石崎 嘉彦, 紀平 知樹, 丸田 健, 森田 美芽, 吉永 和加 (担当:共著, 範囲:56頁〜82頁)
ナカニシヤ出版 2007年2月
分担執筆した第III部では、17世紀科学革命によって打ち立てられた数学的世界観が、人間の生にどのような意味を持つかということを考察しつつ、また科学史家のトーマス・クーンによって提唱されたパラダイム論によって、その数学的世界観が唯一の客観的実在を提示するものではないという視点を提示した。そして現代社会における科学をリチャード・ローティのいう連帯としての真理という立場からコントロールする可能性について論じた。
担当頁:p.56〜p.82
担当部分:「第III部 理性の危機と科学批判」
著者:石崎嘉彦、紀平知樹、丸田健、森田美芽、吉永和加