1989年6月 その他
平成 1年 6月 1日。昭和天皇の「大喪の礼」をきっかけに、アメリカの各テレビ局は日本特集を組み、大々的に日本の事情を放映した。この画期的な報道体制の中で浮上した幾つかの日本のイメージを分析したのが本稿である、即、「Rich Country、Poor Plinli」 (国富めども民貧し)、「All Work And No Play」 (過剰な勤労倫理)、「A Nail that Sticks Up Gets Pounded Down」(集団同調主義)である。同時にアメリカ優越主義の報道も批判している。