編者, 木元幸一, 鈴木和春, 分担執筆, 阿佐美章治, 阿部尚樹, 池田尚子, 海野知紀, 小野瀬淳一, 梶原苗美, 木村雅浩, 小玉智章, 竹原良記, 中島久男, 林あつみ, 堀田久子, 前田宣昭, 山本孝史 (担当:共著)
株式会社 建帛社 2009年4月
基礎栄養学は栄養士や管理栄養士としての専門性を高めるために必要とされる科目である。その中で特に求められている「栄養とは何か」と「栄養学の意義の理解」を深めることができるように構成された実験書である。
全135ページ
担当部分:「第5章 5大栄養素の関する実験,1.糖の定性,2.糖質の定性反応の原理,でん粉のヨウ素反応」(単著)
糖質は、「2個以上のヒドロキシ基(水酸基)を持つポリヒドロキシアルカンで、カルボニル基もしくはアルデヒド基を持つもの、およびその誘導体」として定義される。さらに、糖質は単糖類、少糖類、多糖類に分類され、個々の糖質は構造上、化学的性質、生体内での代謝に違いがある。これら、糖質についての理解を深めるための学生実験の方法と指導について執筆した。