研究者検索結果一覧 熊田 博喜 熊田 博喜クマダ ヒロキ (Hiroki Kumada) ダウンロードする帳票の形式を下記より選択して下さい 「教育研究等環境」形式 「文科省帳票様式第4号 ①履歴書」形式 「文科省帳票様式第4号 ②教育研究業績書」形式 「教員名簿」形式 基本情報 所属武蔵野大学 人間科学部社会福祉学科 教授学位学士(東洋大学)修士(東洋大学大学院)J-GLOBAL ID201701002402453552researchmap会員IDB000271501 研究キーワード 4 地域福祉 NPO ソーシャル・インクルージョン コミュニティ 研究分野 1 人文・社会 / 社会福祉学 / 経歴 12 2015年4月 - 現在 武蔵野大学大学院人間社会研究科 実践福祉学専攻 教授 2015年4月 - 現在 武蔵野大学人間科学部 社会福祉学科 教授 2005年4月 - 現在 東洋大学 社会学部 非常勤講師 2010年4月 - 2016年3月 常磐大学 コミュニティ振興学部 非常勤講師 2012年4月 - 2015年3月 武蔵野大学人間科学部 社会福祉学科 准教授 もっとみる 学歴 1 1997年4月 - 2005年3月 東洋大学大学院 社会学研究科 社会福祉学専攻 博士後期課程 委員歴 54 2020年10月 - 現在 武蔵野市民社会福祉協議会 「第4次武蔵野市民地域福祉活動計画推進委員会」委員長 2020年8月 - 現在 国分寺市社会福祉協議会 「第4次国分寺市地域福祉活動計画策定委員会」委員長 2020年6月 - 現在 立川市 「立川市地域福祉推進委員会」委員長 2020年2月 - 現在 西東京市社会福祉協議会 「第四次西東京市地域福祉活動計画進行管理委員会」委員長 2019年8月 - 現在 東京都 「東京都地域医療構想調整部会」委員 もっとみる 論文 18 社会福祉の領域で求められる居場所づくりの展開プロセスと技法 熊田博喜 社会福祉研究 (第133号) 26-38 2018年10月 招待有り筆頭著者 「制度の狭間」を支援するシステムとコミュニティソーシャルワーカーの機能 ソーシャルワーク研究 41(1) 58-67 2015年4月 招待有り筆頭著者 本論文は、今日、地域福祉で課題視されている「制度の狭間」を支援するシステムとその中で中心的な役割を果たすコミュニティソーシャルワーカーの内実や機能について、主に西東京市の事例を通して分析を試みることを目的とする。 地域包括支援センターにおける地域~その理解の視点とアプローチ~ 熊田博喜 武蔵野大学人間科学研究所年報 (第4号) 27-44 2015年3月 筆頭著者 本稿では、地域包括支援センターを中心に、広く社会福祉における「地域」理解を検討する一端として、a)連携やネットワークを構築する地域社会の主体の現状や実際、b)地域社会の「福祉」に対する認識、そしてそのようなa)・b)を踏まえた上で、c)地域社会に対して地域包括支援センターはどのようなアプローチを行うのか、という上記a)・b)・c)を巡り、その基本的な考え方を検討する過程の中で、地域へのアプローチを行う際の基本的な考え方を整理することを目的とするものである。 在宅高齢者の生活困窮の諸論点と分析視角 熊田博喜 武蔵野大学人間科学研究所年報 (第3号) 35-45 2014年3月 筆頭著者 近年、「格差」の問題が日本社会で常態化してきており、特に就労している年齢層では非正規労働層の貧困化が問題化してきている。一方で就労からリタイアした世代である高齢者のも様々な形で、そのような問題が現れてきている。高齢者、特に在宅で生活する生活困窮状態にある高齢者がどのような生活背景を有し、どのような状況に陥っているのか、そしてどのような支援が求められているのかを明らかにすることが急務である。本稿では、その検討の足がかりとして、在宅高齢者の困窮者の諸論点について先行研究のレビュー・整理を行うと共に、そこから在宅高齢者の生活困窮の分析視角を析出することを試みた。 都市部在宅高齢者の家計収入実態とその特徴 熊田博喜 武蔵野大学人間関係学部紀要 (第7号) 99-113 2010年3月 筆頭著者 本稿では、高齢者の生活危機や貧困を考察する手掛かりとして、特に高齢者の収入実態に注目して検討を行った。具体的には2007年~08年に行った在宅高齢者の生活実際調査の中で、家計収入、特に収入を支える年金制度や保有資産状況、就労状況等に着目しつつ、その家計収入実態の一端を素描すると共に、その特徴や傾向について明らかにすることを目的としたものである。結果、主力家計収入源が年金、特に職域年金であり、その年金を補助する形で国民年金や個人資産が活用されていること。家計収入の多寡と金融資産の多寡には相関性が確認できること。就労は家計収入を目途とするものではなく、あくまでも生きがいといった社会活動の一環として行われる傾向にあること。持家の有無と家計収入や個人資産の多寡には一定の相関性を確認することができること。を明らかにした。 地域福祉の発展とその要件~武蔵野市の地域福祉実践を中心に~ 熊田博喜 武蔵野大学人間関係学部紀要 (第6号) 87-108 2009年3月 筆頭著者 地域福祉が1970年代以降、その社会福祉実践、制度として取組みが進められる中で、孤独死やホームレス問題など地域社会の中で取り残された人々の存在とその支援の方途が今日模索されている。では今日の到達点としての地域福祉はどのように成立したのであろうか。本稿では自治体、特に武蔵野市の地域福祉実践の歴史に着目しながら、その発達過程と発展を促した諸要件の解明を試みるものである。まず、地域福祉理解の基本的視座について地域福祉の諸要素の整理を踏まえた上で提示し、それを基に武蔵野市における地域福祉の発展を4つの時期に分けてその記述と検討を行う。そして地域福祉の発展とその要件について若干の考察を行った。結論として、市民の自立性を前提とした発想、市民と行政の関係性の模索、生活の「全体性」の支援といった、サービスの設計と配置、生活基盤(地域社会)づくりという地域福祉の要件に配慮した実践が認められたことを明らかにしている。 地域リーダーの形成要因とその過程~民間農民教育実践が果たした役割を中心に~ 熊田博喜 武蔵野大学現代社会学部紀要 (第9号) 27-59 2008年3月 筆頭著者 グローバリゼーションの進行や労働市場の再編、更には高齢化の進行に伴い、地域社会の生活格差や荒廃が社会問題化してきている。そのような状況下において地域社会再生の取り組みを進める上で重要な役割を果たすものの一つが地域リーダーである。本稿では、農村地域における民間教育実践に着目して、地域リーダーの形成要因とその解明を試みるものである。まず、民間教育実践を概観した後、地域リーダーの形成要因をアイデンティティ、学習内容、組織の三点から庄内労農大学事務局長の活動史を庄内労農大学の生成、発展と重ね合わせつつ整理し、民間農民教育実践が地域リーダー形成に果たした役割並びに、地域リーダーの基本要件について考察を行った。 社会福祉協議会の「経営」を巡る史的変遷とその論点 熊田博喜 武蔵野大学現代社会学部紀要 (第8号) 29-47 2007年3月 筆頭著者 近年、社会福祉協議会において重視されつつある「経営」を巡って、その内実の史的変遷を確認する中で、社協「経営」の論点と方向性について検討を行うことが本稿の目的である。まず社協「経営」を理解するための枠組を諸領域の知見に基づき検討し、「社協『経営』の基本的枠組」として整理した。次に社協と「経営」の関係の史的変遷を全社協各種文書に拠って確認し、社協「経営」の論点を「社協経営の3つの作用領域」として分析を試みている。 生協を基礎とした福祉の成立とその動態 熊田 博喜 武蔵野大学現代社会学部紀要 (第7号) 51-61 2006年3月 筆頭著者 生協は、福祉サービスの提供を目的とする組織ではなく、生活消費財の提供から医療・教育・環境・文化と広範な領域に渡って実践が行うことを目的とした組織である。本稿ではそのような性格を有する生協を基礎とした福祉活動・事業について生協組織の発展と福祉実践の展開を史的観点から検討することを目的とする。時代区分を第1期(1878~1944)、第2期(1945~1982)、第3期(1983~1977)、第4期(1988~)と設定し、生協組織と福祉の関係性について確認を行い、その変化について考察を試みている。 生協を基礎とした福祉の今日的動向とその諸特徴 熊田博喜 武蔵野大学現代社会学部紀要 (第6号) 33-47 2005年3月 筆頭著者 本稿では、多様に展開されている生協を基礎とした福祉を提供サービスの内容に即して整理した上で、具体的には現在、生協において提供されているサービスを家事系・食事系・交流系・移動系・介護系・相談系・情報系・連携系に整理し、さらにそのサービス提供主体の3つの活動形態「福祉ボランティア型」「組合員共同福祉型」「福祉事業型」から生協を基礎とした福祉の検討を試みている。 福祉NPOの運営実態とその組織特性~高齢者福祉分野を中心に~ 熊田博喜 武蔵野大学現代社会学部紀要 (第5号) 73-94 2004年3月 筆頭著者 近年、様々な領域から注目を集めている民間非営利組織の役割や意義、その可能性についての検討は端緒についたばかりであるが、特に福祉サービスという対人社会サービスの中でも特徴的なサービスを提供するNPOについては、それに特化した実態の解明とその組織特性の検討がなされなければならない。本稿では、社会福祉領域のNPOを福祉NPOと指定し、その運営の実態と特質について調査結果に基づき、検討を行ったものである。まず「団体人数・年齢」「会員の構成と活動エリア」「法人格」「定款」「事業構成」「職員・理事の構成」「意思決定」「財政」そして「情報公開・会員募集」の各点から福祉NPOの運営実態を描き出す作業を行った。そしてその結果から「地域性の重視」「会員主体の重視」「事業展開における利用者ニーズの重視」「ミッションの重視」「活動実績における情報・ひろがりの重視」の5つを特性として析出し、若干の検討を試みた。 高齢者福祉分野の福祉NPOの基本的性格に関する一考察~ジェンダー分析の視点から~ 熊田博喜 東洋大学大学院紀要 第39集 237-294 2003年3月 筆頭著者 福祉NPOは今日、福祉サービス提供においても、社会福祉制度の構造そのもののあり方を規定するという意味でも重要な存在となりつつある。とはいえその活動の形態は極めて多様な状況を呈している。本稿では高齢者分野の福祉NPOに限定し、その活動形態の多様性を理解する一つの視点として「ジェンダー(社会的文化的性別)」の視点から、福祉NPOの基本的性格の一端を明らかにした。具体的には、まずジェンダー視点からみた福祉NPOの位置について確認した上で、福祉NPOが有するジェンダー視点からの検討課題点の整理を行った。次に筆者も関わり2001.11に実施された「福祉NPOの組織原理と運営に関する実態調査」の「サービス提供会員男女比」を基に先に提示した課題点の内実を明らかにした。結果、「ジェンダー・センシティブに関する問題圏」「再生産労働の質と専門性に関する問題圏」「生産労働に対するオルタナティブ」共に「男性の提供会員が多い」「女性提供会員が多い」団体で選好が異なることを明らかにした。 住民参加型在宅福祉サービス団体の性格と機能に関する基礎的考察~コープこうべ「くらしの助け合いの会」の事例を中心として~ 熊田博喜 東洋大学大学院紀要 第38集 253-275 2002年2月 筆頭著者 住民参加型在宅福祉サービス団体は、1980年代初頭に試行的に始められ、その後様々な議論や実践を経て、今日においては最も一般的な福祉団体の一つとして認知されるに至っており、今後、一連の福祉改革の展開と相俟ってますます増加の一途を辿ることが予想される。本稿では、福祉サービス供給主体として社会的に定着した住民参加型在宅福祉サービス団体の成立背景とその理論的含意を再検討しつつ、団体の今日的意義の検討を行った。具体的には、住民参加型在宅福祉サービス団体の成立背景をボランティア団体、民間非営利組織との関係において整理し、その特質を明らかにした。次に同団体を理解する一つの手がかりとして、同団体の拡大に先鞭を付けたとされるコープこうべ「くらしの助け合いの会」の概要を概観しつつ、同会の1組合員の活動史を整理・検討することによって、【組織機能モデル】と【生活保障モデル】の2つに住民参加型在宅福祉サービス団体の機能を明らかにした。 NPO活動支援における行政的諸課題に関する一考察 熊田博喜 東洋大学大学院紀要 第37集 355-386 2001年3月 筆頭著者 社会福祉領域の民間非営利組織(以下、NPO)が全団体数の6割以上を占めるという今日的状況下において、その活動が社会福祉全体を考える上でも無視できない存在となってきているが、それら諸団体が活動を進める中で、現実的な問題として無視できないものに行政との関わり、特に行政によるNPO活動支援の問題がある。本研究では、行政によるNPO活動支援の現状、歴史をそれぞれ検討した上で、それぞれの課題を析出し、その課題を読み解くための概念装置として「組織間関係論」を用いながら、今日、何故、NPO活動支援が有効に機能していないのかという問題構造を理解すると共に、NPO活動支援が成功しているケースを例にして行政によるNPO支援の論理と今後の方向性について考察を行った。 生活協同組合による子育て支援~山形県共立社鶴岡生協の実践を中心に~ 熊田博喜 季刊子どもの権利条約 (No.9) 108-112 2000年8月 招待有り筆頭著者 近年、広く教育・子育てに関する問題が注目を集めているが、本論文では、生活協同組合(以下、生協)の中で、先駆的に教育・子育て支援の実践に取り組んでいる山形県鶴岡市にある共立社鶴岡生協の事例を取り上げ、その成果について検討を行った。具体的には、共立社鶴岡生協の「教育活動センター」の取り組みを概略的に説明した後に、その成果点として、この地域の地域事情にいち早く対応し、組合員の教育・子育ての要求に対して的確に応えた生協側の姿勢とそのサービスの総合性・体系性を評価した。しかし、課題点として、保育所・児童相談所・児童館など公的な子育て支援組織との連携の問題、生協の教育・子育て支援も転換期を迎えているという状況下にあって、特に子どもの運営面も含めた主体的な参加の必要性も指摘した。 生活協同組合の福祉活動に関する班の意味に関する一考察 熊田博喜 東洋大学大学院紀要 第36集 369-393 2000年2月 筆頭著者 日本における民間非営利組織の代表的なものの一つに生活協同組合が挙げられる。生活協同組合は、生活の一部つまり消費に関わる部分の一部の共同化を目指すものであるが、本来的には社会福祉の活動を行う組織ではない。しかし近年、生活協同組合の福祉活動は注目を集めている。では何故、生活協同組合が福祉活動に参入することになったのであろうか。本論文では、特に生活協同組合の中でも班の役割に注目して、山形県にある共立社鶴岡生協を例にとり、主として活動家の口述記録(ヒアリング)から、生活協同組合が福祉活動に参入していく必然性と生活協同組合の「班」がもつ意味について議論を行った。 戦後日本のボランティア政策の史的動態に関する一考察 熊田博喜 東洋大学大学院紀要 第35集 243-265 1999年2月 筆頭著者 NPO法に見られるように、民間非営利組織をめぐる状況はここ近年で劇的な変化を見せている。民間非営利組織も社会的な存在である以上、社会の変化は民間非営利組織を理解するために重要な要素となる。本論文では、「日本において何故、民間非営利組織の活動基盤整備(ボランティア政策)の整備が遅れたのか」という命題を設定し、その原因について、ボランティア政策の価値・目的、ならびに政策を実現させるための手段という内在的要因に、社会福祉政策と当事者組織、協同組合組織、そして提供者組織という外在的な関わりを4つの時期に分けて考察を行った。 福祉コミュニティ論の再検討~その概念と類型化への試み~ 熊田博喜 東洋大学大学院紀要 第34集 85-102 1998年2月 筆頭著者 福祉コミュニティという概念は、岡村重夫氏によって初めて提唱された概念であるが、近年、氏の用いた含意を超えて、研究者、実践家によって用いられてきている。しかし、その概念の内容は拡散し、「福祉コミュニティとは何か」という点に関しては、共通の理解が得られていない。本稿では、福祉コミュニティという概念が、何故、これほど注目を集めるようになったのかという歴史的背景を概観した後、共同性-地域性、社会的相互作用の組織化の有無という2つの分析軸を用い、今後の課題を検討した。 1 MISC 15 コロナ禍における地域福祉活動・在宅福祉サービス実践の非連続性と連続性 熊田博喜 地域福祉実践研究 (第12号) 21-22 2021年6月 第2部「社会福祉法人風の村」「社会福祉法人いきいき福祉会」「社会福祉法人悠遊」 第3部「今日的状況下における社会福祉のイノベーションの内実その源泉」 熊田博喜, 川村岳人, 後藤広史, 相馬大祐, 所貞之, 本多勇, 小松理佐子 「制度の狭間」を支援する社会的企業の福祉供給体制下における意義と役割に関する研究 平成29~令和元年度科学研究費助成事業基盤研究(C)報告書 1-65 2020年3月 地域の居場所づくりの今 熊田博喜, 尾崎悠紀, 角屋ゆず, 山田翔太, 志田五十鈴, 高橋義博, 山崎美貴子, 長谷部俊介, 熊谷紀良, 西山はな, 瀧澤利行, 朝比奈ゆり, 宮地成子 1-23 2018年3月 書評 牧里毎治監修 川村暁雄・川本健太郎・柴田学・武田丈編著『これからの社会的企業に求められるものは何か : カリスマからパートナーシップへ』 熊田博喜 日本の地域福祉 (第30号) 131-133 2017年3月 招待有り 第2部「社会福祉領域における社会的企業の諸概念及び事業特性とその特質」第3部「(株)ナチュラルスタンス」「(株)ReLife」 熊田博喜, 小松理佐子, 本多勇, 後藤広史, 川村岳人, 相馬大祐, 孫彰良 地域福祉推進を行う社会的企業の問題解決手法のモデリングとイノベーションの研究 平成26~28年度科学研究費助成事業基盤研究(C)報告書 1-76 2017年3月 責任著者 もっとみる 書籍等出版物 17 地域福祉と包括的支援システム 宮城孝編著, 日本地域福祉学会地域福祉と包括的相談, 支援システム研究プロジェクト (担当:共著, 範囲:第Ⅰ部第3章「包括的支援体制の構築と社会的企業ー社会性と企業性を結ぶイノベーションの知見からー」 第Ⅲ部第14章「千葉県鴨川市―安心生活創造事業を足掛かりとしに先駆的に確立した総合相談体制の現状と課題―」) 明石書店 2021年6月 ソーシャルワークの理論と方法 : 社会福祉士・精神保健福祉士共通/社会福祉士専門 『社会福祉学習双書』編集委員会 (担当:分担執筆, 範囲:第3章第3節「コミュニティワーク」) 全国社会福祉協議会 2020年12月 (ISBN: 9784793513602) ストーリーで学ぶ地域福祉 加山, 弾, 熊田, 博喜, 中島, 修, 山本, 美香 有斐閣 2020年7月 (ISBN: 9784641150751) 「つながり」の社会福祉 : 人びとのエンパワメントを目指して 西村, 昌記, 加藤, 悦雄 (担当:共著, 範囲:社会的企業の諸概念と社会的包摂戦略) 生活書院 2020年3月 (ISBN: 9784865001112) よくわかる社会福祉の「経営」 小松, 理佐子 ミネルヴァ書房 2018年12月 (ISBN: 9784623084432) もっとみる 講演・口頭発表等 52 地域福祉の動向と社協における地域福祉コーディネーターの意義と役割 熊田博喜 区市町村「地域福祉コーディネーター養成研修」<基礎編> 2021年6月 東京都社会福祉協議会 人口減少・超高齢市町村自治体における地域包括支援システムの構築-その方策と課題- 牛村隆一, 渡邊健二, 黒岩大輔, 大島隆代, 熊田博喜, 長谷川真司 地域の多様性に応じた包括的支援システムの構築に向けて-コロナ禍における地域福祉と全世代型支援への課題 2021年3月13日 日本地域福祉学会 地域活動におけるコーディネーターの役割 熊田博喜 江東区社会福祉協議会職員研修 2021年3月11日 江東区社会福祉協議会 元気は地域づくりから~つながる・支える・介護予防~ 熊田博喜 小平市介護予防見守りボランティア事業講演会 2020年12月17日 小平市地域包括支援センター中央センター トークセッション「歴史を学び未来を語ろう」コメンテーター 熊田博喜 2019ともに活きる!まちづくりフェス 2019年11月23日 西東京市 もっとみる 所属学協会 3 日本地域福祉学会 日本社会福祉学会 社会政策学会 共同研究・競争的資金等の研究課題 8 人口減少社会における社会的企業による雇用とエンパワメントに関する社会福祉学的研究 日本学術振興会 科学研究費助成事業 2021年4月 - 2026年3月 仁科 伸子, 呉 世雄, 加藤 眞理子, 牧里 毎治, 西崎 緑, 熊田 博喜, 金 吾燮 「制度の狭間」を支援する社会的企業の福祉供給体制下における意義と役割に関する研究 文部科学省 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2017年4月 - 2020年3月 熊田博喜, 後藤広史, 川村岳人, 相馬大祐, 所貞之, 本多勇, 小松理佐子 地域福祉推進を行う社会的企業の問題解決手法のモデリングとイノベーションに関する研究 文部科学省 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2014年4月 - 2017年3月 熊田博喜, 小松理佐子, 後藤広史, 川村岳人, 相馬大祐, 本多勇 大規模災害における被災地の効果的な福祉支援のあり方に関する調査・研究事業 厚生労働省 セーフティネット支援対策等事業補助金社会福祉推進事業 2013年9月 - 2014年3月 和気康太, 明石留美子, 熊田博喜, 川村岳人, 相澤京美, 清水和良 地域生活支援を展開するための専門職の配置に関する研究-居住権の保障の視点から- 文部科学省 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2011年6月 - 2014年3月 小松理佐子, 熊田博喜, 後藤広史, 川村岳人 もっとみる その他(教育上の能力) 5 件名 東洋大学社会学研究所プロジェクトを研究分担 年月日(From) 1999/04 年月日(To) 2002/03 概要 「福祉的共同とその諸課題に関する研究」(代表者:東洋大学社会学部 古川孝順教授) 件名 文部省科学研究費助成を研究分担 年月日(From) 1999/04 年月日(To) 2002/03 概要 「地域リーダー形成の教育的基盤とその変遷」(代表者:東洋大学社会学部 丹野朝栄教授) 件名 文部省科学研究費助成を研究分担 年月日(From) 2000/04 年月日(To) 2002/03 概要 「社会福祉非営利組織の組織原理とその運営実態についての動態的研究」(代表者:立教大学コミュニティ福祉学部 三本松政之助教授) 件名 武蔵野市・小金井市・西東京市共同研究事業を研究分担 年月日(From) 2007/04 年月日(To) 2009/03 概要 「生活の変化と社会保障制度設計とのギャップがもたらす高齢者の生活危機や困窮に係る研究」(代表者 至誠学舎東京理事長 阿和嘉男) 件名 文部省科学研究費助成を研究分担 年月日(From) 2011/06 年月日(To) 2011/06 1
熊田 博喜クマダ ヒロキ (Hiroki Kumada) ダウンロードする帳票の形式を下記より選択して下さい 「教育研究等環境」形式 「文科省帳票様式第4号 ①履歴書」形式 「文科省帳票様式第4号 ②教育研究業績書」形式 「教員名簿」形式 基本情報 所属武蔵野大学 人間科学部社会福祉学科 教授学位学士(東洋大学)修士(東洋大学大学院)J-GLOBAL ID201701002402453552researchmap会員IDB000271501 研究キーワード 4 地域福祉 NPO ソーシャル・インクルージョン コミュニティ 研究分野 1 人文・社会 / 社会福祉学 / 経歴 12 2015年4月 - 現在 武蔵野大学大学院人間社会研究科 実践福祉学専攻 教授 2015年4月 - 現在 武蔵野大学人間科学部 社会福祉学科 教授 2005年4月 - 現在 東洋大学 社会学部 非常勤講師 2010年4月 - 2016年3月 常磐大学 コミュニティ振興学部 非常勤講師 2012年4月 - 2015年3月 武蔵野大学人間科学部 社会福祉学科 准教授 もっとみる 学歴 1 1997年4月 - 2005年3月 東洋大学大学院 社会学研究科 社会福祉学専攻 博士後期課程 委員歴 54 2020年10月 - 現在 武蔵野市民社会福祉協議会 「第4次武蔵野市民地域福祉活動計画推進委員会」委員長 2020年8月 - 現在 国分寺市社会福祉協議会 「第4次国分寺市地域福祉活動計画策定委員会」委員長 2020年6月 - 現在 立川市 「立川市地域福祉推進委員会」委員長 2020年2月 - 現在 西東京市社会福祉協議会 「第四次西東京市地域福祉活動計画進行管理委員会」委員長 2019年8月 - 現在 東京都 「東京都地域医療構想調整部会」委員 もっとみる 論文 18 社会福祉の領域で求められる居場所づくりの展開プロセスと技法 熊田博喜 社会福祉研究 (第133号) 26-38 2018年10月 招待有り筆頭著者 「制度の狭間」を支援するシステムとコミュニティソーシャルワーカーの機能 ソーシャルワーク研究 41(1) 58-67 2015年4月 招待有り筆頭著者 本論文は、今日、地域福祉で課題視されている「制度の狭間」を支援するシステムとその中で中心的な役割を果たすコミュニティソーシャルワーカーの内実や機能について、主に西東京市の事例を通して分析を試みることを目的とする。 地域包括支援センターにおける地域~その理解の視点とアプローチ~ 熊田博喜 武蔵野大学人間科学研究所年報 (第4号) 27-44 2015年3月 筆頭著者 本稿では、地域包括支援センターを中心に、広く社会福祉における「地域」理解を検討する一端として、a)連携やネットワークを構築する地域社会の主体の現状や実際、b)地域社会の「福祉」に対する認識、そしてそのようなa)・b)を踏まえた上で、c)地域社会に対して地域包括支援センターはどのようなアプローチを行うのか、という上記a)・b)・c)を巡り、その基本的な考え方を検討する過程の中で、地域へのアプローチを行う際の基本的な考え方を整理することを目的とするものである。 在宅高齢者の生活困窮の諸論点と分析視角 熊田博喜 武蔵野大学人間科学研究所年報 (第3号) 35-45 2014年3月 筆頭著者 近年、「格差」の問題が日本社会で常態化してきており、特に就労している年齢層では非正規労働層の貧困化が問題化してきている。一方で就労からリタイアした世代である高齢者のも様々な形で、そのような問題が現れてきている。高齢者、特に在宅で生活する生活困窮状態にある高齢者がどのような生活背景を有し、どのような状況に陥っているのか、そしてどのような支援が求められているのかを明らかにすることが急務である。本稿では、その検討の足がかりとして、在宅高齢者の困窮者の諸論点について先行研究のレビュー・整理を行うと共に、そこから在宅高齢者の生活困窮の分析視角を析出することを試みた。 都市部在宅高齢者の家計収入実態とその特徴 熊田博喜 武蔵野大学人間関係学部紀要 (第7号) 99-113 2010年3月 筆頭著者 本稿では、高齢者の生活危機や貧困を考察する手掛かりとして、特に高齢者の収入実態に注目して検討を行った。具体的には2007年~08年に行った在宅高齢者の生活実際調査の中で、家計収入、特に収入を支える年金制度や保有資産状況、就労状況等に着目しつつ、その家計収入実態の一端を素描すると共に、その特徴や傾向について明らかにすることを目的としたものである。結果、主力家計収入源が年金、特に職域年金であり、その年金を補助する形で国民年金や個人資産が活用されていること。家計収入の多寡と金融資産の多寡には相関性が確認できること。就労は家計収入を目途とするものではなく、あくまでも生きがいといった社会活動の一環として行われる傾向にあること。持家の有無と家計収入や個人資産の多寡には一定の相関性を確認することができること。を明らかにした。 地域福祉の発展とその要件~武蔵野市の地域福祉実践を中心に~ 熊田博喜 武蔵野大学人間関係学部紀要 (第6号) 87-108 2009年3月 筆頭著者 地域福祉が1970年代以降、その社会福祉実践、制度として取組みが進められる中で、孤独死やホームレス問題など地域社会の中で取り残された人々の存在とその支援の方途が今日模索されている。では今日の到達点としての地域福祉はどのように成立したのであろうか。本稿では自治体、特に武蔵野市の地域福祉実践の歴史に着目しながら、その発達過程と発展を促した諸要件の解明を試みるものである。まず、地域福祉理解の基本的視座について地域福祉の諸要素の整理を踏まえた上で提示し、それを基に武蔵野市における地域福祉の発展を4つの時期に分けてその記述と検討を行う。そして地域福祉の発展とその要件について若干の考察を行った。結論として、市民の自立性を前提とした発想、市民と行政の関係性の模索、生活の「全体性」の支援といった、サービスの設計と配置、生活基盤(地域社会)づくりという地域福祉の要件に配慮した実践が認められたことを明らかにしている。 地域リーダーの形成要因とその過程~民間農民教育実践が果たした役割を中心に~ 熊田博喜 武蔵野大学現代社会学部紀要 (第9号) 27-59 2008年3月 筆頭著者 グローバリゼーションの進行や労働市場の再編、更には高齢化の進行に伴い、地域社会の生活格差や荒廃が社会問題化してきている。そのような状況下において地域社会再生の取り組みを進める上で重要な役割を果たすものの一つが地域リーダーである。本稿では、農村地域における民間教育実践に着目して、地域リーダーの形成要因とその解明を試みるものである。まず、民間教育実践を概観した後、地域リーダーの形成要因をアイデンティティ、学習内容、組織の三点から庄内労農大学事務局長の活動史を庄内労農大学の生成、発展と重ね合わせつつ整理し、民間農民教育実践が地域リーダー形成に果たした役割並びに、地域リーダーの基本要件について考察を行った。 社会福祉協議会の「経営」を巡る史的変遷とその論点 熊田博喜 武蔵野大学現代社会学部紀要 (第8号) 29-47 2007年3月 筆頭著者 近年、社会福祉協議会において重視されつつある「経営」を巡って、その内実の史的変遷を確認する中で、社協「経営」の論点と方向性について検討を行うことが本稿の目的である。まず社協「経営」を理解するための枠組を諸領域の知見に基づき検討し、「社協『経営』の基本的枠組」として整理した。次に社協と「経営」の関係の史的変遷を全社協各種文書に拠って確認し、社協「経営」の論点を「社協経営の3つの作用領域」として分析を試みている。 生協を基礎とした福祉の成立とその動態 熊田 博喜 武蔵野大学現代社会学部紀要 (第7号) 51-61 2006年3月 筆頭著者 生協は、福祉サービスの提供を目的とする組織ではなく、生活消費財の提供から医療・教育・環境・文化と広範な領域に渡って実践が行うことを目的とした組織である。本稿ではそのような性格を有する生協を基礎とした福祉活動・事業について生協組織の発展と福祉実践の展開を史的観点から検討することを目的とする。時代区分を第1期(1878~1944)、第2期(1945~1982)、第3期(1983~1977)、第4期(1988~)と設定し、生協組織と福祉の関係性について確認を行い、その変化について考察を試みている。 生協を基礎とした福祉の今日的動向とその諸特徴 熊田博喜 武蔵野大学現代社会学部紀要 (第6号) 33-47 2005年3月 筆頭著者 本稿では、多様に展開されている生協を基礎とした福祉を提供サービスの内容に即して整理した上で、具体的には現在、生協において提供されているサービスを家事系・食事系・交流系・移動系・介護系・相談系・情報系・連携系に整理し、さらにそのサービス提供主体の3つの活動形態「福祉ボランティア型」「組合員共同福祉型」「福祉事業型」から生協を基礎とした福祉の検討を試みている。 福祉NPOの運営実態とその組織特性~高齢者福祉分野を中心に~ 熊田博喜 武蔵野大学現代社会学部紀要 (第5号) 73-94 2004年3月 筆頭著者 近年、様々な領域から注目を集めている民間非営利組織の役割や意義、その可能性についての検討は端緒についたばかりであるが、特に福祉サービスという対人社会サービスの中でも特徴的なサービスを提供するNPOについては、それに特化した実態の解明とその組織特性の検討がなされなければならない。本稿では、社会福祉領域のNPOを福祉NPOと指定し、その運営の実態と特質について調査結果に基づき、検討を行ったものである。まず「団体人数・年齢」「会員の構成と活動エリア」「法人格」「定款」「事業構成」「職員・理事の構成」「意思決定」「財政」そして「情報公開・会員募集」の各点から福祉NPOの運営実態を描き出す作業を行った。そしてその結果から「地域性の重視」「会員主体の重視」「事業展開における利用者ニーズの重視」「ミッションの重視」「活動実績における情報・ひろがりの重視」の5つを特性として析出し、若干の検討を試みた。 高齢者福祉分野の福祉NPOの基本的性格に関する一考察~ジェンダー分析の視点から~ 熊田博喜 東洋大学大学院紀要 第39集 237-294 2003年3月 筆頭著者 福祉NPOは今日、福祉サービス提供においても、社会福祉制度の構造そのもののあり方を規定するという意味でも重要な存在となりつつある。とはいえその活動の形態は極めて多様な状況を呈している。本稿では高齢者分野の福祉NPOに限定し、その活動形態の多様性を理解する一つの視点として「ジェンダー(社会的文化的性別)」の視点から、福祉NPOの基本的性格の一端を明らかにした。具体的には、まずジェンダー視点からみた福祉NPOの位置について確認した上で、福祉NPOが有するジェンダー視点からの検討課題点の整理を行った。次に筆者も関わり2001.11に実施された「福祉NPOの組織原理と運営に関する実態調査」の「サービス提供会員男女比」を基に先に提示した課題点の内実を明らかにした。結果、「ジェンダー・センシティブに関する問題圏」「再生産労働の質と専門性に関する問題圏」「生産労働に対するオルタナティブ」共に「男性の提供会員が多い」「女性提供会員が多い」団体で選好が異なることを明らかにした。 住民参加型在宅福祉サービス団体の性格と機能に関する基礎的考察~コープこうべ「くらしの助け合いの会」の事例を中心として~ 熊田博喜 東洋大学大学院紀要 第38集 253-275 2002年2月 筆頭著者 住民参加型在宅福祉サービス団体は、1980年代初頭に試行的に始められ、その後様々な議論や実践を経て、今日においては最も一般的な福祉団体の一つとして認知されるに至っており、今後、一連の福祉改革の展開と相俟ってますます増加の一途を辿ることが予想される。本稿では、福祉サービス供給主体として社会的に定着した住民参加型在宅福祉サービス団体の成立背景とその理論的含意を再検討しつつ、団体の今日的意義の検討を行った。具体的には、住民参加型在宅福祉サービス団体の成立背景をボランティア団体、民間非営利組織との関係において整理し、その特質を明らかにした。次に同団体を理解する一つの手がかりとして、同団体の拡大に先鞭を付けたとされるコープこうべ「くらしの助け合いの会」の概要を概観しつつ、同会の1組合員の活動史を整理・検討することによって、【組織機能モデル】と【生活保障モデル】の2つに住民参加型在宅福祉サービス団体の機能を明らかにした。 NPO活動支援における行政的諸課題に関する一考察 熊田博喜 東洋大学大学院紀要 第37集 355-386 2001年3月 筆頭著者 社会福祉領域の民間非営利組織(以下、NPO)が全団体数の6割以上を占めるという今日的状況下において、その活動が社会福祉全体を考える上でも無視できない存在となってきているが、それら諸団体が活動を進める中で、現実的な問題として無視できないものに行政との関わり、特に行政によるNPO活動支援の問題がある。本研究では、行政によるNPO活動支援の現状、歴史をそれぞれ検討した上で、それぞれの課題を析出し、その課題を読み解くための概念装置として「組織間関係論」を用いながら、今日、何故、NPO活動支援が有効に機能していないのかという問題構造を理解すると共に、NPO活動支援が成功しているケースを例にして行政によるNPO支援の論理と今後の方向性について考察を行った。 生活協同組合による子育て支援~山形県共立社鶴岡生協の実践を中心に~ 熊田博喜 季刊子どもの権利条約 (No.9) 108-112 2000年8月 招待有り筆頭著者 近年、広く教育・子育てに関する問題が注目を集めているが、本論文では、生活協同組合(以下、生協)の中で、先駆的に教育・子育て支援の実践に取り組んでいる山形県鶴岡市にある共立社鶴岡生協の事例を取り上げ、その成果について検討を行った。具体的には、共立社鶴岡生協の「教育活動センター」の取り組みを概略的に説明した後に、その成果点として、この地域の地域事情にいち早く対応し、組合員の教育・子育ての要求に対して的確に応えた生協側の姿勢とそのサービスの総合性・体系性を評価した。しかし、課題点として、保育所・児童相談所・児童館など公的な子育て支援組織との連携の問題、生協の教育・子育て支援も転換期を迎えているという状況下にあって、特に子どもの運営面も含めた主体的な参加の必要性も指摘した。 生活協同組合の福祉活動に関する班の意味に関する一考察 熊田博喜 東洋大学大学院紀要 第36集 369-393 2000年2月 筆頭著者 日本における民間非営利組織の代表的なものの一つに生活協同組合が挙げられる。生活協同組合は、生活の一部つまり消費に関わる部分の一部の共同化を目指すものであるが、本来的には社会福祉の活動を行う組織ではない。しかし近年、生活協同組合の福祉活動は注目を集めている。では何故、生活協同組合が福祉活動に参入することになったのであろうか。本論文では、特に生活協同組合の中でも班の役割に注目して、山形県にある共立社鶴岡生協を例にとり、主として活動家の口述記録(ヒアリング)から、生活協同組合が福祉活動に参入していく必然性と生活協同組合の「班」がもつ意味について議論を行った。 戦後日本のボランティア政策の史的動態に関する一考察 熊田博喜 東洋大学大学院紀要 第35集 243-265 1999年2月 筆頭著者 NPO法に見られるように、民間非営利組織をめぐる状況はここ近年で劇的な変化を見せている。民間非営利組織も社会的な存在である以上、社会の変化は民間非営利組織を理解するために重要な要素となる。本論文では、「日本において何故、民間非営利組織の活動基盤整備(ボランティア政策)の整備が遅れたのか」という命題を設定し、その原因について、ボランティア政策の価値・目的、ならびに政策を実現させるための手段という内在的要因に、社会福祉政策と当事者組織、協同組合組織、そして提供者組織という外在的な関わりを4つの時期に分けて考察を行った。 福祉コミュニティ論の再検討~その概念と類型化への試み~ 熊田博喜 東洋大学大学院紀要 第34集 85-102 1998年2月 筆頭著者 福祉コミュニティという概念は、岡村重夫氏によって初めて提唱された概念であるが、近年、氏の用いた含意を超えて、研究者、実践家によって用いられてきている。しかし、その概念の内容は拡散し、「福祉コミュニティとは何か」という点に関しては、共通の理解が得られていない。本稿では、福祉コミュニティという概念が、何故、これほど注目を集めるようになったのかという歴史的背景を概観した後、共同性-地域性、社会的相互作用の組織化の有無という2つの分析軸を用い、今後の課題を検討した。 1 MISC 15 コロナ禍における地域福祉活動・在宅福祉サービス実践の非連続性と連続性 熊田博喜 地域福祉実践研究 (第12号) 21-22 2021年6月 第2部「社会福祉法人風の村」「社会福祉法人いきいき福祉会」「社会福祉法人悠遊」 第3部「今日的状況下における社会福祉のイノベーションの内実その源泉」 熊田博喜, 川村岳人, 後藤広史, 相馬大祐, 所貞之, 本多勇, 小松理佐子 「制度の狭間」を支援する社会的企業の福祉供給体制下における意義と役割に関する研究 平成29~令和元年度科学研究費助成事業基盤研究(C)報告書 1-65 2020年3月 地域の居場所づくりの今 熊田博喜, 尾崎悠紀, 角屋ゆず, 山田翔太, 志田五十鈴, 高橋義博, 山崎美貴子, 長谷部俊介, 熊谷紀良, 西山はな, 瀧澤利行, 朝比奈ゆり, 宮地成子 1-23 2018年3月 書評 牧里毎治監修 川村暁雄・川本健太郎・柴田学・武田丈編著『これからの社会的企業に求められるものは何か : カリスマからパートナーシップへ』 熊田博喜 日本の地域福祉 (第30号) 131-133 2017年3月 招待有り 第2部「社会福祉領域における社会的企業の諸概念及び事業特性とその特質」第3部「(株)ナチュラルスタンス」「(株)ReLife」 熊田博喜, 小松理佐子, 本多勇, 後藤広史, 川村岳人, 相馬大祐, 孫彰良 地域福祉推進を行う社会的企業の問題解決手法のモデリングとイノベーションの研究 平成26~28年度科学研究費助成事業基盤研究(C)報告書 1-76 2017年3月 責任著者 もっとみる 書籍等出版物 17 地域福祉と包括的支援システム 宮城孝編著, 日本地域福祉学会地域福祉と包括的相談, 支援システム研究プロジェクト (担当:共著, 範囲:第Ⅰ部第3章「包括的支援体制の構築と社会的企業ー社会性と企業性を結ぶイノベーションの知見からー」 第Ⅲ部第14章「千葉県鴨川市―安心生活創造事業を足掛かりとしに先駆的に確立した総合相談体制の現状と課題―」) 明石書店 2021年6月 ソーシャルワークの理論と方法 : 社会福祉士・精神保健福祉士共通/社会福祉士専門 『社会福祉学習双書』編集委員会 (担当:分担執筆, 範囲:第3章第3節「コミュニティワーク」) 全国社会福祉協議会 2020年12月 (ISBN: 9784793513602) ストーリーで学ぶ地域福祉 加山, 弾, 熊田, 博喜, 中島, 修, 山本, 美香 有斐閣 2020年7月 (ISBN: 9784641150751) 「つながり」の社会福祉 : 人びとのエンパワメントを目指して 西村, 昌記, 加藤, 悦雄 (担当:共著, 範囲:社会的企業の諸概念と社会的包摂戦略) 生活書院 2020年3月 (ISBN: 9784865001112) よくわかる社会福祉の「経営」 小松, 理佐子 ミネルヴァ書房 2018年12月 (ISBN: 9784623084432) もっとみる 講演・口頭発表等 52 地域福祉の動向と社協における地域福祉コーディネーターの意義と役割 熊田博喜 区市町村「地域福祉コーディネーター養成研修」<基礎編> 2021年6月 東京都社会福祉協議会 人口減少・超高齢市町村自治体における地域包括支援システムの構築-その方策と課題- 牛村隆一, 渡邊健二, 黒岩大輔, 大島隆代, 熊田博喜, 長谷川真司 地域の多様性に応じた包括的支援システムの構築に向けて-コロナ禍における地域福祉と全世代型支援への課題 2021年3月13日 日本地域福祉学会 地域活動におけるコーディネーターの役割 熊田博喜 江東区社会福祉協議会職員研修 2021年3月11日 江東区社会福祉協議会 元気は地域づくりから~つながる・支える・介護予防~ 熊田博喜 小平市介護予防見守りボランティア事業講演会 2020年12月17日 小平市地域包括支援センター中央センター トークセッション「歴史を学び未来を語ろう」コメンテーター 熊田博喜 2019ともに活きる!まちづくりフェス 2019年11月23日 西東京市 もっとみる 所属学協会 3 日本地域福祉学会 日本社会福祉学会 社会政策学会 共同研究・競争的資金等の研究課題 8 人口減少社会における社会的企業による雇用とエンパワメントに関する社会福祉学的研究 日本学術振興会 科学研究費助成事業 2021年4月 - 2026年3月 仁科 伸子, 呉 世雄, 加藤 眞理子, 牧里 毎治, 西崎 緑, 熊田 博喜, 金 吾燮 「制度の狭間」を支援する社会的企業の福祉供給体制下における意義と役割に関する研究 文部科学省 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2017年4月 - 2020年3月 熊田博喜, 後藤広史, 川村岳人, 相馬大祐, 所貞之, 本多勇, 小松理佐子 地域福祉推進を行う社会的企業の問題解決手法のモデリングとイノベーションに関する研究 文部科学省 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2014年4月 - 2017年3月 熊田博喜, 小松理佐子, 後藤広史, 川村岳人, 相馬大祐, 本多勇 大規模災害における被災地の効果的な福祉支援のあり方に関する調査・研究事業 厚生労働省 セーフティネット支援対策等事業補助金社会福祉推進事業 2013年9月 - 2014年3月 和気康太, 明石留美子, 熊田博喜, 川村岳人, 相澤京美, 清水和良 地域生活支援を展開するための専門職の配置に関する研究-居住権の保障の視点から- 文部科学省 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2011年6月 - 2014年3月 小松理佐子, 熊田博喜, 後藤広史, 川村岳人 もっとみる その他(教育上の能力) 5 件名 東洋大学社会学研究所プロジェクトを研究分担 年月日(From) 1999/04 年月日(To) 2002/03 概要 「福祉的共同とその諸課題に関する研究」(代表者:東洋大学社会学部 古川孝順教授) 件名 文部省科学研究費助成を研究分担 年月日(From) 1999/04 年月日(To) 2002/03 概要 「地域リーダー形成の教育的基盤とその変遷」(代表者:東洋大学社会学部 丹野朝栄教授) 件名 文部省科学研究費助成を研究分担 年月日(From) 2000/04 年月日(To) 2002/03 概要 「社会福祉非営利組織の組織原理とその運営実態についての動態的研究」(代表者:立教大学コミュニティ福祉学部 三本松政之助教授) 件名 武蔵野市・小金井市・西東京市共同研究事業を研究分担 年月日(From) 2007/04 年月日(To) 2009/03 概要 「生活の変化と社会保障制度設計とのギャップがもたらす高齢者の生活危機や困窮に係る研究」(代表者 至誠学舎東京理事長 阿和嘉男) 件名 文部省科学研究費助成を研究分担 年月日(From) 2011/06 年月日(To) 2011/06 1