研究者検索結果一覧 佐橋 由美 佐橋 由美サハシ ユミ (Yumi Sahashi) ダウンロードする帳票の形式を下記より選択して下さい 「教育研究等環境」形式 「文科省帳票様式第4号 ①履歴書」形式 「文科省帳票様式第4号 ②教育研究業績書」形式 基本情報 所属大阪樟蔭女子大学 児童教育学部児童教育学科 准教授学位教育学修士(1990年3月 筑波大学)体育学修士(1986年7月 筑波大学)J-GLOBAL ID200901098096168975researchmap会員ID1000136201 研究キーワード 3 成人の自律的動機づけ(100歳時代のいきがいづくり) 幼児教育(体育・身体表現) レジャーの社会心理学的分析,余暇生活の充実がQOLやwell-being向上に及ぼす影響の検討,アクティブなレジャースタイルの探求 研究分野 3 ライフサイエンス / 栄養学、健康科学 / 人文・社会 / 社会心理学 / 人文・社会 / 教科教育学、初等中等教育学 / 経歴 14 2018年4月 - 現在 大阪樟蔭女子大学 児童教育学部 児童教育学科 准教授 1994年4月 - 現在 同志社女子大学 学芸学部・現代社会学部 非常勤講師 2013年4月 - 2018年3月 大阪樟蔭女子大学 児童学部 児童学科 准教授 2009年4月 - 2013年3月 大阪樟蔭女子大学 心理学部 ビジネス心理学科 准教授 2007年4月 - 2009年3月 大阪樟蔭女子大学 人間科学部 教養教育 准教授 もっとみる 学歴 4 2000年4月 - 2006年3月 名古屋大学大学院 教育発達科学研究科 心理発達科学専攻 1988年4月 - 1990年3月 筑波大学大学院 教育研究科 教科教育(学校教育コース)専攻 1984年4月 - 1986年7月 筑波大学大学院 体育研究科 体育方法学専攻 1981年4月 - 1984年3月 金沢大学 教育学部 特別教科(保健体育)教員養成課程 主要な論文 27 教職課程で求められる論理的な文章力 : 「アカデミック・スキルズB」の授業実践から 大杉, 稔, 濵谷, 佳奈, 田辺, 久信, 奥井, 菜穂子, 一柳, 康人, 上杉, 敏行, 神村, 朋佳, 佐橋, 由美, 中山, 美佐, 松川, 利広, 森, 繁男, 山本, 幸夫 樟蔭教職研究 6 30-34 2022年3月18日 もっとみる MISC 1 - 2022年7月 書籍等出版物 2 乳幼児のための保育内容表現 : 身体・音楽・造形 佐野, 美奈, 佐橋, 由美, 田谷, 千江子 (担当:共著) ナカニシヤ出版 2019年10月 (ISBN: 9784779514203) 本書は、主に、保育者として乳幼児教育に携わることを目指す人に向けたものである。「幼稚園教育要領」や「保育所保育指針」「教育・保育要領」における保育内容5領域のそれぞれを概説する教科書はこれまでに数多く出版されており、領域「表現」についても、総論ないしは理論的な解説書から、音楽表現、造形表現、身体表現等の一分野に特化した実践書はいくつかあった。本書は、そのような「表現」の理論的解説書、あるいは一分野に特化した理論・実践書とは趣を異にする。乳幼児の表現は遊びを基本とし、全身を用いて行われるものであり、大人の視点によらない身体表現、音楽表現、造形表現などと呼ばれるものであったり、それらが一体化したものであったりする。本書は、乳幼児のこの独特の表現の在り方に着目し、身体的表現、音楽的表現、造形的表現の3側面から、理論と実践の融合を目指して、総論・各論を展開しつつ、総合的な乳幼児表現教育の在り方を示そうとするものである。筆者の担当は、第3章、第4章の身体表現にかかわる部分である。 フロー理論の展開 今村浩明, 浅川希洋志編著 (担当:共著) 世界思想社 2003年7月 M・チクセントミハイによって提唱され,北米を中心に様々な研究領域で広がりを見せている「フロー/最適経験」理論について解説し,その理論を適用した北米での実証研究の事例・動向を紹介するとともに,日本での最近の研究展開例を掲載した書。担当部分:第7章 中年期女性の日常余暇場面におけるフロー フロー理論は,没入感覚を伴った「楽しい」経験――すなわちフロー経験――は,個人がより複雑な能力やスキルを持った,複雑な存在へと成長していく自己発達プロセスの中核となる体験であると主張する。ここでは,そのようなフロー経験の特質を日常生活場面において探るとともに,ポジティブな経験とされるフローの経験量と,日常生活の充実感との間の関連について,フロー理論の仮定を検証しようと考えた。中年期女性を対象としたESM調査のデータによって,中年女性の余暇場面も含む日常生活全体の具体像を描き出すとともに,日常生活においてフロ 講演・口頭発表等 32 R2年度学士課程「体育」における授業方法の変更が学生の目標到達度評価および授業評価に与えた影響 佐橋 由美 日本体育・スポーツ・健康学会第71回大会 2021年9月7日 大学教養課程における健康・スポーツ科目の意義-シラバスの目標設定と授業アンケートにみる学生側の受け止め方のズレに着目して- 日本レジャー・レクリエーション学会第47回学会大会 2017年12月10日 日本レジャー・レクリエーション学会 大学生を含む若年層の健康・スポーツ・身体型アクティブレジャーへの興味・関心の低迷が顕著な今、大学における健康・スポーツ科目の意義を問いなおす必要性を感じ、受講生に対して授業アンケートを実施して、受講生の授業に求める期待や授業の成果(目標到達度)などを把握し、あらかじめ示されたシラバスの到達目標や狙いと比較して、どのようなズレが生じているのかを探った。多くの受講生の受講動機は、「(資格)必修である」や「時間割的に空いている」「他の講義と違って気軽に取り組める」などの外的な理由が顕著であり、内発的な理由というものは高くはなかったが、達成度評価(授業の成果)の高低と受講理由の関連性は認められず、消極的な理由で選んだ学生の授業成果は低く、内発的・積極的理由で選んだ学生の授業成果が高いという単純な関係ではないことがわかった。[発表論文集pp.64-67] 幼児に対するリズム運動・身体表現活動指導のポイント 教員免許状更新講習 2014年8月 教員免許状(幼稚園教諭)更新講習の一環として、幼稚園教育要領における「表現」の位置づけ、身体表現活動展開の基本的な考え方を再確認し、簡単な実践活動を講習生とともに行った。 エンジョイスポーツ・ヘルシーライフ!-テニス6回講座- 2013年11月 関屋キャンパス公開講座(学術委員会) 公開講座にて、テニスの講師を務めた。 エンジョイスポーツ・ヘルシーライフ!-テニス経験者クラス- 2012年11月 関屋キャンパス公開講座 平成24年度関屋キャンパス秋の公開講座、テニス経験者講座(4回)の講師を務めた。 エンジョイスポーツ・ヘルシーライフ! テニスを始めよう! 2012年10月 関屋キャンパス公開講座 秋の公開講座、テニス初心者クラスの講師を務めた(6回講座) エンジョイスポーツ・ヘルシーライフ!-テニス経験者クラス- 2011年11月 関屋キャンパス公開講座 関屋キャンパスの秋の公開講座として、テニス経験者クラスの講師を務めた。 テニスを始めよう! エンジョイスポーツ・ヘルシーライフ! 2011年10月 関屋キャンパス公開講座 関屋キャンパス秋の公開講座として、初心者対象のテニス講座(6回開講)の講師を務めた。 Leisure Orientation Scale: Examining its Stability, Effectiveness and Potential for Predicting Travel- behavior 11 th World Leisure Congress Chun Cheon 2010 Abstract Book 2010年8月 An Investigation of the Sports Activities Promotion Model:Which is the Optimal Target Group? Kei Sato, Etsuko Ogasawara, Yumi Sahashi 5th IWG (International Working Group on Women and Sport)World Conference on Women & Sport 2010年5月 レジャー・アセスメントにおける"コンストレイント調整力"概念の有効性の検討 日本レジャー・レクリエーション学会第39回大会発表論文集p.87 2009年11月 レジャー研究の先進地,北米では,レジャーの文脈において個人が直面する様々なコンストレイント(阻害)を類型化し,これらに対する個人の認知のあり方や認知の度合いを研究することは重要な課題と認識されてきた。そして,レジャー生活を診断するアセスメントツールの開発にあたっても重要な概念として注目されてきている。そこで,本研究では,そのような北米でのコンストレイント研究の動向を踏まえた上で,阻害状況を克服するべく打開策を収集・遂行する力,および意気込みを"コンストレイント調整力"という概念でとらえ,新たなアセスメントツールの開発と蓄積を目指した重要観点の掘り起こし,項目収集等の予備的検討を行った経過を報告した。 レジャー・アセスメントと施策構築に関する基礎的研究 分担, 土屋薫, 茅野宏明, マーレー寛子, 佐橋由美, 佐藤馨 日本レジャー・レクリエーション学会第38回大会発表論文集p.90-93 2008年11月 本発表は,当研究者が参加する"レジャー診断ツールの研究・開発を目的とした研究会"が実施したアンケート調査の結果報告(第一報)である。研究の最終目的は,地方の行政組織が,レジャー活動・意識に関して様々な層・グループがある中で,どのようなグループにどのような施策・アプローチによって,レジャー満足や生活全般の質(QOL)の向上に向けた働きかけをするのが有効かを検討するものであるが,本報告では予備的分析として,市民のレジャー生活の実態に関するデータ分析が行われた。分担:データ解析・分析の方針をめぐっての研究会討論への参加 社会性育成からみた学校体育の役割―教育としての運動・身体教育からスポーツ文化の入り口としてのスポーツ教育まで― 大阪樟蔭女子大学学術研究委員会/香芝市教育委員会オープンカレッジ 2008年10月 学校体育に求められている役割として,①体力・運動能力の向上と健康的で規則正しい生活習慣の形成,②社会的望ましさの高い行動様式(価値)の習得とコミュニケーション能力の育成,③将来の生涯スポーツ実践にむけた,運動・スポーツ活動との"関わり方"の学習など,大きく3つの機能があることを指摘し,とりわけ,これからの学校体育においては,個人がそれぞれ「自立的な運動・スポーツ活動者」となり,"見る"スポーツ,"する"スポーツを問わず主体的に運動・スポーツ活動に関わり,生涯にわたって健康で豊かな生活を享受していけるよう,特に③「"関わり方"の教育」が重要であることを指摘した。 Examining the effectiveness of leisure orientation construct as a framework for understanding the factors that shape people's leisure lifestyles 分担:YumiSahashi,KeiSato 10thWorldLeisureCongress(Quebec2008) Abstract/Programp.84 2008年10月 国際会議にて発表の機会を得たので,日本のレジャー研究の現状・動向と,そこにおける自身の研究の価値(成果)を発信するという意図をもって発表に臨んだ。発表は,個人のレジャー生活の充実度を把握するための効果的,優先的,主要な鍵概念を探索し,実際場面で数量的測定に利用できる診断ツールを完成させるという尺度開発の試みを報告するものであった。レジャー研究先進国である北米の国々に比べ,日本では心理学的な研究手法によって,個人のレジャー生活の質を診断し,レジャー生活充実に向けての示唆を提供するという研究スタイルは殆ど見られない。本研究が先駆的な取り組みであることをアピールした。担当分担:質問紙作成,データ解析・分析全般,全文執筆 成人女性のアクティブ・レジャースタイルの構築とwell-being向上に関する研究―アクティブ・レジャースタイルの中核要素としてのレジャー志向性の検討― 分担, 佐橋由美, 宮崎幸子 日本健康心理学会第21回大会発表論文集p.100 2008年9月 健康心理学会での発表ということで,心理的健康(well-being)とレジャー生活の関わりという視点から発表を行った。これまで,各人のレジャー生活の良し悪し(スタイル)を見極めるための鍵概念と考え継続的に研究してきた「レジャー志向性」のプロフィールをもとに,予備的調査データとしての女子大学生161人のサンプルを5つにセグメンテーションした。このアクティブ―パッシブ等様々なレジャースタイルグループのレジャー行動やレジャー環境,意識・価値観等を比較し,さらに,そのグループメンバーの生活充実感,生きがい感,自尊感情等,心理的健康状態も比較検討した。レジャーに消極的でwell-beingレベルが最も低い「消極型」から,最もレジャーが充実し,well-beingも高い「最適型」まで,序列的(発展図式的)にそれぞれのグループをマッピングすることができた。担当分担:質問紙作成,データ解析・分析全般,全文執筆 The Development of the Leisure Orientation Scale 分担:YumiSahashi,KeiSato Asia-Pacific Conference on Exercise and Sports Science 2007 Program and Abstracts p.117-118 2007年12月 レジャー行動研究を推進していくための重要かつ有効な鍵概念としての「レジャー志向性」概念の理念的な検討と定量化および尺度化を目指す基礎的研究の第2段階。最終的には,幅広い成人層に対して使用可能な,いわば万能レジャー生活診断ツールとして,志向性尺度をツールリストにプールしていくことである。第2段階としての本研究では,尺度実施の対象を大学生ではあるが,異なる学校種別に属する3大学の学生(異専攻)とし,そのデータを比較検討することにより,尺度の有効性・頑健性を評価し,より幅広い層への実施の展望について考察した。担当分担:質問紙作成,データ解析・分析全般,全文執筆 レジャー志向性尺度の開発に関する研究 分担, 佐橋由美, 多留里香 日本レジャー・レクリエーション学会第36回大会「レジャー・レクリエーション研究」大会発表論文集,vol.57,p.106 2006年12月 どのようなタイプのレジャー活動への動機づけが強いのかを探るレジャー志向性尺度を作成し,この志向性が実際どのようなタイプのレジャー活動参加に繋がり,ひいてはレジャーの質,生活全般の質にどう影響するのか,量・質両面への影響を検討した。レジャー志向性は,①長期的展望-向上,②活動性,③主導性,④対人関係志向,⑤自然志向の5つの因子から把握することができ,これら各観点における傾向性がレジャー参加のスタイル,レジャーの質,全般的なwell-beingに及ぼす影響を相関分析により検討した。結果①~③因子の影響度が強いことが明らかになった。すなわち,即座の楽しみを抑えても長期的な展望に立ち自己向上に励む志向をもち,身体的・社会的な意味で活動的で,他人に追従するのではなく,自ら率先して計画・行動する個人は,高能力投入型(シリアス)レジャーへの活動参加度,レジャーの質ともに高く,全般的なwell-beingレベルも高かった。担当分担 日常の様々な生活場面における個人の動機づけスタイルが生活全般の質に及ぼす影響 日本健康心理学会第19回大会大会号p.115 2006年9月 当研究は,人が日常場面で経験する様々なタイプの動機づけの組み合わせを示す「動機づけスタイル」という性格特性概念を仮定し,実際の生活場面で個人が直面する様々な動機づけ状況において,人はどのような経験をするのかを明らかにするとともに,動機づけスタイルにおける個人の傾向性が生活全般の質にどのような影響を及ぼすのかを,成人女性を対象とした調査結果から明らかにしようと試みた。主なる知見としては,内発的動機づけの経験頻度が高く,外発的動機づけ頻度の低い個人は,気分・感情状態についてはポジティブ・良好であるが,関与的側面,達成に関連した心理側面に関しては,低いレベルにあることが明らかになった。 中年期女性の時間利用の実態と余暇場面におけるレジャー経験に関する研究 日本体育学会第57回大会大会発表論文集p.109 2006年8月 ESM手法を用いた生活時間調査により,40・50代を中心とした中年期女性の日常生活における時間利用の実態を明らかにするとともに,様々なタイプの余暇場面におけるレジャー経験(心理状態)の特質を他の活動場面における経験と比較しながら考察することを目的とした。結果,①フルタイム女性の余暇時間の全体量は当然最も少ないものの,テレビ視聴等の消極的レジャー活動への時間配分は抑えられ,アクティブなレジャー活動の時間を確保するなど時間管理上の工夫が見られた。②各活動場面における心理体験のあり様は,就労状況に影響されないものと考えたが,予想に反してフルタイム就労の女性が仕事,家事,余暇等どの場面においても相対的にネガティブな状態にあった。 女子大学生の日常生活場面における動機づけについて-学校,アルバイト,レジャー等の生活領域に対する動機づけの様相とフロー体験の検討- 日本教育心理学会第46回総会発表論文集p.485 2004年10月 ESM調査の手法により,女子大学生の日常生活における即時経験データを収集し,実際の日常生活場面において,どのようなタイプの動機づけが,どのような活動文脈においてどの程度生じるのかを明らかにし,さらに,そのような様々な動機づけ状況下における経験(フロー体験も含め)の質について検討した。また,個人が経験する様々なタイプの動機づけの経験量を個人差変数と捉え,個人のwell-beingとの関連についても考察した。 レジャーにおけるフロー理論の再検討 日本レジャー・レクリエーション学会第33回大会「レジャー・レクリエーション研究」大会発表論文集p.46-49 2003年11月 チクセントミハイらが提唱するフロー/最適経験の理論は、体育・スポーツ,レジャー・レクリエーション研究のみならず,非常に広範な教育・心理学的研究の領域に有効な理論的枠組みを提供してきている。本研究は,中年女性に対して行われたESM調査のデータをもとに,フロー理論の日常的なレジャー場面への適用可能性について検討した。結果,フローは理論上,レジャー場面などにおいて典型的に生じるポジティブな心理経験であり,このような経験は,生活全般のwell-being向上に貢献するとされているが,実際の日常経験データによって検討したところ,フロー状況においては,活動性や集中度は高まるものの,楽しさや開放感などポジティブな感情体験は確認されなかった。従って,フロー理論をそのままレジャー研究に適用することは難しいことを指摘した。 経験抽出法(ESM)を用いた中年期女性の日常的感情・気分に関する研究-時間的変化の様相,全般的well-beingとの関わりを中心に- 日本健康心理学会第14回大会 2001年11月 ESM手法を用いて得られたデータをもとに,中年期女性の1週間(7:30~23:00)にわたる日常的感情・気分の変化パターンを明らかにしようと試みた。さらに,個人の日常的感情・気分状態が,その人の生活・人生全般についての包括的・全般的な充足感,あるいはwell-beingにどの程度影響するものなのか,検討を加えた。 ESMデータを用いた特性としての内発的動機づけ傾向(autotelicpersonality)に関する検討:"autotelicperson"の日常行動・経験パターンの特徴 日本レジャー・レクリエーション学会第30回大会「レジャー・レクリエーション研究」大会発表論文集 2000年11月 従来の動機づけ研究の多くが,状況による動機づけ様態の可能性を主たる研究課題としてきたのに対し,本研究は,内発的動機づけの経験量における個人差に焦点をあてたものである。個人の1週間にわたる日常経験データより内発的動機づけ経験量を算定し,この経験量を分析枠として,内発的動機づけ傾向の顕著な個人(autotelicperson)に独特な行動パターンや感情・気分などの情緒経験の特色を明らかにすることを試みた。結果,行動面(各活動の頻度)における顕著な特徴は得られなかったが,情緒面では,日常全般にわたってポジティブな感情やリラックス感を経験する傾向があり,また,活動性のレベルも総じて高いことを報告した。 既婚女性の日常生活におけるレジャー行動とその経験の分析:週間リズムの視点から 日本体育学会第50回大会大会号および体育社会学専門分科会発表論文集 1999年10月 中年既婚女性のESM調査データを各曜日毎に時系列(週間リズムの視点)で整理・分析し,生活時間配分状況や動機づけ,感情・気分状態等の指標における週間変動の実相・パターンをサブグループ間で比較検討した。有職主婦の生活は平日-週末という標準的な週間リズムに方向づけられているのに対し,専業主婦のリズムはそれとは異なる独自のものであることを報告した。 女子大学生の日常生活場面におけるレジャー経験の検討-経験抽出法(ESM)を用いて- 日本レジャー・レクリエーション学会第26回大会「レジャー・レクエーション研究」大会発表論文集 1996年11月 女子大学生の日常生活を経験抽出法により調査し,その時間的,空間的構造を明らかにするとともに,日常,どのような場面,状況においてレジャーの体験は生じる傾向があるのか,時間帯,曜日,場所,社会相互作用の状況,活動内容などの状況要因とレジャー経験生起の関連性について検討した。 日常生活場面におけるレジャー経験の検討-"知覚された自由・内発的動機づけ"仮説検証の試み- 日本体育学会第47回大会大会号および体育社会学専門分科会発表論文集 1996年9月 各個人におけるレジャー/非レジャーの意味づけ(レジャーの主観的定義)のプロセスは,各自の動機づけのレベルと自由の知覚度によって最も有効に説明されるとするレジャー経験の2要因モデル(仮説)をとりあげ,その有効性・妥当性について実証的に検討した。 高齢者のQOLに対する余暇活動参加の影響についての検討:『活動理論』-"社会的統合"の視点から 日本体育学会第46回大会大会号および体育社会学専門分科会発表論文集 1995年10月 『活動理論』の社会的統合モデルを余暇活動場面に適用し,余暇活動参加,余暇活動による社会的役割の獲得・維持,活動を通じ獲得される肯定的自己概念(有能感),最終目的変数としてのQOL指標を含む変数間の因果的関連について,パス解析の手法を用いて分析した。 高齢者の余暇活動参加と生活満足度に関する研究-ニュー・スポーツ愛好者を対象に- 日本体育学会第44回大会大会号および体育社会学専門分科会発表論文集 1993年11月 余暇活動が,生きがい感の指標としての生活満足度に及ぼす影響についての一連の研究である。余暇活動参加や充足度に関する測定尺度の検討についてもあわせ行った。 高齢者の生活充足と余暇活動参加に関する研究-愛好スポーツの性格と関連して- 日本レジャー・レクリエーション学会第23回大会「レジャー・レクリエーション研究」大会発表論文集 1993年10月 本研究は,"余暇活動の充実度は,生活全般の満足度に影響を及ぼす"という先の研究結果をさらに展開させ,生活充足の程度が,愛好する余暇活動,とりわけスポーツ活動の種目によって異なるか否かをテーマとした。 小学校「体育」における感覚教育の展開についての考察-ヴァルドルフ教育における身体教育の実践をてがかりとして- 日本体育学会第43回大会大会号 1992年12月 初等教育の身体活動における感覚育成の必要性を論じた。シュタイナーの提唱する「12感覚論」を手がかりとし,さらにヴァルドルフ教育実践の事例をもとに,身体活動-体育における感覚教育の可能性についても考察した。 ニュー・スポーツ愛好者のスポーツ意識と活動参加意欲について 日本レジャー・レクリエーション学会第22回大会「レジャー・レクリエーション研究」大会発表論文集 1992年11月 生涯スポーツ理念の定着に伴うスポーツ欲求の多様化をふまえ,目下,高齢者,スポーツ未経験者に急速に浸透しつつあるNSに焦点をあて,愛好者のスポーツ意識,活動関与度(意欲と実態)を調査した。活動への関与度は高く,現象面でのNSの定着を裏づけるものであったが,欲求構造の面では,挑戦,熟達,向上,自尊など自己実現欲求の充足志向は低く,健康維持や情緒的開放,コミュニケーションなど合理的欲求充足が優先するという独特の意識構造が明らかになった。 ヴァルドルフ教育における身体活動の教育的意義-オイリュトミーEurythmieに焦点をあてて- 日本体育学会第42回大会大会号 1991年10月 ヴァルドルフ教育における身体教育のカリキュラムと教育方法論に関する研究。特に,オイリュトミーは,合科的・総合的教育の展開を可能にするものであることを明らかにし,その教育的価値を確認した。 1 主要な担当経験のある科目(授業) 11 2020年9月 - 現在 アカデミックスキルズB (大阪樟蔭女子大学児童教育学部) 2019年4月 - 現在 国際スポーツ文化論 (同志社女子大学現代社会学部子ども学科) もっとみる 所属学協会 8 日本健康心理学会 日本教育心理学会 日本教育方法学会 World Leisure and Recreation Association 日本テニス学会 もっとみる Works(作品等) 1 Roger C. Mannell & Douglas A. Kleiber A Social Psychology of Leisure (レジャーの社会心理学) 速水敏彦監訳 2004年5月 その他 現在までわが国では,社会心理学的観点からレジャーについて考察した書物は皆無だが,北米でも,社会心理学的理論や研究法を適用し,体系立ててレジャーを論じた本はまだ多くはなく,その意味でこの書は,フロンティア的試みとして位置づけられる。翻訳によって,わが国でのレジャー・レクリエーション実践・研究分野において,初の本格的な研究書が紹介されることとなる。 担当部分:第12章 レジャー・コンストレイントの調整とレジャー・アフォーダンスの創出 12章では,人々をより充足的で関与的なレジャースタイルの構築へと導いていくのに,レジャーの社会心理学に基づく知識をどのように利用していくことができるのか,レジャー研究の応用の可能性について考察している。レジャー活動の積極的な参加やレジャー利得の最大限の享受を妨げる障害・コンストレイントについての理論(階層的コンストレイントモデル等)や研究成果が紹介され,また,これらの障 共同研究・競争的資金等の研究課題 5 アクティブな余暇スタイルをもつ中高齢者における日常行動の特徴とQOLに関する研究 日本学術振興会 科学研究費助成事業 1999年 - 2000年 佐橋 由美 レジャーの概念を規定する主観的要因の検討:経験抽出法適要による現象学的アプローチ 日本学術振興会 科学研究費助成事業 1997年 - 1998年 佐橋 由美 ESMによるレジャー経験の記述とレジャーが生活全般の満足度に及ぼす影響の検討 日本学術振興会 科学研究費助成事業 1995年 - 1995年 佐橋 由美 高齢者のQOLとスポーツ志向余暇ライフスタイルの関連について 日本学術振興会 科学研究費助成事業 1994年 - 1994年 佐橋 由美 - - 学術貢献活動 1 - その他 教育方法の実践例 1 件名 「運動と健康」 年月日(From) 2007/04 概要 「運動と健康」は,全学部全学科1回生を対象とした必修科目である(平成19年4月時点)。また,教員免許や保育士資格の取得にも必要単位となっている。 授業は講義と実技からなるが,講義ではまず,健康と体力の捉え方,現代社会における健康阻害の問題など基礎的テーマの学習から出発し,健康・体力づくりのための安全で効果的な運動である「有酸素運動」の生理学的メカニズムとその効用や,運動プログラム立案(運動処方)に際しての原則を理解させることをねらいとしている。上述の講義内容が,体験的に理解されるように,体力テストや運 1 作成した教科書 2 件名 「余暇行動論」「演習?〜?」の授業のための教科書(『レジャーの社会心理学』)の作成 年月日(From) 2004/05 概要 北米で,レジャー・レクリエーションの専攻学生ならびに大学院生に教科書として使用されている,A Social Psychology of Leisure を翻訳し(第12章担当),本学の余暇関連の授業において教科書・参考図書として使用している。 詳しくは,研究業績(翻訳)の箇所参照。 件名 児童教育学科専攻科目「身体表現(体育)A・B」のための教科書(『乳幼児のための保育内容 表現:身体・音楽・造形』)の作成 年月日(From) 2019/09/30 概要 本書は保育内容の「表現」についての学びを「身体」「音楽」「造形」の各領域から深めていこうとする目的で作成された。保幼小免許取得のための科目でもある「身体表現(体育)」の授業の中で、特に「身体」について解説した第4章と第5章に基づき、学びを進めていく。 1 資格・免許 4 件名 小学校教諭2級普通免許 年月日 1984/03 概要 小学校教諭2級普通免許状取得(昭58小2普第92号)(石川県) 件名 高等学校教諭2級普通免許(保健体育) 年月日 1984/03 概要 高等学校教諭2級普通免許状(保健体育)取得(昭58高2普第313号)(石川県) 件名 高等学校教諭専修免許(保健体育) 年月日 1989/07 概要 高等学校教諭専修免許状(保健体育)取得(平元高専第69号)(茨城県) 件名 中学校教諭1級普通免許(保健体育) 年月日 1984/03 概要 中学校教諭1級普通免許状(保健体育)取得(昭58中1普第230号)(石川県) 1
佐橋 由美サハシ ユミ (Yumi Sahashi) ダウンロードする帳票の形式を下記より選択して下さい 「教育研究等環境」形式 「文科省帳票様式第4号 ①履歴書」形式 「文科省帳票様式第4号 ②教育研究業績書」形式 基本情報 所属大阪樟蔭女子大学 児童教育学部児童教育学科 准教授学位教育学修士(1990年3月 筑波大学)体育学修士(1986年7月 筑波大学)J-GLOBAL ID200901098096168975researchmap会員ID1000136201 研究キーワード 3 成人の自律的動機づけ(100歳時代のいきがいづくり) 幼児教育(体育・身体表現) レジャーの社会心理学的分析,余暇生活の充実がQOLやwell-being向上に及ぼす影響の検討,アクティブなレジャースタイルの探求 研究分野 3 ライフサイエンス / 栄養学、健康科学 / 人文・社会 / 社会心理学 / 人文・社会 / 教科教育学、初等中等教育学 / 経歴 14 2018年4月 - 現在 大阪樟蔭女子大学 児童教育学部 児童教育学科 准教授 1994年4月 - 現在 同志社女子大学 学芸学部・現代社会学部 非常勤講師 2013年4月 - 2018年3月 大阪樟蔭女子大学 児童学部 児童学科 准教授 2009年4月 - 2013年3月 大阪樟蔭女子大学 心理学部 ビジネス心理学科 准教授 2007年4月 - 2009年3月 大阪樟蔭女子大学 人間科学部 教養教育 准教授 もっとみる 学歴 4 2000年4月 - 2006年3月 名古屋大学大学院 教育発達科学研究科 心理発達科学専攻 1988年4月 - 1990年3月 筑波大学大学院 教育研究科 教科教育(学校教育コース)専攻 1984年4月 - 1986年7月 筑波大学大学院 体育研究科 体育方法学専攻 1981年4月 - 1984年3月 金沢大学 教育学部 特別教科(保健体育)教員養成課程 主要な論文 27 教職課程で求められる論理的な文章力 : 「アカデミック・スキルズB」の授業実践から 大杉, 稔, 濵谷, 佳奈, 田辺, 久信, 奥井, 菜穂子, 一柳, 康人, 上杉, 敏行, 神村, 朋佳, 佐橋, 由美, 中山, 美佐, 松川, 利広, 森, 繁男, 山本, 幸夫 樟蔭教職研究 6 30-34 2022年3月18日 もっとみる MISC 1 - 2022年7月 書籍等出版物 2 乳幼児のための保育内容表現 : 身体・音楽・造形 佐野, 美奈, 佐橋, 由美, 田谷, 千江子 (担当:共著) ナカニシヤ出版 2019年10月 (ISBN: 9784779514203) 本書は、主に、保育者として乳幼児教育に携わることを目指す人に向けたものである。「幼稚園教育要領」や「保育所保育指針」「教育・保育要領」における保育内容5領域のそれぞれを概説する教科書はこれまでに数多く出版されており、領域「表現」についても、総論ないしは理論的な解説書から、音楽表現、造形表現、身体表現等の一分野に特化した実践書はいくつかあった。本書は、そのような「表現」の理論的解説書、あるいは一分野に特化した理論・実践書とは趣を異にする。乳幼児の表現は遊びを基本とし、全身を用いて行われるものであり、大人の視点によらない身体表現、音楽表現、造形表現などと呼ばれるものであったり、それらが一体化したものであったりする。本書は、乳幼児のこの独特の表現の在り方に着目し、身体的表現、音楽的表現、造形的表現の3側面から、理論と実践の融合を目指して、総論・各論を展開しつつ、総合的な乳幼児表現教育の在り方を示そうとするものである。筆者の担当は、第3章、第4章の身体表現にかかわる部分である。 フロー理論の展開 今村浩明, 浅川希洋志編著 (担当:共著) 世界思想社 2003年7月 M・チクセントミハイによって提唱され,北米を中心に様々な研究領域で広がりを見せている「フロー/最適経験」理論について解説し,その理論を適用した北米での実証研究の事例・動向を紹介するとともに,日本での最近の研究展開例を掲載した書。担当部分:第7章 中年期女性の日常余暇場面におけるフロー フロー理論は,没入感覚を伴った「楽しい」経験――すなわちフロー経験――は,個人がより複雑な能力やスキルを持った,複雑な存在へと成長していく自己発達プロセスの中核となる体験であると主張する。ここでは,そのようなフロー経験の特質を日常生活場面において探るとともに,ポジティブな経験とされるフローの経験量と,日常生活の充実感との間の関連について,フロー理論の仮定を検証しようと考えた。中年期女性を対象としたESM調査のデータによって,中年女性の余暇場面も含む日常生活全体の具体像を描き出すとともに,日常生活においてフロ 講演・口頭発表等 32 R2年度学士課程「体育」における授業方法の変更が学生の目標到達度評価および授業評価に与えた影響 佐橋 由美 日本体育・スポーツ・健康学会第71回大会 2021年9月7日 大学教養課程における健康・スポーツ科目の意義-シラバスの目標設定と授業アンケートにみる学生側の受け止め方のズレに着目して- 日本レジャー・レクリエーション学会第47回学会大会 2017年12月10日 日本レジャー・レクリエーション学会 大学生を含む若年層の健康・スポーツ・身体型アクティブレジャーへの興味・関心の低迷が顕著な今、大学における健康・スポーツ科目の意義を問いなおす必要性を感じ、受講生に対して授業アンケートを実施して、受講生の授業に求める期待や授業の成果(目標到達度)などを把握し、あらかじめ示されたシラバスの到達目標や狙いと比較して、どのようなズレが生じているのかを探った。多くの受講生の受講動機は、「(資格)必修である」や「時間割的に空いている」「他の講義と違って気軽に取り組める」などの外的な理由が顕著であり、内発的な理由というものは高くはなかったが、達成度評価(授業の成果)の高低と受講理由の関連性は認められず、消極的な理由で選んだ学生の授業成果は低く、内発的・積極的理由で選んだ学生の授業成果が高いという単純な関係ではないことがわかった。[発表論文集pp.64-67] 幼児に対するリズム運動・身体表現活動指導のポイント 教員免許状更新講習 2014年8月 教員免許状(幼稚園教諭)更新講習の一環として、幼稚園教育要領における「表現」の位置づけ、身体表現活動展開の基本的な考え方を再確認し、簡単な実践活動を講習生とともに行った。 エンジョイスポーツ・ヘルシーライフ!-テニス6回講座- 2013年11月 関屋キャンパス公開講座(学術委員会) 公開講座にて、テニスの講師を務めた。 エンジョイスポーツ・ヘルシーライフ!-テニス経験者クラス- 2012年11月 関屋キャンパス公開講座 平成24年度関屋キャンパス秋の公開講座、テニス経験者講座(4回)の講師を務めた。 エンジョイスポーツ・ヘルシーライフ! テニスを始めよう! 2012年10月 関屋キャンパス公開講座 秋の公開講座、テニス初心者クラスの講師を務めた(6回講座) エンジョイスポーツ・ヘルシーライフ!-テニス経験者クラス- 2011年11月 関屋キャンパス公開講座 関屋キャンパスの秋の公開講座として、テニス経験者クラスの講師を務めた。 テニスを始めよう! エンジョイスポーツ・ヘルシーライフ! 2011年10月 関屋キャンパス公開講座 関屋キャンパス秋の公開講座として、初心者対象のテニス講座(6回開講)の講師を務めた。 Leisure Orientation Scale: Examining its Stability, Effectiveness and Potential for Predicting Travel- behavior 11 th World Leisure Congress Chun Cheon 2010 Abstract Book 2010年8月 An Investigation of the Sports Activities Promotion Model:Which is the Optimal Target Group? Kei Sato, Etsuko Ogasawara, Yumi Sahashi 5th IWG (International Working Group on Women and Sport)World Conference on Women & Sport 2010年5月 レジャー・アセスメントにおける"コンストレイント調整力"概念の有効性の検討 日本レジャー・レクリエーション学会第39回大会発表論文集p.87 2009年11月 レジャー研究の先進地,北米では,レジャーの文脈において個人が直面する様々なコンストレイント(阻害)を類型化し,これらに対する個人の認知のあり方や認知の度合いを研究することは重要な課題と認識されてきた。そして,レジャー生活を診断するアセスメントツールの開発にあたっても重要な概念として注目されてきている。そこで,本研究では,そのような北米でのコンストレイント研究の動向を踏まえた上で,阻害状況を克服するべく打開策を収集・遂行する力,および意気込みを"コンストレイント調整力"という概念でとらえ,新たなアセスメントツールの開発と蓄積を目指した重要観点の掘り起こし,項目収集等の予備的検討を行った経過を報告した。 レジャー・アセスメントと施策構築に関する基礎的研究 分担, 土屋薫, 茅野宏明, マーレー寛子, 佐橋由美, 佐藤馨 日本レジャー・レクリエーション学会第38回大会発表論文集p.90-93 2008年11月 本発表は,当研究者が参加する"レジャー診断ツールの研究・開発を目的とした研究会"が実施したアンケート調査の結果報告(第一報)である。研究の最終目的は,地方の行政組織が,レジャー活動・意識に関して様々な層・グループがある中で,どのようなグループにどのような施策・アプローチによって,レジャー満足や生活全般の質(QOL)の向上に向けた働きかけをするのが有効かを検討するものであるが,本報告では予備的分析として,市民のレジャー生活の実態に関するデータ分析が行われた。分担:データ解析・分析の方針をめぐっての研究会討論への参加 社会性育成からみた学校体育の役割―教育としての運動・身体教育からスポーツ文化の入り口としてのスポーツ教育まで― 大阪樟蔭女子大学学術研究委員会/香芝市教育委員会オープンカレッジ 2008年10月 学校体育に求められている役割として,①体力・運動能力の向上と健康的で規則正しい生活習慣の形成,②社会的望ましさの高い行動様式(価値)の習得とコミュニケーション能力の育成,③将来の生涯スポーツ実践にむけた,運動・スポーツ活動との"関わり方"の学習など,大きく3つの機能があることを指摘し,とりわけ,これからの学校体育においては,個人がそれぞれ「自立的な運動・スポーツ活動者」となり,"見る"スポーツ,"する"スポーツを問わず主体的に運動・スポーツ活動に関わり,生涯にわたって健康で豊かな生活を享受していけるよう,特に③「"関わり方"の教育」が重要であることを指摘した。 Examining the effectiveness of leisure orientation construct as a framework for understanding the factors that shape people's leisure lifestyles 分担:YumiSahashi,KeiSato 10thWorldLeisureCongress(Quebec2008) Abstract/Programp.84 2008年10月 国際会議にて発表の機会を得たので,日本のレジャー研究の現状・動向と,そこにおける自身の研究の価値(成果)を発信するという意図をもって発表に臨んだ。発表は,個人のレジャー生活の充実度を把握するための効果的,優先的,主要な鍵概念を探索し,実際場面で数量的測定に利用できる診断ツールを完成させるという尺度開発の試みを報告するものであった。レジャー研究先進国である北米の国々に比べ,日本では心理学的な研究手法によって,個人のレジャー生活の質を診断し,レジャー生活充実に向けての示唆を提供するという研究スタイルは殆ど見られない。本研究が先駆的な取り組みであることをアピールした。担当分担:質問紙作成,データ解析・分析全般,全文執筆 成人女性のアクティブ・レジャースタイルの構築とwell-being向上に関する研究―アクティブ・レジャースタイルの中核要素としてのレジャー志向性の検討― 分担, 佐橋由美, 宮崎幸子 日本健康心理学会第21回大会発表論文集p.100 2008年9月 健康心理学会での発表ということで,心理的健康(well-being)とレジャー生活の関わりという視点から発表を行った。これまで,各人のレジャー生活の良し悪し(スタイル)を見極めるための鍵概念と考え継続的に研究してきた「レジャー志向性」のプロフィールをもとに,予備的調査データとしての女子大学生161人のサンプルを5つにセグメンテーションした。このアクティブ―パッシブ等様々なレジャースタイルグループのレジャー行動やレジャー環境,意識・価値観等を比較し,さらに,そのグループメンバーの生活充実感,生きがい感,自尊感情等,心理的健康状態も比較検討した。レジャーに消極的でwell-beingレベルが最も低い「消極型」から,最もレジャーが充実し,well-beingも高い「最適型」まで,序列的(発展図式的)にそれぞれのグループをマッピングすることができた。担当分担:質問紙作成,データ解析・分析全般,全文執筆 The Development of the Leisure Orientation Scale 分担:YumiSahashi,KeiSato Asia-Pacific Conference on Exercise and Sports Science 2007 Program and Abstracts p.117-118 2007年12月 レジャー行動研究を推進していくための重要かつ有効な鍵概念としての「レジャー志向性」概念の理念的な検討と定量化および尺度化を目指す基礎的研究の第2段階。最終的には,幅広い成人層に対して使用可能な,いわば万能レジャー生活診断ツールとして,志向性尺度をツールリストにプールしていくことである。第2段階としての本研究では,尺度実施の対象を大学生ではあるが,異なる学校種別に属する3大学の学生(異専攻)とし,そのデータを比較検討することにより,尺度の有効性・頑健性を評価し,より幅広い層への実施の展望について考察した。担当分担:質問紙作成,データ解析・分析全般,全文執筆 レジャー志向性尺度の開発に関する研究 分担, 佐橋由美, 多留里香 日本レジャー・レクリエーション学会第36回大会「レジャー・レクリエーション研究」大会発表論文集,vol.57,p.106 2006年12月 どのようなタイプのレジャー活動への動機づけが強いのかを探るレジャー志向性尺度を作成し,この志向性が実際どのようなタイプのレジャー活動参加に繋がり,ひいてはレジャーの質,生活全般の質にどう影響するのか,量・質両面への影響を検討した。レジャー志向性は,①長期的展望-向上,②活動性,③主導性,④対人関係志向,⑤自然志向の5つの因子から把握することができ,これら各観点における傾向性がレジャー参加のスタイル,レジャーの質,全般的なwell-beingに及ぼす影響を相関分析により検討した。結果①~③因子の影響度が強いことが明らかになった。すなわち,即座の楽しみを抑えても長期的な展望に立ち自己向上に励む志向をもち,身体的・社会的な意味で活動的で,他人に追従するのではなく,自ら率先して計画・行動する個人は,高能力投入型(シリアス)レジャーへの活動参加度,レジャーの質ともに高く,全般的なwell-beingレベルも高かった。担当分担 日常の様々な生活場面における個人の動機づけスタイルが生活全般の質に及ぼす影響 日本健康心理学会第19回大会大会号p.115 2006年9月 当研究は,人が日常場面で経験する様々なタイプの動機づけの組み合わせを示す「動機づけスタイル」という性格特性概念を仮定し,実際の生活場面で個人が直面する様々な動機づけ状況において,人はどのような経験をするのかを明らかにするとともに,動機づけスタイルにおける個人の傾向性が生活全般の質にどのような影響を及ぼすのかを,成人女性を対象とした調査結果から明らかにしようと試みた。主なる知見としては,内発的動機づけの経験頻度が高く,外発的動機づけ頻度の低い個人は,気分・感情状態についてはポジティブ・良好であるが,関与的側面,達成に関連した心理側面に関しては,低いレベルにあることが明らかになった。 中年期女性の時間利用の実態と余暇場面におけるレジャー経験に関する研究 日本体育学会第57回大会大会発表論文集p.109 2006年8月 ESM手法を用いた生活時間調査により,40・50代を中心とした中年期女性の日常生活における時間利用の実態を明らかにするとともに,様々なタイプの余暇場面におけるレジャー経験(心理状態)の特質を他の活動場面における経験と比較しながら考察することを目的とした。結果,①フルタイム女性の余暇時間の全体量は当然最も少ないものの,テレビ視聴等の消極的レジャー活動への時間配分は抑えられ,アクティブなレジャー活動の時間を確保するなど時間管理上の工夫が見られた。②各活動場面における心理体験のあり様は,就労状況に影響されないものと考えたが,予想に反してフルタイム就労の女性が仕事,家事,余暇等どの場面においても相対的にネガティブな状態にあった。 女子大学生の日常生活場面における動機づけについて-学校,アルバイト,レジャー等の生活領域に対する動機づけの様相とフロー体験の検討- 日本教育心理学会第46回総会発表論文集p.485 2004年10月 ESM調査の手法により,女子大学生の日常生活における即時経験データを収集し,実際の日常生活場面において,どのようなタイプの動機づけが,どのような活動文脈においてどの程度生じるのかを明らかにし,さらに,そのような様々な動機づけ状況下における経験(フロー体験も含め)の質について検討した。また,個人が経験する様々なタイプの動機づけの経験量を個人差変数と捉え,個人のwell-beingとの関連についても考察した。 レジャーにおけるフロー理論の再検討 日本レジャー・レクリエーション学会第33回大会「レジャー・レクリエーション研究」大会発表論文集p.46-49 2003年11月 チクセントミハイらが提唱するフロー/最適経験の理論は、体育・スポーツ,レジャー・レクリエーション研究のみならず,非常に広範な教育・心理学的研究の領域に有効な理論的枠組みを提供してきている。本研究は,中年女性に対して行われたESM調査のデータをもとに,フロー理論の日常的なレジャー場面への適用可能性について検討した。結果,フローは理論上,レジャー場面などにおいて典型的に生じるポジティブな心理経験であり,このような経験は,生活全般のwell-being向上に貢献するとされているが,実際の日常経験データによって検討したところ,フロー状況においては,活動性や集中度は高まるものの,楽しさや開放感などポジティブな感情体験は確認されなかった。従って,フロー理論をそのままレジャー研究に適用することは難しいことを指摘した。 経験抽出法(ESM)を用いた中年期女性の日常的感情・気分に関する研究-時間的変化の様相,全般的well-beingとの関わりを中心に- 日本健康心理学会第14回大会 2001年11月 ESM手法を用いて得られたデータをもとに,中年期女性の1週間(7:30~23:00)にわたる日常的感情・気分の変化パターンを明らかにしようと試みた。さらに,個人の日常的感情・気分状態が,その人の生活・人生全般についての包括的・全般的な充足感,あるいはwell-beingにどの程度影響するものなのか,検討を加えた。 ESMデータを用いた特性としての内発的動機づけ傾向(autotelicpersonality)に関する検討:"autotelicperson"の日常行動・経験パターンの特徴 日本レジャー・レクリエーション学会第30回大会「レジャー・レクリエーション研究」大会発表論文集 2000年11月 従来の動機づけ研究の多くが,状況による動機づけ様態の可能性を主たる研究課題としてきたのに対し,本研究は,内発的動機づけの経験量における個人差に焦点をあてたものである。個人の1週間にわたる日常経験データより内発的動機づけ経験量を算定し,この経験量を分析枠として,内発的動機づけ傾向の顕著な個人(autotelicperson)に独特な行動パターンや感情・気分などの情緒経験の特色を明らかにすることを試みた。結果,行動面(各活動の頻度)における顕著な特徴は得られなかったが,情緒面では,日常全般にわたってポジティブな感情やリラックス感を経験する傾向があり,また,活動性のレベルも総じて高いことを報告した。 既婚女性の日常生活におけるレジャー行動とその経験の分析:週間リズムの視点から 日本体育学会第50回大会大会号および体育社会学専門分科会発表論文集 1999年10月 中年既婚女性のESM調査データを各曜日毎に時系列(週間リズムの視点)で整理・分析し,生活時間配分状況や動機づけ,感情・気分状態等の指標における週間変動の実相・パターンをサブグループ間で比較検討した。有職主婦の生活は平日-週末という標準的な週間リズムに方向づけられているのに対し,専業主婦のリズムはそれとは異なる独自のものであることを報告した。 女子大学生の日常生活場面におけるレジャー経験の検討-経験抽出法(ESM)を用いて- 日本レジャー・レクリエーション学会第26回大会「レジャー・レクエーション研究」大会発表論文集 1996年11月 女子大学生の日常生活を経験抽出法により調査し,その時間的,空間的構造を明らかにするとともに,日常,どのような場面,状況においてレジャーの体験は生じる傾向があるのか,時間帯,曜日,場所,社会相互作用の状況,活動内容などの状況要因とレジャー経験生起の関連性について検討した。 日常生活場面におけるレジャー経験の検討-"知覚された自由・内発的動機づけ"仮説検証の試み- 日本体育学会第47回大会大会号および体育社会学専門分科会発表論文集 1996年9月 各個人におけるレジャー/非レジャーの意味づけ(レジャーの主観的定義)のプロセスは,各自の動機づけのレベルと自由の知覚度によって最も有効に説明されるとするレジャー経験の2要因モデル(仮説)をとりあげ,その有効性・妥当性について実証的に検討した。 高齢者のQOLに対する余暇活動参加の影響についての検討:『活動理論』-"社会的統合"の視点から 日本体育学会第46回大会大会号および体育社会学専門分科会発表論文集 1995年10月 『活動理論』の社会的統合モデルを余暇活動場面に適用し,余暇活動参加,余暇活動による社会的役割の獲得・維持,活動を通じ獲得される肯定的自己概念(有能感),最終目的変数としてのQOL指標を含む変数間の因果的関連について,パス解析の手法を用いて分析した。 高齢者の余暇活動参加と生活満足度に関する研究-ニュー・スポーツ愛好者を対象に- 日本体育学会第44回大会大会号および体育社会学専門分科会発表論文集 1993年11月 余暇活動が,生きがい感の指標としての生活満足度に及ぼす影響についての一連の研究である。余暇活動参加や充足度に関する測定尺度の検討についてもあわせ行った。 高齢者の生活充足と余暇活動参加に関する研究-愛好スポーツの性格と関連して- 日本レジャー・レクリエーション学会第23回大会「レジャー・レクリエーション研究」大会発表論文集 1993年10月 本研究は,"余暇活動の充実度は,生活全般の満足度に影響を及ぼす"という先の研究結果をさらに展開させ,生活充足の程度が,愛好する余暇活動,とりわけスポーツ活動の種目によって異なるか否かをテーマとした。 小学校「体育」における感覚教育の展開についての考察-ヴァルドルフ教育における身体教育の実践をてがかりとして- 日本体育学会第43回大会大会号 1992年12月 初等教育の身体活動における感覚育成の必要性を論じた。シュタイナーの提唱する「12感覚論」を手がかりとし,さらにヴァルドルフ教育実践の事例をもとに,身体活動-体育における感覚教育の可能性についても考察した。 ニュー・スポーツ愛好者のスポーツ意識と活動参加意欲について 日本レジャー・レクリエーション学会第22回大会「レジャー・レクリエーション研究」大会発表論文集 1992年11月 生涯スポーツ理念の定着に伴うスポーツ欲求の多様化をふまえ,目下,高齢者,スポーツ未経験者に急速に浸透しつつあるNSに焦点をあて,愛好者のスポーツ意識,活動関与度(意欲と実態)を調査した。活動への関与度は高く,現象面でのNSの定着を裏づけるものであったが,欲求構造の面では,挑戦,熟達,向上,自尊など自己実現欲求の充足志向は低く,健康維持や情緒的開放,コミュニケーションなど合理的欲求充足が優先するという独特の意識構造が明らかになった。 ヴァルドルフ教育における身体活動の教育的意義-オイリュトミーEurythmieに焦点をあてて- 日本体育学会第42回大会大会号 1991年10月 ヴァルドルフ教育における身体教育のカリキュラムと教育方法論に関する研究。特に,オイリュトミーは,合科的・総合的教育の展開を可能にするものであることを明らかにし,その教育的価値を確認した。 1 主要な担当経験のある科目(授業) 11 2020年9月 - 現在 アカデミックスキルズB (大阪樟蔭女子大学児童教育学部) 2019年4月 - 現在 国際スポーツ文化論 (同志社女子大学現代社会学部子ども学科) もっとみる 所属学協会 8 日本健康心理学会 日本教育心理学会 日本教育方法学会 World Leisure and Recreation Association 日本テニス学会 もっとみる Works(作品等) 1 Roger C. Mannell & Douglas A. Kleiber A Social Psychology of Leisure (レジャーの社会心理学) 速水敏彦監訳 2004年5月 その他 現在までわが国では,社会心理学的観点からレジャーについて考察した書物は皆無だが,北米でも,社会心理学的理論や研究法を適用し,体系立ててレジャーを論じた本はまだ多くはなく,その意味でこの書は,フロンティア的試みとして位置づけられる。翻訳によって,わが国でのレジャー・レクリエーション実践・研究分野において,初の本格的な研究書が紹介されることとなる。 担当部分:第12章 レジャー・コンストレイントの調整とレジャー・アフォーダンスの創出 12章では,人々をより充足的で関与的なレジャースタイルの構築へと導いていくのに,レジャーの社会心理学に基づく知識をどのように利用していくことができるのか,レジャー研究の応用の可能性について考察している。レジャー活動の積極的な参加やレジャー利得の最大限の享受を妨げる障害・コンストレイントについての理論(階層的コンストレイントモデル等)や研究成果が紹介され,また,これらの障 共同研究・競争的資金等の研究課題 5 アクティブな余暇スタイルをもつ中高齢者における日常行動の特徴とQOLに関する研究 日本学術振興会 科学研究費助成事業 1999年 - 2000年 佐橋 由美 レジャーの概念を規定する主観的要因の検討:経験抽出法適要による現象学的アプローチ 日本学術振興会 科学研究費助成事業 1997年 - 1998年 佐橋 由美 ESMによるレジャー経験の記述とレジャーが生活全般の満足度に及ぼす影響の検討 日本学術振興会 科学研究費助成事業 1995年 - 1995年 佐橋 由美 高齢者のQOLとスポーツ志向余暇ライフスタイルの関連について 日本学術振興会 科学研究費助成事業 1994年 - 1994年 佐橋 由美 - - 学術貢献活動 1 - その他 教育方法の実践例 1 件名 「運動と健康」 年月日(From) 2007/04 概要 「運動と健康」は,全学部全学科1回生を対象とした必修科目である(平成19年4月時点)。また,教員免許や保育士資格の取得にも必要単位となっている。 授業は講義と実技からなるが,講義ではまず,健康と体力の捉え方,現代社会における健康阻害の問題など基礎的テーマの学習から出発し,健康・体力づくりのための安全で効果的な運動である「有酸素運動」の生理学的メカニズムとその効用や,運動プログラム立案(運動処方)に際しての原則を理解させることをねらいとしている。上述の講義内容が,体験的に理解されるように,体力テストや運 1 作成した教科書 2 件名 「余暇行動論」「演習?〜?」の授業のための教科書(『レジャーの社会心理学』)の作成 年月日(From) 2004/05 概要 北米で,レジャー・レクリエーションの専攻学生ならびに大学院生に教科書として使用されている,A Social Psychology of Leisure を翻訳し(第12章担当),本学の余暇関連の授業において教科書・参考図書として使用している。 詳しくは,研究業績(翻訳)の箇所参照。 件名 児童教育学科専攻科目「身体表現(体育)A・B」のための教科書(『乳幼児のための保育内容 表現:身体・音楽・造形』)の作成 年月日(From) 2019/09/30 概要 本書は保育内容の「表現」についての学びを「身体」「音楽」「造形」の各領域から深めていこうとする目的で作成された。保幼小免許取得のための科目でもある「身体表現(体育)」の授業の中で、特に「身体」について解説した第4章と第5章に基づき、学びを進めていく。 1 資格・免許 4 件名 小学校教諭2級普通免許 年月日 1984/03 概要 小学校教諭2級普通免許状取得(昭58小2普第92号)(石川県) 件名 高等学校教諭2級普通免許(保健体育) 年月日 1984/03 概要 高等学校教諭2級普通免許状(保健体育)取得(昭58高2普第313号)(石川県) 件名 高等学校教諭専修免許(保健体育) 年月日 1989/07 概要 高等学校教諭専修免許状(保健体育)取得(平元高専第69号)(茨城県) 件名 中学校教諭1級普通免許(保健体育) 年月日 1984/03 概要 中学校教諭1級普通免許状(保健体育)取得(昭58中1普第230号)(石川県) 1