研究者業績

佐々木 成明

ササキ ナルアキ  (naruaki sasaki)

基本情報

所属
多摩美術大学 美術学部 情報デザイン学科 メディア芸術コース 教授
学位
造形修士(武蔵野美術大学)

研究者番号
60350245
J-GLOBAL ID
202101003579783357
researchmap会員ID
R000015621

外部リンク

受賞

 9

論文

 2

書籍等出版物

 13

Works(作品等)

 121

共同研究・競争的資金等の研究課題

 3

学術貢献活動

 153

社会貢献活動

 14

その他

 9
  • 2016年1月 - 2019年3月
    砂漠の風土と芸術創造の関連性に関する探究。単著『砂漠芸術論』(彩流社、2018年)上梓。映画を含む芸術を、和辻哲郎が論じた風土と環境から読み解く芸術人類学の新たなる試み。人類の文明は砂漠で成立した。古代エジプト、イスラームの美術、唐草文様、オリエンタリズム、シュルレアリズム、ランドアート、アメリカ写真史、ロードムービー、西部劇……逆らいようのない苛酷な砂漠の環境は、宗教を成立させ、芸術の創造にも数々の影響を及ぼしてきた。 砂漠のなかで生まれた芸術、砂漠へ挑んだ西洋画家たち、砂漠を背景に描いた映画やランド・アート、そして砂漠に影響を受けた日本人作家まで、「砂漠」を軸に芸術を読み解く研究。
  • 2017年4月
    文様をアート&デザイン教育の重要なツールと捉え、その収集と調査研究活動を行う。文様の位置情報などのデータを含めたデジタルアーカイブスの構築、映像作品の制作を通して、流動的で多元的で捉えどころがない文様から、人間の営みやアート&デザインの諸相を探究する。
  • 2017年4月
    多摩美術大学共同研究「アジア装飾文様研究プロジェクト」は、大きく2つの目的を掲げている。ひとつはデジタルアーカイブのプロデュースとデザインー70年代に行われた多摩美術大学文様研究所の資料を再活用してアーカイブを生成するプロジェクトである。ふたつめは21世紀現在の視座で同対照を改めてリサーチすることで読み直してみる試みー全11作品の文様映画の制作。さらにその成果を教育での活用を試みる。論文発表、社会一般に向けた提示と研究成果の提供を行う。
  • 2016年3月 - 2016年3月
    フィールドワーク:島根、鳥取、奈良、京都(日本) 砂漠風土と芸術作品に関する研究調査の一環で、鳥取砂丘および植田正治氏ゆかりの地と美術館、さらに京都と奈良の枯山水や寺院仏閣等に残る、砂漠文化の影響を巡るフィールドワークを行った。
  • 2003年4月 - 2010年3月
    比婆荒神神楽は広島県庄原市の東部で行われる、本山三宝荒神をまつる祖霊信仰の神楽。中世の名残とみられる地域組織「名」に伝承される守護神・産土神を祀る祭事で行われる神樂で33年ごとに大神楽として開催される。荒神神楽は鎮魂の要素を残しているのが特色といわれ、とくに託宣(神がかり)の神事を伝えていることは全国的にみても重要である。この祭礼をフィールドワーク、インタビュー、文献調査を通して7年にわたり研究した。その研究成果はドキュメンタリー映画「荒神の祭礼 - 比婆荒神神楽の伝承」 (2009年08月)によりまとめられている。
  • 2005年4月
    室町以降から始まる日本独特の、怖さや畏怖の美学は、ヒンドゥー教とインド仏教の影響で成立した密教(タントリズム)から始まり、戦神像や、明王などの仏教美術。密教婆娑羅大名、出雲阿含のストリートダンスに始まる歌舞伎者、旗本奴や町人のいなせやいきの文化、歌舞伎者や火消したちの男気といった江戸の風俗へと影響を及ぼした。それは特攻隊、帝国陸軍、やくざや、ヤンキー、暴走族、ギャルなど戦中・戦後をへて、現代の日本独自の風俗文化と美意識へと繋がる。それら特異な風俗と美意識について日本美術の歴史を再度読み直す。
  • 1998年4月 - 1998年12月
    資金支給機関: 情報処理振興事業協会(IPA)、未踏ソフトウェア創造事業の未踏ソフトウェア創造事業、開発資金の提供により、企画開発、アプリケーションのディレクションを担当。株式会社インターアクティブの協力によりデモンストレーション判アプリケーションを制作。
  • 1988年4月
    映像作家として国内外の美術館で作品を展示上映。ダンスパフォーマンスの映像記録。ゲームデザイン。CGI制作。CM,ミュージッククリップ、その他の映像コンテンツの企画と制作業務を行う。