研究者業績

浦谷 裕樹

ウラタニ ヒロキ  (Hiroki Uratani)

基本情報

所属
武蔵野大学 ウェルビーイング学部 准教授

J-GLOBAL ID
202301011197326395
researchmap会員ID
R000050660

論文

 9
  • 浦谷裕樹
    バイオフィードバック研究 50(1) 30-32 2023年4月  招待有り筆頭著者責任著者
  • Leo O. Oikawa, Akihisa Hirota, Hiroki Uratani, Masahito Sakakibara
    Applied Psychophysiology and Biofeedback 46(4) 309-318 2021年6月19日  査読有り
  • Hiroki Uratani, Mieko Ohsuga
    Advanced Biomedical Engineering 7 100-106 2018年2月  査読有り筆頭著者
  • 浦谷 裕樹, 大須賀 美恵子
    人間工学 51(6) 428-434 2015年11月  査読有り筆頭著者
  • Hiroki Uratani, Kohzoh Yoshino, Mieko Ohsuga
    Transactions of Japanese Society for Medical and Biological Engineering 52 542-O-543 2014年8月17日  
    Many children suffer from mental and physical diseases. To recover from them, we are developing a respiration leading stuffed toy, which children can learn respiration control method to make their body and mind relaxed. But the most relaxing respiration period for children has not studied yet.Heart rate variability (HRV) has two components Mayerwave component (about 10sec) and respiration component (about 4sec). When the respiration component becomes longer and resonates with Mayerwave component it becomes the highest, and this respiration period is said to be the most relaxing one in the field of HRV biofeedback training.The participants were 10 children aged 5-12 years. The HRV became highest at 10-12 sec for all children. But the most suitable respiration period for smooth breathing and relaxing is considered to be different from the respiration period which their HRV becomes the highest. Further study is needed to clarify their relations.
  • Hiroki Uratani, Kohzoh Yoshino, Mieko Ohsuga
    2014 36th Annual International Conference of the IEEE Engineering in Medicine and Biology Society 2014年8月  査読有り筆頭著者
  • 浦谷 裕樹, 大須賀 美恵子
    バイオフィードバック研究 41(1) 19-26 2014年4月  査読有り筆頭著者
    自然災害や事故・事件等の影響により,その後一定の割合で心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症する子どもたちがいる.その予防のために心のケアを必要とする子どもは多く,予防法の一つとして心身を落ち着ける呼吸法を身につけることが挙げられる.そこで,幼児・小学生たちが効果的に呼吸法を学びリラックスすることができるバイオフィードバック機能付きのぬいぐるみを開発することにした.お腹の上下運動により呼吸を誘導する呼吸誘導ぬいぐるみを開発し, 4〜12歳の健康児48名(男子26名,女子22名)を対象に呼吸誘導の効果を評価する実験を行った.生理指標として脈波と呼吸を計測し,ぬいぐるみが誘導した呼吸周期と参加者の呼吸周期の同期率を算出し比較したところ,呼吸をうまく合わせられた適合群(20名)と合わせられなかった不適合群(28名)の2群に分かれることがわかった.同期率には年齢による差があり, 6歳以下では呼吸誘導されづらいこと,また若干の性別差もあり,女子の方が男子よりもやや呼吸誘導されやすいことがわかった.呼吸誘導によってリラックスできるかどうかを調べるのは今後の課題である.
  • 浦谷 裕樹, 大須賀 美恵子
    バイオフィードバック研究 39(2) 77-84 2012年10月  査読有り筆頭著者
    2011年の東日本大震災により心のケアを必要とする人が増えている.子どもたちも例外ではなく,今後多くの子どもたちがPTSDを発症することが予測される.PTSDを予防するための方法の一つとして,心身を落ち着ける技法を身につけることが挙げられる.その際にバイオフィードバック装置を用いると効果的に学習できるといわれている.そこで,子どもたちが自然と心身を落ち着けるための呼吸法を学べるように,幼児・小学生を対象としたバイオフィードバック機能付きのぬいぐるみを開発することを考えた.その開発の予備的検討として,パソコン画面上で動くクマのキャラクタを利用して5〜11歳の健常児12名(男児5名,女児7名)を対象に呼吸誘導に関する評価実験を行った.その結果,最もリラックスする呼吸周期は個人によって異なることから,その子に合った呼吸周期から呼吸誘導するのが望ましいという示唆が得られた.また,脈波の生データに乱れがない場合は,脈波から呼吸周期をほぼ正確に測定できることが示された.さらに,リラックス度を判定する生理指標としては,脈波から得られるものの中では平均脈拍と脈波振幅が適していることが示唆された.

書籍等出版物

 5

講演・口頭発表等

 33

担当経験のある科目(授業)

 2
  • 2008年4月 - 2010年3月
    脳力開発  (日本工学院専門学校)
  • 2006年4月 - 2009年3月
    脳力開発  (船橋情報ビジネス専門学校)

所属学協会

 3

メディア報道

 12