編者, 徳川宗賢, 真田信治, 分担執筆, 徳川宗賢, 真田信治, 尾崎喜光, 吉岡泰夫, 都染直也, 新田哲夫, 金沢裕之, 渋谷勝己, ダニエル・ロング, オリヴィエ・ビルマン, 水野義道, 前田綱紀, 宮本マラシー, 松田陽子, 下野雅昭, 生越直樹, 宮治弘明, 田原広史 (担当:共著)
世界思想社 1991年2月
従来の方言研究の手法にとらわれず、これからの方言の研究はどうあるかという視野に立って、方言の研究方法を述べた入門書。 全291頁
担当部分:「第9章 データの収集と処理」(単著) p.264~282,19頁
方言資料を収集するための方法論について,初学者を対象に解説した。前半では,調査形態や手法の分類,調査票,調査マニュアルの作り方,準備段階での心構え,地域の設定の仕方,被験者の探し方,班編成や携行品についての注意事項,具体的な調査を例にとり解説している。後半では,収集した資料を,電子計算機を用いて,どのように集計,分析し,まとめていくかについて、手法の紹介、具体的な集計の手順について詳しく解説している。