないもの→国や他の地方公共団体からの応援→公助による支援 ③それ以外のきめ細やかな支援、寄り添い支援、専門性ある支援→共助の展開(→共助の環境整備も公助の役割)
  • Ryosuke Aota
    Japan-Asia Exchange Program in Science 2023年1月25日 Kagawa University
    Japan has had many natural disasters. Especially, the Great Hanshin Awaji Earthquake in 1995 has given the society huge shock. It changed disaster management system and created the concept of disaster resilient society. The lesson from that disaster has become the base for Japan’s disaster management, recovery and reconstruction. That is; 1) Immediate and flexible emergency response. 2) Long term and wide range of recovery and reconstruction (=build back better. 3) Self, mutual and public support 4) Disaster resilient society against future huge disasters
  • 青田良介
    明石工業高等専門学校講義 2022年12月19日
  • 青田良介
    淡路市防災研修講座 2022年12月18日 淡路市  招待有り
    地震等の大災害が発生すると、それを契機に過疎・高齢化に拍車がかかりそうになります。むしろ災害後の取組みが、地域の再生につながるよう、今から考えま しょう。 1. 災害後の再建と課題 2. 復興と地域の再生 3. 災害後に備えるには
  • Ryosuke Aota
    JICA Training Course, DISASTER RISK REDUCTION and Community Development D course FY2022 2022年12月5日 Kagawa University
    Trainees were Government official from Perau, Samoa, and Solomon. I explained "Japan, a disaster country" "Disaster management framework (Disaster Countermeasure Basic Act & Disaster Management Plan" "Public organizations responding to disaster " and "Protecting victims’ lives (Disaster Relief Act & Cooperation among public, mutual and self support)
  • 青田良介
    B&G財団 防災拠点の設置および災害時相互支援 体制構築事業 広域研修A 2022年11月18日 B&G財団  招待有り
    B&G財団に加盟する全国の市町村を集めた研修において、「災害大国日本の抱える課題」「減災を考える上での重要なポイント」「全国基礎自治体アンケート調査結果から」「未災自治体を考える」「受援力を高める(自治体間支援)」「課題解決に向けて」について講演した。
  • 青田良介
    減災復興サイエンスカフェ 2022年11月5日 兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科
  • 青田良介
    地方行政実務学会第2回コロナ対応検証研究会 2022年10月9日
  • 青田良介
    防災教育出前講座(兵庫県立相生産業高校) 2022年10月5日 兵庫県西播磨県民局
    高校生ができる防災について、次の内容で講習した。 1.災害大国日本。いつ、どこで災害が起きても不思議ではありません。 2.高校生でできることは何か。覚えるのではなく、考えよう。 • 被害を減らすにはどうすればいいか。 • 身近なリスクをどうやって見つけるか。 • なぜ避難や備蓄が必要なのか。 • 自分はボランティアとして何ができそうか。 • 被災者の気持ちをどうやって理解するか。 3.百点満点(すべきこと)ではなく、自分のできることを増やしていこう。 4.防災を正しく理解すると、色々なことが見えてくる(人のありがたみ、思いや り、強さ・弱さ‥) 5.防災を材料に人間力を高めよう(あなたの舞台の主役は、あなた自身です)
  • 青田良介
    淡路市防災研修講座 2022年8月28日
  • 青田良介
    オンライン防災対策課 2022年8月8日  招待有り
  • 青田良介
    第9回愛知県被災者支援センター公開連続セミナー 2021年12月15日 愛知県被災支援センター  招待有り
    福島原発等広域避難者支援問題については、全国各地で民間団体による支援が顕著である。その特色を整理し、顕著な事例として、愛知県被災者支援センターに焦点を宛て、 民間版災害ケースマネジメントに発展させる上で留意すべき点等を発表した。 具体的には、1.福島県が全国の民間団体に委託した 生活再建支援拠点を例に、民間支援と公的支援の違いに言及した上で、2. 今次広域避難者支援の課題には、原発特有の課題+長期避難生活に伴う課題があり、3. 10年間にわたって対処してきた愛知県被災者支援センターの特色を、設立前の愛知県における民間支援の軌跡にも触れながら紹介した。その上で、4.将来の南海トラフ地震等に備えた愛知県版災害ケースマネジメントと発展させる上での課題や展望等を考察した。
  • 青田良介
    大学コンソーシアムひょうご・神戸 学生災害ボランティア・ネットワーク事業 2021年3月20日 大学コンソーシアムひょうご神戸  招待有り
    コロナ禍で工夫をしながら、宮城(東日本大震災)、岡山(平成30年豪雨災害)、熊本(熊本地震)、長野(平成元年豪雨災害)の被災地支援を実施する学生に対し、そうした経験が、普段からの減災、災害後の復興につながることを説明した。
  • 青田良介
    (一社)ほっと岡山(福島原発広域避難者生活再建支援拠点)研修 「ケースマネジメントを学ぶ」 2020年12月15日  招待有り
  • 青田良介
    関西学院大学災害復興学「人間復興の学問的理論を考える」 2020年11月27日  招待有り
  • 青田良介
    兵庫県立大学防災教育研究センター「災害と人と健康」 2020年10月3日
  • 青田良介
    NPO法人 発達障害サポートセンター ピュア 職員研修 2020年8月28日
  • 青田良介
    兵庫県自治研修所 令和2年度 監督職研修 2020年7月9日  招待有り
  • 青田良介
    兵庫県立大学「兵庫の国際交流」 2020年7月1日
  • 青田良介
    さくらサイエンス交流プログラム研修講義 2020年2月5日  招待有り
  • 青田良介
    高砂市魚橋北自主防災会 個別支援計画検討会議 2019年9月1日  招待有り
  • 青田良介
    岡山県立大学 全学講義 2019年5月22日  招待有り
  • 青田良介
    ひょうご防災連携フォーラム 2019年4月27日
  • 青田良介
    2019年4月23日  招待有り
  • 青田良介
    JICA・中国壹基金共催 官民協働の減災教育 ——第4回公衆減災教育フォーラム 2017年10月13日  招待有り

担当経験のある科目(授業)

 9

Works(作品等)

 2

共同研究・競争的資金等の研究課題

 5

学術貢献活動

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  • 企画立案・運営等, パネル司会・セッションチェア等, 学術調査立案・実施
    兵庫県立大学・ひょうご防災連携フォーラム 2021年2月27日
    阪神・淡路大震災から26年、この間、自治体の災害対策が見直されてきた。しかし、災害が発生する度に、災害経験のない市町村(=未災自治体)では、予想以上の大混乱に陥る状況が今なお見られる。その後の復旧、復興にも支障が生じている。住民に最も近い基礎自治体の対応力を高めるにはどうすれば良いか。“二度と同じ過ちを繰り返さない”-被災自治体が誓い、努力を重ねた貴重な教訓が各地で生まれてきた。これらをいかに共有していくか。災害経験ある自治体関係者に登壇いただき、将来の災害に向けた教訓の共有化の方策を探る。
  • 企画立案・運営等, パネル司会・セッションチェア等
    大阪市立大学都市防災教育センター・兵庫県立大学減災復興政策研究科 2021年2月20日
    近年、日本各地で災害が多発するなか、直後の防災対策に留まらない、中長期的な視点からの災害に強い地域づくりが求められている。公立大学は地域に密着した学術機関として、教育・研究面でより社会に貢献することが期待されている。 大阪市立大学と兵庫県立大学が協働し、全国の公立大学減災復興連携拠点の構築を目指したフォーラムを開催した。これを機に、全国各地で市民に密着した災害に強い地域づくりに貢献する。
  • 企画立案・運営等, パネル司会・セッションチェア等, 学術調査立案・実施
    日本災害復興学会(2019年鳥取大会) 2019年11月9日
    大規模災害が発生すると全国から自治体が支援に駆けつける。国が調整するもの、都道府県ブロック単位で行うもの、姉妹都市間の枠組みによるもの、枠組みに取られないもの等様々である。これらの補完機能が重要だが、十分に調整されないため混乱が生じる。復旧・復興とともに支援が長期化する。被災自治体側で受援体制ができていないことも問題である。 来るべき大規模災害に対処する上で、支援(シーズ)と受援(ニーズ)を如何に組み合わせるかは-既に支援・受援を経験した、あるいは、今後に備える自治体の関係者等を招き、効果的な連携のあり方について議論した。
  • 企画立案・運営等
    兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科・明石工業高等専門学校

社会貢献活動

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メディア報道

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  • 共同通信社全国配信(例:神戸新聞、静岡新聞) 共同通信社全国配信(例:神戸新聞、静岡新聞) 2024年6月3日 新聞・雑誌
    東日本大震災を例に、大災害で隣県や都心を中心に避難者が広域化すること、一方で、全国で民間の支援団体がこれら広域避難者を救済した実績があることから、個人情報の提供等柔軟な対策が必要なことを解説した。
  • 湘南ケーブルネットワーク・FM湘南ナパサ 地震!その時あなたは 2024年5月27日 テレビ・ラジオ番組
    能登半島地震の被害及び対応状況・課題を解説した上で、を人口減少、高齢社会における災害と捉え、今後の同様の災害が増える恐れのあること、その解決策として、公助力を高める、共助を活用する、官民の協働・連携を促進することを強調した。
  • 中日新聞 中日新聞社 1面 2024年5月1日
    広域避難者は見知らぬ土地で相談をためらう傾向にあるので、行政は申請を待つのでなく、民間の支援団体と連携しアウトリーチする対応が必要な旨解説。
  • ラジオ関西 谷五郎の笑って暮らそう こちら兵庫県立大です 2024年4月21日 テレビ・ラジオ番組
    「公務員から防災の研究者へ(=自身の経歴)」「走りながら考える台湾、熟慮断行型の日本(=花蓮地震を取り上げ両国の災害対策の違い)」「災害経験があるかないか(=ボランティアの受入れに対する自治体の対処)」「復興・再生の先を見据えて-良いところを見つけて伸ばす(=人口減少社会における災害復興のあり方)」を中心に、司会者からの問いに答えた。
  • 沖縄タイムス社 沖縄タイムス 25面 2024年4月10日 新聞・雑誌
    沖縄県内市町村の受援計画に関して、短期的(例:避難所運営)及び中長期的(例:インフラ整備)に必要な業務を列挙。BCPとセットで策定することで、予め要請する業務、必要人数を設定する必要性を解説。能登半島地震の状況を踏まえ、公助の支援だけでなくボランティア等共助の支援も重要なことを指摘した。