分担執筆, 相澤譲治, 篠原由利子, 松宮透高, 坂本智代枝, 萩野佳恵, 長崎和則, 是恒方子, 渡里千賀, 高橋裕子, 辻井誠人, 金子努, 大田久美子, 上村啓子, 杉本みどり, 萩原浩史 (担当:共著)
久美出版 2003年3月
精神保健福祉士養成のための演習用のテキストとして編集された。サービス利用者に対してより良い援助を展開していくためには、精神医学,精神保健学,精神科リハビリテーションや精神保健福祉援助技術などの専門知識と技能は不可欠である。援助者としての援助技術を向上させることを目的とし、学生自身が自分で学習し,考え,主体的に行動する態度を養成することができる点が特色である。
総頁186
担当部分:事例研究Ⅳ,病院・診療所 グループワークを中心に精神科病院におけるグループ・ワークの実際を例示し,理を促すことを目的とした。精神科病院の入院患者のうち,大半を占める統合失調症の陽性症状を主とする症例と陰性症状を例の2例を提示し,グループアプローチの効果について考察した。また,グループ・ワーカーとして,集団力動を効果的に利用し,メンバー一人ひとりに対する援助をも行っていくためには,ここのメンバーへの観察が重要であることをまとめた。