研究者リスト 木本 幸憲 木本 幸憲キモト ユキノリ (Yukinori Kimoto) ダウンロードする帳票の形式を下記より選択して下さい 「教育研究等環境」形式 「文科省帳票様式第4号 ①履歴書」形式 「文科省帳票様式第4号 ②教育研究業績書」形式 基本情報 所属兵庫県立大学 環境人間学部 准教授東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所 共同研究員学位博士(人間・環境学)(2017年7月 京都大学)J-GLOBAL ID201901006447136787researchmap会員IDB000366433 研究キーワード 5 言語類型論 危機言語 認知言語学 言語ドキュメンテーション アルタ語 研究分野 3 人文・社会 / 言語学 / 言語類型論 人文・社会 / 言語学 / フィリピンの言語学 人文・社会 / 言語学 / 認知言語学 経歴 7 2023年4月 - 現在 兵庫県立大学 環境人間学部 准教授 2019年4月 - 2023年3月 兵庫県立大学 環境人間学部 講師 2016年4月 - 2019年3月 名古屋大学 大学院人文学研究科 人文学専攻 日本学術振興会特別研究員(PD) 2018年4月 - 2018年12月 メルボルン大学 言語学科 研究員 2017年3月 - 2017年5月 メルボルン大学 言語学科 研究員 もっとみる 学歴 3 2011年4月 - 2014年3月 京都大学 大学院人間・環境学研究科 博士後期課程 2009年4月 - 2011年3月 京都大学 大学院人間・環境学研究科 修士課程 2005年4月 - 2009年3月 滋賀大学 教育学部 委員歴 4 2022年4月 - 現在 日本語用論学会 広報委員会 2020年4月 - 現在 社会言語科学会 大会実行委員会 2019年4月 - 2019年8月 国際認知言語学会第15回大会 大会実行委員会 2014年6月 - 2014年8月 世界アフリカ言語学会議 大会実行委員会 受賞 4 2022年3月 第21回徳川宗賢賞萌芽賞 「変化する社会への適応方法としての「危機」言語 フィリピンのアルタ語の活性度と消滅プロセスから」『社会言語科学』第23巻第2号, pp.35-50に対して 社会言語科学会 木本幸憲 2021年7月 教育活動教員表彰 優秀教育活動賞 全学共通科目 兵庫県立大学 木本幸憲 2018年6月 日本言語学会第155回大会発表賞 「状態性と事態解釈:アルタ語(フィリピン)に見られる非動作動詞」に対して 日本言語学会 木本幸憲 2014年9月 社会言語科学会第33回大会発表賞 「フィリピン・アルタ語の社会言語学的状況と言語危機」に対して 社会言語科学会 木本幸憲 論文 36 補文節を好む言語・避ける言語―言語類型論から話し言葉を見て分かること― 木本幸憲 新しい認知言語学―言語の理想化からの脱却を目指して―(渋谷良方・吉川正人・横森大輔 編) 2024年9月 Vitality, Maintenance and Documentation among the Malayo-Polynesian languages of Southeast Asia. Ewing, Michael, Yukinori Kimoto The Oxford Guide to the Malayo-Polynesian Languages of South East Asia (Edited by Alexander Adelaar and Antoinette Schapper) 2024年7月 Syntactic embedding or parataxis? Corpus-based typology of complementation in language use Yukinori Kimoto, Asako Shiohara, Danielle Barth, Nicholas Evans, Norikazu Kogura, I Wayan Arka, Desak Putu Eka Pratiwi, Yuki Kasuga, Carine Kawakami, Keita Kurabe, Heiko Narrog, Hiroki Nomoto, Hitomi Ono, Alan Rumsey, Andrea C. Schalley, Yanti, Akiko Yokoyama Special issue of Language Documentation and Conservation No. 12 Social Cognition Parallax Interview Corpus (SCOPIC) 2024年5月 査読有り筆頭著者 話し言葉に補文構造は必要か:言語類型論から見た位置づけ 木本幸憲 日本認知言語学会論文集 24 508-513 2024年3月 筆頭著者 書評 Fumino Horiuchi, English Prepositions in Usage Contexts: A Proposal for Construction-Based Semantics(Hituzi Linguistics in English 35) 木本幸憲 語用論研究 25 160-170 2024年3月 筆頭著者 もっとみる 書籍等出版物 2 やりとりの言語学 : 関係性思考がつなぐ記号・認知・文化 横森, 大輔, 梶丸, 岳, 木本, 幸憲, 遠藤, 智子, 井出, 祥子 (担当:共訳) (原著:Array) 大修館書店 2015年12月 (ISBN: 9784469213539) 本書は、学部・大学院生に向けて書かれたコミュニケーション研究の入門書である原著を、日本の読者向けに注釈を施した訳書である。順番交替、隣接対などの会話の構造を理解するのに必要不可欠な概念を解説しながら、それが言語構造、ジェスチャー、認知システム、物理的環境、そして当該文化とどのように関わるかを論じた本である。特に、哲学の発話行為論を会話分析・心理学などから捉え直した章は、学生にとって発話というものを複眼的に捉えられる極めて有益な解説が展開されている。 Arta (Edilod) Dictionary (In progress) 木本幸憲 Dallas: SIL International 講演・口頭発表等 33 Existential, possessive, and locational constructions in some Philippine languages 16-ICAL: 16th International Conference on Austronesian Linguistics 2024年6月21日 添付ファイル have 言語としての英語、be 言語としての日本語の 2 項対立を超えて:認知文法の「捉え方」と言語類型論 木本幸憲 日本英文学会九州支部第76回大会 2023年10月14日 招待有り 所有概念を言語化する際、伝統的に英語は have 型の言語であり、日本語は be 型の言語であると述べ られてきた(池上 1981, 1982、Hinds 1986、上山 2009 ほか)。本発表では、言語類型論的観点から、 そのような日英比較による 2 項対立な観点を相対化し、また所有構文の多様性を存在・所有のイメージ の拡張の度合いの差によって整理する。世界の言語と比較した場合、日本語は、「私は赤い車を持ってい る」「彼女は細い腕をしている」など「持つ、する」という他動詞が存在する点など、日本語は純然たる be 言語とは言えない。これは、exist 動詞のみでしか所有を表せない北部フィリピンの言語などとは対照的である。また英語においても、have は存在表現までは十分に拡張しておらず、フランス語、ドイツ語スイス方言、中国語と比べると、have 型の傾向は低いと言える。このような構文の多様性は、言語が 話者に課す捉え方の違いであり、存在ないし所有のイメージがどの程度言語によって比喩的に拡張でき るかの違いである(Langacker 1976, 1990, 1999, 2009)。本発表では、存在・所有のイメージないし捉え方が拡張される意味領域の差によって、英語と日本語の所有構文が相対的に位置付けられることを述 べる。 話し言葉に補文構造は必要か:言語類型論からみた位置づけ(ワークショップ「使用基盤の言語学への相互行為的アプローチ」) 木本幸憲 日本認知言語学会第24回大会 2023年9月2日 英語の書き言葉では思考内容や発話内容、知識などを表現する際に、that 節などの補文節を用いるのが一 般的である。しかし言語類型論的に見渡した場合、それは普遍的な事象ではない (Dixon & Aikhenvald 2006) 。特に話し言葉においては、補文を使わずとも、多様な構文を用いてそのような意味内容を伝える ことができる。本研究では話し言葉のコーパス類型論の調査を踏まえて、並置構造や、副詞、助動詞など がその代替構文として頻繁に用いられていることを指摘する。また、それが心の理論の研究にどのよう なインパクトを与えるかについても議論する。 添付ファイル Documenting and Archiving Arta, an endangered Negrito language in Northern Luzon, the Philippines (Guest lecture) Kimoto, Yukinori Endangered Languages and Language Documentation (LING 703600) 2023年3月29日 Liao, Hsiu-chuan 招待有り Framing a proposition in language use: A corpus-based typology of complement clauses and their alternatives Kimoto, Yukinori, Shiohara, Asako 14th Conference of the Association for Linguistic Typology 2022年12月16日 もっとみる 担当経験のある科目(授業) 15 2021年10月 - 現在 言語学特論 (兵庫県立大学) 2021年4月 - 現在 卒業研究 (兵庫県立大学) 2020年10月 - 現在 グローバル・スタディーズ (兵庫県立大学) 2020年4月 - 現在 専門ゼミナール (兵庫県立大学) 2019年10月 - 現在 国際理解論 (兵庫県立大学) もっとみる Works(作品等) 1 Abang ni Noe: Translation of Noah’s Ark in Arta Delia, Bueno, Kimoto, Yukinori 2017年1月 - 現在 教材 添付ファイル 共同研究・競争的資金等の研究課題 9 ナラティブをめぐる形態統語論 東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所 共同利用・共同研究課題 2022年4月 - 2025年3月 塩原朝子, 渡辺己, 児倉徳和, 倉部慶太, 稲垣和也, 遠藤智子, 大野仁美, 木本幸憲, 熊切拓, 中川奈津子, 成田節, 野元裕樹, EVANS, Nicholas, SCHNELL, Stefan, BARTH, Danielle オーストロネシア化したフィリピン狩猟採集民言語の言語人類学・認知言語学的研究 日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究 2020年4月 - 2024年3月 木本 幸憲 インドネシア・フィリピンにおける少数言語の記録とコーパス構築に基づく研究 日本学術振興会 科学研究費助成事業 国際共同研究加速基金 (国際共同研究強化B) 2019年10月 - 2024年3月 塩原 朝子, 木本 幸憲, 内海 敦子 The Social Cognition Parallax Interview Corpus(SCOPIC)に基づく社会認識の言語標示に関する研究 アジア・アフリカ言語文化研究所 共同利用・共同研究課題 2019年4月 - 2022年3月 塩原朝子, 渡辺己, 児倉徳和, 倉部慶太, 稲垣和也, 大野仁美, 木本幸憲, 野元裕樹, 横山晶子, I Wayan Arka, Nicholas Evans, Rhee, Seongha, Heiko Narrog, Danielle Barth, Desak Eka, Pratiwi, Yanti 共創的コミュニケーションのための言語進化学 日本学術振興会 科学研究費助成事業 新学術領域研究(研究領域提案型) 2017年6月 - 2022年3月 岡ノ谷 一夫 もっとみる 社会貢献活動 2 危機言語をどう考えるべきか―フィリピン少数言語のフィールドワークの現場から― 出演 NPO法人地球ことば村・世界言語博物館 2月のことばのサロン (オンライン) 2022年2月19日 - 2022年2月19日 ことばとその多様性に関心のある市民に向けて、フィリピンの少数言語とそれをめぐるフィールドワークについて自身の経験を元に、報告した。フィリピンで伝統的に狩猟採集を営んできたネグリートと呼ばれる人々の言語と文化を紹介した。また危機言語といっても、どのような社会状況で生じたかはさまざまであり、同一の価値付けはできない点を指摘した。 LingDyインター・ゼミナール 出演, 運営参加・支援 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所・国立国語研究所 (オンライン) 2021年3月24日 新型コロナウイルス感染拡大のため、大学の講義や学会において、直接対面で交流する機会は激減し、フィールド調査も計画の大幅な変更を強いられている。こうした現状を踏まえ、学生同士の学術的交流を支援・促進することを目的としたインターゼミナール(大学を越えたのゼミ)をオンラインで開催した。大学院生に自身の研究について情報交換し、コロナ禍で直面している研究上の困難を共有する機会となった。
木本 幸憲キモト ユキノリ (Yukinori Kimoto) ダウンロードする帳票の形式を下記より選択して下さい 「教育研究等環境」形式 「文科省帳票様式第4号 ①履歴書」形式 「文科省帳票様式第4号 ②教育研究業績書」形式 基本情報 所属兵庫県立大学 環境人間学部 准教授東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所 共同研究員学位博士(人間・環境学)(2017年7月 京都大学)J-GLOBAL ID201901006447136787researchmap会員IDB000366433 研究キーワード 5 言語類型論 危機言語 認知言語学 言語ドキュメンテーション アルタ語 研究分野 3 人文・社会 / 言語学 / 言語類型論 人文・社会 / 言語学 / フィリピンの言語学 人文・社会 / 言語学 / 認知言語学 経歴 7 2023年4月 - 現在 兵庫県立大学 環境人間学部 准教授 2019年4月 - 2023年3月 兵庫県立大学 環境人間学部 講師 2016年4月 - 2019年3月 名古屋大学 大学院人文学研究科 人文学専攻 日本学術振興会特別研究員(PD) 2018年4月 - 2018年12月 メルボルン大学 言語学科 研究員 2017年3月 - 2017年5月 メルボルン大学 言語学科 研究員 もっとみる 学歴 3 2011年4月 - 2014年3月 京都大学 大学院人間・環境学研究科 博士後期課程 2009年4月 - 2011年3月 京都大学 大学院人間・環境学研究科 修士課程 2005年4月 - 2009年3月 滋賀大学 教育学部 委員歴 4 2022年4月 - 現在 日本語用論学会 広報委員会 2020年4月 - 現在 社会言語科学会 大会実行委員会 2019年4月 - 2019年8月 国際認知言語学会第15回大会 大会実行委員会 2014年6月 - 2014年8月 世界アフリカ言語学会議 大会実行委員会 受賞 4 2022年3月 第21回徳川宗賢賞萌芽賞 「変化する社会への適応方法としての「危機」言語 フィリピンのアルタ語の活性度と消滅プロセスから」『社会言語科学』第23巻第2号, pp.35-50に対して 社会言語科学会 木本幸憲 2021年7月 教育活動教員表彰 優秀教育活動賞 全学共通科目 兵庫県立大学 木本幸憲 2018年6月 日本言語学会第155回大会発表賞 「状態性と事態解釈:アルタ語(フィリピン)に見られる非動作動詞」に対して 日本言語学会 木本幸憲 2014年9月 社会言語科学会第33回大会発表賞 「フィリピン・アルタ語の社会言語学的状況と言語危機」に対して 社会言語科学会 木本幸憲 論文 36 補文節を好む言語・避ける言語―言語類型論から話し言葉を見て分かること― 木本幸憲 新しい認知言語学―言語の理想化からの脱却を目指して―(渋谷良方・吉川正人・横森大輔 編) 2024年9月 Vitality, Maintenance and Documentation among the Malayo-Polynesian languages of Southeast Asia. Ewing, Michael, Yukinori Kimoto The Oxford Guide to the Malayo-Polynesian Languages of South East Asia (Edited by Alexander Adelaar and Antoinette Schapper) 2024年7月 Syntactic embedding or parataxis? Corpus-based typology of complementation in language use Yukinori Kimoto, Asako Shiohara, Danielle Barth, Nicholas Evans, Norikazu Kogura, I Wayan Arka, Desak Putu Eka Pratiwi, Yuki Kasuga, Carine Kawakami, Keita Kurabe, Heiko Narrog, Hiroki Nomoto, Hitomi Ono, Alan Rumsey, Andrea C. Schalley, Yanti, Akiko Yokoyama Special issue of Language Documentation and Conservation No. 12 Social Cognition Parallax Interview Corpus (SCOPIC) 2024年5月 査読有り筆頭著者 話し言葉に補文構造は必要か:言語類型論から見た位置づけ 木本幸憲 日本認知言語学会論文集 24 508-513 2024年3月 筆頭著者 書評 Fumino Horiuchi, English Prepositions in Usage Contexts: A Proposal for Construction-Based Semantics(Hituzi Linguistics in English 35) 木本幸憲 語用論研究 25 160-170 2024年3月 筆頭著者 もっとみる 書籍等出版物 2 やりとりの言語学 : 関係性思考がつなぐ記号・認知・文化 横森, 大輔, 梶丸, 岳, 木本, 幸憲, 遠藤, 智子, 井出, 祥子 (担当:共訳) (原著:Array) 大修館書店 2015年12月 (ISBN: 9784469213539) 本書は、学部・大学院生に向けて書かれたコミュニケーション研究の入門書である原著を、日本の読者向けに注釈を施した訳書である。順番交替、隣接対などの会話の構造を理解するのに必要不可欠な概念を解説しながら、それが言語構造、ジェスチャー、認知システム、物理的環境、そして当該文化とどのように関わるかを論じた本である。特に、哲学の発話行為論を会話分析・心理学などから捉え直した章は、学生にとって発話というものを複眼的に捉えられる極めて有益な解説が展開されている。 Arta (Edilod) Dictionary (In progress) 木本幸憲 Dallas: SIL International 講演・口頭発表等 33 Existential, possessive, and locational constructions in some Philippine languages 16-ICAL: 16th International Conference on Austronesian Linguistics 2024年6月21日 添付ファイル have 言語としての英語、be 言語としての日本語の 2 項対立を超えて:認知文法の「捉え方」と言語類型論 木本幸憲 日本英文学会九州支部第76回大会 2023年10月14日 招待有り 所有概念を言語化する際、伝統的に英語は have 型の言語であり、日本語は be 型の言語であると述べ られてきた(池上 1981, 1982、Hinds 1986、上山 2009 ほか)。本発表では、言語類型論的観点から、 そのような日英比較による 2 項対立な観点を相対化し、また所有構文の多様性を存在・所有のイメージ の拡張の度合いの差によって整理する。世界の言語と比較した場合、日本語は、「私は赤い車を持ってい る」「彼女は細い腕をしている」など「持つ、する」という他動詞が存在する点など、日本語は純然たる be 言語とは言えない。これは、exist 動詞のみでしか所有を表せない北部フィリピンの言語などとは対照的である。また英語においても、have は存在表現までは十分に拡張しておらず、フランス語、ドイツ語スイス方言、中国語と比べると、have 型の傾向は低いと言える。このような構文の多様性は、言語が 話者に課す捉え方の違いであり、存在ないし所有のイメージがどの程度言語によって比喩的に拡張でき るかの違いである(Langacker 1976, 1990, 1999, 2009)。本発表では、存在・所有のイメージないし捉え方が拡張される意味領域の差によって、英語と日本語の所有構文が相対的に位置付けられることを述 べる。 話し言葉に補文構造は必要か:言語類型論からみた位置づけ(ワークショップ「使用基盤の言語学への相互行為的アプローチ」) 木本幸憲 日本認知言語学会第24回大会 2023年9月2日 英語の書き言葉では思考内容や発話内容、知識などを表現する際に、that 節などの補文節を用いるのが一 般的である。しかし言語類型論的に見渡した場合、それは普遍的な事象ではない (Dixon & Aikhenvald 2006) 。特に話し言葉においては、補文を使わずとも、多様な構文を用いてそのような意味内容を伝える ことができる。本研究では話し言葉のコーパス類型論の調査を踏まえて、並置構造や、副詞、助動詞など がその代替構文として頻繁に用いられていることを指摘する。また、それが心の理論の研究にどのよう なインパクトを与えるかについても議論する。 添付ファイル Documenting and Archiving Arta, an endangered Negrito language in Northern Luzon, the Philippines (Guest lecture) Kimoto, Yukinori Endangered Languages and Language Documentation (LING 703600) 2023年3月29日 Liao, Hsiu-chuan 招待有り Framing a proposition in language use: A corpus-based typology of complement clauses and their alternatives Kimoto, Yukinori, Shiohara, Asako 14th Conference of the Association for Linguistic Typology 2022年12月16日 もっとみる 担当経験のある科目(授業) 15 2021年10月 - 現在 言語学特論 (兵庫県立大学) 2021年4月 - 現在 卒業研究 (兵庫県立大学) 2020年10月 - 現在 グローバル・スタディーズ (兵庫県立大学) 2020年4月 - 現在 専門ゼミナール (兵庫県立大学) 2019年10月 - 現在 国際理解論 (兵庫県立大学) もっとみる Works(作品等) 1 Abang ni Noe: Translation of Noah’s Ark in Arta Delia, Bueno, Kimoto, Yukinori 2017年1月 - 現在 教材 添付ファイル 共同研究・競争的資金等の研究課題 9 ナラティブをめぐる形態統語論 東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所 共同利用・共同研究課題 2022年4月 - 2025年3月 塩原朝子, 渡辺己, 児倉徳和, 倉部慶太, 稲垣和也, 遠藤智子, 大野仁美, 木本幸憲, 熊切拓, 中川奈津子, 成田節, 野元裕樹, EVANS, Nicholas, SCHNELL, Stefan, BARTH, Danielle オーストロネシア化したフィリピン狩猟採集民言語の言語人類学・認知言語学的研究 日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究 2020年4月 - 2024年3月 木本 幸憲 インドネシア・フィリピンにおける少数言語の記録とコーパス構築に基づく研究 日本学術振興会 科学研究費助成事業 国際共同研究加速基金 (国際共同研究強化B) 2019年10月 - 2024年3月 塩原 朝子, 木本 幸憲, 内海 敦子 The Social Cognition Parallax Interview Corpus(SCOPIC)に基づく社会認識の言語標示に関する研究 アジア・アフリカ言語文化研究所 共同利用・共同研究課題 2019年4月 - 2022年3月 塩原朝子, 渡辺己, 児倉徳和, 倉部慶太, 稲垣和也, 大野仁美, 木本幸憲, 野元裕樹, 横山晶子, I Wayan Arka, Nicholas Evans, Rhee, Seongha, Heiko Narrog, Danielle Barth, Desak Eka, Pratiwi, Yanti 共創的コミュニケーションのための言語進化学 日本学術振興会 科学研究費助成事業 新学術領域研究(研究領域提案型) 2017年6月 - 2022年3月 岡ノ谷 一夫 もっとみる 社会貢献活動 2 危機言語をどう考えるべきか―フィリピン少数言語のフィールドワークの現場から― 出演 NPO法人地球ことば村・世界言語博物館 2月のことばのサロン (オンライン) 2022年2月19日 - 2022年2月19日 ことばとその多様性に関心のある市民に向けて、フィリピンの少数言語とそれをめぐるフィールドワークについて自身の経験を元に、報告した。フィリピンで伝統的に狩猟採集を営んできたネグリートと呼ばれる人々の言語と文化を紹介した。また危機言語といっても、どのような社会状況で生じたかはさまざまであり、同一の価値付けはできない点を指摘した。 LingDyインター・ゼミナール 出演, 運営参加・支援 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所・国立国語研究所 (オンライン) 2021年3月24日 新型コロナウイルス感染拡大のため、大学の講義や学会において、直接対面で交流する機会は激減し、フィールド調査も計画の大幅な変更を強いられている。こうした現状を踏まえ、学生同士の学術的交流を支援・促進することを目的としたインターゼミナール(大学を越えたのゼミ)をオンラインで開催した。大学院生に自身の研究について情報交換し、コロナ禍で直面している研究上の困難を共有する機会となった。