研究者業績

小西 聖子

コニシ タカコ  (KONISHI TAKAKO)

基本情報

所属
武蔵野大学 人間科学部 人間科学科 教授 (副学長)
学位
博士((医学)筑波大学)

J-GLOBAL ID
200901088650971097
researchmap会員ID
1000306244

1993~1999年、東京医科歯科大学難治疾患研究所の犯罪被害者相談室で犯罪被害者の支援、対人暴力被害者の精神的なケアや周辺領域のマネージメントにかかわった。東京医科歯科大学難治疾患研究所教務職員(1993〜1996年)、東京医科歯科大学難治疾患研究所被害行動学(セコム)研究部門客員助教授(1996〜1999年)を経て1999年より現職。2015〜2021年 人間科学部長/人間社会研究科長、2021年より副学長。
専門は臨床心理学、トラウマ・ケア。現在、外傷後ストレス障害(PTSD)の治療に関する研究を行っている。


研究キーワード

 1

学歴

 4

論文

 61

MISC

 289
  • 小西聖子
    精神科治療学 39(4) 433-437 2024年4月  招待有り筆頭著者
    トラウマ体験が中核となる被害者の鑑定を主に行っている立場から、専門家証人による鑑定の中立性、客観性、実証性について、ドーバート基準に基づき、一般的な精神鑑定の知見、また相対的に新しい領域の知見をどのように評価し取り扱うかを考察した。さらに、専門家における「対立的忠誠」の問題が顕現しやすい領域であるPTSDに関わる精神鑑定について述べ、社会的な偏見や差別があるときの裁判における公正性の問題を取り上げた。
  • 松田 陽子, 伊藤 正哉, 白井 明美, 小西 聖子, 大岡 友子, 中山 千秋, 林 恵子, 中島 聡美
    武蔵野大学認知行動療法研究誌 = Journal of Musashino University of cognitive behavioral therapy and research 5 34-44 2024年  
  • 小西聖子
    司法精神医学 18(1) 3-11 2023年3月  招待有り筆頭著者
    トラウマが関わる精神鑑定事件例の中から典型となるような4事例を挙げて、心的外傷後ストレス障害(PTSD)だけでなくトラウマ体験が刑事事件の精神鑑定と関わっていくさまざまな局面を、論点と方法の問題及びここ20年の変化の視点を通して示した。(第18回日本司法精神医学会泰秋教育講演の発表内容をもとに加筆・修正)
  • 中山千秋, 中島聡美, 今野理恵子, 淺野敬子, 山本このみ, 大岡友子, 佐々木真由美, 小西聖子
    被害者学研究 (31) 17-33 2022年3月  査読有り
    2019年に被害者支援センター48箇所及びワンストップ支援センター49箇所を対象に、精神科医療機関等への紹介状況・紹介の際に重要なこと・行っていること・問題点・連携に関する取組・紹介促進のために望ましい条件についてアンケート調査を行い、72施設から回答を得た(回収率74.2%)。結果を2007年の同様の調査と比較して報告した。精神科医療機関等への紹介は年平均9.10件で微増とはいえあまり変化がなかった。精神科医療機関にはPTSD治療が充実していることを期待していることもあり、専門的治療が可能な機関の少なさが問題と感じられていた。
  • 佐々木真由美, 小西聖子
    武蔵野大学認知行動療法研究誌 3 34-50 2022年3月  査読有り
    4データベースから抽出した28本の日本語と英語の論文からビデオ通話による持続エクスポージャー法での心的外傷後ストレス障害治療に関する研究動向についての予備的検討を行った。介入研究は17件あり、症状低減効果を検討した12件のうち対面治療と比べ有意差がなかった研究は67%だった。ただ、介入研究の88%が退役軍人対象で、結果で中断に言及した研究が59%だった。中断予防策としてピア(仲間)支援導入の有効性等が示され、社会的サポートが有効であることが示唆された。

書籍等出版物

 89
  • 藤森, 和美, 野坂, 祐子, 染矢, 明日香, 吉村, 拓美, 島, ゆみ, 森本, 志麿子, 浅野, 恭子, 小西, 聖子, 小形, 美妃, 小川, 恵美子, 吉田, 博美, 今井, 由樹子, 花房, 昌美, 亀岡, 智美, 高田, 紗英子, 松浦, 正一, 土岐, 祥子, 伊庭, 千惠, 笠原, 麻央, 柳谷, 和美 (担当:分担執筆, 範囲:第4章 性暴力被害の長期的影響)
    誠信書房 2023年7月 (ISBN: 9784414416954)
    性暴力の被害を受けた子どもとその保護者や学校関係者への介入・支援について、心理臨床、精神科医療、法律、社会福祉の各分野から概論および実践例について述べた。第2版では法改正を開設しつつ、最新の研究と実践に基づいて各省と事例を拡充し、複雑化する状況を踏まえた支援の方法を具体的に示した。 担当部分では、幼少期に性暴力被害を受けたクライエントからの臨床心理相談事例をもとに、被害の影響がどのように現れるかについて述べた。
  • 小木曽宏, 山口修平, 小林千夏, 足立泰代, 杉浦ひとみ, 秋元義弘, 関尚美, 荘司貴代, 野坂祐子, 渡邉直, 中野宏美, 小西聖子 (担当:分担執筆, 範囲:付録1 性被害を受けた子どもに関わる児童精神科医の役割-小西聖子医師に聞く(聞き手:杉浦ひとみ))
    生活書院 2022年3月 (ISBN: 9784865001389)
    児童性虐待の精神的な影響について、どのようなものなのか、職員ら周囲の者はどのような知識を持つべきか、どのように対応すべきかについて、トラウマケアの見地から一問一答形式で述べた。
  • 福井次矢, 高木誠, 小室一成, 総編集 (担当:分担執筆, 範囲:小西聖子:心的外傷後ストレス障害)
    医学書院 2020年1月
    的外傷後ストレス障害の病態と診断、治療方針について概説した。※ポケット版も同頁数。
  • 五十嵐禎人, 岡田幸之 (担当:分担執筆, 範囲:小西聖子・山本このみ: 刑事事件における被害者の鑑定.)
    中山書店 2019年3月 (ISBN: 9784521747422)
    25件の刑事事件被害者鑑定等の受嘱経験をもとに、基本的な委嘱事項、PTSD診断およびそれ以外の診断、鑑定の際の被害者への配慮について述べた。
  • 森田ゆり 編著
    築地書館 2018年6月 (ISBN: 9784806715627)
    編著者による、虐待問題に取り組んできた専門家インタビュー、および、虐待に至ってしまった親の回復支援プログラム「MY TREE ペアレンツ・プログラム」の解説書。インタビュイーの一人として、虐待家族に対する心理療法やトラウマ治療、刑法改正について述べた。

講演・口頭発表等

 180
  • 小西聖子
    第1回日本外来精神医学会学術総会 2024年9月23日
    シンポジウム14「あらためて、高齢女性のメンタルヘルスを考える」シンポジストとして、先行研究と臨床経験をもとに高齢者のPTSDについて述べた。高齢者は加齢による変化でトラウマの影響による症状が埋もれ精神科を訪れることは稀であるが60代くらいまでの女性はDVや虐待の被害者として外来に現れることがあること、暴力被害という被害者支援からの高齢者研究が少ないことを指摘した。 座長 宮内和瑞子;山田尚吾;シンポジスト 加茂登志子;小西聖子;長谷川直美;指定発言;三原伊保子
  • 小西聖子
    第23回日本トラウマティック・ストレス学会 2024年8月11日
    シンポジウムA4「性犯罪に関する刑法改正による司法・支援現場の現状と課題-改正から1年を経てー」 改正から1年を経て、その後、特に成立要件として追加された8つの類型等を含め、司法や心理社会的支援等における現場ではどのように性暴力被害者を取り巻く状況や理解・対応が変わってきたのかについて、実際の運用状況とともに、そこから見えてきた課題等について、法・心理・医療保健の立場から被害者支援に携わる当事者及び専門家らで検討した。 座長 大岡由佳・成澤知美 シンポジスト 小西聖子、齋藤梓、山本潤、長谷川桂子
  • 企画・座長 井野敬子 シンポジスト 大江美佐里 井野敬子 利重裕子 指定討論者 小西聖子
    第23回日本トラウマティック・ストレス学会 2024年8月11日
    模擬事例への対応を通して、実臨床における心理療法共通して重要であるコツと,事例ごとの「柔軟」性を解説した。大江は総論および保険診療を行う立場から,井野は持続エクスポージャー療法を実践している立場から,そして利重は対人関係療法を実践している立場から発表し,本シンポジウムの企画のきっかけを作った小西が指定討論を行う。
  • 小西聖子, 今野理恵子
    第22会日本トラウマティック・ストレス学会 2023年8月5日 日本トラウマティック・ストレス学会  招待有り
    大会企画シンポジウム「PTSDの心理療法の今とこれから」シンポジストとして、Edna Foaによって1980年代に構想され1991年に最初のRCT論文が公表されたProlonged ExposureのPTSD治療法としての国内外での歩みを治療研究および臨床家養成と実践について振り返り、将来を展望した。 座長:岩切昌宏・中島聡美、シンポジスト:小西聖子、伊藤正哉、亀岡智美、市井雅哉
  • 小西聖子
    第25回日本母性看護学会学術集会 2023年5月28日 日本母性看護学会  招待有り
    性暴力被害者支援について、多様性と継続性を持った支援モデルと問題について提示した。また、性暴力被害のトラウマに対する医学的臨床実践と研究について触れ、若年被害者についての問題も述べた。刑法改正など性暴力被害を取り巻く状況のここ数年の変化についても述べた。

共同研究・競争的資金等の研究課題

 49

学術貢献活動

 3
  • パネル司会・セッションチェア等
    日本福祉大学、日本フォレンジックヒューマンケアセンター (ウェビナー開催) 2021年11月20日
    シンポジスト:小西聖子、片岡笑美子、シンシア・ヘルナンデス、エイミー・ミード、キャサリン・ビューラー
  • パネル司会・セッションチェア等
    日本福祉大学、日本フォレンジックヒューマンケアセンター (ウェビナー開催) 2021年5月29日
    JST、RISTEX、JPMJRX19I4支援研究シンポジウム「性暴力撲滅にむけてエビデンスを蓄積する」 シンポジスト:長江美代子、小西聖子、間瀬健二、榎堀優、片岡笑美子
  • 沖縄県医師会 (ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城) 2019年9月28日
    性暴力に対する刑法が2017年に改正されたことや、児童や若年層が多いという性暴力被害の実情について概観し、被害を受ければ調子が悪くなって当然であること、被害からの回復には周囲からのサポートが欠かせないことを述べた。

社会貢献活動

 32

メディア報道

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  • 朝日新聞 東京14版28面 2024年9月12日 新聞・雑誌
    精神科医の立場から、性暴力の被害者がPTSDを発症する確率が20〜50%と事故や災害の被害経験者に比べ高く症状も長期間に及ぶこと、回復には被害者を支え気にかけ理解する人が必要であること、および、性暴力被害者に生じるさまざまな症状や反応やその治療について述べた。
  • 放送大学教養学部教養学科 今日のメンタルヘルス('23) 24分29秒〜38分33秒 2023年12月20日 テレビ・ラジオ番組
    担当講師によるインタビュー形式で、トラウマティック・ストレス(心的外傷性ストレス)による症状はどのようなものか、それへの対応・周囲はどのように気遣ったらよいか、治療について述べた。(担当講師:高橋晶)
  • AERA 2023.10/30 Vol.36 No. 50 pp.14-15 2023年10月30日 新聞・雑誌
    巻頭特集「性加害を考える」 性暴力被害はトラウマ体験であり、もっともPTSDを生みやすいこと、身体症状にも影響を与えること、子どもはトラウマに対して脆弱であること、男性と女性を比べると男性のほうが偏見にさらされやすく性被害のPTSD発症率が高くなるというデータもあることを述べた。また、PTSDの治療には認知行動療法がもっとも効果があるが専門家の数に地域差あり国の医療体制の構築が今後の課題であること、性被害をなくすには被害者に責めを負わせる現在の社会的認識を変える必要があることを述べた。
  • NHK Eテレ ハートネットTV 2023年10月9日 テレビ・ラジオ番組
    2023年5月のDV防止法改正で精神的DVが接近禁止命令の対象に加えられたことを受け、被害者を取材した特集で、精神的DVを被害者当人が被害と認識しづらいのは洗脳状態で自責的になるよう仕向けられ被害と認識できていないこと、子どもの面前精神的DVでは子どもも無力感に苛まれ自責的になるという影響があることを解説した。
  • 毎日新聞 社会面 2023年2月23日 新聞・雑誌
    性犯罪の公訴時効延長に関する記事で、精神科臨床で相談を受ける立場から、幼少期に受けた性的虐待被害を申告するまでには時間がかかることを簡略に説明した。児童相談所など第三者の発見がない場合は本人がすぐに「被害」として認識できない。打ち明けにくい話であることや責めるような言動を浴びせられる2次被害が多いことも影響している。
  • 内閣府男女共同参画局 共同参画 148号 i 頁 2021年9月 会誌・広報誌
    巻頭言
  • 西日本新聞 朝刊9面(19版) 2021年7月16日
    13歳以上の未成年が性的行為についてみずから判断できるのかについて、子どもの未熟な判断力が大人にたやすく利用されること、10代は性行為はできても脳は未発達で精神的に脆弱であり、性的な判断を全面的に本人に負わせるのはおかしいことを精神科医として指摘した。
  • 毎日新聞 13版15 2021年6月18日
    性交同意年齢引き上げについての議員の不適切発言をめぐり、性暴力被害者支援に携わる専門家として、50歳と14歳というのは現実には教員と生徒など一定の関係性がある場合が多く、14歳が本人の意志で同意するのは難しいことを考慮しなければならないことを指摘した。
  • 朝日新聞 13版31 2021年5月14日 新聞・雑誌
    被害者の治療に携わる精神科医として、地位や関係性を利用した性暴力の被害者に共通する反応・症状、周りの人がするべき対応について述べた。
  • 読売新聞 14版30 2021年4月24日 新聞・雑誌
    性暴力被害者の診療経験から、思春期の性暴力では、被害に遭ったことを思い出さないようにする「回避」の傾向が強いこと、記憶を消すことはできないためにフラッシュバックが起こりPTSDの発症につながることもあると専門的見解を述べた。性被害の臨床にたけた専門医は少なく、適切なカウンセリングや治療を受けることも難しいため、対策に本腰を入れてほしいことを指摘した。
  • 東京新聞 特報(20, 21面) 2021年4月11日 新聞・雑誌
    2021年3月の横浜地裁川崎支部性的虐待事件無罪判決をうけての児童性虐待特集記事(出田阿生)。性暴力被害者の心理に詳しい精神科医の立場から、児童性被害の精神医学的特徴からすると現行法の短すぎる時効の壁で深刻な被害ほど救済されない矛盾があることを指摘した。
  • 放送大学 教養学部 心理と教育コース 今日のメンタルヘルス('19)(テレビ) 22分35秒〜38分00秒 2019年12月23日 テレビ・ラジオ番組
    担当講師によるインタビュー形式で、トラウマティック・ストレス(心的外傷性ストレス)による症状への対応・治療について述べた。(担当講師:高橋晶)
  • 日本テレビ NNNドキュメント'19 2019年10月14日 テレビ・ラジオ番組
    性暴力被害後に現れる症状、回復に必要なサポートについて述べた。2週連続「性暴力被害」の後編。
  • 日本テレビ NNNドキュメント'19 2019年10月7日 テレビ・ラジオ番組
    未成年の性被害の実態について、被害後の行動や心理的反応等について述べた。2週連続「性暴力被害」の前編。
  • 沖縄県医師会 琉球新報 琉球新報 Web News 2019年10月6日 インターネットメディア
    性暴力被害者の支援を考える懇談会 基調講演で、ワンストップ支援センターと連携して被害者の外来診療を行う精神科医の立場から「周囲のサポートがあれば、被害後にPTSD(心的外傷後ストレス障害)になりにくい」と寄り添う人の重要性を強調した。 (9月28日 沖縄県那覇市のダブルツリーbyヒルトン那覇首里城)
  • NHK クローズアップ現代+ 2019年7月30日 テレビ・ラジオ番組
    間違った常識がまかりとおっているために合意があったとみなされ被害者のほうが責められる性暴力の実態について述べた。実際に性暴力の被害に遭ってしまった人に周囲ができることは、①なんでそんなことしたの?と聞かない②一緒に考え、行動する である。
  • NHK 千代田放送会館スタジオ 2019年6月2日 テレビ・ラジオ番組
    事件から5日経った今、被害者等に必要な支援、大量殺人再発防止、子どもの安全対策における課題について討論した。 心理的ケアの専門家としての立場から、事件後1週間前後は事件との関わりかた・元々抱えているストレス因などにより反応に大きく差が生じ始める時期なので定式的なケアは無理であること、ケアとしては個別にニーズを汲んだ年単位の長期支援が必要だが、何年経っていても回復はできることを強調した。 出演:諸澤英道、影山任佐、川北稔、小西聖子、藤田大輔、宮田美恵子 司会:伊藤雅之、小郷知子
  • NHK-BSプレミアム 偉人たちの健康診断 2018年12月5日 テレビ・ラジオ番組
    松の廊下の刃傷沙汰で吉良上野介の外科治療にあたった栗崎道有が治癒後も定期的に吉良を訪問していた記録について、刀で重傷を負ったことは心的外傷(トラウマ)に相当すること、また、栗崎はアフターケアによってトラウマ治療も担っていたと考えられることを解説した。
  • 毎日新聞社 デジタル毎日 消えない傷 2018年10月6日 インターネットメディア
    現在性的虐待を受けている子どもに向けて、虐待に気づき言葉にすることが第一歩であること、性的虐待によるPTSDには効果的な心理療法があること、心理療法を受けられなくても安心できる人と話したり身体をリラックスさせたりする活動や何か楽しみになるような活動も症状をよい方向に向かわせること、被害から時間が経っていても治療で症状はよくなること、人には少しずつでも回復する力が備わっていることを述べた。
  • 毎日新聞 朝刊31面(12版) 2018年4月2日 新聞・雑誌
    性暴力被害者に二次被害を及ぼさないために周囲ができることを指摘した。
  • 日本医事新報社 日本医事新報2018.1.6 No. 4889: 133-134 2018年1月 会誌・広報誌
    年頭企画「炉辺閑話2018」所収の随筆。若者の被害に対する大人の偏見について。
  • Eテレビ ハートネットTV Eテレビ 2017年7月6日 テレビ・ラジオ番組
    トラウマ治療の専門家として、番組に寄せられた性暴力被害体験事例に関して心理・精神医学的症状とその心理・社会的影響を解説し、法の場に出てこない被害の実態にそぐわない刑法の課題、被害者の回復のために周囲が持つべき知識やすべき対応を指摘した。
  • NHK 週刊ニュース深読み NHK 2017年6月24日 テレビ・ラジオ番組
    性暴力被害者支援の専門家として、AV出演強要問題の相談事例を挙げて、出演を断りきれない心理状態について解説した。
  • NHK あさイチ NHK 2017年6月21日 テレビ・ラジオ番組
    6月の刑法改正を受けて、性暴力の実態、その背後にある一般の人々意識や、法律・支援の現状等について述べた。
  • NHK クローズアップ現代+ NHK 2016年6月8日 テレビ・ラジオ番組
    トラウマ研究の専門家として、殺傷事件サバイバーの一般的な心理に関して解説した。
  • NHK ナビゲーション NHK 2015年7月3日 テレビ・ラジオ番組
    性暴力被害の相談を受け付けている機関として武蔵野大学心理臨床センターの紹介と、性暴力被害者支援の専門家として、被害者は恐怖・苦痛・自責感が非常に強いこと、そういう不調が続くことや理不尽に落ち度を責められたりなど二次被害が多いことを概説した。また、包括的支援を担うワンストップ支援センターの必要性と、実践的で持続的な支援の難しさを述べた。
  • NHK クローズアップ現代 NHK 2014年7月17日 テレビ・ラジオ番組
    性暴力被害者の心理的ケアの専門家として、性暴力被害者が受ける影響やダメージについて概説し、全国に設置されつつあるワンストップセンターの課題について述べた。医療的・心理的・法的支援を包括的に行うワンストップセンター設置の遅れは、被害者がなかなか性暴力被害を打ち明けにくい環境や制度が一因であり、設置されても現状では経済的・人員的に持続的支援が可能であるとはいいがたい。支援のニーズがあることが社会に伝わる必要がある。
  • 女性の安全と健康のための支援教育センター 通信 37: 2-31 2013年4月 会誌・広報誌
    女性の安全と健康のための支援教育センター2012年9月16日公開講座「”強姦神話”ってウソばかり」(小西聖子、中島幸子、角田由紀子、谷田寿美江、平川和子)記録。 被害者カウンセリングを行ってきた立場から、性暴力被害者の実像と世間の偏見とのずれを指摘した。
  • BSフジ プライムニュース BSフジ 2013年3月11日 テレビ・ラジオ番組
    東日本大震災から2年、震災によるトラウマとストレスが継続している現状で、精神医学的見地から、現地でのケアは現地の支援者に任せ、支援者の支援を充実させる必要やアウトリーチの必要性を述べた。阪神淡路大震災の際の介入経験と比較して、原発事故もあって復興速度が格段に遅いこともあり先行きが見えないストレスが高いため、精神的・心理的ケアに至る前に整えるべき環境や条件が多い。まずは孤立を防ぐことが重要である。 ゲスト:小西聖子、堀有伸、金菱清
  • Eテレビ ハートをつなごう Eテレビ 2011年11月3日 テレビ・ラジオ番組
    2日連続企画の2日目。孤立した幼少期に性暴力を受け親にも信じてもらえなかったが後年依存症自助グループに参加したことをきっかけに回復に向かった男性被害者の話。 被害者なのに抱いてしまう自責感の解消などについて、臨床経験からコメントした。
  • Eテレビ ハートをつなごう Eテレビ 2011年11月2日 テレビ・ラジオ番組
    2日連続企画の1日目。性暴力被害を受けても女性以上に偏見を持たれ性被害を相談しづらい男性被害者の事例編。幼少期に被害にあったがずっと相談できなかった被害者2人それぞれの被害とその後の周囲の反応、被害により生じた不調の話。 起きた反応や相談しにくい現状などについて、臨床経験からコメントした。
  • NHK福島放送局 ふくみみ 福島耳より情報 NHK福島 2011年7月4日 テレビ・ラジオ番組
    東日本大震災・原発事故の支援にあたる支援者の心のケアについて述べた。
  • NHKラジオセンター 私も一言!夕方ニュース NHKラジオ 2011年5月23日 テレビ・ラジオ番組
    震災と原発事故後の精神面の援助について、南直樹解説委員との対談形式で述べた。精神的支援に特化することなく生活全般の支援が必要であることを強調しつつ、起こりうる心理的反応について概説し、支援の体制づくりの重要性を述べた。
  • NHK あさイチ NHK 2011年4月25日 テレビ・ラジオ番組
    東日本大震災後、首都圏でも余震があり不安が高くなっている子どもへの対処について、1.「大丈夫だよ」と声に出して伝える 2.スキンシップを普段以上に持つ 3.悲惨な映像は見せない ことが重要であること、その他被災地で見られる心理的反応やそれへの対処、トラウマの治療法などについて、トラウマ専門家の立場から述べた。
  • 日本テレビ NEWS ZERO 日本テレビ 2009年2月11日 テレビ・ラジオ番組
    性暴力被害者についての2日連続特集の1。性暴力被害を受け、後年過剰な性行動を起こした事例。周囲は被害を忘れることを推奨していた。 適切な支援が受けられなかった被害者が罪悪感や無力感を抱くようになり、それを打ち消すために過剰な性行動を起こすこともあることを解説した。
  • 日本テレビ NEWS ZERO 日本テレビ 2008年11月26日 テレビ・ラジオ番組
    デートDVについての特集その2。交際相手からの日に100件を超える携帯メールによる監視・束縛、その後身体的暴力に発展した事例。 いつでもどこでもつながる携帯電話が相手を四六時中支配する手段になりデートDVになっていく機序を解説した。
  • 日本テレビ NEWS ZERO 日本テレビ 2008年10月2日 テレビ・ラジオ番組
    交際中のデートDVについての特集その1。交際相手からの激しい身体的暴力被害事例のインタビュー。 身体的暴力・束縛などの精神的暴力・暴言といった言葉の暴力を受け続けると洗脳状態になり逃げ出す気力を失うという被害者の心理を解説した。
  • 文化放送 ザ・ステージ 文化放送 2008年6月29日 テレビ・ラジオ番組
    ドメスティック・バイオレンスの加害者被害者である一組の夫婦への取材インタビューを通して、DVの実情についてコメントした。 番組編集段階においても専門的知識を提供し助言した。
  • テレビ東京 ザ・ドキュメンタリー テレビ東京 2007年10月27日 テレビ・ラジオ番組
    実名で強姦被害を公表した小林美佳さんのドキュメンタリー。 一般に性暴力被害者に起こる心理的反応や症状について解説した。
  • 日本賃金資料センター 賃金実務 No.958: 2 2004年11月 会誌・広報誌
    企業の人事担当を対象とする実践誌のコラム欄でカウンセラーの視点で「相手を理解する話の聞き方」を述べた。
  • 西東京市 西東京市男女平等情報誌 エガール vol.13: 2-5 2004年11月 会誌・広報誌
    団塊ジュニアといわれる1970年代前半生まれの世代が直面する現実について述べた。
  • 保健同人社 暮しと健康2001年12月号: 59 2001年12月 会誌・広報誌
    NHK出版「トラウマの心理学」著者インタビュー。
  • ぎょうせい ガバナンス10月号: 42-46 2001年10月 会誌・広報誌
    DVについてのインタビュー。DVの現状、影響、対処について。
  • NHK福島放送局 はまなかあいづToday NHK福島 テレビ・ラジオ番組
    東日本大震災・原発事故の支援にあたる支援者の心のケアについて述べた。

教育内容・方法の工夫

 3
  • 件名
    平成9年度放送大学特別講義  「災害被災者の精神保健」(ラジオ)
    年月日(From)
    1997/04
    年月日(To)
    1998/03
    概要
    全1回。PTSDの歴史・症状・治療・予防について概説し、阪神淡路大震災を例に、自然災害における精神保健活動とその中のPTSDの位置づけについて解説した。
  • 件名
    ラジオたんぱ・これからのメンタルヘルス
    年月日(From)
    2000/05/14
    年月日(To)
    2000/05/28
    概要
    全3回。日本精神病院協会、日本精神神経科診療所協会が企画・編集する15分番組で、3回にわたりPTSDの歴史、症状、治療について概説した。
  • 件名
    NHK人間講座・2000年10月〜12月期 「トラウマの心理学」(教育テレビ)
    年月日(From)
    2000/10/05
    年月日(To)
    2000/12/20
    概要
    全12回。被害とは何か、犯罪被害を受けた人の心理や反応を解説し、被害者を支える周囲の者や援助者にできることについて述べた。また、加害者への取組みについても言及した。

実務経験を有する者についての特記事項(教育上の能力)

 562
  • 件名
    鳥取県性暴力被害者支援協議会・性暴力を考える公開講座「性暴力被害者に必要な支援とは」講師
    年月日(From)
    2018/03/13
    概要
    鳥取県民および県市町村の被害者相談・支援関係職員等や被害者支援に関わる機関・団体関係者を対象に、性暴力被害者に必要な支援について述べた。
  • 件名
    鳥取県性暴力被害者支援協議会・「性暴力被害者支援に関する医療関係者向け研修会」講師(西部会場)
    年月日(From)
    2018/03/12
    概要
    鳥取県内で性暴力被害者支援にかかわる医療関係者を対象に、精神科医療提供時診察の際の留意事項や適切な心理的支援について、事例を交えながら述べた。
  • 件名
    とやまパープルネットワーク研修会「DV被害者のトラウマ反応への対処」講師
    年月日(From)
    2018/03/10
    概要
    富山県医師会員、富山県DV対策推進強化事業とやまパープルネットワーク登録医療機関等に勤務する精神科医・臨床心理士・精神保健福祉士等を対象に、DV被害者が呈するトラウマ反応を概説し、それへの対処について述べた。
  • 件名
    女のスペース・ながおか主催長岡市共催・支援者養成連続講座フォローアップ講座第2部公開講座「発達障害傾向が及ぼす関係性への影響−DV、虐待、母子関係の不調、対人関係問題、その背景と支援とは−」講師
    年月日(From)
    2018/02/25
    概要
    「DVや虐待家庭で育つ・育った子供と親へのケアと支援」支援者のフォローアップ連続講座。支援に資するために、発達障害傾向がもたらす対人関係への影響全般を概説し、DVや虐待、母子関係、対人関係の問題においてどのようなことが起こるのか、具体的な臨床例に言及した。
  • 件名
    東京地方裁判所立川支部・専門訴訟事件等特殊事件のための研究会「PTSDの診断の実情について」講師
    年月日(From)
    2017/12/19
    概要
    立川支部裁判官34名・本庁裁判官49名(テレビ会議経由)を対象に、司法に関わる点におけるPTSD診断基準および適正な診断方法、鑑定の際の供述の信用性や被害事実の立証とPTSD症状との関わり、PTSDとほかの非器質性精神障害の治療方法や予後の差異などについて述べた。
  • 件名
    東京都総務局人権部・大田区・平成29年度犯罪被害者週間行事パネルディスカッションパネリスト
    年月日(From)
    2017/11/13
    概要
    性暴力被害についてのパネルディスカッションにおいて、臨床の場における性暴力被害者の実情について述べた。コーディネーター:飛鳥井望、パネリスト:小西聖子、遠藤智子、小澤雅人
  • 件名
    東京都病院薬剤師会・吉富薬品・第4回精神科専門薬剤師養成研究会「不安障害の診断と治療−PTSD治療を中心に−」講師
    年月日(From)
    2017/10/21
    概要
    薬剤師約80名を対象に、急性ストレス障害およびPTSDの症例を挙げて症状と処方についてディスカッションを行った。
  • 件名
    男女共同参画センター横浜(フォーラム)相談センター・スーパービジョン
    年月日(From)
    2017/10/17
    概要
    相談センター相談員等約20名を対象に、提示された被害者対応ケースについてスーパービジョンを行った。
  • 件名
    持田製薬主催女性とメンタルヘルス研究会・「傷ついた人の支援に必要なこと?PTSDの認知行動療法やうつ病の治療を含め?」講師
    年月日(From)
    2017/10/11
    概要
    医師・コメディカル約30名を対象に、PTSDの治療における症状の緩和および認知行動療法の実際について述べた。
  • 件名
    法務省刑事局・平成29年度被害者支援担当者中央研修「犯罪被害者等の心情に配慮した支援について」講師
    年月日(From)
    2017/10/04
    概要
    検察庁の犯罪被害者支援員約50名および検察事務官27名を対象に、性犯罪被害者や遺族などの事例を通して被害者等の心理を解説し、被害者等が抱える困難に配慮した対応について述べた。
  • 件名
    かけこみあいち・2017年度スキルアップ学習会「DVによる精神疾患を踏まえての支援のあり方」講師
    年月日(From)
    2017/09/13
    概要
    DV相談にあたる支援者約30名を対象に、DVによるトラウマの深刻さを理解し、精神疾患への対応、医療機関との繋がり方、エンパワメントなど支援者としての対応、支援者自身のメンタルヘルスについて詳説した。
  • 件名
    名古屋市男女平等参画推進センター相談室専門相談員研修講師
    年月日(From)
    2017/09/13
    概要
    暴力被害をめぐる女性支援に関して、専門相談員から提出された事例を検討した。
  • 件名
    大阪被害者支援アドボカシーセンター・相談員研修講師
    年月日(From)
    2017/09/11
    概要
    9/11-12の2日間に渡り、被害者支援を行う相談員を対象に、支援者の役割について最新のトピックスをまじえ述べた。また、個人面談を行った。
  • 件名
    北海道家庭生活総合カウンセリングセンター・北海道被害者相談室・犯罪被害直接支援活動員養成講座「被害者の心理」講師
    年月日(From)
    2017/09/04
    概要
    養成講座受講生約20名を対象に、犯罪被害者が受ける心理的影響について概説し、臨床でよく聞く被害者の要望をもとに、必要な知識・対応について述べた。
  • 件名
    函館市性暴力被害防止対策協議会・研修会「医療現場における暴力被害者への急性期介入と支援の重要性」講師
    年月日(From)
    2017/09/03
    概要
    性暴力被害対応拠点病院を含めた医療期間関係者・支援者・警察・検察・弁護士等を対象に、ワンストップ支援センターである性暴力救援センターSARC東京の活動を紹介した。支援の課題についても言及した。
  • 件名
    函館市性暴力被害防止対策協議会・講演「性犯罪被害の実態と被害者への支援」講師
    年月日(From)
    2017/09/03
    概要
    教育関係者を含め一般約100人を対象に、性犯罪被害の実情、性犯罪被害が心身に与える影響について概説し、性犯罪被害者に対して必要な支援、身近な人が性犯罪被害を受けた場合の理解と対応について述べた。
  • 件名
    西東京市男女平等推進係・平成29年度女性相談事業スーパーバイズ研修講師
    年月日(From)
    2017/08/08
    概要
    女性相談事業相談員を対象に、困難事例の検討とスーパービジョンを行った。
  • 件名
    横浜YWCA・暴力をうけた女性のための支援事業『ゆう』支援者向け講座「統合失調症」講師
    年月日(From)
    2017/08/05
    概要
    被害者支援に関わる14名を対象に、統合失調症について概説し、被害者支援の場における被害・精神障害・症状の関わり、医療へのつなげ方について述べた。
  • 件名
    全国被害者支援ネットワーク平成29年度支援活動会議(情報交換会)・「心のケアについて、被害者の質問から考える」講師
    年月日(From)
    2017/08/05
    概要
    加盟する48センターの支援責任者らを対象に、被害者への支援を行う上で、支援センターとしてどのように精神的ケアを行っていくか、どのように専門家と連携していくか、留意すべき点は何か等について、支援の現場で出る被害者からの問いを元に述べた。
  • 件名
    科研費16H05611『暴力の世代伝達を断ち切るケアに関する研究:-PTSD予防・治療・回復と周産期支援-』による精神医療関係者向け研修・「性暴力被害者の治療―性暴力被害者支援ワンストップセンターと連携した被害者の精神科治療―」講師
    年月日(From)
    2017/07/31
    概要
    性暴力救援センター日赤なごやなごみと連携し性暴力被害者支援治療にかかわる可能性がある近隣地域の健康医療福祉機関の精神科医師および医療福祉関連専門職を対象に、ワンストップセンターのメンタルヘルス部門を支える精神医療機関の対応と実際、および、多職多種多機関連携における精神科医師の役割と実践に焦点をあてて概説した。

その他(教育上の能力)

 26
  • 件名
    厚生科学研究費補助金厚生科学特別研究事業 採択(主任研究者)
    年月日(From)
    2001/04
    年月日(To)
    2002/03
    概要
    海外での災害・テロの被災者の精神的支援及びストレス反応に関する研究(共同:金吉晴他4名)5,000,000円(班全体)
  • 件名
    厚生労働省科学研究費補助金こころの健康科学研究事業 採択(分担研究者)
    年月日(From)
    2001/04
    年月日(To)
    2004/03
    概要
    平成13、14、15年度。心的外傷体験による後遺障害の評価と援助技法の研究(共同:金吉晴他4名)13年度500,000円、14年度500,000円、15年度500,000円(いずれも分担研究者分)
  • 件名
    厚生労働省科学研究費補助金子ども家庭総合研究事業 採択(主任研究者)
    年月日(From)
    2001/04
    年月日(To)
    2004/03
    概要
    平成13、14、15年度。DV被害者における精神保健の実態と回復のための援助の研究(共同:平川和子他3名)13年度10,349,000円、14年度8,300,000円、15年度8,300,000円(いずれも班全体)
  • 件名
    厚生労働省精神・神経疾患研究委託費 採択(分担研究者)
    年月日(From)
    2001/04
    年月日(To)
    2004/03
    概要
    平成13、14、15年度。外傷ストレス関連障害(PTSD)に関する研究(共同:金吉晴他)13年度1,000,000円、14年度925,000円、15年度900,000円(いずれも分担研究者分)
  • 件名
    武蔵野女子学院学院特別研究費 採択
    年月日(From)
    2001/04
    年月日(To)
    2004/03
    概要
    平成13、14、15年度。性被害に関する日米国際比較調査(単独)13年度3,000,000円、14年度900,000円、15年度530,000円
  • 件名
    科学研究費補助金基盤研究(B)(1) 採択(分担研究者)
    年月日(From)
    2003/04
    年月日(To)
    2005/03
    概要
    平成15、16年度。「心神喪失者等医療観察法案」後の刑事司法と精神医療-精神障害者、薬物中毒者の処遇(共同:町野朔他5名)
  • 件名
    科学研究費補助金基盤研究(C) 採択(分担研究者)
    年月日(From)
    2003/04
    年月日(To)
    2006/03
    概要
    DV被害を受けた母子の表情認知の研究(共同:簑下成子他3名)
  • 件名
    厚生労働省科学研究費補助金こころの健康科学研究事業 採択(分担研究者)
    年月日(From)
    2004/04
    年月日(To)
    2007/03
    概要
    平成16、17、18年度.ストレス性精神障害の予防と介入に携わる専門職のスキル向上とネットワーク構築に関する研究(共同:加藤寛他)16年度500,000円、17年度800,000円、18年度800,000円(いずれも分担研究者分)
  • 件名
    厚生労働省科学研究費補助金子ども家庭総合研究事業 採択(分担研究者)
    年月日(From)
    2004/04
    年月日(To)
    2006/03
    概要
    平成16,17年度。家庭内暴力被害者の自立とその支援に関する研究(共同:石井朝子他5名)
  • 件名
    (財)長寿科学振興財団こころの健康科学研究推進事業、外国人研究者招へい事業 助成金
    年月日(From)
    2005/04
    年月日(To)
    2006/03
    概要
    サウス・キャロライナ医科大学/全米犯罪被害者研究・治療センター所長ディーン・キルパトリック教授招聘(2006.3.7-14)助成金546,001円
    (招聘費用 355,690円
    航空券代実費 190,311円)
  • 件名
    科学研究費補助金基盤研究(B)海外学術調査 採択(分担研究者)
    年月日(From)
    2005/04
    年月日(To)
    2007/03
    概要
    平成17,18年度。集団交通災害における救急医療および精神保健活動のあり方について(共同研究)加藤寛、広常秀人、飛鳥井望、前田正治、金吉晴、守田嘉男、小西聖子、高岡道雄、鵜飼卓 申請額1,400万円 分担研究者分80万円
  • 件名
    厚生労働科学研究費補助金こころの健康科学研究事業
    年月日(From)
    2005/04
    年月日(To)
    2007/03
    概要
    平成17,18年度。児童虐待への法的介入(共同:岩瀬徹他9名)
  • 件名
    厚生労働科学研究費補助金特別研究事業 採択(分担研究者)
    年月日(From)
    2005/04
    年月日(To)
    2006/03
    概要
    集団交通災害における救急医療および精神保健活動のあり方について(共同:加藤寛他8名)800,000円(分担研究者分)
  • 件名
    厚生労働省科学研究費補助金こころの健康科学研究事業 採択(主任研究者)
    年月日(From)
    2005/04
    年月日(To)
    2008/03
    概要
    平成17,18,19年度。犯罪被害者の精神健康の状況とその回復に関する研究(共同:他8名)17年度10,000,000円、18年度15,000,000円、19年度12,000,000円(いずれも班全体)
  • 件名
    (財)精神・神経科学振興財団 外国人研究者招へい事業(こころの健康科学) 助成金
    年月日(From)
    2006/04
    年月日(To)
    2007/03
    概要
    ペンシルベニア大学エドナ・フォア教授招聘(2007.3.5-14)助成金1,194,546円(招聘費用389,080円 航空券代実費805.466円)
  • 件名
    科学研究費補助金基盤研究(A) 採択(連携研究者)
    年月日(From)
    2006/04
    年月日(To)
    2009/03
    概要
    平成18,19,20年度。心神喪失者等医療観察法-その運用と理念-(共同:山本輝之他5名)
  • 件名
    科学研究費補助金基盤研究(B) 採択(連携研究者)
    年月日(From)
    2007/04
    年月日(To)
    2010/03
    概要
    平成19,20,21年度。児童虐待の予防と対応--法的検討と医学的・心理学的・社会学的考察(共同:町野朔他)
  • 件名
    科学研究費補助金基盤研究(B) 採択(研究分担者)
    年月日(From)
    2008/04
    年月日(To)
    2011/03
    概要
    平成20、21、22年度。犯罪の被害にあった女性・児童のための政策に関する総合的研究 研究代表者矢野恵美、研究分担者小名木明宏、上瀬由美子、小西聖子、坪野吉孝(20年度のみ) 20年度交付予定額直接経費500万円間接経費150万円研究分担者分直接経費40万円間接経費6万円、21年度交付予定額直接経費230万円間接経費69万円研究分担者分直接経費40万円間接経費12万円
  • 件名
    厚生労働科学研究費補助金こころの健康科学研究事業 採択(平成20、21年度分担研究者)
    年月日(From)
    2008/04
    年月日(To)
    2011/03
    概要
    平成20,21,22年度。大規模災害や犯罪被害等による精神科疾患の実態把握と介入方法の開発に関する研究(共同研究) 金吉晴、川上憲人、前田正治、加茂登志子、小西聖子、松本俊彦、松岡豊、中島聡美、鈴木友理子、栗山健一 20年度分担研究者分50万円、21年度分担研究者分45万円
  • 件名
    科学研究費補助金基盤研究(B) 採択(研究分担者)
    年月日(From)
    2010/04
    年月日(To)
    2013/03
    概要
    平成22、23、24年度。複雑性悲嘆の認知行動療法の効果の検証およびインターネット治療プログラムの開発 研究代表者中島聡美、研究分担者金吉晴、小西聖子、白井明美。22年度交付決定額直接経費190万円間接経費57万円研究分担者分直接経費20万円間接経費6万円、23年度交付予定額直接経費200万円間接経費60万円研究分担者分直接経費50万円間接経費15万円

資格・免許

 5
  • 件名
    医師免許取得
    年月日
    1988/06
    概要
    医籍登録 第312984号
  • 件名
    精神保健指定医
    年月日
    1995/02
    概要
    第9678号
  • 件名
    日本精神神経学会認定資格 精神科専門医
    年月日
    2008/10
    概要
    12068470号
  • 件名
    日本臨床心理士資格認定協会 臨床心理士
    年月日
    2000/04
    概要
    登録番号7776
  • 件名
    公認心理師
    年月日
    2019/02/05
    概要
    第19936号