研究者業績

小菅 和也

コスゲ カズヤ  (Kazuya Kosuge)

基本情報

所属
武蔵野大学 教育学部 教育学科 特任教授
学位
修士(東京学芸大学大学院)

J-GLOBAL ID
200901058755727764
researchmap会員ID
1000308003

論文

 48
  • 小菅和也
    武蔵野教育学論集第8号 2020年3月  
    英語を学ぶ日本語母語話者(本論では、日本の中学生(目安としては中2以降、ある程度習得が進んだ学習者)、高校生、大学生を対象として考える。以下、本稿ではわかりやすく単に「学習者」と呼ぶ)が、英語発音を学ぶ上で、特に困難を生じやすい項目について述べ、その具体的指導の実践を紹介し、その効果、課題を明らかにし、今後の英語発音指導の要点を明確化する一助とする。音声学的厳密さよりも、指導上の単純化・簡略化を念頭に論ずる。
  • 小菅和也
    武蔵野教育学論集第6号 55-63 2019年3月  
    本学教育学部児童教育学科の「英語科教育法」の授業における、模擬授業の指導について論ずる。英語の授業を英語で運営する手法として、一般財団法人語学教育研究所が提唱するOral Introductionを取り入れ、履修者に模擬授業を体験させる。実際の授業の運営、Oral Introductionのポイントについて述べ、模擬授業を行う、あるいは観察する際の視点となるチェックリストを提案し、授業者に見られる問題点、「英語科教育法」運営の課題について論ずる。
  • 小菅 和也
    武蔵野教育学論集 第3号 57-67 2017年7月  
    高等学校学習指導要領外国語編に「英語の授業は英語で行うことを基本とする」と記載されている。英語で英語の授業を進めるための、授業の基本的な考え方、有効な指導技術としての、Oral Introductionを用いた、新教材(文法項目・題材内容)の導入についての考え方、実践上の留意点、1時間の授業の組み立て方について、実践例も提示することによって、具体的に論ずる。
  • 望月正道, 小菅敦子, 小菅和也, 淡路佳昌, 富島奈央
    麗澤レヴュー (22) 13-38 2016年9月  
    経験3年目の教師による高校2年生の英語授業を4回ビデオ撮影し、これを再生しながら研究協議し、その発話記録を分析した。ベテラン教師は、生徒の学習活動や教師の教授活動について多く助言し、学習目標や学習課題についての発言はそれほど多くなかった。学習活動や教授活動では、特に教師と生徒のコミュニケーションの欠如を問題視したこと、ベテラン教師の信念に基づいて助言がなされることが明らかとなった。
  • 語研ジャーナル (9) 39-46 2010年11月  
    英語の授業を英語で進めるうえで、その基本理念として、英語を言葉として教えることの重要性を述べ、その心構えを論ずる。さらに、指導技術に言及し、オーラル・イントロダクションのチェックリストを提示する。そこでは、授業組み立ての原則として、(1)音声から文字へ(2)理解から発表へ(3)概要から詳細へ(4)教師の指導から生徒の活動へ(5)全体から個人へ、といった5つの視点について論ずる。

書籍等出版物

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  • 池内 正幸, 窪薗 晴夫, 小菅 和也
    開拓社 2018年9月 (ISBN: 9784758922593)
    第50回目の授賞をもって2016年に終了した市河賞の精神を受け継ぐべく、英語学・言語学から中・高等学校の英語教育・英語授業に具体的にどのような貢献ができるかについて、これまでとは異なる新しい試みとして一歩踏み込んだ形での論考を収録した論集である。また、中・高等学校の現場の教員からの意見・評価も交えている。現代英語学・言語学と現場の英語教育を、新しい視点から結びつける試みである。
  • 小菅 和也 (担当:分担執筆, 範囲:「接辞」「数の読み方」(pp.141-146))
    大修館書店 2017年12月
    多岐にわたる英語学習の全貌を概観する本として編まれた。内容は大きく次の5つの章にまとめられている:「英語圏の国々」「英米の生活」「英語の広がり」「ことばとしての英語を学ぶ」「英語の使い方」。 編者:酒井志延、浅尾幸次郎、小林めぐみ
  • 著者, 若林俊輔, 編集, 小菅和也, 小菅敦子, 手島良, 河村和也, 若有保彦 (担当:共著, 範囲:pp.36-38)
    研究社 2016年6月
    日本の英語教育の改善に尽力した故・若林俊輔氏(東京外国語大学名誉教授、1931-2002)の単行本未収録の雑誌記事を中心に、氏が遺した膨大な数の論考から、混迷する現在の英語教育を考えるうえで、現在も十分な意義を持つ記事を独自にピックアップし一冊にまとめ、編者が解説を加えた。小菅和也は、「英検」「教科書」「小学校英語」「ALT]「母語」などに関する記事に解説を加えた。
  • 江原一浩, 小泉仁, 久保野りえ, 蒔田守, 向後秀明, 及川賢, 田島久士, 松本剛明, 海崎百合子, 粕谷恭子, 久埜百合, 小菅敦子, 手島良, 藤井昌子 (担当:共著, 範囲:pp.2-7)
    開拓社 2014年4月
    一般財団法人語学教育研究所編。「音読で生徒の声がでない」「新出単語をどう導入したらよいか」「テスト問題がマンネリ化してしまっている」「小学校英語の授業はどう組み立てたらよいのだろうか」等々、教師の悩みに対して回答し、英語教師の授業改善のヒントを提供する。小菅和也の担当は「オーラル・イントロダクションは何のために行うのか」で、新教材を英語で導入することの意義と具体的方法を論ずる。
  • 金谷憲, 英語診断テスト開発グループ著 (担当:共著)
    ELPA(英語運用能力評価協会) 2006年9月
    英語力の診断テストを開発する過程、その考え方を示し、診断テスト(プロトタイプ)を提示する。この診断テストは、実際に学校現場で手軽に利用し、英語力についての適切な診断情報を提供し、教師の指導、生徒・学生の学習に役立てることを意図したものである。テストは「音声」「語彙」「文法」の3部門から構成されている。「文法」については、名詞句の構造把握を取り上げ、「語彙」においては、学習者の需要語彙知識を取り上げ、「音声」については、日本人が不得意とする音素の聞き取りによる特定をテストする。

講演・口頭発表等

 35
  • 小菅和也
    茨城県高等学校教育研究会 英語部指導法研究委員会 研修会  招待有り
    ことばはまず音声であり、英語の発音について、「生徒にどう指導するか」という視点に立ち ま、ず 英語のリズム(特に弱形に注目)と単語間の音連結を取り上げる。さらに 日本語話者が概して苦手とする 母音や子音など個々の音素を取 り上げ 、さらに、 発音補助としてのカタカナ表記の活用などにも触れる。。教材としては 語レベル 短文レベル 実際の教科書教材 その他の材料も含めて提示する。講義というよりも 実践的なワークショップ的側面を重視する。現職教員の英語発音再認識のきっかけとなり 発音指導の参考になることを目標とする。
  • 小菅和也
    一般財団法人語学教育研究所
    現職の中学・高校英語教員を対象に、Oral Introductionを核とした、英語で進める英語の授業の基本的な考え方、実際の運営について、受講者の模擬授業やそれに対する講評も含めたワークショップを行う。
  • 小菅 和也
    愛知県東三河高校英語部会(一般財団法人語学教育研究所・出張講師制度) 2018年2月2日  招待有り
    英語授業における発音指導の基本と留意点について講義。英語の音声で特に、リズムと音連結に注目してワークショップ。
  • 小菅 和也
    宮城県立仙台第三高等学校英語教員研修会(一般財団法人語学教育研究所・出張講師制度) 2018年1月23日  招待有り
    仙台三高の英語教員による授業を参観し、講評する。また、英語の授業を英語で進める方法として、Oral Introductionの紹介、実演、ワークショップ。
  • 小菅 和也
    明星中学・高等学校英語教員研修会(一般財団法人語学教育研究所・出張講師制度) 2017年10月4日  招待有り
    英語の授業をいかに英語で進めるかについて、講義、実演、ワークショップ。

担当経験のある科目(授業)

 12

Works(作品等)

 49
  • 2017年1月 その他
    中村駿夫著『英語 万国音標文字 発音記号の正しい読み方』の音声データ監修および「音声データのご利用にあたっての」の注意書き。以下のURL参照: http://www.shoryudo.co.jp/native_speaker_download.html http://www.shoryudo.co.jp/book_images8/advices_for_using_ sounddata.pdf
  • 2016年12月 その他
    学会紀要から、英語教育関係の論文について、紹介・批評する。『JACET関東支部紀要第3号』(一般社団法人大学英語教育学会2016年3月)より次の論文を紹介する:西川惠・原田依子・相澤一美「英語母語話者のカタカナ式発音の音声認知に関する事例研究」英語指導者が、音声面で、学習者にいかに質の高いインプットを与え、いかに質の高いアウトプットの力を身につけさせるかは、小・中・高・大、校種を問わず共通する課題である。小学校での教科化、開始年齢の引き下げを控え、入門期の指導者の責任、そしてその指導者を養成する側の責任も、ますます大きくなるのではないだろうか。
  • 2016年5月 その他
    学会紀要から、英語教育関係の論文について、紹介・批評する。『語研ジャーナル第14号』(一般財団法人語学教育研究所2015年11月)から2本を紹介する:隈部直光「英語授業時数」1980年代初頭、英語教育の改善に行政的な視点からも尽力された大先輩の、当時の苦労や舞台裏の話である。その熱意と行動力に頭が下がる。相田眞喜子「子どもの持っている力をよりどころに」「ことばを使い合う体験」という考え方は、小学校に限らず、中学・高校の英語の授業でも生かしていきたい。
  • 2015年12月 その他
    『語研ジャーナル第13号』(一般財団法人語学教育研究所2014年11月)の特集記事「英語授業 変わらないもの・変えるもの」から次の論文を紹介する:草間浩一「ICTで英語教育は変わる!?」ITCの活用によって、英語の授業が大きく変化する可能性がある。環境が整えば大いに活用すべきである。ただ、草間氏も述べているように、授業の内容を作り上げる主体はあくまで教師であり、教師と生徒のコミュニケーションが重要であることに変わりはない。進歩的な機材を利用することが、自己目的化したり、教師の自己満足になったりしてはいけない。
  • 2015年6月 その他
    学会紀要から、英語教育関係の論文について、紹介・批評する。『語研ジャーナル第13号』(一般財団法人語学教育研究所2014年11月)の特集記事「英語授業 変わらないもの・変えるもの」から次の論文をとりあげる:粕谷恭子「小学校英語 変わらないもの・変えるもの」。「インプットしなければアウトプットしようがない」「耳を傾ける価値のあるインプット」「言葉が生まれる場をしっかりつくる」「インプットの質を保証する」「職業人としての専門性とプライド」など、粕谷氏の言葉には、小学校英語の枠にとどまらず、深く共感を覚える。
  • 2014年12月 その他
    学会紀要から、英語教育関係の論文について、紹介・批評する。『IRICE PLAZA第24号』(IRICE英語教育学会)から次の論文をとりあげる:「英語発音表記のシャドーイングへの影響」(加藤希)実験のデザインよりも、カナ表記そのものに注目したい。カナ表記を工夫して、発音指導に生かそうという試みには、大きな可能性がある。カナ表記の可能性と限界を見極めて、有効活用を図りたい。
  • 2014年6月 その他
    学会紀要から、英語教育関係の論文について、紹介・批評する。『語研ジャーナル第12号』(一般財団法人語学教育研究所2013年11月)から次の論文を紹介する:卯城祐司「英語で進める英語を読まない授業」教師と生徒の英語による双方向の授業に教科書をどのように位置づけ、どのように生かすか、というのが問題である。伝統的な「英文和訳」用教材、という視点からは1日も早く脱却したい。卯城氏が指摘するように、「英語の授業は英語で」というカタチにとらわれるのではなく「真の英語力をつける」という目標を常に意識したい。
  • 2013年12月 その他
    学会紀要から、英語教育関係の論文について、紹介・批評する。『Kobe English Language Teaching 第28号』(神戸英語教育学会2013年1月)から次の論文を紹介する:吉川勝正「学習参考書と文法書における助動詞willの単純未来と推量の用法に関する記述についての調査と考察」現場の教員にとって、非常に有益で興味深い論文である。文法説明に関しては「伝統的」な説明や訳語がまだまだ横行している。英語学の知見を取り入れて、単語ひとつの意味や働きについても、教師は常に敏感かつ繊細でありたい。もちろん、それを生徒にどう伝えるかはまた次の問題である。
  • 2013年6月 その他
    学会紀要から、英語教育関係の論文について、紹介・批評する。『語研ジャーナル 第11号』(一般財団法人語学教育研究所2012年11月)から次の論文を紹介する:大内由香里「小中連携:中学校の授業をどう始めるか―入門期指導再検討―」音声中心の英語授業を、長年実践してきた大内氏の主張には説得力がある。特に新任の中学校英語教師に、ぜひ全文を読んでもらいたい。得るところは大きいはずだ。
  • 2012年12月 その他
    学会紀要から、英語教育関係の論文について、紹介・批評する。『紀要 第44号』(愛知県立大学外国語学部2012年3月)から次の論文をとりあげる:大森裕實「国際化時代の英語音声PEDAGOGY考察」発音はとかく軽視されがちである。「通じさえすればいい」という発想から生まれる発音は往々にして「通じない」発音になる。「英米の発音(RP, GA)にとらわれる必要はない」という主張は一理あるが、ではどうすればいいか。具体的な指針が求められている。その点で、大変informativeで、示唆に富む論文である。
  • 2012年6月 その他
    学会紀要から、英語教育関係の論文について、紹介・批評する。『語研ジャーナル第10号』(財団法人語学教育研究所 2011年11月)から、根岸雅史「新しい評価規準と今後の課題」を取り上げる。「評価の重点化」が現場に周知され、先生方が「評価地獄」から救われることを願う。根岸氏の指摘は示唆に富むものである。評価規準が自己目的化しないことを望むと、コメントした。
  • 2011年12月 その他
    『英學史論叢第13号』から、竹中龍範「新学習指導要領と日本の英語教育―明治期英語教育との比照を通して―」を紹介、講評する。新学習指導要領の特徴を述べ、小学校の「外国語活動」について、歴史的観点、早期英語教育の観点から論ずる。さらに、高等学校の科目の捉え方についても言及する。小学校レベルの外国語必修化は、日本の教育史上初であることを再認識させてくれる論文である。
  • 2011年6月 その他
    『語研ジャーナル第9号」から新里眞男「オーラル・メソッドの価値」を紹介、講評する。第二言語習得理論と、学校における英語教育現場の現状とを、どのように関係づけるかを考察している。また、その中で、H.E.パーマーのオーラル・メソッドの考え方や教材などが、どのように活用できるかを明らかにし、オーラル・メソッドの価値と課題を再確認しようとする。
  • 2010年12月 その他
    『函館英文学XLVⅢ』から、上山恭男「小学校英語導入の課題―外国語活動必修化へのプロセスを辿って」を紹介、講評する。この論文は、公立小学校への英語教育導入の流れ、政財界の大きな影響、慶應義塾大学のシンポジウムの意義、教育再生懇談会一次報告、小学校英語活動の新たなる視点等について論じている。示唆に富む論文である。
  • 2010年6月 その他
    『語研ジャーナル第8号』から、小菅敦子「授業の見方」、山本良一「私の授業の見方」を紹介、講評する。前者は、授業の構成要素とチェックポイントとして、目標と指導過程、生徒の学習過程、教材教具、人間関係、教師力を挙げて論ずる。後者は、授業を見る際に必要なものとして、教師、生徒、教材を挙げ、授業を見る際のポイントとして、授業の目標の明確さ、各活動、クラスの人間関係、教師・生徒の英語などを挙げて論ずる。
  • 2009年12月 その他
    紀要論文の紹介とコメント。『日本英語教育史研究第23号』(日本英語教育史学会2008年5月)から、松坂ヒロシ「ある英語音声教育者の規範:五十嵐新次郎が追及した正確さ」をとりあげる。五十嵐の教えを実際に受けた筆者・松坂氏が、英語の「音声規範」について論じ、五十嵐を英語教育史の中に位置づけようとした、大変示唆に富む論文であることを紹介する。
  • 2009年6月 その他
    紀要論文の紹介とコメント。『語研ジャーナル第7号』財団法人語学教育研究所2008年11月)より、金子恵「習熟度別少人数制授業での試行錯誤」、廣澤一恵「中学校選択授業に多読を取り入れて』の2編を紹介する。前者は、英語特区の指定を受けている荒川区の中学校での、2学級3分割展開で行われる英語授業の運営と問題点を論ずる。後者は、英語の選択授業にgraded readers(OUPのReading Tree)を取り入れた、多読活動の運営について論じている。
  • 2008年12月 その他
    英語教育関係の紀要論文を2編取り上げ、その紹介と批評を行う。1編は、「小学校で使う視覚教材」と題する、小学校英語教育の実践に関する論文。もう1編は、「授業で使う視覚的手法」と題する高校教員による論文。視覚教具・手法を分類し、活用上のポイント、注意点などを実践的な立場から論ずる。
  • 2008年6月 その他
    英語教育関係の紀要論文を2編取り上げ、その紹介と批評を行う。1編は、中学校教員による「自立した学習者の育成を目指して」と題する授業実践の論文。もう1編は、大学教員による「放送に載る身近な英語を利用した発音指導」と題する発音指導実践の論文。
  • 2008年3月 その他
    高校1年生の終わりのあたり、これまでの英語学習を振り返り、どのように復習し、また今後どのように取り組んでいけばよいかについて、主としてインタビュー形式でまとめた記事。単に文法や語彙の知識にとどまるのではなく運用力に結びつけること、多くの英語に触れることなどが重要であると述べた。
  • 2007年12月 その他
    英語教育関係の紀要論文を2編取り上げ、その紹介と批評を行う。1編は、ネイティブスピーカーの大学講師によるもの。授業中英語での発話に積極的でない日本人学生について、その問題点の考察と対処法の実践を論じる。もう1編は、コミュニケーション重視の中でのリーディング指導のありかたについて論じたもの。
  • 河野雅昭, 田沼尚子, 中川未来, 山崎勝
    2007年12月 その他
    中学校・高等学校における音声中心の英語授業を運営する中で、有効な板書のしかたの原則や工夫、留意点について論ずる。Oral Introduction の際、どのように板書を計画し完成させていくか、あるいは、音読した文をどのように暗唱に結びつけるかなど、実演を交えて解説する。現場教員研修用のDVD。
  • 2007年6月 その他
    英語教育関係の紀要論文を2編取り上げ、その紹介と批評を行う。1編は、中学校教員による「文法ルールをいかに体得させるか」について論じた論文。もう1編は、高校教員の実践。訳読が主流の勤務校で、いかに音声中心の授業を取り入れていくかを論じたもの。
  • 2006年10月 その他
    中学校・高校の、オーラル・イントロダクションを核英語授業の組み立てについて、授業組み立ての基本、1時間の授業の流れ,各活動のねらいと相互の関連、授業の組み立て心得五ヵ条、などの視点から、授業実演も交えて解説する。英語教師のための映像資料。原稿・シナリオ・解説担当
  • 2006年10月 その他
    中学校・高校における英語授業において、Oral Introductionで、新教材の概要を理解させた後の活動として、Model Reading, Explanation, Reading Aloudそれぞれの活動について、その目的や留意点について、実演を交えて解説する。英語教師のための映像資料。原稿・シナリオ作成を担当
  • 2003年10月 その他
    財団法人語学教育研究所の創立80周年記念にあたり、この団体に20年以上にわたって関わってきた立場から、研究部・研究グループのこれまでの流れを概観する。研究グループには20年以上の歴史があり、これまでに27の研究グループが活動してきた。特に、「指導技術再検討」「文型・文法事項等導入法再検討」「オーラルワーク再入門」など、中学・高校の現場に密着した研究は、雑誌『英語教育』(大修館書店)での連携も加えて、日本の英語教育に大きな貢献を果たしたと言える。
  • 2002年4月 その他
    英語授業における Oral Introduction の作り方を論ずる。
  • 2002年3月 その他
    英語授業における Oral Introduction の作り方を論ずる。
  • 1999年4月 その他
    高校における「リーディング」授業の問題点の指摘と検討課題の提示。
  • 1998年8月 その他
    「聞くこと」の指導はどうあるべきかという根本的な問題を論ずる。
  • 1997年9月 その他
    さまざまなオーラル・ワークについての総括。
  • 1995年11月 その他
    オーラル・イントロダクションの具体例、進め方、留意点などをまとめる。
  • 1995年7月 その他
    オーラル・イントロダクションでいかに効果的な板書を行うかを、具体例を挙げて論ずる。
  • 1993年4月 その他
    「聞き・読む」活動にどのようなものがあるか、条件を挙げて整理する。
  • 1993年4月 その他
    コミュニケーションにおける「ていねいさ」の重要性を指摘し、教室でいかに指導すべきかを論ずる。
  • 1992年11月 その他
    教室で行うディベートの評価法についての一提案。
  • 1992年2月 その他
    さまざまな文型・文法事項の導入法についての総括。
  • 語学教育研究所テスト研究グループ訳
    1992年2月 その他
    J.B.Heaton, Writing English Tests の翻訳。(総頁数291頁中、P198~P234を担当)
  • 1991年11月 その他
    スピーチをどのように位置づけ、また指導すべきかを論ずる。
  • 1991年1月 その他
    さまざまな働きを持つ that をいかに導入すべきか論ずる。
  • 1990年8月 その他
    大意要約問題について、具体例を挙げその改善の方向を探る。
  • 1989年4月 その他
    紙と鉛筆による英語発音問題の問題点を指摘する。
  • 1989年2月 その他
    さまざまな働きをする it をいかに生徒に理解させ指導するかを論ずる。
  • 1988年6月 その他
    大学入試に出題される文法・語法問題の問題点を指摘する。
  • 財団法人語学教育研究所編著
    1988年6月 その他
    教室での教師の基本的な指導技術のありかたを項目別に論ずる。(総頁数256頁中、P64~P68、P89~P97、P183~P189を担当)
  • 1987年11月 その他
    「代名詞」という用語のわかりにくさを指摘し、授業でどのように指導すべきかを論ずる。
  • 1986年4月 その他
    「人称」という用語のわかりにくさを指摘し、改善案を提起する。
  • 1985年8月 その他
    英語を書く力を伸ばすための方法として「制限作文」のありかたを論ずる。
  • 1984年5月 その他
    授業中の指名のありかたについて検討する。

共同研究・競争的資金等の研究課題

 1

教育内容・方法の工夫

 2
  • 件名
    英語コミュニケーションゼミ
    年月日(From)
    2003/04
    年月日(To)
    2003/04
    概要
    基本的にすべて英語による運営。英語によるプレゼンテーションを指導。学生のパフォーマンスをビデオ録画し、授業外でも研究室で個別指導。各自がビデオで自分のプレゼンを見直すことによるモニター効果は大である。
  • 件名
    英語科教育法
    年月日(From)
    2003/04
    年月日(To)
    2003/04
    概要
    中学校レベルの教材を用いて、履修者が英語による模擬授業を行う。ビデオ録画し、各自がモニターすることによって授業改善を行う。

その他(教育上の能力)

 11
  • 件名
    教育歴(担当科目等)INTENSIVE TOEIC
    年月日(From)
    2003/04
    年月日(To)
    2005/03
    概要
    英語力の充実とTOEICスコアのさらなる向上を図る
  • 件名
    教育歴(担当科目等)TOEIC基礎演習
    年月日(From)
    2003/04
    概要
    英語基礎力の充実とTOEICスコアのアップを図る
  • 件名
    教育歴(担当科目等)英語コミュニケーションゼミ・卒業研究
    年月日(From)
    2003/04
    年月日(To)
    2005/03
    概要
    英語による口頭発表力および論文作成能力の育成
  • 件名
    教育歴(担当科目等)英語科教育法・教育実習
    年月日(From)
    2003/04
    概要
    教職科目、英語教員として必要とされる知識の習得・能力の育成
  • 件名
    教育歴(担当科目等)英語教育法研究(大学院)
    年月日(From)
    2003/04
    概要
    英語教員としての高度な知識の習得・能力の育成
  • 件名
    教育歴(担当科目等)英米PRE-SEMINAR
    年月日(From)
    2003/04
    年月日(To)
    2005/03
    概要
    基本的な英語力・研究調査能力の育成
  • 件名
    教育歴(担当科目等)英語教育ゼミ
    年月日(From)
    2005/04
    概要
    英語教育の諸問題について文献を読みながら議論する
  • 件名
    教育歴(担当科目等)英語指導技術
    年月日(From)
    2005/04
    概要
    英語教員として基本的な指導技術やプレゼンの技術を習得する
  • 件名
    教育歴(担当科目等)実用音声学
    年月日(From)
    2005/04
    概要
    英語らしい発音を身につける
  • 件名
    武蔵野女子学院 学院特別研究費 採択
    年月日(From)
    2005/04
    年月日(To)
    2006/03
    概要
    英語音声診断テストの開発(単独)400,000円
  • 件名
    武蔵野女子学院 学院特別研究費 採択
    年月日(From)
    2006/04
    年月日(To)
    2007/03
    概要
    英語発音指導カリキュラムの構築(単独)500,000円

資格・免許

 3
  • 件名
    高等学校専修免許 外国語(英語)
    年月日
    1994/05
  • 件名
    中学校一級免許 外国語(英語)
    年月日
    1977/03
  • 件名
    高等学校二級免許 外国語(英語)
    年月日
    1977/03

その他(職務上の実績)

 6
  • 件名
    TOEICコーディネーター
    年月日(From)
    2003/04
    年月日(To)
    2003/04
  • 件名
    外国語教育研究センター
    年月日(From)
    2004
    年月日(To)
    2007
  • 件名
    教務係
    年月日(From)
    2004
    年月日(To)
    2005
  • 件名
    国際交流委員長
    年月日(From)
    2008/04/01
    年月日(To)
    2009/03/31
  • 件名
    英語英米文学科 学科長
    年月日(From)
    2009/04/01
    年月日(To)
    2011/03/31
  • 件名
    グローバル・コミュニケーション学科 学科長
    年月日(From)
    2011/04/01
    年月日(To)
    2014/05/31