研究者業績

宮村 浩徳

miyamura hironori

基本情報

所属
藤田医科大学 医学部 医学科 産婦人科学 講師
学位
博士(医学)(2013年3月)

J-GLOBAL ID
201501004478802341
researchmap会員ID
7000012956

日本産科婦人科学会・専門医・指導医

日本周産期新生児医学会・周産期(母体・胎児)専門医・指導医

日本人類遺伝学会・臨床遺伝専門医

日本生殖医学会・生殖医療専門医・指導医

日本がん治療認定医機構がん治療認定医

日本産科婦人科内視鏡学会・技術認定医

日本内視鏡外科学会・技術認定医

母体保護法指定医

日本医師会認定産業医


論文

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  • Hironori Miyamura, Kyohei Takada, Akiko Ohwaki, Arata Kobayashi, Mayuko Ito, Hiroyuki Nomura, Eiji Nishio, Haruki Nishizawa
    Asian journal of endoscopic surgery 17(2) e13298 2024年4月  
    INTRODUCTION: The da Vinci SP surgical system is a surgical platform capable of implementing robotic-assisted surgery through a single port and was first introduced in Japan at our hospital. In this paper, we describe our experience of the initial introduction of the da Vinci SP surgical system and its surgical outcomes. This is the first report on the surgical outcomes of using da Vinci SP, and its comparison with the conventional system in Japan. METHODS: After developing an application for a highly difficult new medical technology in-house, we compared the surgical outcomes (median values) of 15 patients who had undergone total hysterectomy at our hospital using the da Vinci SP (1-port) system (SP group) for uterine myoma after March 2023 and of 154 patients who underwent total hysterectomy using the conventional da Vinci Xi (four ports) system (Xi group) for uteri weighing <500 g. RESULTS: The results of the comparison of the characteristics between 15 patients in the SP group and 154 patients in the Xi group were as follows: uterus weight (g): 230 (90-500) versus 222 (55-496) (p = .35); surgical time (minutes): 199 (171-251) versus 198 (88-387) (p = .63); intraoperative blood loss (mL): 13 (5-82) versus 20 (2-384) (p = .17); and rate of surgical complication (%): 0.0 versus 1.3 (p = .66). The data indicated a comparable weight of the resected uterus, surgical time, intraoperative blood loss, and rate of surgical complications between the two groups. CONCLUSION: Robotic-assisted total hysterectomy using the da Vinci SP surgical system allowed clinicians to safely perform surgeries according to the conventional systems.
  • Seira Nishibe-Toyosato, Yosuke Ando, Yutaka Torii, Ryoko Ichikawa, Akiko Owaki, Hironori Miyamura, Eiji Nishio, Hidezo Matsuda, Naho Tsujii-Fujii, Akane Shimato-Isobe, Kotone Mukaiji, Kaori Ito, Takahiro Hayashi, Takuma Fujii, Shigeki Yamada
    In vivo (Athens, Greece) 38(5) 2374-2382 2024年  
    BACKGROUND/AIM: The frequency rate of injection site reactions (ISR) due to fosaprepitant meglumine (Fos APR) has been shown to vary depending on the types of combined anticancer drug. This study aimed to elucidate the impact of Fos APR on ISR in patients receiving paclitaxel and carboplatin, with and without bevacizumab therapy (TC±Bev). PATIENTS AND METHODS: This study focused on patients with gynecologic cancer (n=93) who received TC±Bev administration at Fujita Health University Hospital from March 2016 to February 2020, and monitored up to six cycles. The patients were randomly assigned to the Fos APR group (n=47) and the Aprepitant (APR) group (n=46). Using Visual Infusion Phlebitis (VIP) scores, ISR was evaluated by comparing the VIP scores of all cycles using a linear mixed model. The risk factors that contribute to the occurrence of vascular pain throughout all cycles were also examined. RESULTS: The VIP scores of all cycles showed a near significant intergroup difference (p=0.071). Factors that affected the development of vascular pain included Fos APR and age (p=0.027 and 0.049, respectively). Regarding age, patients aged <65 years had a higher risk. Four patients underwent a switch from the originally assigned neurokinin-1 receptor antagonist; in all of these cases, Fos APR was changed to APR for vascular pain. CONCLUSION: Fos APR may increase the risk for ISR associated with TC±Bev therapy for gynecological cancer.
  • 水野 雄介, 宮村 浩徳, 小谷 燦璃古, 高橋 龍之介, 會田 訓子, 坂部 慶子, 森山 佳則, 西澤 春紀, 関谷 隆夫, 藤井 多久磨
    東海産科婦人科学会雑誌 59 426-426 2023年3月  
  • 森山 佳則, 等々力 彩, 大脇 晶子, 坂部 慶子, 野田 佳照, 宮村 浩徳, 関谷 隆夫, 西澤 春紀
    日本産科婦人科学会雑誌 75(臨増) S-552 2023年2月  
  • 吉澤 ひかり, 西澤 春紀, 高橋 龍之介, 宮村 浩徳, 西尾 永司, 藤井 多久磨
    日本生殖医学会雑誌 67(4) 409-409 2022年10月  
  • 大脇 晶子, 西澤 春紀, 高田 恭平, 宮村 浩徳, 安江 朗, 西尾 永司, 藤井 多久磨, 花井 恒一
    産婦人科手術 (33) 132-132 2022年6月  
  • 坂部 慶子, 西澤 春紀, 小谷 燦璃古, 宮村 浩徳, 関谷 隆夫, 藤井 多久磨
    日本周産期・新生児医学会雑誌 58(Suppl.1) 336-336 2022年6月  
  • 鍋谷 望, 市川 亮子, 小谷 燦璃古, 中島 葉月, 大脇 晶子, 金尾 世里加, 鳥居 裕, 三木 通保, 宮村 浩徳, 野村 弘行, 西澤 春紀, 藤井 多久磨
    東海産科婦人科学会雑誌 58 307-307 2022年3月  
  • 柳崎 基, 市川 亮子, 小谷 燦璃古, 中島 葉月, 川原 莉奈, 大脇 晶子, 金尾 世里加, 鳥居 裕, 三木 通保, 宮村 浩徳, 野村 弘行, 西澤 春紀, 藤井 多久磨
    東海産科婦人科学会雑誌 58 311-311 2022年3月  
  • 尾崎 清香, 鳥居 裕, 中島 葉月, 三谷 武司, 高橋 龍之介, 水野 雄介, 吉澤 ひかり, 川原 莉奈, 大脇 晶子, 野田 佳照, 市川 亮子, 宮村 浩徳, 野村 弘行, 西澤 春紀, 関谷 隆夫, 藤井 多久磨
    東海産科婦人科学会雑誌 58 309-309 2022年3月  
  • 三木 通保, 西澤 春紀, 大脇 晶子, 金尾 世里加, 伊藤 真友子, 市川 亮子, 鳥居 裕, 宮村 浩徳, 野村 弘行, 西尾 永司, 藤井 多久磨
    東海産婦人科内視鏡手術研究会雑誌 9 26-26 2021年10月  
  • 三浦 恵, 森下 奈美, 小林 勇毅, 松永 利恵, 宮村 浩徳, 前田 知子, 牧野 弘, 越知 正憲, 藤井 多久磨, 堀内 俊孝
    日本生殖医学会雑誌 66(4) 330-330 2021年10月  
  • 松永 利恵, 倉崎 友加里, 佐久間 梨央, 森田 ひろみ, 磯部 佳菜, 三浦 恵, 小林 勇毅, 宮村 浩徳, 牧野 弘, 前田 知子, 越知 正憲, 藤井 多久磨, 堀内 俊孝
    日本受精着床学会雑誌 38(2) 228-232 2021年9月  
  • 鍋谷 望, 市川 亮子, 小谷 燦璃古, 中島 葉月, 大脇 晶子, 金尾 世里加, 鳥居 裕, 三木 通保, 宮村 浩徳, 野村 弘行, 西澤 春紀, 藤井 多久磨
    日本婦人科腫瘍学会学術講演会プログラム・抄録集 63回 268-268 2021年7月  
  • 角沖 寛聡, 森山 佳則, 山田 芙由美, 坂部 慶子, 野田 佳照, 宮村 浩徳, 西澤 春紀, 関谷 隆夫, 藤井 多久磨
    愛知産科婦人科学会学術講演会プログラム 113回 12-12 2021年7月  
  • 小谷 燦璃古, 関谷 隆夫, 會田 訓子, 大脇 晶子, 野田 佳照, 森山 佳則, 宮村 浩徳, 西澤 春紀, 宮田 昌史
    日本周産期・新生児医学会雑誌 57(Suppl.) P144-P144 2021年6月  
  • 長坂 美和子, 西澤 春紀, 宮村 浩徳, 大江 瑞恵, 七里 由衣, 加藤 良美, 佐藤 優香, 池田 真理子
    日本遺伝カウンセリング学会誌 42(2) 79-79 2021年6月  
  • 森田 ひろみ, 松永 利恵, 倉崎 友加里, 市田 大和, 佐久間 梨央, 上畑 みな子, 三浦 恵, 小林 勇毅, 宮村 浩徳, 牧野 弘, 前田 知子, 越知 正憲, 藤井 多久磨, 堀内 俊孝
    Journal of Mammalian Ova Research 38(1) S18-S18 2021年5月  
  • 松永 利恵, 佐久間 梨央, 森田 ひろみ, 上畑 みな子, 三浦 恵, 小林 勇毅, 宮村 浩徳, 牧野 弘, 前田 知子, 越知 正憲, 藤井 多久磨, 堀内 俊孝
    Journal of Mammalian Ova Research 38(1) S31-S31 2021年5月  
  • 小谷 燦璃古, 市川 亮子, 中島 葉月, 鍋谷 望, 金尾 世里加, 鳥居 裕, 三木 通保, 宮村 浩徳, 野村 弘行, 西澤 春紀, 関谷 隆文, 藤井 多久磨
    日本産科婦人科学会雑誌 73(臨増) S-577 2021年3月  
  • 水野 雄介, 野田 佳照, 小谷 燦璃古, 大脇 晶子, 坂部 慶子, 森山 佳則, 宮村 浩徳, 西澤 春紀, 関谷 隆夫, 藤井 多久磨
    日本産科婦人科学会雑誌 73(臨増) S-526 2021年3月  
  • 小谷 燦璃古, 市川 亮子, 中島 葉月, 鍋谷 望, 金尾 世里加, 鳥居 裕, 三木 通保, 宮村 浩徳, 野村 弘行, 西澤 春紀, 関谷 隆文, 藤井 多久磨
    日本産科婦人科学会雑誌 73(臨増) S-577 2021年3月  
  • 高橋 龍之介, 市川 亮子, 川原 莉奈, 金尾 世里香, 鳥居 裕, 三木 通保, 宮村 浩徳, 野村 弘行, 西澤 春紀, 藤井 多久磨
    東海産科婦人科学会雑誌 57 247-252 2021年3月  
    poly(ADP-ribose)polymerase(PARP)阻害薬であるオラパリブは、プラチナ感受性再発卵巣癌に対して化学療法奏効後の維持療法として用いることで無増悪生存期間の有意な延長が示されている。本研究では、再発時にオラパリブ維持療法の適応となりうる卵巣癌患者の割合および背景を後方視的に検討した。2011年1月から2015年12月に藤田医科大学病院にて標準的な初回治療が施行された上皮性卵巣癌(卵管癌、原発性腹膜癌を含む)患者105例を対象とした。プラチナ感受性再発患者およびオラパリブ維持療法の適応となる患者の割合、背景、治療転帰につき後方視的に解析した。対象とした105例のうち再発を認めた患者は35例(33%)であり、プラチナ抵抗性再発は14例(13%)、プラチナ感受性再発は21例(20%)であった。プラチナ感受性再発患者21例に対する二次化学療法レジメンはパクリタキセル+カルボプラチン(TC)療法が最も多く、ベバシズマブ併用は6例(29%)であった。二次化学療法の奏効は、complete response(CR)が10例(48%)、Partial response(PR)が2例(10%)であった。再発治療でのオラパリブ維持療法の適応となりうる患者は上記の12例であり、再発患者の34%(12/35)、プラチナ感受性再発患者の57%(12/21)であった。プラチナ感受性再発に対する二次化学療法後のdisease-free interval(DFI)中央値は7ヵ月(3-18ヵ月)であった。プラチナ感受性再発患者の半数以上でオラパリブ維持療法の適応となることが示された。現行治療では再増悪時にプラチナ抵抗性となる可能性があり、オラパリブ維持療法によるDFIの延長が期待される。(著者抄録)
  • 等々力 彩, 市川 亮子, 三谷 武司, 成宮 由貴, 山田 芙由美, 川原 莉奈, 三木 通保, 金尾 世里加, 鳥居 裕, 宮村 浩徳, 野村 弘行, 藤井 多久磨
    東海産科婦人科学会雑誌 57 285-289 2021年3月  
    症例は65歳女性、ネフローゼ症候群の精査加療目的のため当院腎臓内科に入院管理となった。腎生検で膜性腎症と診断されたが、ステロイド治療に抵抗性であったため、二次性膜性腎症が疑われた。原因検索として行ったCT検査で子宮頸部に腫瘤性病変を認めたため、当科に紹介となった。子宮頸部腫瘍の病理診断は扁平上皮癌であり、MRI検査で長径96mmの腫瘍を認め、腟および膀胱への浸潤と坐骨転移を認めた。以上より、二次性膜性腎症を合併した子宮頸癌FIGO stage IV B期(TNM;T4N1M1)と診断し、シスプラチンを用いた同時化学放射線療法(concurrent chemoradiotherapy;以下CCRT)を行った。CCRT施行後、子宮頸部腫瘤は消失し病理学的完全奏効となり、同時に膜性腎症も改善した。現在治療開始後30ヵ月が経過し、再発なく経過観察中である。悪性腫瘍に起因した二次性膜性腎症においては、腎機能を含めた全身状態を考慮した上で積極的な抗腫瘍治療が重要と考えられた。(著者抄録)
  • 溝上 和加, 野田 佳照, 山田 芙由美, 宮村 浩徳, 西澤 春紀, 関谷 隆夫, 藤井 多久磨
    東海産科婦人科学会雑誌 57 349-357 2021年3月  
    [目的]Retained products of conception(RPOC)とは、妊娠終了後に妊娠に関連する組織が子宮内に残存した状態で、産褥晩期出血の一因となるが、本邦では診断基準や管理方法が確立されていないのが現状である。そこで、本疾患の病態解明と管理指針の確立をめざして、当施設で経験したRPOCとその対応の現状について臨床的検討を行った。[方法]院内倫理審査委員会の承認の下、2012年から2019年の8年間に当院で経験したRPOCの臨床所見と治療について、診療録を用いて後方視的に検討を行った。[成績]対象期間中のRPOCは20例で、平均年齢は34歳(27-40)、先行妊娠の転帰は、流産(人工妊娠中絶含む)が7例、分娩が13例(正期産12例、早産1例)で、分娩様式は、経腟分娩10例、帝王切開分娩3例であった。治療法は、子宮収縮剤投与による保存的治療が4例で、これら全てが自然退縮し、外科的治療を行ったのは16例(子宮内容除去術5例、子宮鏡下経頸管的切除術10例、腹式単純子宮全摘出術1例)であった。超音波ドプラ検査で豊富な腫瘤内血流を認めたのは20例中18例で、このうち15例に外科的治療を行なった。大量出血により緊急対応を必要とした4例中3例に子宮動脈塞栓術(UAE)を実施したが、これら4例の腫瘤最大径は、それ以外の16例に比して有意に大きかった(62.5mm vs 27.2mm)(p<0.05)。[結論]RPOCの病態は多彩であり、保存的治療も選択肢となり得るが、腫瘤の大きさと経腟超音波ドプラ検査による腫瘤内血流所見が外科的治療を考慮するポイントとなる。(著者抄録)
  • 市川 亮子, 成宮 由貴, 川原 莉奈, 大脇 晶子, 坂部 慶子, 金尾 世里加, 鳥居 裕, 三木 通保, 宮村 浩徳, 西尾 永司, 野村 弘行, 藤井 多久磨
    日本婦人科腫瘍学会雑誌 39(1) 360-360 2021年1月  
  • 金尾 世里加, 野村 弘行, 川原 莉奈, 大脇 晶子, 市川 亮子, 三木 通保, 宮村 浩徳, 藤井 多久磨
    日本婦人科腫瘍学会雑誌 39(1) 400-400 2021年1月  
  • 三木 通保, 市川 亮子, 大脇 晶子, 澤木 明, 成宮 由貴, 川原 莉奈, 坂部 慶子, 金尾 世里加, 鳥居 裕, 宮村 浩徳, 西尾 永司, 野村 弘行, 河田 健司, 藤井 多久磨
    日本婦人科腫瘍学会雑誌 39(1) 429-429 2021年1月  
  • 高橋 龍之介, 宮村 浩徳, 吉澤 ひかり, 西尾 永司, 西澤 春紀, 藤井 多久磨
    日本生殖医学会雑誌 65(4) 297-297 2020年11月  
  • 三浦 恵, 松永 利恵, 磯部 佳菜, 小林 勇毅, 宮村 浩徳, 前田 知子, 牧野 弘, 越知 正憲, 藤井 多久磨, 堀内 俊孝
    日本生殖医学会雑誌 65(4) 317-317 2020年11月  
  • 松永 利恵, 磯部 佳菜, 上畑 みな子, 三浦 恵, 小林 勇毅, 宮村 浩徳, 牧野 弘, 前田 知子, 越知 正憲, 西澤 春紀, 藤井 多久磨, 堀内 俊孝
    日本生殖医学会雑誌 65(4) 333-333 2020年11月  
  • 西尾 永司, 高橋 龍之介, 吉澤 ひかり, 宮村 浩徳, 西澤 春紀, 藤井 多久磨
    日本生殖医学会雑誌 65(4) 418-418 2020年11月  
  • 西澤 春紀, 伊藤 真友子, 鳥居 裕, 宮村 浩徳, 三木 通保, 野村 弘行, 西尾 永司, 安江 朗, 廣田 穰, 藤井 多久磨
    日本産科婦人科内視鏡学会雑誌 36(Suppl.I) [SY4-3] 2020年11月  
  • 金尾 世里加, 野村 弘行, 三谷 武司, 水野 雄介, 吉澤 ひかり, 會田 訓子, 伊藤 真友子, 宮村 浩徳, 西尾 永司, 西澤 春紀, 三木 通保, 藤井 多久磨
    日本産科婦人科内視鏡学会雑誌 36(Suppl.I) [O-358] 2020年11月  
  • 三木 通保, 西澤 春紀, 大脇 晶子, 金尾 世里加, 伊藤 真友子, 市川 亮子, 鳥居 裕, 宮村 浩徳, 野村 弘行, 西尾 永司, 藤井 多久磨
    日本産科婦人科内視鏡学会雑誌 36(Suppl.I) [O-529] 2020年11月  
  • 宮村 浩徳, 西澤 春紀, 尾崎 清香, 坂部 慶子, 伊藤 真友子, 三木 通保, 西尾 永司, 野村 弘行, 廣田 穰, 藤井 多久磨
    日本産科婦人科内視鏡学会雑誌 36(Suppl.I) [O-537] 2020年11月  
  • 小谷 燦璃古, 市川 亮子, 中島 葉月, 鍋谷 望, 成宮 由貴, 金尾 世里加, 鳥居 裕, 三木 通保, 宮村 浩徳, 野村 弘行, 西澤 春紀, 関谷 隆夫, 藤井 多久磨
    愛知産科婦人科学会学術講演会プログラム 112回 6-6 2020年10月  
  • 宮村 浩徳, 西澤 春紀, 鳥居 裕, 三木 通保, 安江 朗, 西尾 永司, 廣田 穰, 藤井 多久磨
    東海産婦人科内視鏡手術研究会雑誌 8 37-41 2020年10月  
    【目的】産婦人科良性疾患に対するロボット支援手術は、2018年4月より子宮全摘出術が新たに保険収載され、今後は全国的な普及が期待されているが、従来の腹腔鏡手術に対する臨床的な有効性は明らかとなっていない。そこで、産婦人科良性疾患に対するロボット支援下子宮全摘出術が保険収載された以降の2年間における従来の腹腔鏡手術とロボット支援手術の臨床成績について比較検討することを目的とした。【対象と方法】2018年4月より2020年3月に婦人科良性子宮疾患に対して従来の腹腔鏡下子宮全摘出術(conventional-laparoscopic hysterectomy:CLH)を施行した81例(CLH群)とロボット支援下子宮全摘出術(Robot assisted hysterectomy:RAH)を施行した62例(RAH群)を対象とした。検討項目は、両術式における子宮摘出重量、術中出血量、全手術時間、術後WBC、CRP(1日目、3日目)を後方視的に比較した。統計学的解析はマン・ホイットニーのU検定で行い、P<0.05を有意差ありと判定した。【結果】CLH群とRAH群を後方視的に比較検討した結果、年齢やBMI、子宮摘出重量、手術時間に差を認めなかったが、術中出血量(ml)は36(4-1,431) vs 30(5-306)、術後3日目のWBC(103/μL)は5.8(3.0-10.3) vs 5.1(3.0-10.1)とRAH群で低下する傾向があり(各p=0.07、p=0.09)、術後1日目のCRP(mg/dL)は3.5(0.4-10.9) vs 2.6(0.7-6.8)、術後3日目のCRP(mg/dL)は2.2(0.2-9.0) vs 1.8(0.2-5.5)とRAH群で有意な低下を認めた(各p=0.01、p=0.04)。【結語】当施設における婦人科良性子宮疾患に対するRAHは、CLHに比べ術中出血量や術後炎症反応が低下することが示されたことより、ロボット支援手術は手術侵襲を低減させる術式であると考えられた。(著者抄録)
  • 中島 葉月, 市川 亮子, 等々力 彩, 三谷 武司, 川原 莉奈, 大脇 晶子, 金尾 世里加, 鳥居 裕, 三木 通保, 宮村 浩徳, 西尾 永司, 西澤 春紀, 野村 弘行, 藤井 多久磨
    日本癌治療学会学術集会抄録集 58回 O15-1 2020年10月  
  • 小谷 燦璃古, 市川 亮子, 中島 葉月, 鍋谷 望, 成宮 由貴, 金尾 世里加, 鳥居 裕, 三木 通保, 宮村 浩徳, 野村 弘行, 西澤 春紀, 関谷 隆夫, 藤井 多久磨
    愛知産科婦人科学会学術講演会プログラム 112回 6-6 2020年10月  
  • 宮村 浩徳, 西澤 春紀, 安江 朗, 三木 通保, 野村 弘行, 廣田 穰, 藤井 多久磨
    産婦人科手術 (31) 172-172 2020年8月  
  • 市川 亮子, 宮崎 純, 大脇 晶子, 鳥居 裕, 宮村 浩徳, 三木 通保, 野村 弘行, 西尾 永司, 西澤 春紀, 藤井 多久磨
    産婦人科手術 (31) 192-192 2020年8月  
  • 松永 利恵, 倉崎 友加里, 市田 大和, 佐久間 莉央, 森田 ひろみ, 磯部 佳菜, 三浦 恵, 小林 勇毅, 吉澤 ひかり, 宮村 浩徳, 岩城 久留美, 牧野 弘, 前田 知子, 越知 正憲, 藤井 多久磨, 堀内 俊孝
    Journal of Mammalian Ova Research 37(1) S29-S29 2020年7月  
  • 三木 通保, 西澤 春紀, 野田 佳照, 坂部 慶子, 市川 亮子, 鳥居 裕, 宮村 浩徳, 安江 朗, 野村 弘行, 西尾 永司, 廣田 穰, 藤井 多久磨
    日本産科婦人科学会雑誌 72(臨増) S-628 2020年3月  
  • 成宮 由貴, 市川 亮子, 川原 莉奈, 宮崎 純, 大脇 晶子, 坂部 慶子, 鳥居 裕, 宮村 浩徳, 三木 通保, 野村 弘行, 藤井 多久磨
    日本産科婦人科学会雑誌 72(臨増) S-645 2020年3月  
  • 宮村 浩徳, 西澤 春紀, 安江 朗, 伊藤 真友子, 鳥居 裕, 西尾 永司, 廣田 穰, 藤井 多久磨
    東海産婦人科内視鏡手術研究会雑誌 7 29-29 2019年10月  
  • 奈倉 裕子, 宮村 浩徳, 吉澤 ひかり, 市川 亮子, 野村 弘行, 藤井 多久磨
    愛知産科婦人科学会学術講演会プログラム 110回 9-9 2019年10月  
  • Hidehito Inagaki, Sayuri Ota, Haruki Nishizawa, Hironori Miyamura, Kumiko Nakahira, Machiko Suzuki, Sachie Nishiyama, Takema Kato, Itaru Yanagihara, Hiroki Kurahashi
    Journal of human genetics 64(5) 459-466 2019年5月  査読有り
    Recent findings have highlighted the possibility that polymorphisms within the annexin A5 gene (ANXA5) promoter contribute to the etiology of various obstetric complications. However, the underlying mechanisms are unknown. The M2 haplotype of the ANXA5 shows lower activity and less expression of ANXA5 mRNA. This gene promoter region has a motif that potentially forms a G-quadruplex structure. In vitro G-quadruplex propensity estimated by circular dichroism indicated that the M2 haplotype oligonucleotide manifested a decreased potential for G-quadruplex formation. In addition, in vivo G-quadruplex formation of the promoter region was evidenced by the presence of single-stranded DNA shown by sodium bisulfite treatment of placental genomic DNA. Comparative analysis indicated less potential in the M2 allele than the major allele. Promoter activity of the two haplotypes determined by luciferase reporter analysis correlated with the estimated G-quadruplex propensity. Our data lend support to the developing paradigm that genomic variation affects gene expression levels via DNA secondary structures leading to the disease susceptibility.
  • Jun Miyazaki, Haruki Nishizawa, Asuka Kambayashi, Mayuko Ito, Yoshiteru Noda, Sumire Terasawa, Takema Kato, Hironori Miyamura, Kazuya Shiogama, Takao Sekiya, Hiroki Kurahashi, Takuma Fujii
    Placenta 48 20-25 2016年12月  査読有り
    Atrial natriuretic peptide is biologically activated by the atrial natriuretic peptide-converting enzyme, corin, and has an important role in regulating blood pressure. We detected elevated serum corin levels in women with pre-eclampsia. Interestingly, the serum corin levels were also found to be elevated in pregnancies with a related disorder, unexplained fetal growth restriction (FGR) without hypertension, suggesting that this phenomenon is not simply a response to maternal hypertension. CORIN mRNA levels were not elevated in placentas from pre-eclampsia or unexplained FGR cases. Likewise, similar signal intensities were found for corin in placental syncytiotrophoblast cells by immunostaining. In contrast, corin signals were higher in maternal decidua cells from pre-eclampsia and unexplained FGR cases. These data suggest that corin may be upregulated in maternal decidua in response to an etiologic pathway that is common to pre-eclampsia and FGR.
  • Hiroki Kurahashi, Takema Kato, Jun Miyazaki, Haruki Nishizawa, Eiji Nishio, Hiroshi Furukawa, Hironori Miyamura, Mayuko Ito, Toshiaki Endo, Yuya Ouchi, Hidehito Inagaki, Takuma Fujii
    Reproductive medicine and biology 15(1) 13-19 2016年1月  査読有り
    Although embryo screening by preimplantation genetic diagnosis (PGD) has become the standard technique for the treatment of recurrent pregnancy loss in couples with a balanced gross chromosomal rearrangement, the implantation and pregnancy rates of PGD using conventional fluorescence in situ hybridization (FISH) remain suboptimal. Comprehensive molecular testing, such as array comparative genomic hybridization and next-generation sequencing, can improve these rates, but amplification bias in the whole genome amplification method remains an obstacle to accurate diagnosis. Recent advances in amplification procedures combined with improvements in the microarray platform and analytical method have overcome the amplification bias, and the data accuracy of the comprehensive PGD method has reached the level of clinical laboratory testing. Currently, comprehensive PGD is also applied to recurrent pregnancy loss due to recurrent fetal aneuploidy or infertility with recurrent implantation failure, known as preimplantation genetic screening. However, there are still numerous problems to be solved, including misdiagnosis due to somatic mosaicism, cell cycle-related background noise, and difficulty in diagnosis of polyploidy. The technology for comprehensive PGD also requires further improvement.

MISC

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  • 高田 恭平, 市川 亮子, 大脇 晶子, 宮崎 純, 鳥居 裕, 宮村 浩徳, 藤井 多久磨, 中川 満, 浦野 誠, 塚本 徹哉
    日本臨床細胞学会雑誌 58(Suppl.1) 255-255 2019年5月  
  • 高田 恭平, 宮村 浩徳, 高橋 龍之介, 宮崎 純, 大脇 晶子, 野田 佳照, 河合 智之, 西澤 春紀, 関谷 隆夫, 安江 朗, 鈴木 清明, 藤井 多久磨
    東海産科婦人科学会雑誌 55 135-144 2019年3月  
    先天性肺気道奇形(Congenital pulmonary airway malformations:CPAM)は、胎児期に気管支系や肺胞の発達異常によって生じる先天性肺腫瘤で、近年では胎児超音波スクリーニングが普及し、出生前に診断される症例が増加している。本症の予後は一般に良好であるが、腫瘤の増大に伴い胎児水腫をきたす場合があり、胎児治療の手段として嚢胞羊水腔シャントや経母体ステロイド投与の有効性が報告されている。今回、出生前にCPAMと診断し、胎児腹水と羊水過多を合併した症例に経母体ステロイド投与を行い、胎児腹水の消失と腫瘍の縮小を認めた症例を経験した。症例は37歳、2妊1産。前医で妊娠20週の胎児超音波検査で左胸腔内に類円形の高輝度腫瘤を認め、本症を疑い経過観察が行われたが、妊娠23週より胎児腹水が出現し、妊娠25週で当院へ紹介となった。初診時の超音波検査で、左胸腔内に類円形の高輝度腫瘤像を認め、心臓が右側に偏位し、さらに胎児腹水と羊水過多(Amniotic fluid index:AFI 25.3cm)を認めた。また、腫瘤内への大血管からの血流はなく、実質性腫瘤像を呈することからCPAMのmicrocystic typeと診断した。胎児水腫の基準は満たさないが、腫瘤の増大に伴う圧迫による影響を考慮して、ステロイド治療の適応と判断した。インフォームド・コンセントを行った上で、妊娠26週0日に母体にbetamethazone 12mgを24時間おきに2回投与した。その後、3D超音波検査によるフォローアップで腫瘤は徐々に縮小し、妊娠32週には検出不能となり、胎児腹水は消失し羊水過多は改善し、妊娠39週1日に自然経腟分娩となった。児は3345gでApgar Score 9/9で出生し、出生時の胸部CTで左肺の過膨張と10mm大の嚢胞像を認めたが、呼吸障害を認めなかった為、待機的管理とした。その後、2歳時に肺炎を繰り返した為、胸腔鏡下左肺上葉切除術が施行されたが、術後経過は良好である。本症例のようなCPAMに対する3D超音波検査による診断は腫瘤の正確な評価を可能とし、経母体的ステロイド療法は、胎児予後の改善に寄与する可能性がある。(著者抄録)
  • 市川 亮子, 吉澤 ひかり, 宮崎 純, 大脇 晶子, 坂部 慶子, 伊藤 真友子, 大谷 清香, 鳥居 裕, 宮村 浩徳, 西尾 永司, 西澤 春紀, 関谷 隆夫, 藤井 多久磨
    東海産科婦人科学会雑誌 55 169-173 2019年3月  
    遺伝性乳癌卵巣癌症候群(以下HBOC:hereditary breast and ovarian cancer syndrome)はBRCA遺伝子の変異があり、乳癌や卵巣癌などに罹患するリスクが高い遺伝性腫瘍症候群の一つである。当施設では、HBOC関連癌のうち卵巣癌、卵管癌および腹膜癌の診療にあたり、卵巣癌未発症のBRCA変異保持者に対してサーベイランスおよびリスク低減卵管卵巣摘出術(以下RRSO:risk-reducing salpingo-oophorectomy)を提供している。今回は、HBOCに対してRRSOを施行した一例について考察を加えて報告する。【症例】47歳。2妊2産。子宮筋腫の既往あり。乳癌に罹患した姉にBRCA2遺伝子に変異を認めたことから、BRCA遺伝学的検査目的にカウンセリング室を来談し、検査の結果HBOCと診断され、RRSO施行の是非について相談のため産婦人科に紹介受診となった。患者はRRSO施行推奨年齢に達していたため、RRSOのメリットとデメリットを説明し、RRSOを行う方針となった。手術は腹腔鏡下で両側付属器切除を行い、切除検体については詳細な病理学的検討を行って、STIC(Serous tubal intraepithelial carcinoma)や浸潤癌がないことを確認した。術後は腹膜癌発症の有無を経過観察中である。HBOCは通常の産婦人科患者のうち一定の割合を占める比較的頻度の高い遺伝性腫瘍である。産婦人科医師はBRCA1/2変異保持者に対しては卵巣癌サーベイランスの限界、リスク低減手術の予想される効果と副作用を説明できる知識をもち、RRSOを行うにあたっては、卵巣癌の易罹患者であることを念頭においた手術操作、術後管理が必要である。(著者抄録)
  • 市川 亮子, 大脇 晶子, 坂部 慶子, 河合 智之, 伊藤 真友子, 大谷 清香, 鳥居 裕, 宮村 浩徳, 藤井 多久磨
    日本癌治療学会学術集会抄録集 56回 P30-2 2018年10月  
  • 大脇 晶子, 伊藤 真友子, 西澤 春紀, 尾崎 清香, 宮村 浩徳, 西尾 永司, 藤井 多久磨, 廣田 穰
    東海産婦人科内視鏡手術研究会雑誌 6 99-105 2018年10月  
    子宮筋腫、子宮腺筋症の術後早期に発症し、種々のホルモン治療に抵抗性を示し、かつ閉経後もなお増悪した深部子宮内膜症の1例を経験したので報告する。症例は46歳、G4P3、月経困難症のため当院を受診、子宮筋腫および子宮腺筋症の診断のもとに腹腔鏡下子宮亜全摘術、左付属器切除術を行った。術中所見では子宮後面に左側付属器が強固に癒着していたが、ダグラス窩には癒着を認めなかった(ASRM:8)。術後4ヵ月頃から背部痛、左足のしびれが出現し、尿管狭窄にともなう左水腎症を認めた。腟円蓋部5時方向に母子頭大の暗赤色の腫瘤発現を認め、直腸診では同腫瘤より左骨盤壁にかけて圧痛を伴う硬結を認めた。腟円蓋部腫瘤の生検にて子宮内膜症の所見を得た。そこで尿管ステントの留置の上GnRHアゴニスト製剤の投与を開始した。しかし、尿管狭窄に対する薬物治療の効果が不十分のため尿管新吻合術による尿路変更を行った。年齢が47歳であったため追い込み療法としてGnRHアゴニストに加え、ジエノゲスト、ダナゾール投与を繰り返したが左骨盤側壁の病変は薬物抵抗性を示し、また治療経過中に閉経となったが深部子宮内膜症の病勢は衰えなかった。以上の経過より薬物療法無効および癌化の可能性を考慮し、54歳時に根治を目的に腹腔鏡下深部子宮内膜症病巣切除術ならびに残存子宮頸部切除術、右付属器切除術を行い、その後の経過は良好であった。(著者抄録)

書籍等出版物

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講演・口頭発表等

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