研究者業績

川上 正浩

カワカミ マサヒロ  (Masahiro Kawakami)

基本情報

所属
大阪樟蔭女子大学 学芸学部 心理学科 教授
学位
博士(心理学)(2017年3月 名古屋大学)

研究者番号
40242789
J-GLOBAL ID
200901066914335689
researchmap会員ID
1000023676

委員歴

 3

論文

 166

MISC

 51

書籍等出版物

 13
  • 編者, 速水敏彦, 分担執筆, 速水敏彦, 氏家達夫, 藤村宣之, 橘 春菜, 小塩真司, 小平英志, 平石賢二, 中西良文, 西田裕紀子, 川上正浩, 清河幸子, 中谷素之, 石井秀宗, 吉田俊和, 鈴木有美, 西口利文, 高井次郎, 金井篤子, 浦上昌則, 本城秀次, 河野荘子, 永田雅子, 金子一史, 窪田由紀, 森田美弥子, 松本真理子 (担当:共著)
    名古屋大学出版会 2013年4月
    ときどきの政策や潮流に左右されない,教育心理のもっともベーシックな知識とは何か。「教える-学ぶ」 関係の心理を丁寧に解説し,基礎の確実なマスターを通じて応用力を養うことを目指す。教員・子どもをめぐる環境変化を超えて,その発達支援を支える知恵の詰まった信頼のテキスト。本人は第7章「学習の基礎を考える」を担当し,学習を支える心理学的理論や,記憶,思考の過程について解説した。担当部分:第7章 学習の基礎を考える(p.98-111.)
  • 編者, 水野りか, 分担執筆, 水野りか, 柳谷啓子, 清河幸子, 川上正浩 (担当:共著)
    ナカニシヤ出版 2011年6月
    実験心理学・臨床心理学・知識工学・情報工学・心理言語学・社会学などさまざまな領域で活用できる,3モーラの漢字・ひらがな・カタカナ表記語300語の刺激語とその連想語の最新データベースである。延べ934名を対象とした大規模調査から作成された。表を収めた書籍であるが,このデータベース(Excelファイル)を収録したCD-ROM付として刊行された
  • 編者, 大野木裕明, 宮沢秀次, 二宮克美, 新美明夫, 分担執筆, 鈴木 聡, 澤田忠幸, 赤澤淳子, 土肥伊都子, 齊藤誠一, 宮沢秀次, 林 文俊, 岡本真一郎, 河合優年, 高橋晋也, 大野 久, 川上正浩, 田中俊也, 荷方邦夫, 三和 優, 中島 実, 千野美和子, 大野木裕明, 津村俊充, 宮川充司, 杉下守男, 諸井克英, 林 洋一, 金井篤子, 前田基成, 宇田 光, 林 潤一郎, 宗方比佐子, 浅野敬子, 松井 豊, 山岸明子, 二宮克美
    ナカニシヤ出版 2007年4月
    心理学に興味を持つ人が,自分で「やってみる」ことにより心理学のおもしろさを実感できるよう意図されたテキスト。本人は第2部B4「言語の理解(漢字と仮名の処理)」を担当し,日本語における言語情報処理について,特に漢字と仮名という表記の親近性の観点から解説した。 総頁149 担当部分:第2部B4言語の理解(漢字と仮名の処理)
  • 編者, 石田 潤, 谷口 篤, 分担執筆, 石田 潤, 谷口 篤, 川上正浩, 松浦 均, 森上幸夫, 岩原昭彦
    北大路書房 2004年4月
    心の仕組みや心の働きに関する知識を濃縮したエッセンスを単文で示し,素早く知識の要旨がつかめることを目的として編集された心理学のテキストである。担当部分である1章,2章では,知覚心理学および学習心理学のトピックを解説した。入門書のレベルにこだわらず,専門性が高いものであっても知っていれば有益だと思われる内容は積極的に取り入れた。 総頁205 担当部分:1章 見る,聞く p.1-16。 2章 学ぶ,身につく p.17-28
  • 編者, 大野木裕明, 中澤 潤, 分担執筆, 大野木裕明, 中澤 潤, 三嶋博之, 浜崎隆司, 内山伊知郎, 二宮克美, 白石敏行, 羽成隆司, 曽我祥子, 岡田圭二, 松崎 学, 川上正浩, 中島 実, 高橋 綾, 竹原卓真, 植村善太郎, 榎本淳子, 大河内祐子, 柳瀬亮太, 関塚麻由, 日下部典子, 柴橋祐子
    北大路書房 2002年8月
    本書では,心理学で卒業論文を書くことを目指している大学生,特に心理学研究法の「勘どころ」をマスターしたいと願っている読者を対象に,心理学の研究法の基礎的な力をレッスンすることを意図して編集されている。担当部分である第12章「データ収集をめぐる落とし穴」では,心理学におけるデータ収集段階で陥りやすいミスと,それへの対象法について問題形式で解説を行った。 総頁174 担当部分:12章 データ収集をめぐる落とし穴

講演・口頭発表等

 263
  • 齋藤洋典, 川上正浩, Flores d'Arcais, G
    日本認知科学会第10回大会発表論文集 1993年
  • 川上 正浩, 行廣 隆次, 吉崎 一人
    日本教育心理学会第35回総会発表論文集 1993年 一般社団法人 日本教育心理学会
  • 川野 健治, 川上 正浩
    日本教育心理学会総会発表論文集 1993年 一般社団法人 日本教育心理学会
  • 分担執筆, 川上正浩, 川野健治
    日本教育心理学会第34回総会 1992年10月
    期限付き課題の遂行過程で認められる遅れについて,認知心理学的,社会心理学的視点から検討を加えた。本研究では被験者に,2週間という期間を区切って,その間に遂行することが要請された課題を課し,この課題に対する意識と,実際の課題遂行との間の関係を検討した。被験者がレポート課題を提出するまでの過程を分析し,被験者が課題を与えられた段階で,その課題に対して持った意識と,実際の課題遂行の遅れとの間に関連を見いだした。 p.285 担当部分:共同研究につき,本人担当部分抽出不可能。
  • 分担執筆, 齋藤洋典, 川上正浩
    日本認知科学会第9回大会 1992年6月
    疑似熟語(熟語としては実在しない漢字二文字組)と実在する熟語とを被験者に呈示し,それらに対する熟語らしさ評定判断を課題とした。実験の結果,疑似熟語の中には,比較的多くの被験者により(誤って)熟語だと認められるものから,多くの被験者によって熟語ではないと(正しく)棄却されるものまでが段階的に存在することが示された。また,異なる被験者群と異なる課題とを通して,被験者間に共通の熟語らしさの心的評価機構の実在性が示され,被験者間に共通する知識の運用機構の存在が示唆された。 p.110-111 担当部分:共同研究につき,本人担当部分抽出不可能。
  • 川上 正浩, 川野 健治
    日本教育心理学会第34回総会発表論文集 1992年 一般社団法人 日本教育心理学会
  • 日本教育心理学会第33回総会 1991年9月
    語彙判断課題を用い,単語の出現頻度と,日常どの表記(平仮名,カタカナ,漢字)で目にすることが多いかという表記頻度がその反応時間に及ぼす影響が検討された。平仮名表記語,カタカナ表記語を材料とした実験の結果,高頻度語についてのみ,その表記頻度の効果が認められた。この結果は,語の出現頻度効果が,その視覚的な処理に支えられていることを示唆するものであると解釈された。p.739-740
  • 分担執筆, 杉村伸一郎, 川上正浩, 堀田朱美
    日本教育心理学会第33回総会 1991年9月
    日本語母国語話者を被験者として人工言語の学習過程を検討した。日本語の語順に準拠した語順を持つ人工言語,英語の語順に準拠した語順を持つ人工言語,そのいずれにも準拠しない語順を持つ人工言語をそれぞれ作成し,母国語である日本語の文型と学習すべき人工言語の文型との類似がその学習過程に及ぼす影響を考察した。実験の結果を分散分析によって分析したところ,3種類の人工言語は,その学習の容易性に関して大きな差異は認められず,本研究で扱ったような文脈では,言語構造が母国語と一致していることは効果を持たないことが示された。 p.613-614 担当部分:共同研究につき,本人担当部分抽出不可能。
  • 川上 正浩
    日本教育心理学会総会発表論文集 1991年 一般社団法人 日本教育心理学会
  • 杉村 伸一郎, 川上 正浩, 堀田 朱美
    日本教育心理学会総会発表論文集 1991年 一般社団法人 日本教育心理学会
  • 分担執筆, 川上正浩, 齋藤洋典
    日本教育心理学会第32回総会 1990年10月
    偏に代表される漢字の左部品が,漢字全体の意味と関連を持つこと,旁に代表される漢字の右部品が,漢字全体の音韻と関連を持つことが知られている。本研究では,漢字の部品を先行呈示するプライミングパラダイムに基づき,先行呈示されたこれらの部品が,漢字の音読潜時に及ぼす影響を検討した。左部品が漢字全体の意味と関連する「意味漢字」と,右部品が漢字全体の音韻と関連する「音韻漢字」とを材料として実験を行ったところ,音韻漢字でその音読潜時が短いこと,短いSOAで左部品,右部品の先行呈示によるプライミング効果が認められることが示された。 p.326 担当部分:共同研究につき,本人担当部分抽出不可能。
  • 川上 正浩, 齋藤 洋典
    日本教育心理学会総会発表論文集 1990年 一般社団法人 日本教育心理学会
  • 川上正浩
    日本教育心理学会第31回総会 1989年10月
    語彙判断課題を用いて,当該単語を日常どの表記(カタカナ,ひらがな,漢字)で見慣れているかという表記の親近性と,単語を構成する文字数がその反応時間に及ぼす影響を検討した。文字数と表記の親近性とを操作した実験の結果,文字数の効果が現れるのは,表記の親近性が低い場合に限定され,表記の親近性が高い場合には,単語全体を1つのユニットとした一括処理が行われている可能性が示唆された。 p.300

共同研究・競争的資金等の研究課題

 8

作成した教科書

 2
  • 件名
    アカデミックスキルズAワークブック
  • 件名
    アカデミックスキルズBワークブック

教育上の能力に関する大学等の評価

 1
  • 件名
    教員活動評価(2020年度)学長顕彰
    年月日(From)
    2021/03/05
    年月日(To)
    2021/03/05
    概要
    教員活動評価に関して学長顕彰を受けた。

その他(職務上の実績)

 5
  • 件名
    樟蔭学園100周年記念プレイベント講師
    年月日(From)
    2016/08/21
    年月日(To)
    2016/08/21
    概要
    標記イベントにおいて,心理学ミニ講座「トリックの心理学」の講師を務めた。
  • 件名
    香芝市立二上小学校育友会主催教育講演会講師
    年月日(From)
    2019/11/19
    年月日(To)
    2019/11/19
    概要
    標記講演会において,講演「思い込みの心理学」の講師を務めた。
  • 件名
    香芝市市民公開講座講師
    年月日(From)
    2019/10/30
    年月日(To)
    2019/10/30
    概要
    標記講座において,講演「ケータイ依存の心理学」の講師を務めた。
  • 件名
    香芝市保健・養護教育研究会及び香芝市健康・安全教育研究会夏季合同研修会講師
    年月日(From)
    2021/08/02
    年月日(To)
    2021/08/02
    概要
    標記研修会において,講演,「ケータイ依存の心理学」の講師
    を務めた。
  • 件名
    上宮高校PTA対象講演会
    年月日(From)
    2021/06/12
    年月日(To)
    2021/06/12
    概要
    「ケータイ依存の心理学」について講演を行った。

学会や研究会等での役職

 1
  • 学会名
    東海心理学会
    役職名
    理事
    期間(開始)
    2018/06
    期間(終了)
    2021/07