渡辺 伸, 小高 裕和, 片岡 淳, 勝田 隼一郎, 北口 貴雄, 国分 紀秀, Goldwurm Andrea, 斉藤 新也, 佐藤 悟朗, 佐藤 理江, 高橋 忠幸, 田島 宏康, 高橋 弘充, 武田 伸一郎, 田中 孝明, 田中 康之, 寺田 幸功, 中澤 知洋, 中野 俊男, 中森 健之, 野田 博文, 萩野 浩一, 深沢 泰司, 林 克洋, Blandford Roger, 牧島 一夫, Madejski Grzegorz, 水野 恒史, 森 國城, 谷津 陽一, 山岡 和貴, 湯浅 孝行, 米徳 大輔, 一戸 悠人, Laurent Philippe, Limousin Olivier, Lebrun François, ほかSGDチーム, 内山 秀樹, 内山 泰伸, 榎戸 輝揚, 太田 方之, 大野 雅功
日本物理学会講演概要集 71 371-371 2016年
<p>2016年2月17日に打ち上げられたX線衛星「ひとみ」(ASTRO-H)に搭載された軟ガンマ線検出器(Soft Gamma-ray Detector:SGD)の軌道動作実績について報告する。SGDは、3月15日より順次、センサーの立ち上げを行い、通信途絶となった3月26日まで、機能的には正常に動作させることができた。一部の天体からのガンマ線信号の取得に成功し、高感度ガンマ線観測を行う上で重要となる軌道上バックグランドのデータを得た。SGDで初めて実現したSi/CdTe半導体コンプトンカメラで得られたこれらのデータについて、報告を行う。</p>