佐野香織

サノカオリ (Kaori Sano)

基本情報

所属: 武蔵野大学グローバル学部日本語コミュニケーション学科教授

学位: 博士（人文科学）(お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科)

研究者番号: 80774398
J-GLOBAL ID: 201301087548036177
researchmap会員ID: 7000006659

研究キーワード

日本語教育、応用言語学、成人教育・学習、省察的実践の学び、生涯学習、支援者教育・学習、組織の学び,ラウンドテーブル

研究分野

人文・社会 / 日本語教育 /

学歴

委員歴

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論文

「「共生」の名のもとに日本社会はどのように形成されるのか : 令和７年度各府省庁予算概算要求概要言説の考察」

『長崎国際大学論叢』 25 29-41 2025年3月査読有り筆頭著者
「何かが生まれる」ときを記録する産学民のまちのひとの羅生門的手法による語り

佐野香織

2024年12月筆頭著者
ナラティブによる日本語教師教育の展望

『長崎国際大学論叢』 24 13-21 2024年3月査読有り
国際共修において教員が描く境界とその境界へのかかわり方の問い直し―２大学間の教育実践での教員の協働探究を通して―

米本和弘, 佐野香織

留学生交流・指導研究 25 49-61 2023年3月査読有り
大学から仕事領域へのアクティブトランジション：キャリア形成支援としてのシャカイジン×ガクセイワークショップの試み

佐野香織

長崎国際大学論叢第 23 2023年3月査読有り
「他者」との「かかわり」の中で学生はどのような学びを得たのか―「Challenge campus SDGs」の実践―

山内美穂, 佐野香織

長崎国際大学論叢 23 2023年3月査読有り
多文化共生社会実現に求められる「日本語教育」とはなにか－IR誘致を目ざす佐世保市を事例として－

佐野香織

長崎国際大学教育基盤センター紀要 5巻 37-49 2022年3月査読有り
「体験の言語化」の「ふり返り」を社会に拓き重ねる往復書簡と実践の跡づけによる長期重層的協働省察記述の試み

佐野香織, 兵藤智佳, 小泉香織

言語文化教育研究 19 264-280 2021年12月筆頭著者
市民として社会にかかわる契機としての「まちのことばをつくる」プロジェクトの可能性

佐野香織

長崎国際大学論叢 21 71-78 2021年3月査読有り
「学習としての評価を考える：日本語教育のライティング授業における参加型評価の取り組みから」

佐野香織

次世代研究 2 12-17 2020年5月査読有り筆頭著者
「日本学」研究者の学びをたどる―経験からことばの学びを創るということ―

佐野香織

比較文化研究 No.132 2019年10月査読有り
「総合日本語1・総合日本語2履修者実態調査報告」

佐野香織, 鄭在喜, 齋藤智美, 吉田好美

『早稲田日本語教育実践研究』 (第7号) 2019年3月筆頭著者
プレゼンテーション活動における評価項目学習者自己作成の試み ―学習プロセスに自律的評価活動を組み込む実践事例―

佐野香織

早稲田日本語教育実践研究 (第6号) 109-110 2018年3月筆頭著者
生涯にわたる学びのプロセスとしての日本語教育・学習の展望―ヨーロッパの高等教育機関における実践報告を基に

佐野香織

第21回ヨーロッパ日本語教育シンポジウム報告・発表論文集 319-324 2017年査読有り
越境の学びの展開 ―関心・専門分野を異なる領域の人々と学び合う―

佐野香織

比較文化研究,No.122 53-62. 2016.7 122 53-62 2016年7月査読有り
学習支援者が経験したETPラーニングコモンズ

佐野香織, 太田亜樹子, 高千叶, 東雅江

早稲田大学日本語教育実践研究,第4号, 45-54 (第4号) 45-54 2016年3月筆頭著者
オンラインでのつながりがもたらす教師たちの変容―『つながろうねっト』の4年間の活動をふりかえって

瀬尾匡輝, 有森丈太郎, 鬼頭夕佳, 佐野香織, 瀬尾悠希子, 橋本拓郎, 米本和弘

茨城大学留学生センター紀要, 14(14) 77-92 2016年2月査読有り
「やりたいことから育む人々の学びブログをリソースとした活動」

佐野香織

『イマ×ココ』創刊号(1) 52-66 2013年査読有り
「日本短期研修後の継続的な学びの支援：日本—海外大学間における遠隔授業デザインとその可能性」

佐野香織

『人間文化創成科学論叢』 12 163-171 2012年査読有り
「書き手が読み手に主体的に関わる−作文支援システムTeachOtherSを使った実践デザイン」

佐野香織

『第24回日本語教育連絡会議論文集』Web版 2012年
「関係性を作る実践を通して考える「日本語」—「規範」と「使用」の間でー」

佐野香織

『第15回ヨーロッパ日本語教育シンポジウム報告・発表論文集』 161-166 2011年査読有り
「地域における活動実践再分析 −参加を分析単位としてー」

佐野香織

『リテラシーズ』 8 11-19 2011年査読有り
「大学院生の実践評価を考える-ブログプロジェクトにおける評価基準作成活動を通して」

佐野香織

『第23回日本語教育連絡会議論文集』（Web版） 2010年
「ワルシャワ大学における実践：文化を考えるプロセス」

佐野香織

『日本語教育研究世界大会論文集』 2010年
「地域社会に暮らす長期定住外国人の日本語使用実態」

佐野香織

『人間文化創成科学論叢』 10 25-33 2008年査読有り
「KHCoderで何ができるか −日本語習得・日本語教育研究利用への示唆—」

佐野香織, 李在鎬

『言語文化と日本語教育』 33 94-96 2007年査読有り
「参照点能力とL２言語習得 −長期定住外国人と日本語母語話者との会話データを通して」

佐野香織

『日本認知言語学会論文集』 7 23-31 2007年査読有り
「地域社会に暮らす外国人の日本語・日本語支援に関する研究動向概観試案 −公的日本語教育を考える立場からー」

佐野香織

『アメリカ・カナダ大学連合日本研究センター紀要』 30(30) 55-78 2007年
「中・上級学習者の『つける』の典型概念 −複合動詞類推研究に向けてー」

佐野香織

『アメリカ・カナダ大学連合日本研究センター紀要』 28(28) 22-39 2005年
「JFL学習者の複合動詞の実態と困難点 −アンケート調査報告—」

佐野香織

『言語文化と日本語教育』第29号 88-91 2004年査読有り

MISC

「Round Talk’n 2022 コン_ヴィヴィアリティ」

尾辻恵美, 佐野香織, 嶋津百代

『言語文化教育研究』 21 23-31 2024年3月
ことばの活動と学び再考 : 「越境」の概念から考える (第10回国際日本学コンソーシアム異文化研究と日本学) -- (日本語・日本語教育部会)

佐野香織, SANO Kaori

お茶の水女子大学比較日本学教育研究センター研究年報 (12) 148-153 2016年3月
Web掲示板と遠隔TV会議システムを利用した授業実践 : 「言い訳」に注目して(第３回国際日本学コンソーシアム)

佐野香織, SANO Kaori, さのかおり

大学院教育改革支援プログラム「日本文化研究の国際的情報伝達スキルの育成」活動報告書 20 276-279 2009年3月31日
「自分」の発話意図

佐野香織

言語科学研究 : 神田外語大学大学院紀要 3 59-69 1997年3月査読有り

Most of the linguistic reserch on the Japanese ZIBUN has been done through syntactic analysis. This paper attempts to explicate the usage of ZIBUN in terms of the speaker's intention. Our claim is ZIBUN-form has "core-concept", which represents the speaker's harmonious attitude. Using this concepts, this paper will discuss the various types of ZIBUN-form. We conclude that the speaker's intention in using ZIBUN is a manifestation of the speaker's demanding attitude for the hearer to become the same psychological state as the speaker's. This conclusion could be explicable that some usage of ZIBUN has a "buffer" function to the hearer.