研究者業績

紀平 知樹

kihira tomoki

基本情報

所属
兵庫県立大学 看護学部 教授
学位
博士(文学)(2003年3月 大阪大学)

J-GLOBAL ID
200901085100029123
researchmap会員ID
5000026135

論文

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書籍等出版物

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  • 紀平知樹 (担当:分担執筆, 範囲:第14章 エコツーリズムと環境倫理:240-254)
    昭和堂 2020年10月 (ISBN: 4812219345)
  • 伊藤邦武, 藤本忠, 田中龍山, 山口雅広, 松田克進 (担当:共著, 範囲:第13章 応用倫理学: 183-199)
    晃洋書房 2018年4月 (ISBN: 9784771030442)
    第13章の「応用倫理学 生活の中に潜む倫理的問題」の執筆を担当した。
  • (担当:共著, 範囲:93-113)
    二瓶社 2017年4月
  • 末廣謙, 紀平知樹, 常見幸 (担当:共著, 範囲:96頁〜124頁)
    二瓶社 2014年3月
    担当した第6章「医療と倫理」では、医療と倫理がどのように関係するかを説明したあと、特に現在の医療倫理の基本原則となっている自律尊重、無危害、善行、正義の原則について解説を行っている。
  • 鷲田清一, 中岡成文, 本間直樹, 紀平知樹 (担当:共著, 範囲:188頁〜212頁)
    大阪大学出版会 2010年9月
    本稿では、鷲田清一によって提唱され、展開されている臨床哲学について、それがどのような哲学なのかということを明らかにしようとしている。

講演・口頭発表等

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  • 紀平知樹
    ワークショップ「観光とリアリティ」 中央大学人文科学研究所 リアリティの哲学、時間・偶然研究会 2024年3月3日
  • 常見幸, 紀平知樹
    第55回日本医学教育学会大会 2023年7月29日 日本医学教育学会
  • 紀平知樹
    観光学術学会第12回大会 2023年7月9日
  • 紀平知樹
    観光学術学会第9回研究集会 2022年2月19日  招待有り
  • 常見幸, 紀平知樹
    第53回日本医学教育学会大会 2021年7月
  • 心光世津子, 坂本岳之, 中岡成文, 紀平知樹, 三浦隆宏
    日本精神保健看護学会第31回学術集会 2021年6月6日
  • 観光学術学会第8回大会 2019年7月7日 観光学術学会
    観光経験に関する質的研究において、現象学的方法を用いて分析する研究が増加してきている。しかし、そうした論文において必ずしも現象学がどのような方法であるかを明確に定義しているものはほとんど見当たらない。そうした状況に対する批判も散見されるようになってきている。本発表では、フッサールの現象学にもとづき、観光経験の分析を行うことを目的としている。そしてフッサールが意志行為の現象学の分析の一つの例として「パリへ旅をする」という経験を取り上げて分析しているので、その分析を下敷きにしつつ、観光経験の現象学的分析を行った。
  • 応用哲学会第11回年次大会 2019年4月21日 応用哲学会
    近年、観光関連産業が世界経済の中で占める重要性が増している。 日本でも 2003 年に当時の小泉首相が観光立国宣言を行い、観光立国推進基本法を制定するなど、観光を通した地域経済の活性化を推し 進めようとしてきた。そのような後押しのもと、訪日外国人旅行者は 2003 年には約 520 万人であった のが、2017 年には 2869万人にまで増えている。 こうした観光への関心の高まりとともに、農業と観 光の連携を積極的に進めようとする動きがある。2000 年に発表された最初の「食料・農業・農村基本計 画」において、都市と農村の交流の 1 つのあり方として「グリーンツーリズム」の推進が掲げられてい る。2010 年の基本計画においては、観光業という言葉が使われるようになり、それと同時に農村・農業 の6次産業化という考え方が浮上してくる。また 2014 年には農林水産省と観光庁の間で「農観連携の 推進協定」が結ばれ 6 つの課題が掲げられている。そこで今回の発表では、協定に
  • 紀平知樹
    フッサール研究会17回大会 2019年3月16日 フッサール研究会
    観光経験を現象学的に考察することを目的とした本発表では、まずは観光研究の古典を概観し、主要な問題点を明らかにした。また、観光研究に関する現象学的方法の現状を確認し、その方法論的な曖昧さを指摘した。その上で、本発表では、フッサールによる意志行為の現象学を下敷きにして、観光経験を現象学的に分析し観光経験における意味の再創造という特質を明らかにした。
  • ターミナルケア講座 2018年8月1日 公益財団法人ひょうご震災記念21世紀研究機構 兵庫県こころのケアセンター  招待有り
  • 観光学術学会第7回大会 2018年7月8日 観光学術学会
    観光倫理学の構築のために、観光という行為はどのような行為なのかを明らかにする必要がある。本発表の目的は、観光を現象学的観点から定義することである。観光研究における現象学の活用は、すでに行われているが、それらの研究が何をもって現象学というのかは明確ではないという批判もある。そこで、本発表ではまず哲学としての現象学、とくにフッサールの現象学とハイデガーの現象学を概観した上で、フッサール現象学をもちいて観光経験を定義している。
  • 2017年度大会 2017年11月19日 関西倫理学会  招待有り
    「環境倫理学X事例にもとづく研究」というシンポジウムテーマで環境倫理学において事例をどのように扱うかについて検討を行った。
  • 常見幸, 紀平知樹
    第49回日本医学教育学会大会 2017年8月19日 日本医学教育学会
  • 第49回日本医学教育学会大会 2017年8月18日 日本医学教育学会
    近年、たびたび「Informed Consent(IC) から Shared Decision Making(SDM) へ」移行すべきだという議論が繰り広げ られている。しかし SDM の定義は多様であり、IC と SDM が異なるものなのかどうか、検討の余地が残されている。 本研究では、2 つの概念を比較しながら、その異同を明らかにする。
  • 常見幸, 紀平知樹, 永田悟士, 鈴木綾華
    第23回大学教育研究フォーラム 2017年3月19日
  • 臓器提供に関する委員会講演会 2017年2月13日 兵庫県立こども病院  招待有り
  • 常見幸, 紀平知樹, 末廣謙
    第9回日本保健医療福祉連携教育学会学術集会 2016年8月21日 日本保健医療福祉連携教育学会
    兵庫医療大学1年生(薬学部、看護学部、リハビリテーション学部)必修科目早期臨床体験実習(含む医学部との合同チュートリアル)取り組みの報告。
  • 2016年3月23日 宇治徳洲会病院  招待有り
    宇治徳洲会病院職員向け患者の権利講演会の講師
  • 私立大学図書館協会西地区部会阪神地区協議会研究会 2016年2月19日 私立大学図書館協会西地区部会阪神地区協議会  招待有り
  • 稲垣諭, 直江清隆, 紀平知樹
    日本現象学会第37回研究大会男女共同・若手研究者支援ワークショップ 2015年11月8日 日本現象学会
    環境問題に対して、現象学的手法を用いて研究することの可能性について報告を行った。
  • 常見幸, 末廣謙
    第8回日本保健医療福祉連携教育学会学術集会 2015年8月9日 日本保健医療福祉連携教育学会
    IPEにおいていわゆるアカデミックスキルズの取得がどのような効果を及ぼすかの検証を行った。
  • 神崎宣次, 上村崇, 小城拓理, 本田康二郎, 村上祐子
    応用哲学会第7回年次研究大会 2015年4月26日 応用哲学会
    応用哲学会での「初年次教育における哲学系教員の貢献可能性」ワークショップで、兵庫医療大学で行っている「アカデミックリテラシー」の授業概要の紹介と、その取り組みから初年次教育において哲学がどのような役割を果たしうるかを検討した。
  • 第58回日本集中治療医学会近畿地方会 2013年7月6日  招待有り
    倫理とは何か、また生命倫理が現代社会の中でどのような経緯で成立してきたか、そしてその結果どのような性格を持っているかを明らかにした。そのうえで生命倫理とはことなったものとしての看護倫理がありうるなら、その基盤はどこにあるかを考察した。その結果、近代的な人間観をこえて人間を全体として理解することの意味を明らかにした。
  • 西宮渡辺病院倫理委員会教育講演 2013年1月  招待有り
    一般的に尊厳死や安楽死として一括りに語られることが多いが、尊厳死と安楽死の違い花何か、そして尊厳死に関連してそこにどのような倫理的問題が発生するかについて講演を行った。
  • 日本現象学会 2012年11月18日
    日本現象学会34回研究大会ワークショップ「環境問題に対する現象学の貢献可能性と限界」のオーガナイザーと提題者として参加。
  • 臨床哲学研究会 2012年7月8日
  • 日本倫理学会第62回大会 2011年9月30日
  • 臨床哲学研究会 2011年7月9日
    京都の洛星高校で行っていた、哲学の授業の試みについて報告を行った。
  • 京都生命倫理研究会 2011年6月26日
  • 日本倫理学会 2010年10月8日
    日本倫理学会第61回大会ワークショップ 「持続可能性の基盤と射程」
  • IV Japanese-French Symposium on Bioethics and Ethics of Science 2009年4月19日

共同研究・競争的資金等の研究課題

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