研究者業績

Izumi Oinuma

  (生沼 泉)

Profile Information

Affiliation
University of Hyogo
Kyoto University
Degree
博士(生命科学)(Mar, 2007, 京都大学)

J-GLOBAL ID
201401045430703740
researchmap Member ID
7000008636

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Ras スーパーファミリー低分子量 G タンパク質は、生体内で分子スイッチとして働く重要なタンパク質です。われわれは一貫して、それらタンパク質の細胞内情報伝達経路の解明およびその破綻が引き起こす疾病についての研究をしています。最近は特に、これまで世の中で精力的に研究が進められてきた古典的 Ras(K-Ras, H-Ras, N-Ras)と較べ、ほとんど研究が進んでいない R-Ras サブファミリー低分子量 G タンパク質(R-Ras, TC21, M-Ras)に着目し、活性調節機構や下流のエフェクターの同定、さらにはそれらの人為操作を介して各種疾病(特に、神経損傷、がん、および網膜色素変性症)の分子基盤を解き、治療の手立てを創出することを目指して、日々研究しています。将来の疾病治療応用を意識しつつも、細胞内シグナル研究者として、時流に流されない「ぶれない基礎研究」を展開させることが、研究室主宰におけるモットーです。


Papers

 23

Misc.

 9

Books and Other Publications

 2

Presentations

 18

Research Projects

 13

Social Activities

 1

Media Coverage

 5