研究者業績

鈴木 克明

スズキ カツアキ  (Katsuaki Suzuki)

基本情報

所属
武蔵野大学 響学開発センター 教授 (センター長)
熊本大学 (名誉教授)
(兼任)大学院社会文化科学教育部 教授システム学専攻 客員教授
学位
博士(教授システム学)(1987年5月 フロリダ州立大学(アメリカ合衆国))
修士(教授システム学)(1984年5月 フロリダ州立大学(アメリカ合衆国))

連絡先
katsusuzumusashino-u.ac.jp
J-GLOBAL ID
200901046535006863
researchmap会員ID
1000061525

経歴

 20

主要な論文

 146

MISC

 215

書籍等出版物

 48
  • Yoshiko Goda, Tomomi Takabayashi, Katsuaki Suzuki (担当:分担執筆, 範囲:第27章(pp. 275-284))
    2022年7月
  • 日本医学教育学会, 監修, 日本医学教育学会広報, 情報基盤開発委員会, 鈴木克明 (担当:分担執筆, 範囲:Instructional Design)
    篠原出版新社 2022年
  • Suzuki, K (担当:分担執筆, 範囲:From Nine Events of Instruction to the First Principles of Instruction: Transformation of Learning Architecture for Society 5.0 (Chapter 1, pp 3-15))
    Springer Nature Switzerland AG 2021年7月
    This keynote addresses a needed shift in designing learning architecture for transforming education to meet the needs of Society 5.0, Super Smart Society. Classroom of the Future Project is reviewed to image the transformation of education being sought in Japan. The Nine Events of Instruction, a traditional instructional design theory proposed by Robert M. Gagne, will be reviewed as a framework for facilitating human learning based on information processing theory. It will then be compared with a more recent framework of the First Principles of Instruction, proposed by M. David Merrill, reflecting various theories and models proposed based on constructivist psychology. Similarities and differences will be discussed to suggest how to utilize them as an architectural framework for blended learning design toward a more learner-centered self-directed learning environment, toward so-called Society 5.0.
  • McKenney, Susan, Reeves, Thomas C. (Thomas Charles), 鈴木, 克明
    北大路書房 2021年2月 (ISBN: 9784762831409)
  • 柴田喜幸, 鈴木克明 (担当:分担執筆, 範囲:インストラクショナル・デザインと構造化の功罪(第17章))
    京都大学出版会 2020年8月

講演・口頭発表等

 603

共同研究・競争的資金等の研究課題

 43

教育内容・方法の工夫

 7
  • 件名
    実践例1
    年月日(From)
    1996/04/01
    年月日(To)
    1999/03/31
    概要
    (1)東北学院大学教養学部での総合科目「インターネットと学問研究」コーディネータとしてインターネットの初歩を教える試みを紹介し、講義形式の教授法からの脱却を計る試案を検証した。
    鈴木克明・市川尚(1997)「インターネットの初歩を教える試み(解説)」 『IMETS(メディアと授業の改善)』 126 号、P72~76
  • 件名
    実践例2
    年月日(From)
    1997/03
    概要
    (2)東北学院大学教職課程科目などでの授業の工夫について、教育工学研究者が共同で執筆した大学の授業技法を集大成したガイドブックに事例を4つ提供した。
    赤堀侃司編著『ケースブック大学授業の技法』有斐閣、分担執筆(4項目):講義を聞いて得したと思わせるためのレポートの現実的課題設定(ケース 44),大人数講義における受講生のばらつきに応じた任意課題(ケース46),定期試験以外の完全習得学習のための再チャレンジつき小試験(ケース 47),大人数講義における双方向コミュニケーション(ケ
    ー ス 54 ) 198-201, 206-209, 210-213,240-243。
  • 件名
    実践例3
    年月日(From)
    1998/04
    年月日(To)
    2006/03
    概要
    (3)岩手県立大学で 4 学部共通の入門情報処理教育科目「情報メディア入門」と「コンピュータ入門」を企画・設計した。担当教員 10 名が共通して使用するテキスト及び教員用マニュアルを作成して能力差の大きい 1 年生の自学習を可能にしたり、学部混成チーム(各クラス10チーム)が共同して Web サイトを制作するプロジェクト型学習を取り入れ、学長杯を競うコンテスト、表彰式を実施するなど特徴ある教育として成果を上げた。
    市川尚・小笠原直人・布川博士・鈴木克明(2000)「実践的共同課題を取り入れた入門情報教育:岩手県立大学『情報メディア入門』の場合 」 『日本教育工学会研究報告書 』(JET2000-3) 9-16
    市川尚・鈴木克明(2001)「入門情報教育「コンピュータ入門」の教育方法の改善」『日本教育工学会第1 7回全国大会発表論文集 』439-440
  • 件名
    実践例4
    年月日(From)
    2000/04
    年月日(To)
    2006/03
    概要
    (4)岩手県立大学ソフトウェア情報学部専門科目(2 年次選択)「メディア論」で、講義用の Web サイトを設置し、講義内容の公表、毎回の講義に対する学生のコメント掲示板、課題提出用の掲示板などを活用して効果を上げた。
    URL=http://www.et.soft.iwate-pu.ac.jp/class/media/
    鈴木克明(1999i)「新しいメディアを学びに生かす総合的学習~『教育のビッグバン』への道~」『教育展望』(特集:総合的な学習と情報教育)第 45 巻9号(1999.10 月号;通巻 494号)、 (財)教育調査研究所発行 26-35
  • 件名
    実践例5
    年月日(From)
    2000/04
    年月日(To)
    2006/03
    概要
    (5)岩手県立大学ソフトウェア情報学部専門科目(2-4 年次選択必修)「情報システム演習 A-C」、「情報システムゼミ A・B」、「卒業研究・制作 A・B」で、演習進捗管理用の Web サイトを設置し、演習内容の公表、毎回の演習に対する進捗状況の管理、課題提出用の掲示板などを活用して効果を上げた。
    URL=http://www.et.soft.iwate-pu.ac.jp/class/enshuu/
    藤原康宏・市川尚・鈴木克明(2000)「自主的に進められる演習のための環境整備:情報システム演習Aの事例」『日本教育工学会研究報告書』(JET2000-3)1-8
  • 件名
    実践例6
    年月日(From)
    2001/04
    年月日(To)
    2006/03
    概要
    (6)岩手県立大学ソフトウェア情報学部教職専門科目(3年次必修)「情報科教育法 I・II」で、講義用の Web サイトを設置し、講義内容の公表、毎回の講義に対する学生のコメント掲示板、課題提出用の掲示板などを活用して効果を上げている。さらに、演習を中心とした少人数教育で、情報科教員としての資質向上を目指した講義形
    式の工夫が学生に高く評価を得た。URL=http://www.et.soft.iwate-pu.ac.jp/class/joho/
    鈴木克明(2003)「新教科『情報』とともに学校全体を情報化しよう」『IMETS』2003 年秋号(No.150)、(財)才能開発教育研究財団、42-45.
    鈴木克明(2003)「教科<情報>の授業づくりに向けて:Webサイト活用術」『ICT・Education:フォーラム情報教育』No.20、日本文教出版、1-5
  • 件名
    実践例7
    年月日(From)
    2006/04
    年月日(To)
    2021/03
    概要
    (7)熊本大学インターネット型大学院「教授システム学専攻」創設に関わり、初代専攻長として、修了生コンピテンシーの策定・公開、業界資格「eラーニングプロフェッショナル(eLP)資格認定制度」の相互認定機関としての認証、全科目共通の科目デザインポリシーの合意形成、教育の質保証手順の確立・実施などの実績を重ねた。平成 19 年度には文科省「大学院教育改革支援プログラム」(大学院 GP)に採択された(355 件の応募から 126 件
    のみ)。3 年間取り組んだ「IT時代の教育イノベーター育成プログラムーグローバル人材育成を主導できるeラーニング専門家の養成―」は、日本学術振興会が行った事後評価で「目的は十分に達成された」(人社系全 53 件中 7 件のみ)との最高水準の評価を得た。
    鈴木克明・根本淳子・松葉龍一(2007.9)「教授システム学専攻修了生コンピテンシーの外的妥当性」『日本教育工学会第 23 回講演論文集』915-916
    鈴木克明(2007.5) 「遠隔大学院で論文指導をどう行うか:熊本大学教授システム学専攻の事例から」『教育システム情報学会研究報告』22(1),43-46
    北村士朗・鈴木克明・外 10 名 (2007)「e ラーニング専門家養成のための e ラーニング大学院における質保証への取組:熊本大学大学院教授システム学専攻の事例」『メディア教育研究』第 3 巻 2 号(特集:e-Learning における高等教育の質保証への取組み) 25-35

教育上の能力に関する大学等の評価

 1
  • 件名
    学生による授業評価
    年月日(From)
    2003
    概要
    岩手県立大学ソフトウェア情報学部自己評価委員会(学部長表彰)
    学生による授業評価「熱心な教員」:「わかりやすさ」第 3 位、「熱意」第 2 位、「興味を引き出す」第 1 位、「総合」第 1 位

その他(職務上の実績)

 6
  • 件名
    その他(FD/SD 活動)
    年月日(From)
    2009/04
    概要
    (1)日本教育工学会主催 FD セミナー「大学授業デザインの方法-1コマの授業からシラバスまで-」、同ファシリテータ養成講座・同添削者養成講座 企画・監修(チーフアドバイザ)
  • 件名
    その他(FD/SD 活動)
    年月日(From)
    2011/04
    概要
    (2)日本医療教授システム学会主催「医療 ID セミナー(授業設計編・研修設計編)、同ラーニングファシリテータ養成コース 企画・運営統括者(チーフファシリテータ)
  • 件名
    その他(FD/SD 活動)
    年月日(From)
    2011/04
    概要
    (3)熊本大学公開講座「インストラクショナルデザイン(入門編・応用編)」 企画・応用編講師
  • 件名
    その他(FD/SD 活動)
    年月日(From)
    2017/04
    年月日(To)
    2021/03
    概要
    (4)熊本大学学内共同利用施設「教授システム学研究センター」 初代センター長・FD 活動支援室(兼担)
  • 件名
    その他(FD/SD 活動)
    年月日(From)
    2018/04
    年月日(To)
    2021/03
    概要
    (5)文科省認定教育関係大学間共同利用拠点(大学の職員の組織的な研修等の実施機関)「教授システム学に基づく大学教員の教育実践力開発拠点」 実施責任者
  • 件名
    その他(FD/SD 活動)
    年月日(From)
    2019/04
    年月日(To)
    2021/03
    概要
    (6) 文部科学省「持続的な産学共同人材育成システム構築事業」採択(代表校:東北大学、連携校:熊本大学、大阪府立大学、立教大学)「創造と変革を先導する産学循環型人材育成システム」 中核拠点運営責任者