研究者業績

山本 高美

ヤマモト タカミ  (Takami Yamamoto)

基本情報

所属
和洋女子大学 家政学部服飾造形学科 教授
学位
修士(教育学)(東京学芸大学)
Ph.D. in Integrated Sciences(Ochanomizu University)
博士(理学)(お茶の水女子大学)

研究者番号
10327182
J-GLOBAL ID
200901057197830360
researchmap会員ID
1000208726

外部リンク

(研究経歴)  昭和61年 4月 1日 和洋女子大学 洋裁研究室 助手補  平成元年 3月31日 和洋女子大学 洋裁研究室 退職  平成元年 4月 1日 学校法人 織田デザイン専門学校 教員(洋裁)  平成 5年 3月31日 学校法人 織田デザイン専門学校 退職  平成 5年 4月 1日 和洋女子大学 洋裁研究室 助手補  平成 8年 4月 1日 和洋女子大学 洋裁研究室 助手  平成 12年 4月 1日 和洋女子大学 講師  平成 22年 4月 1日 和洋女子大学 准教授

経歴

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論文

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MISC

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  • 山本高美, 中山雅紀, 桂瑠以, 坂元章, 藤代一成
    和洋女子大学紀要 60 35-46 2019年3月31日  
  • 山本 高美, 中山 雅紀, 宮原 裕貴, 藤代 一成
    日本家政学会第70回大会研究発表要旨集 106-106 2018年5月26日  
    ICT機器の発達とともに3Dスキャナの開発が進んでおり,アパレル業界では人体全身を短時間で計測できる大型のものが使用されている.そこで,3D計測によって採取した人体表面のポリゴンデータから,3Dディスタンス(距離)フィールドを表現するボリュームデータを構成し,ボリュームデータならではの人体計測アプリケーションを開発することを目的とする. 本プロトタイピングでは,ポリゴンデータでは穴になってしまい計測が難しかった,腕付け根回り,首付け根回り,股上前後長に焦点を当てて計測アプリケーションの開発を行った.
  • 山本 高美, 中山 雅紀, 桂 瑠以, 坂元 章, 藤代 一成
    日本繊維製品消費科学会2015年年次大会研究発表要旨 42-42 2015年6月27日  
    本発表では,複雑な立体である女子上半身を3次元分析し,文化式身頃原型をもとに身頃原型作成システムの開発について概要を報告した.
  • 山本 高美, 藤代 一成, 赤坂 瑠以, 坂元 章
    日本家政学会第60回全国大会研究発表要旨集 203 2008年6月1日  
  • 阿部 美幸, 山本 高美, 藤代 一成
    情報処理学会第67回全国大会 2005年3月  
  • 山本 高美
    家庭科教育 78(4) 28-33-33 2004年4月  
  • 山本 高美
    日本家政学会被服構成学部会研究例会公演論文集 5-10 2003年12月  
  • 山本 高美, 土井 美鈴, 藤代 一成
    日本教育工学会大会講演論文集 19(2) 727-728 2003年10月11日  
  • 土井 美鈴, 山本 高美, 藤代 一成
    研究報告 2003-CG(111(6)) 31-36 2003年5月  
  • 山本高美, 山本政
    和洋女子大学紀要 42 167-179-179 2002年3月  
    現代の生活にマッチした形態のフォーマルドレスを,以前から和服のリフォームも含め製作してきた。それらの,合理的なフォーマルドレス数体は,TPOにあわせて便利に着装し今日に至っている。なかでも,和服をリフォームした各ドレスは,素材面の経済性を追求しつつデザインの研究につながるものであった。また,視野をかえ考慮するに地球環境が叫ばれている今日,有意義なことと思われ和服を用いてデザイン性・合理性を追求し,セレモニードレスを製作した。素材は,単衣長着の明石(縮緬)を使用した。この明石縮緬は,型友禅で染色は美しかったが柄行には現代ファッションとのずれがあり,リフォームで生かそうと考え黒無地に染め直した。そのために浮き上がった銀糸の縫取を生かして,デザインを行うこととした。和服からのリフォームは,限られた用尺と形態であり,寸分の間違いも許されない。そこで,シーチングによる仮縫製をへて裁断を行った。なお,今回はアパレルCADでマーキングを行い,その可能性を探った。造形的には,ユニティとハーモニーを主眼に置きデザインを行った。そのポイントは,ストレートラインのドレスに縫取をどのように,切り替えていくかが課題であった。そこで,ボーダー柄を最大限に生かすため前中心に短冊を入れ,そのためにはぎが入る箇所をピンタックで美的に構成した。合理性を追求したこの作品は,ロング丈兼ノーマル丈であり以前からの研究成果を踏まえ,和服のおはしょりからヒントを得たものである。合理的形態のドレスとして,衣生活の経済性をも考慮し,着脱・着装においてその追求を行った。今後は,和服素材の研究やリフォームにおいて,CADを利用しさらに深めていきたい。
  • 山本高美, 山本政
    和洋女子大学紀要 40 251-262-262 2000年3月  
    目的 従前製作したフォーマルドレス数体の研究から,着脱せずにアフタヌーンドレス兼カクテルドレス(ロング)として着装するには,デザイン上たくし上げが不可欠であることを確認した。しかし,長時間アフタヌーンドレスとして着用した後,ロングドレス着用に切り替えた際に出る,胴囲からミドルヒップラインへかけての"しわ"が課題であり,その解消について,特にリフォームによる研究を行うことにした。方法 袷長着をほどき,裁断されている(身頃,袖,衽,衿,共衿)各々の用布について詳細に寸法の測定を行う。その際,どのように区分裁断されているのか,また,ふくれ織りに点在する模様の配置がどのようになっているかなど把握する。それらを踏まえ,デザインをアンサンブルスーツとした。課題のしわ対策として(1)デザイン面では,ワンピースの着丈調節位置をローウエストの切り替え線にし,ブラウジング風に着装することとし,(2)素材面ではしわを念頭におき,材質を吟味し総鹿子ふくれ織りの高麗撚御召を選んだ。この布地の繊維は経,緯とも強撚糸を使って織り上げ,その後でしぼだし精錬をしているため,しわになりにくいことを想定したものである。(3)縫製面では,接着芯に重点をおき基布がニットのアピコ(旭化成)を使用した。これは,伸縮性がありしわになりにくいことと,やわらかい風合いで仕上げることを考慮したものである。結果 少ない着用実験結果ではあるが"しわ"についてはほぼ解消する事ができたと思われる。また,別布を補充した点では,ファッション性を添えた美的な造形ができた。和服のリフォームは,構想と技術面の合致という点で難度の高い物であることを痛感した。しかし,技術面では,前回研究の示唆を得て損耗した布への対応もでき,また形成,構成,補助効果など造形面での研究ができた。
  • 山本高美
    和洋女子大学紀要 39 135-143-143 1999年3月  
    研究の焦点である袖のパターンと縫製については,シルエット及び,機能面等で生かされる技法を体得することが出来た。今後,婦人服テーラード・スーツを製作する場合の,2枚袖に応用できたらと考える。また,紳士服ジャケットのシルエット作りに,重要なポイントと言われる前芯作りは難度の高い技術であり,かなりの時間を費やしたがジャケットにおける前芯作りの意義を改めて追求できた。作品が完成し,着装して動作する実体を観察した結果では課題も残されるが,採寸から完成までのプロセスにおいては,技術向上と言う目的に添って,研究ができた思いである。
  • 山本高美, 山本政
    和洋女子大学紀要 37 135-143-241 1997年3月  
    限られた用尺で,身体のフォルムとしての調和を念頭にデザインした。構想と技術面の合致は,容易でない面もあったが,形態面でも機能面においても合理的に表現できたと思う。それはジャケットの袖つけを明示しないようにしたことや,スカートが着脱せずにロング丈からノーマル丈に早変わりする便利な洋服に製作出来たことである。その他損耗した布地であるが,可縫製について吟味したことにより,縫い傷やラン,シームパッカリングなどの支障もなく製作でき,独自のデザインによる合理形態のドレスを製作することができた。このカクテル・スーツの製作は箪笥に眠っている素材の有効活用ともなった訳である。なお,今後実際に着用することで,形態安定性(伸縮・圧縮・しわ)や,取り扱い(洗濯・アイロン・保管)など多くの研究課題を示唆されているように思う。
  • 山本高美, 山本政
    和洋女子大学紀要 36 131-144-144 1996年3月  
    タイト・スカートの独自のスローパーを作成するに当って,女子人体下半身における実用面での身体的因子の是非は解明できた。先ず,仮縫いの手間が省け製作時間の短縮で,効率の良い実習が期待される。一方裁断時の縫代が最小限に押えられる所から,布の要尺に無駄を生じない。これらの事柄を踏え女子人体の下半身或はタイト・スカートの基本原理を修得することに原点をおき,個々に希望するファッション性や,嗜好性などの心理的因子を除けば,被服材料と価格の相関関係は良質・安価の経済バランスを生み,且つ立体構成では難題である一斉授業が可能になると思われる。尚,本研究は日本服飾学会年次大会(1995年5月)において発表したことを付記する。
  • 山本高美, 山本政
    和洋女子大学紀要 35 159-180-180 1995年3月  
    立体構成学を教えるに当って,理論のみでは,機械システムによる二次元的測定や,三次元的測定は理解しにくい。そこで現在,これを立体構成学演習で補っている。殊にS.G測定は三次元的測定を含む,有利な計測であることは既に報告した通りであり,この演習で得た知識と技能を更に,立体構成実習で生かし発展させることを目的にし,研究を行ってきた。そこで今回,演習で得た資料をもとに,スカート製作を行った。意図した通り,仮縫なしで,おおむね,それぞれの体型にフィットしたスカートができた。7人と乏しい着装実験ではあるが,仮縫いを要せず能率的な服作りが可能であることを確認した。終りに計測に協力下さった増田純子氏に感謝の意を表します。

書籍等出版物

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  • 山本高美
    風間書房 2020年12月1日
  • 山本 高美
    風間書房 2009年2月
    アパレルCADに関するカリキュラムの開発,その教材である授業用テキスト,教育用自動作図機能,eラーニングの開発について述べたものである.本書は,お茶の水女子大学博士論文を刊行するものである.刊行に当たっては,科学研究費刊行助成「学術図書」の助成を頂いた.
  • 山本高美
    家政教育社 2007年10月
    アパレルCADの,実物パターン入力,グレーディング,マーキングの各機能を学習できるようにした.
  • 山本高美
    家政教育社 2005年5月
    アパレルCADの初心者を対象として,パターンメーキング機能を学習できるようにした.
  • 山本高美
    家政教育社 2003年9月
    アパレルCADの初心者を対象として,パターンメーキング機能を学習できるようにした.

講演・口頭発表等

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担当経験のある科目(授業)

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共同研究・競争的資金等の研究課題

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