南沢 汎美, 雄西 智恵美, 数間 恵子, 小玉 香津子, 齋藤 やよい, 酒井 美絵子, 深山 智代
日本看護科学会誌 20(1) 28-35 2000年3月
第28回日本看護学会集録から臨床看護の研究として基本的条件を充足している研究41件を選択し,研究筆頭者に調査票を配布し,研究指導について調査した.回収数は31件で全て有効回答であった.「研究指導者を必要とした」は27名であり,全員が指導者を確保していた.「指導者を必要としなかった」は4名であった.指導を受けた場所は,施設内のみが19名,施設外のみ3名,両方が4名,未記入1名であった.事前準備の有無では,「いつも準備した」15名,「時々した」5名,「しなかった」3名で無記入は4名であった.指導に対する満足の有無は,「満足」22名,「不満足」4名であった.情報ネットワークの拡張等の要望があり,今後の指導や支援体制の指導媒体の多様化が望まれる