村松 陸雄, 滝口 直樹, 高橋 朝美, 村山 史世, 長岡 素彦, 石井 雅章
環境情報科学 48(1) 99-100 2019年3月 招待有り
2030アジェンダ・SDGsの社会的な認知を高める段階から、いかに社会実装していくかという段階に入っている。とくに国レベルでの対応から,地域社会とSDGsの接合を具体的に進めていくことが重要な課題である。本セッションでは、SDGsの総合的もしくは概略的な解説ではなく、主に環境分野での具体的な取組事例をつうじて,行政・企業・NPO・大学等のマルチステイクホルダーによる協働の観点(Hemmati, 2002)から、SDGsと地域社会の接合可能性について検討した。とくに、環境分野での協働取組による各ゴールの同時解決の可能性や、それによってもたらされるトレード・オフについて議論を行った。