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相良 かおる

サガラ カオル  (Kaoru Sagara)

基本情報

所属
兵庫県立大学 大学院 社会科学研究科 客員研究員
奈良先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 客員准教授
学位
博士(奈良先端科学技術大学院大学)
修士(奈良先端科学技術大学院大学)

J-GLOBAL ID
200901065852183805
researchmap会員ID
1000315225

外部リンク

 2008年から『実践医療用語辞書ComeJisyo』を作り始め、これまでに約11万語を収録し、医療記録の処理を支える基盤として使われてきました。2018年からは、合成語の分析を通して、医療現場で使われる言葉の特徴をより深く調べています。

 2023年4月に、四半世紀近く勤めた教育の仕事を離れ、約30年ぶりに育った町に戻ってきました。2026年度からは、私のこれまでの歩みと関心をすべて集約した学際的な研究テーマに取り組みます。このテーマは、恩師への、そして社会や地域への恩返しでもあります。

 具体的には、電子カルテの普及率がまだ60%に届いていない全国の中小規模病院への郵送悉皆調査を通じて、電子カルテの現状や用語によるコミュニケーションエラーの実態を明らかにします。さらに、ローカルな医療用語や慣習的な表現を集め語彙データベースを構築・公開します。

 そして、できれば病院内での閉じたローカルLLM環境を試作・公開することを目指します。


論文

 32
  • 相良, かおる
    言語資源ワークショップ発表論文集 1 207-224 2024年11月13日  筆頭著者
  • 東条 佳奈, 黒田 航, 相良 かおる, 高崎 智子, 西嶋 佑太郎, 麻 子軒, 山崎 誠
    言語資源ワークショップ発表論文集 = Proceedings of Language Resources Workshop 1 109-116 2023年  
    Osaka University Kyorin University Seinan Jo Gakuin University Seinan Jo Gakuin University, Physician Physician Kansai University National Institute for Japanese Language and Linguistics 会議名: 言語資源ワークショップ2022, 開催地: オンライン, 会期: 2022年8月30日-31日, 主催: 国立国語研究所 言語資源開発センター 医療記録データには、複数の単語が連結された合成語が多く存在する。そのため、自然言語処理を効率的に行うためには、合成語の語構成や、それらの構成要素の意味に着目し、合成語の構造を明らかにする必要がある。しかし、医療記録は非公開という資料的特質のため、言語学的な調査があまり行われてこなかった。また、医療関係者における意味のある言語単位も定まっておらず、整理の必要があった。こうした背景に基づいて作成した言語資源が『実践医療用語_語構成要素語彙試案表 Ver.2.0』である。本試案表は、『実践医療用語辞書ComeJisyoSjis-1』より抽出した合成語より作成した『実践医療用語_語構成要素語彙試案表Ver.1.0』を更新したもので、7,087語の合成語について、それぞれを構成する語構成要素6,633種と、語構成要素に付与した意味ラベル41種を収録している。本発表では、Ver1.0からの変更点と、本言語資源の特徴、意味ラベルに注目した語構成要素について概観を行った。 source:https://clrd.ninjal.ac.jp/lrw2022.html identifier:大阪大学 identifier:杏林大学 identifier:西南女学院大学 identifier:西南女学院大学 identifier:医師 identifier:関西大学 identifier:国立国語研究所
  • 相良 かおる, 黒田 航, 東条 佳奈, 西嶋 佑太郎, 麻 子軒, 山崎 誠
    言語資源ワークショップ発表論文集 1 309-318 2023年  
    我々は、医療用語の合成語の語構造および語構成要素とその意味を明らかにすることを目的に、合成語7,087語を分析し『実践医療用語_語構成要素語彙試案表 Ver.2』を作成した。この作成の過程で、(1)医療用語の選定方法、(2)分割単位の曖昧性、(3)語構造の記述方法、(4)意味ラベルの命名と付与方法に課題がみつかった。そこでこれらの課題を検討し、改良版の試案表Ver.3の作成に着手している。本発表では、改訂版Ver.3の公開にむけて、これらの問題点と当面の方針について述べる。
  • 相良 かおる, 高崎 智子, 東条 佳奈, 西嶋 佑太郎, 山崎 誠
    言語資源ワークショップ発表論文集 = Proceedings of Language Resources Workshop 1 43-51 2023年  
    Seinan Jo Gakuin University Seinan Jo Gakuin University, Physician Osaka University Physician National Institute for Japanese Language and Linguistics 会議名: 言語資源ワークショップ2022, 開催地: オンライン, 会期: 2022年8月30日-31日, 主催: 国立国語研究所 言語資源開発センター 「急性骨髄性白血病」のように「~性」が複数含まれ、かつ「急性」を含む病名において、「急性」の緊急度と語順の関係を調べるために、『現代日本語書き言葉均衡コーパス』(BCCWJ)に出現した当該の病名28語について、BCCWJ、医師経過記録、多職種共有の経過記録での出現頻度を求めた。その結果、①「急性」は語頭に多く出現すること、②医療現場では使われない病名があること、③医療現場では「急性」無しの病名が多く使われていること、④「急性」とその他の「~性」の語順を変えた同義語が存在することが分かった。 source:https://clrd.ninjal.ac.jp/lrw2022.html identifier:西南女学院大学 identifier:西南女学院大学/医師 identifier:大阪大学 identifier:医師 identifier:国立国語研究所
  • 東条, 佳奈, 相良, かおる, 西嶋, 佑太郎, 麻, 子軒, 山崎, 誠
    じんもんこん2021論文集 2021(1) 194-199 2021年12月4日  
    本発表は,医療記録データにおける数量表現の適切な抽出のために,医学分野の用語集・辞典と医師国家試験問題文より抽出した「第」を冠する序数詞について「数詞の表記のゆれ」と「名義尺度と順序尺度のどちらにあたるのか」の2 点に注目して分析を行ったものである.調査の結果,立項される序数詞においては,同じ見出し語であっても数詞の表記法にゆれがあること,算用数字は順序尺度が多く名義尺度が少ないこと,ローマ数字は名義尺度が多いことなどを示した.ただし,序数詞の特性上,尺度の判別に迷うものも多かった.今後,表記のゆれを所与とし,医療記録データから数量表現を的確に抽出するためには,序数詞だけではなく,数詞と助数詞,および隣接する名詞との関係を明らかにする必要がある. In this study, for appropriate extraction of quantitative expressions from medical record data, we analyzed ordinal numerals including the Japanese character “第 (dai)” extracted from glossaries and dictionaries used in the medical field and the National Medical Examination for Doctors, focusing on two points: fluctuations in the notation of numerals and whether the numerals correspond to nominal or ordinal scales. The results of the survey showed that (1) there are variations in the notation of numerals in ordinal numerals, even for the same headword; (2) arithmetic numerals are most often on ordinal scales but sometimes on nominal scales; and (3) Roman numerals are most often on nominal scales. However, due to the characteristics of ordinal numerals, there were many cases where it was difficult to determine the type of scale. In the future, it will be necessary to clarify the relationships between the scale and not only ordinal numerals but also numerals, particles, and adjacent nouns to accurately extract quantitative expressions from medical record data, given the variation in notation.

MISC

 85

書籍等出版物

 2

講演・口頭発表等

 58

担当経験のある科目(授業)

 9

Works(作品等)

 7

共同研究・競争的資金等の研究課題

 5

産業財産権

 5

その他

 1
  • 2003年 - 2003年
    平成14年度厚生労働科学特別研究 次世代育成支援に向けた地方公共団体における行動計画のあり方について 分担研究者