研究者業績

竹田 直樹

タケダ ナオキ  (naoki takeda)

基本情報

所属
兵庫県立大学 大学院緑環境景観マネジメント研究科 准教授
学位
博士(学術)(1992年11月 千葉大学)

研究者番号
20316037
J-GLOBAL ID
202001017241930994
researchmap会員ID
R000007254

学歴

 1

受賞

 1

主要な論文

 9

MISC

 60
  • 竹田直樹
    環境芸術 34 103-103 2025年10月  招待有り筆頭著者
  • 竹田 直樹
    環境芸術 30 19-27 2023年7月31日  
  • 竹田 直樹
    環境芸術 = Bulletin of environmental art and design : 環境芸術学会論文集 : 環境芸術学会誌 / 環境芸術学会学会誌委員会 編 29 73-81 2022年  
  • 平戸 貢児, 竹田 直樹, 鈴木 太朗, 山田 良
    環境芸術 = Bulletin of environmental art and design : 環境芸術学会論文集 : 環境芸術学会誌 / 環境芸術学会学会誌委員会 編 18 12-27 2017年  
  • エバレット ブラウン, 白砂 伸夫, 重森 千靑, 大森 正夫, 竹田 直樹
    環境芸術 = Bulletin of environmental art and design : 環境芸術学会論文集 : 環境芸術学会誌 / 環境芸術学会学会誌委員会 編 16 14-42 2016年  
  • 竹田 直樹, 八木 健太郎
    環境芸術 12 77-84 2013年  査読有り
    本研究は、都市空間に進出したサブカルチャーコンテンツの類型化と整理、ならびに、こうした事例の人々による受容形態の類型化と整理を試み、サブカルチャーコンテンツの都市空間における性質の一端を考察するものである。フィクショナルな物語として製作され、受容されてきたサブカルチャーは、これまで、現実世界とは無関係な存在であった。だが、その受容者は、このところ現実世界をそのフィクショナルな物語に沿う形で、読み替えてとらえるようになっている。ついには、その読み替えは現実世界に、実体のある彫像や建築や環境や施設となって設置、建設、保全されるようになり、現実世界は書き換えられている。都市空間に進出したサブカルチャーは、単なる余暇の娯楽にとどまらず、日常の生活に深く浸透した、新たな信仰の対象とも言える地位を確立しつつあるのかもしれない。
  • 八木 健太郎, 竹田 直樹
    環境芸術 No.12 85-90 2013年  査読有り
    これまでのパブリックアートにみられるわが国の都市空間におけるさまざまなアートのあり方と、今日の都市空間において多様な展開を見せているマンガやアニメなどのキャラクターのあり方を包括的に比較し、それぞれの都市空間における役割や存在意義を考察し、明らかにすることが目的である。わが国のパブリックアートは、都市景観の向上を目的として、野外彫刻を中心にスタートした。その後、文化的、教育的な役割に加え、都市の不動産価値の向上や地域の活性化まで、実に多様な役割を担うようになり、その目的は多様化してきた。また、それにともなって都市空間との関係性も、次第に多様になってきている。それに対して、マンガやアニメなどのキャラクターを都市空間に導入される際に期待されている役割は、地域の活性化あるいは集客力のアップという点において共通しており、比較的単純明快である。役割が明快な一方で、都市におけるこうしたキャラクターの存在形態は、集客の核となる施設または巨大な彫像、アプローチを飾り演出する造形物、地域へのアクセスを提供する車両など、複合的なメディア展開をみせている。またその実施主体も、自治体や公共団体、草の根的な市民活動など多様である。都市空間におけるサブカルチャーとしてのマンガやアニメなどのキャラクターは、単に地域の集客力を向上に寄与するという当初の目的を明らかに超えはじめている。サブカルチャーの物語の受容を促すことを通して、地域の歴史や風土・伝統に触れる機会を提供し、ハイカルチャーとしてのパブリックアートと同様に、都市におけるモニュメントとしての特質を獲得している。
  • 竹田 直樹
    選挙 : 選挙や政治に関する総合情報誌 65(3) 26-30 2012年3月  
    資料形態 : テキストデータ プレーンテキスト コレクション : 国立国会図書館デジタルコレクション > デジタル化資料 > 雑誌
  • 八木 健太郎, 竹田 直樹
    環境芸術 9 65-70 2010年  
    日本のパブリックアートは自治体の彫刻設置事業として始まった。これは世界的にも先駆的であったが、こうした日本のパブリックアートがその後どのように展開し、変化したのかを明らかにすることが目的である。アメリカにおける状況とも比較しつつ、彫刻設置事業以後のわが国のパブリックアートを巡る制度やプロジェクトを類型化し、その変化過程を示した。その結果、わが国においてはパブリックアートをめぐる議論は比較的乏しかったものの、1980年代から90年代にかけて、彫刻設置事業としてのパブリックアートが持つ問題点を解決するための興味深い変化が現れていることが明らかになった。1)都市開発事業と密接な関係を築き、都市や建築空間と一体となることにより都市の付加価値向上を実現する、2)彫刻などのアート作品を恒久的に設置する事業から、期間を限定してテンポラリーに作品を展示するプロジェクトへ移行する、3)作品の制作あるいはイベントの企画・運営を通して地域社会と密接な関係を構築する、という三つの変化の方向性が明らかになり、ほぼ同時期にアメリカにおいて見られたパブリックアートの変化とはまた異なる独自の展開を見せていることが示された。
  • 竹田 直樹, 八木 健太郎
    環境芸術 8 1-7 2009年  
    彫刻設置事業における既成作品購入型とは、既成の作品の中から適切なものを選択・購入し、設置するという、きわめてシンプルな作品選択の方法である。この方法では、原理的に作品内容の中に設置場所との関連性は含まれず、設置される作品の内部にサイトスペシフィシティーは必然的に生じない。本論では、最初に計画的で継続的な彫刻設置事業に既成作品購入型の作品選定システムを取り入れた1973年からの長野市、その前後に行われた旭川市の設置事業、そして1978年から81年にかけて横浜市により大通り公園で実施された設置事業を分析対象とした。なお、この分析過程において、田村明の言説は重要である。その結果、既成作品購入型は、モニュメント性が希薄な作品が得られるという点で、自由主義社会にふさわしい作品選定方法として捉えられていたことがわかった。しかし、冷戦が終結し、バブル経済が崩壊した後の社会では、それは意外にも「自由主義の推奨する芸術」を賛美し、あるいは「高価で贅沢な商品」を賛美するモニュメントに変質してしまった可能がある。
  • 竹田 直樹, 八木 健太郎
    環境芸術 7 1-6 2008年  
    1978年から始まる仙台市の彫刻設置事業は、制作者に設置場所をふまえた作品の制作を依頼する、いわゆるオーダーメイド型を最初に計画的な彫刻設置事業に採用したものとして知られている。しかし、この手法は1977年に釧路市幣舞橋で行われた彫刻設置事業の影響を受けたものであった。釧路市の事業は、1950年代から始まる、いわゆる「平和の像」の設置事業における北海道型の流れに位置づけられるものであるので、仙台市の事業は、1961年以降の「彫刻のあるまちづくり」事業に、1950年代の「平和の像」の設置事業の要素を融合したものとしてとらえることができる。結果として、仙台市の彫刻設置事業は、「彫刻のあるまちづくり」事業において、はじめてサイトスペシフィシティーを回復したものとなる。冷戦下にあって、「芸術の自律性」という価値観が社会的意義を持つ中で、野外彫刻が必然的に保有すべきと考えられるサイトスペシフィシティーまでもが軽視あるいは否定される状況下にあって、それが是正されたのが、仙台市における彫刻設置事業であったといえ、その背景に釧路市による幣舞橋の彫刻設置事業がある。
  • 竹田 直樹
    日本薬理学雑誌 129(5) 330-336 2007年  
    今日,遺伝子改変マウスは個体における遺伝子の機能を解析する上で必要不可欠な材料となっている.ES細胞を用いた相同組換え法による遺伝子破壊マウス作製法は既に確立されており,如何により効率よく確実にそれをおこなうかが求められる.LIFの発見などで培養条件が確立されつつあるとはいえ,ES細胞を生殖細胞系列への分化能を喪失しないように培養するには未だ注意を要する.またES細胞からのキメラマウス作製には高度な技術的習得が必要である.しかし最も問題となるのは遺伝子を破壊する方法であり,組換え頻度や表現型はベクターの構造に左右されると言っても過言ではない.本稿ではこれから遺伝子破壊マウスを作製する研究者に向けて,相同組換え頻度の高いターゲティングベクター構築法と,確実な相同組換え体の単離同定法について主に述べる.どちらも原理は単純である.ターゲティングベクターでは相同領域を長く設定する事で最大の効果が得られ,時間はかかるが構築は難くない.また相同組換え体の単離同定法では適切なプローブで明確なサザンができれば良い.しかし多くのトラブルや挫折は主にPCRやサザンスクリーニングで生じているのが現状である.これらを回避するためにPCRスクリーニングにおいては,PCR検定用ベクターにて事前に条件検討をおこなう.またサザンスクリーニングでは余剰なバンドを生じない適切なプローブを準備しておく他に,ターゲティングベクター外に設定したプローブを用いることで相同組換え体候補を選別し,その後にコピー数の検討など確定作業をおこなう.最終的には複数の相同組換え体クローンからキメラマウスを作製し,見出された表現型が標的遺伝子を破壊した結果であることを確認する.<br>
  • 竹田 直樹
    ビオシテイ 第35号 122-125 2007年  
  • 竹田 直樹, 八木 健太郎
    環境芸術 5.6 1-8 2006年  
    最初に、彫刻シンポジウムと彫刻設置事業が融合したのは、1976年の八王子市においてである。八王子市は、彫刻設置事業に彫刻シンポジウムを活用することにより、安価に作品を入手した。かつ、彫刻シンポジウムを文化的、教育的イベントとして位置づけ、コミュニティの形成に貢献するものとした。彫刻シンポジウムは、彫刻設置事業と融合することにより、作品が恒久的に都市空間に存在することになるだけでなく、会場で市民とのコミュニケーションを図り得るようになり、新たな社会性を獲得した。一方で、「物」としての作品を設置事業に供給するという態度は、彫刻シンポジウムが従前より追求してきた、作品のサイトスペシィフィシィティー(場所性)を喪失させ、社会性を低減させることにつながった。しかし、彫刻シンポジウム型設置事業が、他都市に拡大する過程を分析したところ、彫刻シンポジウム本来の理念が少しずつ取り戻されていく状況が読み取れた。
  • 八木 健太郎, 竹田 直樹
    環境芸術 5.6 9-12 2006年  
    1980年代のアメリカで進んだパブリックアートの変化の過程とその要因を明らかにすることを目的とする。議論の出発点として、初期のパブリックアート導入の枠組みを整理し、近代建築を背景とする巨大な抽象彫刻というアメリカにおける典型的なパブリックアートのイメージが形成された背景を示した。次にそうした作品に対する社会的な議論を分析することでその問題点を整理し、その後の新しい取り組みの基盤と枠組みとして、場所の特つ物理的特性だけでなく社会的特性を考慮する必要性と、作品に対する議論が公共性を獲得する要因となりうることを示した。さらにこうした問題点を解決することを目指して行われた取り組みについて分析した。その結果、パブリックアートが変化した要因として、冷戦時における政治的宣伝という役割を終えたパブリックアートが、社会から新たな公共的な役割を求められるようになったこと、美術作品の自律性に対するアーティストの側の姿勢が変化したことという二つの要因があることを明らかにした。
  • 竹田 直樹
    ランドスケープデザイン 第52号 76-79 2006年  
  • 竹田 直樹
    ランドスケープデザイン 第48号 132-133 2006年  
  • 竹田 直樹
    ビオシテイ 第32号 122-125 2006年  
  • 八木 健太郎, 竹田 直樹, 重村 力
    総合論文誌 (3) 78-83 2005年2月  
  • 竹田 直樹, 八木 健太郎
    景観園芸研究 6 1-11 2005年  
  • 竹田 直樹
    メセナノート 39号 18 2005年  
  • 竹田 直樹
    ランドスケープデザイン 43号 132-133 2005年  
  • 竹田 直樹
    ランドスケープデザイン 41号 102-105 2005年  
  • 竹田 直樹
    ビオシティ 31 114-117 2005年  
  • 竹田 直樹
    ランドスケープデザイン 42号 106-107 2005年  
  • 竹田 直樹, 八木 健太郎
    環境芸術 4 1-8 2004年  
    主として自治体によって推進されてきた、いわゆる「彫刻のある街づくり事業」の作品選定システムには、(1)野外彫刻展型[宇部型]、(2)既成作品購入型[長野型]、(3)彫刻シンポジウム型[八王子型](4)オーダーメイド型[仙台型]の4つの類型がある。本報は、その中の一つ、野外彫刻展型に着目するものである。宇部市、神戸市、秦野市、小田原市など多数の自治体がこのタイプの彫刻設置事業を展開したが、時代の変遷にともない、その作品選定システムに様々な改良が加えられる。本報は、これらの自治体が、如何なる改良を如何なる目的のために行ったのかを分析することにより、野外彫刻展型の彫刻設置事業の意義がどのように変遷したのかを明らかにする。
  • 竹田 直樹, 八木 健太郎
    日本造園学会 全国大会 研究発表論文集 抄録 66 8-8 2003年  
    1976年、八王子市において彫刻設置事業と彫刻シンポジウムは始めて融合する。本報では、この出来事以前の彫刻シンポジウムの内容と変遷、思想を分析し、両者の融合のあり方について考察した。結果として、設置事業の主体である八王子市は、彫刻シンポジウムの物質的側面にのみ関心を示し、思想には関心を示さなかったことがわかった。そのため、彫刻シンポジウムが1960年代と70年代に模索した理想は、その後の彫刻設置事業の中で失われていくことになった。両者の出会いは不幸なものであった。
  • 竹田 直樹, 八木 健太郎
    環境芸術 3 1-8 2003年  
    本論は1970年代から1980年代初頭にかけて試みられた彫刻シンポジウムにおける彫刻余の共同制作に着目したものである。その成果物のいくつかは、彫刻というより造園作品といえるもので、ランドスケープデザインの観点から分析する価値がある。共同制作を支えた思想や手法を明らかにし、その成果について考察を行った。彼ら彫刻家がランドスケープの公共性に着目しつつ、一個人の個性に依存しないアノニマスな性質をもつデザインを目指したこと、複数の参加者の意志を統合するために、長時間をかけたディスカッションを行っていたことなどを明らかにした。これらは、ランドスケープデザインの質について考える上で有用な事実である。
  • 竹田 直樹, 八木 健太郎
    ランドスケープ研究 66(5) 465-468 2003年  
  • 竹田 直樹
    ランドスケープ研究 65(3) 259-267 2002年1月29日  
    1961年に開始される宇部市の彫刻設置事業は, 美術作品としての彫刻を計画的, 継続的に都市空間に設置する, いわゆる「彫刻のある街づくり事業」の第1号である。ここでは数多くの抽象作品が日本で初めて設置の対象となった。この事業の開始時に関与した人々の事業に対する期待を分析した結果, 彫刻により都市環境の改善を図りたい宇部市と社会から自律した作品を自由に制作したかった彫刻家の期待の間には大きな齟齬が存在したことがわかった。両者の媒介となったのが, 美術評論家の土方定一であり, 土方は設置事業と野外彫刻展を組み合わせることにより, この問題の解決を図り, さらに彫刻自体の発展に重大な貢献を果たした。
  • 竹田 直樹, 田川 郁代, 八木 健太郎
    環境芸術 2 17-24 2002年  
    本論は、神戸ハーバーランドを調査対象地とし、都市景観を構成する造形物がどのようなメカニズムで都市の魅力に関わる演出に貢献するのかについてをテーマとする。調査と分析の結果、従来からの造形物に対する類型には当てはまらない多数の事例の存在や、都市空間においてハイ・カルチャーの象徴的な位置づけを得てきた美術作品が、サブ・カルチャーの代表事例といえるショッピング・モール型ディスプレーデザインによって、それらと等価、並列にされてしまう現象等をとらえることができた。神戸ハーバーランドにおいて、都市景観を構成する造形物は、脱類型化と等価、並列化によって、都市の魅力に関わる演出に貢献しているのである。
  • 八木 健太郎, 竹田 直樹
    環境芸術 2 25-28 2002年  
    1980年代終わり頃から、公共の場に彫刻などの美術作品を設置する従来型パブリックアートの抱える問題への反省をふまえて出現した、既存のパブリックアートとは一線を画する新しいタイプのパブリックアート作品を研究対象として、作品を構成するメディアと表現するコンテンツによって整理・分析し、その特徴を明らかにするとともに、わが国におけるパブリックアートの将来に対する示唆を得ることを目的とする。分析の結果、メディアについては作品の存在期間の限定性、ハードではなくソフト志向性、そして観客との関係のパブリック性という三つの点において、コンテンツにおいては多様な価値観の共存する社会を目指し少数派の主張を代弁する点、日常生活に密接に関わる問題を扱う点、ポジティブな夢よりネガティブな現実を告発する傾向がある点において、従来のパブリックアートとは大きく異なる特徴を示すことが明らかになり、メディアとコンテンツの関係から三つの類型を示した。
  • 八木 健太郎, 竹田 直樹
    日本造園学会 全国大会 研究発表論文集 抄録 65 105-105 2002年  
    本研究は, 公共空間をコラボレーションによってデザインする場合における、意志決定のプロセスを明らかにすることを目的とする。そのためのケーススタディとして彫刻シンポジウムをとりあげる。純粋に形態への関心をもっている彫刻家によるコラボレーションにおけるデザインの意志決定プロセスを分析することは、ランドスケープアーキテクトや建築家、アーティストらによるコラボレーションをする際の、効果的なデザインプロセスを考える上で、参考になると考えられる。分析の結果、有効なコラボレーション形態として二つの主要なタイプが導き出され、今後公共空間をデザインする上で重要な示唆を得ることができた。
  • 八木 健太郎, 竹田 直樹, 重村 力
    学術講演梗概集. F-1, 都市計画, 建築経済・住宅問題 (2001) 835-836 2001年7月31日  
  • 八木 健太郎, 竹田 直樹
    ランドスケープ研究 64(5) 835-838 2001年3月30日  
    公共空間における芸術作品をめぐっては, 近年公共性との矛盾や対立がしばしば指摘されている。本論文ではこうした公共空間に導入される芸術作品が, 公共空間の造形に対してもたらす影響を, 建築・都市のデザイナーと作品を制作するアーティストとの関係に着目して考察する。建築家とアーティストの関係が相異なる先進事例を比較検討することにより, その差異が視覚形態に表出する過程を明らかにするとともに, 公共空間に導入される芸術作品と公共性との矛盾や対立の解消に向けた解決策への示唆を得ることを目的とする。
  • 竹田 直樹
    ランドスケープ研究 64(5) 461-464 2001年3月30日  
    本報は, 計画的な彫刻設置事業が展開する以前すなわち1950年代の初期的な設置事業を分析の対象とし, それらの事業の目的や性質について調査と分析を実施するものである。結果として, 1950年代の彫刻設置事業は, 戦後の新しい社会的価値観や平和主義あるいは自由主義というような新しいイデオロギーを賛美することを目的とすることが多かったこと, それまでになかった男女の裸像が出現したこと等が明らかになった。したがって, これらの設置事業は戦前の銅像と近年の計画的な彫刻設置事業の双方の性質を合わせ持つということができる。両者の変遷期における中間的な性質もつ設置事業であったと考えられる。
  • 竹田 直樹, 沈 悦, 斎藤 庸平
    ランドスケープ研究 63(5) 675-678 2000年3月30日  
    全国の自治体の設置事業の作品選定システムを分析した結果, 作品選定システムには, 大きく4つの基本タイプが存在することがわかった、野外彫刻展を開催して作品の入手を図る「野外彫刻展型」, 既成の作品の中から適切な作品を選択する「既成作品購入型」, 彫刻シンポジウムを開催して完成作品を入手する「彫刻シンポジウム型」, 制作者にオリジナル作品の制作を依頼する「オーダーメイド型」である。これらの中で, 設置場所をふまえて作品の制作が行われるのは「オーダーメイド型」である。また, 各基本タイプには, それぞれの変形型が派生, 開発されている。
  • 竹田直樹
    モニュメントプロデュース 37 144-149 2000年  
  • 竹田直樹
    デザイン学研究 1994年  
  • 竹田 直樹
    デザイン学研究 1992(88) 153-160 1992年  
    本研究は,我が国の公的空間における彫刻作品に対する規制と撤去・破壊の史的変遷を整理することにより,規制や撤去・破壊が行なわれた理由・社会的背景について分析し,現在,公的空間において盛んに設置が行なわれている美術作品としての彫刻作品の本質的な存在意義や性質について次のような考察を行なった。1)美術作品としての彫刻作品は,江戸時代の石仏の類や明治から第2次大戦までの銅像と同じように,社会の意志を表現するという本質的な存在意義を有している。2)美術作品としての彫刻作品の性質は,本質的な存在意義と作品内容が乖離しているため,見る人が本質的な存在意義を理解しにくくなる恐れがあること,および,作品内容に具体的な基準が存在しないため,作品内容は作品ごとに異なる自由なものとなり,作品に対する見る人の評価が,作品あるいは見る人ごとに多様なものとなりやすいことである。

書籍等出版物

 7

担当経験のある科目(授業)

 1

所属学協会

 1

共同研究・競争的資金等の研究課題

 3