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林 治尚

ハヤシ ハルヒサ  (Haruhisa Hayashi)

基本情報

所属
兵庫県立大学 学術総合情報センター 准教授 (センター長補佐)
兵庫県公立大学法人 総合情報基盤本部 (CIO補佐)
学位
工学博士(1995年3月 京都大学)

J-GLOBAL ID
201801013349165816
researchmap会員ID
B000300489

受賞

 1

主要な論文

 37
  • 林 治尚, 馬越 健次, 鈴木 胖
    大学情報システム環境研究 13 85-93 2010年3月  査読有り筆頭著者責任著者
  • 石島 悌, 平松 初珠, 林 治尚, 池添 竜也, 恩地 拓己, 三瓶 明希夫
    情報処理学会研究報告. DSM, [分散システム/インターネット運用技術] 47(93) 55-60 2007年9月21日  
    迷惑メール対策において大切なことは,単に迷惑メールの排除を図ることだけではなく,見落としてはならないメールを確実に配送することである.また,さほど大きくない組織においては,その対策にかける人的・時間的コストを下げることも非常に重要である.大阪府立産業技術総合研究所では,業務時間外にのみgreylistingを適用し,throttlingを併用することによって,迷惑メールの排除を試みるとともに,対策のメンテナンスフリー化を実現した.本稿では,配送ログの解析とメール利用者に対するアンケート調査から得られた,本対策手法の有用性を報告する.さらに,大学の研究室に配置されたメールサーバにおける本対策手法の効果を報告する.
  • 村上 登志男, 林 治尚
    情報処理学会研究報告. DSM, [分散システム/インターネット運用技術] 46 37-42 2007年7月19日  
    複数の拠点にまたがるキャンパス間を広帯域のネットワーク回線(EoMPLS,ATM-MPLSなど)で接続することにより、ネットワーク的には遠隔キャンパスをひとつのLAN環境にみなすことが可能となる。このキャンパス間ネットワークを利用し、利用者にとって拠点によるサービス格差をなくし同じサービスを受けられるようなシステムを構築した。教育機関では、広帯域・広域ネットワークの利用は、コンピュータシステムだけではなく高品位の映像や音声を利用した遠隔授業への応用も期待されている。教育機関でのこの広帯域・広域ネットワークを利用したシステム運用の事例を紹介する。
  • 石島 悌, 平松 初珠, 林 治尚
    情報処理学会研究報告. DSM, [分散システム/インターネット運用技術] 45(38) 89-94 2007年5月10日  
    迷惑メール対策において,効果の高い手法の一つとしてgreylistingが知られている,しかし,この手法では,リストのメンテナンスが必要なことと,配送遅延の発生が問題となっている.そこで,受信者がいつでもメールを読める状態にある業務時間内は,再送要求を出さずにそのままメールを配送することとし,greylistingが適用される時間を限定した.これによって,リストのメンテナンスと配送遅延の問題を解決することを試みた.一方,このままでは,業務時間内に配送される迷惑メールの減少が期待できないので,throttlingを併用することとした.本稿では,以上の適用時間を限定したgreylistingとthrottlingを併用した迷惑メール対策と,その効果について報告する.
  • 佐々 和洋, 村田 一紀, 宇野 健, 林 治尚, 中野 英彦
    Journal of computer chemistry, Japan 4(3) 119-126 2005年9月15日  査読有り
    我々が開発を進めてきた分子構造表示プログラムModrast-Pは,種々の分子構造表示機能を持ち,特に複数の面による切断や部分切断など,分子内部の構造を確認するのに有効な機能を有しているが,OSの依存性という問題が存在した.そこで,プラットフォームに依存しない分子構造表示プログラムの開発を目指し,X Window Systemのツールキットの一つであるGTK+を用い,"Modrast-P with GTK+"の開発を行った.Modrast-P with GTK+では,Modrast-Pの機能に加え,切断表示機能に関しても,切断平面の指定に対話的操作を取り入れ,他の分子構造表示プログラムでは見受けられない表示を実現し、目的部の全容をより容易に確認することが可能となった.また,代表的な生体高分子用分子シミュレーションソフトであるAMBERのシミュレーション結果に対し,アニメーション機能や数値的なデータの解析機能を実装し,AMBERとの高い親和性を実現した.
  • 宇野 健, 林 治尚, 山名 一成, 中野 英彦
    The Journal of chemical software 5(1) 39-48 1999年3月15日  査読有り
    タンパク質立体構造表示プログラムであるModrast-Pをベースにし,分子設計に広く用いられている生体高分子向け分子動力学計算パッケージ,AMBERの実行支援プログラムを作成した.本プログラムには,AMBERの入力ファイル作成支援,計算する分子の初期構造作成,そして分子動力学シミュレーション結果のデータ処理機能として,アニメーションなどの機能がある.本プログラムは,ワークステーション上で作動し,OPENLOOK等のXツールキットを一切使用していないため,殆どのワークステーションまたはFreeBSD等のPC-UINXがインストールされているパーソナルコンピュータで利用する事が可能となっている.そして本プログラムを用い,糖部2'位を化学修飾したDNAの構造についての分子動力学シミュレーションを実行した.
  • H. Hayashi, H. Tanaka, K. Nakanishi
    Fluid Phase Equilibria 104(C) 421-430 1995年3月1日  査読有り筆頭著者責任著者
    Molecular dynamics simulations have been performed for liquid n-butane and ethylene glycol (1,2-ethanediol; EG) in order to understand liquid structures in terms of both inter- and intra-molecular interactions. Each n-butane molecule consists of four sites interacting with LJ potential, and with only one dihedral angle potential, while each EG molecule has six sites interacting through LJ and coulomb potentials together with three dihedral angle potentials. The flexible molecule has the tendency to be folded more intensely in the liquid state than that in the gas phase. Comparing aqueous solution of EG with Xe solution and gaseous state of EG, it is found that EG molecules more strongly favor the folded form by intramolecular interactions, especially by intramolecular hydrogen bond. © 1995.

MISC

 60

書籍等出版物

 1

講演・口頭発表等

 112