研究者業績

田原 広史

タハラ ヒロシ  (Hiroshi Tahara)

基本情報

所属
大阪樟蔭女子大学 学芸学部国文学科 教授
学位
文学修士(1984年3月 東京外国語大学)

J-GLOBAL ID
200901050326065620
researchmap会員ID
1000107958

研究キーワード

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論文

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  • 日本のフィールド言語学 新たな学の創造にむけた富山からの提言 2006年5月  
    相手や場所によって共通語と方言とを使い分ける(べき)社会を「方言主流社会」と呼ぶが、本論文では近畿における意識調査の結果に基づき、近畿地方が他の地方とは異なる意識を持つことを提示し、「方言中心社会」というものの存在を提唱した。P174-188,15頁
  • 分担執筆, 田原広史, 上野雅世
    東大阪市における方言の世代差の実態に関する調査研究2 2002年3月  
    東日本を中心とする共通語の使い分け意識の実態を分析した先行論文を踏まえ、近畿で同様の調査をおこなった。その結果、他の地域では見られない方言と共通語の使い分け意識が確認された。具体的に言うと、場所に左右されず、相手に応じてのみ言葉を使い分けるという態度である。結論では、先行研究で提唱され、近畿以外では広く見られる「方言主流社会」という概念に対し、近畿地方に見られる使い分け意識を持つ社会を「方言中心社会」と新しく命名した。 p101-110,10頁<br /> 担当部分:基礎データ収集、データ整理のかなりの部分については上野が担当した。分析、執筆についてはすべて田原がおこなった。
  • 「日本語学」特集 日本語の計量調査法 vol.20-5(臨時増刊号) 2001年4月  
    方言調査で収集したデータを効率よく集計し、正確な分析につなげるためには、データ整理は避けて通れない。この論文では、パソコンを使って、思い通りの分析ができるようになるためには、どのような考え方で、またどのような方法でおこなうのがよいかということを解説した。具体的には、データをコード化し、入力、集計、グラフ化するまでの過程で、どのようなアプリケーションソフトをどのように活用するかということを述べた。 p118-125,8頁
  • 分担執筆, 井上文子, 田原広史
    大阪樟蔭女子大学日本語研究センター報告 (第9号) 2001年3月  
    現在進行中の全都道府県音声談話資料のデータベース化作業をさらに進め、一般の研究者に利用できる形、あるいは教育用教材として授業で活用できる形にデータベース化するための方法論について検討した。まず、この資料が文化庁においてどのような趣旨で収集されたといった経緯、資料の規模、データの質等について検討を加えた後、どのように効率よく作業を進めていくか、最終的にどのような形のデータベースにするのがよいか、といったことについて述べた。 pp.93-102,10頁。<br /> 担当部分:前半の調査概要、これまでの文字化作業については井上が、音声資料の形式、データベース化の方法等については田原が執筆した。
  • 分担執筆, 田原広史, 南場尚子
    大阪樟蔭女子大学日本語研究センター報告 (第9号) 2001年3月  
    インターネット上に公開されている著作権切れの文学作品データベースである「青空文庫」のデータを用いて、語彙研究をどのように進めることができるかについて一つの方法論を提示した。まず、研究に利用するためにどのような手順と加工が必要かを詳細に述べた。次に、具体的な研究に生かすために、このデータがどのくらい有効なものかを確認するため、従来用いられてきた用語索引、CD-ROMで出版されている『新潮文庫の100冊』に掲載されている作品数の比較を試みた。その結果、「青空文庫」が掲載作品数において他を圧倒していることが確認された。<br /> pp103-110,8頁<br /> 担当部分:前半部分の方法論を述べる部分は田原が担当し、後半部分の具体的な研究に生かすにあたっての部分は南場が担当した。

書籍等出版物

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  • 監修者, 北原保雄, 編者, 江端義夫, 分担執筆, 江端義夫, 斉藤孝滋, 木部暢子, 日高水穂, 町博光, 久木田恵, 大西拓一郎, 彦坂佳宣, 狩俣繁久, 友定賢治, 田原広史, 小林隆, 沢木幹栄 (担当:共著)
    朝倉書店 2002年10月
    本シリーズは21世紀初頭の日本語研究の成果を総括し、最新の切り口で、日本語の全領域にわたり、日本語の諸相について解明する講座である。第10巻は方言における諸問題と今後の課題が扱われている。 全265頁 担当部分:「第11章 方言のデータベースとコンピュータ言語地図」(単著) p.199~217,19頁 本章では、コンピュータを用いた方言地図の作成方法について述べた。まず、方言データベースを取り巻く環境に触れ、これまでの、そしてこれからのデータベースのあり方について述べた後、実際の調査データをどのようにパソコンで地図化していくかについて、具体的な操作を含めて解説をおこなっている。データとしては、筆者も執筆に関わった『全国方言一覧辞典』(学研)を用いた。さらに作成したデータベースを公開するにあたっての問題点についても触れている。
  • 編者, 日本方言研究会, 分担執筆, 田原広史 (担当:共著)
    国書刊行会 2002年6月
    本書は、新しい世紀を迎えるにあたり、21世紀に向けて方言研究はどのような方向をたどるべきなのかという点をテーマに書かれている。 全434頁 担当部分:「第6章 新時代の研究方法を探る コンピュータと方言研究」(単著) p.394~408,15頁 この論文では、コンピュータを用いた方言研究が20世紀末から21世紀初頭にかけて、どのように展開し、発展してきたのかについて、筆者の経験を述べながら概観している。80年代の大型計算機時代から、90年代以降のパソコン時代(これはさらにMS-DOS時、Windows時代に分けることができる)を経て、ネットワーク時代を迎えていること、方言研究はどのような方向に向かうべきかについて筆者の考えを展開している。
  • 分担執筆, 田原広史, 村中淑子 (担当:共著)
    私家版 2002年3月
    平成9・10年度に第一回東大阪市地域研究助成金を受けて行った共同研究の後半部分の成果報告書である。この研究では、アクセントと待遇表現を扱ったが、本書では待遇表現についての報告をおこなっている。前半は、東大阪市における待遇表現に関わる事項について、調査方法、結果の記述、および各項目の分析をおこなっている。後半については、さらに詳細な分析をおこない既に論文として発表したものを転載した4本の論文、および新たに論文として掲載した論文からなる。 全155頁 担当部分:5章の転載部分については村中が単独で執筆(p.93-138),書き下ろしの論文については田原が単独で執筆(p.139-154)、その他はすべて共同研究なので、担当部分の抽出不可能。(内容は上述)
  • 編者, 国立国語研究所, 編集担当者, 佐藤亮一, 江川清, 田原広史, 井上文子 (担当:共編者(共編著者))
    国書刊行会 2001年11月
    平成13年11月~平成20年3月。昭和52~60年度にかけて文化庁でおこなわれた「各地方言収集緊急調査」という全国規模での方言談話の収録事業の資料から精選したものについて、文字化については校訂作業をおこない、音声についてはディジタル化及び編集作業をおこなった上で、図書として刊行したものである。全国47都道府県の談話音声資料が全20巻で刊行される予定である。冊子体に加え、CD・CD-ROM各一枚を付属している。平成15年7月現在の出版状況は以下の通りである。 H13.11 第11巻 京都・滋賀 全232頁 H14. 2 第12巻 奈良・和歌山 全226頁 H14. 3 第13巻 大阪・兵庫 全254頁 H14. 6 第4巻 茨城・栃木 全248頁 H14. 9 第5巻 埼玉・千葉 全260頁 H14.12 第6巻 東京・神奈川 全218頁 H15. 3 第7巻 群馬・新潟 全292頁 担当部分:主として、音声編集、音声データベース化(CD・CD-ROMの作成)をおこなっている。
  • 分担執筆, 田原広史, 村中淑子 (担当:共著)
    1999年3月
    平成9・10年度に第一回東大阪市地域研究助成金を受けて行った共同研究の前半部分の成果報告書である。内容は,東大阪市における単語アクセントについて,現在変化が起こりつつある部分を調査し,実態の把握と理論化をおこなったものである。具体的には,二拍名詞の類別語彙Ⅳ類・Ⅴ類の統合,三拍語及び複合名詞のアクセントにおける世代差をあつかった。資料として調査結果のグラフが掲載されている他,国語学会平成10年度秋季大会において口頭発表を行った発表原稿資料,徳島大学紀要,日本語研究センター報告に掲載した論文を転載している。 全140頁 担当部分:5・6章のみ村中が単独で執筆,その他はすべて共同研究なので、担当部分の抽出不可能。(内容は上述)

講演・口頭発表等

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  • 第21回「西日本国語国文学データベース研究会」 2003年6月
    第16回DB-Westで本データベースの構想を発表したが、本発表ではその後この計画がどのように進み、現在に至っているかを中心に報告した。計画段階から変更があった点と理由、作成段階で新たに得られた知見、今後の研究の見通しなどについて発表をおこなった。
  • 第76回「日本方言研究会研究発表会」 2003年5月
    東日本を中心とする共通語の使い分け意識の実態を分析した先行論文を踏まえ、近畿で同様の調査をおこない、その結果、他の地域では見られない方言と共通語の使い分け意識が確認されたことを発表した。具体的に言うと、場所に左右されず、相手に応じてのみ言葉を使い分けるという態度である。結論では、先行研究で提唱され、近畿以外では広く見られる「方言主流社会」という概念に対し、近畿地方に見られる使い分け意識を持つ社会を「方言中心社会」と新しく命名するとともに、この概念を提唱した。
  • 日本語研究センター開設10周年記念講演・シンポジウム「日本語教育はどこに行くのか」 2002年12月
    記念講演・シンポジウムに先立ち、大阪樟蔭女子大学日本語研究センターがこの10年におこなってきたことについて報告した。教育面では日本語教育課程の運営をおこなっており、現在までに500名を越える修了生を送り出したことにふれた。研究面では、スタッフ個人の研究以外に、西日本国語国文学データベース研究会の事務局として会の運営にあたってきたこと、日本語研究センター報告という紀要を通じて学外の方にも発表の場を提供してきたこと、その他、随時講演会をおこなっていること等を紹介した。
  • 分担発表, 岸江信介, 高橋顕志, 田原広史, 大西拓一郎, 鳥谷善史
    第100回「変異理論研究会」シンポジウム「日本の社会言語学とPC言語地図」 2002年11月
    パソコンで描く言語地図について4名のパネリストが各自の手法等を紹介し、その後、ディスカッションをおこなった。田原は、パソコン地図が社会言語学という学問分野にどのような影響を与えてきたかについて報告した。自分がおこなった調査データを他人に公開、共有し、追試してもらうことの重要性について触れ、データベース的発想からの地図づくりを目指すならば、社会言語学の学モンテ発展に大いに寄与するであろうという点を強調した。 担当部分:パネリストの一人として上記内容を報告した。
  • 第20回「西日本国語国文学データベース研究会」 2002年7月
    第20回記念講演会に先立ち、本研究会がこの10年間でおこなってきた活動を紹介した。本会がどのような趣旨で設立し、活動してきたかについても確認した。この分野の性質上、パソコンの発展と切り離すことができず、良きにつけ悪しきにつけ、会の方向性もそれに応じて変化せざる得ないことを述べた。
  • 分担発表, 田原広史, 鳥谷善史
    第19回「西日本国語国文学データベース研究会」 2001年12月
    第18回DB-Westでおこなったワークショップで田原が紹介した授業計画について、実際におこなった結果を報告した。実際の方言調査の結果得られた学術的データを用いることにより、単に情報処理技術の習得ではなく、専門的な研究への応用ができるようになる効果があること、夏休みに集中講義としておこなうことの効用などを紹介した。 担当部分:両名で発表した。
  • 分担発表, 田原広史, 鳥谷善史, 中村一夫
    第18回「西日本国語国文学データベース研究会」 2001年6月
    大阪樟蔭女子大学において平成13年4月からおこなっている情報処理教育について紹介するとともに,これからの国文学分野の学生に対して,いかに情報リテラシーを身につけさせるべきかという点について論じた。まず,田原が,施設の仕組み,情報リテラシーについての説明をおこない,鳥谷,中村,田原が,現在おこなっている,あるいはこれからおこなう授業の内容について紹介し,その後にフロアを含めた全体討議をおこなった。 担当部分:パネラーの一人として登壇した。
  • 第18回「西日本国語国文学データベース研究会」 2001年6月
    平成10年に発行された『最新ひと目でわかる全国方言一覧辞典』のデータを用いて,地図データベースを作るための方法論について発表をおこなった。作業段階で,エクセル,ファイルメーカーProを用いて地図データベースを完成させ,さらにpdfファイルを用いて,公開用のデータベースに加工する流れを説明した。
  • 分担発表, 荻野綱男, 内田暢子, 田中ゆかり, 田原広史, 齋藤孝滋
    第7回「社会言語科学会研究大会」 2001年3月
    調査をおこなう上で注意しなければならない要素について,主として統計的観点から討論をおこなった。内田,田中,田原,齋藤がそれぞれ,言語獲得研究,言語に関わる論文に見られる分野,計量と調査のバランス,調査方法の問題点といったテーマから提題をおこない,その後,荻野の司会のもとに,フロアからの意見を交えながら討論がおこなわれた。 担当部分:パネラーの一人として登壇した。
  • 分担発表, 田原広史, 南場尚子
    第17回「西日本国語国文学データベース研究会」 2000年12月
    インターネット上に公開されている「青空文庫」というデータベースのデータを用いて,加工,データベース化をおこない,研究利用にまでこぎ着けるための方法論について論じた。データベース化する意義,青空文庫の持つ欠点についても触れ,研究利用にあたって注意すべき点を述べた。さらに,実際にデータを分析した結果についても,発表をおこなった。 担当部分:前半部分の発表を担当した。
  • 第17回「西日本国語国文学データベース研究会」 2000年12月
    平成2,3年度に重点領域研究「日本語音声」によって公開された方言音声を用いて,それに新たに聞き取った表音カナ表記データを加え,pdf形式ファイルで音声データベースに組み上げたものを紹介した。データベースの仕組み,作り方についても解説した。
  • 分担発表, 井上文子, 田原広史
    第16回「西日本国語国文学データベース研究会」 2000年7月
    昭和52~60年度にかけて,文化庁がおこなった「各地方言収集緊急調査」により収録された録音資料をデータベース化するための方法論について発表した。まず、調査・資料の概要について紹介した後に,データの特徴として,データ量が膨大であり,取捨選択が必要であること,データベース化に際しては,次世代の公開ツールとしてpdfファイルが有望であることについて述べた。 担当部分:後半部分の発表を担当した。
  • 第15回「西日本国語国文学データベース研究会」 1999年12月
    平成10年3月におこなった,東大阪市における方言調査で収集した,道教え音声録音資料を用いて,それを文字化し,編集した音声とあわせてデータベース化する方法論を中心に発表した。また,あわせて,ここ10年の間に,音声データベースのおかれている環境がいかに変化してきたかについても私見を述べた。
  • 分担発表, 田原広史, 渡邊陽子
    第14回「西日本国語国文学データベース研究会」 1999年6月
    インターネット上に公開されている「日本映画データベース」のデータを用いて,邦画約100年分,約30000作品の題名の特徴を分析した結果を発表した。その結果,字種に関して,時代別にはっきりとした特徴があることが明らかになった。 担当部分:発表は田原がおこなった。
  • 分担発表, 中村一夫, 田原広史, 大谷晋也
    第13回「西日本国語国文学データベース研究会」 1998年12月
    この時期のパソコン事情,ソフト事情を確認するとともに,研究利用として役に立つデータベースの条件とは何か,実際に役に立っているソフトウエアの紹介,OSとの関連について発表,議論をおこなった。 担当部分:パネラーの一人として登壇した。
  • 分担発表, 村中淑子, 田原広史
    国語学会平成10年度秋季大会 1998年10月
    平成10年3月におこなった,東大阪市アクセント調査の結果得られた,4類・5類語のアクセントの実態について,世代差の観点から発表をおこなった。この変化が近畿中央部のアクセントの歴史的推移に占める重要性について論じた。 担当部分:発表は両名でおこなった。
  • 第12回「西日本国語国文学データベース研究会」 1998年6月
    平成10年3月に完成したCD-ROM版音声データベースである『JCMD大阪』について,データ概要,データベース利用の規程を紹介した。
  • 分担発表, 田原広史, 中村一夫
    第11回「西日本国語国文学データベース研究会」 1997年12月
    ファイルメーカーProというソフトを用いて,データベースを作ることのメリット,デメリットについて,同じデータベースソフト桐との比較を通じて,論証した。田原は桐との機能上の比較を,中村はファイルメーカーProのインターネット,イントラネットにおける有利さを中心に発表した。 担当部分:前半部分の発表を担当した。
  • 分担発表, 田原広史, 西端幸雄, ダニエル・ロング, 中村一夫
    第10回「西日本国語国文学データベース研究会」第10回記念シンポジウム 1997年6月
    標記の統一テーマにしたがって,テーマ別発表をおこなった。田原は「データベースの作成,公開,活用の現在と未来」,西端は「語彙データベース作成の自動化」,ロングは「社会言語学関連文献および用語のデータベース作成とインターネット上の公開」,中村は「インターネット上のデータベースの活用」とそれぞれ題し,発表をおこなった。その後,フロアを含めたディスカッションをおこなった。 担当部分:パネラーの一人として登壇した。
  • 第64回日本方言研究会研究発表会 1997年5月
    大阪を中心とした地域でおこなった,専門家アクセントに関する調査について,単語の所属する専門分野別,世代別の分析結果を発表した。近畿においても東京と同種の平板化現象が確認され,なじみ度との関連もある程度見られることが分かった。
  • 分担発表, 田原広史, 中村一夫
    言語処理学会第3回年次大会 1997年3月
    マッキントッシュのハイパーカードを用いて音声データベースを作成する試みについて,発表をおこなった。また,モニター利用を含め,データベースの流通に関する点についても述べた。 担当部分:後半部分の発表をおこなった。
  • 第38回「音声言語研究会」 1997年1月
    大阪を中心とした地域でおこなった,専門家アクセントに関する調査について,単語の所属する専門分野別,世代別の分析結果を発表した。近畿においても東京と同種の平板化現象が確認され,なじみ度との関連もある程度見られることが分かった。
  • 分担発表, 田原広史, 中村一夫
    第9回「西日本国語国文学データベース研究会」 1996年12月
    マッキントッシュのハイパーカードを用いて音声データベースを作成する試みについて,発表をおこなった。また,モニター利用を含め,データベースの流通に関する点についても述べた。 担当部分:後半部分の発表をおこなった。
  • 分担発表, 田原広史, 江川清, 杉藤美代子, 板橋秀一
    重点領域研究「人文コン」青森シンポジウムポスターセッション 1996年9月
    本科研費でおこなっている研究をポスターセッション形式で,デモンストレーションを交えながら紹介した。 担当部分:発表は田原がおこなった
  • 第8回「西日本国語国文学データベース研究会」 1996年6月
    JCMD(日本主要都市方言音声データベース)を例に,データベースを作成するにあたり,どのような問題点があるかについて報告した。
  • 分担発表, 田原広史, 江川清, 杉藤美代子, 板橋秀一
    重点領域研究「人文コン」データベース班公開シンポジウム 1995年12月
    本科研費による研究の概要について発表した。音声データベースが抱える問題点,それに対する現状における対処方法等について提案した。 担当部分:発表は田原がおこなった。
  • 分担発表, 西端幸雄, 田原広史, 木村雅則, 中村一夫
    第5回「西日本国語国文学データベース研究会」 1994年12月
    データベースの現状について,西端がまず,「テキストデータベースの作成から利用へ」というテーマで基調発表をおこない,続いて,他のパネラーが,それぞれ,現代語,古典語,文学の立場から現状を報告した。 担当部分:パネラーの一人として登壇した。
  • 分担発表, 東淳一, 郡史郎, 河野俊之, 轟木靖子, 田原広史
    第31回 音声言語研究会 1994年4月
    日本語の音韻表記について,それぞれの立場から,表記のあるべき姿勢,具体的な表記法の提案をおこなった後,フロアを含め,討論をおこなった。 担当部分:司会をつとめた。
  • 3回「西日本国語国文学データベース研究会」 1993年6月
    音声データベースを作成する際に生じるさまざまな問題点,超えなければならないハードルについて問題を提起した。
  • 第3回「西日本国語国文学データベース研究会 ポスターセッション」 1993年6月
    語彙データから索引を作る際に,効率よく索引を作る方法を紹介した。データベースソフト桐の一括処理(バッチ処理)機能を用いて,大量の語彙データを一気に索引ファイル化する手順について発表した。
  • 重点領域研究『日本語音声』平成3年度 成果発表会 1992年1月
    本科研費においておこなった方言アクセント調査の際に,並行しておこなった言語・意識に関わる調査結果について,ポスターセッション形式で発表をおこなった。
  • 重点領域研究『日本語音声』平成元年度中間発表会 1989年10月
    大阪アクセントを統計的に分析した結果,得られた特徴について発表した。品詞別の特徴,東京との核位置の一致の程度について触れた。
  • 分担発表, 田原広史, 杉藤美代子, 郡史郎
    第13回 音声言語研究会 1988年1月
    大阪市の高年層3名,若年層3名についておこなった6万語を超えるアクセント調査の結果に基づき,大阪・東京アクセントの核位置の一致度を中心に比較した結果について発表した。 担当部分:発表は田原がおこなった。
  • 国語学会 昭和62年度 秋季大会 1987年10月
    ふだん友達と話すとき,テレビに出て話すとしたら,手紙など文章で書くとき,の三つの場面を設定し,それぞれどのような言い方をするかについておこなった方言面接調査の結果を,トライアングラムと呼ばれる統計的手法を用いて分析をおこなった結果得られた知見について発表した。
  • 第41回 日本方言研究会 研究発表会 1985年10月
    東京から福島までの東北本線沿いにおこなったグロットグラム調査の結果に基づき,共通語化がどのようなメカニズムで起こっているのかについて発表した。この地域においては,まず,地方都市へ飛び火的に伝播し,そこからさらに周辺へ共通語化が浸透していくという図式が確認された。

担当経験のある科目(授業)

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Works(作品等)

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  • 分担執筆, 田原広史, 鳥谷善史, 大和シゲミ
    2005年3月 その他
    平成16年9月に東大阪市においておこなった方言面接調査の途中経過報告である。方言語彙、外来語の発音、否定表現、可能表現についての4項目からなっている。 p.35~53,19頁 担当部分:調査概要、否定表現、可能表現について執筆した。
  • 2003年6月 その他
    平成15年6月~平成16年3月(予定)。データベース科研「全国方言談話資料データベース」により編集,整備されたデータを同名の資料集(全二〇巻)として公開するための研究をおこなうため,研究の委嘱を受けた。
  • 監修, 田原広史, 編集, 富田林河内弁研究会
    2003年4月 その他
    『南河内ことば辞典 やぃ われ!』を改訂、再出版したもの。 全202頁 担当部分:同上
  • 2003年4月 その他
    平成15年4月~平成16年3月。本研究では、愛媛県松山市において問題となっている次の二つの現象を調査し、実態を解明する。一つは、代表者が10年にわたり近畿地方においておこなっている「類別語彙2拍名詞Ⅳ類・Ⅴ類のアクセントの統合現象」について京阪アクセント地域の最西端である当地において進行の状況を確認することである。もう一つは、全国的に問題になっている「ラ抜きことば」の実態を確認することであるが、先行研究により、当地は全国でももっとも「ラ抜きことば」が進んでいる地域の一つである。
  • 分担執筆, 田原広史, 鳥谷善史
    2003年3月 その他
    平成13年度夏期休業中に集中講義としておこなった「情報処理演習A」という授業の詳細な報告を通じて、国語国文学分野の学生に対しどのような情報処理教育をおこなっていくべきかについて検討した。この授業は、現在進行中の旧カリキュラムから新カリキュラムへの橋渡しとなる科目であることから、さまざまな実験的な試みもおこなわれている。材料として方言調査の結果得られた研究資料を用いることにより、単なる情報処理技術の習得にとどまらず、専門教育あるいは教養教育の一環としてのカリキュラムを提示した。 p.xx~xx,14頁 担当部分:この授業は二名で計画、運営した。執筆にあたってもお互い確認しながら書き加えていったので担当部分の明示は不可能。

共同研究・競争的資金等の研究課題

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社会貢献活動

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その他(職務上の実績)

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  • 件名
    富田林市役所市民講座
    年月日(From)
    1997/05
    年月日(To)
    1999/03
    概要
    富田林市民講座「南河内ことば辞典を作ろう!」において,約3年にわたり,辞典作成の指導をおこなった。
  • 件名
    東大阪市役所市民講座
    年月日(From)
    2002/10
    年月日(To)
    2003/02
    概要
    東大阪市石切公民分館主催市民講座「河内のことば」において、3ヶ月にわたり、関西方言、特に河内方言を中心に講座を開催した。

学内委員会等

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  • 委員会名
    大学協議会
    役職名
    学科長
    期間(開始)
    2012/04/01