2016年1月 - 2019年3月
砂漠の風土と芸術創造の関連性に関する探究。単著『砂漠芸術論』(彩流社、2018年)上梓。映画を含む芸術を、和辻哲郎が論じた風土と環境から読み解く芸術人類学の新たなる試み。人類の文明は砂漠で成立した。古代エジプト、イスラームの美術、唐草文様、オリエンタリズム、シュルレアリズム、ランドアート、アメリカ写真史、ロードムービー、西部劇……逆らいようのない苛酷な砂漠の環境は、宗教を成立させ、芸術の創造にも数々の影響を及ぼしてきた。
砂漠のなかで生まれた芸術、砂漠へ挑んだ西洋画家たち、砂漠を背景に描いた映画やランド・アート、そして砂漠に影響を受けた日本人作家まで、「砂漠」を軸に芸術を読み解く研究。