トップページ文学部 グローバル学部 法学部 経済学部 経営学部 アントレプレナーシップ学部 データサイエンス学部 人間科学部 ウェルビーイング学部 工学部 教育学部 薬学部 看護学部 教養教育部会 文学研究科 言語文化研究科 法学研究科 政治経済学研究科 経営学研究科 データサイエンス研究科 人間社会研究科 仏教学研究科 工学研究科 環境学研究科 教育学研究科 薬科学研究科 看護学研究科 通信教育部人間科学部 通信教育部教育学部 通信教育部人間社会研究科 通信教育部仏教学研究科 通信教育部環境学研究科 動作説明用別科(介護福祉)その他 トップページ文学部 グローバル学部 法学部 経済学部 経営学部 アントレプレナーシップ学部 データサイエンス学部 人間科学部 ウェルビーイング学部 工学部 教育学部 薬学部 看護学部 教養教育部会 文学研究科 言語文化研究科 法学研究科 政治経済学研究科 経営学研究科 データサイエンス研究科 人間社会研究科 仏教学研究科 工学研究科 環境学研究科 教育学研究科 薬科学研究科 看護学研究科 通信教育部人間科学部 通信教育部教育学部 通信教育部人間社会研究科 通信教育部仏教学研究科 通信教育部環境学研究科 動作説明用別科(介護福祉)その他
研究者検索結果一覧 宮川 健郎 宮川 健郎ミヤカワ タケオ (MIYAKAWA TAKEO) ダウンロードする帳票の形式を下記より選択して下さい 「教育研究等環境」形式 「文科省帳票様式第4号 ①履歴書」形式 「文科省帳票様式第4号 ②教育研究業績書」形式 「教員名簿」形式 基本情報 所属武蔵野大学 文学部日本文学文化学科 教授学位学士(立教大学)修士(立教大学大学院)J-GLOBAL ID200901033185694414researchmap会員ID1000006225 研究キーワード 3 宮沢賢治 童話 児童文学 研究分野 1 人文・社会 / 日本文学 / 経歴 50 2017年4月 - 現在 武蔵野大学大学院文学研究科 日本文学専攻(博士後期課程) 教授 2016年4月 - 現在 武蔵野大学大学院文学研究科 日本文学専攻 教授 2016年4月 - 現在 武蔵野大学文学部 日本文学文化学科 教授 2015年7月 - 現在 一般財団法人・大阪国際児童文学振興財団 理事長 2016年10月 - 2017年3月 文教大学 文学部 非常勤講師 もっとみる 学歴 4 1979年4月 - 1983年3月 立教大学大学院 文学研究科 日本文学専攻 1978年4月 - 1979年3月 立教大学 文学部 1974年4月 - 1978年3月 立教大学 文学部 日本文学科 1971年4月 - 1974年3月 東京都立三田高等学校 委員歴 36 2015年6月 - 現在 JBBY(日本国際児童図書評議会) 副会長 2014年9月 - 現在 宮沢賢治学会イーハトーブセンター 理事 2013年7月 - 現在 日本子ども社会学会 『子ども社会研究』(学会紀要)編集委員 2013年2月 - 現在 日本児童文学者協会 文学賞委員、協会賞選考委員 2012年6月 - 現在 日本児童文学者協会 評議員 もっとみる 受賞 1 1981年2月 論文「宮沢賢治『風の又三郎』紀行-"二重の風景"への旅-」で雑誌『日本児童文学』300号論文佳作 入選 論文 19 (その他141)児童文学という概念、テクストとしての児童文学 日本近代文学 (91) 229-232 2014年11月 「方法論の現在」という誌面に寄稿した。児童文学研究のこれまでをふりかえり、今後の新しい可能性について提言したもの。 (その他139)研究動向 宮沢賢治(散文) 昭和文学研究 (64) 2012年3月 1980年代後半以降の宮沢賢治研究について童話を論じたものを中心に概観し、問題点を指摘した。 論文(63) 「ひろすけ童話」の運命―児童文学と子ども読者の関係史素描― 56-65 2010年1月 かつては日本を代表する童話作家のひとりといわれた浜田廣介は、1960年代以降、評価されなくなっている。「ひろすけ童話」の評価を軸に、児童文学と子ども読者の関係を素描した論考。 論文(62) 「声」の時代、「声」のわかれ 読書科学 特集論文:私の読書論・読書教育論 (206号) 193-196 2009年8月 子どもに音読してあげる文学から、子ども自身が黙読する文学へ、という読書のスタイルの変化を軸に、日本児童文学史を概観した論考。 論文(60) 仮装する乱歩-文体に関する覚書- 江戸川乱歩と大衆の20世紀に関する総合的研究 115-119 2007年5月 平成16~平成18年度科学研究費補助金〈基盤研究(B)(2)〉研究成果報告書。「屋根裏の散歩者」など乱歩の敬体の談話体の作品が、話しことばではなく、実は、むしろ、書きことばとしての特質を強くもっていることを具体的に明らかにした論考。 もっとみる MISC 107 (その他142)座談会・古田足日 現代児童文学のデザイン 西山利佳, 藤田のぼる, 宮川健郎 日本児童文学 61(1) 40-54 2015年1月 2014年6月に亡くなった児童文学作家・評論家の古田足日の業績をあとづける座談会。 (論文66)賢治童話の「絵本化」をはばむもの 絵本BOOK END 2013 4-7 2013年8月 特集「没後八〇年宮沢賢治童話と絵本の世界」の冒頭に掲載された。宮沢賢治の童話の絵本化がたいへん盛んだが、実際には、絵本というメディアと賢治童話のテクストは、なじまなかったり、反発しあったりする。茂田井武による「セロ弾きのゴーシュ」の絵本化などに即して、問題点を具体的に論じた。 (その他140)将来にむかってひらかれた「窓」――新美南吉と児童雑誌『赤い鳥』 別冊太陽 新美南吉 15-18 2013年8月 生誕100年をむかえた童話作家・新美南吉の出発期を日本児童文学史、特に児童雑誌『赤い鳥』とのかかわりで論じた。『赤い鳥』には、南吉の代表作「ごん狐」をはじめ童話や童謡が数多く掲載された。 (論文65)「声」をもとめて―子どもが読むはじめての文学、その現在― 宮川 健郎 日本児童文学 59(2) 32-41 2013年3月 特集「子どもが読むはじめての文学」の総論として寄稿したもの。黙読する10代の子どもを読者層の中心にするようになった現代児童文学が抑圧してきた、子どもに「声」で読んであげる文学の系譜をさぐり、現在の状況を考察した。 (論文64)後藤竜二、あるいは現代児童文学のうしろ姿―「歴史物語」という場所― 日本児童文学 57(1) 46~49 2011年2月 特集:追悼・後藤竜二。2010年に亡くなった児童文学作家の後藤竜二の仕事と現代児童文学史における位置について、後藤の歴史物語を中心に論じた。 書評(52) 心の探偵たち 母のひろば 2008年7月 富安陽子作『完璧な双子』(童心社、2208年)書評。 論文(61) 「おもしろさ」と「意味」のあいだで-作品を読むことと教材研究の距離- 国語授業の改革7〈科学的『読み』の授業研究会編〉 178-183 2007年8月 教材研究における児童文学学習材の読まれ方の問題点を、作品の仕組みや子ども読者の立場から批判的に検討した。 書評(46) 「ドラマセラピスト」の誕生に立ち会う 〈修了生の本・紹介〉 教育学研究(明星大学通信制大学院紀要) (第7号) 131-133 2007年8月 尾上明代著『心ひらくドラマセラピー』(河出書房新社、2006年)、R・エムナー著、尾上訳『ドラマセラピーのプロセス、技法、上演』(北大路書房、2007年)書評。 書評(45) 「活劇」を超えて 〈今月の書評〉 子どもの本棚 18-19 2007年7月 上橋菜穂子作『獣の奏者』Ⅰ・Ⅱ(講談社、2006年)書評。 書評(44) 『怪談レストラン』の文学史 母のひろば 4 2007年6月 『怪談レストラン』シリーズ(童心社)書評。 その他(123) 本から読み解く今の子ども 第1回~第3回 ことばの学び (12-14号) 2007年2月 平成19年2月、5月、10月。毎回、二つずつ、比較的新しい児童文学作品をとりあげ、そこに描かれている子ども像について考察したコラム。各1ページ。 論文(59) 「物語リテラシー」を育てる 研究とエッセー 文学と教育の周縁-根本正義教授定年退職記念出版- 43-54 2006年12月 論文(53)を大はばに増補した改訂版。 論文(58) 「親子劇場」に関する素描 現代演劇〈国文学解釈と鑑賞別冊〉〈編集 今村忠純〉 323-328 2006年12月 1960年代に福岡ではじまり、70年代には全国に広がった親子劇場運動の流れについて概観し、同時代の児童文学状況ともかかわらせて論じた。 書評(42) 中国児童文学の「手ごたえ」 -中由美子『中国の児童文学』を読む- 虹の通信 (43号) 6 2006年8月 中由美子著『中国の児童文学』(久山社、2006年)書評。 論文(57) 一九五九年の小川未明 ネバーランド 特集:小川未明ルネッサンス (第7号) 115-121 2006年7月 現代児童文学の出発期に批判された小川未明、あるいは「未明的なもの」が、その後の児童文学史の展開のなかで、どのようになっていったのかをたどる。 論文(55) 木村裕一、あるいは、しかけられた物語 国語の授業 第一特集:作家特集「木村裕一」の世界 (191号) 6-11 2005年12月 「あらしのよるに」「風切る翼」など、木村裕一の教科書掲載作品を中心に、木村作品の特質について具体的に考えた。 論文(54) 「学校の怪談」と児童文学 「学校の怪談」はささやく(一柳廣孝編著) 65-86 2005年9月 「学校の怪談」という領域が発見され、児童文学ともかかわっていくようすを歴史的にたどるとともに、子どものためのエンターテインメントのなかで「学校の怪談」を位置づけることを試みた論考。 論文(53)「物語リテラシー」を育てる 実践国語研究 特集:「読書活動」で読む力をのばす 267号,29巻(6号) 9-11 2005年7月 物語を「意図をもって構成されたもの」として読み解く指導をとおして、子どもたちの読む力を育てることを提言した。 論文(52) 童話が詩であった時代 -与田準一への視点- ネバーランド(てらいんく) (3号) 108-111 2005年5月 日本の子どもの文学が散文性を獲得し、現代児童文学が出発するのは1960年前後である。その前、敗戦後間もないころに、与田準一が詩的童話の可能性を示した時代があったことを、与田の代表作「五十一番めのザボン」(1951年)などにふれながら述べた。 エッセイ(20) 読むよろこび、書く楽しさ J.J.A春号 (春号) 27-30 2005年3月 子どもたちが読書することと、それについて書くことの楽しみと意義について書いた。 論文(51) 敬体の探偵たち-少年探偵団の戦中戦後- 江戸川乱歩と大衆の二十世紀(国文学解釈と鑑賞別冊)(編集 藤井淑禎) 200-207 2004年8月 江戸川乱歩が戦中から戦後にかけて書きつづけた「少年探偵団」シリーズの特質を、乱歩の一般向け作品や同時代の大衆的児童文学との差異を特に文体にこだわりながら論じた。 論文(50) 「小さな手袋」この教材の魅力-「人情噺」のドラマツルギー- 実践国語研究 256号,28巻(7号) 69-73 2004年7月 中学2年の国語教科書で教材化されている内海隆一郎の「小さな手袋」の作品分析。 論文(49) 児童文学理論の歩みと未来 児童文学研究の現代史-日本児童文学学会の40年-(日本児童文学学会編) 14-24 2004年4月 その中核に「児童文学とは何か」という問いかけを呑みこんでいるものを児童文学理論と考え、その変遷を1980年代の日本児童文学の変動期を中心に考察した。 論文(47) 「まなざし」からの解放-児童文学にかかわる女性と男性- 女性作家《現在》(国文学解釈と鑑賞別冊)(編集 菅聡子) 245-254 2004年3月 「テクスチュアル・ハラスメント」という観点から、児童文学というジャンルにかかわる女性への、そして男性への抑圧構造について、いくつかの作品やそれへの評価のあり方をとりあげながら具体的に論じた。 論文(46) 「声」の残り-小川未明と新美南吉- 岩波講座文学6・虚構の愉しみ(小森陽一他編) 85-99 2003年12月 宮川は、現代児童文学は、それを音読したり、読み聞かせたりする行為(声)と切り離されて成立したと考えている。これは、その現代児童文学成立以前の児童文学と声のかかわりを小川未明や新美南吉の作品の検討をとおして考察した論考。 論文(45) 「混沌」からの距離-伊藤永之介の児童文学をもとめて- 伊藤永之介生誕百年-深い愛、静かな怒りのリアリズム-(国文学解釈と鑑賞別冊)(編集 分銅惇作) 47-52 2003年9月 プロレタリア文学から独自の農民文学へと転じた伊藤永之介が一方で書きつづけた子どもむけの作品のあり方を、伊藤永之介の文学本来の特質との距離を測りながら論じた。 書評(33) まっさらな心、新しい気もち 〈今月の書評〉 子どもの本棚 16-17 2003年9月 きたやまようこ作『いぬうえくんのおきゃくさま』(あかね書房、2003年)書評。 書評(31) 読書論の現在 メディアの中の読者〈読書案内Book Talk〉 月刊国語教育 第22巻(第9号) 72 2002年11月 和田敦彦著『メディアの中の読者』(ひつじ書房、2002年)紹介。 論文(44) 読書運動の歴史と現在-媒介者たちの現代史- 実践国語研究235号特集:読書生活に生きる国語科 235号 26巻(9号) 74-79 2002年9月 子どもたちに読書をすすめる「読書運動」の歴史を戦後を中心にたどり、いくつかの重要なトピックをおさえなから整理した。 書評(30) ×とは何か-田中実・須貝千 里編『文学の力×教材の力』 全十冊・感想- 埼玉大学国語教育論叢 (5号) 71-78 2002年8月 田中実・須貝千里編『文学の力×教材の力』全10冊(教育出版、2001年)の編集方針と、このシリーズがめざすところについて批判的に検討した書評。 論文(43) 生きにくさの抜け道-『北方教育』、宮沢賢治、『赤い鳥』- 接続2002 特集:つくられた子ども 2-22 2002年6月 閉塞的な状況を生きる子どもたちが文学的な想像力によってそれを越えていくことは可能か。『北方教育』、宮沢賢治、『赤い鳥』という昭和初期の児童文化を特徴づけた三つの文学的活動を検討しながら考えた。 論文(42)もうひとつのチャンネルを―二〇〇一年版『年刊日本児童生徒文詩集』感想― 作文と教育 特集:作品のなかに子どもをよむ 52巻(13号) 4-11 2001年11月 二〇〇一年版『年刊日本児童生徒文詩集』の感想と考察。 論文(41)増補「声」のわかれ―日本児童文学の近代― 接続2001(接続刊行会編集)特集:近代再訪 126-144 2001年6月 論文(39)の増補版。 書評(26) メディア・リテラシー -世界の現場から- 〈読書案内Book Talk〉 月刊国語教育 第21巻(第4号) 53 2001年6月 菅谷明子著『メディア・リテラシー-世界の現場から-』(岩波新書、2000年)紹介。 論文(40)文学教材の指導事項厳選の原理―物語の構造を把握するレッスン― 鍛える国語教室 特集:文学教材を五時間で教える (26号) 9-12 2001年2月 新学習指導要領が施行されると、国語科の時間数が少なくなる。そのなかで、文学教材で教える事項をどのように厳選し、文学の授業を再構成したらよいのか。いくつかの文学教材をとりあげながら、具体的に提案した。 エッセイ(18)児童文学と身体 JBBY Newsletter (7号) 2001年2月 「特集:子どもの文学・21世紀への展望」によせた提言ひとつ。 エッセイ(17)北の星座―賢治、善助、ヘキ― 宮城教育大学国語国文 (27号) 1-6 2000年11月 1920年代、30年代における宮沢賢治、石川善助、スズキヘキといった詩人たちの文学的交流を描いた。 論文(39)「声」のわかれ―文体の二〇世紀― 日本児童文学 特集:20世紀の児童文学Ⅱ-日本の児童文学- 46巻(5号) 22-29 2000年9月 1959年に成立したと考えられる現代児童文学は、声に出して読まれることを予定していなかったのではないか。現代児童文学の成立とともに「声」とのわかれがあったのではないか。このことを軸に、20世紀の日本児童文学の文体について考察した。 論文(38)あまんきみこの「原型」〈あまんきみこ研究〉 文芸教育 (79号) 2000年8月 特集:あまんきみこを授業する(p.66~72) 教科書教材である「ちいちゃんのかげおくり」など、あまんきみこの戦争児童文学とその背景にあるものを論じた。 論文(37)三重吉の光―「鈴木三重吉・赤い鳥文庫」閲覧― 神奈川近代文学館年報1999年度 10-14 2000年7月 鈴木三重吉書簡など、神奈川近代文学館の「鈴木三重吉・赤い鳥文庫」所蔵の資料の紹介と考察。 エッセイ (16)どこでも遊び場-「遊び」、あるいは、現実のとらえ直し- Famita 特集:子どもと遊び (28号) 2000年3月 極端に都市化が進んだ時代の子どもたちにとっての遊びの意味について考えたエッセイ。 論文(36)『百年戦争』-「世界」の輪郭のために- 井上ひさしの宇宙(国文学解釈と鑑賞別冊)(編集 今村忠純) 174-179 1999年12月 井上ひさし『百年戦争』(講談社、1994年)の作品論。 論文(35)児童文学の現在、子ども像の現在 作文と教育(日本作文の会編集)特集:子どもと読書と表現と 第50巻(第13号) 32-39 1999年11月 子ども像に関する考察を中心に日本児童文学の現在を概観した。 論文(33)宿題としての読書-「夏休みに読まれる児童文学」をめぐって- 日本児童文学 特集:夏休みの児童文学 45巻(4号) 16-22 1999年8月 読書感想文コンクールの課題図書や読書感想文のあり方について考察した。 エッセイ(15)ノイズか天啓か〈提言・子どもをもっと知りたい-子ども理解のコツ-〉 心を育てる学級経営 特集:こんな子どもにどう対応するか 14巻(9号) 10 1999年7月 小学校3年生のクラスで国語の授業をした経験について述べながら、子どもを理解する視点について書いた。 書評(23)『にんきもののひけつ』〈今月の書評〉 子どもの本棚 (365号) 12-13 1999年3月 森絵都作『にんきもののひけつ』『にんきもののねがい』(童心社、1998年)書評。 論文(32)灰谷健次郎というヒント 国語の授業(児童言語研究会編集)特集:灰谷健次郎を読む (150号) 4-11 1999年2月 教材化された作品にふれながら、灰谷健次郎の文学の可能性について論じた。 その他(79)片岡義男 國文學解釈と教材の研究(21世紀を拓く現代の作家・ガイド100) 第44巻(第3号) 50-51 1999年2月 片岡義男の作家と作品についての解説。 その他(78)大岡玲 國文學解釈と教材の研究(21世紀を拓く現代の作家・ガイド100) 第44巻(第3号) 34-35 1999年2月 大岡玲の作家と作品についての解説。 論文(31)椋鳩十 その作品世界の魅力-立ち会う語り手- 鍛える国語教室(野口芳宏主宰)特集:椋鳩十-その作品世界の授業法- (18号) 7-10 1998年12月 語り手のあり方に注目しながら、椋鳩十の教材化された作品について論じた。 123» 書籍等出版物 89 詩の絵本 教科書にでてくる詩人たち 岩崎書店 2017年 監修。全5巻。1『かん字のうた』(川崎洋・詩、久住卓也・絵)、2『わかれのことば』(阪田寛夫・詩、田中六大・絵)、3『竹とんぼ』(金子みすゞ・詩、松成真理子・絵)、4『朝の歌』(小泉周二・詩、市居みか・絵)、5『だいち』(谷川俊太郎・詩、山口マオ・絵)。各巻末に、4~6ページの解説「この絵本の詩について」を執筆した。 ハンドブック 日本近代文学研究の方法 (担当:共著, 範囲:第Ⅴ章「視角の多様性」のうち「児童文学」、237~243pp) ひつじ書房 2016年11月 日本児童文学の研究の歴史と現在について略述し、今後の可能性について提言した。 はじめてよむ日本の名作絵どうわ 岩崎書店 2016年 編著。全6巻。1『野ばら・月夜とめがね』(小川未明・作、中川貴雄・絵)、2『くもの糸』(芥川龍之介・作、深見春夫・絵)、3『あめ玉・でんでんむしのかなしみ』(新美南吉・作、後藤範行・絵)、4『きつねの窓』(安房直子・作、あおきひろえ・絵)、5『わらぐつのなかの神様』(杉みき子・作、加藤美紀・絵)、6『名前を見てちょうだい・白いぼうし』(あまんきみこ・作、阪口笑子・絵)。本文を小学生の読者に十分に理解させるために、わかりやすい脚注をほどこし、各巻末には、4ページの解説を執筆した。 (著書80)近代童話作家資料選集(全7巻) クレス出版 2015年4月 日本の代表的な童話作家である巌谷小波、小川未明、宮沢賢治、新美南吉らに関する資料(作家の自叙伝や基本的な研究書)を複製し、全7巻に編集したシリーズ。各巻に1~2冊を収録した。編集および各巻末の解説の執筆を担当した。 (著書79)「場所」から読み解く世界児童文学事典 藤田のぼる, 宮川健郎, 目黒強, 川端有子, 水間千恵 (担当:共著) 原書房 2014年6月 物語に描かれた「場所」、物語の背景になっている「場所」に着目して編んだ世界児童文学事典。200項目のうち、「駅」など40項目を分担執筆した。全454pp. もっとみる 講演・口頭発表等 22 その他(136)シンポジウム 絵本を語る「ことば」をもとめて 報告者は, 石井直人, 村中李衣, 灰島かり, 宮川は司会 子ども学論集(日本児童教育専門学校)第2号 2009年3月 (pp.18~35)2008年12月7日に行われたシンポジウムの記録。 研究発表(15) 『小学生全集』の世界観 宮川(代表, 久米依子, 藤本恵, 和田敦彦 日本近代文学会秋季大会 2007年10月 パネル発表。児童文学・児童文化史のなかでとりあげられることの少なかった『小学生全集』(1927年~30年)に関する共同研究の成果発表。宮川は、「『小学生全集』と二十世紀の思想-博覧会と戦争-」と題して発表した。 研究発表(14) The Imagination of kenji Miyazawa-゛The dual sight゛-reality and dream IBBY(国際児童図書評議会)世界大会 2006年9月 英語によるスピーチ。宮沢賢治の想像力の独自性を童話「風の又三郎」における現実と空想の重なり合いについて論じることをとおして明らかにした。 研究発表(13) 「南吉地名」考-「語りの場」 と地域共同体- 日本児童文学学会例会 2004年4月 新美南吉の童話には、愛知県半田地方に実在する細かい地名が数多く使われている。これらの地名が、作品の背後に地域共同体が存在することを暗示し、物語の内容に独特のリアリティをあたえることに成功している。 研究発表(12)1960年代児童文学を読み直す-現代日本児童文学史の再構想- 日本児童文学学会例会 1999年7月 1960年代の児童文学作品を読み直すことをとおして、現代日本児童文学史を再構想した。 もっとみる 所属学協会 9 絵本学会 昭和文学会 日本国語教育学会 宮沢賢治学会イーハトーブセンター 日本子ども社会学会 もっとみる Works(作品等) 156 物語さらにもっと深読み教室 2016年7月 その他 広島大学大学院国語文化教育学講座主催の「国語教育カフェ夏―前期学内研究発表会―」(2015年7月11日)での講演の内容をあらためて原稿化したもの。 その他(138) 「びわ」の甘さ、「びわ」の苦さ 2009年11月 その他 まど・みちおの童謡「びわ」をめぐるエッセイ。 その他(137) 「声の文化」としての「伝統的な言語文化」 2009年10月 その他 新学習指導要領に新たに設けられた項目「伝統的な言語文化」を「声の文化」ととらえ、考察した小論。 書評(58) 子供の心の中を映す木 2009年3月 その他 平成21年3月31日。椎名誠文、及川賢治絵『めしもり山のまねっこ木』(国書刊行会、2009年)書評。 その他(135) 宮沢賢治ビブリオグラフィー(二〇〇八年一月~一二月) 秋枝美保 2009年3月 その他 共編。宮沢賢治研究文献目録の2008年分。 もっとみる 共同研究・競争的資金等の研究課題 1 児童文学作品の教材化に関する研究 文科省 奨励研究 1989年4月 - 1990年3月 社会貢献活動 21 国会図書館国際子ども図書館「児童書ギャラリー」監修 2016年2月 - 現在 小川未明文学賞最終選考委員 2011年 - 現在 森三郎記念童話賞(愛知県刈谷市立図書館主催)選考委員 2005年6月 - 現在 全国学習塾協会「読書作文コンクール」最終審査員 2004年9月 - 現在 産経児童出版文化賞選考委員 2000年2月 - 現在 もっとみる 教育上の能力に関する大学等の評価 1 件名 大学の評価 1 その他(教育上の能力) 2 件名 「キャリアデザイン」模擬授業 年月日(From) 2008/03/21 概要 現代GP採択事業「専任教員によるキャリア教育の実践」の報告として、「キャリアデザイン」の模擬授業を公開で行った。(於:武蔵野大学) 件名 研究発表「「専門」とつなぐキャリア教育―大学における専任教員によるキャリア基礎科目の実践―」 年月日(From) 2009/09/26 概要 日本キャリアデザイン学会第6回研究大会主催校企画部会「学校教育におけるキャリア教育推進の根源的な取組〜自立的キャリアを高めるために〜」で、武蔵野大学のキャリア基礎科目における飛び込み授業の実践をもとに報告した。(於:千葉商科大学) 1 資格・免許 2 件名 教員免許状 中学校教諭1級国語 概要 (昭和58中1普第276775) 件名 教員免許状 高等学校教諭1級国語 年月日 1983/03 概要 (昭和58高1普第1762) 1
宮川 健郎ミヤカワ タケオ (MIYAKAWA TAKEO) ダウンロードする帳票の形式を下記より選択して下さい 「教育研究等環境」形式 「文科省帳票様式第4号 ①履歴書」形式 「文科省帳票様式第4号 ②教育研究業績書」形式 「教員名簿」形式 基本情報 所属武蔵野大学 文学部日本文学文化学科 教授学位学士(立教大学)修士(立教大学大学院)J-GLOBAL ID200901033185694414researchmap会員ID1000006225 研究キーワード 3 宮沢賢治 童話 児童文学 研究分野 1 人文・社会 / 日本文学 / 経歴 50 2017年4月 - 現在 武蔵野大学大学院文学研究科 日本文学専攻(博士後期課程) 教授 2016年4月 - 現在 武蔵野大学大学院文学研究科 日本文学専攻 教授 2016年4月 - 現在 武蔵野大学文学部 日本文学文化学科 教授 2015年7月 - 現在 一般財団法人・大阪国際児童文学振興財団 理事長 2016年10月 - 2017年3月 文教大学 文学部 非常勤講師 もっとみる 学歴 4 1979年4月 - 1983年3月 立教大学大学院 文学研究科 日本文学専攻 1978年4月 - 1979年3月 立教大学 文学部 1974年4月 - 1978年3月 立教大学 文学部 日本文学科 1971年4月 - 1974年3月 東京都立三田高等学校 委員歴 36 2015年6月 - 現在 JBBY(日本国際児童図書評議会) 副会長 2014年9月 - 現在 宮沢賢治学会イーハトーブセンター 理事 2013年7月 - 現在 日本子ども社会学会 『子ども社会研究』(学会紀要)編集委員 2013年2月 - 現在 日本児童文学者協会 文学賞委員、協会賞選考委員 2012年6月 - 現在 日本児童文学者協会 評議員 もっとみる 受賞 1 1981年2月 論文「宮沢賢治『風の又三郎』紀行-"二重の風景"への旅-」で雑誌『日本児童文学』300号論文佳作 入選 論文 19 (その他141)児童文学という概念、テクストとしての児童文学 日本近代文学 (91) 229-232 2014年11月 「方法論の現在」という誌面に寄稿した。児童文学研究のこれまでをふりかえり、今後の新しい可能性について提言したもの。 (その他139)研究動向 宮沢賢治(散文) 昭和文学研究 (64) 2012年3月 1980年代後半以降の宮沢賢治研究について童話を論じたものを中心に概観し、問題点を指摘した。 論文(63) 「ひろすけ童話」の運命―児童文学と子ども読者の関係史素描― 56-65 2010年1月 かつては日本を代表する童話作家のひとりといわれた浜田廣介は、1960年代以降、評価されなくなっている。「ひろすけ童話」の評価を軸に、児童文学と子ども読者の関係を素描した論考。 論文(62) 「声」の時代、「声」のわかれ 読書科学 特集論文:私の読書論・読書教育論 (206号) 193-196 2009年8月 子どもに音読してあげる文学から、子ども自身が黙読する文学へ、という読書のスタイルの変化を軸に、日本児童文学史を概観した論考。 論文(60) 仮装する乱歩-文体に関する覚書- 江戸川乱歩と大衆の20世紀に関する総合的研究 115-119 2007年5月 平成16~平成18年度科学研究費補助金〈基盤研究(B)(2)〉研究成果報告書。「屋根裏の散歩者」など乱歩の敬体の談話体の作品が、話しことばではなく、実は、むしろ、書きことばとしての特質を強くもっていることを具体的に明らかにした論考。 もっとみる MISC 107 (その他142)座談会・古田足日 現代児童文学のデザイン 西山利佳, 藤田のぼる, 宮川健郎 日本児童文学 61(1) 40-54 2015年1月 2014年6月に亡くなった児童文学作家・評論家の古田足日の業績をあとづける座談会。 (論文66)賢治童話の「絵本化」をはばむもの 絵本BOOK END 2013 4-7 2013年8月 特集「没後八〇年宮沢賢治童話と絵本の世界」の冒頭に掲載された。宮沢賢治の童話の絵本化がたいへん盛んだが、実際には、絵本というメディアと賢治童話のテクストは、なじまなかったり、反発しあったりする。茂田井武による「セロ弾きのゴーシュ」の絵本化などに即して、問題点を具体的に論じた。 (その他140)将来にむかってひらかれた「窓」――新美南吉と児童雑誌『赤い鳥』 別冊太陽 新美南吉 15-18 2013年8月 生誕100年をむかえた童話作家・新美南吉の出発期を日本児童文学史、特に児童雑誌『赤い鳥』とのかかわりで論じた。『赤い鳥』には、南吉の代表作「ごん狐」をはじめ童話や童謡が数多く掲載された。 (論文65)「声」をもとめて―子どもが読むはじめての文学、その現在― 宮川 健郎 日本児童文学 59(2) 32-41 2013年3月 特集「子どもが読むはじめての文学」の総論として寄稿したもの。黙読する10代の子どもを読者層の中心にするようになった現代児童文学が抑圧してきた、子どもに「声」で読んであげる文学の系譜をさぐり、現在の状況を考察した。 (論文64)後藤竜二、あるいは現代児童文学のうしろ姿―「歴史物語」という場所― 日本児童文学 57(1) 46~49 2011年2月 特集:追悼・後藤竜二。2010年に亡くなった児童文学作家の後藤竜二の仕事と現代児童文学史における位置について、後藤の歴史物語を中心に論じた。 書評(52) 心の探偵たち 母のひろば 2008年7月 富安陽子作『完璧な双子』(童心社、2208年)書評。 論文(61) 「おもしろさ」と「意味」のあいだで-作品を読むことと教材研究の距離- 国語授業の改革7〈科学的『読み』の授業研究会編〉 178-183 2007年8月 教材研究における児童文学学習材の読まれ方の問題点を、作品の仕組みや子ども読者の立場から批判的に検討した。 書評(46) 「ドラマセラピスト」の誕生に立ち会う 〈修了生の本・紹介〉 教育学研究(明星大学通信制大学院紀要) (第7号) 131-133 2007年8月 尾上明代著『心ひらくドラマセラピー』(河出書房新社、2006年)、R・エムナー著、尾上訳『ドラマセラピーのプロセス、技法、上演』(北大路書房、2007年)書評。 書評(45) 「活劇」を超えて 〈今月の書評〉 子どもの本棚 18-19 2007年7月 上橋菜穂子作『獣の奏者』Ⅰ・Ⅱ(講談社、2006年)書評。 書評(44) 『怪談レストラン』の文学史 母のひろば 4 2007年6月 『怪談レストラン』シリーズ(童心社)書評。 その他(123) 本から読み解く今の子ども 第1回~第3回 ことばの学び (12-14号) 2007年2月 平成19年2月、5月、10月。毎回、二つずつ、比較的新しい児童文学作品をとりあげ、そこに描かれている子ども像について考察したコラム。各1ページ。 論文(59) 「物語リテラシー」を育てる 研究とエッセー 文学と教育の周縁-根本正義教授定年退職記念出版- 43-54 2006年12月 論文(53)を大はばに増補した改訂版。 論文(58) 「親子劇場」に関する素描 現代演劇〈国文学解釈と鑑賞別冊〉〈編集 今村忠純〉 323-328 2006年12月 1960年代に福岡ではじまり、70年代には全国に広がった親子劇場運動の流れについて概観し、同時代の児童文学状況ともかかわらせて論じた。 書評(42) 中国児童文学の「手ごたえ」 -中由美子『中国の児童文学』を読む- 虹の通信 (43号) 6 2006年8月 中由美子著『中国の児童文学』(久山社、2006年)書評。 論文(57) 一九五九年の小川未明 ネバーランド 特集:小川未明ルネッサンス (第7号) 115-121 2006年7月 現代児童文学の出発期に批判された小川未明、あるいは「未明的なもの」が、その後の児童文学史の展開のなかで、どのようになっていったのかをたどる。 論文(55) 木村裕一、あるいは、しかけられた物語 国語の授業 第一特集:作家特集「木村裕一」の世界 (191号) 6-11 2005年12月 「あらしのよるに」「風切る翼」など、木村裕一の教科書掲載作品を中心に、木村作品の特質について具体的に考えた。 論文(54) 「学校の怪談」と児童文学 「学校の怪談」はささやく(一柳廣孝編著) 65-86 2005年9月 「学校の怪談」という領域が発見され、児童文学ともかかわっていくようすを歴史的にたどるとともに、子どものためのエンターテインメントのなかで「学校の怪談」を位置づけることを試みた論考。 論文(53)「物語リテラシー」を育てる 実践国語研究 特集:「読書活動」で読む力をのばす 267号,29巻(6号) 9-11 2005年7月 物語を「意図をもって構成されたもの」として読み解く指導をとおして、子どもたちの読む力を育てることを提言した。 論文(52) 童話が詩であった時代 -与田準一への視点- ネバーランド(てらいんく) (3号) 108-111 2005年5月 日本の子どもの文学が散文性を獲得し、現代児童文学が出発するのは1960年前後である。その前、敗戦後間もないころに、与田準一が詩的童話の可能性を示した時代があったことを、与田の代表作「五十一番めのザボン」(1951年)などにふれながら述べた。 エッセイ(20) 読むよろこび、書く楽しさ J.J.A春号 (春号) 27-30 2005年3月 子どもたちが読書することと、それについて書くことの楽しみと意義について書いた。 論文(51) 敬体の探偵たち-少年探偵団の戦中戦後- 江戸川乱歩と大衆の二十世紀(国文学解釈と鑑賞別冊)(編集 藤井淑禎) 200-207 2004年8月 江戸川乱歩が戦中から戦後にかけて書きつづけた「少年探偵団」シリーズの特質を、乱歩の一般向け作品や同時代の大衆的児童文学との差異を特に文体にこだわりながら論じた。 論文(50) 「小さな手袋」この教材の魅力-「人情噺」のドラマツルギー- 実践国語研究 256号,28巻(7号) 69-73 2004年7月 中学2年の国語教科書で教材化されている内海隆一郎の「小さな手袋」の作品分析。 論文(49) 児童文学理論の歩みと未来 児童文学研究の現代史-日本児童文学学会の40年-(日本児童文学学会編) 14-24 2004年4月 その中核に「児童文学とは何か」という問いかけを呑みこんでいるものを児童文学理論と考え、その変遷を1980年代の日本児童文学の変動期を中心に考察した。 論文(47) 「まなざし」からの解放-児童文学にかかわる女性と男性- 女性作家《現在》(国文学解釈と鑑賞別冊)(編集 菅聡子) 245-254 2004年3月 「テクスチュアル・ハラスメント」という観点から、児童文学というジャンルにかかわる女性への、そして男性への抑圧構造について、いくつかの作品やそれへの評価のあり方をとりあげながら具体的に論じた。 論文(46) 「声」の残り-小川未明と新美南吉- 岩波講座文学6・虚構の愉しみ(小森陽一他編) 85-99 2003年12月 宮川は、現代児童文学は、それを音読したり、読み聞かせたりする行為(声)と切り離されて成立したと考えている。これは、その現代児童文学成立以前の児童文学と声のかかわりを小川未明や新美南吉の作品の検討をとおして考察した論考。 論文(45) 「混沌」からの距離-伊藤永之介の児童文学をもとめて- 伊藤永之介生誕百年-深い愛、静かな怒りのリアリズム-(国文学解釈と鑑賞別冊)(編集 分銅惇作) 47-52 2003年9月 プロレタリア文学から独自の農民文学へと転じた伊藤永之介が一方で書きつづけた子どもむけの作品のあり方を、伊藤永之介の文学本来の特質との距離を測りながら論じた。 書評(33) まっさらな心、新しい気もち 〈今月の書評〉 子どもの本棚 16-17 2003年9月 きたやまようこ作『いぬうえくんのおきゃくさま』(あかね書房、2003年)書評。 書評(31) 読書論の現在 メディアの中の読者〈読書案内Book Talk〉 月刊国語教育 第22巻(第9号) 72 2002年11月 和田敦彦著『メディアの中の読者』(ひつじ書房、2002年)紹介。 論文(44) 読書運動の歴史と現在-媒介者たちの現代史- 実践国語研究235号特集:読書生活に生きる国語科 235号 26巻(9号) 74-79 2002年9月 子どもたちに読書をすすめる「読書運動」の歴史を戦後を中心にたどり、いくつかの重要なトピックをおさえなから整理した。 書評(30) ×とは何か-田中実・須貝千 里編『文学の力×教材の力』 全十冊・感想- 埼玉大学国語教育論叢 (5号) 71-78 2002年8月 田中実・須貝千里編『文学の力×教材の力』全10冊(教育出版、2001年)の編集方針と、このシリーズがめざすところについて批判的に検討した書評。 論文(43) 生きにくさの抜け道-『北方教育』、宮沢賢治、『赤い鳥』- 接続2002 特集:つくられた子ども 2-22 2002年6月 閉塞的な状況を生きる子どもたちが文学的な想像力によってそれを越えていくことは可能か。『北方教育』、宮沢賢治、『赤い鳥』という昭和初期の児童文化を特徴づけた三つの文学的活動を検討しながら考えた。 論文(42)もうひとつのチャンネルを―二〇〇一年版『年刊日本児童生徒文詩集』感想― 作文と教育 特集:作品のなかに子どもをよむ 52巻(13号) 4-11 2001年11月 二〇〇一年版『年刊日本児童生徒文詩集』の感想と考察。 論文(41)増補「声」のわかれ―日本児童文学の近代― 接続2001(接続刊行会編集)特集:近代再訪 126-144 2001年6月 論文(39)の増補版。 書評(26) メディア・リテラシー -世界の現場から- 〈読書案内Book Talk〉 月刊国語教育 第21巻(第4号) 53 2001年6月 菅谷明子著『メディア・リテラシー-世界の現場から-』(岩波新書、2000年)紹介。 論文(40)文学教材の指導事項厳選の原理―物語の構造を把握するレッスン― 鍛える国語教室 特集:文学教材を五時間で教える (26号) 9-12 2001年2月 新学習指導要領が施行されると、国語科の時間数が少なくなる。そのなかで、文学教材で教える事項をどのように厳選し、文学の授業を再構成したらよいのか。いくつかの文学教材をとりあげながら、具体的に提案した。 エッセイ(18)児童文学と身体 JBBY Newsletter (7号) 2001年2月 「特集:子どもの文学・21世紀への展望」によせた提言ひとつ。 エッセイ(17)北の星座―賢治、善助、ヘキ― 宮城教育大学国語国文 (27号) 1-6 2000年11月 1920年代、30年代における宮沢賢治、石川善助、スズキヘキといった詩人たちの文学的交流を描いた。 論文(39)「声」のわかれ―文体の二〇世紀― 日本児童文学 特集:20世紀の児童文学Ⅱ-日本の児童文学- 46巻(5号) 22-29 2000年9月 1959年に成立したと考えられる現代児童文学は、声に出して読まれることを予定していなかったのではないか。現代児童文学の成立とともに「声」とのわかれがあったのではないか。このことを軸に、20世紀の日本児童文学の文体について考察した。 論文(38)あまんきみこの「原型」〈あまんきみこ研究〉 文芸教育 (79号) 2000年8月 特集:あまんきみこを授業する(p.66~72) 教科書教材である「ちいちゃんのかげおくり」など、あまんきみこの戦争児童文学とその背景にあるものを論じた。 論文(37)三重吉の光―「鈴木三重吉・赤い鳥文庫」閲覧― 神奈川近代文学館年報1999年度 10-14 2000年7月 鈴木三重吉書簡など、神奈川近代文学館の「鈴木三重吉・赤い鳥文庫」所蔵の資料の紹介と考察。 エッセイ (16)どこでも遊び場-「遊び」、あるいは、現実のとらえ直し- Famita 特集:子どもと遊び (28号) 2000年3月 極端に都市化が進んだ時代の子どもたちにとっての遊びの意味について考えたエッセイ。 論文(36)『百年戦争』-「世界」の輪郭のために- 井上ひさしの宇宙(国文学解釈と鑑賞別冊)(編集 今村忠純) 174-179 1999年12月 井上ひさし『百年戦争』(講談社、1994年)の作品論。 論文(35)児童文学の現在、子ども像の現在 作文と教育(日本作文の会編集)特集:子どもと読書と表現と 第50巻(第13号) 32-39 1999年11月 子ども像に関する考察を中心に日本児童文学の現在を概観した。 論文(33)宿題としての読書-「夏休みに読まれる児童文学」をめぐって- 日本児童文学 特集:夏休みの児童文学 45巻(4号) 16-22 1999年8月 読書感想文コンクールの課題図書や読書感想文のあり方について考察した。 エッセイ(15)ノイズか天啓か〈提言・子どもをもっと知りたい-子ども理解のコツ-〉 心を育てる学級経営 特集:こんな子どもにどう対応するか 14巻(9号) 10 1999年7月 小学校3年生のクラスで国語の授業をした経験について述べながら、子どもを理解する視点について書いた。 書評(23)『にんきもののひけつ』〈今月の書評〉 子どもの本棚 (365号) 12-13 1999年3月 森絵都作『にんきもののひけつ』『にんきもののねがい』(童心社、1998年)書評。 論文(32)灰谷健次郎というヒント 国語の授業(児童言語研究会編集)特集:灰谷健次郎を読む (150号) 4-11 1999年2月 教材化された作品にふれながら、灰谷健次郎の文学の可能性について論じた。 その他(79)片岡義男 國文學解釈と教材の研究(21世紀を拓く現代の作家・ガイド100) 第44巻(第3号) 50-51 1999年2月 片岡義男の作家と作品についての解説。 その他(78)大岡玲 國文學解釈と教材の研究(21世紀を拓く現代の作家・ガイド100) 第44巻(第3号) 34-35 1999年2月 大岡玲の作家と作品についての解説。 論文(31)椋鳩十 その作品世界の魅力-立ち会う語り手- 鍛える国語教室(野口芳宏主宰)特集:椋鳩十-その作品世界の授業法- (18号) 7-10 1998年12月 語り手のあり方に注目しながら、椋鳩十の教材化された作品について論じた。 123» 書籍等出版物 89 詩の絵本 教科書にでてくる詩人たち 岩崎書店 2017年 監修。全5巻。1『かん字のうた』(川崎洋・詩、久住卓也・絵)、2『わかれのことば』(阪田寛夫・詩、田中六大・絵)、3『竹とんぼ』(金子みすゞ・詩、松成真理子・絵)、4『朝の歌』(小泉周二・詩、市居みか・絵)、5『だいち』(谷川俊太郎・詩、山口マオ・絵)。各巻末に、4~6ページの解説「この絵本の詩について」を執筆した。 ハンドブック 日本近代文学研究の方法 (担当:共著, 範囲:第Ⅴ章「視角の多様性」のうち「児童文学」、237~243pp) ひつじ書房 2016年11月 日本児童文学の研究の歴史と現在について略述し、今後の可能性について提言した。 はじめてよむ日本の名作絵どうわ 岩崎書店 2016年 編著。全6巻。1『野ばら・月夜とめがね』(小川未明・作、中川貴雄・絵)、2『くもの糸』(芥川龍之介・作、深見春夫・絵)、3『あめ玉・でんでんむしのかなしみ』(新美南吉・作、後藤範行・絵)、4『きつねの窓』(安房直子・作、あおきひろえ・絵)、5『わらぐつのなかの神様』(杉みき子・作、加藤美紀・絵)、6『名前を見てちょうだい・白いぼうし』(あまんきみこ・作、阪口笑子・絵)。本文を小学生の読者に十分に理解させるために、わかりやすい脚注をほどこし、各巻末には、4ページの解説を執筆した。 (著書80)近代童話作家資料選集(全7巻) クレス出版 2015年4月 日本の代表的な童話作家である巌谷小波、小川未明、宮沢賢治、新美南吉らに関する資料(作家の自叙伝や基本的な研究書)を複製し、全7巻に編集したシリーズ。各巻に1~2冊を収録した。編集および各巻末の解説の執筆を担当した。 (著書79)「場所」から読み解く世界児童文学事典 藤田のぼる, 宮川健郎, 目黒強, 川端有子, 水間千恵 (担当:共著) 原書房 2014年6月 物語に描かれた「場所」、物語の背景になっている「場所」に着目して編んだ世界児童文学事典。200項目のうち、「駅」など40項目を分担執筆した。全454pp. もっとみる 講演・口頭発表等 22 その他(136)シンポジウム 絵本を語る「ことば」をもとめて 報告者は, 石井直人, 村中李衣, 灰島かり, 宮川は司会 子ども学論集(日本児童教育専門学校)第2号 2009年3月 (pp.18~35)2008年12月7日に行われたシンポジウムの記録。 研究発表(15) 『小学生全集』の世界観 宮川(代表, 久米依子, 藤本恵, 和田敦彦 日本近代文学会秋季大会 2007年10月 パネル発表。児童文学・児童文化史のなかでとりあげられることの少なかった『小学生全集』(1927年~30年)に関する共同研究の成果発表。宮川は、「『小学生全集』と二十世紀の思想-博覧会と戦争-」と題して発表した。 研究発表(14) The Imagination of kenji Miyazawa-゛The dual sight゛-reality and dream IBBY(国際児童図書評議会)世界大会 2006年9月 英語によるスピーチ。宮沢賢治の想像力の独自性を童話「風の又三郎」における現実と空想の重なり合いについて論じることをとおして明らかにした。 研究発表(13) 「南吉地名」考-「語りの場」 と地域共同体- 日本児童文学学会例会 2004年4月 新美南吉の童話には、愛知県半田地方に実在する細かい地名が数多く使われている。これらの地名が、作品の背後に地域共同体が存在することを暗示し、物語の内容に独特のリアリティをあたえることに成功している。 研究発表(12)1960年代児童文学を読み直す-現代日本児童文学史の再構想- 日本児童文学学会例会 1999年7月 1960年代の児童文学作品を読み直すことをとおして、現代日本児童文学史を再構想した。 もっとみる 所属学協会 9 絵本学会 昭和文学会 日本国語教育学会 宮沢賢治学会イーハトーブセンター 日本子ども社会学会 もっとみる Works(作品等) 156 物語さらにもっと深読み教室 2016年7月 その他 広島大学大学院国語文化教育学講座主催の「国語教育カフェ夏―前期学内研究発表会―」(2015年7月11日)での講演の内容をあらためて原稿化したもの。 その他(138) 「びわ」の甘さ、「びわ」の苦さ 2009年11月 その他 まど・みちおの童謡「びわ」をめぐるエッセイ。 その他(137) 「声の文化」としての「伝統的な言語文化」 2009年10月 その他 新学習指導要領に新たに設けられた項目「伝統的な言語文化」を「声の文化」ととらえ、考察した小論。 書評(58) 子供の心の中を映す木 2009年3月 その他 平成21年3月31日。椎名誠文、及川賢治絵『めしもり山のまねっこ木』(国書刊行会、2009年)書評。 その他(135) 宮沢賢治ビブリオグラフィー(二〇〇八年一月~一二月) 秋枝美保 2009年3月 その他 共編。宮沢賢治研究文献目録の2008年分。 もっとみる 共同研究・競争的資金等の研究課題 1 児童文学作品の教材化に関する研究 文科省 奨励研究 1989年4月 - 1990年3月 社会貢献活動 21 国会図書館国際子ども図書館「児童書ギャラリー」監修 2016年2月 - 現在 小川未明文学賞最終選考委員 2011年 - 現在 森三郎記念童話賞(愛知県刈谷市立図書館主催)選考委員 2005年6月 - 現在 全国学習塾協会「読書作文コンクール」最終審査員 2004年9月 - 現在 産経児童出版文化賞選考委員 2000年2月 - 現在 もっとみる 教育上の能力に関する大学等の評価 1 件名 大学の評価 1 その他(教育上の能力) 2 件名 「キャリアデザイン」模擬授業 年月日(From) 2008/03/21 概要 現代GP採択事業「専任教員によるキャリア教育の実践」の報告として、「キャリアデザイン」の模擬授業を公開で行った。(於:武蔵野大学) 件名 研究発表「「専門」とつなぐキャリア教育―大学における専任教員によるキャリア基礎科目の実践―」 年月日(From) 2009/09/26 概要 日本キャリアデザイン学会第6回研究大会主催校企画部会「学校教育におけるキャリア教育推進の根源的な取組〜自立的キャリアを高めるために〜」で、武蔵野大学のキャリア基礎科目における飛び込み授業の実践をもとに報告した。(於:千葉商科大学) 1 資格・免許 2 件名 教員免許状 中学校教諭1級国語 概要 (昭和58中1普第276775) 件名 教員免許状 高等学校教諭1級国語 年月日 1983/03 概要 (昭和58高1普第1762) 1