学部卒業後15年間にわたる環境NGO(NPO)での事務局/実践活動の傍ら、地方自治体の環境/エネルギー計画、低炭素施策の策定プロセスや計画内容に関する研究を進めてきました。
2013年に総合地球環境学研究所(地球研)に転任、水・エネルギー・食料連環(ネクサス。連関)に射程を広げ、自然科学者とも連携し、特に水・エネルギーネクサスに関係するステークホルダーの意識や利害関心の分析を担当しました。
2018年から2020年度まで、同研究所の実践プログラム1(環境変動に柔軟に対処しうる社会への転換)に所属、戦後日本の水資源開発の歴史に焦点を当て、特に工業用水や水力発電の時系列的な解析を進めました。2021年4月より、兵庫県立大学にて、主に環境政策(関連法や条例を含む)、環境行政、SDGs関連(特に再生可能エネルギーや気候変動対策)の教育研究に従事しています。