分担執筆, 渡井理佳子, 野村文男, 加藤幸嗣, 人見剛, 海部未知, 磯野弥生, 荏原明則, 高橋明男, 三辺夏雄, 塩入みほも, 由喜門真治, 竹之内一幸, 山下淳, 木原正雄, 西山由美, 下川環, 日笠完治, 仲正, 田村泰俊, 皆川治廣, 鈴木庸夫, 小山正善, 後藤正幸, 木村弘之亮, 市川須美子, 畠山武道 (担当:共著)
1997年2月
平成 9年 2月20日。「12.不利益処分・聴聞の必要性」の項を担当。中絶を希望する女性に出産をさせ、嬰児を他の女性が出産したかのように装って虚偽の出生証明書を作成し、「実子斡旋行為」を行った産婦人科医師が、医師法違反で起訴され、罰金刑確定後、医師会が指定医師の撤回処分を行った、という設問に対し、当該撤回処分に先立ち、医師に対する事前聴聞が必要かどうか、また、撤回処分を行うためには、そのための法的根拠が必要かどうかという観点から学説・裁判例を検討し、設問の特殊性を指摘した。(総頁数308頁中、P134~P145を担当)