研究者業績

中桐 斉之

Nariyuki Nakagiri

基本情報

所属
兵庫県立大学 環境人間学部 准教授
学位
博士(理学)(2002年3月 茨城大学)

連絡先
nakagirishse.u-hyogo.ac.jp
J-GLOBAL ID
200901048834398762
researchmap会員ID
5000083641

論文

 51

MISC

 79
  • 吉岡 茉里子, 内平 隆之, 中桐 斉之
    第78回全国大会講演論文集 2016(1) 951-952 2016年3月10日  
    本研究では、時間の概念を組み入れた、街歩きによる地域活性化を促進するアプリの提案・開発を行う。従来、地域活性化を目的としたアプリは多数あるが、そこには時間を考慮したものは非常に少なかった。そこで、スマートフォン等の携帯端末を用いてユーザーが実際にまちあるきをしているかどうかを時間と距離から判定し、まちあるきをしているとインセンティブをもらえるシステムを取り入れた、新しいアプリの構築を行う。
  • 平田 直也, 中桐 斉之
    第78回全国大会講演論文集 2016(1) 387-388 2016年3月10日  
    公共交通機関、特にJRを利用する際、規定する交通運賃の計算方法によって、乗車券を途中の駅で分割して購入するほうが値段が安くなることがある。あまり一般的ではない考えだが、購入する手間を省けば、長距離を移動する際には安くなる手法である。こうした乗車券分割のプログラムはすでに存在するものの、スマートフォンなどにおけるアプリ開発は成されておらず、またそれに関連する乗車券分割の案内のインタフェースがスマートフォンに対応していないため、利用する際に難解な部分が生じてしまう。そこで、本研究ではより手軽かつ理解の容易なインタフェースを搭載した、スマートフォン向けアプリケーションの開発を目的とする。
  • 藤原 涼子, 中桐 斉之
    第78回全国大会講演論文集 2016(1) 439-440 2016年3月10日  
    都市において、工場の分布がどのように変化してきたのかについて、歴史的経済事実の影響を考慮した格子モデルにより解析を行った。工場の分布については、その立地と閉鎖のプロセスが異なっていると考えられている。立地の際は既存工場の近隣に新設されることが多いが、閉鎖の際は、工場が密集している箇所であるか否かに関わらず、廃業することが多いという違いがあげられる。このようなプロセスの違いが、工場の分布に影響を与えていると考えられる。そこで、本研究ではこれらを考慮した格子確率モデルを用い、シミュレーションによる解析を行った。加えて、シミュレーションによる分布と実際の姫路市南部の工場分布との比較を行い、工場分布の形成メカニズムを解明する。
  • 中桐 斉之, 稲田 淑花, 内平 隆之, 米山 寛二
    第77回全国大会講演論文集 2015(1) 539-540 2015年3月17日  
    就職活動の事前学習においては,大学等においては講義形式で行われることが多い.これには,継続的な学習等の点等で問題があり,学生は十分な就活知識を持たずに実際の就活に入り,その結果失敗する場合が多い.そこで,本研究では,予備知識なく就活を行う学生を減らし,大学が提供する就職指導と連携する就活支援システムを構築した.学生に効果的・継続的に就職活動事前知識を得てもらうため,学生がアクセスしやすい携帯端末を活用し,システムには,ゲーミフィケーションを用い,ユーザを活性化させ,就活事前知識をゲーム感覚で学べるシステムとした。
  • 稲田淑花, 中桐斉之
    第76回全国大会講演論文集 2014(1) 867-869 2014年3月11日  
    大学が行う就職活動の事前準備においては講義形式での学習が多く、継続的な学習や大学の学習状況の把握という点で問題がある。そのため、学生が十分な就活知識を持たずに実際の就活に入り、結果失敗して後追いで知識を得る場合が多い。本研究では、予備知識なく就活を行う学生を減らし、大学が提供する就職指導と連携する就活支援システムを確立することを目的とする。学生に効果的・継続的に就職活動事前知識を得てもらうため、学生がアクセスしやすい携帯端末を利用し、ゲーミフィケーションのユーザを活性させるノウハウを用いて就活事前知識をゲーム感覚で学べるシステム「就活なう」を開発した。また、登録ユーザによる実証実験を実施した。
  • 中桐斉之, 向坂幸雄
    第76回全国大会講演論文集 2014(1) 275-276 2014年3月11日  
    環境は人間による開発など様々な要因によって変化しており、生物種の絶滅を引き起こす要因の一つとなっている。その主要な要因の一つに生息地破壊がある。本報告では、生息地が破壊されたときの影響について、生息地の空間パターンの影響に焦点をあて、2種の生物の存在する格子モデルを用いて解析を行った。また、従来のモデルでは、生物の移動・移住が考慮されていなかったが、本研究では、移動を考慮した生息地破壊が個体群動態に与える影響も解析を行った。具体的には、モデル生態系として、2次元格子上に2種の生物と、生物の進入することの出来ない破壊地をランダムに配置し、シミュレーションを行い生息地破壊の影響を解析した。
  • 中桐 斉之, 稲田 淑花, 内平 隆之
    教育システム情報学会研究報告 = JSiSE research report 28(7) 43-48 2014年3月  
  • 中桐斉之
    第23回日本数理生物学会大会 パターン形成の数理シンポジウム 2014年  招待有り
  • 中桐斉之, 稲田淑花, 内平隆之, 米山寛二
    第39回教育システム情報学会講演論文集 297-298 2014年  
  • 中桐斉之, 向坂幸雄
    第76回情報処理学会全国大会講演論文集 3B-5 1-2 2014年  
  • 中桐 斉之, 内平 隆之, 米山 寛二
    情報科学技術フォーラム講演論文集 12(3) 631-634 2013年8月20日  
  • 榎原周平, 三輪佳奈美, 中桐斉之
    第74回情報処理学会全国大会講演論文集 (1) 283-284 2013年3月  
  • 中桐斉之, 川崎弘人, 中井穂高, 谷川千奏, 内平隆之, 米山寛二
    全国大会講演論文集 2012(1) 507-509 2012年3月6日  
    大学が提供する学習支援の一つとして学生SNSが提供されているが、これまで学生にとって重要な情報が提供されてきていない。一方、学生同士が自由に情報交換する場としてmixi等のSNSを使って構築されているが、学生が得た情報のみで、大学生活で本当に必要な情報が飛び交っていない。そこで、学生主導でSNS運営を行うと共に、大学が協力して学生が本当に必要とする情報を提供する学習・就職支援システムを構築した。また、携帯端末を用い、教育と就職の情報を、連動させて提供する「手元で使える学生SNS」とすることで、学習と就活を関連づけた情報の提供を可能として、学生主導の質の高いキャリアデザインを可能としている。
  • 中桐斉之, 川崎弘人, 中井穂高, 谷川千奏, 内平隆之, 米山寛二
    第74回全国大会講演論文集 2012(1) 507-508 2012年3月6日  
    大学が提供する学習支援の一つとして学生SNSが提供されているが、これまで学生にとって重要な情報が提供されてきていない。一方、学生同士が自由に情報交換する場としてmixi等のSNSを使って構築されているが、学生が得た情報のみで、大学生活で本当に必要な情報が飛び交っていない。そこで、学生主導でSNS運営を行うと共に、大学が協力して学生が本当に必要とする情報を提供する学習・就職支援システムを構築した。また、携帯端末を用い、教育と就職の情報を、連動させて提供する「手元で使える学生SNS」とすることで、学習と就活を関連づけた情報の提供を可能として、学生主導の質の高いキャリアデザインを可能としている。
  • 中桐斉之, 向坂幸雄, 泰中啓一
    第73回全国大会講演論文集 2011(1) 269-270 2011年3月2日  
    環境の変化によって起こる絶滅について、生存可能な最小の個体群密度という観点からモデルを用いた解析を行った。モデルの生物には雌雄の区別のない雌雄同体種とし、二次元の格子モデルを用いて、環境が変化する際にどのような個体群動態、空間パターンを示すのかシミュレーションによって解析を行った。今回は 1種系であるコンタクトプロセスにおいて、出生プロセスに変更を加えて発展させた1種系局所相互作用モデルを用いることとした。また、これに対して、空間の位置関係に依存せずに増殖が可能な大域相互作用モデルを導入して比較を行った。その結果、両方のモデルにおいて最小生存可能個体密度以下で絶滅するというアリー効果がみられた。
  • 田中, 裕美, 中桐, 斉之
    全国大会講演論文集 第72回(ソフトウェア科学・工学) 401-402 2010年3月8日  
  • 中桐 斉之, 向坂 幸雄, 吉村 仁, 泰中 啓一
    全国大会講演論文集 71(1) "1-245"-"1-246" 2009年3月10日  
  • 中桐 斉之, 泰中 啓一, 吉村 仁
    数理解析研究所講究録 1499 114-119 2006年7月  
  • 中桐 斉之, 泰中 啓一
    日本生態学会大会講演要旨集 ESJ52 448-448 2005年  
    モデルの生態系として、餌と捕食者の2種の生物の存在する生態系を考える。餌は空き地を見つけてある増殖率で増殖し、ある死亡率で自然死する。また、捕食者はその餌を食べて増殖し、ある死亡率で自然死するとする。<br> この系に、近接する2つの格子点の間に壁をある密度でランダムに置く。生息地分断化・生息地破壊の程度は壁の密度によって表され、二種類の生物のうち餌だけが、生息地分断化の影響を受ける物とする。つまり、捕食者は壁の影響を全く受けないとする。このモデルにおいて、シミュレーション実験を行った。<br> その結果、生息地分断化の増加に伴って餌の密度が増加し逆に捕食者が減少した。また、生息地分断化の影響が大きいと捕食者が最初に絶滅することが分かった。<br> さらに、この生態系に捕食者を捕食する種を加えた3種系についても実験した。このとき、2種系のときと異なり、捕食者は増加し、その捕食者を捕食する栄養段階の最上位の種が一番先に絶滅することが分かった。また、その種が絶滅した後は、2種系へと移行し2種系の際と同様の振る舞いをすることが明らかになった。<br> 以上より、生息地分断化に伴う絶滅では、直接効果だけでなく、間接効果も重要となっていることが分かる。そして、絶滅する種は、2種系のときと3種系のときで異なるのである。これは、生息地破壊に対する生態系の反応がネットワークを構成する種の関係の強さだけでなく、その形や種の数に依存することを示唆している。<br> 生息地分断化の影響を考える際は、直接的に分断化の影響を受ける種に対して影響を与える直接効果だけでなく、その種の生息する場所での他の生物種に対しても及ぼす間接効果をも考慮する必要があると考えられる。そして、その効果は種の関係や強さだけでなく生態系を構成するネットワークの形や種の数をも考慮しなければならないことを示唆している。<br>
  • 中桐, 斉之, 吉村, 仁
    第65回全国大会講演論文集 2003(1) 171-172 2003年3月25日  
  • 鈴木 崇徳, 中桐 斉之, 泰中 啓一, 吉村 仁, 富樫 辰也, 宮崎 龍雄
    日本生態学会大会講演要旨集 ESJ50 183-183 2003年  
  • 中桐 斉之, 吉村 仁, 安田 泰輔, 塩見 正衛
    日本生態学会大会講演要旨集 ESJ50 183-183 2003年  
  • 中桐, 斉之, 泰, 中啓一
    第64回全国大会講演論文集 2002(1) 205-208 2002年3月12日  
  • 中桐 斉之, 泰中 啓一
    日本物理学会講演概要集 55(2) 248-248 2000年9月10日  
  • 中桐 斉之, 泰中 啓一
    日本物理学会講演概要集 55(1) 265-265 2000年3月10日  
  • 中桐 斉之, 田尾 知巳, 泰中 啓一
    日本物理学会講演概要集 54(2) 231-231 1999年9月3日  
  • 中桐 斉之, 泰中 啓一
    日本物理学会講演概要集 53(2) 796-796 1998年9月5日  

書籍等出版物

 1

講演・口頭発表等

 36

主要な担当経験のある科目(授業)

 19

共同研究・競争的資金等の研究課題

 8

メディア報道

 1