栗原 直希, 畠中 元香, 寺薗 岳, 中谷 温希, 花見 拓哉, 高垣 直尚, 岩野 耕治
関西支部講演会講演論文集 2025.100 10405 2025年
本研究班は第8番目のムーンショット目標のうち「台風下の海表面での運動量・熱流束の予測と制御」に従事している.本研究では,台風下における波形と台風強度には強い結びつきがあることから,台風の弱体化を目的とした波の抑制に着目し,九州大学の台風シミュレーション水槽内で界面活性剤溶液を用いた波高測定を行い,抗力係数および熱輸送係数のモデル作製を行った.その結果,界面活性剤の投入によって波高が抑制されることが確認され,新規モデルの作製がなされた.一方,100~300ppm間の濃度変化による一貫した物理現象の変化は見られなかったため,最小で100ppmの界面活性剤の使用により300ppmと同様の波高抑制効果が得られる可能性が示された.