研究者業績

坂田 浩之

サカタ ヒロユキ  (Hiroyuki Sakata)

基本情報

所属
大阪樟蔭女子大学 学芸学部心理学科 教授
学位
修士(教育学)(京都大学 大学院)

J-GLOBAL ID
200901045318628191
researchmap会員ID
1000361444

主要な論文

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  • 佐久田祐子, 奥田亮, 川上正浩, 坂田浩之
    Journal of Health Psychology Research 35(2) 147-154 2023年2月1日  査読有り
    本研究では,大学生活充実度を測定するための,より信頼性,妥当性が高く,コンパクトな尺度を開発することを目的とした。奥田他(2010b)が開発した,「大学へのコミットメント」,「交友満足」,「学業満足」,「不安のなさ」の4下位尺度からなる大学生活充実度尺度(SoULS-21)が再検討された。5つの大学に所属する大学生934名のデータに基づく因子分析の結果,従来と同様の4因子構造,12項目解が採択され,十分な信頼性が得られた。次に尺度の妥当性を検討するため,関連する他尺度との相関係数が吟味され,妥当な相関が認められた。これらの結果は,大学生活充実度を測定する尺度としてのSoULS-12の信頼性と妥当性を支持するものと言える。
  • 小城 英子, 坂田 浩之, 川上 正浩
    社会心理学研究 38(1) 1-8 2022年7月  査読有り
    本研究の目的は、不思議現象に対する態度尺度を改訂し、懐疑的態度の多様な側面を捉え、信奉的態度と懐疑的態度を精緻に測定可能にすることであった。大学生を対象に質問紙調査が行われた。探索的因子分析の結果、「全面的な否定」、「現状認識に基づく否定」、「占い・呪術嗜好性」、「スピリチュアリティ信奉」、「知的好奇心」、「恐怖」の6下位尺度が抽出され、25項目の新尺度はAPPle Ⅱと名づけられた。内的整合性、確認的因子分析、再検査信頼性、基準関連妥当性の観点から、概ね十分な信頼性・妥当性が確認された。「占い・呪術嗜好性」、「スピリチュアリティ信奉」は信奉的態度、「全面的な否定」、「現状認識に基づく否定」は懐疑的態度と位置付けられるが、分析的思考や批判的思考に最も関連する態度は、信奉的態度とも懐疑的態度とも言いうる「知的好奇心」であることが示唆された。
  • 坂田浩之
    パーソナリティ研究 30(2) 101-110 2021年9月16日  査読有り
    本研究は,容姿にこだわる若者に対する理解を深めるために,醜形恐怖心性とメンタライジングとの関連について検討した。大学生689名に対して自己報告式の質問紙とReading the Mind in the Eyes Test (RMET)が実施された。本研究の結果,メンタライジングに関する自己認知は醜形恐怖心性と弱く関連することが示された。そして,メンタライジングに関する自己認知のうち,他者に関するメンタライジングは醜形恐怖心性と正の関連が,自己に関するメンタライジングは醜形恐怖心性と負の関連が示唆された。しかし,RMETで測定された,外的なものに基づく他者に関する顕在的なメンタライジングの正確さは醜形恐怖心性と関連しないことが示唆された。本研究の知見から,容姿にこだわる若者は,他者に関するメンタライジング能力を高く評価しがちで,自己に関するメンタライジング能力を低く評価しがちである可能性が検討された。
  • 坂田 浩之
    パーソナリティ研究 29(1) 11-13 2020年4月27日  査読有り
    Reading the Mind in the Eyes Test (RMET) は,感情価による刺激写真の分類が行われ,刺激の感情価による精神状態解読能力に関する研究に用いられてきている。本研究の目的は,日本人に適用できるアジア版RMETの各写真を,原版で行われているのと同様,感情価によって分類することであった。日本人大学生女子に対して,アジア版RMETの36枚の写真を提示し,各写真の感情価を評定してもらった。そして,その評定によってアジア版RMETの写真を分類した結果,20枚がネガティブ刺激として,5枚が中立的刺激として,11枚がポジティブ刺激として分類された。
  • 小城英子, 坂田浩之, 川上正浩
    行動科学 58(1) 1-7 2019年9月30日  査読有り招待有り
    不思議現象に対する態度に関する我々の研究は,14年間続いており,合計60の学会発表を行っている。本論文の目的は,共同研究の継続につながる要因を考察し,検討することであった。最初に,不思議現象に対する態度に関する研究の流れの概要を説明した。次に、研究の継続要因を「不思議という研究テーマの多面性・発展性」,「専門の異なる3名の連携」という2つの観点から検討した。その結果,「不思議という研究テーマの多面性・発展性」の観点からは,field drivenな研究テーマであること,価値観に関わる研究テーマであること,「心理学」あるいは「心理学教育」に関わる研究テーマであることが継続要因として見出された。また,「専門の異なる3名の連携」の観点からは,適切なメンバーシップと役割分担がある,強みが活かせる,自分のみではできなかった(知らなかった)ことができるようになることが継続要因として見出された。そして,成果が上がる,連携自体が楽しい,成長できるということが,我々の研究チームの協働を継続できる幸せの要素であると考えられた。
  • 坂田浩之
    心理臨床学研究 36(3) 334-342 2018年8月  査読有り
    醜形恐怖症を有する者は少なくないが,醜形恐怖症に対する認知も研究もいまだ不足している。本研究は,醜形恐怖症の心理学的要因に対する理解を深め,醜形恐怖症に対するより効果的な心理療法への示唆を得ることを目指した研究である。本研究の目的は,醜形恐怖症と対人恐怖心性,自己愛傾向との関連について検討すること,特に過敏型自己愛に注目して醜形恐怖との関連について検討することであった。大学生689名に対して,醜形恐怖心性尺度(大村ら,2015),対人恐怖心性・自己愛傾向2次元モデル尺度短縮版(清水ら,2006)を用いた質問紙調査が実施された。本研究の結果,醜形恐怖は対人恐怖心性,自己愛傾向との間に非常に弱い正の相関が認められた。また,特に女性において,過敏型自己愛者の醜形恐怖が高いことが示唆された。本研究と先行研究の知見から,醜形恐怖症者に対する心理療法に,過敏型自己愛者に対するアプローチを適用する可能性について検討された
  • 小城英子, 坂田浩之, 川上正浩
    社会心理学研究 23(3) 246-258 2008年2月  査読有り
    本研究では不思議現象に対して,信奉行動だけでなく,認知や感情も含めた包括的な態度を測定する尺度を作成し,態度構造を分析することを目的として質問紙調査を行った。因子分析の結果,不思議現象に対する態度は「占い・呪術嗜好性」,「スピリチュアリティ信奉」,「娯楽的享受」,「懐疑」,「恐怖」,「霊体験」の6因子構造であることが認められた。他の個人特性との相関関係から,尺度の妥当性が確認された。態度尺度の得点パターンによってクラスタ分析を行ったところ,「一般的信奉層」,「不思議現象信奉層」,「懐疑層」,「娯楽的享受層」の4群が抽出された。<br /> 担当部分:先行研究の検討,調査用紙の作成,調査の実施,調査データの分析,本文全体のチェックと修正

MISC

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書籍等出版物

 10
  • 大島 剛, 青柳寛之, 安村直己, 森田 慎, 坂田浩之, 榮阪順子, 小海宏之, 小辻希世子, 和田野飛鳥, 伏見真里子, 林 響子, 坂野剛崇, 坂中尚哉, 古田直樹 (担当:分担執筆, 範囲:第5章 人格検査――パーソナリティの多角的なアセスメントに役立つツール)
    ミネルヴァ書房 2023年9月 (ISBN: 9784623087150)
    本書は,公認心理師カリキュラムにおける必修科目「心理的アセスメント」での学習内容に対応して,心理的アセスメントの目的とその手法について概観し,様々な領域におけるアセスメントの実際と,臨床現場で留意すべき点を豊富な事例から学ぶことを目指したものである。筆者が担当した「人格検査」の章では,まず人格のアセスメントをする上で踏まえておくべき潮流について述べた。次に,人格検査の2大法である質問紙法と投映法の特徴と限界について述べ,代表的な人格検査について紹介した。最後に,要支援者の心の健康の保持増進に寄与する人格検査を用いたアセスメントを例示した。
  • 編者, 伊藤良子, 角野善宏, 大山康宏, 分担執筆, 伊藤良子, 石谷真一, 坂田浩之 (担当:分担執筆)
    創元社 2009年3月
    心理臨床学の発展期に京都大学を中心に学んだ心理臨床家を編者として,この実践学問領域を探求しつづけてきた京都大学の知の集積を,複雑多様化する現代社会を見据えつつ,世に問おうとの意図で編集された「京大心理臨床シリーズ」の第7巻であるこの書物は,「発達障害」と心理臨床に関する論文集である。 担当部分:「「発達障害」とされる子どもとの心理臨床に関する事例研究-「自閉症」と診断された男子との10年間の遊戯療法の経過概要を対象として-」(単著) 本稿では,発達の遅れがあるとされ,後に「自閉症」と診断された男子との間で10年間にわたって行われた遊戯療法の経過概要を対象として,事例研究を行った。それを踏まえ,「発達障害」とされる子どもは,はじめは心,身体,物,治療構造といった器や枠の中にいれておけず,外に出したがる傾向があるが,次第に内に入れることができるようになり,さらに中にこもることができるよう
  • 編者, 皆藤章, 分担執筆, 皆藤章, 北口雄一, 坂田浩之 (担当:分担執筆)
    ミネルヴァ書房 2007年4月
    本書は,人間であれば誰しも体験する悩みや苦しみに対して,人間のこころに関わる「心理臨床」という専門領域がいかに関わろうとするのかについて語ったものである。生きることが大変な現代において,悩みや苦しみを抱えて生きる人にたいして,心理臨床家に求められている援助がどのようなもので,また,心理療法や心理査定を行うために必要な考え方や知識,スキル,態度がどのようなものかを「関係性」と「主観性」をキーワードにまとめている。 担当部分:第6章「心理臨床の具体(2):ロールシャッハ法」(単著) 筆者は,ロールシャッハ法の歴史と理論・哲学,実際,適用と課題,およびロールシャッハ法と心理療法について論じた。
  • 編者, 岡田康伸, 河合俊雄, 桑原知子, 分担執筆, 岡田康伸, 河合俊雄, 坂田浩之 (担当:共著)
    創元社 2007年3月
    心理臨床学の発展期に京都大学を中心に学んだ心理臨床家を編者として,この実践学問領域を探求しつづけてきた京都大学の知の集積を,複雑多様化する現代社会を見据えつつ,世に問おうとの意図で編集された「京大心理臨床シリーズ」の第5巻であるこの書物は,心理臨床における個と集団に関する論文集である。 筆者は,個人心理療法と集団心理療法を同一の心理臨床家が担当するというユニークな構造で,不登校の中学生の心理的成長のサポートが行われている通所施設でのスタッフとしての経験を踏まえ,同施設で共に実践を行ってきた者とともに,個人心理療法と集団心理療法を統合することによって実現される心理療法的機能と,そこでの心理臨床家の役割について論じた。 総頁514 担当部分:「個人心理療法と集団心理療法の統合を目指して」(共著)
  • 監訳者, 角田豊, 共訳者, 角田豊, 葛西真記子, 坂田浩之, 森田慎, 竹田伸子, 大谷真弓, 青柳寛之, 伊藤俊樹, 安村直己 (担当:共訳, 範囲:第4章「技法の10原則」)
    金剛出版 2006年7月
    本書は,Kohut,Stolorowにつづく自己心理学派の中心的な分析家である3名の著者が,幼少期に性的虐待を受けた女性と10年近く精神分析作業を行った自験例でのやりとりを記した詳細な逐語記録と,そこでの分析家の内的思考と後からの振り返りを提示し,さらにそのプロセスに対して,動機づけシステム理論と10の技法原則を軸にした理論的検討を行い,自己心理学にもとづく臨床実践と臨床技法を明らかにした指導書である。坂田が訳出したのは,分析者(心理臨床家)が,マニュアルに機械的に縛られず,自発性や創造性を活かして患者(クライエント)との相互作用に関与できるような,用いる者にやさしい10の技法を提示した章である。

講演・口頭発表等

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  • 坂田浩之, 川上正浩, 小城英子
    日本心理学会第87回大会 2023年9月17日 日本心理学会
    科学知識で説明できないことが不思議現象の定義となっている以上,不思議の概念は,科学の概念と対立すると想定される。このことに関して,川上他(2010)は,APPleと科学観・自然観尺度(川上他,2009)を用いて両者の関連について検討している。その結果,「占い・呪術嗜好性」と「癒やす自然」,「スピリチュアリティ信奉」と「脅威を与える科学」「癒やす自然」「保護を求める自然」の間に正の関連,「懐疑」と「保護を求める自然」,「霊体験」と「人智を超えた自然」の間に負の関連が認められている。本研究では,APPleⅡを用いて,また約10年を経た現代の大学生のデータを用いて,あらためて不思議現象に対する態度と科学観・自然観との関連を検討することを目的とした。大学生104名を対象に質問紙調査を実施した。分析の結果,「占い・呪術嗜好性」は,「癒す自然」との間に正の関連が認められた。また,「スピリチュアリティ信奉」は,「保護を求める自然」との間に正の関連が認められた。一方,「恐怖」は科学観・自然観尺度のどの下位尺度とも関連が認められなかった。さらに,「全面的な否定」は,科学観・自然観尺度のどの下位尺度とも関連が認められなかった。一方,「現状認識に基づく否定」と「知的好奇心」は,「未来を築く科学」との間に正の関連が認められた。
  • 奥田亮, 川上正浩, 坂田浩之, 佐久田祐子
    日本パーソナリティ心理学会第32回大会 2023年9月10日 日本パーソナリティ心理学会
    本研究では,大学での学びに関する満足度,大学での交友関係に対する満足度,大学へのコミットメント,大学生活における不安感を測定できる「大学生活充実度尺度」(佐久田他,2023;以下,SoULS-12)を用いてコロナ禍以前から蓄積されてきた単一大学の縦断的調査データを年度ごとに分析し,コロナ禍が大学生活充実度に与えた影響について検討した。 その結果,年度間の差については,2020年度より2022年度の方が学生の不安が少ないという結果のみ認められ,COVID-19の感染拡大が始まった2020年度よりも,大学で感染状況に対応した対策がとられるようになった2022年度の方が,学生も今後の学生生活を思い描きやすくなり,不安が高まりにくかったことが示唆された。
  • 小城英子, 坂田浩之, 川上正浩
    日本社会心理学会第64回大会 2023年9月7日 日本社会心理学会
    本研究では,小城ほか(2022)がAPPleを改訂,不思議現象に対する懐疑的側面を細分化したAPPleⅡと,二分法的思考・特権意識・批判的思考態度との関連について,小城ほか(2022;2021)にさらにデータ数を追加した結果を報告した。大学生576名が参加した質問紙調査を分析した結果,不思議現象に対して懐疑的な「全面的な否定」「現状認識に基づく否定」はいずれも二分法的思考の3下位尺度すべてとの間に正の関連が認められた。一方,不思議現象に対して信奉的な「占い・呪術嗜好性」「スピリチュアリティ信奉」「恐怖」はいずれも「二分法的信念」と,「スピリチュアリティ信奉」「恐怖」は「心理的特権意識」と,「占い・呪術嗜好性」と「恐怖」は「過敏型特権意識」とそれぞれ関連が認められた。「知的好奇心」は,「全面的な否定」「現状認識に基づく否定」と同様,「損得思考」との関連が認められたが,「二分法への選好」「二分法的信念」との関連は認められない点が異なっていた。また,「誇大型特権意識」との相関が認められる点で「全面的な否定」と,「批判的思考態度」との相関が認められる点で,「現状認識に基づく否定」と類似していた。
  • 坂田浩之
    日本メンタライゼーション研究会第2回学術集会 2023年2月11日 日本メンタライゼーション研究会
    本研究では,自己愛パーソナリティにおけるメンタライジング能力の特徴について,実際のメンタライジング能力およびその自己認知の観点から検討することを目的とした。メンタライゼーション質問紙(山口,2016),アジア版Reading-the-Mind-in-the-Eyes Test(Adams et al., 2010),NPI-S(清水ら,2006)を用いた質問紙調査に日本人大学生689名が参加した。分析の結果,他者に対するメンタライジング能力が実際には低いにもかかわらず高いと自己認知している者は,NPD傾向が高いことが示唆された。
  • 川上正浩, 小城英子, 坂田浩之
    日本社会心理学会 2022年9月14日 日本社会心理学会
    本研究では,APPle(小城他,2008)を改訂して開発されたAPPle II(小城他,2022)を用いて,改めて不思議現象に対する態度と,制御欲求,LOCと関連について,大学生1,178名が参加した質問紙調査のデータ(制御欲求に関わる分析には252名,LOCに関わる分析には352名のデータ)を用いて検討が行われた。その結果,APPleの下位尺度と制御欲求との相関関係と方向的には整合的であるものの,相関の現れ方としては,やや異なるものであった。LOCについても,APPleの下位尺度とLOCとの相関を検討した小城他(2008)と整合的であるが,関連性が弱いことが示された。

担当経験のある科目(授業)

 20

共同研究・競争的資金等の研究課題

 2

社会貢献活動

 1

その他

 1

教育方法の実践例

 23
  • 件名
    ティーム・ティーチング
    年月日(From)
    2016/04
    概要
    複数教員の担当授業において,オムニバス形式ではなく,対談を行ったり,講義と学習管理・個別指導を授業内でスイッチしたりする等のティーム・ティーチングを実践してきた。加えて,パソコン室のように設備の都合上1教室に入れる人数に限りがある場合,APPle TV等のメディアストリーミング端末,ワイヤレスマイクを活用して,2教室を遠隔でつなぎ,教室間で講義と学習管理・個別指導をスイッチすることも行ってきた。これにより,①学生が多様な観点を統合して理解するのを促すことができる,②オムニバス授業では制限される授業内容の展開に自由度が広がる,③担当教員による授業の質の違いを緩和できる,等の利点がある。
  • 件名
    プレゼンテーションを用いたパフォーマンス評価
    年月日(From)
    2017/04
    概要
    授業の到達目標と関連するテーマでプレゼンテーション・アプリやポスターによるプレゼンテーションを行わせ、それを授業の到達目標の観点からルーブリックを用いる等して評価してきた。
  • 件名
    反転授業
    年月日(From)
    2012/04
    概要
    事前学習として、教科書の精読や関連動画の視聴をしてもらい、授業時間内には小テストとその解説、グループディスカッションを行う、(準)反転授業を行ってきた。

作成した教科書

 2
  • 件名
    「はじめての心理学」(氏原寛・松島恭子・千原雅代編,創元社)第6章「それでも私は私である(人格)」執筆
    年月日(From)
    2000/03
    概要
    はじめて心理学を学ぶ人のための教科書として用いることのできる本として作られたものだが,内容的には心理学の主要分野に関する各テーマについての小論集といった内容で,一般の人向けの心理学の入門書である。著者は,「それでも私は私である」と題された人格の章を執筆し,「《私》とは何か」という問いを深めつつ,自己意識や個性,人格の恒常性と可塑性などのテーマについて,人格心理学の基本的な理論を踏まえながら論じた。
  • 件名
    「よくわかる心理臨床」(皆藤章編,ミネルヴァ書房)第6章「心理臨床の具体(2):ロールシャッハ法」執筆
    年月日(From)
    2007/04
    概要
    本書は,大学生・大学院生向けの臨床心理学の教科書として用いることのできる本として作られたものだが,人間であれば誰しも体験する悩みや苦しみに対して,人間のこころに関わる「心理臨床」という専門領域がいかに関わろうとするのかについて語ったものである。生きることが大変な現代において,悩みや苦しみを抱えて生きる人にたいして,心理臨床家に求められている援助がどのようなもので,また,心理療法や心理査定を行うために必要な考え方や知識,スキル,態度がどのようなものかを「関係性」と「主観性」をキーワードにまとめている。

実務経験を有する者についての特記事項(教育上の能力)

 11
  • 件名
    第12回心の相談コロキアム樟蔭心理臨床カンファレンス『発達障害への理解と支援』講師
    年月日(From)
    2013/02/02
    年月日(To)
    2013/02/02
    概要
    大阪樟蔭女子大学大学院人間科学研究科臨床心理学専攻附属カウンセリングセンター主催の第12回心の相談コロキアム樟蔭心理臨床カンファレンス『発達障害への理解と支援』にて、コース③発達検査を通して見た発達障害の講師を務めた。学外の専門家による新版発達検査2001の事例検討を行い、助言・指導した。
  • 件名
    広島大学大学院 教育学研究科附属心理臨床教育研究センター集中セミナー講師
    年月日(From)
    2008/08
    年月日(To)
    2012/03
    概要
    広島大学大学院教育学研究科附属心理臨床教育研究センター客員教授として、年2回3日間ずつ行われる集中セミナーの講師を務め、プレイセラピー等の文献講読を行うとともに事例検討会で助言・指導した。
  • 件名
    大阪市こども相談センターメンタルフレンド事前研修会 講師
    年月日(From)
    2009/05
    年月日(To)
    2019/05
    概要
    毎年5月頃に行われる大阪市こども相談センター(児童相談所)が不登校の子どもの支援のために家庭に派遣しているボランティア「メンタルフレンド」を対象とした事前研修会において,不登校の子どもの支援において必要な知識や心構えについて講義した。
  • 件名
    大阪府立富田林支援学校夏季研修会講師
    年月日(From)
    2013/08
    年月日(To)
    2014/08
    概要
    大阪府立富田林支援学校夏季研修会にて講師を務め、新版K式発達検査と子どもの発達理解に関する講義と事例検討を行った。
  • 件名
    臨床心理士実習指導
    年月日(From)
    2010
    概要
    大阪市児童通所ルーム・パル、大阪市中央通所ルームAにて、京都大学大学院、梅花女子大学大学院、神戸女学院大学大学院の臨床心理士養成のための実習を受け入れ、指導してきた。
  • 件名
    公認心理師心理実践実習実習指導者
    年月日(From)
    2020/04
    概要
    大阪市中央通所ルームAにて、神戸女学院大学大学院の公認心理師「心理実践実習」の実習指導者を務めてきた。
  • 件名
    奈良県スクールカウンセリングカウンセラー
    年月日(From)
    2012/04/01
    概要
    奈良県立教育研究所のケース検討会で助言・指導したり、学校で教員研修会の講師を務めたりしてきた。
  • 件名
    スーパーヴァイザー
    年月日(From)
    2005/08
    概要
    臨床心理士を目指す大学院生、スクールカウンセラー、児童福祉施設臨床心理士、精神科クリニック臨床心理士(公認心理師)等30名以上に対するスーパーヴィジョンを行ってきた。
  • 件名
    第4回心理臨床リカレント講座事例検討会コメンテーター
    年月日(From)
    2013/11/23
    年月日(To)
    2013/11/23
    概要
    大阪樟蔭女子大学大学院臨床心理学専攻修了生の卒業後研修を目的とし、日々の心理臨床実践を振り返り、心理臨床家としてのあり方を見つめ直すことを目指したリカレント講座において、事例検討会のコメンテーターを務めた。
  • 件名
    第9回心理臨床リカレント講座事例検討会コメンテーター
    年月日(From)
    2018/11/23
    年月日(To)
    2018/11/23
    概要
    大阪樟蔭女子大学大学院臨床心理学専攻修了生の卒業後研修を目的とし、日々の心理臨床実践を振り返り、心理臨床家としてのあり方を見つめ直すことを目指したリカレント講座において、事例検討会のコメンテーターを務めた。
  • 件名
    甲南大学心理臨床学会第19回大会分科会指定討論者
    年月日(From)
    2016/07/03
    年月日(To)
    2016/07/03
    概要
    甲南大学大学院を修了した心理臨床家を対象とする研修会である甲南大学心理臨床学会の第19回大会の分科会(事例検討会)において指定討論者を務め,事例の理解と対応についてコメントした。

その他(教育上の能力)

 18
  • 件名
    (実習指導実績)樟蔭女子短期大学人間関係科「人間科学基礎実習」担当
    年月日(From)
    2000/04
    年月日(To)
    2001/03
    概要
    「人間科学基礎実習」は1・2年生対象の選択科目で,2単位(2時間×30回)の通年科目である。1グループ約10名で,4回を1区切りとしてのべ約80名の学生を指導した。実習内容は,新入学生の学科への所属意識を高めると共に,臨床心理学の実践と研究において基礎となる,それぞれの人の個性的な自己表現と相互の関係性を尊重する態度を身につけるために,メンバー間の相互交流を活性化するグループワークを行ったり,お互いの興味・関心について発表し合ったりした。
  • 件名
    (学内外における大学教育改善に関する活動)大阪樟蔭女子大学教育改革促進支援費助成事業「EvernoteとDropboxを使ったシームレスなティームティーチングの実現」
    年月日(From)
    2018/04
    年月日(To)
    2019/03
    概要
    ティームティーチングを行う教員がEvernoteとDropbox の有料プランを使い,これらを大阪樟蔭女子大学で使われているLMS(manaba)と組み合わせて,最大限活用することで,授業運営に関わる作業の効率化と教員間の密な連携・協働を実現する方法の開発を行った。
  • 件名
    (学内外における大学教育改善に関する活動)大阪樟蔭女子大学 自己点検・評価委員会 委員
    年月日(From)
    2001/04
    年月日(To)
    2005/03
    概要
    大学の教育,機能,経営を改善し,より魅力ある樟蔭女子大学を創っていくことを目指して,いかに大学の自己点検・評価を行っていくかについて検討している。手始めとして,「大阪樟蔭女子大学教育・研究者総覧」を編集し,大阪樟蔭女子大学の専任教員のそれぞれの研究テーマや業績,教育・研究方針について公表し,教員相互,あるいは教員と学生の相互理解の促進を図った。その後,大学の自己点検・評価のあり方について研究・検討し,自己点検・評価項目を作成した。また,平成14年7月と平成15年1月に自己点検・評価シンポジウムを開催し,自己点検・評価作業と大学改革に向けて,現状における課題と今後目指すべき方向性について大学教職員の意見を集めた。その後,学内の各部署からの自己点検・評価報告を取りまとめ,「大阪樟蔭女子大学自己点検評価報告書1998~2002学内用」の編集作業に取り組み,平成16年11月に発行した。また平成17年に改めて「大阪樟蔭女子大学教育・研究者総覧」を編集した。
  • 件名
    (実習指導実績)大阪樟蔭女子大学人間科学部心理学科)「心理学実験基礎実習B」担当
    年月日(From)
    2001/04
    年月日(To)
    2004/03
    概要
    「心理学実験基礎実習B」は1年生対象の必修科目で,1単位(4時間×7回)の半期科目である。各グループ約15名の10グループの学生に対して,1回完結で,「要求水準」をテーマとした実習を行った。内容としては,講師が実験者となり学生に被検者として実験を実際に体験させ,その上で得られたデータに関して処理法や整理法を指導しながら分析・考察させ,心理学研究のプロセスを体験的に学ばせた。また,心理学の学術雑誌に準じた形式で,レポートを作成させ,添削指導を行って,心理学のレポート・論文の書き方を学ばせた。
  • 件名
    (実習指導実績)大阪樟蔭女子大学心理学部(平成21年3月まで人間科学部心理学科)「心理学実験基礎実習B」「心理検査基礎実習(平成17年3月まで「人格検査法基礎実習」)」「臨床心理査定実習(平成16年3月まで「人格検査法実習」)」「心理療法実習」担当
    年月日(From)
    2001/04
    年月日(To)
    2013/03
    概要
     「心理検査基礎実習」は2年生対象の必修科目で,1単位(2時間×15回)の半期科目である。約40名の学生に対して,投映法と知能検査・発達検査をテーマとした実習を行った。内容としては,実際に人格検査を実習生に被検者として体験してもらい,その上で個々の検査のメカニズム,成立のプロセスや背後にある人格理論,結果の分析法を講義して,実習生に自分の検査結果を分析してもらった。そうして,実体験をふまえて個々の検査の長所と問題点について考察してもらった。
     「人格検査法実習」は3年生対象の選択科目で,1単位(2時間×15回)の半期科目である。約30~80名の学生に対して,投映法をテーマとした実習を行った。内容としては,筆者は主にロールシャッハ・テストの実習を担当し,実習生にロールシャッハ・テストを被検者として体験してもらった上でロールシャッハテストの特性と解釈理論を説明し,反応の記号化を学習してもらう。その後,実習生同士で検査者・被検者を交互に体験してもらい,自分が検査者として実施したロールシャッハ・テストのプロトコルを継起分析してもらった。受講生の人数が少ない場合には,描画法(バウムテスト・風景構成法),TATの実習にも関わった。
  • 件名
    (実習指導実績)大阪樟蔭女子大学短期大学部人間関係科「心理学研究法実習」「カウンセリング実習」担当
    年月日(From)
    2001/04
    年月日(To)
    2003/03
    概要
     「心理学研究法実習」は1・2年生対象の選択科目で,1単位(2時間×15回)の半期科目である。約10名の学生に対して,実験法,質問紙調査法,人格検査法,投映法をテーマとした実習を行った。内容は,実習生に被験者(被検者)として実際の実験や検査を体験してもらった上で,それぞれの心理学研究法の基本的な原理と長所・短所,統計の知識を説明して,自分達のデータを分析させた。調査法の実習では,実際に実習生に項目を考えさせて,質問紙を作成させた。
     「カウンセリング実習」は2年生対象の選択科目で,1単位(2時間×15回)の半期科目である。約60名の学生に対して,カウンセリング,プレイセラピー,イメージ療法,絵画療法,箱庭療法をテーマとして,カウンセリング・心理療法を行うときに絶対的に必要とされ,またその質を決定づけるカウンセラーとクライエントの間の信頼関係(ラポール)の重要性を体験的に学び取ってもらうことを主眼とした実習を行った。内容は,ペアや少人数のグループを作り,様々な形態のカウンセリング・心理療法を体験してもらい,また同じ課題でペアを変えてみることで,自分の態度や表現,安心感などがどう変わるかを振り返りってもらった。
  • 件名
    (学内外における大学教育改善に関する活動)大阪樟蔭女子大学FD・SD活動推進委員会委員長
    年月日(From)
    2020/04
    概要
    大阪樟蔭女子大学において,FD・SD活動を推進するために委員会を統括し,FD・SD研修を企画,実施,紹介した。
  • 件名
    (学内外における大学教育改善に関する活動)大阪樟蔭女子大学FD・SD活動推進委員会委員
    年月日(From)
    2018/04
    年月日(To)
    2020/03
    概要
    大阪樟蔭女子大学において,FD・SD活動を推進するためにFD・SD研修を企画,実施,紹介した。
  • 件名
    (学内外における大学教育改善に関する活動)大阪樟蔭女子大学大学院臨床心理学専攻設置準備分科会メンバー
    年月日(From)
    2002/06
    年月日(To)
    2003/12
    概要
    臨床心理士を養成するための大学院設置と臨床心理士資格認定指定大学院認可を目指して,臨床心理学専攻の設置の目的や養成したい人材,履修モデル,カリキュラム,担当者等の検討を行い,文部科学省に提出する設置認可申請書の原案を作成した。
  • 件名
    (学内外における大学教育改善に関する活動)大阪樟蔭女子大学心理学科学科の履修モデルの再確認および見直しをするためのワーキング・グループメンバー
    年月日(From)
    2002/12
    概要
    学部・学科開設から1年8ヶ月を経過して,開設時に立てた履修モデルやカリキュラムが,学科が育てたいと考える人材や教育目標と適合しているかどうか,また実際の教育現場の実情にふさわしいかどうかの点検・評価を行い,今後カリキュラムを改善する上での基礎作業を行っ
    た。主に臨床心理学関係の履修モデル・カリキュラムを担当し,自ら意見を出すと共に,他のメンバーとともに,学科の教員の意見をとりまとめ,改善した履修モデルを作成した。
  • 件名
    (学内外における大学教育改善に関する活動)大阪樟蔭女子大学学内評価委員会委員
    年月日(From)
    2003/03
    概要
    学内の各部署からの自己点検・評価報告を取りまとめ,自己点検・評価委員会で編集した自己点検・評価報告書原稿にもとづき,1998~2002年までの大阪樟蔭女子大学および短期大学の現状と課題,課題に対する今後の対策について討議した。
  • 件名
    (実習指導実績)京都第二赤十字看護専門学校「ふれあい合宿」
    年月日(From)
    2004/03
    概要
    「ふれあい合宿」は2年生対象の必修科目で,教育学習の一環として行われる教育キャンプ(2泊3日20時間)である。約35名の学生に対して,体験を通じて,看護師として対人援助に携わる上で必要な人間理解と共感性を深めてもらうために,ブラインドウォーク,フィンガーペインティング,粘土,仮面のワーク等の集団療法で用いられる技法を用いたグループワークを行った。
  • 件名
    (学位論文指導実績)大阪樟蔭女子大学大学院人間科学研究科「研究演習」担当
    年月日(From)
    2004/04
    概要
    母子の関係性・情動調律・情緒応答性,スーパーヴィジョン,関係性と描画表現の関係,発達障害児に対する態度,思春期・青年期における自傷行為といったテーマで,関連した文献を読み,テーマ設定・研究計画・データの分析・論文の執筆を指導してきた。
  • 件名
    (実習指導実績)大阪樟蔭女子大学大学院人間科学研究科臨床心理学専攻准教授(平成19年3月まで専任講師)「臨床心理基礎実習」「臨床心理査定演習」担当
    年月日(From)
    2004/04
    概要
     「臨床心理基礎実習」は修士1年生対象の必修科目で,2単位(3時間×30回)の通年科目である。臨床心理士(心理臨床家)として必要な基礎的な態度とスキルを習得させるために,学内外の心理臨床現場の見学,カウンセリング・プレイセラピー・箱庭療法のロールプレイ,ケースカンファレンスへの参加,事例研究,臨床心理面接への陪席,教員によるスーパーヴィジョンを受けながらのカウンセリング・プレイセラピーの実践等の実習を行った。
     「臨床心理査定演習」は修士1・2年生対象の必
    修科目で,4単位(2時間×60回)の2年連続通年科目である。3~16名の大学院生に対して,臨床心理査定(アセスメント)に関する基礎的な文献の購読によって「臨床心理査定(アセスメント)」や「見立て」の概念を理解させるところからはじまり,文献に掲載された資料を用いた心理検査のデータや表現の読み取り方のトレーニング,事例研究論文を用いたクライエントのアセスメントのトレーニング,インテーク・カンファレンスに出席しての臨床心理査定の学習,インテーク面接に陪席してクライエントの臨床心理査定の試行,自らがインテーク面接を行って自分が担当したクライエントの臨床心理査
    定,一般大学生に対するバウムテスト,風景構成法,ロールシャッハ・テストの実施・解釈・検査所見の作成,等の実習を行ってきた。
  • 件名
    (実習指導実績)大阪樟蔭女子大学心理学部「心理療法実習」担当
    年月日(From)
    2008/04
    概要
    「心理療法実習」は3・4年生対象の選択科目で,1単位(2時間×15回)の半期科目である。約30名の学生に対して,箱庭療法をテーマとして,心理療法を行うときに絶対的に必要とされ,またその質を決定づけるセラピストとクライエントの間の関係性の重要性と,クライエントの非言語的な表現の受け取り方を体験的に学び取ってもらうことを主眼とした実習を行った。
  • 件名
    (実習指導実績)広島大学大学院教育学研究科 附属心理臨床教育研究センター「集中セミナー」担当
    年月日(From)
    2008/07
    概要
    「集中セミナー」は心理臨床教育研究センターの相談員(修士課程1年生~博士課程3年生)対象で,単位なしの,3日間×2回の集中実習である。約40名の相談員(大学院生)に対して,遊戯療法を中心とする臨床心理面接(心理療法)に関する基礎的な文献の講読と受講生の経験事例のケースカンファレンスのコメンテーター
    を担当し,相談員の遊戯療法を中心とする臨床心理面接(心理療法)の技量を高めるための実習を行った。
  • 件名
    (実習指導実績)宝塚造形芸術大学造形学部芸 術学科「カウンセリング技法演習(アートセラピー演習)Ⅱ」担当
    年月日(From)
    2009/10
    年月日(To)
    2010/03
    概要
    「カウンセリング技法演習(アートセラピー演習)Ⅱ」は2年生対象の選択科目で,2単位(4時間×15回)の半期科目である。3名の学生に対して,カウンセリング(特にアートセラピー)の技法の基礎を習得させることを目的として,カウンセリング(アートセラピー)を行うときに絶対的に必要とされ,またその質を決定づけるカウンセラーとクライエントの間の関係性の重要性と,クライエントの非言語的な表現の受け取り方を体験的に学び取ってもらうことを主眼とした実習を行った。
  • 件名
    (学内外における大学教育改善に関する活動)大阪樟蔭女子大学学士課程基幹教育開発部会員
    年月日(From)
    2010/04
    年月日(To)
    2011/03
    概要
    大阪樟蔭女子大学において,従来の教養教育を一新し,新たに学士課程基幹教育について検討し,「アカデミックスキルズ」の開設や,学士課程基幹教育の骨子を構想した。

資格・免許

 2
  • 件名
    公認心理師
    年月日
    2018/02
    概要
    保健医療、福祉、教育その他の分野において、心理学に関する専門的知識及び技術をもって、心理に関する支援等を行う国家資格である。
  • 件名
    臨床心理士
    年月日
    1998/04/01
    概要
    文部省が認可した財団法人日本臨床心理士資格認定協会が行う資格試験に合格し,同協会が認定する「臨床心理士」の資格を取得した。この資格は,医療,教育,産業,司法,福祉にわたる心理臨床活動の専門家としての資質を問う資格であり,現在の日本においても最も権威と知名度のある心理臨床家の資格である。

実務経験を有する者についての特記事項(職務上の実績)

 1
  • 件名
    (臨床実績)奈良県スクールカウンセリングカウンセラー
    年月日(From)
    2012/04
    概要
    奈良県内の学校で生じた問題行動に関して、当該学校を訪問し、校内ケース会議に参加しての助言、当該児童生徒の行動観察によるアセスメント等のコンサルテーションを行った。

共同研究・受託研究

 5
  • 研究科題名
    不思議現象に対する態度
    共同/受託
    共同研究(Collaborate)
    共同連携先・受託先
    小城英子;川上正浩
    期間(開始)
    2004
  • 研究科題名
    大学生活充実度・大学への帰属感
    共同/受託
    共同研究(Collaborate)
    共同連携先・受託先
    奥田亮;川上正浩;佐久田祐子
    期間(開始)
    2002
  • 研究科題名
    香芝市と東大阪市における不登校・別室登校をする児童・生徒に対する心理的支援 ― 個人心理療法を導入した継続的支援 ―
    共同/受託
    共同研究(Collaborate)
    共同連携先・受託先
    高橋裕子;根本眞弓;奥田亮
    期間(開始)
    2017/04
    期間(終了)
    2018/03
    代表者
    坂田浩之
  • 研究科題名
    異形・異類
    共同/受託
    共同研究(Collaborate)
    共同連携先・受託先
    黒川麻実;川上正浩
    期間(開始)
    2020
  • 研究科題名
    自分に対する“慈しみ”を育む 美容教育プログラムの開発
    共同/受託
    共同研究(Collaborate)
    共同連携先・受託先
    武藤祐子
    期間(開始)
    2016/04
    期間(終了)
    2017/03
    代表者
    武藤祐子