研究者業績

宮川 健郎

ミヤカワ タケオ  (MIYAKAWA TAKEO)

基本情報

所属
武蔵野大学 文学部日本文学文化学科 教授
学位
学士(立教大学)
修士(立教大学大学院)

J-GLOBAL ID
200901033185694414
researchmap会員ID
1000006225

研究キーワード

 3

学歴

 4

論文

 19

MISC

 107

書籍等出版物

 89
  • 岩崎書店 2017年
    監修。全5巻。1『かん字のうた』(川崎洋・詩、久住卓也・絵)、2『わかれのことば』(阪田寛夫・詩、田中六大・絵)、3『竹とんぼ』(金子みすゞ・詩、松成真理子・絵)、4『朝の歌』(小泉周二・詩、市居みか・絵)、5『だいち』(谷川俊太郎・詩、山口マオ・絵)。各巻末に、4~6ページの解説「この絵本の詩について」を執筆した。
  • (担当:共著, 範囲:第Ⅴ章「視角の多様性」のうち「児童文学」、237~243pp)
    ひつじ書房 2016年11月
    日本児童文学の研究の歴史と現在について略述し、今後の可能性について提言した。
  • 岩崎書店 2016年
    編著。全6巻。1『野ばら・月夜とめがね』(小川未明・作、中川貴雄・絵)、2『くもの糸』(芥川龍之介・作、深見春夫・絵)、3『あめ玉・でんでんむしのかなしみ』(新美南吉・作、後藤範行・絵)、4『きつねの窓』(安房直子・作、あおきひろえ・絵)、5『わらぐつのなかの神様』(杉みき子・作、加藤美紀・絵)、6『名前を見てちょうだい・白いぼうし』(あまんきみこ・作、阪口笑子・絵)。本文を小学生の読者に十分に理解させるために、わかりやすい脚注をほどこし、各巻末には、4ページの解説を執筆した。
  • クレス出版 2015年4月
    日本の代表的な童話作家である巌谷小波、小川未明、宮沢賢治、新美南吉らに関する資料(作家の自叙伝や基本的な研究書)を複製し、全7巻に編集したシリーズ。各巻に1~2冊を収録した。編集および各巻末の解説の執筆を担当した。
  • 藤田のぼる, 宮川健郎, 目黒強, 川端有子, 水間千恵 (担当:共著)
    原書房 2014年6月
    物語に描かれた「場所」、物語の背景になっている「場所」に着目して編んだ世界児童文学事典。200項目のうち、「駅」など40項目を分担執筆した。全454pp.
  • 岩波書店 2013年3月
    岩波ジュニア新書の1冊。文学作品は、何が書いてあるか(内容)だけではなくて、どう書いてあるか(表現)に着目して読むと、もっと深く読むことができる。語られ方に注目して、主人公、語り手、作者など、作品の要素に気をくばりながら、宮沢賢治の童話や夏目漱石の「こころ」など、教科書にも出てくる名作について中学・高校生への講義形式で語った。全8章。全209p。
  • 玉川大学出版部 2012年11月
    『小学生のための文章レッスン』シリーズ全3冊の1冊。仙台から東京に引っこした小学5年生の男の子を主人公に物語仕立てで書いた。はがき、手紙、ポスター、チラシ、POPなど、「みんなに知らせる」文章をどう書いたらいいのかを、実際の場面に即して教える本。藤原ヒロコ絵。全93p。
  • (担当:共著)
    ミネルヴァ書房 2012年4月
    鳥越信他編。全366pp.第11章「第二次世界大戦後の戦争児童文学Ⅲ―一九八〇年~現在―」を分担執筆。127~137pp.
  • 岩崎書店 2012年
    編著。全5巻。1『赤いろうそくと人魚』(小川未明・作、安西水丸・絵)、2『魔術』(芥川龍之介・作、丹地陽子・絵)、3『泣いた赤おに』(浜田広介・作、西村敏雄・絵)、4『ごんぎつね』(新美南吉・作、南伸坊・絵)、5『大造じいさんと雁』(椋鳩十・作、網中いづる・絵)。本文を小学生に十分理解させるために、わかりやすい脚注をほどこし、各巻末には、4ページの解説を執筆した。
  • (担当:共著)
    朝倉書店 2011年12月
    日本国語教育学会編。全870pp.「実践研究編」のうち、「童話、物語」(392~395pp)の項目を分担執筆。
  • (担当:共著)
    朝倉書店 2011年6月
    中村明他編。全829pp.「新美南吉」(467p)「坪田譲治」(478p)の項目を分担執筆。
  • (担当:共著)
    弘文堂 2010年12月
    天沢退二郎他編。全687pp.「教科書/国語教材」(126~128pp)の項目を分担執筆。
  • ゆまに書房 2010年9月
    和田博文監修の1920~30年代の都市に関する貴重な文献をあつめたシリーズの1冊。全738pp。河野道雄『不良少年の実際』(1928年)などの文献を収録。宮川は、解説エッセイ、解題、関連年表、参考文献(691~736pp)を執筆。
  • 栗原敦, 杉みき子, 天沢退二郎, 石井直人, 遠山光嗣, 山元隆春, 坂口綱男 (担当:共著)
    春陽堂書店 2010年5月
    小川未明、宮沢賢治、新美南吉のそれぞれの童話の世界についての鼎談三つを中心に構成した本。宮川は、編者であり、すべての鼎談に参加した。「はじめに 「童話」とは何か―いま、「童話」を読み直すために―」(3~14pp)、「名作童話の楽しみ―もっと読みたい、もっと味わいたい人のためのブックガイド」(225~250pp)も執筆。全278pp。
  • 宮川健郎, 後路好章編 (担当:共著)
    三省堂 2009年12月
    現代児童文学に独自な詩的領域をひらき、現在、小学校国語教科書にもっとも数多く作品が掲載されている作家、あまんきみこの創作(第1~4巻)とエッセイ(第5巻)の選集。各全318p。
  • (担当:共著)
    日本標準 2009年3月
    (編集)六代目柳亭燕路作『子ども寄席』全12集(こずえ、1975年~)を2冊に再構成したもの。コラム「落語って何だろう」(春夏編pp.4~6)「落語の登場人物」(同前pp.38~40)「寄席って何だろう」(秋冬編pp4~6)「落語と長屋」(同前pp38~40)も執筆。各全117p。
  • 宮川健郎編
    春陽堂書店 2009年2月
    新美南吉の童話から30を選んで編集したもの。解説エッセイ「新美南吉童話紀行 声の力、地名の力」、「年譜」、作品の語注も執筆。全349p。
  • 田近洵一他編 (担当:共著)
    教育出版 2009年1月
    「教材研究 童話」を執筆。全383p。
  • 宮川健郎編
    春陽堂書店 2009年1月
    小川未明の童話から30を選んで編集したもの。解説エッセイ「小川未明童話紀行 ふるさとの風光、ことばのふるさと」、「年譜」、作品の語注も執筆。全293p。
  • 宮川健郎編
    春陽堂書店 2008年11月
    宮沢賢治の童話から20を選んで編集したもの。解説エッセイ「宮沢賢治童話紀行 「二重の風景」への旅」、「年譜」、作品の語注も執筆。全382p。
  • 産経新聞 2008年9月
    平成20年9月22日。リッケ・ランゲベック作『こはく色の目』(文研出版、2008年)書評。
  • 産経新聞 2008年6月
    平成20年6月23日。あまんきみこ著『あまんきみこ童話集』全5巻(ポプラ社、2008年)書評。
  • 関口安義編 (担当:共著)
    翰林書房 2008年1月
    「歴史物語」、「浜田広介」を執筆。全216p。
  • 宮川健郎, 横川寿美子編 (担当:共著)
    久山社 2007年11月
    宮川が実行委員長をつとめて開催した日本児童文学学会40周年記念研究大会(明星大学)の打ちつづくシンポジウム「児童文学研究、そして、その先へ」の内容をふまえて書物化したもの。児童文学研究の今後をひらく試み。執筆者11名。まえがき「私たちは、どこにいるのか、どこへ行こうとしているのか」(上pp.9~17)および、シンポジウム1「児童文学研究と子ども性、女性性」2「近代文学としての児童文学、教育としての児童文学」3「メディアとしての児童文学、メディアのなかの児童文学」のリード文も執筆。上全85P。下全100P。
  • 岩崎書店 2007年10月
    雑誌『Z-SQUARE』『zigzag time』に連載した「1年生の本棚」「親と子の本棚」の3年間分を単行本化したもの。小学校低学年向けのブックガイド。児童文学作家・あまんきみこ、児童文学翻訳家・福本友美子との対談や、コラム「おすすめ読書術」「読書の相談室」も収録。全P.182。
  • 産経新聞 2007年9月
    平成19年9月24日。後藤竜二『風景』(岩崎書店、2007年)書評。
  • 日本児童文学者協会編 (担当:共著)
    日本図書センター 2007年6月
    戦後から1980年代までに書かれた重要な児童文学論を収録した資料集。第1~3巻は、『資料/戦後児童文学論集』全3巻の復刻。第4巻『多様化の時代に』の解説「一九七〇年代(後半)の評論と研究」、解題も執筆。全322~460P。
  • 三鷹市山本有三記念館編 (担当:共著)
    笠間書院 2006年11月
    山本有三の生涯と作品をたどるガイド。巻頭エッセイ「山本有三と「児童文学」」(pp.10~11)、第一部・作品を読むのうち、戯曲「ウミヒコ・ヤマヒコ」(pp.77~80)を執筆。全P.230。
  • 三鷹市山本有三記念館編 (担当:共著)
    笠間書院 2005年10月
    山本有三を軸に、大正・昭和の子どもの本の流れをたどる。はじめに「山本有三という「媒介者」、「「父」の仕事-山本有三と子どもの読み物-」を執筆。全P.95。
  • 石井直人, 宮川健郎編 (担当:共著)
    ポプラ社 2005年6月
    『ズッコケ三人組の大研究』(平成2年)『同Ⅱ』(平成12年)につづく3冊めで、完結編。前年に、『ズッコケ三人組』シリーズが50巻で完結したのをうけて刊行した。シリーズの意義を問う。石井直人との対談「『ズッコケ三人組』とは何か」などを収録。全P.230。
  • 宮川は編集協力 (担当:共著)
    岩崎書店 2005年5月
    「まだまだある読みたい本100冊-「読みはじめたらとまらない10冊」の関連本ガイド-」の解説も執筆。全P.199。
  • 産経新聞 2005年5月
    平成17年5月5日。パトリシア・ライリー・ギフ作、もりうちすみこ訳『ホリスウッズの絵』(さ・え・ら書房、2004年)書評。
  • 宮川は編集協力 (担当:共著)
    岩崎書店 2005年1月
    「まだまだある読みたい本100冊-「読みはじめたらとまらない10冊」の関連本ガイド-」の解説も執筆。全P.191。
  • 伊藤隆司, 中村哲也, 宮川健郎著 (担当:共著)
    双文社出版 2004年12月
    「Ⅲ 読むこと-学習材の研究と授業-」を執筆。全P.190。
  • 日本標準 2004年12月
    子どもといっしょに本を読むことの楽しみと意義を説く。父親・母親にむけて、絵本とはどのような表現かという問題や、現代児童文学の状況についても解説した。全4章。全P.157。
  • 田近洵一他編 (担当:共著)
    教育出版 2004年11月
    「教材研究 童話」の項を執筆。全P.384。
  • 鳥越信編 (担当:共著)
    ミネルヴァ書房 2004年4月
    猪野省三『希望の百円サツ』、奥田継夫『ボクちゃんの戦場』、舟崎克彦・舟崎靖子『トンカチと花将軍』を執筆。
  • 鳥越信編 (担当:共著)
    ミネルヴァ書房 2004年4月
    相馬御風『良寛さま』、斎田喬『蝶になる』、川端康成『級長の探偵』)を執筆。
  • 黒澤浩, 佐藤宗子, 砂田弘, 中多泰子, 広瀬恒子, 宮川健郎編 (担当:共著)
    ポプラ社 2004年4月
    「児童文学・文化史年表」(共編)なども執筆。全P.502P。
  • (担当:共著)
    學燈社 2004年2月
    まど・みちお「ぞうさん」、サトウハチロー「ちいさい秋みつけた」、阪田寛夫「サッちゃん」を執筆。
  • 日本児童文学者協会編 (担当:共著)
    新日本出版社 2003年7月
    「作者の子ども像と対子ども読者意識」も執筆。
  • 日本子どもの本研究会編 (担当:共著)
    金の星社 2003年3月
    中学生のためのブックガイド。高史明『生きることの意味』、ヨースタン・ゴルデル『ソフィーの世界』の紹介を執筆。
  • (担当:共著)
    學燈社 2003年2月
    「いてふの実」、「めくらぶだうと虹」、「よだかの星」を執筆。
  • 児童文学評論研究会編 (担当:共著)
    てらいんく 2002年10月
    児童文学批評の理論と実践をあつめた1冊。「児童文学批評という夢」を執筆。
  • 産経新聞 2002年5月
    平成14年5 月 5 日。伊藤遊作『えんの松原』(福音館書店、2001年)書評。
  • 子どもの本, 翻訳の歩み研究会編 (担当:共著)
    柏書房 2002年4月
    「日本の児童文学」「子どもの本・翻訳事始」他も執筆。
  • 産経新聞 2001年5月
    平成13年5 月 5 日。富安陽子作『空へつづく神話』(偕成社、2000年)書評。
  • 鳥越信編 (担当:共著)
    ミネルヴァ書房 2001年4月
    第17章「さよなら未明―「童話伝統批判」と現代児童文学の成立―」を執筆。
  • 宮川健郎編著
    偕成社 2001年4月
    全3巻。 各全160~166p.各巻とも、「外国のおはなし」と「日本のおはなし」の二部構成。「外国のおはなし」の再話および巻末解説も執筆。
  • 石井直人, 宮川健郎編 (担当:共著)
    ポプラ社 2000年3月
    平成2年に刊行した『ズッコケ三人組の大研究』の続篇。「那須正幹と佐々木禎子-「生きられなかった可能性」をめぐって」他も執筆。

講演・口頭発表等

 22

Works(作品等)

 156

共同研究・競争的資金等の研究課題

 1

教育上の能力に関する大学等の評価

 1
  • 件名
    大学の評価

その他(教育上の能力)

 2
  • 件名
    「キャリアデザイン」模擬授業
    年月日(From)
    2008/03/21
    概要
    現代GP採択事業「専任教員によるキャリア教育の実践」の報告として、「キャリアデザイン」の模擬授業を公開で行った。(於:武蔵野大学)
  • 件名
    研究発表「「専門」とつなぐキャリア教育―大学における専任教員によるキャリア基礎科目の実践―」
    年月日(From)
    2009/09/26
    概要
    日本キャリアデザイン学会第6回研究大会主催校企画部会「学校教育におけるキャリア教育推進の根源的な取組〜自立的キャリアを高めるために〜」で、武蔵野大学のキャリア基礎科目における飛び込み授業の実践をもとに報告した。(於:千葉商科大学)

資格・免許

 2
  • 件名
    教員免許状 中学校教諭1級国語
    概要
    (昭和58中1普第276775)
  • 件名
    教員免許状 高等学校教諭1級国語
    年月日
    1983/03
    概要
    (昭和58高1普第1762)