研究者業績

米山 岳廣

ヨネヤマ タカヒロ  (YONEYAMA TAKAHIRO)

基本情報

所属
武蔵野大学 教育学部 児童教育学科 教授
学位
学士(大正大学)

J-GLOBAL ID
200901097225936120
researchmap会員ID
1000173733

論文

 9
  • 幼児教育研究集録 第25集 41-51 2003年3月  
    精神障害者は現在204万人と推計されており、精神障害者福祉の分野は未確立の領域でもある。本論では精神障害者の実態を明らかにし、精神保健福祉施策と組織の現状についてまとめたうえで、サイキアトリック・ソーシャル・ワーカー(PSW)の働きと、精神保健福祉士について言及した。最後に残された課題として精神科長期在院者問題について考察した。
  • 幼児教育研究集録 第24集 17-30 2002年3月  
    脳出血と診断され血腫除去手術を受けた患者の事例から、リハビリテーション医療チームの重要性を指摘するとともに、医療ソーシャルワーカー、理学療法士、作業療法士、保健婦の資格や業務について考察した。 併わせて社会福祉と関係の深い家庭裁判所調査官、保護観察官、労働基準監督官、社会教育主事の資格や業務についても言及した。
  • 米山岳廣, 山田美津子, 小野剛, 渡辺幸雄, 福田幸夫
    平成7年度厚生省心身障害研究報告書 1996年3月  
    心身障害児(者)の社会参加に関する研究(主任研究者:春山広輝)の分担研究(分担研究者:米山岳廣)として、知的障害者の文化活動について事例研究を実施し、文化活動がかのうとなる条件の解明を行った。(総頁数127頁中、P7~P46を担当)
  • 米山岳廣, 山田美津子, 小野剛, 渡辺幸雄, 福田幸夫
    平成6年度厚生省心身障害研究報告書 1995年3月  
    心身障害児(者)の社会参加に関する研究(主任研究者:春山広輝)の分担研究(分担研究者:米山岳廣)として、文化活動を行っている知的障害児(者)を事例調査し、文化活動の効用を明らかにした。(総頁数236頁中、P7~P51を担当)
  • 米山岳廣, 山田美津子, 小野剛, 渡辺幸雄, 福田幸夫, 大塚秀高
    平成5年度厚生省心身障害研究報告書 1994年3月  
    心身障害児(者)の社会参加に関する研究(主任研究者:春山広輝)の分担研究(分担研究者:米山岳廣)として、文化を生活様式の視点から把握し、障害者の生活の解明をとおして、心身障害児(者)の社会参加を促進する上での条件を探索した。(総頁数157頁中、P8~P58を担当)

MISC

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  • 米山岳廣, 田中利則, 大久保秀子, 鳥海順子, 阿部和子, 長島和代
    武蔵野大学人間関係学部紀要第8号 2010年3月  
    本研究は、乳児院における家族援助に関する相談・助言の実態や、地域を対象とする子育て支援の実地状況、保育士養成校への要望等35項目にわたるアンケート調査の結果を考察したものである。多くの乳児院では、多様な子育て支援事業を実施しており、相談室を設置し、家庭訪問まで行っていた。さらに、先駆的取り組みをしている乳児院を事例研究し、紹介した。
  • 米山岳廣, 田中利則, 阿部和子, 長島和代, 大久保秀子
    湖北短期大学研究紀要 (第30号) 2009年3月  
    全国保育士養成協議会の研究助成金を受けて、保育所において、家族問題に対し、子育て支援を行っている保育士の現状について調査し、課題について考察したものである。
  • 長島和代, 阿部和子, 米山岳広, 大久保秀子
    小田原女子短期大学研究紀要 (第38号) 52-60 2008年3月  
    本研究は「家族援助論」を担当している教員に教授法に資することを目的として、教材に焦点を当てることによって授業の構造について考察した。家族援助論授業において使われている教材を①教科書教材②図書教材③視聴覚教材に分類し、教材と授業目的、教師、学生の相互関係について分析した。加えて、教材の活用事例についても具体的に考察した。なお、本研究は保育士養成協議会の研究助成を受けて実施したものである。(共同研究につき本人担当部分抽出不可能)
  • 米山岳廣, 阿部和子, 長島和子, 水本恵子, 桂真佐子
    児童学研究 8 2006年3月  
    子育てをめぐる社会の多様なニーズに対応するために「家族援助論」は2002年から新しく保育士養成カリキュラムに加えられた科目である。本研究は、指定保育士養成施設における「家族援助論」の授業内容や授業方法の現状を分析することにより「家族援助論」の教授上の課題を明らかにした。なお、本研究は保育士養成協議会の研究助成を受けて実施したものである。(総頁数185頁中P79~P91を担当)
  • 武蔵野女子大学短期大学部紀要 (第4号) 27-33 2003年3月  
    臨床場面への社会学的アプローチで先駆的役割を果たした社会学者柏熊岬二の業績を明らかにするとともに、柏熊生活構造論の特徴を①臨床的視角②生活構造のとらえ方③生活の場と機能といった側面から整理し、加えて、柏熊生活構造論を児童問題に適用し、その有効性を示した。

書籍等出版物

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  • 米山岳廣, 谷内淳博編著, 大久保秀子, 井上修一, 米山純, 大塚良一 (担当:共著)
    文化書房博文社 2011年10月
    第1章「現代社会と社会福祉施設」を執筆。社会福祉施設の概要を述べるとともに、今社会福祉施設に求められていることを、社会福祉施設運営論から社会福祉経営論へのプロセスの中で展望した。
  • 阿部和子, 増田まゆみ, 小櫃智子編著米山岳廣, 長島和代, 大久保秀子, 蔵野ともみ, 大塚良一, 井上修一 (担当:共著)
    ミネルヴァ書房 2009年10月
    知的障害者更生施設・授産施設の実習の目的と内容を執筆。実習生の実習体験を踏まえて、知的障害者施設における目的や実習内容を分類・整理し、施設実習への期待や動機付けを高めるよう解説した。
  • あすはの会編 (担当:共著)
    文化書房博文社 2009年10月
    第4章「知的障害者」を担当。ある知的障害者更生施設における文化活動の実践報告をもとに障害者文化活動の意義や目的、社会参加を促進する有効な方法になりうることを検証した。(総頁数114頁中P98~P114を担当)
  • 米山岳廣, 宮川三平, 鳥海順子編著, 有賀望, 金森三枝, 和気江利子, 今井淑恵, 榎田二三子, 秋山千枝子, 里見達也, 榊原剛, 古屋義博, 義永睦子 (担当:共著)
    文化書房博文社 2008年12月
    序章「病気・障害・保育-ケアリングの視点」を担当。保育活動における対象の拡大に伴い、病児や障害児を共通の枠組でとらえるケアリングについて考察した。また、第1章「1.現代社会における子ども医療」では、子どもの病気と現代社会の問題との関連について論及した。(総頁数215頁中、P9~P21を担当)
  • 山内常博編, 米山岳廣, 岡村真理子 (担当:共著)
    文化書房博文社 2008年12月
    6章「精神障がい者の生活問題」、7章「精神障がい者の援助」を担当。前書「精神保健入門」のデータを最近のものにし、精神保健福祉について考察した。(総頁数173頁中、P128~P158を担当)
  • 米山岳広, 蔵野ともみ編著, 高木寛之, 朝倉美江, 瓜巣由紀子, 比嘉真人, 大塚良一, 相原真人 (担当:共著)
    文化書房博文社 2008年3月
    序章「社会福祉と援助技術」では、生活問題論から社会福祉を考えることの重要性と、社会福祉における援助技術の位置づけについて論じた。第4章「社会福祉調査法」では、社会福祉における調査の果たした意義を歴史的に明らかにし、具体的に調査を実施する方法について事例を用いながら、その過程を説明した。(総頁数201頁中、P7~P12、P109~P125を担当)
  • 米山岳広, 田中利則編著, 五十嵐裕子, 小沼肇, 大庭憲弘, 山本哲也, 前田信一, 大塚良一, 瓜巣一美, 瓜巣由紀子 (担当:共著)
    文化書房博文社 2007年4月
    第1章「児童養護の基礎」を担当。養護原理の基礎知識を確認する目的で、①児童養護の現状理解-特にゆらぐ家庭養育と社会的養護を必要としている子供たちの多さについて。さらに②児童養護の目的を児童に関する法律や条約から明らかにし、児童養護の体系化を整理した。③実践としての児童養護の基本原理について比較検討を加えた。(総頁数206頁中、P9~P24を担当)
  • 米山岳広, 榎田二三子編著, 田中利則, 大月和彦, 小山孝子, 矢萩恭子, 佐藤洋子, 小山みどり, 若山望, 柏崎龍男, 小野剛, 相原真人, 宮川三平 (担当:共著)
    文化書房博文社 2007年4月
    第1章「現代の家族」を担当。現代家族を理解するための基礎知識として、家族の定義や家族の変容について検討した。加えて、児童養育機能の弱体化していく過程を、社会構造の変化と関連づけ、家族機能の側面から解明した。(総頁数189頁中、P7~P16を担当)
  • 川延宗之, 大久保秀子, 小野剛, 爪巣由紀子, 片山泰伸, 岡尚志, 張正好 (担当:共著)
    文化書房博文社 2006年9月
    第1章「現代社会とボランティアー21世紀はボランティアの世紀ー」を担当。ボランティアの定義と少子高齢社会におけるボランティア活動の意義、さらに共生の社会への基本的考え方であるノーマライゼーションを進めるためにボランティアの果たす役割を解説した。加えて、ボランティア活動の実態を各種の資料を分析することにより、日本のボランティアについて明らかにした。(総頁数頁中、P7~P25を担当)
  • 米山岳廣, 山内常博, 岡村真理子 (担当:共著)
    文化書房博文社 2006年3月
    「精神保健への道」(山内・米山共著)を加筆・改訂したものであり、精神保健の基にある人間観や理論を重視し、現代社会に適した入門書を企図した。第6章精神障害者の生活問題、第7章精神障害者の援助を担当。社会福祉の視点から精神保健福祉について論及した。(総頁数162頁中P122~P160を担当)
  • 川村匡由, 米山岳廣編著, 築地律, 田中利則, 加藤忠明, 豊田保, 飯島成昭, 田島洋介, 木村正樹, 小野剛 (担当:共著)
    ミネルヴァ書房 2005年6月
    文化化、情報化、総合化、地域化、国際化の五つをキーワードにしたシリーズ21世紀の社会福祉全21巻の中の1冊である。児童福祉の位置づけと沿革、内容のあと児童健全育成サービス、保育サービス、児童養護サービス、心身障害児へのサービス、行動に問題のある子供へのサービス、ひとり親へのサービス、小児、母子保健サービス、民間事業・活動、そして児童福祉援助の事例等について考察した。(総頁数216頁中、P1~P36、P59~P68を担当)
  • 川村匡由, 米山岳廣編著, 豊田保, 石渡悦子, 飯畠勤, 高野喜久雄, 上原英正, 大谷達之, 中西正司, 長沢和子, 廣江仁, 新堂薫 (担当:共著)
    ミネルヴァ書房 2005年4月
    文化化、情報化、総合化、地域化、国際化の五つをキーワードにしたシリーズ21世紀の社会福祉全21巻の中の1冊である。障害の概念や障害者福祉の目的、範囲、対象について整理し、内外の沿革や、わが国の体系、行財政、課題について考察することで総論を展開した。各論では身体障害者、知的障害者、精神障害者、心身障害児別に福祉や保健福祉サービスについて概観した。(総頁数270頁中、P1~P60を担当)
  • 文化書房博文社 2005年3月
    保育実習についてすでに発表されていた各原稿を加筆修正するとともに、新しく書き下ろした原稿を加え単著にしたものであり、保育実習についてのテキストである。保育士養成教育と保育実習、実習の過程、記録の書き方、実習評価とスーパービジョン等について解説している。
  • 編著米山岳廣, 小野剛, 分担執筆大竹智, 大庭憲弘, 田中利則, 柏崎龍男, 岡本真幸, 比嘉真人, 松井晶子 (担当:共著)
    文化書房博文社 2004年4月
    編著、第1章児童福祉と養護担当。児童福祉と児童養護について考察するために、まず事例で導入し、虐待の増加が意味することについて統計学的検討も行った。さらに、子どもの問題の背景にある家族の変容-特に高度経済成長期以降の家族をとりあげ、児童問題との関係に言及した。加えて、児童福祉と養護活動の概念の整理や児童福祉施設や施設養護の体系について解説した。(総頁数167頁中、P7~P24を担当)
  • 編著松本寿昭, 著者千葉千恵美, 横浜勇樹, 松浦信二, 米山岳廣, 渋谷昌史, 岩崎雅美, 西郷泰之, 辰巳隆 (担当:共著)
    同文書院 2004年4月
    第5章保育場面における個別援助技術(ケースワーク)担当。社会福祉の援助の方法の1つであるソーシャルケースワークについて、歴史を通して個別援助技術の概念を明確にするとともに、個別援助技術における基本的な展開過程や、よりよき援助関係を形成するために不可欠な個別援助技術の原則について概説した。さらに、個別援助技術の方法としての面接や記録についても言及した。(総頁数177頁中、P71~P93を担当)
  • 編著米山岳廣, 小野剛, 分担執筆本山美八郎, 江口敏一, 大庭憲弘, 田中利則, 田中千枝子, 岡尚志 (担当:共著)
    文化書房博文社 2004年4月
    編著、第1章社会福祉の基礎担当。社会福祉の基礎的理解を深めるために、現代社会における社会福祉の意義-特に少子高齢社会といわれる現代社会こそ社会福祉が必要不可欠であることを説明し、社会福祉の基本的視点である生活の理解・生活構造論・生活問題論に言及した。最後の社会福祉の概念や社会保障との関係について整理した。(総頁数174頁中、P9~P24を担当)
  • 向坂成夫編 (担当:共著)
    論説資料保存会 2003年8月
    「教育と社会」介護福祉士養成教育の課題について執筆。介護福祉士養成教育―特に教養科目の実態の解明と今後の課題について考察したものである。
  • 瓜巣一美, 米山岳廣編著, 分担執筆高橋晃, 大熊道明, 小野剛, 太田佳孝, 本山美八郎, 大庭憲弘, 市川隆一郎 (担当:共著)
    文化書房博文社 2002年9月
    第1章児童・家族福祉論の試み-児童福祉から児童・家族福祉へ-を担当。児童虐待の事例研究から、児童問題の中心が家族の構造的問題-見える問題から、家族の機能的問題-一歩踏み込まないと見ることができにくい問題にシフトしてきていることを明らかにし、児童養育能力の低下を指摘し、児童福祉から児童・家族福祉へ移行しなければならない必然性に言及した。
  • 文化書房博文社 2001年3月
    法律の改正(児童福祉法・知的障害者福祉法)や行政機関の再編(厚生労働省)にともない養護の統一をはかった。
  • 編者, 米山岳廣, 分担執筆, 大久保秀子, 小野剛, 松本明, 大竹智, 大庭憲弘, 土橋敏孝, 小林育子, 川元克秀 (担当:共著)
    文化書房博文社 2000年3月
    第1章「社会福祉の基礎」を担当。現代社会と社会福祉との関係、特に社会福祉について学ぶ意味を明確化し、社会福祉的思考の基となる生活問題論や生活構造論について解説した。
  • 監修者, 吉田久一他, 編者, 芹川博通他, 中垣昌美, 長谷川匡俊, 米山岳廣 (担当:共著)
    平凡社 2000年3月
    「戦後の仏教児童福祉」を担当。まず児童教化の概念を手がかりに仏教児童福祉の概念を規定し、戦後の児童福祉史が児童の保護から児童福祉へ、さらに児童家庭福祉へと変化したのにともない、仏教児童福祉に期待される役割も変容していることを明らかにし、最後に仏教児童福祉の実践事例として児童養護施設「積慶園」の養護活動を分析した。
  • 山口善久, 米山岳廣編著, 大庭憲弘, 川島貴美江, 清水隆善, 曽根宣雄 (担当:共著)
    帝京印刷出版部 1998年10月
    社会福祉における援助技術(social work)の目的と位置づけから論述し、社会福祉に固有の基礎的方法・技術といわれている個別援助技術(ソーシャルケースワーク)、集団援助技術(ソーシャルグループワーク)、地域援助技術(コミュニテイワーク)について主に解説した。(総頁数106頁中、P43~P66を担当)
  • 文化書房博文社 1998年1月
    3年間の厚生省心身障害研究「心身障害児・者の文化活動」をまとめたものである。障害と文化の概念を明確にすることから始め、知的障害者の生活様式、、知的障害者の文化活動、知的障害者の社会参加の方法について考察した。(総頁数146頁)
  • 岡田喜篤, 小出進, 松友了, 館暁夫, 山田純子, 米山岳廣 (担当:共著)
    日本文化科学社 1997年10月
    第7部生活支援、Ⅷ余暇・文化活動等、2文化・芸術活動を執筆。知的障害者の文化・芸術活動を概観し、「地域化」「プロ化」「国際化」の傾向を指摘した。(総頁数153頁中、147頁を担当)
  • 文化書房博文社 1997年4月
    社会福祉の基礎を学ぶための概説書である。そのために現代社会と社会福祉の関係から導入し、社会福祉を学習することの意味や社会福祉の視点としての生活問題論について説明し、その後社会福祉の歴史を通して概念を把握、さらに公的扶助や児童・家庭福祉、障害者福祉、老人福祉等の各論へ言及した。最後に社会福祉の組織体系についても解説。(総頁数153頁)
  • 小出進, 岡田喜篤, 館暁夫, 松友了, 米山岳廣他 (担当:共著)
    日本文化科学社 1996年11月
    第7部生活支援。Ⅷ余暇・文化活動等2文化・スポーツ活動を担当。余暇の効用を説明するとともに、文化・芸術活動の実践例を紹介し、今後のあるべき姿としての芸術祭の方向について示した。日本精神薄弱者福祉連盟編。(総頁数361頁中、P152~P153を担当)
  • 吉田昌義, 松矢勝宏, 米山岳廣他 (担当:共著)
    日本文化科学社 1996年9月
    Ⅸ地域生活に関する施策の活用。⑫文化・スポーツ活動等の支援を担当。本書は障害のある人に対する支援に関する新しい理念に基づいて、進路指導、卒業後指導のあり方や実際を解説したものである。特に就労指導から生活の豊かさへの流れや文化・スポーツ活動の効用、芸術祭やスポーツ大会の実際について説明した。全日本特殊教育研究連盟編。(総頁数162頁中、P148を担当)
  • 秋山俊夫, 阪野貢, 桜井慶一, 米山岳廣, 細川かおり, 小坂和夫他 (担当:共著)
    北大路書房 1996年4月
    第2章子どもの心身障害問題と福祉臨床。第2節知的障害児とその問題を担当、知的障害をもつ児童の事例から、乳・幼児期や学童・青年期における課題を明確にし、その問題解決にむけて制度的体系と実践体系から考察した。さらに、障害児福祉の研究動向にも言及した。(総頁数219頁中、P66~P77を担当)
  • (担当:共著)
    川島書店 1996年2月
    社会福祉の領域で用いられる基本的な用語を精選して解説した辞典であり、精神薄弱児施設について説明している。 日本社会福祉実践理論学会編。(総頁数262頁中、P127を担当)
  • 瓜巣一美, 米山岳廣編, 小林育子, 小沼肇, 福田幸夫, 佐々木達雄 (担当:共著)
    東京書籍 1995年10月
    第1章子どもの生活を支える技術、第5章保育および養護と社会福祉調査法を担当。保母養成教育における社会福祉援助技術の意義を明確にするとともに、社会福祉調査法について概説した。(総頁数164頁中、P7~P15、P99~P118を担当)
  • (担当:共著)
    日本文化科学社 1995年9月
    第7部生活支援、Ⅶ文化活動等を担当。知的障害者の文化・芸術活動の概要をまとめたものである。日本精神薄弱者福祉連盟編集。
  • 文化書房博文社 1994年3月
    本書は保母養成教育の中核は実習教育にあるとの認識のもとに書かれたものである。第1部フィールド・ワーク・ストーリーは実習体験を実習生の立場で共感をもってまとめたものであり、TST(20答法)を使いながら心理的描写を行なった。第2部は基礎知識の整理であり、保育実習の意義や目標、実習過程、記録、評価、スーパービジョンについて解説した。(総頁数117頁)
  • 文化書房博文社 1993年3月
    本書は養護活動の視座と実践についてまとめたものである。養護活動を児童福祉の中に位置づけ、養護と児童福祉の関係を明らかにし、併わせて、養護問題の背景としての家族や施設養護の歴史、施設養護の方法や児童福祉施設の現状と課題についても考察した。(総頁数173頁)
  • 文化書房博文社 1992年10月
    精神障害者福祉論の構築をめざして書かれたものである。第1部は精神科長期在院者の実態、ホスピタリズム、家族の問題、スティグマ、社会復帰について論及している。第2部は精神障害者福祉論の基礎知識ともいえる健康観、精神障害、精神障害者処遇の歴史、精神障害者の生活問題、援助論について検討した。(総頁数144頁)
  • 江草安彦, 石井哲夫, 上田敏, 米山岳廣 (担当:共著)
    日本精神薄弱者愛護協会 1992年9月
    本書は精神薄弱施設職員のハンドブック的性格のものであり、用語をわかりやすく説明した。日本精神薄弱者愛護協会編。(総頁数133頁中、P91~P92を担当)
  • 山田美津子, 村形光一, 芝敬一, 三戸部昭子, 長島和代, 太田由加里, 菊池信子, 米山岳廣 (担当:共著)
    専門教育出版 1992年8月
    事例にもとづきながら児童福祉の対象や視点、児童福祉施設における処遇や専門技術について解説した。 (総頁数188頁中、P148~P159を担当)
  • 森井利夫編, 稲葉一洋, 古川繁子, 米山岳廣 (担当:共著)
    学文社 1992年3月
    面接の構造とコミュニケーションといった個別援助技術の基礎となる事柄から論をおこし、個別援助技術の定義、過程、技法、原則、スーパービジョン、記録について言及した。(総頁数143頁中、PP29~P53を担当)
  • 小舘静枝, 小林育子, 山田美津子, 漁田俊子, 高浦康弘, 鳥海順子, 長島和代, 西方栄, 米山岳廣 (担当:共著)
    萌文書林 1992年1月
    本書は実習担当教員の研究会の成果として生まれたものである。保育の対象と養護活動を関係づけるとともに、保母養成カリキュラムの変遷をたどりながら、施設実習の目的や保母養成カリキュラムにおける位置づけを明らかにした。 (総頁数205頁中、P7~P16を担当)
  • 吉沢英子, 小舘静枝編, 小林育子, 飯田雅子, 坂本健, 米山岳廣 (担当:共著)
    ミネルヴァ書房 1991年5月
    生活構造論的視点から児童問題を分類整理するとともに、児童保護の社会的必然性や児童の権利、児童福祉の概念について考察した。(総頁数240頁中、P8~P32を担当)
  • 小林育子, 米山岳廣編, 垂水謙児, 村形光一, 長谷川晃, 秋山博介, 小野克彦, 小野剛, 大塚秀高, 大塚良一, 大久保里香, 落合崇志, 金子信行, 阪上直子, 新納健二, 藤野知弘, 松岡俊彦, 横倉聡 (担当:共著)
    不昧堂出版 1991年4月
    事例にもとづきながら、援助技術の目的・方法・社会福祉における位置づけ(関連)を明らかにした。(総頁数174頁中、P13~P17を担当)
  • 山口善久, 米山岳廣編, 稲葉一洋, 長谷川彰, 山田美津子, 宮下寿之, 長島和代, 秋山弘介, 小野剛, 久門道利, 福田幸夫, 横倉聡, 佐々木達雄 (担当:共著)
    専門教育出版 1990年4月
    生活や生活問題の概念の明確化からはじめ、生活問題の出現メカニズムや生活問題とライフサイクルについて考察した。さらに生活問題と社会福祉の関係にも言及した。(総頁数174頁中、P7~P17を担当)
  • 文化書房博文社 1990年4月
    社会福祉実践の専門的方法についての概説書である。第1部では援助技術の基礎として福祉臨床への視座、個別援助技術、集団援助技術、地域援助技術、運営管理論、社会福祉調査法、援助技術の新しい動向に言及。第2部では援助技術を実践に移す上での重要な課題として面接、記録、事例研究、 スーパービジョンについて論及した。(総頁数166頁)
  • 瓜巣一美, 米山岳廣編, 安藤貞雄, 筑前甚七, 三井昇, 村形光一, 川村登喜子, 島袋欣治, 横倉聡, 佐々木達雄, 西岡光世, 垂水謙児, 松下育夫, 奥寺勇, 三上邦彦 (担当:共著)
    文化書房博文社 1989年5月
    施設の生活を生活構造論的視点から把握し、生活問題を援助する方法としての施設処遇を分類整理した。さらに処遇の基本となる面接の構造と技法について考察した。(総頁数218頁中、P127~P138を担当)
  • 小林捷哉編, 瓜巣一美, 星野卓郎, 田中利宗, 阪野貢, 桜井慶一, 月田みづえ, 大和田猛, 山田美津子, 米山岳廣 (担当:共著)
    学術図書出版社 1989年4月
    旧書(昭和60年版)に新しい資料を加えるとともに、児童福祉制度における機関を解説した。(総頁数227頁中、P161~P180を担当)
  • 猪狩貞良, 神田伸生, 米山岳廣編, 山内昭道, 関口準, 中西雄俊 (担当:共著)
    専門教育出版 1988年4月
    本書は実習生が実習にあたってかかえている不安、興味、関心に具体的に応える手びき書である。施設実習についてわかりやすく、具体的に解説した。(総頁数174頁中、P44~P47、P54~P57、P172~P173を担当)
  • 及川一美, 米山岳廣編, 豊福義彦, 近藤弘, 渡辺真一, 藤巻秀秋, 伊藤達朗, 永野泉 (担当:共著)
    文化書房博文社 1987年5月
    記録の必要性や実習記録の特殊性について言及したうえで、記録への視座と様式について考察した。(総頁数177頁中、P18~P22を担当)
  • 及川一美, 米山岳廣編, 小舘静枝, 小林育子, 鈴木幸雄, 斉藤修, 田中弘之, 後藤昌彦, 沖津圭子, 西方栄 (担当:共著)
    学術図書出版社 1987年4月
    スーパービジョンの方法を保育実習に適用し、実習生が実習中に遭遇する問題場面を例示し、問題の理解の仕方や対処法について具体的に検討を加えた。(総頁数202頁中、P174~P175、P192~P202第Ⅱ部編集を担当)
  • 及川一美, 米山岳廣編, 山口善久, 小林育子, 林茂男他 (担当:共著)
    不昧堂出版 1987年4月
    社会福祉の方法を社会福祉の中に位置づけることからはじめ、伝統的方法としてのケースワークやグループワーク、コミュニティ・オーガニゼーションについて解説するとともに、複合的方法や統合的方法についても論及した。(総頁数203頁中、15頁を分担執筆)
  • 平中侃, 渡辺真一, 三浦保, 田中真紀, 北島基子, 磯野啓治, 斉藤晃, 藤巻秀秋, 田中弘之, 米山岳廣 (担当:共著)
    不昧堂出版 1986年9月
    専門学校の専任教員全員で現代保育への提言を試みた本である。保育者養成の構造と次元を考察することから、カリキュラムに検討を加え、学生のニーズに対応した教授法が必要であることを提言した。聖ケ丘保育専門学校編。(総頁数197頁中、P149~P159を担当)
  • 平中侃, 渡辺真一, 斉藤晃, 田中弘之, 田中真紀, 内田愛子, 藤巻秀秋, 磯野啓治, 北島基子, 米山岳廣 (担当:共著)
    不昧堂出版 1985年10月
    幼児教育や児童福祉を志す高校生へのアドバイスをまとめた本である。保育実習の目的や履修方法について説明し、保育所実習と施設実習の概要について解説した。聖ケ丘保育専門学校編。(総頁数207頁中、P86~P95を担当)

講演・口頭発表等

 5
  • 米山岳廣, 田中利則, 阿部和子, 大久保秀子
    全国保育士養成協議会第47回研究大会 2008年9月
    全国保育士養成協議会の研究助成金を受けて実施した、東京都、千葉県の保育所における家族援助の調査結果の分析を報告した。
  • 米山岳廣, 阿部和子, 長島和代, 大久保秀子
    全国保育士養成協議会第46回研究大会 2007年9月
    全国保育士養成協議会の研究助成を受け、全国の指定保育士養成施設で「家族援助論」を担当している教員が使用している教材について調査した結果を発表し、併せて教材の具体的活用事例についても事例調査の結果を発表した。
  • 米山岳廣, 阿部和子, 長島和代
    全国保育士養成協議会 第44回研究大会 2005年9月
    全国保育士養成協議会の研究助成を受け、全国の指定保育士養成施設で「家族援助論」の担当者に対して、授業目的・内容・方法について調査した結果を発表し、併わせて教授上の課題について言及した。
  • 橋爪孝裕, 田辺光正, 岡尚志, 米山岳廣
    日本福祉教育・ボランティア学習学会第2回大会 1996年11月
    山梨県におけるボランティア活動の実態とボランティアへの関心とイメージ等を調査結果から明らかにし、社会福祉協議会としての今後の課題を検討した。
  • 船水浩幸, 泉順, 川延宗之, 佐々木浩子, 本名靖, 米山岳廣
    日本社会福祉学会第43回全国大会 1995年11月11日
    社団法人日本介護福祉士養成協会との協同により、「介護福祉士養成教育における教育カリキュラムに関するアンケート調査」を実施し、指定科目の開講状況等の実態から、専門職養成の共通基盤の方向性について検討した。

Works(作品等)

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その他(教育上の能力)

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  • 件名
    実習報告書の作成 社会福祉調査の実践
    年月日(From)
    1972/02
    概要
    昭和47年より大規模な社会福祉調査に参加し多数の調査報告書を刊行している。また、「社会福祉演習」の中でゼミ学生に対して「学内バリアフリー調査」「新聞にみる児童虐待の変化」等の調査方法の指導を展開している。
  • 件名
    実習報告書の作成 社会福祉実習報告書の作成  「ソーシャルワーカーへの道」立正大学短期大学部社会福祉科
    年月日(From)
    1990/03
    年月日(To)
    1993/03
    概要
    社会福祉援助技術現場実習4週間の実習体験を総括する意味で、実習施設の概要、実習内容、事例研究、課題等についてまとめ出版した。そのことにより、他施設の実習体験の共有とともに、実習施設の指導担当者への情報提供及び実習内容の改善へと展開した。
  • 件名
    実習報告書の作成 保育(施設)実習報告書の作成 武蔵野女子大学短期大学部幼児教育科
    年月日(From)
    2002/06
    年月日(To)
    2004/06
    概要
    保育士資格のための施設実習は、2週間(10日以上)ではあるが、施設実習の体験が、学生の偏見を取り除き、自己覚知を大きく促す結果となったので、その結果を各学生が共有するためにも出版し、より確かなものとした。
  • 件名
    全国保育士養成協議会助成金
    年月日(From)
    2004/04
    年月日(To)
    2005/03
    概要
    保育士養成における「家族援助論」の研究?(共同:阿部和子、長島和代) 200,000円
  • 件名
    全国保育士養成協議会・関東ブロック協議会助成金
    年月日(From)
    2005/04
    年月日(To)
    2006/03
    概要
    保育士養成における「家族援助論」の研究?(共同:阿部和子、長島和代) 50,000円
  • 件名
    実習報告書の作成 保育(施設)実習報告書の作成 武蔵野大学人間関係学部保育学科
    年月日(From)
    2005/06
    年月日(To)
    2006/06
    概要
    保育士資格のための施設実習は、2週間(10日以上)ではあるが、施設実習の体験が、学生の偏見を取り除き、自己覚知を大きく促す結果となったので、その結果を各学生が共有するためにも出版し、より確かなものとした。
  • 件名
    全国保育士養成協議会助成金
    年月日(From)
    2006/04
    年月日(To)
    2007/03
    概要
    保育士養成における「家族援助論」の研究?(共同:阿部和子、長島和代) 300,000円
  • 件名
    全国保育士養成協議会助成金
    年月日(From)
    2007
    概要
    保育・養護・臨床における家族援助の研究(共同:阿部和子、長島和代) 150,001円
  • 件名
    実習報告書の作成 保育(施設)実習報告書の作成 武蔵野大学人間関係学部児童学科
    年月日(From)
    2007/06
    概要
    保育士資格のための施設実習は、2週間(11日以上)ではあるが、施設実習の体験が、学生の偏見を取り除き、自己覚知を大きく促す結果となったので、その結果を各学生が共有するためにも出版し、より確かなものとした。

実務経験を有する者についての特記事項(職務上の実績)

 7
  • 件名
    回生堂病院(精神科)心理室非常勤職員(精神科ソーシャルワーカー)
    年月日(From)
    1973/09
    年月日(To)
    1990/03
    概要
    総合失調症の治療(精神療法)及び社会復帰への援助を実践
  • 件名
    社会福祉法人カナの会(身体障害者療護施設・カーサミーノ)理事・評議員
    年月日(From)
    1992/04
    年月日(To)
    1992/04
  • 件名
    社会福祉法人相思会(児童福祉施設・埼玉中央学園)理事・監事
    年月日(From)
    1996/04
    年月日(To)
    2008/03
  • 件名
    社会福祉法人もくば会(身体障害者療護施設・八王子療護園)理事
    年月日(From)
    2003/04
    年月日(To)
    2009/02
  • 件名
    社会福祉法人一乗会(知的障害者更生施設・リベルテ)理事
    年月日(From)
    2004/10
    年月日(To)
    2004/10
  • 件名
    社会福祉法人あすはの会(知的障害者更生施設福生学園)理事長
    年月日(From)
    2007/11
    年月日(To)
    2007/11
  • 件名
    社会福祉法人もくば会(身体障害者療護施設 八王子療護園)理事長
    年月日(From)
    2009/02
    年月日(To)
    2009/02