研究者業績

川上 正浩

カワカミ マサヒロ  (Masahiro Kawakami)

基本情報

所属
大阪樟蔭女子大学 学芸学部 心理学科 教授
学位
博士(心理学)(2017年3月 名古屋大学)

研究者番号
40242789
J-GLOBAL ID
200901066914335689
researchmap会員ID
1000023676

委員歴

 3

論文

 166
  • 川上正浩
    大阪樟蔭女子大学大学院人間科学研究科臨床心理学専攻・附属カウンセリングセンター研究紀要 18 2024年3月  査読有り
  • 川上正浩, 小城英子, 坂田浩之
    大阪樟蔭女子大学大学院人間科学研究科臨床心理学専攻・附属カウンセリングセンター研究紀要 18 2024年3月  査読有り
  • 伊藤洋子, 川上正浩
    大阪樟蔭女子大学大学院人間科学研究科臨床心理学専攻・附属カウンセリングセンター研究紀要 18 2024年3月  査読有り
  • 坂田浩之, 小城英子, 川上正浩
    大阪樟蔭女子大学大学院人間科学研究科臨床心理学専攻・附属カウンセリングセンター研究紀要 18 2024年3月  査読有り
  • 川上正浩, 井上真理子
    大阪樟蔭女子大学研究紀要 14 30-37 2024年1月  
  • 川上正浩
    大阪樟蔭女子大学研究紀要 14 19-29 2024年1月  
  • 川上正浩
    大阪樟蔭女子大学研究紀要 14 11-18 2024年1月  
  • 川上正浩
    大阪樟蔭女子大学研究紀要 14 1-10 2024年1月  
  • 井上真理子, 川上正浩
    心理学の諸領域 12(1) 13-20 2023年12月  査読有り
  • 坂田浩之, 川上正浩, 小城英子
    大阪樟蔭女子大学大学院人間科学研究科臨床心理学専攻・附属カウンセリングセンター研究紀要 17 19-25 2023年3月  査読有り
  • 川上正浩
    大阪樟蔭女子大学大学院人間科学研究科臨床心理学専攻・附属カウンセリングセンター研究紀要 17 47-55 2023年3月  査読有り
  • 川上正浩
    大阪樟蔭女子大学大学院人間科学研究科臨床心理学専攻・附属カウンセリングセンター研究紀要 17 37-46 2023年3月  査読有り
  • 川上正浩
    大阪樟蔭女子大学大学院人間科学研究科臨床心理学専攻・附属カウンセリングセンター研究紀要 17 27-35 2023年3月  査読有り筆頭著者
  • 佐久田祐子, 奥田亮, 川上正浩, 坂田浩之
    Journal of Health Psychology Research, 35(2) 147-154 2023年2月1日  査読有り
  • 川上正浩, 井上真理子
    大阪樟蔭女子大学研究紀要 13 37-46 2023年1月  
  • 川上正浩
    大阪樟蔭女子大学研究紀要 13 29-36 2023年1月  
  • 小城英子, 坂田浩之, 川上正浩
    社会心理学研究 38(1) 1-8 2022年6月  査読有り
  • 井上真理子, 川上正浩
    心理学の諸領域 11(1) 1-10 2022年4月  査読有り
  • 坂田浩之, 川上正浩, 小城英子
    大阪樟蔭女子大学大学院人間科学研究科臨床心理学専攻・附属カウンセリングセンター研究紀要 16 73-82 2022年3月  査読有り
  • 川上正浩
    大阪樟蔭女子大学大学院人間科学研究科臨床心理学専攻・附属カウンセリングセンター研究紀要 16 61-71 2022年3月  査読有り
  • 川上正浩
    大阪樟蔭女子大学大学院人間科学研究科臨床心理学専攻・附属カウンセリングセンター研究紀要 16 29-39 2022年3月  査読有り
  • 川上正浩
    大阪樟蔭女子大学大学院人間科学研究科臨床心理学専攻・附属カウンセリングセンター研究紀要 16 53-59 2022年3月  査読有り
  • 川上正浩
    阪樟蔭女子大学大学院人間科学研究科臨床心理学専攻・附属カウンセリングセンター研究紀要 16 41-51 2022年3月  査読有り
  • 黒川, 麻実, 川上, 正浩, 坂田, 浩之
    大阪樟蔭女子大学研究紀要 12 191-202 2022年1月31日  
  • 坂田浩之, 川上正浩, 小城英子
    大阪樟蔭女子大学大学院人間科学研究科臨床心理学専攻・附属カウンセリングセンター研究紀要 14・15 55-61 2021年3月  査読有り
  • 川上正浩
    大阪樟蔭女子大学大学院人間科学研究科臨床心理学専攻・附属カウンセリングセンター研究紀要 14・15 45-54 2021年3月  査読有り筆頭著者
  • 川上正浩
    大阪樟蔭女子大学大学院人間科学研究科臨床心理学専攻・附属カウンセリングセンター研究紀要 14・15 35-44 2021年3月  査読有り筆頭著者
  • 坂田 浩之, 佐久田 祐子, 奥田 亮, 川上 正浩
    日本心理学会大会発表論文集 85 PP-020-PP-020 2021年  
    本研究では,大学帰属感とLocus of Control(以下LOC),認知欲求,批判的思考との関連について検討することを目的とした。中部圏の大学に所属する大学生370名(平均年齢20.5歳,SD=3.42)が調査に参加した。調査内容は,SUM-6(奥田・川上・坂田・佐久田,2017)6項目,LOC尺度(鎌原・樋口・清水,1982)18項目,認知欲求尺度(神山・藤原,1991)15項目,批判的思考態度尺度(平山・楠見,2004)33項目であった。いずれも5件法で回答が求められた。2014~2017年(いずれも9月)に,授業時間内に集団法で質問紙が実施された。SUM-6とLOC尺度,認知欲求尺度,批判的思考態度尺度各下位尺度との相関係数を算出した結果,SUM-6 とLOC尺度,認知欲求尺度,批判的思考態度尺度の4下位尺度との間に,いずれも効果量中から小の正の相関が認められた。以上の結果から,大学生の認知スタイルと所属大学への帰属感との間に関連があり,LOCが内的統制で,認知欲求が高く,批判的思考態度を有する者の方が,大学への帰属感が高いことが示唆された。
  • 黒川麻実, 川上正浩, 坂田浩之
    大阪樟蔭女子大学研究紀要 11 97-107 2021年1月  
  • 坂田浩之, 川上正浩, 小城英子
    大阪樟蔭女子大学研究紀要 11 13-22 2021年1月  
  • 畑中美穂, 川上正浩, 小城英子
    人間学研究 17 37-47 2020年12月  査読有り
  • 川上正浩
    大阪樟蔭女子大学研究紀要 10 51-62 2020年1月  筆頭著者
  • 川上正浩
    大阪樟蔭女子大学研究紀要 10 43-50 2020年1月  筆頭著者
  • 奥田亮, 川上正浩, 坂田浩之, 佐久田祐子
    大阪樟蔭女子大学研究紀要 10 35-41 2020年1月  
  • 小河妙子, 川上正浩, 藤田知加子
    南山大学紀要『アカデミア』人文・自然科学編 (18) 21-32 2019年6月  
  • 川上正浩
    大阪樟蔭女子大学研究紀要 9 31-39 2019年1月  
    単語の認知過程研究においては,視覚呈示された単語のみならず,それと正書法的に類似した単語である類似語(neighbor:Coltheart, Davelaar, Jonasson, & Besner,1977)も同時に活性化することが示唆されている。川上(2013a)は,資料に基づく漢字二字熟語の類似語数(川上,1997)と,漢字一文字を手がかりとして,実験参加者が産出可能な漢字二字熟語の数とが対応しているのか否かを吟味した。実験の結果,川上(1997)に基づく類似語数と実験参加者が産出した漢字二字熟語の数との間に対応が認められた。本研究では,川上(2013a)に参加した実験参加者に,自らが産出した漢字二字熟語を再生することを一週間後に求めた。その結果,語頭手がかり条件においては,手がかり漢字の類似語数[前]が少ない条件で,再生率が高くなり,語尾手がかり条件においては,手がかり漢字の類似語数[後]が少ない条件で,再生率が高くなることが確認された。
  • 川上正浩
    大阪樟蔭女子大学研究紀要 9 41-52 2019年1月  筆頭著者
    本研究では,本学の学生たちが,大学生活にどの程度満足しているのか,どのようなことに満足し,どのようなことに満足していないのかを把握することを目的とした。特に,在学生自身が,学生目線で作成した,きめの細かい満足度の測定項目を使用し,在学生670名を対象に調査を実施した。調査の結果,友人関係満足,価格設定満足,サークル満足,教科書販売満足,学業満足,清潔満足,図書館満足,成績開示満足,休講情報満足,学修環境満足,生協満足,コピー機満足,課外活動情報提供満足,エレベーター満足,静粛満足,グループワーク満足,オリエンテーション満足,教授法満足,食堂マナー満足の20の下位尺度が抽出された。これらの下位尺度得点については,学年間の差異,学科間の差異が検討された。
  • 佐久田祐子, 奥田亮, 川上正浩, 坂田浩之
    大阪樟蔭女子大学研究紀要 9 63-70 2019年1月  
    本研究では、ポストモダン状況に生きる学生たちが4年間でどのように変化・成長するのか、そのパターンやモデルを明らかにすることを目的として、縦断的なインタビュー調査を実施した。その結果をもとに、まず研究1では1年次~2年次春において、これからの大学生活に対する漠然としたビジョン・卒業後の不安・具体的な目標について調査でどの程度言及しているか、という点から、変容パターン(成長モデル)として3つの群を抽出した。研究2では、3つの群が4年次冬のインタビュー調査で「大学生活で一番楽しみにしていたこと」についてどのように回答したかを分析し、研究1と併せてその特徴から3群を「日常享楽群」「日常学業充実群」「不安切迫群」と命名した。研究3では、3群から代表的と思われる事例を抽出し、それぞれの成長過程を具体的に記述した上で、成長と不安の関係の観点から考察を行った。
  • 川上 正浩, 坂田 浩之, 佐久田 祐子, 奥田 亮
    日本教育心理学会総会発表論文集 60 134-134 2018年  
  • 川上正浩
    大阪樟蔭女子大学研究紀要 8 19-28 2018年1月  
    視覚呈示された単語認知過程に関する多くの研究が,単語を読む際の部分の処理と全体の処理との相互作用に注目している。日本語で最も一般的な単語構造である漢字二字熟語についても,部分処理と全体処理との関係が検討されてきた。本研究では,漢字二字熟語自体の意味と構成要素の漢字の意味との一致が調査された。合計208人の大学生がこの研究に参加した。415項目の漢字二字熟語のリストは,4つのサブリストにランダムに分割された。調査参加者はそれぞれ1つのサブリストに対し,漢字二字熟語の意味とその構成要素の漢字の意味の一致を主観的に評価するよう求められた。この評定値の平均および標準偏差が計算された。結果はテーブルで示されている。このデータベースは,認知心理学領域の単語認知過程の検討に際して,漢字二字熟語の透明性に関するデータベースを提供する。
  • 川上正浩
    大阪樟蔭女子大学研究紀要 8 29-38 2018年1月  
    本研究では単語の音韻的複雑性の一つである発音容易性が,漢字二字熟語を対象として調査,報告された。<br /> 415語の漢字二字熟語が選定され,4つのサブグループに分割された。各サブグループの項目を1通りのランダムな順番に配列し,4つの刺激リストを作成した。さらに,リスト内の並び順を逆転させた4つの刺激リストを作成した。これら8つの刺激リストを131名の大学生を対象に呈示し,各漢字二字熟語に対する主観的な発音容易性評定を求めた。これらはTable 2に示されている。分析の結果,発音容易性と天野・近藤(2000)による出現頻度との間には相関関係が認められなかったが,川上(1999)による主観的出現頻度とは有意な相関が認められた。本調査の結果は,漢字二字熟語を対象とした心理学的実験を行う際の発音容易性を提供する基準となる。
  • 坂田浩之, 佐久田祐子, 奥田亮, 川上正浩
    大阪樟蔭女子大学研究紀要 8 39-46 2018年1月  
    本研究は,大学へのリテンション,あるいは退学の心理的要因を大学生活充実度の観点から検討することを目的とするものである。一つの大学・学部・学科に所属する8年度分の大学生473名を対象として,その1年次の4月(入学時点),6月,11月での大学生活充実度を測定し,その後の退学との関連を検討した。大学生活充実度の測度として,筆者らが開発した大学生活充実度尺度短縮版(SoULS-21)を用いた。その結果,非退学者が4月から6月に交友満足が上昇するのと対照的に,退学者は4月では非退学者よりも交友満足が高いにもかかわらず,11月の時点で交友満足が非退学者よりも低下することが明らかになった。また,退学者は大学へのコミットメントが6月の段階で下降し,11月には非退学者よりも低くなることが示された。これらの結果は,大学へのリテンションあるいは退学を,大学生活充実度の観点から予測することの有効性を示唆するとともに,大学生活充実度を測定する尺度
  • 川上正浩, 坂田浩之, 佐久田祐子, 奥田亮
    日本教育心理学会第59回総会発表論文集 59 140-140 2017年10月  筆頭著者
  • 川上正浩
    大阪樟蔭女子大学大学院人間科学研究科臨床心理学専攻・附属カウンセリングセンター研究紀要 11 27-39 2017年3月  査読有り
    本研究では,複数の自己受容尺度を合わせて包括的な自己受容尺度を構成し,因子分析を経たうえで,信頼性が高く,コンパクトで包括的な自己受容尺度を提案することを目的とした。藤原・菅原(2010),櫻井(2013),藤川・大本(2015),森下・三原(2015),笹川(2015)の5つの尺度を構成する項目,計59項目を1つの質問紙として構成し,238名の女子大学生を対象にデータを収集した。因子分析の結果,“ありのままの受け容れ”,“良いところのある自分”,“リセット希求のなさ”,“自己価値”,“自己責任性”,“対処能力への自信”の6因子が抽出され,さらに,これらに対応する下位尺度を構成する全17項目からなるコンパクトな自己受容尺度を提案した。
  • 川上正浩
    大阪樟蔭女子大学大学院人間科学研究科臨床心理学専攻・附属カウンセリングセンター研究紀要 11 41-50 2017年3月  査読有り筆頭著者
    本研究では,単語及び非単語の主観的な単語らしさ評定に,当該刺激文字列が有する正書法的neighbor数,音韻的neighbor数が及ぼす影響について検討を行った。カタカナ表記された非単語においては,正書法的neighborは少ないが音韻的neighborは多いLH条件,正書法的neighbor,音韻的neighborが共に多いHH条件で,正書法的neighbor,音韻的neighborが共に少ないLL条件に較べて単語らしさ評定値が高いことが示された。実在する単語であるカタカナ表記語に対する単語らしさ評定には,neighbor数による効果は認められなかった。刺激をひらがな表記した調査2においても,非単語についてはneighbor数の影響が認められ,非単語の単語らしさ評定にneighbor数が及ぼす効果は,音韻的なレベルで生起していることが示唆された。
  • 川上正浩
    大阪樟蔭女子大学研究紀要 7 11-20 2017年1月  
    本研究では,成人期(26歳〜62歳)の実験参加者に川上(2003)と同様のDRMパラダイムによる実験を行い,この遂行成績について,大学生(18歳〜24歳)の実験参加者のデータと比較を行った。その結果,呈示された単語の再生課題や再認課題について,成人の方が大学生よりも課題の遂行成績が低いことが示された。また呈示されていない連想中心語(CL語)に対する虚再生や虚再認は,成人の方が多いことが示された。一方で正再生における系列位置効果や,虚記憶に及ぼすリスト構造,リスト項目の効果などは,成人も大学生も変わらず認められた。
  • 川上 正浩, 坂田 浩之, 佐久田 祐子, 奥田 亮
    大阪樟蔭女子大学研究紀要 = Research bulletin of Osaka Shoin Women's University 7 21-26 2017年1月  
    大学生活に対する充実感を感じるためには、学生の大学への帰属感が高まることが重要である(佐久田他,2008)。このため筆者らは、先輩が語るVTR や教員の対談を交えた、特定学科(心理学科)対象の帰属感高揚プログラム『心理学と私』を考案・実施し、その効果を検証してきた(川上他,2010, 2011, 2012a, 2012b)。そしてこのプログラムを、全学学生を対象としたプログラムに拡張し、全学対象帰属感高揚プログラム『大学と私』として考案・実施し、その効果を検証している。たとえば佐久田・奥田・川上・坂田(2014)は特定の学科の先輩が語るVTR(同学科VTR)と、同大学の先輩が語るVTR(同大学VTR)を用いた帰属感高揚プログラムを異なる年度に実施し、それぞれのプログラムに対する参加者の印象評定を調査した。その結果、いずれのVTR 刺激もおおむね変わらず効果をもつことが示された。これらの研究を踏まえ、筆者らはVTR を刷新するなど『大学と私』を改良した。本研究では、この改良した全学対象のプログラムと特定の学科を対象としたプログラムとを、その前後の帰属感や大学生活充実度の変化の観点から比較した。その結果、改良された全学プログラムは、特定学科対象プログラムと同等の帰属感、大学生活充実度高揚の効果を持つことが示された。
  • 大阪樟蔭女子大学大学院人間科学研究科臨床心理学専攻・附属カウンセリングセンター研究紀要 10 111-122 2016年3月  査読有り
    本研究は,本学心理学科1年生を対象に実施した性格検査の結果について報告するものである。2008年から2013年にかけて,本学心理学科1年生を対象に和田(1996)のBFSを実施し,その年次変化を傾向分析した。また,他大学で収集したデータや先行研究にて報告されているデータと比較検討を行った。その結果,2008年から2013年にかけては,本学心理学科1年生の,ビッグファイブによって測定される性格特性には調査年による差異は見いだせないこと,他大学や先行研究にて報告されているデータと比較して,本学心理学科学生は,ビッグファイブにおける外向性,誠実性,調和性が低い傾向が認められることが明らかになった。
  • 川上正浩, 海嶋彩美, 嶋田梨音, 田中美月, 松本千佳, 山田理英
    大阪樟蔭女子大学大学院人間科学研究科臨床心理学専攻・附属カウンセリングセンター研究紀要 10 51-63 2016年3月  査読有り
    本研究では,女子大学生が,恋愛関係の対象,すなわち恋人としての異性を選択する際に,どのような特徴を重視しているのかについて,友人を選択する際に重視する特徴との差異に着目して測定することを目的とした。女子大学生136名を対象に,自作の質問紙を用い,様々な特性を,恋人としての異性を選択する際,あるいは友人を選択する際に重視する程度の評定を求めた。因子分析の結果,恋人あるいは友人を選択する際に重視する特性として,受容性,外見的魅力,男らしさ,真面目さ,傾聴力,面白さ,知性,の7つの因子が抽出された。そして,恋人選択,友人選択のいずれにおいても受容性と傾聴力が重視され,知性についてはあまり重視されないこと,一方で,外見的魅力,男らしさ,真面目さを重視する程度は,恋人選択でより大きいことが示された。
  • 坂田浩之, 川上正浩
    大阪樟蔭女子大学大学院人間科学研究科臨床心理学専攻・附属カウンセリングセンター研究紀要 10 77-85 2016年3月  査読有り
    本研究は,批判的思考を育むために,批判的思考力と関連するパーソナリティを明らかにすることを目指して,ユングの心理学的タイプ理論における一般的態度や心的機能と批判的思考力との関連について検討することを目的とした。大学生159名を対象として,ユングの心理学的タイプ尺度(JPTS)と独自に作成した批判的思考力テストから構成される質問紙を配布し,回答を求めた。その結果,ユングの心理学的タイプ理論における思考機能は,批判的思考態度のみでなく,批判的思考力とも関連すること,外向性は批判的思考の態度的側面とは関連するが,批判的思考の能力的側面とは明確な関連を示さないことが明らかにされた。

MISC

 51

書籍等出版物

 13
  • 編者, 速水敏彦, 分担執筆, 速水敏彦, 氏家達夫, 藤村宣之, 橘 春菜, 小塩真司, 小平英志, 平石賢二, 中西良文, 西田裕紀子, 川上正浩, 清河幸子, 中谷素之, 石井秀宗, 吉田俊和, 鈴木有美, 西口利文, 高井次郎, 金井篤子, 浦上昌則, 本城秀次, 河野荘子, 永田雅子, 金子一史, 窪田由紀, 森田美弥子, 松本真理子 (担当:共著)
    名古屋大学出版会 2013年4月
    ときどきの政策や潮流に左右されない,教育心理のもっともベーシックな知識とは何か。「教える-学ぶ」 関係の心理を丁寧に解説し,基礎の確実なマスターを通じて応用力を養うことを目指す。教員・子どもをめぐる環境変化を超えて,その発達支援を支える知恵の詰まった信頼のテキスト。本人は第7章「学習の基礎を考える」を担当し,学習を支える心理学的理論や,記憶,思考の過程について解説した。担当部分:第7章 学習の基礎を考える(p.98-111.)
  • 編者, 水野りか, 分担執筆, 水野りか, 柳谷啓子, 清河幸子, 川上正浩 (担当:共著)
    ナカニシヤ出版 2011年6月
    実験心理学・臨床心理学・知識工学・情報工学・心理言語学・社会学などさまざまな領域で活用できる,3モーラの漢字・ひらがな・カタカナ表記語300語の刺激語とその連想語の最新データベースである。延べ934名を対象とした大規模調査から作成された。表を収めた書籍であるが,このデータベース(Excelファイル)を収録したCD-ROM付として刊行された
  • 編者, 大野木裕明, 宮沢秀次, 二宮克美, 新美明夫, 分担執筆, 鈴木 聡, 澤田忠幸, 赤澤淳子, 土肥伊都子, 齊藤誠一, 宮沢秀次, 林 文俊, 岡本真一郎, 河合優年, 高橋晋也, 大野 久, 川上正浩, 田中俊也, 荷方邦夫, 三和 優, 中島 実, 千野美和子, 大野木裕明, 津村俊充, 宮川充司, 杉下守男, 諸井克英, 林 洋一, 金井篤子, 前田基成, 宇田 光, 林 潤一郎, 宗方比佐子, 浅野敬子, 松井 豊, 山岸明子, 二宮克美
    ナカニシヤ出版 2007年4月
    心理学に興味を持つ人が,自分で「やってみる」ことにより心理学のおもしろさを実感できるよう意図されたテキスト。本人は第2部B4「言語の理解(漢字と仮名の処理)」を担当し,日本語における言語情報処理について,特に漢字と仮名という表記の親近性の観点から解説した。 総頁149 担当部分:第2部B4言語の理解(漢字と仮名の処理)
  • 編者, 石田 潤, 谷口 篤, 分担執筆, 石田 潤, 谷口 篤, 川上正浩, 松浦 均, 森上幸夫, 岩原昭彦
    北大路書房 2004年4月
    心の仕組みや心の働きに関する知識を濃縮したエッセンスを単文で示し,素早く知識の要旨がつかめることを目的として編集された心理学のテキストである。担当部分である1章,2章では,知覚心理学および学習心理学のトピックを解説した。入門書のレベルにこだわらず,専門性が高いものであっても知っていれば有益だと思われる内容は積極的に取り入れた。 総頁205 担当部分:1章 見る,聞く p.1-16。 2章 学ぶ,身につく p.17-28
  • 編者, 大野木裕明, 中澤 潤, 分担執筆, 大野木裕明, 中澤 潤, 三嶋博之, 浜崎隆司, 内山伊知郎, 二宮克美, 白石敏行, 羽成隆司, 曽我祥子, 岡田圭二, 松崎 学, 川上正浩, 中島 実, 高橋 綾, 竹原卓真, 植村善太郎, 榎本淳子, 大河内祐子, 柳瀬亮太, 関塚麻由, 日下部典子, 柴橋祐子
    北大路書房 2002年8月
    本書では,心理学で卒業論文を書くことを目指している大学生,特に心理学研究法の「勘どころ」をマスターしたいと願っている読者を対象に,心理学の研究法の基礎的な力をレッスンすることを意図して編集されている。担当部分である第12章「データ収集をめぐる落とし穴」では,心理学におけるデータ収集段階で陥りやすいミスと,それへの対象法について問題形式で解説を行った。 総頁174 担当部分:12章 データ収集をめぐる落とし穴

講演・口頭発表等

 263

共同研究・競争的資金等の研究課題

 8

作成した教科書

 2
  • 件名
    アカデミックスキルズAワークブック
  • 件名
    アカデミックスキルズBワークブック

教育上の能力に関する大学等の評価

 1
  • 件名
    教員活動評価(2020年度)学長顕彰
    年月日(From)
    2021/03/05
    年月日(To)
    2021/03/05
    概要
    教員活動評価に関して学長顕彰を受けた。

その他(職務上の実績)

 5
  • 件名
    樟蔭学園100周年記念プレイベント講師
    年月日(From)
    2016/08/21
    年月日(To)
    2016/08/21
    概要
    標記イベントにおいて,心理学ミニ講座「トリックの心理学」の講師を務めた。
  • 件名
    香芝市立二上小学校育友会主催教育講演会講師
    年月日(From)
    2019/11/19
    年月日(To)
    2019/11/19
    概要
    標記講演会において,講演「思い込みの心理学」の講師を務めた。
  • 件名
    香芝市市民公開講座講師
    年月日(From)
    2019/10/30
    年月日(To)
    2019/10/30
    概要
    標記講座において,講演「ケータイ依存の心理学」の講師を務めた。
  • 件名
    香芝市保健・養護教育研究会及び香芝市健康・安全教育研究会夏季合同研修会講師
    年月日(From)
    2021/08/02
    年月日(To)
    2021/08/02
    概要
    標記研修会において,講演,「ケータイ依存の心理学」の講師
    を務めた。
  • 件名
    上宮高校PTA対象講演会
    年月日(From)
    2021/06/12
    年月日(To)
    2021/06/12
    概要
    「ケータイ依存の心理学」について講演を行った。

学会や研究会等での役職

 1
  • 学会名
    東海心理学会
    役職名
    理事
    期間(開始)
    2018/06
    期間(終了)
    2021/07