研究者業績

佐久田 祐子

Yuko Sakuta

基本情報

所属
大阪樟蔭女子大学 学芸学部心理学科 教授
学位
修士(人間科学)(早稲田大学)
博士(工学)(2023年3月 徳島大学)

研究者番号
70298123
J-GLOBAL ID
200901088455542360
researchmap会員ID
1000229648

研究キーワード

 1

主要な論文

 30

MISC

 18

書籍等出版物

 2
  • 編著者 荒木雅信, 分担執筆者, 荒井弘和, 荒木雅信, 石倉忠夫, 内田若希, 来田宣幸, 國部雅大, 佐久田祐子, 菅生貴之, 土屋裕睦, 手塚洋介, 直井愛里, 林晋子, 福田美紀, 松本裕史 (担当:共著)
    大修館書店 2011年4月
    第Ⅴ部「スポーツ心理学の研究法」中の第2節「論文・レポートの書き方」において,スポーツメンタルトレーニング指導士や研究者,指導者,教師を目指す学生が,自らの活動をどのようにまとめて公表するかについての指針となるべく,論文のまとめ方について解説した。 総頁176 担当部分:第Ⅴ部2「論文・レポートの書き方」
  • 監修, 上田雅夫, 編者, 吉川政夫, 児玉昌久, 竹中晃二, 谷口幸一, 山崎勝男, 分担執筆, 石原慶子, 市原 信, 稲本俊輝, 上田雅夫, 上村真美, 梅沢章男, 大場ゆかり, 岡 浩一郎, 葛西順一, 加藤 久, 菊池はるか, 吉川政夫, 岸 学, 木村 裕, 黒岩 誠, 小杉正太郎, 児玉昌久, 齋藤 勇, 佐久田祐子, 池田 聡, 城 佳子, 進藤由美, 高澤則美, 高田利武, 竹中晃二, 内藤哲雄, 中宮敏之, 日比野 弘, 藤岡真理, 古谷 学, 星野聡子, 堀 忠雄, 堀野博幸, 正木宏明, 松尾直子, 松本真作, 峰岸 学, 松岡 功, 八木孝彦, 宮内孝知, 谷口幸一, 安永明智, 川崎勝男 (担当:共著)
    実務教育出版 2000年9月
    第3部「スポーツ心理学の応用研究」中「スポーツとストレス,ストレス理論」項において,ハンス・セリエのストレス理論をはじめ,ストレスに関する基本的な考え方から,スポーツにおける様々なストレスの型について応用的に解説した。また「ストレス対処法」項において,ストレス対処スタイルの基礎的概念,スポーツにおける望ましいストレス対処スタイル,対処方略とストレス対処スタイルとの一致・不一致について解説した。 総頁535 担当部分:第3部第7章第7節第1項「スポーツとストレス,ストレス理論」 第7節第2項「ストレス対処法」

講演・口頭発表等

 39
  • 坂田 浩之, 佐久田 祐子, 奥田 亮, 川上 正浩
    日本心理学会第85回大会 2021年9月
  • Yuko Sakuta, Kazuyuki Matsumoto, Minoru Yoshida, Kenji Kita
    11th International Conference on Software Technology and Engineering 2019年10月
  • 心理学の世界 パート5 2018年6月 大阪樟蔭女子大学
  • 佐久田祐子
    日本健康心理学会第30回記念大会 2017年9月2日 日本健康心理学会
    月経前の定期的な鉄分摂取が心理的側面に及ぼす影響について明らかにすることを目的とし,実験を行った。研究の趣旨に同意し,通常月経周期がほぼ安定している健常な女性60名(18-32歳)に対して実験を行った。実験は二重盲検法クロスオーバー無作為化プラセボ比較試験とし,鉄分含有食品(試験食品)を喫食する鉄分含有条件,鉄分非含有食品(プラセボ食品)を喫食するプラセボ条件の2条件で行った。いずれの食品についても,喫食期間は黄体期開始日より月経開始までの約14日間であった。心理指標として,黄体期後期の気分状態を調べるために,POMS2(Profile of Mood States Second Edition)日本語版短縮版を用いた。その結果,「怒り-敵意」において1%水準で,「混乱-当惑」および「緊張-不安」において5%水準で有意差が認められ(いずれも効果量は中),鉄分含有条件における月経前7日間の気分状態はプラセボ条件と比較して良好であることが確認された。
  • 日本心理学会第81回 大会 2017年9月
  • 研究代表者, 奥田亮, 共同研究者, 川上正浩, 坂田浩之, 佐久田祐子
    日本心理学会第74大会 2010年9月
    大学生活に充実感を感じるためには,所属大学への帰属感を高めることが重要であることが平成20年の研究から明らかにされている。そこで新入生の帰属感を高めるためのプログラムを探索的に開発し,その効果を検証することを目的として研究を行った。帰属感を高めるVTRの作成,プログラム内容の検討を経て実施し,プログラム前後での帰属感の変化を分析した。その結果,プログラム実施により大学へのフィット感が高まる傾向が見られたが,同時に不安感も高まるという結果が得られた。プログラムに使用したVTRに改良を加えて次年度更なる検討を行う必要性が明らかとなった。
  • 研究代表者, 川上正浩, 共同研究者, 坂田浩之, 佐久田祐子, 奥田 亮
    日本教育心理学会第52回総会 2010年8月
    初動教育研究の一環である新入生学外オリエンテーションの効果研究において,その指標となる大学生活充実度尺度の再検討を行った。従来用いてきた尺度では,その因子構造が対象学年によって大きく異なるなどのばらつきがみられたため,大学4年度分のデータを再分析し,年度を越えて共通する因子および一貫してその因子負荷量が高い項目を抽出することで,短縮版大学生活充実度尺度を作成した。
  • 研究代表者, 川上正浩, 共同研究者, 坂田浩之, 佐久田祐子, 奥田 亮
    日本教育心理学会第51回総会 2009年9月
    平成19年日本教育心理学会発表の研究では,学生の大学生活に対する充実感が入学から卒業までどのように推移するのかについて調べるため,大学1回生~4回生を対象に横断的に調査を実施しているが,本研究では特定の学年に対象を絞り縦断的に大学生活充実度の4年間にわたる推移について調査を行った。その結果,先行研究と同様に全体を通じて学生生活は最終学年である4回生において最も充実度が高まることが示された。しかし先行研究結果とは異なり,交友満足度において本研究ではゼミに分属される3年次での高まりが認められなかった。ゼミ分属による変化は必ずしもポジティブなものでないことが推測されるため,それぞれの学生がゼミ分属をどのように経験しているかをきめ細かくすくい上げる分析の必要性も明らかとなった。
  • 研究代表者, 川上正浩, 共同研究者, 坂田浩之, 佐久田祐子, 奥田 亮
    日本心理学会第73回大会 2009年8月
    新入生オリエンテーション内においても活用可能な,所属学科に対する学生の帰属感高揚プログラムを開発することを目的とし,探索的なプログラムの企画・実施とその効果測定を行った。異なる2群に対してプログラムを実施した結果,一方の群において大学生活の適合感が上昇するという結果が得られた。本プログラムは自らが当該学科へと進路選択し現在在籍していることが「間違いでなかった」と保証する効果をもたらし,その結果として大学への期待感や適合感が増大したと考えられる。一方の群においては適合感の上昇が認められなかったこと,また帰属感そのものの上昇が認められなかったことについて,更なるプログラムの改訂の必要性が明らかにされた。
  • 研究代表者, 川上正浩, 共同研究者, 坂田浩之, 佐久田祐子, 奥田 亮
    日本教育心理学会第50回総会 2008年10月
    平成19年に開催された教育心理学会にて発表を行った研究と同様の手順により,その翌年の同時期に1回生から4回生のすべての学年を対象とした横断的に調査を実施した。大学生活充実度の学年間の差異の更なるを検討した結果,全体を通じて学生生活は最終学年である4回生において最も充実感が高まり,さらに学業に関する満足感は2回生から3回生においても上昇することが示され,先行研究結果を支持された。また,不安に関しては平成19年度と平成20年度で差が見られたため,コホート差が存在する可能性が考えられ,更なる研究の必要性が明らかにされた。
  • 研究代表者, 坂田浩之, 共同研究者, 佐久田祐子, 奥田 亮, 川上正浩
    日本心理学会第72回大会 2008年9月
    宿泊を伴う新入生オリエンテーションにおいて体験の要となる,まだよく見知らぬ新入生同士での宿泊という要素に着目し,これが大学新入生にどのように体験されるかを明らかにすることを通して,適切な新入生オリエンテーションの形態を考察した。結果から,宿泊にはポジティブな要因とネガティブな要因が同時に存在しており,いかにポジティブさを損なわずに,ネガティブさを減少させる手だてを考えるかが重要であることが明らかにされた。今後の学外オリエンテーション運営にとって有意義な結果を導き出した。
  • 研究代表者, 佐久田祐子, 共同研究者, 奥田 亮, 坂田浩之, 川上正浩
    日本心理学会第71回大会 2007年9月
    新入生オリエンテーションにおける諸成果が,オリエンテーション前後の大学生活充実度の変動にどのような影響を及ぼしているのかを調べるため,大学1回生を対象に調査を行った。その結果,新入生オリエンテーションにおいて所属する学科への帰属感が高まったり,教員との会話・交流が促進されたりすることによって,大学へのフィット感(大学生活や学びに対する期待感や適合感)が高いレベルのまま維持されることが示された。調査時期が入学から一ヵ月後の5月という不適応を起こしやすい時期であったことからも,その時期に新入生の大学に対するフィット感の低下を抑止する要因が明らかにされた意義は大きいと考えられた。
  • 研究代表者, 川上正浩, 共同研究者, 坂田浩之, 佐久田祐子, 奥田 亮
    日本教育心理学会第49回総会 2007年9月
    女子大学の心理学科に所属する1回生から4回生を対象に①全学年を通しての大学生活充実度の構造を探索すること,②大学生活充実度の学年間の差異を検討すること,の2点を目的として横断的調査を実施した。その結果,大学生活充実度は大学への"フィット感""学業満足""交友満足""不安"の4因子によって構成されることが示された。そして,学年が上がるにつれて大学への全般的な適合感(フィット感)が高まり不安は和らぐこと,学業や交友関係については2回生から3回生にかけて,ひとつの転機を迎えることが明らかになり,これらの結果については,ゼミ活動との関連から解釈可能であると考察された。
  • 研究代表者, 奥田 亮, 共同研究者, 川上正浩, 坂田浩之, 佐久田祐子
    日本心理学会第70回大会 2006年11月
    大学における新入生を対象としたオリエンテーションについての一連の研究発表の第二回目である。新入生オリエンテーションにおいて新入生たちが得たと感じた成果を測定するためのオリエンテーション成果尺度と,前年に同学会で発表された大学生活充実度尺度を用いて行われた,大学生活に新入生オリエンテーションが及ぼす影響に関する調査について発表した。その結果,共分散構造分析により,最も適合性が高かったモデルを採用したところ,新入生オリエンテーションがその後の大学生活の充実に効果をもたらすことが示された。特に新入生同士が親密になり学科に帰属感が高まることで,大学生活の学業・適応面に肯定的な効果があることが示唆された。
  • 研究代表者, 佐久田祐子, 共同研究者, 赤松阿維, 大久保裕子, 高倉綾
    日本心理学会第70回大会 2006年11月
    あがりに対する緩衝要因の存在を想定し,公的自己意識との関係の検討を行った。また,あがりやすさを多面的に測定するための尺度の作成も試みた。結果から,あがりやすさは公的自己意識の高さによって一義的に決定されるものではないことが明らかにされた。また,あがり対策の1つとして自己効力感を高めることが有効である可能性が示唆された。
  • 研究代表者, 赤松阿維, 共同研究者, 佐久田祐子
    日本健康心理学会第19回大会 2006年9月
    制御欲求,自己志向的完全主義,ストレス対処方略の関係を調査により検証した上で,制御不可能な場面でのストレス反応を実験によって調べることを目的とした。その結果,完全欲求,失敗過敏,行動疑念傾向の高い者は制御不可能な状況に直面すると自責によりストレス反応を高めることが明らかにされた。
  • 研究代表者, 大久保裕子, 共同研究者, 佐久田祐子
    日本健康心理学会第19回大会 2006年9月
    制御不可能な状況における高制御欲求者の原因帰属スタイルがストレス反応に及ぼす影響を調べるために実験を行った。その結果,制御欲求が高いほど,自分の置かれた状況の原因を自己に帰属させる傾向の見られることがわかった。また,それが問題焦点型コーピングへの固執性を高め,ストレス反応を高くしているという関係性も明らかにされた。
  • 研究代表者, 東内由佳, 共同研究者, 佐久田祐子
    日本健康心理学会第19回大会 2006年9月
    職場ストレスと自己志向的完全主義がバーンアウトに与える影響についての検討を行った。その結果,バーンアウトに対して職場ストレスは有意な正の影響を与えるものの,自己志向的完全主義からの影響は見られなかった。しかし自己志向的完全主義は職場ストレスに正の影響を与えることから,バーンアウトへの間接的影響が示唆された。
  • 研究代表者, 川上正浩, 共同研究者, 坂田浩之, 佐久田祐子, 奥田 亮
    日本心理学会第69回大会 2005年9月
    大学における新入生を対象としたオリエンテーションについての一連の研究発表の第一回目である。本発表では,新入生オリエンテーションの効果を測定するために必要となる,大学生活充実度尺度の構成を提示した。まず47項目からなる質問紙を作成したこと,それを用いて調査が実施され,得られたデータについて因子分析等の統計的処理を行った結果,交友満足,学業満足,適応,不安,可能性の5因子が抽出されたことが報告された。
  • XXVⅡInternatonal Congress of Psychology 2000年7月
    Lazarusらによって分類されたストレス対処の機能,問題中心型と情動中心型の対処法略は,同じストレス状況下においてもいずれを採用するかは個人の特性に依存されると言われている。しかし、対処方略の選択性は状況の特性にも相当な影響を受けると考えられる。そこで、質問紙調査を実施し、それぞれの対処方略がどの程度状況の特性に影響を受けやすいのか調べた。その結果、問題中心型の対処方略は状況の特性に影響を受けやすいことが明らかにされた。
  • 第15回 日本ストレス学会学術総会 1999年11月
    Lazarus, R.S.式のストレス対処スタイル測定表では状況特異的な対処方略を個人の対処スタイルであるとして測定してしまう可能性が考えられる。そこでこの問題点を改良し新様式を作成し,従来の様式とあわせて103名の被験者に課し,両様式から得られた結果の差異を検討した。統計的な検定の結果,ある特定の状況で採用される対処方略から個人の対処スタイルを推測する従来の方法に無理のあることが明らかにされた。
  • 児玉昌久, 佐久田祐子
    日本心理学会第60回大会 1996年9月
    特養入居者の排泄自立意欲の強さは,身体的機能のレベルに大きく依存することを明らかにした。身体的機能が高い者ほど排泄自立訓練等への参加に意欲を抱いているが,身体機能が低下している者は概ね排泄自立に対するあきらめ感が強く,そのような者への心理的サポートの必要性を示唆した。担当部分:共同研究につき,本人担当部分抽出不可能
  • 共同発表, 児玉昌久, 佐久田祐子
    日本心理学会第60回大会 1996年9月
    特別擁護老人ホーム入居者のうち,排泄が自立していない者を対象に質問紙面接調査を実施した。排泄自立意欲の低い者ほど失禁に対するあきらめ感の強いことが明らかにされた。 担当部分:共同研究につき,本人担当部分抽出不可能
  • 児玉昌久, 佐久田祐子
    第4回日本介護福祉学会大会 1996年9月
    全国調査の結果から,特別養護老人ホームの排尿介護の現状を統計的に示した。その結果,失禁者を排尿自立に向けて努力を行っている施設は少なく,失禁者の心理的ストレスへの配慮の低さが目立った。担当部分:共同研究につき,本人担当部分抽出不可能
  • 児玉昌久, 佐久田祐子
    第4回日本介護福祉学会大会 1996年9月
    新たな失禁の理論的モデルを実証するために,全国約3000ヶ所の特別養護老人ホームに対し質問紙を郵送し調査を実施した。その結果から,機能的な排泄障害のほかに,心理的ストレスが原因となる行動上の問題点にも着目し,失禁の行動学的分類の裏づけを行った。担当部分:共同研究につき,本人担当部分抽出不可能
  • 児玉昌久, 佐久田祐子
    第4回日本介護福祉学会大 1996年9月
    従来の失禁の分類の問題点を指摘し,行動的側面からの分類を提案した。 担当部分:共同研究につき,本人担当部分抽出不可能
  • 児玉昌久, 佐久田祐子
    老年社会科学会第38回大会 1996年9月
    全国調査から明らかにされた問題点より,尿失禁対策プログラムの提案を行った。プログラムでは,フローチャートにより失禁のタイプ分類を行い,次にタイプ別の対策を提案した。プログラムでは,身体的なアプローチのほか,心理的ストレスの軽減といった心理的アプローチも組み込まれている。 担当部分:共同研究につき,本人担当部分抽出不可能
  • 共同発表, 児玉昌久, 佐久田祐子
    日本心理学会第59回大会 1995年10月
    ストレス対処スタイルの違いがストレス状況下における情動反応にどう影響を及ぼすのか,被験者に心理的ストレス刺激(映像)を与え,その際のストレス反応として被験者の表情を指標にとった。ストレス場面で採用できる対処方略を操作し,個人の対処スタイルと対処方略とが一致している場合にストレス低減効果の大きいことを明らかにした。また表情を表出するものほど心理的・生理的ストレス反応が大きいことが示された。担当部分:研究計画,実験,データ処理,発表を担当。共同研究者は研究全体を通して助言を行った。
  • 共同発表, 児玉昌久, 佐久田祐子
    第11回 日本ストレス学会学術総会 1995年10月
    ストレス状況下にある被験者の瞬目率を指標とし,ストレス対処スタイルの違いがストレス状況下における情動反応にどう影響を及ぼすのか,実験を行った。ストレス場面で採用できる対処方略を操作し,個人の対処スタイルと対処方略とが一致している場合にストレス低減効果の大きいことを明らかにした。また情動中心型対処スタイルの者ほど瞬目率が高くストレス反応の大きいことが示された。担当部分:研究計画,実験,データ処理,発表を担当。共同研究者は研究全体を通して助言を行った。
  • 共同発表, 児玉昌久, 佐久田祐子
    第9回 日本ストレス学会学術総会 1993年11月
    エイズ患者に対して抱かれる心理的距離はどのような要因により決定されるのか,一般男女大学生を対象に質問紙調査を実施した。従来エイズに関する知識が心理的距離を決定する要因ではないかと考えられていたが,調査の結果から知識は心理的距離を決定する重要な要因ではないことが明らかにされた。担当部分:研究計画,実験,データ処理,発表を担当。共同研究者は研究全体を通して助言を行った。
  • 共同発表, 児玉昌久, 佐久田祐子
    International Congress of Health Psychology 1993年7月
    ストレス対処過程について,個人の対処スタイルと,特定状況における対処方略との一致不一致がストレス反応に及ぼす影響を,質問紙調査,実験により明らかにした。その結果,対処スタイルと対処方略とが一致した場合にのみストレス低減効果の見られることが心理指標により示された。担当部分:研究計画,実験,データ処理,発表を担当。共同研究者は研究全体を通して助言を行った。
  • 共同発表, 児玉昌久, 佐久田祐子
    International Congress of Biobehavioral Self Control and Health 1993年7月
    ストレスフルな作業遂行時に音楽を呈示することにより,リラクセーション効果を生体にもたらすことができるかどうか,心理・生理指標を用いて検討した。結果,ストレス課題遂行時,リラクセーション音楽を呈示した方が,呈示しない場合と比べ有意にリラクセーション効果を導くことが明らかにされた。担当部分:研究計画,実験,データ処理,発表を担当。共同研究者は研究全体を通して助言を行った。

社会貢献活動

 1

教育方法の実践例

 12
  • 件名
    研究室の開放
    年月日(From)
    2000/04
    概要
    研究室の扉を開放しておくことで学生たちが気軽に訪問しやすい雰囲気作りを行い、さらに学生たちが座って学習できるスペースを研究室内に設けておくことで、教員との距離および学生間の距離を縮めていく工夫を行った。学生たちをお客さん扱いするのではなく、管理能力を持たせるような配慮を行ったため、自由に研究室を出入りするうちに、縦の関係はもちろんのこと、横のラインでの切磋琢磨が可能となった。
  • 件名
    レポートの書き方資料の作成と、卒業論文形式のアウトライン作成
    年月日(From)
    2001/04
    概要
    実験実習のレポート書き方についての指導書を作成した。この資料を元に、レポート指導の時間を特別に設定し、きめ細やかなレポート指導の実現を可能とした。
  • 件名
    自習も可能なデータ解析実習指導教材の作成
    年月日(From)
    2002/04
    概要
    データ解析実習では、かなり高度な内容を取り扱っているため、毎週1コマだけでは、検定の統計的意味を理解させ、さらに統計ソフトの操作を習熟させることはかなり条件的に難しい。また、一度でも欠席すると、次の回の実習内容についてくることも厳しくなる。そこで、授業時間外での自習を学生たちが行いやすくするため、独自の教材を作成し、指導を行った。
  • 件名
    BBS機能を利用した卒論指導
    年月日(From)
    2005/09
    概要
    演習?の、卒論指導をきめ細かく行うために、毎週の演習の時間以外に、進捗報告を掲示板に書き込ませ、教員やゼミ生がそれに対するコメントをつけていくという方式をとった。この方法により、ゼミ生同士の進捗状況が把握しやすくなるため、お互いの刺激にもなることが明らかになった。この方式を用いれば、休み期間中のやりとりも可能であるし、教員がフォローできない場合でも、他のゼミ生からのフォローを受けることも可能である。実際にこの方式で卒論指導を受けた学生たちの評判も非常に良好であった。
  • 件名
    所属学科への帰属感を高める教育プログラムの実施
    年月日(From)
    2008/12
    概要
    大阪樟蔭女子大学人間科学部心理学科「心理統計法B」(川上正浩准教授担当,1回生対象,半期の必修科目,2単位)において実践した。心理学科1回生に対し,所属学科への帰属感を高めるため,3・4回生および卒業生にインタビューを行い,「心理学を学んでよかったこと」「1回生へのメッセージ」などの質問に答えてもらった様子や,ゼミ風景をビデオ撮影し,それを編集した映像を流した。プログラム実施当日は,同時刻に必修科目を担当していた関係でゲストスピーカーとしては授業に参加できなかったが,前日までのプログラム作成に携わった。
  • 件名
    所属学科への帰属感を高める教育プログラムの実施
    年月日(From)
    2010/07
    概要
    継続して実施している帰属感高揚プログラムの再考および使用ビデオの再編集を行った。当該年度1回生を対象にプログラムを実施し,当日はゲストスピーカーとして授業に参加した。
  • 件名
    研究室の開放
    年月日(From)
    2000/04
    概要
    研究室の扉を開放しておくことで学生たちが気軽に訪問しやすい雰囲気作りを行い、さらに学生たちが座って学習できるスペースを研究室内に設けておくことで、教員との距離および学生間の距離を縮めていく工夫を行った。学生たちをお客さん扱いするのではなく、管理能力を持たせるような配慮を行ったため、自由に研究室を出入りするうちに、縦の関係はもちろんのこと、横のラインでの切磋琢磨が可能となった。
  • 件名
    レポートの書き方資料の作成と、卒業論文形式のアウトライン作成
    年月日(From)
    2001/04
    概要
    実験実習のレポート書き方についての指導書を作成した。この資料を元に、レポート指導の時間を特別に設定し、きめ細やかなレポート指導の実現を可能とした。
  • 件名
    自習も可能なデータ解析実習指導教材の作成
    年月日(From)
    2002/04
    概要
    データ解析実習では、かなり高度な内容を取り扱っているため、毎週1コマだけでは、検定の統計的意味を理解させ、さらに統計ソフトの操作を習熟させることはかなり条件的に難しい。また、一度でも欠席すると、次の回の実習内容についてくることも厳しくなる。そこで、授業時間外での自習を学生たちが行いやすくするため、独自の教材を作成し、指導を行った。
  • 件名
    BBS機能を利用した卒論指導
    年月日(From)
    2005/09
    概要
    演習?の、卒論指導をきめ細かく行うために、毎週の演習の時間以外に、進捗報告を掲示板に書き込ませ、教員やゼミ生がそれに対するコメントをつけていくという方式をとった。この方法により、ゼミ生同士の進捗状況が把握しやすくなるため、お互いの刺激にもなることが明らかになった。この方式を用いれば、休み期間中のやりとりも可能であるし、教員がフォローできない場合でも、他のゼミ生からのフォローを受けることも可能である。実際にこの方式で卒論指導を受けた学生たちの評判も非常に良好であった。
  • 件名
    所属学科への帰属感を高める教育プログラムの実施
    年月日(From)
    2008/12
    概要
    大阪樟蔭女子大学人間科学部心理学科「心理統計法B」(川上正浩准教授担当,1回生対象,半期の必修科目,2単位)において実践した。心理学科1回生に対し,所属学科への帰属感を高めるため,3・4回生および卒業生にインタビューを行い,「心理学を学んでよかったこと」「1回生へのメッセージ」などの質問に答えてもらった様子や,ゼミ風景をビデオ撮影し,それを編集した映像を流した。プログラム実施当日は,同時刻に必修科目を担当していた関係でゲストスピーカーとしては授業に参加できなかったが,前日までのプログラム作成に携わった。
  • 件名
    所属学科への帰属感を高める教育プログラムの実施
    年月日(From)
    2010/07
    概要
    継続して実施している帰属感高揚プログラムの再考および使用ビデオの再編集を行った。当該年度1回生を対象にプログラムを実施し,当日はゲストスピーカーとして授業に参加した。

作成した教科書

 3
  • 件名
    データ解析実習用教材
    年月日(From)
    2001/04
    概要
    平成13年4月より毎年改訂.データ解析のためのソフトであるSPSSの操作方法と、データ分析の各種手法、統計的な解説など、仮に授業を欠席したとしても、この教材さえ入手すれば授業内容を習得することが可能なまでの、詳細な教材を作成した。この教材は、データ解析実習受講生である2回生を対象として作成されたが、現在心理学科4回生にて義務付けられている卒業論文作成時に、データ収集・処理を行う学生にとっても非常に役に立つ資料となっており、3年間活用できる大変有用なものであると考えられる。
  • 件名
    心理学基礎実験実習「大阪樟蔭女子大学版 レポートの書き方」冊子
    年月日(From)
    2001/04
    概要
    実験レポートの書き方について、細かい決まりごとを1つの冊子にまとめあげた。この冊子は、心理学科1回生の配当科目である、心理学基礎実験実習にて役立つのはもちろんのこと、心理学科4回生に義務付けられている卒業論文の基本構成についてのガイドラインとしても指定されており、4年間活用できる大変有用な資料であると考えられる。(添付資料参照)
  • 件名
    心理学専攻大学生・卒業生へのインタビュー映像(川上正浩・奥田亮・坂田浩之との共同制作)
    年月日(From)
    2008/12
    概要
    所属学科への帰属感を高める教育プログラムの一貫として行った特別授業「心理学と私」の教材として作成した。実際に実施されているゼミを取材したり,心理学専攻大学生・卒業生に「心理学を学んでよかったこと」などのインタビューを行い,その様子をビデオ撮影し,編集した。

実務経験を有する者についての特記事項(教育上の能力)

 23
  • 件名
    大阪樟蔭女子大学公開講座
    年月日(From)
    2003/06/14
    概要
    「現代人とストレス」というテーマで講演を行った。現代社会を生きる我々が、多様化しているストレス源をうまく処理しつつ、それらと共存していくためにはどうすれば良いのかを考えていくために、なぜ我々はストレスを感じるのか、どのようなメカニズムがあるのか、ストレス反応の個人差要因にはどのようなものがあるのかついての講義と、ストレスセルフッチェックの実施を行った。
  • 件名
    奈良県女性センター主催 アフター5わくわくサロン
    年月日(From)
    2003/10/22
    概要
    「ストレスと上手くつきあう法を学ぶ」というテーマの全2回シリーズであった。第1回目は、ストレスとは何か、その仕組みとストレス度のセルフチェックについての講演を行った。参加者は約50名であった。
  • 件名
    奈良県女性センター主催 アフター5わくわくサロン
    年月日(From)
    2003/11/19
    概要
    「ストレスと上手くつきあう法を学ぶ」というテーマの全2回シリーズであった。第2回目は、ストレス緩和のための種々の技法について、実習を交えての講演を行った。参加者は約50名であった。
  • 件名
    奈良県 富雄北女性学級主催
    年月日(From)
    2004/01/27
    概要
    「ストレスと上手につきあう−女性のメンタルヘルス」というテーマで講演を行った。ストレスの仕組みと解消法、とりわけ女性特有のストレスに焦点をあてて講演を行った。参加者は約40名であった。
  • 件名
    奈良県生駒市鹿の台 福祉学習会そよかぜの町主催
    年月日(From)
    2004/02/24
    概要
    「ストレスと上手につきあう法」というテーマで講演を行った。ストレスの仕組みおよびストレス解消法の講義と、自律訓練法をはじめとした種々のストレス解消法の実習を行った。参加者は約30名であった。
  • 件名
    奈良県安全運転管理者等講習会
    年月日(From)
    2004/06
    年月日(To)
    2004/09
    概要
    「危険予測とその新しい訓練法」というテーマで,安全運転管理者を対象とする交通安全講習会を行った。奈良県内各地で実施される講習会のうち,4地区を担当した。
  • 件名
    奈良県女性センター主催 アフター5わくわくサロン
    年月日(From)
    2004/06/10
    概要
    「ストレス対処法のススメ」といテーマの全2回シリーズであった。第1回目は「実践!自律訓練法」というテーマで、自律訓練法とは何か、解説および実習を行った。参加者は約50名であった。
  • 件名
    奈良県女性センター主催 アフター5わくわくサロン
    年月日(From)
    2004/07/08
    概要
    「ストレス対処法のススメ」というテーマの全2回シリーズであった。第2回目は「実践!漸進的筋弛緩法」というテーマで、ストレス解消のための講義と漸進的筋弛緩法の実習を行った。参加者は約50名であった。
  • 件名
    奈良県統計課 調査員合同指導会
    年月日(From)
    2004/09/22
    概要
    「ストレス解消法」というテーマで講演を行った。個人情報保護法の施行もあって、県の統計課調査員が経験するストレスは非常に強く、ストレス解消のための知識が強く求められていたため、そのことを中心に講義を行った。また、こういった職種特有のストレスについての講義と、自律訓練法の実践について実習を交えながら解説を行った。参加者は調査員約20名であった。
  • 件名
    奈良県奈良市 都跡公民館主催
    年月日(From)
    2004/09/25
    概要
    「あなたの心の元気度は?−ストレスの原因を探り、日々の生活をより豊かに−」というテーマで講演を行った。ストレスの仕組み、ストレスを放置するとどのようなことになるのか、ストレス解消の手立てはどういったものがあるのかなど、講義スタイルの講演を行った。参加者は近隣住民の約20名であった。
  • 件名
    奈良県奈良市 都跡公民館主催
    年月日(From)
    2004/10/16
    概要
    「家庭でも実践!−かんたん訓練法で今日も楽しく−」というテーマで講演を行った。ストレス解消のための種々の技法について、その場で少しでも体得していってもらうため、実践中心の講演を行った。参加者は近隣住民の約20名であった。
  • 件名
    大阪樟蔭女子大学学術研究会主催 人間科学ワークショップ
    年月日(From)
    2005/02
    概要
    心理学科の学生が新入生対象のオリエンテーションに対してどのような期待を持っているのか、またオリエンテーションを経験した一回生がそこで何を得たのか調査を行った。その結果,学生の抱いている期待や獲得感に関する基礎データと、それらを構成する下位要素がどのように体系づけられているかが明らかにされた。さらに、こうしたオリエンテーションに対する態度と、パーソナリティなどの個人特性との関連について吟味を行った。オリエンテーションの実施の指針ともなるこうした研究成果について報告を行った。
  • 件名
    奈良県宇陀市(旧宇陀郡榛原町)春秋会主催
    年月日(From)
    2005/02/14
    概要
    「高齢者の健康について」というテーマで講演を行った。とりわけ心の問題、介護問題から派生するストレスについて焦点をあて、さらにそういった場合に有効なストレス解消法の実習も行った。参加者は春秋会所属の約30名であった。
  • 件名
    奈良県安全運転管理者等講習会
    年月日(From)
    2005/06
    年月日(To)
    2005/09
    概要
    「追突しない・されない運転法」というテーマで,安全運転管理者を対象とする交通安全講習会を行った。奈良県内各地で実施される講習会のうち,3地区を担当した。
  • 件名
    大阪樟蔭女子大学学術研究会主催 人間科学ワークショップ
    年月日(From)
    2006/02/10
    概要
    前年度の人間科学ワークショップに引き続き、研究成果の報告を行った。今年度新たに報告した内容は、オリエンテーションを経験したことによって、後の学生生活がいかに充実したものとなっているかを測定するための尺度「学生生活充実度尺度」の作成についてと、それを用いた分析結果、すなわちオリエンテーションで何が得られたかという獲得感が、後の学生生活における満足感とどう結びついているのかについての結果を発表し、成果報告とした。
  • 件名
    奈良県桜井市人権課主催
    年月日(From)
    2006/02/24
    概要
    男女共同参画セミナーの第1回目「ストレスとうまくつきあう方法」について講演を行った。人がストレスを受けるとどのような変化が生じるのかなど、基本的な仕組みから、対処行動についてまで幅広く講演を行った。参加者は約30名であった。
  • 件名
    奈良県桜井市人権課主催
    年月日(From)
    2006/03/10
    概要
    男女共同参画セミナーの第2回目「実践!ストレス解消法」について講演を行った。自律訓練法を中心とした、種々のストレス解消法についての講義および実習を行った。参加者は約30名であった。
  • 件名
    奈良県安全運転管理者等講習会
    年月日(From)
    2006/06
    年月日(To)
    2006/09
    概要
    「薄暮・夜間運転の危険予測」というテーマで,安全運転管理者を対象とする交通安全講習会を行った。奈良県内各地で実施される講習会のうち,3地区を担当した。
  • 件名
    奈良県安全運転管理者等講習会
    年月日(From)
    2007/06
    年月日(To)
    2007/09
    概要
    「二輪車との事故をどう防ぐか」というテーマで,安全運転管理者を対象とする交通安全講習会を行った。奈良県内各地で実施される講習会のうち,3地区を担当した。
  • 件名
    奈良県安全運転管理者等講習会
    年月日(From)
    2008/10
    年月日(To)
    2008/12
    概要
    「対高齢者事故を防ぐ」というテーマで,安全運転管理者を対象とする交通安全講習会を行った。奈良県内各地で実施される講習会のうち,3地区を担当した。また,使用テキストの一部の執筆も担当した。

その他(教育上の能力)

 1
  • 件名
    海外語学研修引率
    年月日(From)
    2002/08
    概要
    大阪樟蔭女子大学国際交流委員会主催のアイルランド語学研修として、アイルランド・スライゴー大学に学生10名を引率した。

資格・免許

 1
  • 件名
    日本心理学会認定心理士 資格取得(認定番号562号)
    年月日
    1993/07/17
    概要
    社団法人日本心理学会認定委員会

実務経験を有する者についての特記事項(職務上の実績)

 1
  • 件名
    実務家教員についての特記事項
    年月日(From)
    1995/06
    年月日(To)
    1997/03
    概要
    財団法人パブリックヘルスリサーチセンター・ストレス科学研究所にて、平成8年度および9年度老人保健健康増進等事業(健康保険組合連合会)からの受託研究に従事した。研究目的は、要介護者の排泄自立を促すことで心の健康を促進させるというものであった。排泄状況の実態を把握するため、全国規模の調査を行い、結果の分析を行った。また、バイオフィードバック法を用いた排泄自立のための機器開発と、その効果の検討にも携わった。2年間を通じて得られた研究成果は、後に全国の特別養護老人ホーム関係者に対して講演会を開き、実態の報告と改善