研究者業績

兼重 昇

カネシゲ ノボル  (KANESHIGE NOBORU)

基本情報

所属
大阪樟蔭女子大学 児童教育学部児童教育学科 教授
学位
修士(教育学)(1996年3月 山口大学)

通称等の別名
兼重 昇
研究者番号
10304148
J-GLOBAL ID
200901058801155029
researchmap会員ID
5000059906

論文

 32
  • 兼重 昇, 阿部, 聡生
    樟蔭教職研究 8 53-59 2024年3月30日  筆頭著者最終著者責任著者
  • 兼重昇, クリスティンクック, 阿部聡生
    大阪樟蔭女子大学研究紀要 14 巻 88-94 2024年1月  筆頭著者
  • 兼重 昇, 築道 和明, 辰巳 明子, 濱﨑太賀
    大阪樟蔭女子大学研究紀要 第12卷 171-178 2022年1月  筆頭著者
  • 兼重 昇, 藤井 浩美, 瀧本 耕平, 梅本 龍多, 小笠原 剛士
    樟蔭学園英語教育センターフォーラム = Shoin ELTC forum (9) 1-15 2020年3月  
    本稿は、小学校外国語科導入に当たって、先行的に取り組んでいる小学校で、実際の小学生はどのような書くことの力を持っているかを学習指導要領が目指すものと比較しながら実態を調査したものである。結果として、アルファベットの大文字は小文字と比較すると容易であること、鏡文字が出やすい文字の特徴や文レベルでの書写しや、並べ替えて意味のある文にする語順への意識など、様々な特徴が見られた。また、評価者として、児童の「書くこと」についての「基準」設定の難しさを課題として提案した。調査紙の作成、データの分析を行った。
  • 大牛 英則, 兼重 昇
    比治山大学現代文化学部紀要 (20) 63-73 2013年  
    本研究は,中学校入学段階で,小学校での外国活動がどのように効果があるかを,年次比較で調査を行ったものである。結果として,リスニング能力は概ね好成績であり,その傾向として,一部分から全体を理解しようとすることがうかがえた。また,年度比較をするとその結果は,ほぼ似ているものの,2012年度入学の一年生の方が,語彙や表現が少なく,同時に,一つずつの語を正確に聞こうとする傾向が見られた。この結果をもとに,指導における正確さとの関わりについて,バランスの取れた指導の必要性を提案した。

MISC

 20
  • 川野 泰崇, 築道 和明, 兼重 昇, 池岡 慎, 瀬戸口 茂久, 千菊 基司, 多賀 徹哉, 福澤 健, 松尾 砂織
    学部・附属学校共同研究紀要 (46) 177-186 2019年3月31日  
    We examined the types of difficulties that Japanese high school students have in English presentation and discussion activities. We conducted factor analysis (principal factor method with promax rotation) on the survey data, which was divided into four stages: (1) the presentation preparation stage; (2) the presentation stage; (3) the listening stage; and (4) the discussion stage. The results showed that students had difficulty with the following skills during each of the four stages: (1) "effective ways of providing information," "revision," and "collaborative work" during the presentation preparation stage; (2) "basic presentation skills," "handling questions," and "audience management" during the presentation stage ; (3) "active interaction" and "active understanding" during the listening stage; and (4) "overcoming communication anxiety," "adaptation to classroom activities," "problem solving approach," and "self-relativization" during the discussion stage.
  • 草原 和博, 木下 博義, 松宮 奈賀子, 川合 紀宗, 三好 美織, 影山 和也, 川口 広美, 金 鍾成, 山元 隆春, 間瀬 茂夫, 兼重 昇, 永田 良太, 岩田 昌太郎, 井戸川 豊, 丸山 恭司, 吉田 成章, 森田 愛子, 桑山 尚司
    広島大学大学院教育学研究科共同研究プロジェクト報告書 (17) 67-76 2019年3月22日  
  • 山崎 敬人, 桑田 一也, 浜岡 恵子, 伊達 正貴, 天野 秀樹, 青谷 章弘, 龍岡 寛幸, 松前 良昌, 永山 良子, 柿手 祝彦, 堤 健人, 浦上 千歳, 鈴木 悦子, 井長 洋, 西 勉, 向井 紋子, 野口 慶子, 井上 美由紀, 伊藤 友美子, 池田 匡史, 山元 隆春, 下村 哲, 寺垣内 政一, 越智 拓也, 磯﨑 哲夫, 三村 真弓, 濵本 恵康, 三根 和浪, 濱本 想子, 岩田 昌太郎, 伴 修平, 谷田 親彦, 伊藤 圭子, 兼重 昇, 川合 紀宗, 船橋 篤彦, 若松 昭彦, 中條 和光
    中学教育 : 研究紀要 (49) 2018年3月31日  
  • 井長 洋, 鈴木 悦子, 兼重 昇
    中学教育 : 研究紀要 49(49) 73-80 2018年3月31日  
  • 鈴木 悦子, 井長 洋, 兼重 昇
    中学教育 : 研究紀要 49(49) 65-71 2018年3月31日  
  • 草原 和博, 木下 博義, 松宮 奈賀子, 川合 紀宗, 三好 美織, 影山 和也, 川口 広美, 棚橋 健治, 山元 隆春, 間瀬 茂夫, 兼重 昇, 永田 良太, 岩田 昌太郎, 井戸川 豊, 吉田 成章, 森田 愛子, 桑山 尚司
    広島大学大学院教育学研究科共同研究プロジェクト報告書 (16) 69-76 2018年3月23日  
  • 草原 和博, 木下 博義, 松宮 奈賀子, 川合 紀宗, 三好 美織, 影山 和也, 棚橋 健治, 山元 隆春, 間瀬 茂夫, 兼重 昇, 永田 良太, 岩田 昌太郎, 井戸川 豊, 吉田 成章, 森田 愛子
    広島大学大学院教育学研究科共同研究プロジェクト報告書 15(15) 37-46 2017年3月24日  
  • 渡辺 健次, 佐藤 大志, 間瀬 茂夫, 網本 貴一, 氏間 和仁, 兼重 昇, 米沢 崇
    広島大学大学院教育学研究科共同研究プロジェクト報告書 15(15) 27-36 2017年3月24日  
  • 草原 和博, 松宮 奈賀子, 木下 博義, 三好 美織, 影山 和也, 棚橋 健治, 間瀬 茂夫, 兼重 昇, 岩田 昌太郎, 吉田 成章, 森田 愛子, 鈴木 明子, 草原 和博, 岡田 了祐, 松浦 拓也, 今川 真治, 村上 かおり, 松原 主典, 髙田 宏, 権田 あずさ, 山崎 敬人, 朝倉 淳, 伊藤 圭子, 木原 成一郎, 権藤 敦子, 難波 博孝, 中村 和世, 永田 忠道, 松浦 武人, 井上 弥, 山内 規嗣, 柳瀬 陽介, 丸山 恭司, 渡辺 健次, 由井 義通, 深澤 清治, 山田 浩之, 富川 光, 三根 和浪, 島津 礼子
    広島大学大学院教育学研究科共同研究プロジェクト報告書 14(14) 11-17 2016年3月25日  
  • 池岡 慎, 築道 和明, 兼重 昇, 川野 泰崇, 千菊 基司, 多賀 徹哉, 田中 秀太郎, 久松 功周, 福澤 健, 松尾 砂織, 米澤 幸子, 江 婉, 張 子鳳, Bisteth Heidi
    学部・附属学校共同研究紀要 The annals of educational research (45) 269-279 2016年  
    本研究は,中学生のスピーキング活動におけるファシリテーターの働きに注目し,その発話の特徴とそれが学習者の発話にどのように影響するかについて,日本人英語教員,外国人英語話者および学習者がファシリテーター役を担う小集団を設定し,調査結果を量的・質的に分析することにより,今後のスピーキング指導の在り方の方向性を提案することを目的とした。結果として,日本人英語教員,外国人英語話者ともに学習者への発話量の多さはあるものの,ディスカッションで求められる学習者の思考の深まりを促す働きは確認できなかった。しかし,会話分析から,ファシリテーターの発話の量と質のバランスを工夫することにより,学習者から発話を引き出し,思考の深まりを促すきっかけを与えることができる可能性があることは確認できた。今後は,今回の調査において,発話回数が少なかった「学習者に自信を与える発話」や「思考を深める発話」に焦点を当てた調査・分析を課題としたい。
  • 守長 和人, 地村 彰之, 兼重 昇
    学習システム研究 2(2) 59-70 2015年3月31日  
    本稿は文学研究の手法・過程に教育的意義を見出すためメタ分析を行うものである。分析対象は Jimura (2014) の研究論文 "Some Notes on Idiomatic Expressions in the History of English: With Special Reference to 'meat and drink'" と論文執筆者本人とのインタビューである。本稿では,研究論文を章ごとに区分したうえで,論文の構成(章順)と構造(各章の命題間のつながり)を分析した。分析の結果として,論文内では 'meat and drink' という表現が字義的意味から隠喩的意味へと変化する過程が記述されており,具体的には,様々な文学作品における言語使用を通時的に提示・分類されていることが明らかとなった。Jimura (2014) の研究論文は,語意の変遷を例とともに実証するという目的で書かれたものであり,元来教育的意義を示唆するためのものではないという前提はある。しかしながら,本稿は,その研究の手法・過程に潜む研究ロジックと教育的意義との関係性を見出すことを志向している。そのため,構成と構造の分析の後,論文執筆者本人とのインタビューをもち,研究ロジック及びその意図を探った。その後,研究ロジックや最終的なプロダクトである研究論文に行き着くまでの思考・作成過程を,研究者の一学習として読み替え,その学習が一般的な英語学習者に還元できるかを考察した。結果として,本分析における研究者の学習は,一般的な英語学習のうちとりわけ語彙(語意)学習に関連し得ることが明らかになった。この語彙学習は,学校教育における英語語彙学習の動機付けと多義語学習への意識付けに寄与できると考えられる。
  • 棚橋 健治, 草原 和博, 三好 美織, 影山 和也, 間瀬 茂夫, 松宮 奈賀子, 木下 博義, 兼重 昇, 岩田 昌太郎, 吉田 成章, 森田 愛子
    広島大学大学院教育学研究科共同研究プロジェクト報告書 13(13) 9-22 2015年3月27日  
  • 池野 範男, 青木 多寿子, 磯﨑 哲夫, 影山 和也, 草原 和博, 山元 隆春, 兼重 昇, 費 暁東
    広島大学大学院教育学研究科共同研究プロジェクト報告書 13(13) 1-8 2015年3月27日  
  • 千菊 基司, 松浦 伸和, 兼重 昇, 池岡 慎, 川野 泰崇, 多賀 徹哉, 田中 秀太郎, 久松 功周, 福澤 健, 幸 建志
    学部・附属学校共同研究紀要 = The Annals of educational research (44) 269-275 2015年  
    この研究は,口頭発表活動に必要な技術を身につける実践を通じて,発話力の伸びを検証することを目的とした実証的研究である。高校1年生の実験クラスを対象に,物語の紹介を目的とする,パターン化された構成で行うプレゼンテーション形式の活動を一定期間行い,ポストテストにおける発話を統制クラスと比較した結果,流暢さの面で向上が見られた。実験クラスの経験した発表活動では,パターン化された情報構造で発話内容を考えるため,活動時の発話過程において,概念化の段階で受ける認知的負荷が軽減され,言語化に向ける認知資源を増やすことができ,流暢さが高まったと考えられる。
  • 大牛 英則, 伊藤 晃浩, 兼重 昇
    鳴門教育大学学校教育研究紀要 (26) 115-124 2011年  
  • 兼重 昇, 嶋本 千人, 二木 惠子
    初等教育資料 (852) 54-59 2009年10月  
  • Gerard MARCHESSEAU, Noboru KANESHIGE
    Proceedings for International Conference on Education 2005 (University of Singapore, Singapore) 657-662 2005年12月  査読有り
    本稿では、よりよいティーム・ティーチングのあり方をさぐる上で、Native English Speaking Teacher(NEST)の利用に関する、アジア各国の事例概観と、日本のJETプログラムについて論じた。アジア各国では、NESTの資格に応じてその役割や報酬が異なるために、期待される活動も予想されるが、日本におけるJETプログラムでは、英語教育に関する経験や意識が少ない参加者も少なくない。そのため日本人教師との意識のギャップなどが問題となっている。ティーム・ティーチングを行ううえでの注意点として、お互いの資質・能力について理解を深めることと、特に日本では日本人教師のイニシアティブが必要であることを提案した。
  • 兼重 昇, 藤井 浩美
    鳴門教育大学情報教育ジャーナル 1(1) 27-35 2004年2月27日  
    国立情報学研究所『研究紀要公開支援事業』により電子化。

書籍等出版物

 18

所属学協会

 5

共同研究・競争的資金等の研究課題

 3

社会貢献活動

 42

教育方法の実践例

 6
  • 件名
    Basic English 001
    年月日(From)
    2020/04
    年月日(To)
    2020/07
    概要
    manabaによるオンライン授業において、リメディアル的授業を目的としながら、受講生の生活に近い例文や英作文をする工夫をした。
  • 件名
    英語コミュニケーションC
    年月日(From)
    2020/04
    年月日(To)
    2020/07
    概要
    特に、スピーキングに焦点を当てた授業で、Standard Speaking Testに基づいて、言語機能ごとの学習を進めた。また授業内で、ミャンマーの高校生とのビデオ交換などできるだけ実践的な活動を取り入れた。
  • 件名
    児童英語教育論
    年月日(From)
    2020/04
    年月日(To)
    2020/07
    概要
    小学校での英語授業の基礎知識及び技能を身につける目的とした授業であるが、実際に広島県東広島市立東西条小学校や東大阪市立縄手南義務教育学校の児童との交流のためのビデオクリップなどを作成し、交流活動を行った。
  • 件名
    子ども英語A
    年月日(From)
    2020/04
    年月日(To)
    2020/07
    概要
    本学附属幼稚園での活動に向けた基礎知識や技能を身につけるために、クラスルームイングリッシュや絵本の読み聞かせなどの基本的な活動を実演したビデオを送るタスクを取り入れた。
  • 件名
    子ども英語B
    年月日(From)
    2020/09
    年月日(To)
    2021/01
    概要
    子ども英語Aで培った指導技術を実際の幼稚園で実践し、振り返り改善をするというより実践的な授業構成をとった。新型コロナ対策で十分な実践力をつけることはできなかったが、幼稚園における英語に対する具体的なイメージをつけることは実現できた。
  • 件名
    小学校英語指導法
    年月日(From)
    2020/09
    年月日(To)
    2021/01
    概要
    小学校英語教育について、教材研究・指導案作成を行なった上で、東広島市2校の小学校・山口市の1校の小学校の3つを結んだネット授業を行った。そこで、作成したビデオ教材の活用やティーム・ティーチャーとして授業実践力を高めることができた。