研究者業績

矢澤 美香子

ヤザワ ミカコ  (YAZAWA MIKAKO)

基本情報

所属
武蔵野大学 人間科学部 人間科学科 教授
学位
学士(文学)(早稲田大学)
修士(人間科学)(早稲田大学)
博士(人間科学)(早稲田大学)

J-GLOBAL ID
201201009170662475
researchmap会員ID
B000221139

<資格>

公認心理師,臨床心理士,認定心理士,産業カウンセラー


論文

 37

書籍等出版物

 12
  • 池田眞朗 (担当:分担執筆, 範囲:『女性のキャリア形成を阻む 「見えない壁」とは ──心理学的観点からの分析と提言』(pp. 161-180)の執筆)
    武蔵野大学出版会 2024年5月21日 (ISBN: 9784903281650)
    『女性のキャリア形成を阻む 「見えない壁」とは ──心理学的観点からの分析と提言』の執筆
  • 鈴木公啓 (担当:分担執筆)
    2023年7月30日 (ISBN: 9784779517150)
    パーソナリティ心理学の歴史や概念,理論,遺伝と発達の影響,病理,測定法など,幅広い領域,テーマからその性質や特徴が解説されている。「第8章 対人関係(組織内)」の執筆を担当し,組織における対人関係と適応,組織内コミュニケーションと対人関係の構造ならびにポジティブな心理要因等について解説した。
  • 今留 忍, 野口 普子 (担当:分担執筆)
    メヂカルフレンド社 2021年11月 (ISBN: 9784839222789)
    第2編 患者の心理 第1章 人の心理と心の健康 Ⅰ 患者の心理を理解するための基本 (Ⅱ 心の健康とは、Ⅲ心とストレス)を執筆。
  • 鈴木 公啓 (担当:分担執筆)
    北大路書房 2020年 (ISBN: 9784762831034)
    コスプレや化粧療法等,多岐にわたる装いの各特徴や意義が解説されている。身体装飾・身体変工にくわえて言葉やしぐさ等も装いと位置づけ,解説されている。装い研究の広さ、深さ、おもしろさがわかる入門書となっている。第1部「第8章 体型:痩身」第2部「第14章 装い起因障害」「コラム22 子どもにおける装い起因障害」の執筆を担当.
  • 矢澤 美香子, 松野 航大 (担当:共編者(共編著者))
    ナカニシヤ出版 2020年 (ISBN: 9784779514494)
    産業・組織心理学の基礎知識、理論に加え、キャリアコンサルティングやワーク・ライフ・インテグレーションなど現代的な話題も盛り込み、実践を意識しながら解説されている。公認心理師資格試験にも対応。 「序章 産業・組織心理学の歴史と領域」「3 組織とコミュニケーション」「9 職場のストレスとメンタルヘルス」の執筆ならびに編集を担当。

講演・口頭発表等

 65
  • 矢澤美香子, 金築優, 根建金男
    日本行動療法学会第33回大会 2007年12月
    本研究では,厳格なダイエット行動実践者を対象に,ダイエット場面を想定する実験手法を用いて,完全主義的認知と感情,自己評価の変化について検討することを目的とした。その結果,ダイエットの目標を高めて追求する群は,目標を緩和する群に比べて,不適応的な完全主義認知が生起し,不安感が喚起された。また,ダイエット目標の緩和は,不適応的な認知の低減に寄与することが示唆された。これらの知見から,健康的なダイエットにむけた介入標的の足がかりが得られた。
  • 法田裕美子, 矢澤美香子, 根建金男
    日本行動療法学会第33回大会 2007年11月
    本研究では,ボディチェッキング認知尺度の日本語版の作成を行った。因子分析の結果,日本語版BCCSは「安全希求」「体重・身体コントロール」「気分調整」の3因子構造を持つことが明らかとなり,十分な信頼性および妥当性も確認された。
  • 井合真海子, 矢澤美香子, 根建金男
    日本行動療法学会第33回大会 2007年11月
    本研究では,見捨てられスキーマ尺度(ASQ)を作成し,その信頼性と妥当性を検討することを目的とした。因子分析の結果,3因子から成るASQが作成され,十分な信頼性が確認された。また,BPD様の兆候を測定する尺度との関連性から,ASQの妥当性が検証された。
  • 法田裕美子, 矢澤美香子, 根建金男
    第3回日本摂食障害学会大会 2007年10月
    本研究では,著者らが作成した日本語版ボディチェッキング認知尺度(日本語版BCCS)の性差およびダイエットとの関連について検討した。その結果,日本語版BCCSの得点は,男性に比べて女性で有意に高く,また,ダイエット非実践群に比べてダイエット実践群で有意に高いことが明らかとなった。
  • 矢澤美香子, 金築優, 根建金男
    第3回日本摂食障害学会大会 2007年10月
    本研究では,厳格なダイエットに特徴的にあらわれる完全主義的な認知を測定する尺度の開発を目的とした。その結果,「高目標へのこだわり」「失敗に関する自己批判」「努力の重視」「厳格な自己抑制」の4因子から構成される尺度が開発され,その十分な信頼性・妥当性が確認された。
  • 矢澤美香子, 金築優, 根建金男
    日本心理学会第71回大会 2007年9月
    国内外の完全主義研究の最新の知見を発表する場として企画されたワークショップ“完全主義研究の今”において,話題提供を行った。著者のこれまでの研究を総括するとともに,最新の実験研究の知見を発表し,フロアとの貴重な議論がなされた。ワークショップでは,本邦の完全主義研究の現状を明確にし,今後の完全主義研究のありかたを検討することに貢献したと考えられる。
  • 共同企画者, 矢澤美香子, 可知悠子
    日本心理学会第71回大会発表 2007年9月
    心理学の立場からダイエットにアプローチすることを目的としてワークショップを企画し,司会を務めた。また,ダイエットと心理学との関連について諸研究を概観するとともに,企画趣旨を提示するため著者も話題提供を行った。ワークショップでは,社会心理学,健康心理学,臨床心理学の観点からダイエットに関する複数の研究発表を行ってもらったが,多くの参加者によって,ダイエットにおける心理学的研究の現状と今後の発展について活発な議論が交わされた。
  • Yazawa, M, Kanetsuki. M, Nedate. K
    Fifth World Congress of Behavioral Cognitive Therapies 2007年7月
  • Igo. M, Yazawa. M, Nedate. K
    Fifth World Congress of Behavioral Cognitive Therapies 2007年7月
  • 矢澤美香子, 金築優, 根建金男
    日本行動療法学会第32回大会 2006年10月
    本研究では,実験的にダイエット場面を想定して完全主義認知の生起とその認知パターンを明らかにし,感情との関連を検討することを目的とした。その結果,3種の完全主義認知を組み合わせたパターンの違いによって,経験される抑うつ感,不安感が異なることが示唆された。
  • Yazawa, M, Kanetsuki, M, Nedate, K
    Internetional congress of psychotherapy in Japan and the third international conference of the Asian federation for psychotherapy 2006年8月
  • 矢澤美香子, 金築優, 根建金男
    日本心理学会第69回大会 2005年9月
    本研究では,行動理論に基づき,完全主義の特性と認知の観点から,ダイエット行動および摂食障害傾向との関連について明らかにすることを目的とした。調査の結果,これらの変数間の関連においては,完全主義の特性的側面ではなく,ダイエットの状況や摂食障害傾向の重篤度によって状態的に生起する完全主義の認知的側面が関わることが示唆された。
  • Yazawa, M, Kanetsuki, M, Nedate, K
    Eighteenth World Congress on Psychosomatic Medicine 2005年8月
  • 矢澤美香子, 金築優, 根建金男
    日本行動療法学会第30回大会 2004年10月
    本研究では,完全主義特性の適応的,不適応的な二側面と摂食障害に特徴的な食行動および摂食態度との関連性を明らかにすることを目的とした。その結果,完全主義特性の不適応的側面のみならず,適応的側面も摂食障害傾向と関連を示すことが示唆され,その関連において,完全主義の認知面や過度なダイエット行動が媒介変数となっている可能性が考えられた。
  • Yazawa, M, Kobori, O, Koshikawa, F
    Fourth World Congress of Behavioral Cognitive Therapies. 2004年7月

共同研究・競争的資金等の研究課題

 10

学術貢献活動

 4

社会貢献活動

 12

メディア報道

 3

資格・免許

 2
  • 件名
    日本臨床心理士資格認定協会 臨床心理士
    年月日
    2006/04/01
  • 件名
    社団法人日本産業カウンセラー協会 産業カウンセラー
    年月日
    2007/03/08

実務経験を有する者についての特記事項(職務上の実績)

 2
  • 件名
    企業従業員に対する心理相談業務
    年月日(From)
    2009/04
    年月日(To)
    2009/04
  • 件名
    企業従業員へのメンタルヘルスに関する社員研修
    年月日(From)
    2014/05
    年月日(To)
    2015/07
    概要
    株式会社ネットワールドの2014年度新入社員研修(2回)においてメンタルヘルスとセルフケアに関する講義を担当