立野 貴之, 加藤 尚吾, 加藤 由樹
年会論文集 28 34-37 2012年8月
昨年の東日本大震災の影響で,携帯電話やPHSのサービスが,しばらく利用できなかったり,あるいは通信規制などで利用しづらかったりする状況が続いた.携帯電話の通話やメールでは輻輳状態が起こり,多くの学生が連絡手段の確保に奔走した.この時に,連絡手段を確保するため,多くの学生はSNSやTwitterに集まり,友人同士の安否を気遣い,ある学生は,スカイプを利用し,連絡をあきらめた学生もいた.本研究では本地震を経てCMCに対する学生意識や行動の変化について,CMCの理解や利用状況,震災時の行動などの観点から分析する.