研究者業績

小松 美智子

コマツ ミチコ  (Komatsu Michiko)

基本情報

所属
武蔵野大学 人間科学部 社会福祉学科 教授
学位
学士(明治学院大学)
修士(ルーテル学院大学大学院)

J-GLOBAL ID
201701013719463016
researchmap会員ID
B000271495

論文

 8
  • ソーシャルワーク研究 39(2) 15-22 2013年7月  招待有り
    医療現場におけるリスクマネジメントの取り組みを概観し、福祉部門におけるソーシャルワーカーが取り組んだリスクマネジメントの実際を取り上げ、医療の質を向上させるためのリスクマネジメントについて述べた。
  • 武蔵野大学人間関係学部紀要 (第7号) 71-84 2010年3月  
    精神疾患は慢性疾患であり、患者は病気とともに生活していくことを余儀なくされ、また家族や職場地域など患者を取り巻く多くの関係者の理解と支援を継続的に必要とする疾患といえる。病を持ちながら生活していくためには適切な医療を受けるとともに患者を支えるサポートが必要である。したがって、精神科医療チームの一員としてソーシャルワーカーは医療と生活を結ぶ接点としての役割は大きい。ソーシャルワーカーの多様な機能は医療チームにおいて十分理解されることが的確な患者支援につながる。本論分においてはソーシャルワーカーが医療チームにおいて十分な機能呉発揮するためにチームに対して社会資源情報を提供し、チーム作りを行った事例を取り上げ、ソーシャルワーカーが持つアドミニストレーション機能について論じた。
  • 武蔵野大学人間関係学部紀要 (第6号) 73-86 2009年3月  
    日本の医療は医師不足・看護師不足や国民皆保険の崩壊など、危機に瀕してており医療政策や医療供給体制の抜本的見直しが迫られている。このような現状を踏まえながら本論文においては、医療現場に求められている医療の質を高めるための重要な課題である医療安全管理対策を取り上げ、大学病院での実践例を取り上げて分析することによって医療安全管理面でソーシャルワーカーが果たす役割を明らかにした。
  • 武蔵野大学現代社会学部紀要 (第9号) 61-74 2008年3月  
    現代の医療は,疾病構造の変化などにより、求められる医療サービスは拡大し、患者の「生活」を支える視点が必要となってきている。このため,病院ボランティアの活動が注目されている。本論文では、病院ボランティア活動を支援している医療ソーシャルワーカーの活動内容を分析することにより、ミクロレベルの機能に焦点があたりやすい医療ソーシャルワーク機能のうち、組織に働きかけるメゾレベルの機能を明らかにし、現代の医療における医療ソーシャルワーク機能の有用性について論じた。
  • 武蔵野大学現代社会学部紀要 (第8号) 49-61 2007年3月  
    女性のためのメンタルヘルスクリニックで、ソーシャルワーカーとしてかかわったドメスティックバイオレンス(以下DV)当事者女性の事例調査をもとに、DV当事者女性支援ネットワークにおける医療と医療ソーシャルワーカーの役割について論じた。DVは、重大な人権侵害である。医療は発見の場として重要な位置を占め、医療ソーシャルワーカーは、直接的援助を行うとともにDV当事者女性を見逃さないシステム作りや医療スタッフによる二次的人権侵害を引き起こさないための啓発など、アドミニストレーション機能を発揮する必要がある。

MISC

 7

書籍等出版物

 17
  • 小松 美智子 (担当:共編者(共編著者))
    中央法規 2019年6月 (ISBN: 9784805859063)
    主催している「女性の暮らしやすさを考えるソーシャルワーク研究会」(暮らし研)として2冊目のガイドブックである。 暮らし研は医療機関においてDV当事者女性への支援を行っているソーシャルワーカーを中心に構成し、ライフサイクルごとに生きづらさを抱える女性たちを支援していくとき、その受け止め方や社会資源への活用方法などを解説したガイドブックである。
  • 小松 美智子 (担当:分担執筆)
    中央法規 2018年3月 (ISBN: 9784805856994)
    明治学院大学山崎美喜子先生をスーパーバイザーとしてゼミの卒業生を中心に30年近く実施されてきたグループスーパービジョンを事例集としてまとめたもの。 新人のソーシャルワーカーの悩み、組織に理解されない憤りや困難ケースに出会ったときにスーパ-ビジョンや仲間によってによって支えられてきた過程を共著で表している
  • 小松 美智子 (担当:分担執筆, 範囲:5章ソーシャルワーカー組織のチームビルドとマネジメント2節ソーシャルワーカー組織のマネジメント)
    中央法規 2017年6月 (ISBN: 9784805855249)
  • 小松美智子, 小俣智子, 清田敦 (担当:共著, 範囲:1章.2章を小俣智子氏と共著)
    日総研 2015年9月 (ISBN: 9784776017622)
    医療機関において退院支援に携わっているソーシャルワーカーや看護師、事務職などを対象に退院支援に対する取り組む姿勢や支援方法や社会資源の活用方法を事例を通して具体的に解説した。 退院支援は単に目の前の患者さんが退院したということで終結するのではなく、患者さんや家族が、主体的に地域で暮らしていく道筋を立てていくことであり、地域機関も含めてチームで取り組んでいく支援であることを強調した。
  • 井上美穂, 石田真理子 (担当:共著, 範囲:編集および分担執筆)
    2013年3月
    DV当事者女性など女性支援を行っているソーシャルワーカーによって、女性が抱える暮らしづらさを改善するために活用できる社会資源をライフサイクルに沿ってまとめた。 東京ウイメンズプラザDV防止等民間助成事業を活用して作成した。

講演・口頭発表等

 70
  • 小松 美智子
    東京社会福祉士会 社会福祉士実習指導者講習会 2019年2月  招待有り
  • 小松 美智子
    中野区身体・知的障害者相談員研修会 2019年1月  招待有り
  • 小松 美智子
    練馬区障碍者福祉人材育成・研修センター研修 階層別研修 2018年11月  招待有り
  • 小松 美智子
    東京都医療社会事業協会 2018年11月  招待有り
  • 小松 美智子
    練馬区障害者福祉人材育成・研修センター 階層別研修 2018年2月  招待有り
  • 小松 美智子
    東京都医療社会事業協会 2017年11月  招待有り
  • 小松 美智子
    全国赤十字医療ソーシャルワーカー協議会 第23回研修会 2017年6月9日 全国赤十字医療ソーシャルワーカー協議会  招待有り
  • 東京都医療社会事業協会 2016年11月 東京都医療社会事業協会  招待有り
  • 東京社会福祉士会 2016年11月 東京社会福祉士会  招待有り
  • 認定看護師教育専門課程 小児救急看護学科 2016年5月 日本看護協会 看護研修学校
  • 第4回遊びのボランティア白熱教室 2016年3月 全国小児病棟遊びのボランティアネットワーク
  • 2015年11月 東京都医療社会事業協会
  • 日本社会福祉士学会 2015年7月5日 日本社会福祉士会
    本研究では、DV被害によるPTSDやうつ病の影響のため生活のしづらさを抱え、安定しているように見えながらも就労という形で一歩社会に踏み出すことに困難さを抱えている女性達を対象に自立支援を目的にグループワークプログラムを独自に開発し、実施した。そのプログラム開発のプロセスを明らかにし、その効果と汎用性について検討を行った。
  • 認定看護師教育専門課程 小児救急看護学科 2015年5月 日本看護協会 看護研修学校
  • 東京ウィメンズプラザ 職務関係者研修 2015年3月 東京ウィメンズプラザ
  • 2014年11月 東京都医療社会事業協会
    実務経験3年未満の医療ソーシャルワーカーを対象に個別援助を行うために必要なコミュニケーション技術・プロセスに沿った面接技術・アセスメント・支援方法などをグループワークを取り入れながら集中および通年コースの研修講師を務めた。
  • 基礎研修Ⅱ人材育成系科目Ⅰ 2014年10月 東京社会福祉士会
    東京社会福祉士会で実施している基礎研修のうち、基礎研修Ⅱのなかの集合研修である「スーパービジョン研修」の講師を務めた。この研修は認定社会福祉士認証研修となっている。
  • 認定看護師教育専門課程 小児救急看護学科 2014年6月 日本看護協会
    日本看護協会が主催している小児救急専門看護師のコースの中で子どもの権利と社会資源「小児保健医療制度と手続き」を担当。講義の後、事例を用いてグループワークを行い、実践的理解が進むように工夫しながら、社会資源の活用について社会福祉の立場から講演を行った。
  • 2013年11月 東京都医療社会事業協会
    実務経験3年未満の医療ソーシャルワーカーを対象に個別援助を行うために必要なコミュニケーション技術・プロセスに沿った面接技術・アセスメント・支援方法などをグループワークを取り入れながら集中および通年コースの研修講師を務めた。
  • 2013年9月 日本医療マネジメント学会
    日本医療マネジメント学会認定の資格講習会、社会・福祉系科目(医療福祉論・福祉制度論)を担当した。医療現場では、病病連携、病診連携など医療機関の連携にとどまらず、地域にある福祉機関等との連携が不可欠となっている。これらの連携を担う人材は、医師・看護師・地域連携担当事務・ソーシャルワーカーなど医療機関ごとに、さまざまな職種が担当している。これらの職種は、専門を持ちつつも必ずしも連携に必要な知識と技術を身につけているとは言いがたい現状である医療ソーシャルワーカーの立場から医師や看護師など医療関係職種に対し。対人援助の基本や医療福祉の倫理や必要とされる技術、制度活用の方法などを講演した。
  • 認定看護師教育専門課程 小児救急看護学科 2013年5月 日本看護協会看護研修学校
    日本看護協会が主催している小児救急専門看護師のコースの中で子どもの権利と社会資源「小児保健医療制度と手続き」を担当。講義の後、事例を用いてグループワークを行い、実践的理解が進むように工夫しながら、社会資源の活用について社会福祉の立場から講演を行った。
  • 2012年12月 東京都医療社会事業協会
    実務経験3年未満の医療ソーシャルワーカーを対象に個別援助を行うために必要なコミュニケーション技術・プロセスに沿った面接技術・アセスメント・支援方法などをグループワークを取り入れながら集中および通年コース研修の講師を務めた。
  • 2012年9月
    日本医療マネジメント学会認定の資格講習会、社会・福祉系科目(医療福祉論・福祉制度論)を担当した。医療現場では、病病連携、病診連携など医療機関の連携にとどまらず、地域にある福祉機関等との連携が不可欠となっている。これらの連携を担う人材は、医師・看護師・地域連携担当事務・ソーシャルワーカーなど医療機関ごとに、さまざまな職種が担当している。これらの職種は、専門を持ちつつも必ずしも連携に必要な知識と技術を身につけているとは言いがたい現状である医療ソーシャルワーカーの立場から医師や看護師など医療関係職種に対し。対人援助の基本や医療福祉の倫理や必要とされる技術、制度活用の方法などを講演した。
  • 認定看護師教育専門課程 小児救急看護学科 2012年6月 日本看護協会看護研修学校
    日本看護協会が主催している小児救急専門看護師のコースの中で子どもの権利と社会資源「小児保健医療制度と手続き」を担当。講義の後、事例を用いてグループワークを行い、実践的理解が進むように工夫しながら、社会資源の活用について社会福祉の立場から講演を行った。
  • 日本医療社会福祉協会 2012年2月
    医療ソーシャルワーカーの全国規模の職能団体である日本医療社会事業協会が開催している生涯研修の一環で、経験5年以上の医療ソーシャルワーカーを対象とした基幹研修において、「医療ソーシャルワーカーの業務改善・開発とマネジメント」を担当した。中堅のソーシャルワーカーは、個別支援に加えて組織的運営や管理を求められ、さらに病院組織の中で相談部門を定着させ、相談機能を十分発揮するために業務改善を行うなどマネジメント能力が求められる。このために必要な知識・技術について講演・演習を行った。
  • 東京都医療社会事業協会 第5ブロック研究会 2011年12月
    病院の機能分化が進み、医療ソーシャルワーカーに対する期待や業務が増加する現状で、ソーシャルワーカーとしてのポジションを確立し、相談部門を定着化させていくための組織への働きかけや人材育成についてグループワークも交えて講演を行った
  • 東京都医療社会事業協会 2011年11月
    実務経験3年未満の医療ソーシャルワーカーを対象に個別援助を行うために必要なコミュニケーション技術・プロセスに沿った面接技術・アセスメント・支援方法などをグループワークを取り入れながら集中および通年コースの研修講師を務めた。
  • 認定看護師教育専門課程 小児救急看護学科 2011年7月 日本看護協会看護研修学校
    日本看護協会が主催している小児救急専門看護師のコースの中で子どもの権利と社会資源「小児保健医療制度と手続き」を担当。講義の後、事例を用いてグループワークを行い、実践的理解が進むように工夫しながら、社会資源の活用について社会福祉の立場から講演を行った。
  • 日本医療マネジメント学会 2011年7月
    日本医療マネジメント学会認定の資格講習会、社会・福祉系科目(医療福祉論・福祉制度論)を担当した。医療現場では、病病連携、病診連携など医療機関の連携にとどまらず、地域にある福祉機関等との連携が不可欠となっている。これらの連携を担う人材は、医師・看護師・地域連携担当事務・ソーシャルワーカーなど医療機関ごとに、さまざまな職種が担当している。これらの職種は、専門を持ちつつも必ずしも連携に必要な知識と技術を身につけているとは言いがたい現状である医療ソーシャルワーカーの立場から医師や看護師など医療関係職種に対し。対人援助の基本や医療福祉の倫理や必要とされる技術、制度活用の方法などを講演した。
  • 日本医療社会事業協会 2010年9月
    医療ソーシャルワーカーの全国規模の職能団体である日本医療社会事業協会が開催している生涯研修の一環で、経験5年以上の医療ソーシャルワーカーを対象とした基幹研修において、「医療ソーシャルワーカーの業務改善・開発とマネジメント」を担当した。中堅のソーシャルワーカーは、個別支援に加えて組織的運営や管理を求められ、さらに病院組織の中で相談部門を定着させ、相談機能を十分発揮するために業務改善を行うなどマネジメント能力が求められる。このために必要な知識・技術について講演・演習を行った。
  • 日本医療マネジメント学会 2010年8月
    日本医療マネジメント学会認定の資格講習会、社会・福祉系科目(医療福祉論・福祉制度論)を担当した。医療現場では、病病連携、病診連携など医療機関の連携にとどまらず、地域にある福祉機関等との連携が不可欠となっている。これらの連携を担う人材は、医師・看護師・地域連携担当事務・ソーシャルワーカーなど医療機関ごとに、さまざまな職種が担当している。これらの職種は、専門を持ちつつも必ずしも連携に必要な知識と技術を身につけているとは言いがたい現状である医療ソーシャルワーカーの立場から医師や看護師など医療関係職種に対し。対人援助の基本や医療福祉の倫理や必要とされる技術、制度活用の方法などを講演した。
  • 石川県ソーシャルワーカー協会 2010年7月
    経験7年以上の医療ソーシャルワーカーを対象に、スーパービジョンの一日研修を行った。スーパービジョンの各機能と苑関連性についてうち、管理的機能を中心に講義と演習を組み合わせて、探検的研修を行った
  • 認定看護師教育専門課程 小児救急看護学科 2010年5月 日本看護協会看護研修学校
    日本看護協会が主催している小児救急専門看護師のコースの中で子どもの権利と社会資源「小児保健医療制度と手続き」を担当。講義の後、事例を用いてグループワークを行い、実践的理解が進むように工夫しながら、社会資源の活用について社会福祉の立場から講演を行った。
  • 石川県医療ソーシャルワーカー協会 2009年12月
    経験7年以上の医療ソーシャルワーカーを対象に、スーパービジョン機能のうち、管理的機能を中心に講義と演習を組み合わせて、探検的研修を行った
  • 東京都医療社会事業協会 2009年10月
    武蔵野大学が含まれる地域の医療ソーシャルワーカーの研修会において、社会福祉士法改正に伴うカリキュラム改革や実習指導の変更を伝えながら、実践力のあるソーシャルワーカー育成のために現場と教育現場の連携と実践的研究のあり方について講演を行った。
  • 第105回「日本精神神経学会 多職種協働シンポジウム 2009年8月 日本精神神経学会
    ソーシャルワーカーは、医療機関にあって、生活者の視点を持って患者がおかれている状況や課題をアセスメントし、療養生活の安定とその人らしい生活の実現に向けて継続的に働きかける機能を持ち、医療チームの一員として活動している。ソーシャルワーカーは患者に必要な医療と生活を結ぶ接点としての役割は大きい。しかしソーシャルワーカーの多様な機能に対する理解を得るためには患者とのかかわりだけでなく、医療チームへの情報提供が必要である。 医療チームが十分に機能するためには、チームを構成するそれぞれの専門職がお互いにメンバーの専門性や持ち味を理解し、信頼して分担していくことが重要である。精神科医療チームにおいて社会資源情報提供を通してチーム作りを行った事例を通して、多職種間連携の方法について発表を行った。
  • 認定看護師教育専門課程 小児救急看護学科 2009年7月 日本看護協会看護研修学校
    日本看護協会が主催している小児救急専門看護師のコースの中で子どもの権利と社会資源「小児保健医療制度と手続き」を担当。講義の後、事例を用いてグループワークを行い、実践的理解が進むように工夫しながら、社会資源の活用について社会福祉の立場から講演を行った。
  • 東京女子医大八千代医療センター 2009年7月
    病院ボランティアをはじめて導入する医療機関において、ボランティアを定着させる鍵は職員がボランティアを理解し、協働できることが大切である。このため、病院に第三者であるボランティアが存在する意味について講演を行った。
  • 第20回日本在宅医療学会学術集会 2009年6月 日本在宅医療学会
    在宅医療学会において対会長の発案で企画されたシンポジウムで、病院と地域、病院と病院をつなぐキーパーソンとしてのソーシャルワーカーにスポットを当ててシンポジウムを構成した。シンポジストは、急性期医療を担当する大学病院や救急病院のソーシャルワーカーと地域の受け手となる地域包括支援センターのソーシャルワーカーと大学病院において在宅支援を行っている看護師によってそれぞれの立場から、連携について話題提供し、フロアとの意見交換を行った。
  • 社団法人日本医療社会事業協会 2009年1月
    日本医療社会事業協会の研修部実習指導者研修運営委員として、研修の企画および、平成21年1月10日から3日に開催された研修においても、ファシリテーターとして参加し、受講者の理解が深まるように活動を行った。この研修は、厚生労働省より社会福祉士法改正に伴う実習指導者の認定研修として位置づけられている。
  • 社団法人東京都医療社会事業協会 2008年12月
    東京都医療社会事業協会が、主催する夜間講座で現役の医療ソーシャルワーカー約70人に対して、医療ソーシャルワーカーとしての体験をもとに、病院組織を意識したソーシャルワークの実践や新人教育のあり方などについて講演した。
  • 茨城県ソーシャルワーカー協会 2008年12月
    茨城県協会によって主催された3年以上の経験のあるソーシャルワーカーを対象とした一日の中堅者研修を企画し、実施した。「記録」は単にに書き方というだけでなく、ソーシャルワーク実践の結果であり、よりよいソーシャルワーク実践について受講者がともに考えられるように参加型の研修を行った。
  • 病院ボランティア3周年記念研修会 2008年11月 済生会栗橋病院
    済生会栗橋病院でボランティアを行っている一般市民を対象としたボランティア研修において、病院に普通の風を吹き込むことで開かれた病院を実現し、細やかな患者のニーズに応える存在として病院にやさしさを届けるボランティア活動の意義を講演した。
  • 認定看護師教育専門課程 小児救急看護学科 2008年7月 日本看護協会看護研修学校
    日本看護協会が主催している小児救急専門看護師のコースの中で子どもの権利と社会資源「小児保健医療制度と手続き」を担当。講義の後、事例を用いてグループワークを行い、実践的理解が進むように工夫しながら、社会資源の活用について社会福祉の立場から講演を行った。
  • 社団法人日本医療社会事業協会・沖縄県医療ソーシャルワーカー協会 2008年5月
    5月23日から2日間沖縄で開催された学会の小児領域の分科会において7題の発表の座長を務め、その報告を協会ニュースに掲載した。小児医療領域で実践するソーシャルワーカーの発表の意味がフロアに伝わり、活発な意見交換ができるように務めた。
  • 社団法人埼玉県医療社会事業協会 2008年4月
    埼玉権協会において年に一回開催される総会に合わせて行われる実践・研究会においてコメンテーターを務めた。3題の発表に対して発表が一病院の報告という意味だけではなく、共通点を指摘しながら、自らの実践に生かせるようにコメントを行った。
  • 日本医療社会事業協会研修部 2008年1月
    日本医療社会事業協会の研修部実習指導者研修運営委員として、研修のプログラミング、テキスト作成に関わるとともに、平成20年1月12日から3日に開催された研修においても、ファシリテーターとして参加し、受講者の理解が深まるように活動を行った。
  • 日本看護協会小児救急看護学科認定看護師教育課程 2007年7月
    日本看護協会が主催している小児救急専門看護師のコースの中で子どもの権利と社会資源「小児保健医療制度と手続き」を担当。講義の後、事例を用いてグループワークを行い、実践的理解が進むように工夫しながら、社会資源の活用について社会福祉の立場から講演を行った。

担当経験のある科目(授業)

 7

共同研究・競争的資金等の研究課題

 2

教育内容・方法の工夫

 2
  • 件名
    100人規模の学生に対する双方向授業の実践
    年月日(From)
    2001
    年月日(To)
    2001
    概要
    看護学部4年生を対象。看護師は患者が発するさまざまな情報・要求・痛みをキャッチし、適時、必要な専門職につなぐ役割がある。社会的な痛み、生活障害についても、きちんと把握し、適時ソーシャルワーカーにつなぐ役割がある。この役割を果すためには、生活障害を見る視点・ソーシャルワーカーの機能・ソーシャルサポートの概観をつかむ必要がある。講義ではソーシャルサポートネットワークの理論を概説したのち、面接技法をロールプレイによって体験し、受けとめた内容をアセスメントし、サポート計画を立てるケアマネジメントを講義を通して体験
  • 件名
    ゼミ論文作成を目標とした2年間を通したゼミ指導
    年月日(From)
    2006
    年月日(To)
    2006
    概要
    卒業研究の選択科目化に伴い、卒業論文を書く学生が激減し、研究・調査し、結果を論文のまとめるという体験がないまま卒業する学生が増加している。また社会福祉学科の学生は卒業後、福祉関係の職場についたとき、チームを組み、連携し、協働することが重要な業務であり、その能力が求められている。
    大学4年間の集大成としてゼミ論文を作り上げることによって、「論文を書く」という体験と学業の面でお互いに力を発揮し、協力して1つのもの作り上げる機会を通して「協働」を体験する目的で3・4年の必修である専門演習1・2を2年間の連続授

実務経験を有する者についての特記事項(教育上の能力)

 3
  • 件名
    看護研修講師
    年月日(From)
    1978/01
    年月日(To)
    2007/03
    概要
    病棟単位の看護師研修会、主任看護師研修会などの講師を勤め、ソーシャルワーカーとの連携が円滑に行なわれるように講義を行っている。
  • 件名
    社会福祉系大学及び大学院実習生指導
    年月日(From)
    1980/04
    年月日(To)
    2006/03
    概要
    大学病院医療社会福祉部内に毎年、2名から4名の実習生を受け入れ、実習指導を行っている。最近では実習指導するソーシャルワーカーのスーパービジョンを担当し、福祉室における実習指導マニュアル作成した。
  • 件名
    新入医局員研修
    年月日(From)
    1992/04
    年月日(To)
    2007/03
    概要
    毎年、100人〜150人入局する医師に対して、医療社会福祉的視点と、連携について講義している。

資格・免許

 6
  • 件名
    精神保健福祉士
    年月日
    1999/05
    概要
    登録番号 02037
  • 件名
    介護支援専門員
    年月日
    2001/03
    概要
    登録番号 139908486
  • 件名
    社会福祉士
    年月日
    2001/04
    概要
    登録番号 24289
  • 件名
    高等学校教諭一種(地理・歴史、公民)
    年月日
    2005/12
  • 件名
    認定医療社会福祉士
    年月日
    2014/04/01
    概要
    登録番号4028
  • 件名
    認定社会福祉士制度経過措置期間におけるスーパーバイザー
    年月日
    2014/08/01
    概要
    登録番号第S14-002号

実務経験を有する者についての特記事項(職務上の実績)

 3
  • 件名
    東京女子医科大学病院ソーシャルワーカー
    年月日(From)
    1978
    年月日(To)
    1978
    概要
    入職当初よりソーシャルワーカーとして勤務している。各科を担当しソーシャルワーカーとして業務を行ってきたが、主に女性関連の母子総合医療センター・小児科・メンタルケアとHIV・眼科を担当した。ソーシャルワーカーとして直接支援を行なう一方で、ソーシャルワーカー部門の管理職として、リスクマネジメント、患者にやさしい病院作りなど、病院運営実務者会議メンバーとして病院組織に働きかけて、医療社会福祉的環境整備を行なったり、ソーシャルワーカーのスーパーバイザーとして業務を行った。現在は、女性のためのメンタルヘルスクリニッ
  • 件名
    ボランティア支援
    年月日(From)
    1978/01
    年月日(To)
    1978/01
    概要
    ソーシャルワーカーによる医療社会福祉的環境作りの一環として25年間ボランティア支援を行っている。病院内に病院職員とボランティアで構成したボランティア委員会を組織し、受け入れ体制を整え、毎年開催するボランティア講習会ではその企画と講師を受け持っている。また、平成15年度東京都健康局医療社会事業従事者研修においては、「社会的支援一つの方法ボランティアについて」の講師として、病院にボランティアがいる意味や病院としてボランティア活動への支援をどのように行なう必要があるかなど講義を行なった。現在は、ボランティア講習
  • 件名
    看護教育
    年月日(From)
    1978/01
    年月日(To)
    2007/03
    概要
    看護専門学校・看護学部・看護大学院の講師として講義を受け持っている。看護師は、患者さんが発するさまざまなサインを読み取り、適切につなぐ役割を担っている。患者さんが発する社会的痛みをきちんとキャッチし、ソーシャルワーカーにつなぐためには、ソーシャルワーカーは何をするのか、社会資源はどんなものがあるのか、アウトラインを押さえる必要がある。それぞれの講義において、事例をあげ、連携の実際を学ぶ機会を多く持っている。

その他(職務上の実績)

 1
  • 件名
    相談援助実習 実習指導者講習会修了
    年月日(From)
    2008/12
    概要
    受験番号2008010055