研究者業績

井尻 吉信

イジリ ヨシノブ  (Yoshinobu Ijiri)

基本情報

所属
大阪樟蔭女子大学 健康栄養学部健康栄養学科 教授
学位
修士(栄養学)(2001年3月 神戸学院大学大学院)
博士(栄養学)(2007年3月 神戸学院大学)

研究者番号
20341026
J-GLOBAL ID
200901029877318679
researchmap会員ID
1000366216

主要な論文

 59

MISC

 7

書籍等出版物

 12

講演・口頭発表等

 129
  • 高橋美貴子, 井尻吉信
    第8回日本サルコペニア・フレイル学会大会 2021年11月6日
  • 井尻吉信
    主任介護専門員資質向上オンライン研修 2021年10月26日  招待有り
  • 井尻吉信
    第21回動脈硬化教育フォーラム(高血圧・循環器病予防療養指導士セミナー2) 2021年2月14日
  • 井尻吉信, 奥田宗義, 廣岡咲
    日本老年歯科医学会 第31回学術大会 2020年11月7日
  • 廣岡 咲, 井尻吉信
    第41回日本臨床栄養学会 2019年10月26日
  • 西尾春花, 楠野江理圭, 松原真知, 久保光彦, 井尻吉信
    第66回日本栄養改善学会学術総会 2019年9月
    【目的】調剤薬局の待合において筋力測定会を実施することにより、「調剤薬局管理栄養士による栄養相談の必要性」が向上するか否かについて検討した。 【方法】H薬局の利用者のうち、研究の趣旨に同意が得られた60歳以上の199名(男性84名、女性115名、年齢74.9±6.6歳)を対象とした。測定項目は「握力」・「舌圧」と基本チェックリスト(KCL)を用いた「フレイル判定」であり、その前後に意識調査アンケートを行った。 【結果】KCLを用いて分類した結果、対象者199名中43名(21.6%)がフレイル、67名(33.7%)がプレフレイル、89名(44.7%)がロバスト(フレイルなし)であり、約半数がプレフレイル・フレイルに該当することが明らかとなった。また、フレイル群の舌圧は、他の群に比べて有意に低値を示した。さらに、本測定実施後アンケートの結果、筋力の衰えを感じた者の割合は39.7%であった。「管理栄養士による栄養相談」を認知している者のうち、「調剤薬局での栄養相談を受けたいと思わない」と回答した者は104名中22名(21.2%)であったが、本測定実施後に同じ質問をしたところ、22名中13名(59.1%)の者で栄養相談の必要性が向上した。また、栄養相談を認知していなかった95名中45名(47.4%)の者が本測定実施後に「栄養相談の必要性を感じる」と回答した。 【考察】今回調査したH薬局利用者のうち、筋力測定会後に調剤薬局での栄養相談の必要性が向上している者が複数いることが明らかとなった。これは、筋力測定会に参加したことにより、管理栄養士が行う栄養相談を認知し、さらに自身の筋力の衰えを感じる機会になったことで、栄養相談の必要性を感じることができたのではないかと推察される。今後はこのような取り組みをさらに発展させ、調剤薬局における管理栄養士の存在意義を示していきたいと考えている。
  • 井尻吉信
    第23回大阪府栄養士会研究発表会 2019年3月 大阪府栄養士会
    [目的] 無床診療所通院患者におけるフレイルの実態(有症率、身体的特徴、口腔機能、栄養素摂取量)を明らかにすること。 [結果] 基本チェックリストを用いて分類した結果、対象患者158名中、26名(16.5%)がフレイル、55名(34.8%)がプレフレイル、77名(48.7%)がロバスト(フレイルなし)と判定された。また、これら3群間での比較を行ったところ、フレイル群の下肢筋力はロバスト群に比べ有意に低値を示し、滑舌は低下傾向を示した(表1)。また、フレイル群のエネルギー摂取量はロバスト群に比べ有意に低値を示したが、エネルギー産生栄養素およびエネルギー調整をした各食品群別の摂取量には有意な差は認められなかった。
  • 井尻吉信, 松若良介, 保木昌徳
    第28回泉州地区NST研究会 2019年3月 泉州地区NST研究会
    【目的】糖尿病、慢性腎臓病の増加等により、積極的な栄養食事指導介入を要する生活習慣病患者は増える一方であるが、その大半の患者を担当する無床診療所では、管理栄養士による栄養食事指導が十分に実施できていない現状が考えられる。そこで我々は、無床診療所における栄養食事指導の実施状況ならびに医師の栄養食事指導に対する意識を明らかにするとともに、管理栄養士の雇用形態や業務内容、さらには、無床診療所の管理栄養士配置に対する生活習慣病患者からのニーズを明らかにすることを目的として研究を行った。 【結論】今回調査した無床診療所において、管理栄養士が栄養食事指導に携わっている割合は極めて低いことが明らかとなった。今後、無床診療所における栄養食事指導の充実には、管理栄養士の積極的な雇用と活用が望まれる。
  • 井尻吉信
    くすのき健康栄養センター開設記念講演会 2018年10月 大阪樟蔭女子大学大学院
  • 井尻吉信, 西尾春花, 松原真知
    第65回日本栄養改善学会学術総会 2018年9月 日本栄養改善学会
    【結果】アンケートに回答頂いた381名のうち、「管理栄養士の栄養相談を認知している」と回答した者は118名(31%)であった。また、この118名のうち、「調剤薬局での管理栄養士による栄養相談を受けたい」と回答した者はわずか30名(25%)であった。一方、「調剤薬局での管理栄養士による栄養相談を受けたくない」と回答した者は88名(75%)であり、その理由としては、「必要性を感じない」「相談することがない」「時間がかかる」などであった。なかでも、60歳以上の利用者では「必要性を感じない」という理由が最も多く、60歳未満の利用者では「時間がない」が最も多かった。また、「調剤薬局での管理栄養士による栄養相談を受けたい」と回答した者の割合は、複数の疾患を持つ者で高いことが明らかとなった。 【結論】今回調査したH薬局利用者のうち、調剤薬局で栄養相談を受けたい者は非常に少なかった。今後、調剤薬局に管理栄養士の栄養相談を普及させるためには、「必
  • 2018年6月
    松若医院に通院する外来患者約70名を対象に、「終活について」と題して公開講座を開催した。本講座は臨床栄養学領域の業績である。
  • 2017年11月
    松若医院に通院する外来患者約70名を対象に、「動いて動いて、フレイル・ロコモを吹っ飛ばせ!」と題して公開講座を開催した。本講座は臨床栄養学(食事によるフレイル予防)領域の業績である。
  • 井尻吉信, 松若良介, 保木昌徳
    第54回日本糖尿病学会近畿地方会 2017年11月
    管理栄養士による”食べる順番療法”を取り入れた継続的な栄養食事指導は、体重変化率ならびにHbA1c値を有意に低下させた。一方、栄養素摂取量には差は認められなかった。また、FMD値は各群において有意に増加(血管内皮機能が改善)したが、両群間の比較では有意差は認められなかった。本発表は臨床栄養学領域の業績である。担当部分:全般
  • 2017年6月
    松若医院に通院する外来患者約70名を対象に、「認知症を防ぐコツあれこれ」と題して公開講座を開催した。本講座は臨床栄養学(食事によるフレイル予防)領域の業績である。
  • 2016年11月
    松若医院に通院する外来患者約70名を対象に、「健康長寿を目指した食生活ーメタボもフレイルも防ぎましょうー」と題して公開講座を開催した。本講座は臨床栄養学(食事によるフレイル予防)領域の業績である。
  • 井尻吉信, 保木昌徳
    第38回日本臨床栄養学会学術総会 2016年10月 日本臨床栄養学会
    今回調査した無床診療所においては、管理栄養士を「常勤」で雇用した方が「治療効果」や「患者からの評判」が良いことが明らかとなった。今後、無床診療所における栄養指導の充実には、管理栄養士の積極的な雇用と活用が望まれる。本発表は臨床栄養学領域の業績である。担当部分:全般
  • 井尻吉信, 松若良介, 保木昌徳
    第63回日本栄養改善学会学術総会 2016年9月 日本栄養改善学会
    今回調査した地域における無床診療所の管理栄養士配置に対する生活習慣病患者からのニーズは、約7割と高いものであった。今後は無床診療所医師に対する普及活動や、管理栄養士の役割を理解できていない患者に対する啓発活動が必要である。本発表は臨床栄養学領域の業績である。担当部分:全般
  • 2016年6月
    松若医院に通院する外来患者約70名を対象に「初夏の体力チェック」と題して公開講座を開催した。本講座は臨床栄養学(食事による生活習慣病予防)領域の業績である。
  • ママっコラボ講座 2016年2月 小阪キッズファースト商店街サポーターズ
    一般市民5名を対象に、「食べ方の工夫で生活習慣病予防!」と題して公開講座を開催した。本講座は臨床栄養学(食事による生活習慣病予防)領域の業績である。
  • ママっコラボ講座 2016年2月 キッズファースト商店街サポーターズ
    一般市民5名を対象に「出張食事診断(パソコンを用いた簡単な診断)」を行った。本講座は臨床栄養学(食事による生活習慣病予防)領域の業績である。
  • 松若良介, 井尻吉信, 保木昌徳, 井神穂香, 小鯛真未, 田中瑠美, 丸田ゆき
    第39回大阪府医師会医学会総会 2015年11月 大阪府医師会
    今回調査した6市の無床診療所においては、管理栄養士による栄養指導介入は非常に少なかった。今後、無床診療所における栄養指導の充実には、管理栄養士の積極的な雇用と活用が望まれる。本発表は臨床栄養学領域の業績である。担当部分:全般
  • 井尻吉信, 松若良介, 保木昌徳
    第62回日本栄養改善学会学術総会 2015年9月 日本栄養改善学会
    今回調査した本学周辺6市の無床診療所においては、管理栄養士による栄養指導介入は非常に少なかった。今後、無床診療所における栄養指導の充実には、管理栄養士の積極的な雇用と活用が望まれる。本発表は臨床栄養学領域の業績である。担当部分:全般
  • 井尻吉信, 今泉 厚, 高橋 司, 山本順一郎
    第47回日本動脈硬化学会総会 2015年7月
    セラクルミン®(500mg/kg 体重)は、in vivo血栓形成を有意に減少させた。一方、マウス尾血管における出血時間には影響を及ぼさなかった。本発表は臨床栄養学(食事による循環器疾患の予防)領域の業績である。担当部分:全般
  • 教養講座 2015年6月 門真市老人クラブ
    一般市民約100名を対象に、「食事における生活習慣病の予防について」と題して公開講座を開催した。本講座は臨床栄養学(食事による生活習慣病予防)領域の業績である。
  • 2015年6月
    松若医院に通院する外来患者約40名を対象に「健康に噛む、飲み込む」と題して公開講座を開催した。本講座は臨床栄養学(食事による生活習慣病予防)領域の業績である。
  • 井尻吉信, 松若良介, 保木昌徳
    第61回日本栄養改善学会学術総会 2014年8月
    床診療所における管理栄養士の雇用拡大や栄養指導の普及を実現するためには、管理栄養士による栄養指導が糖尿病などの慢性疾患の治療効果を向上させるとする科学的根拠の蓄積と発信が必要であると考えられた。本発表は臨床栄養学領域の業績である。担当部分:全般
  • 2014年6月
    松若医院に通院する外来患者約70名を対象に、「今年もやります体力チェック」と題して公開講座を開催した。本講座は臨床栄養学(食事による生活習慣病予防)領域の業績である。
  • 井尻吉信, 左近茉耶, 笹井彩香, 少路紗織, 西條千知
    第12回日本栄養改善学会近畿支部大会 2013年12月
    病院管理栄養士が「不足していると感じているスキル」や「希望する学び直しプログラム」と、現在各大学で実施されている学び直しプログラムとを比較し、より効果的に個別栄養指導の質を向上させることができる学び直しプログラムを検討した。本発表は臨床栄養学領域の業績である。担当部分:全般
  • 2013年11月
    松若医院に通院する外来患者約70名を対象に、「健康体力チェック祭り」と題して公開講座を開催した。本講座は臨床栄養学(食事による生活習慣病予防)領域の業績である。
  • 井尻吉信, 松若良介, 松下良枝, 三木瑶子, 保木昌徳
    第60回日本栄養改善学会学術集会 2013年9月
    糖尿病食事療法のうち、栄養基準が大きく変化する糖尿病性腎症第3期Bに該当する患者は、109名中25名であった。このうち、BDHQから得られたたんぱく質摂取量が1.0g/kg標準体重/日を上まっている患者は17名であり、特にこれらの患者は管理栄養士による詳細な栄養指導を受ける必要性が高いことが考えられる。本発表は臨床栄養学領域の業績である。担当部分:全般
  • 2012年10月
    松若医院に通院する外来患者約70名を対象に、「舞校区の皆様の食習慣について~6月実施のアンケート調査から~」と題して公開講座を開催した。本講座は臨床栄養学(食事による生活習慣病予防)領域の業績である。
  • 井尻吉信, 岸田尚子, 豊田智子, 山岡美和
    第59回日本栄養改善学会学術集会 2012年9月
    個別栄養指導における問題点の把握と、管理栄養士個人のスキルを高め個別栄養指導の効果を向上させていくための手段を模索した。本発表は臨床栄養学領域の業績である。担当部分:全般
  • 2011年11月
    一般社会人約50名を対象に、「誰でも簡単!脳梗塞・心筋梗塞を予防するための食生活改善と題して公開講座を開催した。本講座は臨床栄養学(食事による生活習慣病予防)領域の業績である。
  • 2011年10月
    松若医院に通院する外来患者約70名を対象に、「ご存知ですか?あなたのごはんのカロリー」と題して公開講座を開催した。本講座は臨床栄養学(食事による生活習慣病予防)領域の業績である。
  • Yoshinobu Ijiri, Hideo Ikarugi, Yukinori Tamura, Mayumi Ura, Mai Morishita, Hiromitsu Ishii, Mari Mori, Yukio Yamori, Junichiro Yamamoto
    XXIII Congress of Internatinal Society on Thrombosis and Haemostasis 2011年7月
    臨海地域在住の住民を対象に、食習慣と血栓形成傾向の調査を行った。その結果、尿中タウリン排泄量と血栓溶解能との間に負の相関が認められた。本発表は臨床栄養学(食事による循環器疾患の予防)領域の業績である。担当部分:全般
  • 2010年10月
    松若医院に通院する外来患者約70名を対象に、「健やかなセカンドライフのための食品選び」と題して公開講座を開催した。本講座は臨床栄養学(食事による生活習慣病予防)領域の業績である。
  • Yoshinobu Ijiri, Hideo Ikarugi, Yukinori Tamura, Mayumi Ura, Mai Morishita, Mari Mori, Hiromitsu Ishii, Yukio Yamori
    Nottingham Platelet Conference 2010年7月
    臨海地域在住の住民を対象に、食習慣と血栓形成傾向の調査を行った。その結果、尿中タウリン排泄量と血栓溶解能との間に負の相関が認められた。本発表は臨床栄養学(食事による循環器疾患の予防)領域の業績である。担当部分:全般
  • 井尻吉信, 西條千知, 岡部愛聖, 竹田沙織, 中川愛, 西澤智恵, 信根佑香, 野村紗己, 山本順一郎
    第64回日本栄養・食糧学会 2010年5月
    コマツナは、どの品種においても、血小板反応性に対する作用は示さなかった。一方、自発的血栓溶解能を有意に促進させることが示された。本発表は臨床栄養学(食事による循環器疾患の予防)領域の業績である。担当部分:全般
  • Junichiro Yamamoto, Aki Naemura, Tsutomu Yamashita, Yoshinobu Ijiri, Koji Ogawa, Takao Suzuki, Yasuhiko Shimada
    Cooperative research center of Life Sciences (LSC) special symposium on pharmaceutical sciences 2009年9月
    ニンジンの血小板反応性および血栓溶解能に及ぼす作用は品種により異なり、幾つかの品種では血栓形成に対し抑制的に作用し、その活性は加熱耐性を示した(invitro)。invivoにおいても血栓形成傾向を抑制した。本発表は臨床栄養学(食事による循環器疾患の予防)領域の業績である。担当部分:共同研究につき抽出不可能
  • 2009年2月
    東播磨在住で食に関心の高い高齢者(約30名)を対象に「兵庫大学講座」を開催した。本講座は臨床栄養学(食事による生活習慣病予防)領域の業績である。
  • 2008年10月
    松若医院に通院する外来患者約70名を対象に、「血圧が気になる方へのアドバイス~我が家のみそ汁は濃いの薄いの?~」と題して公開講座を開催した。本講座は臨床栄養学(食事による生活習慣病予防)領域の業績である。
  • 2007年10月
    松若医院に通院する外来患者約70名を対象に、「メタボリックシンドロームと食事バランスガイド」と題して公開講座を開催した。本講座は臨床栄養学(食事による生活習慣病予防)領域の業績である。
  • 2007年6月
    松若医院に通院する外来患者約70名を対象に、「動脈硬化を予防するための食事について」と題して公開講座を開催した。本講座は臨床栄養学(食事による生活習慣病予防)領域の業績である。
  • 苗村亜紀, 井尻吉信, 小川公二, 鈴木隆夫, 島田康彦, 山本順一郎
    第29回日本血栓止血学会学術集会 2006年11月
    ニンジンの血小板反応性および血栓溶解能に及ぼす作用は品種により異なり、幾つかの品種では血栓形成に対し抑制的に作用し、その活性は加熱耐性を示した(invitro)。invivoにおいても血栓形成傾向を抑制した。本発表は臨床栄養学(食事による循環器疾患の予防)領域の業績である。担当部分:共同研究につき抽出不可能
  • Junichiro Yamamoto, Aki Naemura, Yoshinobu Ijiri, Koji Ogawa, Takao Suzuki, Yasuhiko Shimada
    XIV International Symposium on Athero sclerosis 2006年6月
    ニンジンの血小板反応性および血栓溶解能に及ぼす作用は品種により異なり、幾つかの品種では血栓形成に対し抑制的に作用し、その活性は加熱耐性を示した(invitro)。invivoにおいても血栓形成傾向を抑制した。本発表は臨床栄養学(食事による循環器疾患の予防)領域の業績である。担当部分:共同研究につき抽出不可能
  • Yoshinobu Ijiri, Aki Naemura, Tsutomu Yamashita, Hideo Ikarugi, Junichiro Yamamoto
    XIV International Symposium on Athero sclerosis 2006年6月
    ジアシルグリセロールの抗血栓作用には血管内皮機能の維持が関与していることが推察された。本発表は臨床栄養学(食事による循環器疾患の予防)領域の業績である。担当部分:全般
  • 藤本悦子, 井尻吉信, 原田昭子
    平成17年度情報処理教育研究集会 2005年11月
    今回構築した協調学習を主眼とするe-Learningの適用が、コ・メディカル教育など、担当教員の人数が少ない場での顕微鏡解剖学教育に有効であることが示された。本発表は情報処理学領域の業績である。担当部分:授業の補助・アンケートの実施等
  • 小林清美, 坂本千科絵, 井尻吉信, 伊藤裕美, 中西美和子
    第52回日本栄養改善学会学術総会 2005年9月
    本研究により、(1)肥満者は正しい食習慣形成の重要性を認識することができ、広く地域住民へ啓発することができた。(2)子ども自身が健康日誌記載により自らの食生活を見直し、保護者と生活習慣改善につなげる行動変容を促すことができた。本発表は公衆栄養学領域の業績である。担当部分:共同研究につき抽出不可能
  • 井尻吉信, 苗村亜紀, 山下勉, 鵤木秀夫, 山本順一郎
    第14回日本脂質栄養学会 2005年9月
    ジアシルグリセロールの抗血栓作用には血管内皮機能の維持が関与していることが推察された。本発表は臨床栄養学(食事による循環器疾患の予防)領域の業績である。担当部分:全般

担当経験のある科目(授業)

 26

共同研究・競争的資金等の研究課題

 16

社会貢献活動

 3

教育方法の実践例

 8
  • 件名
    WEB掲示板を利用した学生・教員双方向型のディスカッションシステムの構築
    年月日(From)
    2003/04
    年月日(To)
    2004/03
    概要
    ?当該教育方法を実践した科目 ・兵庫大学健康科学部栄養マネジメント学科の助手として担当の「解剖生理学実験?」(専門基礎科目、2年次配当、半期、必修1単位)において実践した。 ?実践例の具体的内容 ・学内のみ閲覧可能な電子掲示板上において、毎週決められたグループから指定範囲のまとめ資料を提出、掲示板上でその他の学生や教員と学習ディスカッション(Web forum)を行った。 ・授業中には出てこなかった疑問点等を解決するきっかけをつくることを目的とした。 ?当該教育方法を実践したことの効果 ・授業以外の時間を
  • 件名
    教育効果を向上させる臨地実習事前事後指導
    年月日(From)
    2003/04
    年月日(To)
    2006/03
    概要
    ?当該教育方法を実践した科目 ・兵庫大学健康科学部栄養マネジメント学科の助手として担当の「臨床栄養臨地実習」(専門科目、3年次配当、半期、必修4単位)、「給食管理、公衆栄養」(専門科目、3年次配当、半期、必修各2単位)において実践した。 ?実践例の具体的内容 ・事前指導においては、各職域からの講演会を複数回実施すると共に、臨地実習に必須の課題作成能力をトレーニングするため、毎週の課題提出ならびに指導を実施した。その際、本学科独自に作成した臨地実習ノートを活用した。さらに、徹底したマナー講座も行った。 ・事
  • 件名
    徹底した成績管理ならびに個々人の生活指導を含めたオーダーメイド指導の実践(管理栄養士国家試験対策)
    年月日(From)
    2004/04
    年月日(To)
    2009/03
    概要
    ?当該教育方法を実践した科目 ・兵庫大学健康科学部栄養マネジメント学科をあげて取り組んでいる「管理栄養士国家試験対策」において実践した。なお、学科開設時以来、国家試験対策委員として計画の立案および実施に携わっている。 ?実践例の具体的内容 ・チューター制(少人数担任制)を最大限に利用した個別面談を基本とし、学生達の勉学サポートのみならず心のサポートに力を入れている。また、3年次から実施される管理栄養士国家試験対策についての成績の分析を徹底して行い、3年次における学生生活(勉強・私生活)について、学生個人と
  • 件名
    実際の医療器具を活用した授業展開
    年月日(From)
    2007/04
    年月日(To)
    2009/03
    概要
    ?当該教育方法を実践した科目 ・大阪市立環境科学研究所附設栄養専門学校の非常勤講師として担当の「臨床栄養学?」(専門科目、2年次配当、半期、必修1単位)、兵庫大学健康科学部栄養マネジメント学科の講師として担当の「臨床栄養学?」(専門科目、2年次配当、半期、必修2単位)において実践した。 ?実践例の具体的内容 ・毎回の授業において、医療現場で使用されている消耗品器具等に触れてもらいながら理解を促している。 ?当該教育方法を実践したことの効果 ・教科書だけでは解りづらい器具についても容易に理解できる
  • 件名
    市販教材の活用の工夫
    年月日(From)
    2007/04
    年月日(To)
    2009/03
    概要
    ?当該教育方法を実践した科目 ・兵庫大学健康科学部栄養マネジメント学科の講師として担当の「解剖生理学実験?、栄養解剖学実験」(専門基礎科目、2年次配当、半期、必修各1単位)において実践した。 ?実践例の具体的内容 ・京都大学医学部井出千束教授監修の視聴覚教材(組織学図譜)を効率よく組み込み、口頭では把握しにくい細胞や領域等の理解を促している。 ?当該教育方法を実践したことの効果 ・これまで困難であった、細胞や領域等の理解が飛躍的に向上した。また、学生アンケートの結果からも、学生の満足度が向上した。
  • 件名
    授業評価アンケートを複数回実施することによる授業改善の取り組み
    年月日(From)
    2007/04
    年月日(To)
    2009/03
    概要
    ?当該教育方法を実践した科目 ・大阪市立環境科学研究所附設栄養専門学校の非常勤講師として担当の「臨床栄養学?」(専門科目、2年次配当、半期、必修1単位)、兵庫大学健康科学部栄養マネジメント学科の講師として担当の「臨床栄養学?」(専門科目、2年次配当、半期、必修2単位)において実践した。 ?実践例の具体的内容 ・授業の進め方を考えるため、数回に一度、授業評価アンケートを実施している。 ?当該教育方法を実践したことの効果 ・早い段階で改善点が明確になることにより、進行中の授業へのフィードバックが可能
  • 件名
    管理栄養士国家試験対策講習の実施
    年月日(From)
    2007/04
    年月日(To)
    2009/03
    概要
    ?当該教育方法を実践した科目 ・兵庫大学健康科学部栄養マネジメント学科をあげて取り組んでいる「管理栄養士国家試験対策」において実践した。 ?実践例の具体的内容 ・過去問題をベースに作成したオリジナル問題を実施させ、演習・解説・演習といった形式での講習を実施している。また、夏期集中特訓講習では、頻出分野限定で9時〜18時までの講習会を実施、自習時にはマンツーマンでの弱点補強指導を行った。 ・学年全体のモチベーションを維持するため、定期的にガイダンスを実施している。 ?当該教育方法を実践したことの効果 ・集中
  • 件名
    小テストを活用した授業設計
    年月日(From)
    2007/10
    年月日(To)
    2009/03
    概要
    ・兵庫大学健康科学部栄養マネジメント学科の講師として担当の「解剖生理学?、栄養解剖学・人体生理学?」(専門基礎科目、2年次配当、半期、必修各2単位)において実践した。 ?実践例の具体的内容 ・毎回の授業終盤に当日学んだ内容が復習できるような小テスト(管理栄養士国家試験ガイドライン準拠)を実施している。 ?当該教育方法を実践したことの効果 ・授業時間を有意義に集中して臨むようになった。また、復習するポイントがわかりやすいと、学生の満足度が向上した。

作成した教科書

 7
  • 件名
    解剖生理学実験書
    年月日(From)
    2002/04
    概要
    兵庫大学健康科学部栄養マネジメント学科「解剖生理学実験?」(専門科目、2年次配当、半期、必修1単位)において使用。本書は人体の構造と機能(生理学)領域の教材である。 A4版 全55ページ 担当部分:共同作成につき抽出不可能 共著者:岡田昌義、井尻吉信
  • 件名
    臨地実習ノート
    年月日(From)
    2004/03
    概要
    兵庫大学健康科学部栄養マネジメント学科の助手として担当の「臨床栄養臨地実習」(専門科目、3年次配当、半期、必修4単位)、「給食管理、公衆栄養」(専門科目、3年次配当、半期、必修各2単位)において、臨地実習の事前・事後指導に使用するテキストとして使用。 A4版 全68ページ 担当部分:共同作成につき抽出不可能 共著者:吉田宗儀、阿部としよ、小林清美、富永しのぶ、松尾千鶴子、矢埜みどり、井尻吉信、亀谷小枝、境田靖子、坂本千科絵、福本恭子、森田ゆかり
  • 件名
    地域栄養活動実習の手引き
    年月日(From)
    2005/01
    概要
    兵庫大学健康科学部栄養マネジメント学科「地域栄養活動実習」(専門科目、3年次配当、半期、必修1単位)において使用。地域における栄養活動をより深く理解するために、地域活動の現場における事例を紹介したり、地域栄養活動実習時間に取り組んだ内容をまとめたものを、学生に配布し管理栄養士として求められる課題発見や解決のための対策等に活用した。 A4版 全47ページ 担当部分:共同作成につき抽出不可能 共著者:小林清美、坂本千科絵、井尻吉信
  • 件名
    ラット解剖手順のビデオ教材
    年月日(From)
    2007/04
    年月日(To)
    2009/03
    概要
    兵庫大学健康科学部栄養マネジメント学科の講師として担当の「解剖生理学実験?、?、栄養解剖学実験、人体生理学実験」(専門基礎科目、2年次配当、半期、必修各1単位)において使用。口頭では表現しづらい解剖の手技について、順をおって説明することが可能となった。これにより解剖実習中の混乱が激減し、学生達が解剖に取り組む意欲が向上している。
  • 件名
    講義用パワーポイント教材ならびに補助教材
    年月日(From)
    2007/04
    年月日(To)
    2009/03
    概要
    兵庫大学健康科学部栄養マネジメント学科の講師として担当の「解剖生理学実験?、?」(専門基礎科目、2年次配当、半期、必修1単位)、「解剖生理学?、?」(専門基礎科目、2年次配当、半期、必修2単位)、「臨床栄養学?」(専門科目、2年次配当、半期、必修2単位)、大阪市立環境科学研究所附設栄養専門学校の非常勤講師として担当の「臨床栄養学?」(専門科目、2年次配当、半期、必修1単位)において使用。口頭では表現しづらい写真等をパソコンに取り込み、実験講義や配布教材として利用し、学生の理解を助ける努力をしている。
  • 件名
    臨床栄養学実習−フローチャートで学ぶ臨床栄養管理−(建帛社)
    年月日(From)
    2011/04
    概要
    大阪樟蔭女子大学学芸学部健康栄養学科の准教授として担当の「臨床栄養学実習B」(専門科目、4年次配当、半期、必修1単位」で使用。実際の症例をもとに栄養管理を体系的に学んでいけるように構成されている。
  • 件名
    ケーススタディーで学ぶ 臨床栄養学実習(化学同人)
    年月日(From)
    2011/08
    概要
    大阪樟蔭女子大学学芸学部健康栄養学科の准教授として担当の「臨床栄養学A,B」(専門科目、2年次配当、半期、各必修2単位」で使用。栄養食事療法の基礎から応用までがコンパクトにまとめられている。

教育上の能力に関する大学等の評価

 3
  • 件名
    学生による授業評価アンケート(解剖生理学系の授業 5点満点中平均4.1点)
    年月日(From)
    2007/04
    年月日(To)
    2009/03
    概要
    兵庫大学健康科学部栄養マネジメント学科の講師として担当の「解剖生理学?、栄養解剖学・人体生理学?」(専門基礎科目、2年次配当、半期、必修各2単位)において授業評価アンケートを行ったところ、「総合的にみてこの授業に満足しましたか?」という問いに対し、5点満点中平均4.1点(受講者数167名)という高い結果を得ることができた。なかでも「教員には学生の質問や相談に応じる姿勢はありましたか?」や「教員の授業に対する熱意を感じましたか?」という質問に対しては平均4.5点を超える評価点がつけられている。
  • 件名
    学生による授業評価アンケート(臨床栄養学系の授業 5点満点中4.6点)
    年月日(From)
    2008/04
    年月日(To)
    2009/03
    概要
    兵庫大学健康科学部栄養マネジメント学科の講師として担当の「臨床栄養学?」(専門科目、2年次配当、半期、必修2単位)において授業評価アンケートを行ったところ、「総合的にみてこの授業に満足しましたか?」という問いに対し、5点満点中4.6点(受講者数65名)という高い評価を得ることができた。なかでも「教員の話す速度は適切で、聞き取りやすかったですか?」や「教員の授業に対する熱意を感じましたか?」という質問に対しては4.7点を超える評価点がつけられている。
  • 件名
    平成30年度専任教員授業運営優秀賞を受賞(臨床栄養学実習)
    年月日(From)
    2018/04/01
    年月日(To)
    2018/09/30
    概要
    学生授業評価アンケートの結果から、臨床栄養学実習(学内)の授業運営の功績が認められ受賞した。

資格・免許

 4
  • 件名
    食品衛生監視員
    年月日
    1999/03
    概要
     
  • 件名
    食品衛生管理者
    年月日
    1999/03
    概要
     
  • 件名
    管理栄養士国家試験 合格
    年月日
    1999/05
    概要
    栄養士名簿番号兵庫県第38035号
  • 件名
    管理栄養士資格取得
    年月日
    2000/06
    概要
    名簿登録番号第92030号

実務経験を有する者についての特記事項(職務上の実績)

 4
  • 件名
    医療法人松若医院 非常勤管理栄養士(のべ指導患者数 約550名)
    年月日(From)
    2007/04
    概要
    松若医院に通院している患者(高血圧、脂質異常症、糖尿病等を罹患)を対象に、月に2回程度の頻度で個別栄養相談業務を行っている。対象患者は50〜70歳代の中高年層が中心である。また、当医院は運動指導にも力をいれており、栄養と運動の両面から総合的に患者を支援している。
  • 件名
    医療法人松若医院「食と健康セミナー」講師(再掲)
    年月日(From)
    2007/04
    概要
    松若医院に通院している患者(高血圧、脂質異常症、糖尿病等を罹患)ならびに地域の高齢者を対象に年2回の頻度で「食と健康セミナー」を開催し、その講師を4年連続で務めている。これまでに実施したセミナーのタイトルは「動脈硬化を予防するための食事について」、「メタボリックシンドロームと食事バランスガイド」、「血圧が気になる方へのアドバイス」などである。
  • 件名
    森口クリニック 非常勤管理栄養士(のべ指導患者数 約120名)
    年月日(From)
    2016/01
    概要
    森口クリニックに通院している患者(高血圧、脂質異常症、糖尿病等を罹患)を対象に、月に1回程度の頻度で個別栄養相談業務を行っている。対象患者は50〜70歳代の中高年層が中心である。また、当医院は運動指導にも力をいれており、栄養と運動の両面から総合的に患者を支援している。
  • 件名
    はる診療所 非常勤管理栄養士(のべ指導患者数 約70名)
    年月日(From)
    2017/07
    概要
    はる診療所に通院している患者(高血圧、脂質異常症、糖尿病等を罹患)を対象に、月に1回程度の頻度で個別栄養相談業務を行っている。対象患者は50〜70歳代の中高年層が中心である。

その他(職務上の実績)

 3
  • 件名
    第21回栄養改善研究発表会(兵庫県栄養士会) 奨励賞受賞
    年月日(From)
    2005/05
    概要
    「洲本市における食生活習慣と肥満との関連について」(共同発表)の功績について受賞
  • 件名
    「学生と地域の協働による食育プログラム構築〜食育実践教育を通して課題解決能力の向上を図る〜」への参画
    年月日(From)
    2008/03
    年月日(To)
    2009/03
    概要
    稲美町(兵庫県加古川市)・兵庫大学連携事業食育部会を立ち上げ、地場作物の付加価値を見出すことによる地域産業の活性化や食育、病院や施設給食への生活習慣病予防・治療の食材の提供を目指した臨床栄養学的な研究をスタートさせている。なお、本プログラムは平成20年度「質の高い大学教育推進プログラム」に申請中である。
  • 件名
    「食事とメタボリックシンドロームおよび血栓症に関する特別健診」への参画
    年月日(From)
    2008/07
    年月日(To)
    2009/03
    概要
    神戸学院大学栄養学部山本順一郎教授、食事と高血圧・脳卒中の疫学研究をしている武庫川女子大学国際健康開発研究所家森幸男教授およびメタボリックシンドローム診療を行っている石井病院石井洋光院長との共同研究として実施。メタボリックシンドロームの程度、野菜・魚・大豆・食塩などの摂取量と血栓のできやすさを測り、血栓が原因とされる脳卒中や心筋梗塞がどのような食事で予防できるのか明らかにするための研究である。